JPH08130196A - シリサイド層の製造方法 - Google Patents

シリサイド層の製造方法

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JPH08130196A
JPH08130196A JP26642294A JP26642294A JPH08130196A JP H08130196 A JPH08130196 A JP H08130196A JP 26642294 A JP26642294 A JP 26642294A JP 26642294 A JP26642294 A JP 26642294A JP H08130196 A JPH08130196 A JP H08130196A
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metal
silicide
oxygen
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Hirobumi Sumi
▲博▼文 角
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、微細領域に、安定してかつ凝集を
起こすことなく均一な膜厚のシリサイド層の形成を図
る。 【構成】 シリコン基体11上にシリサイド化される金属
層14を形成する第1工程で、金属層14を形成する際にシ
リコン基体11と金属層14との間に、酸素および窒素のう
ちの少なくとも一方を含む層として、例えば酸素を含む
層15を設け、第2工程で、シリコン基体11のシリコンと
金属層14の金属とを反応させてシリサイド層16を形成す
る。上記酸素および窒素のうちの少なくとも一方を含む
層の形成方法の一例としては、不純物導入技術として、
例えばイオン注入法によってシリコン基体11と金属層14
との界面近傍に酸素および窒素のうちの少なくとも一方
を導入する方法がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に採用され
るシリサイド層の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】素子の微細化にともない、トランジスタ
の拡散層の長さはますます狭くなっている(シャロー
化)。ゲート配線幅が縮小化しているので拡散層の深さ
を浅く形成しないと、ショートチャネル効果が増大し
て、ソース・ドレイン耐圧が劣化する。例えば、ゲート
配線幅が0.25μmでは拡散層の深さは0.08μm
以下にしなければならない。拡散層のシャロー化にとも
ない、ソース・ドレインのシート抵抗は増大する。その
結果、素子の応答速度が遅くなる問題が発生する。ゲー
ト遅延時間をτpdとすると、動作周波数fが1/τpdに
関係することから、動作周波数の向上が望めなくなる。
これは、マイクロプロセッサ、特に高速動作を要求され
るMPUでは不利になる。その対策として、ソース・ド
レイン上にのみ選択的に低抵抗のチタンシリサイド(T
iSi2 )を形成するサリサイド(SALICIDE)
が注目されている。
【0003】ここで従来のMOSLSIのサリサイドプ
ロセス例を、図7の製造工程図によって説明する。図7
の(1)に示すように、シリコン基板111上に素子分
離領域112、ゲート絶縁膜113、ゲート配線11
4、サイドウォール115,ソース・ドレイン領域11
6,117を形成したMOSトランジスタ118を構成
する。その後、フッ酸(HF)処理によってソース・ド
レイン領域116,117上の自然酸化膜(図示省略)
を除去する。続いてMOSトランジスタ118を覆う状
態にチタン膜121を成膜する。
【0004】次いで熱処理を行って、ソース・ドレイン
領域116,117のシリコン(Si)とチタン膜12
1のチタン(Ti)とを反応させて、図7の(2)に示
すように、低抵抗のチタンシリサイド(以下TiSi2
と記す)層122,123を形成する。その際に、ゲー
ト配線114のシリコンとチタン膜121とが反応を起
こして、ゲート配線114上にもTiSi2 層124が
形成される。
【0005】続いて図7の(3)に示すように、上記処
理を行ったシリコン基板111をアンモニア過水に浸漬
して、未反応なチタン膜121(2点鎖線で示す部分)
を選択的にエッチングして除去する。その後アニーリン
グを行って、上記TiSi2層122,123,124
を活性化する。
【0006】上記プロセスによって形成したMOSトラ
ンジスタ118では、ソース・ドレイン領域116,1
17の抵抗がTiSi2 層122,123を形成しない
ものよりも1桁程度低くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記サ
リサイドプロセスでは、素子の微細化にともなって狭く
なったソース・ドレイン領域にTiSi2 層を形成させ
ようとすると、TiSi 2 が凝集し、拡散層(例えばソ
ース・ドレイン領域)上の全面にTiSi2 層を形成す
ることができなくなる。そのため、シート抵抗の低減が
できなくなる。また拡散層(例えばソース・ドレイン領
域)のシャロー化にともないTiSi2 層の薄膜化が必
要になる。しかし、TiSi2 層を薄膜化すると凝集し
易くなるため、TiSi2 層による狭い部分での拡散層
のシート抵抗の低減ができなくなる。
【0008】ここでTiSi2 層の凝集機構を簡単に説
明する。凝集が起きる原因として、TiSi2 層が生成
される再の結晶変化があげられる。TiSi2 には一般
にC49結晶構造およびC54結晶構造の2種類が存在
する。このうち低抵抗で安定したC54結晶構造が低抵
抗で安定したシリサイドを生成すると考えられている。
C54結晶構造のシリサイドを形成している状態で、例
えば900℃の熱処理を加えるとC54結晶が900℃
の温度で粒界拡散をともなう再結晶化が促進される。そ
の結果としてC49結晶に変化する。この影響でC49
になる再結晶時に結晶の収縮が起こり凝集を起こす。
【0009】また耐熱性を有する大結晶粒径のTiSi
2 層を形成する方法として、IEDM Tech. Digest(USA),
(1990) H.Sumi et.al. p249-252 、およびJournal of
Electrochemical Society(USA),VOL.141 [5](1994) G.
E.Georgious et al. p.1351-1356に示されている、いわ
ゆるSITOX(silicidation through oxide)プロセ
スが提案されている。このプロセスによれば、1100
℃までの耐熱性が確保できる。しかしながら、このプロ
セスでは、シリコン層とチタン層との界面に酸化シリコ
ン(SiO2 )層を形成して、TiSi2 結晶成長を制
御させる方法であるが、シリサイド化のための熱処理温
度がばらついた場合には、形成したTiSi2 界面部に
SiO2 層が部分的に残留する問題が残る。そのため、
このプロセスによって形成したトランジスタの特性は不
安定なものになる。
【0010】本発明は、シリサイド化の際に凝集を起こ
すことなく、およびシリサイド化温度のばらつきに対し
て影響を受けることなく狭い部分にシリサイド層を均一
に形成するシリサイド層の製造方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたシリサイド層の製造方法である。
すなわち、シリコン基体上にシリサイド化される金属層
を形成する第1工程では、シリコン基体上に金属層を形
成する際にシリコン基体と金属層との間に酸素および窒
素のうちの少なくとも一方を含む層を設ける。そして第
2工程では、このシリコン基体のシリコンと上記金属層
の金属とを反応させてシリサイド層を形成する。
【0012】上記酸素および窒素のうちの少なくとも一
方を含む層は、シリコン基体上に金属層を形成した後、
不純物導入技術として、例えばイオン注入法,プラズマ
ドーピング法またはレーザドーピング法によってシリコ
ン基体と金属層との界面近傍に酸素および窒素のうちの
少なくとも一方を導入して形成される。または上記金属
層を形成する前に、上記のような不純物導入技術によっ
て上記シリコン基体に酸素および窒素のうちの少なくと
も一方を導入して形成される。あるいは上記金属層を形
成する前に、金属酸化物層,金属酸窒化物層および金属
窒化物層のうちの少なくとの一層からなる層で形成され
る。または、上記金属層と同一の層でかつ金属酸化物
層,金属酸窒化物層および金属窒化物層のうちの少なく
とも一層で形成される。
【0013】
【作用】上記シリサイド層の製造方法では、シリサイド
化を行う前に、少なくともシリコン基体と金属層との界
面近傍、または金属層に、酸素および窒素のうちの少な
くとも一方が含まれる。そのため、シリサイド化反応時
にはシリコン基体から金属層にシリサイド層を形成する
ことができるシリコンが適度に供給されるので、そのシ
リコンと金属層の金属とがシリサイド化反応を起こす。
そしてシリコン基体のシリコン結晶の影響を受けること
なく、シリサイドの結晶成長が進行する。その結果、粒
径が数十μmの結晶粒を有するシリサイド結晶が形成さ
れる。このように、シリサイド結晶が大結晶粒になるた
め、その後の熱処理では粒界拡散が進行しにくくなる。
そのため、シリサイド化反応によって生成されるシリサ
イド層はシリコン基体の表面で凝集を起こさない。した
がって、シリサイド層はシリコン基体の表面にほぼ均一
に形成される。
【0014】もし、酸素および窒素のうちの少なくとも
一方が含まれる層が存在しない場合には、シリサイド層
の下地がシリコン結晶であるため、シリサイドの結晶成
長がシリコン結晶のダングリングボンドの影響によって
最も成長し易いC54結晶成長が阻害される。上記のよ
うに、シリコン基体と金属層との界面近傍または金属層
に存在する酸素または窒素は、シリサイド化反応の時間
に応じて、金属層または生成されるシリサイド層中を通
り抜けて還元する。そしてシリコン基体上に大きな粒径
の結晶粒を有するシリサイド層が形成される。このよう
なシリコン層は、粒界拡散が抑制されるので、熱処理を
行っても凝集は起きない。また狭い領域でも結晶粒界の
発生が抑制されるのでほとんどが単結晶シリサイドにな
る。そのため、シリサイド層は凝集を起こさない。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例を図1の製造工程図によ
って説明する。図1の(1)に示すように、シリコン基
体11上には酸化シリコンからなる絶縁膜12が形成さ
れ、この絶縁膜12にはシリコン基体11を露出する開
口部13が設けられている。
【0016】まず第1工程では、上記処理を行ったシリ
コン基体11をフッ酸(HF)で洗浄して、シリコン基
体11の露出面に形成されている自然酸化膜(図示省
略)を除去する。その直後にシリサイド化される金属層
14を開口部13のシリコン基体11の表面とともに絶
縁膜12の表面に形成する。金属層14の形成方法に
は、スパッタリング,蒸着法,CVD法等の成膜技術を
用いる。ここでは、例えばスパッタリングによって行っ
た。その成膜条件の一例を説明する。スパッタリングガ
スには流量が100sccmのアルゴン(Ar)を用
い、成膜雰囲気の圧力を0.47Pa、パワーを1k
W、成膜温度を150℃に設定した。このような条件で
スパッタリングを行い、膜厚が30nmのチタン(T
i)からなる金属層14を得た。
【0017】次いで図1の(2)に示すように、不純物
の導入技術として、例えばイオン注入法によって、上記
シリコン基体11と上記金属層14との界面の近傍に酸
素および窒素のうちの少なくとも一方を導入する。ここ
では、絶縁膜12をマスクにして、例えば酸素31を導
入する。このイオン注入条件の一例を説明する。ソース
には二酸化炭素(CO2 )を用い、打ち込みエネルギー
を35keV、ドーズ量を2P(Peta)個/cm2 に設
定して行った。その結果、シリコン基体11と金属層1
4との界面近傍に上記酸素31を導入した部分からなる
酸素を含む層15が形成される。
【0018】上記イオン注入では、酸素31を導入した
が、例えば窒素を導入してもよい。その場合にイオン注
入条件の一例を説明する。ソースには窒素(N2 )を用
い、打ち込みエネルギーを35keV、ドーズ量を1P
(Peta)個/cm2 に設定する。または全面にシリコン
をイオン注入した後、上記のように酸素または窒素をイ
オン注入してもよい。その場合のシリコンのイオン注入
条件の一例を説明する。ソースにはモノシラン(SiH
4 )を用い、打ち込みエネルギーを35keV、ドーズ
量を1P(Peta)個/cm2 に設定する。また酸素また
は窒素のイオン注入条件は、上記説明したのと同様であ
る。
【0019】次いで図1の(3)に示す第2工程を行
う。この工程では、625℃でRTA(Rapid Thermal
Annealing )を行う。このアニーリングによって上記シ
リコン基体11のシリコン(Si)と上記金属層14の
金属〔チタン(Ti)〕とを反応させる。そしてシリコ
ン基体11と金属層14との界面近傍に反応領域17
(2点鎖線で囲む領域)が形成されていく。
【0020】その後図1の(4)に示すように、未反応
な金属膜14(2点鎖線で示す部分)を除去する。その
除去方法の一例として、例えばアンモニアと過水と水と
の混合液に上記処理を行ったシリコン基体11を浸漬す
ることで、未反応な金属膜14をエッチングによって除
去する。続いて825℃のRTAを行う。上記のように
して、開口部13のシリコン基体11の表面にのみシリ
サイド層16が形成される。
【0021】上記第1実施例のシリサイド層の製造方法
では、シリサイド化を行う前にシリコン基体11と金属
層14との界面近傍に、酸素を含む層15を形成すた
め、シリサイド化反応時にはシリコン基体11から金属
層14にシリサイドを形成することができるシリコンが
適度に供給される。そして、シリコン基体11のシリコ
ンと金属層14の金属とが緩やかにシリサイド化反応を
起こす。そのため、シリコン基体11のシリコン結晶の
影響を受けることなくシリサイド結晶は成長する。一方
酸素を含む層15の酸素は、シリサイド化反応の時間に
応じて、金属層14または生成されるシリサイド中を通
り抜けて還元される。その結果、シリコン基体11上に
大きな粒径(例えば数十μm)の結晶粒を有するシリサ
イドが形成される。このように生成されるシリサイド
は、粒界拡散が抑制されるので、熱処理を行っても凝集
を起こさない。また狭い部分でのシリサイド化反応で
は、結晶粒界の発生が抑制されるので、ほとんどが単結
晶シリサイドになる。そのため、シリサイド層は凝集を
起こさない。したがって、上記のようなシリサイド層1
6がシリコン基体11の表面にほぼ均一に形成される。
さらに結晶粒径が大きいので、上記シリサイド層の耐熱
性は向上する。
【0022】上記第1実施例では酸素を導入するために
イオン注入法を用いたが、イオン注入法以外にも、プラ
ズマドーピング法またはレーザドーピング法によって、
酸素および窒素のうちの少なくとも一方を、シリコン基
体11と金属層14との界面近傍にドーピングすること
が可能である。
【0023】次に第2実施例を図2の製造工程図によっ
て説明する。この図2では、上記図1で説明したのと同
様に構成部品には同一符号を付す。
【0024】図2の(1)に示すように、シリコン基体
11上には酸化シリコンからなる絶縁膜12が形成さ
れ、この絶縁膜12にはシリコン基体11を露出する開
口部13が設けられている。
【0025】まず第1工程では、不純物の導入技術とし
て、例えばイオン注入法によって、上記シリコン基体1
1の表層に酸素および窒素のうちの少なくとも一方を導
入する。ここでは、絶縁膜12をマスクにして、例えば
酸素31を導入する。このイオン注入条件の一例を説明
する。ソースには二酸化炭素(CO2 )を用い、打ち込
みエネルギーを35keV、ドーズ量を2P(Peta)個
/cm2 に設定して行った。その結果、シリコン基体1
1の表層に上記酸素を導入した部分からなる酸素を含む
層15が形成される。
【0026】上記イオン注入では、酸素を導入したが、
例えば窒素または窒素と酸素とを導入してもよい。その
場合にイオン注入条件の一例を説明する。ソースには窒
素(N2 )を用い、打ち込みエネルギーを35keV、
ドーズ量を2P(Peta)個/cm2 に設定する。または
シリコン基体11にシリコン(Si)をイオン注入した
後、上記のように酸素または窒素をイオン注入してもよ
い。その場合のシリコンのイオン注入条件の一例を説明
する。ソースにはモノシラン(SiH4 )を用い、打ち
込みエネルギーを20keV、ドーズ量を1P(Peta)
個/cm2 に設定する。そして酸素および窒素のイオン
注入条件は、上記説明したのと同様である。また、酸素
および窒素のイオン注入では、ソースに酸化二窒素(N
2 O)を用い、打ち込みエネルギーを35keV、ドー
ズ量を4P(Peta)個/cm2 に設定してもよい。
【0027】続いて図2の(2)に示すように、上記処
理を行ったシリコン基体11をフッ酸(HF)で洗浄し
て、シリコン基体11の露出面に形成されている自然酸
化膜(図示省略)を除去する。その直後に開口部13の
シリコン基体11の表面とともに絶縁膜12の表面にシ
リサイド化される金属層14を形成する。金属層14の
形成方法には、スパッタリング,蒸着法またはCVD法
等の成膜技術を用いる。ここでは、例えばスパッタリン
グによって行った。その成膜条件は上記第1実施例のチ
タンからなる金属層の成膜条件と同様である。上記条件
でスパッタリングを行い、膜厚が30nmのチタンから
なる金属層14を得た。
【0028】次いで図2の(3)に示す第2工程を行
う。この工程では、625℃でRTA(Rapid Thermal
Annealing )を行う。このアニーリングによって上記シ
リコン基体11のシリコン(Si)と上記金属層14の
金属〔チタン(Ti)〕とを反応させる。そしてシリコ
ン基体11と金属層14との界面近傍に反応領域17
(2点鎖線で囲む領域)が形成されていく。
【0029】そして図2の(4)に示すように、未反応
な金属膜14(2点鎖線で示す部分)を除去する。その
除去方法の一例として、例えばアンモニアと過水と水と
の混合液に上記処理を行ったシリコン基体11を浸漬す
ることで、未反応な金属膜14をエッチングによって除
去する。その後さらに825℃のRTAを行う。その結
果、開口部13のシリコン基体11の表面にのみシリサ
イド層16が形成される。
【0030】上記第2実施例のシリサイド層の製造方法
では、シリサイド化を行う前にシリコン基体11の表層
に酸素を含む層15を形成するため、金属層14を形成
した後のシリサイド化反応時には、上記第1実施例と同
様の作用が得られる。そのため、シリコン基体11上に
大きな粒径(例えば数十μm)の結晶粒を有するシリサ
イドが形成され、熱処理を行ってもシリサイドは凝集を
起こさない。また狭い領域に形成されても凝集を起こさ
ない。したがって、上記のようなシリサイド結晶からな
るシリサイド層16がシリコン基体11の表面にほぼ均
一に形成される。
【0031】上記第1実施例では酸素を導入するために
イオン注入法を用いたが、イオン注入法以外にも、プラ
ズマドーピング法またはレーザドーピング法によって、
酸素および窒素のうちの少なくとも一方を、シリコン基
体11の表面近傍にドーピングすることが可能である。
【0032】次に第3実施例を図3の製造工程図によっ
て説明する。この図3では、上記図1で説明したのと同
様に構成部品には同一符号を付す。
【0033】図3の(1)に示すように、シリコン基体
11上には酸化シリコンからなる絶縁膜12が形成さ
れ、この絶縁膜12にはシリコン基体11を露出する開
口部13が設けられている。
【0034】まず第1工程では、上記構造の処理を行っ
たシリコン基体11をフッ酸(HF)で洗浄して、シリ
コン基体11の露出面に形成されている自然酸化膜(図
示省略)を除去する。その直後にシリサイド化される酸
素および窒素のうちの少なくとも一方を含んだ層とし
て、ここでは窒素を含む層18を開口部13のシリコン
基体11の表面とともに絶縁膜12の表面に形成する。
窒素を含む層18の形成方法には、スパッタリング,蒸
着法またはCVD法等の成膜技術を用いる。ここでは、
例えばスパッタリング法によって行った。その成膜条件
の一例を説明する。スパッタリングガスに流量が220
0sccmのアルゴン(Ar)と流量が300sccm
の窒素(N2 )と流量が500sccmの水素(H2
と流量が75sccmの六フッ化タングステン(W
6 )とを用いる。またパワーを5kW、成膜雰囲気の
圧力を1.47Paに設定した。このような条件でスパ
ッタリングを行い、膜厚が10nmの酸化チタン(Ti
2 )からなる窒素を含む層18を得た。
【0035】続いて図3の(2)に示すように、上記窒
素を含む層18の表面に金属層14を形成する。金属層
14の形成方法には、スパッタリング,蒸着法またはC
VD法等の成膜技術を用いる。ここでは、例えばスパッ
タリングによって行った。その成膜条件は上記第1実施
例のチタンからなる金属層の成膜条件と同様である。上
記条件でスパッタリングを行い、膜厚が30nmのチタ
ンからなる金属層14を得た。
【0036】次いで図3の(3)に示す第2工程を行
う。この工程では、625℃でRTA(Rapid Thermal
Annealing )を行う。このアニーリングによって上記シ
リコン基体11のシリコン(Si)と上記窒素を含む層
18のチタン(Ti)および金属層14のチタン(T
i)とを反応させる。そして反応領域19(2点鎖線で
囲む領域)が形成されていく。
【0037】そして図3の(4)に示すように、未反応
な窒素を含む層18(1点鎖線で示す部分)と金属膜1
4(2点鎖線で示す部分)とを除去する。その除去方法
の一例として、例えばアンモニアと過水と水との混合液
に上記処理を行ったシリコン基体11を浸漬することに
よって行う。その後さらに825℃のRTAを行う。そ
の結果、開口部13のシリコン基体11の表面にのみシ
リサイド層16が形成される。
【0038】上記第3実施例のシリサイド層の製造方法
では、シリサイド化を行う前にシリコン基体11の表層
に酸素を含む層15を形成するため、金属層14を形成
した後のシリサイド化反応時には、上記第1実施例で説
明したのと同様の作用が得られる。そのため、シリコン
基体11上に大きな粒径(例えば数十μm)の結晶粒を
有するシリサイドが形成される。そして熱処理を行って
もシリサイドは凝集を起こさない。また狭い領域に形成
されても凝集を起こさない。したがって、上記のような
シリサイド結晶からなるシリサイド層16がシリコン基
体11の表面にほぼ均一に形成される。
【0039】上記第3実施例では、窒素を含む層18と
して窒化チタン(TiN)層を形成したが、この層は、
金属酸化物〔例えば酸化チタン(TiO2 )〕または金
属酸窒化物〔例えば酸窒化チタン(TiON)〕で形成
することも可能である。またチタン以外の高融点金属の
金属酸化物,金属酸窒化物または金属窒化物で形成する
ことも可能である。
【0040】次に第4実施例を図4の製造工程図によっ
て説明する。この図4では、上記図1で説明したのと同
様に構成部品には同一符号を付す。
【0041】図4の(1)に示すように、シリコン基体
11上には酸化シリコンからなる絶縁膜12が形成さ
れ、この絶縁膜12にはシリコン基体11を露出する開
口部13が設けられている。
【0042】まず第1工程では、上記処理を行ったシリ
コン基体11をフッ酸(HF)で洗浄して、シリコン基
体11の露出面に形成されている自然酸化膜(図示省
略)を除去する。その直後にシリサイド化される酸素お
よび窒素のうちの少なくとも一方を含んだ層と金属層と
を同一の層で、金属酸化物層,金属酸窒化物層および金
属窒化物層のうちの少なくとも一層で形成する。ここで
は窒化チタン(TiN)層20をシリコン基体11の表
面とともに絶縁膜12の表面に形成する。TiN層20
の形成方法には、スパッタリング,蒸着法またはCVD
法等の成膜技術を用いる。ここでは、例えばスパッタリ
ング法によって行った。その成膜条件は上記第3実施例
で説明した窒化チタンの成膜条件と同様である。上記条
件でスパッタリングを行い、膜厚が30nmのTiN層
20を得た。
【0043】続いて図4の(2)にに示す第2工程を行
う。この工程では、625℃でRTA(Rapid Thermal
Annealing )を行う。このアニーリングによって上記シ
リコン基体11のシリコン(Si)と上記TiN層20
のチタン(Ti)とを反応させる。そして反応領域21
(2点鎖線で囲む領域)が形成されていく。
【0044】そして図4の(3)に示すように、未反応
なTiN層20(2点鎖線で示す部分)を除去する。そ
の除去方法の一例として、例えばアンモニアと過水と水
との混合液に上記処理を行ったシリコン基体11を浸漬
する。その後さらに825℃のRTAを行う。その結
果、開口部13のシリコン基体11の表面にのみシリサ
イド層16が形成される。
【0045】上記第4実施例のシリサイド層の製造方法
では、シリサイド化を行う前にシリコン基体11の表層
にTiN層20を形成するため、シリサイド化反応時に
は、上記第1実施例で説明したのと同様の作用が得られ
る。そのため、シリコン基体11上に大きな粒径(例え
ば数十μm)の結晶粒を有するシリサイドが形成され
る。そして熱処理を行ってもシリサイドは凝集を起こさ
ない。また狭い領域に形成されても凝集を起こさない。
したがって、上記のようなシリサイド結晶からなるシリ
サイド層16がシリコン基体11の表面にほぼ均一に形
成される。
【0046】上記第4実施例では、TiN層20を形成
したが、この層は、金属酸化物〔例えば酸化チタン(T
iO2 )〕または金属酸窒化物〔例えば酸窒化チタン
(TiON)〕で形成することも可能である。またチタ
ン以外の高融点金属の金属酸化物,金属酸窒化物または
金属窒化物で形成することも可能である。
【0047】上記プロセスはMOSトランジスタのサリ
サイド(SALICIDE)プロセスに適用することが
可能である。次にそのプロセス例を図5の製造工程図に
よって説明する。図では上記図1で説明したのと同様の
構成部品には同一の符号を付す。
【0048】図5の(1)に示すように、シリコン基体
11には、素子分離領域51,52が形成されている。
また素子分離領域51,52間のシリコン基体11の一
部分上にはゲート絶縁膜53を介して多結晶シリコンか
らなるゲート電極54が設けられている。このゲート電
極54の側壁にはサイドウォール55,56が形成され
ている。さらにゲート電極54の両側におけるシリコン
基体11の上層には、LDD(Lightly Doped Drain
)構造のソース・ドレイン領域57,58が形成され
ている。
【0049】上記構成のMOSトランジスタ50を形成
したシリコン基体11を、フッ酸(HF)洗浄によっ
て、シリコン基体11の表面に形成されている自然酸化
膜(図示省略)を除去する。その後、スパッタリングに
よって、全面にチタン膜からなる金属層14を30nm
の膜厚に成膜する。上記スパッタリング条件は第1実施
例で説明したのと同様である。
【0050】次いで図5の(2)に示すように、例えば
イオン注入法によって、上記ソース・ドレイン領域5
7,58および上記ゲート電極54と上記金属層14と
の界面近傍に、酸素および窒素のうちの少なくとも一方
を導入する。ここでは、例えば酸素を導入する。このイ
オン注入条件は上記第1実施例で説明したのと同様であ
る。その結果、ソース・ドレイン領域57,58および
ゲート電極54と金属層14との界面近傍に上記酸素を
導入した部分からなる酸素を含む層61,62,63が
形成される。上記イオン注入では、酸素を導入したが、
例えば窒素を導入してもよい。または全面にシリコンを
イオン注入した後、上記のように酸素または窒素をイオ
ン注入してもよい。上記各場合のイオン注入条件は上記
第1実施例で説明したのと同様である。もしくは、酸素
と窒素との混合物を注入してもよい。
【0051】次いで図5の(3)に示す第2工程を行
う。この工程では、625℃でRTA(Rapid Thermal
Annealing )を行う。このアニーリングによって上記ソ
ース・ドレイン領域57,58およびゲート電極54の
シリコン(Si)と上記金属層14の金属〔チタン(T
i)〕とを反応させる。そしてソース・ドレイン57,
58およびゲート電極54と金属層14との界面近傍に
反応領域64,65,66(2点鎖線で囲む領域)が形
成されていく。
【0052】そして図5の(4)に示すように、未反応
な金属膜14(2点鎖線で示す部分)を除去する。その
除去方法は上記第1実施例で説明したのと同様の方法で
ある。その後さらに825℃のRTAを行う。その結
果、ソース・ドレイン領域57,58およびゲート電極
54の各表面にのみシリサイド層67,68,69が形
成される。
【0053】その後、図示はしないが、層間絶縁膜の成
膜、コンタクトホールの形成、プラグと配線層の形成を
行う。続いて800℃で活性化熱処理を行う。
【0054】上記サリサイドプロセスは、MOSトラン
ジスタを形成してから行ったが、MOSとの形成中にサ
リサイドプロセスを行う方法を図6の製造工程図によっ
て説明する。図では上記図1および図5で説明したのと
同様の構成部品には同一の符号を付す。
【0055】図6の(1)に示すように、シリコン基体
11には、素子分離領域51,52が形成されている。
また素子分離領域51,52間のシリコン基体11の一
部分上にはゲート絶縁膜53を介して多結晶シリコンか
らなるゲート電極54が設けられている。このゲート電
極54の側壁にはサイドウォール55,56が形成され
ている。さらにゲート電極54の両側におけるシリコン
基体11の上層には、LDD(Lightly Doped Drain
)拡散層71,72が形成されている。
【0056】上記のようにゲート電極54等を形成した
シリコン基体11を、フッ酸(HF)洗浄によって、シ
リコン基体11の表面に形成されている自然酸化膜(図
示省略)を除去する。その後、スパッタリングによっ
て、全面にチタン膜からなる金属層14を30nmの膜
厚に成膜する。上記スパッタリング条件は第1実施例で
説明したのと同様である。
【0057】次いで図6の(2)に示すように、例えば
イオン注入法によって、上記ソース・ドレイン領域5
7,58を形成する。さらにソース・ドレイン領域5
7,58および上記ゲート電極54と上記金属層14と
の界面近傍に、酸素および窒素のうちの少なくとも一方
を導入する。ここでは、例えば酸素を導入する。このイ
オン注入条件は上記第1実施例で説明したのと同様であ
る。その結果、ソース・ドレイン領域57,58および
ゲート電極54と金属層14との界面近傍に上記酸素を
導入した部分からなる酸素を含む層61,62,63が
形成される。上記イオン注入では、酸素を導入したが、
例えば窒素を導入してもよい。または全面にシリコンを
イオン注入した後、上記のように酸素または窒素をイオ
ン注入してもよい。もしくは、酸素と窒素との混合物を
注入してもよい。上記各場合のイオン注入条件は上記第
1実施例で説明したのと同様である。
【0058】その後上記図5の(3),(4)で説明し
たと同様の工程を行って、図6の(3)に示すように、
ソース・ドレイン領域57,58およびゲート電極54
の各表面にのみシリサイド層67,68,69を形成す
る。その後、図示はしないが、層間絶縁膜の成膜、コン
タクトホールの形成、プラグと配線層の形成を行う。続
いて800℃で活性化熱処理を行う。
【0059】上記図5または図6によって説明したと同
様にして、上記第2〜第4実施例も、MOSトランジス
タのサリサイド(SALICIDE)プロセスに適用す
ることができる。
【0060】上記図5および図6によって説明したサリ
サイドプロセスによれば、トランジスタの設計ルールが
縮小しても、シリサイド層が凝集を起こさないので、狭
い領域に薄膜のシリサイド層を安定して形成することが
できる。その結果、ソース・ドレイン抵抗の低減が可能
になるので、LSIの応答速度の向上が図れる。また従
来のプロセス技術によって製造することができるので、
新規装置を導入するような生産設備のコスト増がない。
さらにシリサイド層の耐熱性が向上する。
【0061】また、上記各実施例では、TiSi2 の形
成を例にして説明したが、本発明のシリサイド層の製造
方法は、チタンシリサイド以外、コバルト(Co),ニ
ッケル(Ni),タングステン(W),モリブデン(M
o),白金(Pt),ジルコニウム(Zr),ハフニウ
ム(Hf),ルテニウム(Ru),銅(Cu),金(A
u)等のシリサイドにも適用できる。またシリサイドを
形成する際に成膜する金属層14は、Ti層,Co層,
Ni層,W層,Mo層,Pt層,Zr層,Hf層,Ru
層,Cu層,Au層のうちの少なくとも2層からなる積
層膜であってもよい。またはTi,Co,Ni,W,M
o,Pt,Zr,Hf,Ru,Cu,Auのうちの少な
くとも2種類からなる合金層であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
シリコン基体と金属層との界面近傍、または金属層に、
酸素および窒素のうちの少なくとも一方が含まれている
ので、シリサイド化反応時にはシリコン基体から金属層
にシリコンを適度に供給することができる。そのため、
シリコン基体の結晶の影響を受けることなく、シリサイ
ドの結晶成長が緩やかに進行するので、結晶粒径が大き
いシリサイド層を形成することができる。したがって、
シリサイド層は、粒界拡散が抑制されるので、熱処理を
行っても凝集を起こさない。また狭い領域にシリサイド
層を形成しても、ほとんどが単結晶シリサイドになるの
で結晶粒界の発生を抑制でき、凝集を起こさない。よっ
て、均一な膜厚で耐熱性に優れたシリサイド層を形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程図である。
【図2】本発明の第2実施例の製造工程図である。
【図3】本発明の第3実施例の製造工程図である。
【図4】本発明の第4実施例の製造工程図である。
【図5】サリサイドプロセスへの適用例の製造工程図で
ある。
【図6】サリサイドプロセスへの適用例の製造工程図で
ある。
【図7】従来例の製造工程図である。
【符号の説明】
11 シリコン基体 14 金属層 15 酸素を含む層 16 シリサイド層 18 窒素を含む層 20 窒化チタン層 31 酸素

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基体上にシリサイド化される金
    属層を形成する第1工程と、該シリコン基体のシリコン
    と該金属層の金属とを反応させてシリサイド層を形成す
    る第2工程とからなるシリサイド層の製造方法におい
    て、 前記第1工程で、前記シリコン基体上に前記金属層を形
    成する際に、該シリコン基体と該金属層との間に酸素お
    よび窒素のうちの少なくとも一方を含む層を設けること
    を特徴とするシリサイド層の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリサイド層の製造方法
    において、 前記酸素および窒素のうちの少なくとも一方を含む層
    は、前記シリコン基体上に前記金属層を形成した後、不
    純物導入技術によって前記シリコン基体と前記金属層と
    の界面近傍に酸素および窒素のうちの少なくとも一方を
    導入して形成することを特徴とするシリサイド層の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリサイド層の製造方法
    において、 前記酸素および窒素のうちの少なくとも一方を含む層
    は、前記金属層を形成する前に、不純物導入技術によっ
    て前記シリコン基体に酸素および窒素のうちの少なくと
    も一方を導入して形成されることを特徴とするシリサイ
    ド層の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシリサイド層の製造方法
    において、 前記酸素および窒素のうちの少なくとも一方を含む層
    は、前記金属層を形成する前に、金属酸化物層,金属酸
    窒化物層および金属窒化物層のうちの少なくとも一層か
    らなる層で形成されることを特徴とするシリサイド層の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のシリサイド層の製造方法
    において、 前記酸素および窒素のうちの少なくとも一方を含む層
    は、前記金属層と同一層でかつ金属酸化物層,金属酸窒
    化物層および金属窒化物層のうちの少なくとも一層で形
    成することを特徴とするシリサイド層の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043568A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のゲート電極形成方法
JP2005020032A (ja) * 2004-10-15 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法及びその製造装置
JP2005522892A (ja) * 2002-04-15 2005-07-28 バリアン・セミコンダクター・エクイップメント・アソシエイツ・インコーポレイテッド 短時間熱処理を使って薄膜層を化学的に形成する方法

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