JPH08121400A - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置

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JPH08121400A
JPH08121400A JP26041794A JP26041794A JPH08121400A JP H08121400 A JPH08121400 A JP H08121400A JP 26041794 A JP26041794 A JP 26041794A JP 26041794 A JP26041794 A JP 26041794A JP H08121400 A JPH08121400 A JP H08121400A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な操作でしかも供給される液体に触れたり
飛散やオーバーフロー等の虞が無い液体供給装置を提供
できるようにすることを目的とするものである。 【構成】受液槽と、この受液槽より上方に位置させた密
閉可能な液体供給容器とを備え、液体供給容器には、開
閉弁を介して液体貯溜部に連通する吸引口と、開閉弁を
介して負圧形成装置に連通する負圧供給口とを設けると
ともに、容器の底部には開閉弁を設けた液体供給口を設
け、該液体供給口の下端開口部を受液槽に貯溜される液
体の貯溜許容上限位置より下方に開口させて構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受液槽に貯溜される液体
の水位を常時略一定に保てるように供給するようにした
液体供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として例えば、密閉容器型
の燃料タンクの底部に燃料の出入り口を設け、供給孔が
閉弁付勢されたキャップで燃料の出入り口を閉止するよ
うにした構造の石油ストーブに装着されるカートリッジ
式燃料タンクが良く知られている。
【0003】こうしたカートリッジ式燃料タンクでは燃
料タンクに燃料の灯油を入れる時は燃料タンクの底が上
部にくるように転倒させてからキャップを外し、燃料の
出入り口から灯油を所定量注入した後、再びキャップを
嵌着して燃料の出入り口を閉止し、この状態で燃料タン
クの底を下にして石油ストーブに装着する。
【0004】斯して石油ストーブに装着された燃料タン
クは石油ストーブに設けられた開弁操作杆で供給孔が開
かれて燃料タンク内の灯油が供給され、供給された液面
が供給孔を塞いで燃料タンクが密閉容器となると、空気
の流入が絶たれ石油ストーブに供給された灯油の液面位
置から燃料タンク内の灯油の液面までの重量とその上方
に形成される負圧とが釣り合った状態で供給孔から灯油
の供給が停止する。
【0005】また、石油ストーブの使用により供給され
た灯油の液面が低下し、開弁操作杆で開かれた供給孔が
灯油の液面上の空気中に露出すると、供給孔から空気が
入り、燃料タンクの上方の負圧が弱まり、灯油が供給孔
から石油ストーブに供給されるので石油ストーブの液面
が上昇し、供給孔が再び塞がれて供給孔からの灯油の供
給が停止されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の石
油ストーブに装着される燃料タンクの構造では、燃料タ
ンクに灯油を入れる場合、燃料タンクを一旦反転させて
供給孔を上にしてから開栓し、ここから灯油を入れた
後、閉栓してから再び反転させて石油ストーブに装着し
なくてはならず、手間がかかり作業性が悪いという問題
があった。
【0007】また、供給孔の開栓・閉栓時に灯油が手に
ついて汚れたり、周囲に飛散することも多いと言う問題
もある。更に、燃料タンクに灯油を入れて閉栓した時に
は、灯油の上方の空間部分は大気圧であり、この燃料タ
ンクを反転させて石油ストーブに装着して供給孔が開栓
されると燃料タンク内の灯油の重量とその上方に空間部
分に形成される負圧とが釣り合うまで燃料タンク内の灯
油が供給孔から多量に供給されるので、オーバーフロー
する虞があると言う問題もあった。
【0008】そこで、本発明は上記問題点に鑑み提案さ
れたもので、簡単な操作でしかも供給される液体に触れ
たり飛散やオーバーフロー等の虞が無い液体供給装置を
提供できるようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる液体供給装置は、受液槽と、この受液
槽より上方に位置させた密閉可能な液体供給容器とを備
え、液体供給容器には、開閉弁を介して液体貯溜部に連
通する吸引口と、開閉弁を介して負圧形成装置に連通す
る負圧供給口とを設けるとともに、容器の底部には開閉
弁を設けた液体供給口を設け、該液体供給口の下端開口
部を受液槽に貯溜される液体の貯溜許容上限位置より下
方に開口させたことを特徴とするものである。
【0010】次に、1つの受液槽に複数の液体供給容器
を設けたり、複数の液体供給容器の容積を異ならせたこ
とも特徴とする。
【0011】また、液体供給容器を縦長の筒状の本体
と、該本体の上下端部をフランジで閉塞するとともに、
該本体の少なくとも一部を透視可能に構成したことも特
徴とするものである。
【0012】更に、受液槽が脱水装置の汚泥槽であるこ
とや負圧形成装置が、圧力水を噴射ノズルから負圧形成
管内に噴射して該負圧形成管内に負圧を形成するジェッ
トポンプで構成したことも特徴の1つである。
【0013】
【作用】本発明に係る液体供給装置は、液体供給容器の
内方に液体を貯溜した状態で液体供給口が液中に没して
いる時には受液槽の液面から液体供給容器内の液体の上
面までの液体の重量とその上方の空間に形成される負圧
とが釣り合った状態で液体供給口からの液体供給が停止
する。
【0014】次に、受液槽の液面が低下して液体供給口
が受液槽の液面上に露出して開口すると、液体供給口か
ら外気が液体供給容器内に流入し、液体供給容器内の液
体の上方の負圧を低下させる。その結果、液体供給容器
内の液体が液体供給口から受液槽に供給されて受液槽の
液面を上昇させる。
【0015】受液槽の液面が上昇して液体供給容器の液
体供給口が液中に没すると、受液槽の液面から液体供給
容器内の液体の上面までの液体の重量とその上方の空間
の負圧とが釣り合うと液体供給口からの液体供給が停止
される。そして、液体供給容器内に液体を充填する場合
には先ず、液体供給口の開閉弁を閉じ、液体供給容器を
密閉容器にし、液体貯溜部に連通する吸引口の開閉弁及
び負圧供給口の開閉弁を開く。
【0016】然る後、負圧形成装置で形成された負圧を
液体供給容器内に作用させると、この負圧で吸引口から
液体貯溜部の液体が液体供給容器内に吸引されるのであ
る。液体が液体供給容器内に所定量吸引されると、液体
貯溜部に連通する吸引口の開閉弁及び負圧供給口の開閉
弁を閉じ液体供給口の開閉弁を開く。
【0017】この時、液体供給口が受液槽の液面上に露
出して開口している場合には、上述したのと同様にして
液体供給口から液体供給容器内の液体が供給されて受液
槽の液面を所定の位置に上昇させる。これとは逆に、液
体供給容器の液体供給口が受液槽の液中に没している場
合には、受液槽の液面から液体供給容器内の液体の上面
までの液体の重量とその上方の空間の負圧とが釣り合う
状態に受液槽の液体を僅かに吸い戻す。
【0018】また、1つの受液槽に複数の液体供給容器
を設けたものでは、いずれか1つの液体供給容器で受液
槽に液体を供給し、他の液体供給容器には液体を充填す
るように交互に供給・充填を行うようにすれば、受液槽
の液体の液面は常に所定の液位を保つことができるので
ある。この場合、複数の液体供給容器の容積を異ならせ
ると、供給・充填のタイミングを任意に設定する事がで
きるのである。
【0019】更に、液体供給容器を縦長の筒状の本体
と、該本体の上下端部をフランジで閉塞するとともに、
該本体の少なくとも一部を透視可能に構成したもので
は、液体供給容器への液体の充填時期並びに充填量を目
で確認することができる。
【0020】また、負圧形成装置が、圧力水を噴射ノズ
ルから負圧形成管内に噴射して該負圧形成管内に負圧を
形成するジェットポンプで構成したものでは、噴射ノズ
ルから負圧形成管内に噴射されたジェット流によるキャ
ビテーションで強力な負圧を形成できるとともに、負圧
形成装置で形成された負圧で液体供給容器内に液体貯溜
部の液体を吸引する時、液体供給容器内に吸引された液
体の一部が負圧形成装置に吸引されてもこれが為に負圧
形成装置が損壊することがない。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。 <実施例1>図1は、浚渫された汚泥を脱水機に定量供
給する汚泥処理システムの概略構成を示すもので、図中
符号1は汚泥処理システムを全体的に示す。
【0022】この汚泥処理システム1は、浚渫した汚泥
5を貯溜する汚泥タンク(液体貯溜部)2と、汚泥タン
ク2の汚泥を脱水する真空脱水装置3と、この真空脱水
装置3に汚泥を供給する汚泥供給容器4と、真空脱水装
置3と汚泥供給容器4とに負圧を供給する負圧形成装置
6とを備えてなる。
【0023】上記汚泥供給容器4は、容器本体7を略円
筒状の密閉形に形成し、この密閉容器本体7の上端部に
は吸引ホース8が連結される吸引口9と、負圧供給ホー
ス10が連結される負圧供給口11とが形成されてお
り、吸引口9及び負圧供給口11の夫々にはその通路を
開閉する開閉弁12・13が設けられている。密閉容器
本体7の底部7aは下窄まりのテーパー状に形成され、
その下端部に開閉弁14を設けた汚泥供給口(液体供給
口)15が後述する真空脱水装置3の汚泥貯溜部(受液
槽)16に貯溜された汚泥(液体)17の許容上限位置
ULよりも下方に位置する状態で開口させてある。
【0024】また、汚泥供給容器4の下方に設置される
真空脱水装置3は、図外の駆動装置で回転駆動される横
置き円筒状の濾過ドラム18と、濾過ドラム18の内方
に吸引口19が濾過ドラム18の内周面の底部近傍に向
けて開口する吸引管20と、汚泥供給容器4の汚泥供給
口15の直下で濾過ドラム18の濾過面21の左四半上
部を取り囲むように設けられた上記汚泥貯溜部16とか
らなり、この汚泥貯溜部16内の濾過面21の最上位置
が上記の理論的な汚泥の許容上限位置ULとなるが、実
際には安全上の配慮から汚泥貯溜部16内の濾過面21
の最上位置より僅かに低い位置に設定してある。また、
汚泥貯溜部16の下端部16aは脱水された汚泥を掻き
落とす掻き落とし板として作用にするようになってい
る。
【0025】図2に示すように、水22を貯溜した密閉
式縦向き円筒状の貯水槽23の内方に水中ポンプ(加圧
ポンプ)24を設置し、貯水槽23の上方に延出する水
中ポンプ24の吐水管25の先端部を二股に分岐し、こ
の分岐導出された圧力水供給管26・26の一方(図上
左方)の先端部分には汚泥供給容器4に負圧を供給する
ジェットポンプM.J.P を設け、圧力水供給管26の他方
(図上右方)の先端部分にも濾過ドラム18に負圧を供
給するジェットポンプM.J.P を夫々設けられて負圧を供
給する負圧形成装置6が形成されている。
【0026】両ジェットポンプM.J.P は、略同様の構造
であるので、一つのジェットポンプM.J.P の構造につい
て説明する。このジェットポンプM.J.P は吐水管25の
先端部から分岐導出された圧力水供給管26と、圧力水
供給管26に設けられた流量調節弁27で調量された圧
力水を噴射する噴射ノズル28と、噴射ノズル28から
噴射されるジェット流の下流側に設置された負圧形成管
29と、この負圧形成管29を支持し、貯水槽23内に
連通管30で連通した緩衝管31と、噴射ノズル28と
負圧形成管29との間に開設した負圧口32とからな
り、水中ポンプ24・圧力水供給管26・噴射ノズル2
8・負圧形成管29・緩衝管31及び連通管30とで貯
水槽23の水を循環させて利用する循環経路Rが逆U字
形に形成されている。
【0027】尚、一方のジェットポンプM.J.P の負圧形
成管29を貯水槽23に直接突入させることにより上記
緩衝管31及び連通管30を省略してある。また、噴射
ノズル28と負圧形成管29との間に開設した負圧口3
2は貯水槽23内の水22の液面Lより上方に位置させ
てあるが、これはジェットポンプM.J.P の稼働を停止さ
せた時に貯水槽23に貯溜された水22がサンフォンの
原理により負圧形成管29から負圧口32を通じて吸い
出されるのを防止するためである。
【0028】上記のように構成された汚泥処理システム
1を通じて本発明の負圧形成装置の作用を次に説明す
る。先ず、汚泥供給容器4の内方に汚泥35を貯溜し、
吸引口9及び負圧供給口11の夫々に設けられた開閉弁
12・13を閉じ、汚泥供給口15の開閉弁14は開い
た状態で、汚泥供給口15が汚泥貯溜部16の汚泥17
に没している時には汚泥貯溜部16の汚泥17の液面1
7aから汚泥供給容器7内の汚泥35の上面35aまで
の汚泥の重量とその上方の空間36に形成される負圧と
が釣り合った状態になっている。
【0029】次に、この状態で水中ポンプ24を稼働さ
せて貯水槽23内の水を加圧し、吐水管25の先端部か
ら圧力水供給管26・26及び各流量調節弁27・27
を介して汚泥供給容器4に負圧を供給するジェットポン
プM.J.P 及び濾過ドラム18に負圧を供給する混気ジェ
ットポンプM.J.P の各噴射ノズル28・28に圧送供給
する。
【0030】そして、ジェットポンプM.J.P の噴射ノズ
ル28に供給された圧力水が負圧形成管29内にジェッ
ト流として噴射されると負圧形成管29の噴射ノズル2
8寄り部分にキャビテーションによる負圧が形成され
る。このキャビティによる負圧とは負圧形成管29内一
杯に広がった混気ジェット流が恰も負圧形成管29内を
下端の開口に向けて連続的に作用するピストンのように
作用することによるものである。
【0031】また、負圧形成管29の下端から吐出され
たジェット流は、緩衝管31から貯水槽23内へ還流さ
れて再び水中ポンプ24で加圧されて利用されるのであ
る。
【0032】ジェットポンプM.J.P のこの負圧が負圧口
32から濾過ドラム18の吸引管20に供給されると、
濾過ドラム18内が負圧になり、汚泥貯溜部16部分の
濾過面21から汚泥17を吸引し、固塊物を濾過面21
に吸着して保持する。濾過面21に吸着して保持された
固塊物は濾過ドラム18の回転(図上矢印方向)にとも
なって、回動する時に更に脱水されて汚泥貯溜部16の
下端部16aでケーキ状になって掻き落とされるのであ
る。
【0033】汚泥貯溜部16内の汚泥が濾過・脱水さ
れ、その液面が徐々に低下し、汚泥供給口15が汚泥1
7の液面17a上に露出して開口すると、汚泥供給口1
5から外気が汚泥供給容器4内に流入し、汚泥供給容器
4内の汚泥35の上方の空間36の負圧を低下させる。
その結果、汚泥供給容器4内の汚泥35が汚泥供給口1
5から汚泥貯溜部16に供給されて汚泥貯溜部16の液
面17aを上昇させる。
【0034】此処で、汚泥供給口15が汚泥17の液面
17a上に露出し、汚泥供給口15から外気が汚泥供給
容器4内に流入して気泡状で上昇する時にその汚泥供給
容器4内に沈降している比重の重い固塊物を攪拌するの
で、沈降した固塊物により汚泥供給口15が詰まるのが
防止されるのである。
【0035】汚泥貯溜部16の液面が上昇して汚泥供給
容器4の汚泥供給口15が汚泥17中に没すると汚泥供
給口15からの外気の流入が停止され、汚泥貯溜部16
の液面17aから汚泥供給容器4内の汚泥35の上面3
5aまでの汚泥35の重量とその上方の空間36の負圧
とが釣り合うと汚泥供給口15からの汚泥の供給が停止
される。
【0036】汚泥供給容器4の汚泥の貯溜量が減少し、
汚泥供給容器4内に汚泥を充填する場合には、汚泥供給
口15の開閉弁を閉じ、汚泥供給容器を密閉容器にし、
汚泥タンク2が汚泥供給容器4よりも低い地上に設置さ
れた汚泥タンク2に連通する吸引口9の開閉弁12及び
負圧供給口11の開閉弁13を開く。然る後、汚泥供給
容器4の負圧供給口11に負圧を供給する負圧形成装置
6のジェットポンプM.J.P を稼働させ、このジェットポ
ンプM.J.で形成された負圧を汚泥供給容器4内に作用さ
せると、この負圧で吸引口9から汚泥タンク2の汚泥5
を汚泥供給容器4内に吸引する。
【0037】斯して、汚泥タンク2の汚泥5が汚泥供給
容器4内に所定量吸引されると、汚泥タンク4に連通す
る吸引口9の開閉弁12及び負圧供給口11の開閉弁1
3を閉じた後、汚泥供給口15の開閉弁14を開く。す
ると、本実施例のように汚泥タンク2が汚泥供給容器4
よりも低い位置に有る時には、汚泥タンク2の汚泥を汚
泥供給容器4に吸引する時の負圧は汚泥供給容器4に吸
引された汚泥の重量よりも高い負圧で吸引されるため
に、吸引口9の開閉弁12及び負圧供給口11の開閉弁
13を閉じた時には、汚泥供給容器4内の負圧はその汚
泥の重量よりも高い負圧になっている。
【0038】従って、汚泥供給口15の開閉弁14が開
かれた時に、汚泥供給容器4の汚泥供給口15が汚泥貯
溜部16の汚泥17中に没している場合には汚泥供給容
器4内の汚泥35の液面35aまでの汚泥の重量とその
上方の空間36の負圧とが釣り合う状態になるまで汚泥
貯溜部16の汚泥17を吸い戻す。
【0039】逆に、汚泥供給口15が汚泥貯溜部16の
汚泥17の液面17aの上方に露出している場合には周
囲の外気を、汚泥供給口15から吸引し、汚泥供給容器
4内の負圧を低下させ、外気と入れ替わりに汚泥供給口
15から汚泥35が汚泥貯溜部16に供給されてその液
面17aを上昇させる。この汚泥供給口15から外気が
汚泥供給容器4内に流入して気泡状で上昇する時にも、
その汚泥供給容器4内に沈降している比重の重い固塊物
を攪拌するので、沈降した固塊物により汚泥供給口15
が詰まるのが防止されるのである。
【0040】こうして汚泥貯溜部16の汚泥17の液面
17aが上昇し、汚泥供給口15が汚泥17中に没する
と、汚泥供給口15から汚泥供給容器4内への外気の流
入が停止されて、汚泥供給容器4内の汚泥35の液面1
7aまでの汚泥の重量とその上方の空間36の負圧とが
釣り合った状態で汚泥供給口15からの汚泥35の供給
が停止される。
【0041】以後、汚泥貯溜部16内の汚泥17が濾過
・脱水され、その液面17aが徐々に低下し、汚泥供給
口15が汚泥35の液面35a上に露出して開口する
と、上述した作用が繰り返されて許容上限位置UL付近
に保たれるのである。
【0042】尚、本実施例では、負圧形成手段6を形成
するジェットポンプM.J.P を、圧力水供給管26から供
給された圧力水を噴射ノズル28から負圧形成管29に
直接噴射するようにしてあるが、これを図3に示すよう
に圧力水を噴射ノズル28から一旦混合気形成管40内
に噴射し、混合気形成管40に形成された負圧で吸気口
41から外気を吸い込み、混合気形成管40で混気ジェ
ット流を形成した後、混気ジェット流を負圧形成管29
に噴射するようにしてもよい。この場合には、負圧形成
管29内を流走する混気ジェット流に混入されている気
泡が負圧形成管29の内面29aとジェット水流との摩
擦抵抗を和らげるクッション作用をするので、混気ジェ
ット流の流勢が急速に減衰するのを防止して強力な負圧
を形成することができるのである。
【0043】また、本実施例では、1つの汚泥貯溜部1
6に1つの汚泥供給容器4を設けてあるが、図4に示す
ように1つの汚泥貯溜部16に二つ以上の汚泥供給容器
4・4を設けるようにすることもできる。こうしたもの
では、いずれか1つの汚泥供給容器4で汚泥貯溜部16
に汚泥を供給し、他の汚泥供給容器4には汚泥を充填す
るように交互に供給・充填を行うようにすれば、汚泥貯
溜部16の汚泥17の液面17aは常に所定の液位を保
つことができるのである。この場合、複数の汚泥供給容
器4・4の容積を異ならせると、供給・充填のタイミン
グを任意に設定することができるのである。
【0044】<実施例2>本実施例では上記実施例1に
おける汚泥供給容器4を以下のように変更したものであ
る。即ち、支柱状に立設した支持部材45の上下に支持
ブラケット46・46を設け、この支持ブラケット46
・46に亙って下端に汚泥供給口15を形成した管材4
7を縦向きに支持させ、この管材47の上下端部寄りの
支持ブラケット46・46の近傍部にフランジ48・4
8を設け、当該両フランジ48・48間に汚泥供給容器
4の胴部を形成する透明な筒状部材49を気密状に挟持
させる。
【0045】そして、上記管材47の上端寄り部にフロ
ートボール弁式の開閉弁50を設け、管材47の上端に
負圧供給口11を設け、下方のフランジ48には汚泥を
吸引する吸引口9と、放出口51とが設けられて汚泥供
給容器4を形成したもので、フロートボール弁式の開閉
弁50は、管材47の上端寄り部に形成された弁体収納
ケーシング52内に開口する管口53上に球状のボール
弁体54を上下摺動可能に収納したもので、汚泥供給容
器4に吸引された汚泥35の液面35aが上昇し、ボー
ル弁体54が浮き上がるとこれで負圧供給口11が閉止
されるようになっている。
【0046】また、吸引口9と、放出口51とに夫々開
閉弁(図示せず)を設けた点の他は上記実施例1と略同
様の構成になっている。
【0047】上記のように形成された汚泥供給容器4で
は、上下両端のフランジ48・48を分解するだけで透
明な筒状部材49を簡単に取り外すことができるので、
搬送にも至便であり、筒状部材49を取り替えも至って
簡単に行える上、使用時には汚泥供給容器4内の汚泥3
5の減少状況や汚泥供給口15から吸引された外気によ
る汚泥供給容器4内の汚泥35の攪拌状況、汚泥供給容
器4内への汚泥の充填時期及び充填量等を透明な筒状部
材49を通して視認することができるのである。
【0048】尚、本実施例のように筒状部材49全体を
透明にするだけでなく、その1部、例えばスリット状に
透明部分を形成するようにしても同様の作用・効果を奏
することができるのである。
【0049】<実施例3>本実施例では上記実施例1に
おける汚泥供給容器4を図6に示すように構成したもの
であり、その他の点は上記実施例1と略同様の構成・作
用・効果になっている。本実施例における汚泥供給容器
4は、管材55を上下に貫通させ、この管材55の中に
負圧形成手段6を形成するジェットポンプM.J.P を、組
み込んだものである。
【0050】即ち、汚泥供給容器4を上下に貫通した管
材55の上寄り部に負圧形成管29を支持させ、負圧形
成管28にジェット流を噴射する噴射ノズル を管材
の上端に設けるとともに、負圧形成管29の側方の管材
55に負圧供給口11を開口させてある。
【0051】この場合、加圧ポンプ24から供給される
圧力水を噴射ノズル28に供給するのを断続する開閉弁
56と負圧形成管55の吐出口部分に設けられた開閉弁
57が上記実施例1における負圧供給口11に設けられ
る開閉弁13に相当する。汚泥供給容器4を本実施例の
ように構成すると、負圧形成手段6を設置する場所を必
要とせず、装置全体をコンパクトにまとめることができ
る利点がある。
【0052】<実施例4>本実施例は図7及び図8に示
すように、浚渫された汚泥を脱水装置に定量供給する汚
泥処理システム1の吸引口9の開閉弁12及び汚泥供給
口15の開閉弁14の自動化を図ったものでなる。即
ち、この汚泥処理システム1は、基本的な構成は実施例
1における構成と略同様であり、吸引ホース8を介して
汚泥タンク5の汚泥を吸引する吸引口9を汚泥供給容器
4の底部に設け、吸引口9の開閉弁12を吸引口9の上
端に自重閉止式のフラップ弁58で形成するとともに、
汚泥供給口15にはフロート59付きのフラップ弁60
を設けて構成し、このフロート59付きのフラップ弁6
0には特に図8に示すようにオリフィス61が形成され
ている。
【0053】また、汚泥供給容器14の側面部分には汚
泥供給容器4内の空間36の負圧を表示するゲージ62
が取付けてある。
【0054】次に上記のように構成された汚泥処理シス
テム1の作用、特に吸引口9の自重閉止式のフラップ弁
58及び汚泥供給口15のフロート59付きのフラップ
弁60の作用を中心に説明する。先ず、汚泥供給容器4
の内方に汚泥35が貯溜され、負圧供給口11の開閉弁
13が閉じれらた状態で汚泥供給口15が汚泥貯溜部1
6の汚泥17に没している時に、汚泥供給容器4の底部
に設けられた吸引口9の自重閉止式のフラップ弁58は
自重及び吸引口9から汚泥タンク4までの汚泥の重量に
より吸引口9は確りと閉止されている。
【0055】そして、汚泥供給容器4の内の汚泥35と
汚泥貯溜部16の汚泥17とが汚泥供給口15のフラッ
プ弁60のオリフィス61で連通していることから、汚
泥貯溜部16の汚泥35の液面35aから汚泥供給容器
4内の汚泥35の液面35aまでの汚泥の重量とその上
方の空間に形成される負圧とが釣り合った状態になって
いる。
【0056】この汚泥貯溜部16の汚泥17の液面17
aから汚泥供給容器4内の汚泥35の液面35aまでの
汚泥の重量とその上方の空間に形成される負圧とが釣り
合った状態の時にはフロート59付きのフラップ弁60
に形成されたオリフィス61からの汚泥の出入りはな
い。
【0057】この状態で負圧供給手段6からの負圧が負
圧吸引口11から濾過ドラム18の吸引管20に供給さ
れ、濾過ドラム18で汚泥貯溜部16の汚泥17が濾過
・脱水されてゆき、その液面が徐々に低下すると汚泥供
給口15が汚泥17の液面17a上に露出する。汚泥供
給口15が汚泥17の液面17a上に露出すると、この
フロート59付きのフラップ弁60に形成されたオリフ
ィス61から外気が汚泥供給口15から汚泥供給容器4
内に流入し、汚泥供給容器4内の汚泥35の上方の空間
36の負圧を低下させるとともに、フロート59の重量
とフラップ弁60の自重とでフラップ弁60を図8の実
線図の位置から想像線図のように揺動して汚泥供給口1
5が開口される。その結果、汚泥供給容器4内の汚泥3
5が汚泥供給口15から汚泥貯溜部16に供給されて汚
泥貯溜部16の汚泥17の液面17aを図8の想像線の
位置Aから実線の位置Bにまで上昇させる。
【0058】此処で、汚泥供給口15が汚泥17の液面
17a上に露出し、汚泥供給口15から外気が汚泥供給
容器4内に流入して気泡状で上昇する時にその汚泥供給
容器4内に沈降している比重の重い固塊物を攪拌するの
で、沈降した固塊物により汚泥供給口15が詰まるのが
防止できるのは実施例1と同様である。そして、汚泥貯
溜部16の汚泥17の液面17aが上昇して汚泥供給口
15が汚泥17中に没するとフロート59の浮力により
汚泥供給口15がフラップ弁60で閉止される。
【0059】濾過ドラム15の稼働で汚泥供給容器4の
汚泥35の貯溜量が減少し、汚泥供給容器4内に汚泥を
充填する場合には、負圧形成装置6のジェットポンプM.
J.Pを稼働させ、汚泥供給容器4の負圧供給口11の開
閉弁13を開き、ジェットポンプM.J.で形成された負圧
を汚泥供給容器4内に作用させる。
【0060】この汚泥供給容器4内の汚泥35の減少
は、汚泥供給容器4内の負圧の変化を表示するゲージ6
2を視認するだけで検出することができる。即ち、上述
したように汚泥供給容器4内の負圧は常時汚泥貯溜部1
6の汚泥17の液面17aから汚泥供給容器4内の汚泥
35の上面35aまでの汚泥の重量と釣り合っているた
めに、汚泥供給容器4内の汚泥35の量が減少して重量
が軽くなるとこれにともなって汚泥供給容器4内の空間
36に形成される負圧も低くなるからである。
【0061】負圧供給口11の開閉弁13を開き、ジェ
ットポンプM.J.で形成された負圧を汚泥供給容器4内に
作用させると、この負圧で吸引口9を閉塞していた自重
閉止式のフラップ弁58は開かれ、吸引ホース8を介し
て汚泥タンク2の汚泥5が汚泥供給容器4内に吸引され
るのである。汚泥タンク2の汚泥5が汚泥供給容器4内
に所定量吸引されると、負圧供給口11の開閉弁13を
閉じる。すると、汚泥タンク2の汚泥5を汚泥供給容器
4内に吸引していた強い負圧は、汚泥供給口15が汚泥
貯溜部16の汚泥17に没している時には汚泥貯溜部1
6の汚泥17をオリフィス61から吸い戻して汚泥供給
容器4内の空間36の負圧が低下され、汚泥貯溜部16
の汚泥17の液面17aから汚泥供給容器4内の汚泥3
5の液面35aまでの汚泥の重量とその上方の空間36
に形成される負圧とが釣り合う状態になる。
【0062】汚泥供給口15が汚泥貯溜部16の汚泥1
7の液面17a上に露出している時はオリフィス61か
ら外気を吸引して汚泥供給容器4内の空間36の負圧を
低下させた後、更に空間36の負圧が低下されるのでフ
ラップ弁60が揺動して汚泥供給口15が開き、汚泥供
給容器4内の汚泥35を汚泥供給口15から汚泥貯溜部
16に供給して汚泥貯溜部16の汚泥17の液面17a
を汚泥供給口15が水没する上限許容位置ULの近傍ま
で上昇させるのである。
【0063】こうして汚泥貯溜部16の汚泥17の液面
17aが上昇し、汚泥供給口15が汚泥中に没すると、
汚泥供給口15から汚泥供給容器4内への外気の流入が
停止されて、汚泥貯溜部16の汚泥17の液面17aか
ら汚泥供給容器4内の汚泥35の液面35aまでの汚泥
の重量とその上方の空間36の負圧とが釣り合った状態
で汚泥供給口15からの汚泥35の供給が停止される。
【0064】以後、汚泥貯溜部14内の汚泥が濾過・脱
水され、その液面が徐々に低下し、汚泥供給口15が汚
泥17の液面17a上に露出して開口すると、上述した
作用が繰り返されて許容上限位置ULの近傍に保たれる
のである。尚、上記各実施例では汚泥を濾過・脱水する
場合を例に説明してあるがこうしたものに限られず、他
の液体を供給する場合にも使用することができるのは勿
論のこと負圧形成装置はジェットポンプM.J.P の他に従
来からの真空ポンプで構成することもできるのは言うま
でもないことである。
【0065】
【発明の効果】本発明にかかる液体供給装置は以上に説
明したように、液体供給口、吸引口、負圧供給口の夫々
に設けた各開閉弁を開閉操作するだけで液体供給容器に
液体を簡単に充填できるので、その作業性を格段に向上
させることができると言う利点がある。
【0066】また、液体供給口、吸引口、負圧供給口の
夫々に設けた各開閉弁を開閉操作するだけで液体供給容
器に液体を簡単に充填できるので、受液槽が脱水装置の
汚泥槽である場合、液体供給容器に汚泥(液体)を充填
する際に液体が作業者の手や皮膚にかかったり、周囲に
飛散するのを防止して、その安全性を大幅に向上できる
とともに、周囲に飛散することによる環境汚染を未然に
防止することができると言う利点もある。
【0067】更に、液体が液体供給容器内に所定量吸引
した後、液体供給口の開閉弁を開いた時、液体供給口か
ら外気または受液槽内の液体を僅かに吸い込んで受液槽
の液面から液体供給容器内の液体の上面までの液体の重
量とその上方の空間の負圧とが釣り合う状態になるの
で、液体供給口が開かれた時に一時に多量の液体が流出
してオーバーフローするのを防止することができるとい
う利点もある。
【0068】加えて、1つの受液槽に複数の液体供給容
器を設けたものでは、いずれか1つの液体供給容器で受
液槽に液体を供給し、他の液体供給容器には液体を充填
するように交互に供給・充填を行うようにすれば、受液
槽の液体の液面は常に所定の液位を保つことができ、連
続して作業を行うことができると言う利点もある。
【0069】また、複数の液体供給容器を設け、この複
数の液体供給容器の容積を異ならせると、供給・充填の
タイミングを作業者の手順に合わせて任意に設定する事
ができるので、作業効率を大幅に向上させることができ
る利点がある。
【0070】その上、液体供給容器を縦長の筒状の本体
と、該本体の上下端部をフランジで閉塞するとともに、
該本体の少なくとも一部を透視可能に構成したもので
は、液体供給容器への液体の充填時期並びに充填量を目
で確認することができるので、特に負圧形成装置を真空
ポンプや真空ポンプとリザーバタンクで構成したもので
は真空ポンプやリザーバタンクに液体供給容器に吸引さ
れた液体が流に後側のニードルベッドするのを確実に防
止することができる利点もある。
【0071】加えて、液体供給容器を縦長の筒状の本体
と、該本体の上下端部をフランジで閉塞して固定するよ
うに構成したものでは、上下両端のフランジを分解する
だけで筒状部材を簡単に取り外すことができるので、搬
送にも至便であり、筒状部材の取り替えも至って簡単に
行え、メンテナンスも容易に行えると言う利点もある。
【0072】尚、圧力水を噴射ノズルから負圧形成管内
に噴射して該負圧形成管内に負圧を形成するジェットポ
ンプで構成したものでは、強力な負圧を形成できるとと
もに、負圧形成装置で形成された負圧で液体供給容器内
に液体貯溜部の液体を吸引する時、その液体の一部がジ
ェットポンプに吸引されてもこれが為にジェットポンプ
が損壊することがなく、その耐久性を大幅に向上させる
ことができると言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は実施例1に係る汚泥処理システムの概略構成
図である。
【図2】は実施例1に係る汚泥処理システムの負圧形成
装置を構成するジェットポンプM.J.P 部分の縦断面図で
ある。
【図3】は実施例1に係る汚泥処理システムの負圧形成
装置を構成するジェットポンプM.J.P の変形例を示す要
部の断面図である。
【図4】は実施例1に係る汚泥処理システムの液体供給
容器の変形例を示す要部の断面図である。
【図5】は実施例2に係る汚泥処理システムの液体供給
容器部分の縦断面図である。
【図6】は実施例3に係る汚泥処理システムの液体供給
容器部分の縦断面図である。
【図7】は実施例4に係る汚泥処理システム概略構成図
である。
【図8】は実施例4に係る汚泥処理システムの液体供給
口部分の断面図である。
【符号の説明】
4・・・液体供給容器 2・・・液体貯溜部 6・・・負圧形成装置 9・・・吸引口 11・・・負圧供給口 12・13・14・・・開閉弁 15・・・液体供給口 UL・・・貯溜許容上限位置 M.J.P ・・・ジェットポンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受液槽と、この受液槽より上方に位置させ
    た密閉可能な液体供給容器とを備え、液体供給容器に
    は、開閉弁を介して液体貯溜部に連通する吸引口と、開
    閉弁を介して負圧形成装置に連通する負圧供給口とを設
    けるとともに、容器の底部には開閉弁を設けた液体供給
    口を設け、該液体供給口の下端開口部を受液槽に貯溜さ
    れる液体の貯溜許容上限位置より下方に開口させたこと
    を特徴とする液体供給装置。
  2. 【請求項2】1つの受液槽に複数の液体供給容器を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 【請求項3】複数の液体供給容器の容積を異ならせたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の液体供給装置。
  4. 【請求項4】液体供給容器を縦長の筒状の本体と、該本
    体の上下端部をフランジで閉塞するとともに、該本体の
    少なくとも一部を透視可能に構成してなる請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  5. 【請求項5】受液槽が脱水装置の汚泥槽であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
    液体供給装置。
  6. 【請求項6】負圧形成装置が、圧力水を噴射ノズルから
    負圧形成管内に噴射して該負圧形成管内に負圧を形成す
    るジェットポンプで構成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体供給装置。
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