JPH08123622A - A/d変換方法および装置 - Google Patents

A/d変換方法および装置

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JPH08123622A
JPH08123622A JP6257983A JP25798394A JPH08123622A JP H08123622 A JPH08123622 A JP H08123622A JP 6257983 A JP6257983 A JP 6257983A JP 25798394 A JP25798394 A JP 25798394A JP H08123622 A JPH08123622 A JP H08123622A
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JP6257983A
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Yonako Sano
羊奈子 佐野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 A/D変換された複数の変換データを個別に
記憶し、それらをランダムに、連続して読み出す。 【構成】 内部データバス1より供給されたスタートフ
ラグと所定の入力チャンネルからなる制御データがRA
M3に記憶され、変換スタート制御回路6は、所定のタ
イミングで、制御データにより指定された入力チャンネ
ルに供給されたアナログ信号を、アナログマルチプレク
サ14により順に出力させ、サンプルホールド回路16
を介してA/Dコンバータ18に供給させる。A/Dコ
ンバータ18は、供給されたアナログ信号をディジタル
信号に変換し、記憶部11に供給する。記憶部11は、
供給されたディジタル信号に対応する変換データを、元
のアナログ信号が入力された入力チャンネルに対応する
A/Dデータレジスタに記憶する。また、この変換デー
タは、ランダムに連続して読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロコンピュータ(以下マイ
コンと略す)に内蔵されているA/Dコンバータにおい
ては、所定のアプリケーションソフトウェア(以下アプ
リケーションソフトと略す)に従って、図5のフローチ
ャートに示すような処理が行われている。最初に、ステ
ップS1において、所定の入力チャンネル1に供給され
たアナログ信号が、A/Dコンバータにより、ディジタ
ル信号に変換される。変換データは、所定の変換値格納
レジスタに供給され、そこで記憶される。
【0003】A/Dコンバータにより、入力チャンネル
1より入力されたアナログ信号のディジタル信号への変
換が終了すると、ステップS2において、アプリケーシ
ョンソフトにより、所定の終了割り込みが発生される。
この終了割り込みが発生されると、ステップS3におい
て、所定のデータ取り込みプログラムが起動され、変換
値格納レジスタに記憶された変換データが読み込まれた
後、例えばマイコンに内蔵されたRAMに供給され、入
力チャンネル1に対応する所定のアドレスに記憶され
る。
【0004】次に、ステップS4において、所定の入力
チャンネル2に供給されたアナログ信号が、A/Dコン
バータに供給される。A/Dコンバータにより、そこに
供給されたアナログ信号が、ディジタル信号に変換され
る。変換データは、変換値格納レジスタに供給され、記
憶される。
【0005】A/Dコンバータにより、入力チャンネル
2より入力されたアナログ信号のディジタル信号への変
換が終了すると、ステップS5において、アプリケーシ
ョンソフトにより、所定の終了割り込みが発生される。
この終了割り込みが発生されると、ステップS6におい
て、所定のデータ取り込みプログラムが起動され、変換
値格納レジスタに記憶された変換データが読み込まれた
後、RAMに供給され、入力チャンネル2に対応する所
定のアドレスに記憶される。
【0006】ステップS7以降においても、その詳細な
説明は省略するが、上述した場合と同様の処理が、残り
の入力チャンネルの回数だけ繰り返されることにより、
複数の入力チャンネルよりそれぞれ入力された複数のア
ナログ信号が、順次ディジタル信号に変換され、対応す
る変換データが変換値格納レジスタを介して、RAMに
供給される。RAMに供給された変換データは、元のア
ナログ信号が入力された入力チャンネルに対応したRA
M上の所定のアドレスにそれぞれ記憶される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、このように、変換値格納レジスタは、マイコンに1
つだけしか備えられていないため、連続して読み込みが
可能な変換データは、所定の入力チャンネルに対応する
1つの変換データに限られる課題があった。
【0008】また、アプリケーションソフトは、所定の
チャンネルから入力されたアナログ信号をディジタル信
号に変換し、対応する変換データを変換値格納レジスタ
に供給した後、読み出す一連の処理が、入力チャンネル
数分だけ繰り返し記述した構成とならざるを得ず、チャ
ンネル数が増えるのに伴って、アプリケーションソフト
の構成が複雑になる課題があった。
【0009】さらに、変換値格納レジスタに記憶された
ディジタル信号を、ランダムに連続して読み出すように
するためには、変換値格納レジスタに記憶されたディジ
タル信号を一旦マイコンに内蔵されたRAMに供給し、
そこに記憶させるようにしなければならず、機器構成が
複雑になる課題があった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、アプリケーションソフトの構成を簡単に
し、簡単な機器構成で、複数の入力チャンネルから入力
されたアナログ信号に対応する複数のディジタル信号
を、ランダムな順番で連続して読み出すことができるよ
うにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のA/D
変換方法は、複数の入力チャンネルのうち、所定のもの
を指定し、複数の入力チャンネルにそれぞれ供給された
複数のアナログ信号のうち、指定された入力チャンネル
の所定のものに供給されたアナログ信号を順に、選択的
に出力し、アナログ信号を、順次、ディジタル信号に変
換し、ディジタル信号を、ディジタル信号の元のアナロ
グ信号が入力された入力チャンネルに対応させて、個別
に記憶することを特徴とする。
【0012】入力チャンネルに対応させて、個別に記憶
されたディジタル信号は、所定のタイミングで、ランダ
ムに読み出されるようにすることができる。
【0013】請求項3に記載のA/D変換装置は、複数
の入力チャンネルのうち、所定のものを指定する指定手
段(例えば図1のRAM3)と、複数の入力チャンネル
にそれぞれ供給された複数のアナログ信号のうち、指定
手段により指定された入力チャンネルの所定のものに供
給されたアナログ信号を順に、選択的に出力する出力手
段(例えば図1の変換スタート制御回路6とアナログマ
ルチプレクサ14)と、出力手段より出力されたアナロ
グ信号を、順次、ディジタル信号に変換する変換手段
(例えば図1のA/D制御回路9とA/Dコンバータ1
8)と、変換手段により変換されたディジタル信号を、
ディジタル信号の元のアナログ信号が入力された入力チ
ャンネルに対応させて、個別に記憶する記憶手段(例え
ば図1の記憶部11)とを備えることを特徴とする。
【0014】記憶手段により、入力チャンネルに対応さ
せて、個別に記憶されたディジタル信号は、所定のタイ
ミングで、ランダムに読み出されるようにすることがで
きる。
【0015】
【作用】請求項1または3に記載のA/D変換方法また
は装置においては、複数の入力チャンネルを介して入力
された複数のアナログ信号のうち、指定されたものを、
順にディジタル信号に変換し、元のアナログ信号が入力
された入力チャンネルに対応させて、個別に記憶する。
従って、入力されたアナログ信号の指定されたものを一
括してディジタル信号に変換し、それらを個別に記憶さ
せておくことができるため、変換処理と読み出し処理を
分離することができ、機器構成やプログラムの構造を簡
単にすることができる。また、変換後は、変換されたデ
ィジタル信号の任意のものを、所定のタイミングで、連
続して読み出すことができる。
【0016】請求項2または4に記載のA/D変換方法
または装置においては、入力チャンネルに対応して記憶
されたディジタル信号は、ランダムに読み出される。従
って、ディジタル信号を読み出すプログラムにおいて
は、ディジタル信号を任意の順番で、連続して読み出す
ように記述することができ、プログラムの作成を容易に
することができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のA/D変換装置の一実施例
の構成を示すブロック図である。RAM3は、内部デー
タバス(バス)1,2を介して、所定のアプリケーショ
ンソフトウェア(アプリケーションソフト)の制御によ
り供給される、A/D変換を開始するよう指示するスタ
ートフラグと、A/D変換を行うべきアナログ信号が入
力される、入力チャンネルを指示する1つまたは複数の
チャンネル番号からなる制御データを記憶するようにな
されている。
【0018】変換スタート制御回路6は、所定の制御プ
ログラムに従って、RAM3に記憶されているスタート
フラグが1であるか否かを判定し、スタートフラグが1
であると判定された場合、即ち、所定のアプリケーショ
ンソフトによりA/D変換処理の開始が指示された場
合、A/D変換処理を実行するために、所定のA/D変
換タイミング制御プログラムを起動し、バス4を介して
RAM3より供給された制御データに基づいて、各部を
制御するようになされている。また、A/D変換処理が
終了したとき、所定のA/D変換終了割り込みを発生す
るようになされている。
【0019】A/D制御回路9は、変換スタート制御回
路6より制御信号線8を介して供給された制御信号に従
って、所定の制御信号を発生し、それを後述するA/D
コンバータ18または記憶部11に制御信号線12また
は10を介して供給するようになされている。
【0020】アナログマルチプレクサ14は、12個の
入力チャンネル(CH0乃至CH11)を有し、バス1
3を介して変換スタート制御回路6より供給された制御
信号に従って、入力チャンネルCH0乃至CH11に供
給されたアナログ信号のうちのいずれかを選択的に入力
し、出力するようになされている。
【0021】サンプルホールド回路16は、アナログマ
ルチプレクサ14より、信号線15を介して入力された
アナログ信号の信号レベルを、所定の期間だけ保持する
ようになされている。
【0022】A/Dコンバータ18は、信号線17を介
して供給されたアナログ信号を、サンプルホールド回路
16により、その信号レベルが保持されている間に、デ
ィジタル信号に変換し、バス19を介して記憶部11に
供給するようになされている。
【0023】記憶部11は、12個のA/Dデータレジ
スタ101乃至112により構成され、A/D制御回路
9より信号線10を介して供給される制御信号に従っ
て、A/Dコンバータ18よりバス19を介して供給さ
れるディジタル信号に対応する変換データを、対応する
所定のA/Dデータレジスタにそれぞれ記憶させるよう
になされている。
【0024】即ち、A/Dデータレジスタ101乃至1
12は、アナログマルチプレクサ14の入力チャンネル
CH0乃至CH11にそれぞれ対応し、変換データは、
元のアナログ信号が入力された入力チャンネルに対応す
るA/Dデータレジスタに記憶される。また、A/Dデ
ータレジスタ101乃至112は、それぞれ1バイトの
ディジタル信号を記憶することができるようになされて
いる。
【0025】次に、図2乃至図4を参照して、その動作
を説明する。図2は、変換スタート制御回路6によりA
/D変換が開始されるタイミングと、データ取り込み処
理が行われるタイミングを示すタイムチャートである。
図3は、A/D変換タイミング制御プログラムのフロー
チャートであり、図4は、変換スタート制御回路6によ
り、A/D変換処理が終了したときに発生されるA/D
変換終了割り込みにより起動される、割り込み処理プロ
グラムのフローチャートである。
【0026】最初に、アプリケーションソフトにより、
スタートフラグとしての1とA/D変換を実行すべき1
つまたは複数の入力チャンネルからなる制御データが、
バス1,2を介してRAM3に供給される。この場合、
入力チャンネルとして、CH0乃至CH11がRAM3
に供給されたものとする。また、変換スタート制御回路
6は、所定の制御プログラムに基づいて、図示せぬタイ
ミング信号発生器より供給される基準信号が、所定の基
準電位より高いHレベルに変化する回数をカウントす
る。
【0027】RAM3にセットされたスタートフラグ
は、変換スタート制御回路6により、所定の時間間隔で
絶えず読み出され、スタートフラグに1がセットされた
か否かが判定される。スタートフラグに1がセットされ
ていないと判定された場合、何も処理を行わず、引き続
き、RAM3からのスタートフラグの読み出しと、スタ
ートフラグに1がセットされたか否かの判定処理が繰り
返される。
【0028】スタートフラグに1がセットされたと判定
された場合、変換スタート制御回路6の制御プログラム
は、所定のA/D変換タイミング制御プログラムを起動
し、A/D変換タイミング制御処理を開始する。
【0029】図3は、このA/D変換タイミング制御プ
ログラムの処理手順を説明するためのフローチャートで
ある。まず、ステップS11において、変換スタート制
御回路6の制御プログラムによりカウントされたカウン
ト値が、例えば奇数であるか否かが判定され、カウント
値が奇数でないと判定された場合、何も処理を行わず、
リターンする。そして、制御プログラムにより、スター
トフラグに1がセットされているかが否かが再度判定さ
れ、1がセットされていると判定された場合、A/D変
換タイミング制御プログラムが再度、起動される。
【0030】一方、ステップS11において、カウント
値が奇数であると判定された場合(図2の時刻t1)、
ステップS12に進み、A/D変換処理が実行される。
【0031】即ち、変換スタート制御回路6は、まず、
RAM3よりバス4を介して供給された制御データに基
づいて、アナログマルチプレクサ14に対して、入力チ
ャンネルCH0乃至CH11に供給されたアナログ信号
のうち、制御データにより指定された入力チャンネルに
供給されたアナログ信号を順に、選択的に入力し、出力
するようバス14を介して指令する。いま、入力チャン
ネルCH0に供給されたアナログ信号を出力するようバ
ス14を介して指令したものとする。
【0032】この指令に従って、アナログマルチプレク
サ14は、入力チャンネルCH0より、所定のアナログ
信号を入力し、それを信号線15を介して、サンプルホ
ールド回路16に供給する。サンプルホールド回路16
は、アナログマルチプレクサ14より信号線15を介し
て入力された所定のアナログ信号を保持しながら、それ
を信号線17を介して、A/Dコンバータ18に供給す
る。
【0033】一方、変換スタート制御回路6は、A/D
制御回路9に対して、A/Dコンバータ18に所定の制
御信号を供給するよう指令するとともに、記憶部11に
対して、記憶部11を構成するA/Dデータレジスタ1
01乃至112のうち、現在、A/Dコンバータ18に
供給されたアナログ信号が入力された入力チャンネルに
対応する、所定のA/Dデータレジスタ(いまの場合、
A/Dデータレジスタ101)に、A/Dコンバータ1
8より出力されたディジタル信号に対応する変換データ
を記憶させるよう指令する。
【0034】A/D制御回路9は、変換スタート制御回
路6からの指令に従って、A/Dコンバータ18に対し
て、サンプルホールド回路16より信号線17を介して
入力されたアナログ信号を、ディジタル信号に変換し、
バス19を介して記憶部11に出力するよう指示する所
定の制御信号を、制御信号線12を介して供給する。
【0035】A/Dコンバータ18は、A/D制御回路
9より、制御信号線12を介して供給された制御信号に
従って、サンプルホールド回路16より信号線17を介
して供給されたアナログ信号をディジタル信号に変換
し、バス19を介して記憶部11に供給する。
【0036】記憶部11は、A/D制御回路9からの指
令に従って、A/Dコンバータ18より、バス19を介
して供給されたディジタル信号に対応する1バイトの変
換データを、この変換データの元のアナログ信号が入力
された入力チャンネルCH0に対応するA/Dデータレ
ジスタ(この場合A/Dデータレジスタ101)に記憶
させる。
【0037】このようにして、入力チャンネルCH0よ
り入力されたアナログ信号がディジタル信号に変換さ
れ、変換されたディジタル信号に対応する1バイトの変
換データが、入力チャンネルCH0に対応するA/Dデ
ータレジスタ101に記憶される。
【0038】次に、変換スタート制御回路6は、詳細な
説明は省略するが、上述した場合と同様にして、アナロ
グマルチプレクサ14、A/Dコンバータ18およびA
/D制御回路9を制御し、入力チャンネルCH1より入
力されたアナログ信号をディジタル信号に変換し、記憶
部11に供給させる。記憶部11は、供給されたディジ
タル信号に対応する変換データを、入力チャンネルCH
1に対応するA/Dデータレジスタ102に記憶させ
る。
【0039】以下、入力チャンネルCH0,CH1の場
合と同様にして、入力チャンネルCH2乃至CH11よ
り入力されたアナログ信号が、それぞれディジタル信号
に変換され、対応する変換データが、それぞれ対応する
A/Dデータレジスタ103乃至112に記憶される。
【0040】このようにして、アナログマルチプレクサ
14の入力チャンネルCH0乃至CH11より入力され
たアナログ信号に対するA/D変換処理がすべて終了す
ると、変換スタート制御回路6のA/D変換タイミング
制御プログラムは、ステップS12において、A/D変
換終了割り込みを発生する(図2の時刻t2)。これに
より、所定の割り込み処理プログラムが起動される。
【0041】図4は、この割り込み処理プログラムのフ
ローチャートである。この割り込み処理プログラムは、
ステップS21において、記憶部11のA/Dデータレ
ジスタ101乃至112に記憶された変換データを取り
込み(図2の時刻t3)、取り込んだ変換データに対し
て所定の処理、例えば所定の計算処理等を行い、リター
ンする。これにより、A/D変換タイミング制御プログ
ラム(図3)に制御が移り、A/D変換タイミング制御
プログラムは、ステップS12におけるA/D変換処理
を終了し、リターンする。そして、変換スタート制御回
路6の制御プログラムに制御が移る。
【0042】アプリケーションソフトは、引き続きA/
D変換処理を行う場合、RAM3に設定したスタートフ
ラグを1のままの状態にしておく。その結果、変換スタ
ート制御回路6の制御プログラムにより、所定のタイミ
ングで、再度RAM3に記憶されているスタートフラグ
の値が読み込まれ、この場合、その値が1であるから、
再度、図3に示したA/D変換タイミング制御プログラ
ムが起動される。
【0043】起動された、A/D変換タイミング制御プ
ログラムは、上述した場合と同様の処理を繰り返す。
【0044】従って、上述した場合と同様にして、基準
信号がHレベルに変化する周期の2倍の周期Tで、指定
された入力チャンネルに供給されたアナログ信号がディ
ジタル信号に変換され、変換されたディジタル信号に対
応する変換データが、順次、記憶部11の対応するA/
Dデータレジスタに記憶される。また、記憶された変換
データは、同様に、周期Tで所定の割り込みプログラム
により取り込まれる。
【0045】なお、上記実施例においては、入力チャン
ネル数、および記憶部11を構成するA/D変換データ
レジスタの数を12としたが、他の任意の数とすること
ができる。
【0046】また、上記実施例においては、A/D変換
を行うタイミングおよび変換されたディジタル信号に対
応する変換データを取り込むタイミングを、基準信号の
2倍の周期に対応させるようにしたが、これらのタイミ
ングは、基準信号の周期のN倍(Nは任意の自然数)に
対応させるように設定することが可能であり、また、他
の任意のタイミングに設定することも可能である。
【0047】さらに、上記実施例においては、A/D変
換データレジスタの大きさを1バイトとしたが、これに
限定されるものではない。
【0048】
【発明の効果】請求項1または3に記載のA/D変換方
法または装置によれば、複数の入力チャンネルを介して
入力された複数のアナログ信号のうち、指定されたもの
を、順にディジタル信号に変換し、元のアナログ信号が
入力された入力チャンネルに対応させて、個別に記憶す
るようにしたので、入力されたアナログ信号の指定され
たものを一括してディジタル信号に変換し、それらを個
別に記憶させておくことができるため、変換処理と読み
出し処理を分離することができ、機器構成やプログラム
の構造を簡単にすることができる。また、変換後は、変
換されたディジタル信号の任意のものを、所定のタイミ
ングで連続して読み出すことができる。従って、プログ
ラムの作成時の自由度が向上し、作成効率を上げること
が可能となる。
【0049】請求項2または4に記載のA/D変換方法
または装置によれば、入力チャンネルに対応して記憶さ
れた各ディジタル信号は、ランダムに読み出されるよう
にしたので、ディジタル信号を読み出すプログラムにお
いては、ディジタル信号を任意の順番で、連続して読み
出すように記述することができ、プログラムの作成を容
易にすることができる。従って、ソフトウェアを効率的
に作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA/D変換装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示したA/D変換装置の動作を示すタイ
ムチャートである。
【図3】A/D変換タイミング制御プログラムを説明す
るためのフローチャートである。
【図4】割り込み処理プログラムを説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】従来の装置において実行されるアプリケーショ
ンソフトウェアのフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,4,13,19 内部データバス(バス) 3 RAM 6 変換スタート制御回路 8,10,12 制御信号線 9 A/D制御回路 11 記憶部 101,102,103,104,105,106 A
/Dデータレジスタ 107,108,109,110,111,112 A
/Dデータレジスタ 14 アナログマルチプレクサ 15,17 信号線 16 サンプルホールド回路 18 A/Dコンバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力チャンネルのうち、所定のも
    のを指定し、 前記複数の入力チャンネルにそれぞれ供給された複数の
    アナログ信号のうち、指定された前記入力チャンネルの
    所定のものに供給された前記アナログ信号を順に、選択
    的に出力し、 前記アナログ信号を、順次、ディジタル信号に変換し、 前記ディジタル信号を、前記ディジタル信号の元のアナ
    ログ信号が入力された前記入力チャンネルに対応させ
    て、個別に記憶することを特徴とするA/D変換方法。
  2. 【請求項2】 前記入力チャンネルに対応させて、個別
    に記憶された前記ディジタル信号は、所定のタイミング
    で、ランダムに読み出されることを特徴とする請求項1
    に記載のA/D変換方法。
  3. 【請求項3】 複数の入力チャンネルのうち、所定のも
    のを指定する指定手段と、 前記複数の入力チャンネルにそれぞれ供給された複数の
    アナログ信号のうち、前記指定手段により指定された前
    記入力チャンネルの所定のものに供給された前記アナロ
    グ信号を順に、選択的に出力する出力手段と、 前記出力手段より出力された前記アナログ信号を、順
    次、ディジタル信号に変換する変換手段と、 前記変換手段により変換された前記ディジタル信号を、
    前記ディジタル信号の元のアナログ信号が入力された前
    記入力チャンネルに対応させて、個別に記憶する記憶手
    段とを備えることを特徴とするA/D変換装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段により、前記入力チャンネ
    ルに対応させて、個別に記憶された前記ディジタル信号
    は、所定のタイミングで、ランダムに読み出されること
    を特徴とする請求項3に記載のA/D変換装置。
JP6257983A 1994-10-24 1994-10-24 A/d変換方法および装置 Pending JPH08123622A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484132B1 (ko) * 2002-01-29 2005-04-18 삼성전자주식회사 다채널 a/d 변환기 및 그 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484132B1 (ko) * 2002-01-29 2005-04-18 삼성전자주식회사 다채널 a/d 변환기 및 그 시스템

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