JP2019038072A - 吸着ノズル組み立て体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 より簡易的に吸着ノズルとフランジとを所定の向きに合わせることが可能な構成の吸着ノズル組み立て体が求められている。【解決手段】 本開示の吸着ノズル組み立て体は、セラミックスからなり、第1端から第2端にわたる貫通孔を有する吸着ノズルと、該吸着ノズルの第2端を含んで内包する筒状のフランジとを備える。前記吸着ノズルは、前記第2端から前記第1端に向かうとともに、前記貫通孔に対向して位置する、一つ以上の平らな第1面を有する。また、前記フランジは、内周面の少なくとも一部に前記第1面に対向する第2面を有する。そして、前記第1面および前記第2面が、前記フランジの回り止め部である。【選択図】 図3

Description

本開示は、吸着ノズル組立体に関するものである。
従来、半導体素子、コンデンサおよび抵抗器などのチップ状の電子部品の搬送には、電子部品搬送機に装着された吸着ノズル組み立て体が用いられている。この吸着ノズル組み立て体は、吸着ノズルとフランジとが組み合わされたものであり、吸引孔となる貫通孔を備える。
そして、近年においては、電子部品の吸着の信頼性を上げるべく、電子部品の形状に合わせて吸引孔の形状が、円状ではなく、矩形状やカプセル状のものが用いられている。そのため、吸着ノズルとフランジとは、単に組み合わせるのではなく、所定の向きに合わせる必要があった。
本出願人は、吸着ノズルまたはフランジの一方が、吸着ノズルの挿入方向と直行する方向で、他方に向けて突出する突出部を有しているとともに、吸着ノズルまたはフランジの他方が突出部と対応する受け部を有し、突出部と受け部の嵌め合わせにより、所定の向きに合わせることができる構成を提案している。
特許第6039353号公報
電子部品の小型化が進むに伴い、吸着ノズルの小型化が進んだ場合、突出部および受け部の形成が困難になるおそれがあるため、より簡易的に吸着ノズルとフランジとを所定の向きに合わせることが可能な構成が求められている。
本開示の吸着ノズル組み立て体は、セラミックスからなり、第1端から第2端にわたる貫通孔を有する吸着ノズルと、該吸着ノズルの第2端を含んで内包する筒状のフランジとを備える。前記吸着ノズルは、前記第2端から前記第1端に向かうとともに、前記貫通孔に対向して位置する、一つ以上の平らな第1面を有する。また、前記フランジは、内周面の少なくとも一部に前記第1面に対向する第2面を有する。そして、前記第1面および前記第2面が、前記フランジの回り止め部である。
本開示の吸着ノズル組み立て体は、簡易的な構成でありながらも、吸着ノズルとフランジとを所定の向きに合わせることが可能である。
本開示の吸着ノズル組み立て体の一例を示す斜視図である。 図1に示す吸着ノズル組み立て体の縦断面図である。 図1に示す吸着ノズル組み立て体の横断面図である。 図1に示す吸着ノズル組み立て体における吸着ノズルの斜視図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す横断面図である。 本開示の吸着ノズル組み立て体を装着した電子部品搬送機により電子部品を実装する電子部品装着装置の概略図である。
以下、本開示の吸着ノズル組み立て体の実施形態について説明する。
図1は、本開示の吸着ノズル組み立て体の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示す吸着ノズル組み立て体の縦断面図である。図3は、図1に示す吸着ノズル組み立て体の横断面図である。なお、図2、図3における「縦」および「横」とは、吸着ノズル組み立て体の軸方向に沿った方向が「縦」であり、軸方向に直交する方向が横である。また、図2は、吸着ノズル組み立て体の中心軸を含む縦断面図である。また、図3は、図2において符号Bで示す部分の横断面図であり、吸着ノズルについては断面では無いため、ハッチングを施していない。さらに、図3においては、吸着ノズル組み立て体における、吸着ノズルおよびフランジの構成の理解を容易にするため、吸着ノズルを着色して示している。
図1〜図3に示す吸着ノズル組み立て体10は、吸着ノズル1とフランジ2とを備える。吸着ノズル1は、セラミックスからなり、図2に示すように、第1端Aに位置する吸着面1aと、第1端Aから第2端Bわたって位置する貫通孔1bとを備える。また、フランジ2は、図2に示すように、貫通孔2aと内周面2bとを備え、吸着ノズル1の第2端Bを含んで内包する筒状体である。フランジ2が備える貫通孔2aは、吸着ノズル1が備える貫通孔1bとつながっており、電子部品を吸着するための吸引孔として機能する。
また、吸着ノズル1は、図3に示すように、貫通孔1bに対向して位置する、平らな第1面1cを少なくとも一つ有している。ここで、対向とは、貫通孔1bと第1面1cとが互いに向き合っているということであり、例えば、図3において、第1面1cの両端から伸ばした2つの鉛直線に挟まれる場合のことをいう。また、図4の斜視図に示すように、吸着ノズル1における第1面1cは、第2端Bから第1端Aに向かって位置している。なお、図4は第1面1cが段差部まで到達しているが、第1面1cが第2端Bから第1端Aに向かっていればよいものであり、段差部まで到達しないものであってもよい。
また、フランジ2は、内周面2bの少なくとも一部に第1面1cに対向する第2面2cを有する。なお、第2面2cは、平らな面であってもよいし、第1面1cに向かった凸曲面であってもよい。
そして、本開示の吸着ノズル組み立て体10は、第1面1cおよび第2面2cが、吸着ノズル1に対するフランジ2の回り止め部である。このような構成を満たしていることにより、本開示の吸着ノズル組み立て体10は、簡易的な構成でありながらも、吸着ノズル1とフランジ2とを所定の向きに合わせることができる。
なお、吸着ノズル1とフランジ2との組み合わせにおいては、吸着ノズル1の第2端B側をフランジ2に嵌め合わせる方法でもよいが、より強固に固定するという観点から、フランジ2の内周と吸着ノズル1の外周とに、ある程度のクリアランスを設けて接着剤を用いて固定してもよい。
第2面2cは、第1面1cに平行な面であってもよい。このような構成を満たすときに
は、より回り止めの効果が高まる。また、図3に示すような、軸方向に直交する断面において、第2面2cの長さは、第1面1cの長さに近似していた方が、回り止め効果が高まる。ここで、近似とは、第1面1cの長さに対し、第2面2cの長さが95%以上である場合のことをいう。
吸着ノズル1の外周において、第1面1cの周方向における両側は、曲面で繋がれるものであってもよい。このような構成を満たしているときには、第1面1cの周方向における両側に角ばったところが無いため、吸着ノズル1とフランジ2とを組み合わせやすく、かつ組み合わせ時の接触によってカケが生じにくい。
また、曲面で繋がれているとは、図3に示すような横断面図において、第1面1cと隣接する面の接線との角度が110°以上170°以下で繋がれているとも言い換えることができる。
図5は、本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す、横断面図であり、横断面の切断位置は、図3と同じである。図5に示す例の吸着ノズル組み立て体20は、第1面1cと、フランジ2の内周面2bとの間に隙間3を有する。このような構成を満たしているときには、固定にあたって接着剤を用いたとき、適量を超えた場合であっても、吸着ノズル1とフランジ2との間から流れ出にくくなり、流れ出た接着剤を拭き取る作業が生じにくくなる。
図6〜図8は、本開示の吸着ノズル組み立て体の他の例を示す、横断面図であり、横断面の切断位置は、図3と同じである。図6に示す吸着ノズル組み立て体30は、第1面1cを2つ備える例である。図7に示す吸着ノズル組み立て体40は、第1面1cを3つ備える例である。図8に示す吸着ノズル組み立て体50は、第1面1cを4つ備える例である。このように本開示の吸着ノズル組み立て体において第1面1cは、複数であってもよい。
また、図9に示すように、軸方向に直交する方向において、フランジ2および吸着ノズル1の形状と、それぞれの中心とが近似しているときには、フランジ2の肉厚が部位によって近似することとなるため、信頼性が高まる。また、フランジ2が平らな面を有しているときには、この面を電子部品搬送機との組み合わせにおける所定の向きに合わせるための基準面とすることができる。
以上、本開示の吸着ノズル組み立て体について、複数の例について説明したが、以下の説明においては、上述した吸着ノズル組み立て体に共通する事項であることから、符号100を付して説明する。
本開示の吸着ノズル組み立て体100における第1面1cは、粗さ曲線から求められる算術平均粗さRaが0.04μm以上0.18μm以下であってもよい。このような構成を満たすときには、固定にあたって接着剤を用いたとき、組み合わせを含む取り扱い時に吸着ノズル1の表面からの脱粒が少なく、高い接着力を有する。
また、本開示の吸着ノズル組み立て体100における第1面1cは、粗さ曲線から求められるスキューネスRskが−1以上1以下であってもよい。粗さ曲線から求められるスキューネスRskが−1以上1以下の面性状とは、尖りすぎていない山が適度に存在するため、固定にあたって接着剤を用いたときに高い接着力を有する。
ここで、本開示における粗さ曲線から求められる算術平均粗さRaおよび粗さ曲線から求められるスキューネスRskとは、株式会社東京精密製のSURFCOM 1400D
という接触式の測定器を用いて得られた値である。そして、測定条件としては、触針径が2μmの触針を用い、測定長さを0.25mm、カットオフ波長の値を0.025mm、走査速度を0.06mm/秒、傾斜補正を最小二乗曲線補正に設定したものである。なお、第1面1cにおいて、少なくとも3ヵ所以上測定し、その平均値を算術平均粗さRaおよびスキューネスRskの値とする。
また、本開示の吸着ノズル組み立て体100における吸着ノズル1は、第1面1cを有している部分にあたる貫通孔1bが、第1面1cを有している部分の外周形状と向きおよび形が同じであってもよい。このような構成を満たしているときには、吸着ノズル1の肉厚は揃うこととなることから、今以上に電子部品の小型化が進んだり、搬送速度を向上させたりするために求められる、吸着ノズル1の薄肉化に応えることができる。
具体的には、吸着ノズル1において、貫通孔1b形状と外周形状が異なったり、外周形状と貫通孔1bの向きが異なったりした場合、貫通孔1bから外周までの距離である厚みが異なることとなるが、上記構成を満たしているときには、吸着ノズル1の肉厚は揃うこととなる(図1および図10を参照)。なお、ここで向きおよび形が同じとは、厳密に合っていなければならないというものではなく、角部形状が異なるなどの近似形状を含む概念である。
次に各部材の材質について説明する。まず、フランジ2は、例えば、ステンレス、アルミニウム合金などの金属部材からなる。次に吸着ノズル1は、セラミックスからなり、例えば、ジルコニア質セラミックス、アルミナ質セラミックス、ジルコニア−アルミナ複合質セラミックスおよび炭化珪素質セラミックスなどが挙げられる。ここで、ジルコニア質セラミックスとは、ジルコニアを主成分としたセラミックスのことであり、他も同様である。なお、ここでいう主成分とは、セラミックスを構成する成分を100質量%とした場合、55質量%以上のことである。また、ジルコニア−アルミナ複合質セラミックスとは、ジルコニアおよびアルミナを含み、ジルコニアとアルミナの含有量の合計が55質量%以上であるもののことであり、ジルコニアの含有量が多い場合のみならず、アルミナの含有量が多いものであってもよい。
そして、吸着ノズル1がジルコニア質セラミックスからなるときには、機械的強度が高いことから、吸着面1bを含む第1端側の部分の径を細くすることができる。
また、ジルコニア質セラミックスが、導電性成分を含むときには、吸着ノズル1が静電気を帯びたとしてもフランジ2を介して除電することができるため、静電気の帯電によって吸着ノズル1に付着した塵埃等により電子部品を汚染したり、並んでいる電子部品の整列を乱して実装位置ずれを起こしたりするおそれを少なくすることができる。ジルコニア質セラミックスからなる吸着ノズル1の具体的な抵抗値は、103Ω以上1011Ω以下で
ある。
ここで、導電性成分とは、例えば、酸化鉄、酸化クロム、酸化チタン、酸化マンガン、酸化ニッケルなどが挙げられる。そしてこれらの導電性成分を含むときには、ジルコニア質セラミックスは暗色系の色調を呈するものとなる。一般的に、電子部品は色調が、明色系であるものが多いことから、吸着ノズル1が暗色系であるときには、後述する電子部品装着装置が備えるCCDカメラおよび画像解析装置による認識エラーや誤動作を少なくすることができる。
また、接着剤としては、ジビニルベンゼン、ビスフェノールF、ポリグリシジルエーテル、ビニルシクロヘキシンジオキシド、ジシクロペンタジエンオキシド、エポキシ樹脂、ウレタン、シリコン、アクリルなどを含有する接着剤が挙げられる。ジビニルベンゼンを
含有する接着剤を用いたときには、弾力性に富み、200℃程度の温度でも塑性変形しないことから、高温の環境下でも吸着ノズル組み立て体100を使用することができる。
また、接着剤が導電性を有するものであってもよい。例えば、Au、Ag、Cu、Ni、Al、Fe、C、Co、Cr、Mo、Pd、Pt、Pb、Sn、Znの単一もしくは複合物からなるものを接着剤に混合して用いればよい。
次に、本開示の吸着ノズル組み立て体を装着した電子部品搬送機により電子部品を実装する電子部品装着装置について、図11の概略図を用いて説明する。
図11に示す電子部品装着装置9は、吸着ノズル組み立て体100を備える電子部品搬送機5と、吸着ノズル組み立て体100に吸着された電子部品4に向けて光を照射するライト6と、電子部品4を映すCCDカメラ7と、CCDカメラ7で撮影した画像を処理するための画像解析装置8とで構成されている。この電子部品装着装置9を用いることにより、トレイ上に並ぶ電子部品4を回路基板の所定位置に実装することができる。
次に、本開示の吸着ノズル組み立て体の製造方法を説明する。
まず、吸着ノズルの製造方法の一例について説明する。安定化剤を含むジルコニア粉末(以下、単にジルコニア粉末と記載する。)を用意する、このとき、安定化剤としてはイットリア、セリア、マグネシアなどを用いればよく、これら安定化剤を2〜8モル%程度含んでいれば実用上で強度的に十分なジルコニア質セラミックスとなる。そして、ジルコニア粉末に溶媒を加えてボールミルやビーズミル等を用いて平均粒径が0.2〜0.5μmとなるまで粉砕し、これを第1のスラリーとする。
次に、酸化鉄、酸化クロムおよび酸化チタンを含む導電性成分粉末に溶媒を加えてボールミルやビーズミル等を用いて平均粒径が0.1〜0.5μmとなるまで粉砕し、これを第2のスラリーとする。なお、導電性成分粉末には、酸化マンガン粉末や酸化ニッケル粉末も用いることができる。ジルコニア粉末と導電性成分粉末との質量比率は、例えば、60:40〜85:15である。
次に、第1のスラリーと第2のスラリーとを混合した後にスプレードライヤーで噴霧乾燥することにより顆粒とする。なお、この混合時に分散剤を加えてもよい。分散剤の添加量としては、例えば、ジルコニア粉末および導電性成分粉末の合計100質量部に対し、0.1〜1.0質量部である。
次に、この顆粒と熱可塑性樹脂とワックス等をニーダに投入して加熱しながら混練して坏土を得る。そして、得られた坏土をペレタイザーに投入することにより、インジェクション成形(射出成形)用の原料となるペレットを得る。なお、ニーダに投入する熱可塑性樹脂としては、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、アクリル系樹脂などを用いることができ、添加量としては、ジルコニア粉末および導電性成分粉末の合計100質量部に対し、10〜25質量部程度添加すればよい。また、ニーダを用いての混練条件は、加熱温度を100〜170℃、混練時間を0.5〜3時間に設定すればよい。
次に、所望形状が得られる金型を備えるインジェクション成形機(射出成形機)にペレットを投入して射出成形して成形体を得る。その後、成形体を脱脂し、大気雰囲気中において、1300〜1500℃の温度で1〜3時間保持して焼成することにより、ジルコニア質セラミックスからなる吸着ノズルを得ることができる。
また、焼成後に湿式バレルや乾式バレルを行なうこともできる。さらに、成形体を得た
後に、第1面となる部分を切削加工したり、焼成後に研磨加工により第1面を形成したりしてもよい。
また、第1面の表面性状は、上記金型における第1面に相当する部分の表面性状の転写により所望の表面性状にすることができる。また、焼成後に湿式バレルや乾式バレルなどの加工を行なうときには、上記金型における第1面に相当する部分の表面性状を、加工による表面性状の変化を考慮したものとすればよい。
次に、金属部材からなる所望形状のフランジを用意して、吸着ノズルとフランジとを組み合わせることにより、本開示の吸着ノズル組み立て体を得ることができる。なお、接着剤を用いる例としては、例えば、ジビニルベンゼンを含有する接着剤を用意し、吸着ノズルにおいてフランジの内周に対向する部分に接着剤を塗布してから、フランジと組み合わせればよい。
1:吸着ノズル
1a:吸着面
1b:貫通孔
1c:第1面
2:フランジ
2a:貫通孔
2b:内周面
2c:第2面
3:隙間
10、20、30、40、50、60、70:吸着ノズル組み立て体
4:電子部品
5:電子部品搬送機
6:ライト
7:CCDカメラ
8:画像解析装置
9:電子部品装着装置

Claims (9)

  1. セラミックスからなり、第1端から第2端にわたる貫通孔を有する吸着ノズルと、
    該吸着ノズルの第2端を含んで内包する筒状のフランジと、を備え、
    前記吸着ノズルは、前記第2端から前記第1端に向かうとともに、前記貫通孔に対向して位置する、一つ以上の平らな第1面を有し、
    前記フランジは、内周面の少なくとも一部に前記第1面に対向する第2面を有し、
    前記第1面および前記第2面が、前記フランジの回り止め部である、吸着ノズル組み立て体。
  2. 前記第2面が、前記第1面と平行である、請求項1に記載の吸着ノズル組み立て体。
  3. 前記第1面が、周方向において曲面で繋がれている、請求項1または請求項2に記載の吸着ノズル組み立て体。
  4. 前記第1面と、前記内周面との間に隙間を有する、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吸着ノズル組み立て体。
  5. 前記第1面は、粗さ曲線から求められる算術平均粗さRaが0.04μm以上0.18μm以下である、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の吸着ノズル組み立て体。
  6. 前記第1面は、粗さ曲線から求められるスキューネスRskが−1以上1以下である、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吸着ノズル組み立て体。
  7. 前記吸着ノズルは、前記第1面を有している部分にあたる前記貫通孔が、前記第1面を有している部分の外周形状と向きおよび形が同じである、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の吸着ノズル組み立て体。
  8. 前記吸着ノズルは、ジルコニア質セラミックスからなる、請求項1乃至請求7のいずれかに記載の吸着ノズル組み立て体。
  9. 前記ジルコニア質セラミックスは、導電性成分を含む、請求項8に記載の吸着ノズル組み立て体。
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