JPH0811704A - ブレーキ用空気圧式倍力装置及びその製造方法 - Google Patents
ブレーキ用空気圧式倍力装置及びその製造方法Info
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- JPH0811704A JPH0811704A JP7180935A JP18093595A JPH0811704A JP H0811704 A JPH0811704 A JP H0811704A JP 7180935 A JP7180935 A JP 7180935A JP 18093595 A JP18093595 A JP 18093595A JP H0811704 A JPH0811704 A JP H0811704A
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Abstract
させたブレーキ用空気圧式倍力装置を提供する。 【構成】 真空室及び可動壁によりこれと分離された作
動室を含むブースタ・ハウジング部、ならびに制御弁ア
センブリ及び電磁石アセンブリを備えたブレーキ用空気
圧式倍力装置である。制御弁アセンブリは、アクチュエ
ーション・ロッドによる他に、電磁石アセンブリによっ
ても作動させることができ、このことにより、真空室と
作動室との間、または作動室と周囲の大気との間を接続
する。放熱性の向上及び組立の単純化のために、弁本体
は、幾つかの別な部分からなり、弁本体の少なくとも第
1の部分は、電磁石アセンブリの磁路として少なくとも
部分的に形成され、且つ弁本体の第2の部分に結合され
る。
Description
請求項1の前文(プリアンブル)の特徴を有するブレー
キ用空気圧式倍力装置に関する。
ら周知である。
コストが高くつくことである。さらに、長いブースタ・
ハウジング部に個々の部品を挿入し配置するには、特殊
な工具による以外はない。また、電磁石アセンブリから
の比較的好ましくない電力損失の放熱のため、制御弁ア
センブリの始動力により必要とされる以上に大きく電磁
石アセンブリの寸法を決めなければならないという欠点
がある。結局、この作り方が、その構造の疲労強度に悪
影響を及ぼす。
は、始めに言及したブレーキ用空気圧式倍力装置をさら
に経済的に製造でき、且つその作動特性が向上するよう
に改善するという目的に基づく。
明に関する請求項1の特徴記述部分に記された特徴によ
ってさらに発展させられた。即ち、本発明のブレーキ用
空気圧式倍力装置は、真空室、及び該真空室から可動壁
により分離された作動室を含むブースタ・ハウジング部
と、制御弁アセンブリ及び電磁石アセンブリを有する弁
本体とを備え、前記真空室と前記作動室との間の、また
は前記作動室と周囲の大気との間の接続を行うために、
前記制御弁アセンブリをアクチュエーション・ロッドに
よるだけでなく前記電磁石アセンブリによっても作動さ
せることが可能であり、さらに前記弁本体が、幾つかの
別個の部分から成るブレーキ用空気圧式倍力装置におい
て、前記弁本体の少なくとも第1の部分が、前記ブース
タ・ハウジング部に結合され、少なくとも部分的には電
磁石アセンブリの磁路として形成され、且つ前記弁本体
の第2の部分と結合されていることにより、前記の目的
を達成する。その結果、単一の構成要素、即ち弁の本体
部の第1の部分が、少なくとも2つの機能を果たす。即
ち、制御弁アセンブリと電磁石アセンブリの一部とのカ
バーとなることである。このカバーにより、構造の機械
的強度が保証される。弁の本体部を少なくとも2つの部
分に分けることにより、それぞれの部分で個々の構成要
素を(予め)組み立て易くでき、組み立ててから他の部
分の構成要素と結合することができる。当技術分野の状
況で以前から必要とされてきた個別の磁路は、ここでは
省略できハウジングに統合されるので、全体の断面積は
そのままにして電磁石アセンブリをより大きく作ること
ができる。このことは出力密度(Leistungsdichte) が低
下することを意味する。
ることにより、弁の本体部の第1の部分が倍力装置の部
品(例えば、ブースタ・ハウジングの壁、作動室(後部
室)と真空室(前部室)との間の可動壁、シール等)を
取付ける座を少くとも一つは備えることが可能になっ
た。
けでなく十分な熱伝導率を兼ね備えた軟鉄で作ることが
好ましい。また、同じかさらに良い特性を有する他の材
料を有利に用いることもできる。
体部の第1及び第2の部分を、互のひっかかり合わせと
気密性保持の一方または両方を伴って接続するのが有利
である。弁の本体部の第1の部分は、その縁の周囲にプ
ラスチック材料を鋳込み(Angiessen) または射出成型(A
nspritzen, injection moulding)することにより、第2
の部分と結合することができる。弁の本体部の第1の部
分にはソレノイド・アセンブリと電磁石アセンブリの接
極子とを収容することが好ましい。
を可能にするには、電磁石アセンブリを、軸方向に可動
な接極子を備えた壷型の磁石(Topfmagnet) として形成
するのが有利である。その代替物が必要であれば、それ
は、制御弁の作動をレバーまたはネジ付き構造を介して
起こさせる回転磁石アセンブリであろう。
は、ソレノイド・アセンブリが、その一方の軸端に対接
極子部を、他方の軸端に磁束導通用成形部をそれぞれ具
備し、ソレノイド・アセンブリ、対接極子部及び磁束導
通用成形部が接極子空間の輪郭を形成し、同空間中で前
記接極子が移動することができる。対接極子部は、ソレ
ノイド・アセンブリ内部に形成された接極子空間の中に
突出することもできる。規定された圧力条件を可能な限
り達成するとともに、空気が電磁石アセンブリを通って
バイパスするのを防ぐためには、ソレノイド・アセンブ
リ、対接極子部及び磁束導通用成形部を形成するにあた
り、これらが接極子空間を気密性があるように包囲する
のが有利である。
の低減のためにも、弁の本体部の第2の部分はプラスチ
ック材料で形成するのが有利である。
合の特に好ましい実施例では、同第1及び第2の部分
が、それぞれ内向き及び外向きのカラーを相対する端部
に備え、内向きのカラーと外向きのカラーとが互いにひ
っかかり合う。このように、2つの部分は、単に2つの
カラーが接触するまで、一方を他方に滑り込ませること
ができる。
と周囲の大気の間を接続するために内部に少なくとも1
つの風道(ダクト)を配置することにより、弁の本体部
の第1の部分、第2の部分の一方または両方に機能を割
り当てることができる。
に、対接極子部または磁束導通用成形部に幾つかの機能
を統合することも可能である。これらの部分の一方又は
両方に、例えば前記の風道の少なくとも一部を形成する
少なくとも1つの凹部を設けることができる。
により輪郭が形成されている、即ち境界が与えられてい
ることが好ましい。弁の本体部の第1の部分の内壁に接
触する領域は、磁束が制限されないような寸法にする。
これに対して、凹部は、十分な風道断面積が接続に利用
できるように寸法を決める。
式倍力装置の製造には、次の工程を有利に用いることが
できる。即ち、弁の本体部の第1の部分を準備し、弁の
本体部の第2の部分を準備し、前記第1の部分に第1の
結合要素を形成し、前記第1の結合要素と協働するよう
に配設される第2の結合要素を前記第2の部分に形成
し、弁の本体部の前記第1の部分と弁の本体部の前記第
2の部分とを接続する。このように、個々の本体部分内
にそれぞれのアセンブリを予め組み立てることが可能な
ので、組立をかなり簡略化することができる。
1の結合要素及び前記第2の結合要素の各々を形成する
際に、弁の本体部の前記第1及び第2の部分の一端に内
側にまたは外側に形成されたカラーの輪郭をそれぞれ決
定するとともに、弁の本体部の前記第1及び第2の部分
が、それらの寸法に関して一方が他方に滑り込むことが
でき、且つ前記の、内側に形成されたカラーと外側に形
成されたカラーとが互いにひっかかり合って止めを形成
するように、形成されることが好ましい。
の第1及び第2の部分を互いの内部へ滑動させる前に、
前記の、内側に形成されたカラーと外側に形成されたカ
ラーとの間に密封材を置く。
1の部分に磁束導通用成形部、接極子、ソレノイド・ア
センブリ及び対接極子部を挿入することにより構成す
る。
前記第1の部分を前記対接極子部と前記磁束導通用成形
部の一方または両方に確実に結合する。これは、ロール
加工したりカシメたりすることにより特に単純に、確実
に噛み合うように実現することができる。
気圧式倍力装置の実施例を図面を参照して説明する。こ
れにより、本発明のさらなる特徴、利点及び可能な変更
が得られる。
弁アセンブリ10及び電磁石アセンブリ12を示す。ブ
ースタ・ハウジング部(図示せず)と共にブレーキ用空
気圧式倍力装置の外郭を成す弁本体14に、これらの制
御弁アセンブリ10及び電磁石アセンブリ12は収容さ
れている。弁本体14は、二つの部分から成るよう設計
されている。電磁石アセンブリ12は、弁本体14の第
1の部分16内に配置されている。この第1の部分16
は、弁本体14の第2の部分18(これは、制御弁アセ
ンブリ10を収容する)に結合される。
られ、電磁石アセンブリ12のための磁路を形成する。
このため、ソレノイド・アセンブリ20、磁束導通用成
形部22、接極子24及び対接極子部26が弁本体14
の第1の部分16に挿入されている。磁束導通用成形部
22及び対接極子部26は、それぞれ図2及び3に平面
図として示されている。
に円形の平面図となる。凹部22aは、真空室すなわち
ブレーキ用空気圧式倍力装置の前部室(図示せず)と作
動室すなわち、ブレーキ用空気圧式倍力装置の後部室
(これも図示せず)の間の接続または作動室(図示せ
ず)から周囲の大気への接続のための風道(ダクト)2
8、29の一部分に該当する。
の第1の部分16との磁気伝導的な接続を行う媒体であ
る領域22bによって境界が決定されている。接極子2
4は、成形部22中央の穴30に、滑り層32で分離さ
れて収容されている。
に(第2の部分18に向かって)突き出た環状カラー2
2dを備え、その外側の径において反対方向に(ブース
タ・ハウジングへの向きに)突き出た環状カラー22c
を備えている。成形部22は、外側の環状カラー22c
によって、弁本体14の第1の部分16の中央に配置さ
れる。内側の環状カラー22dにより、接極子24の案
内の延長と、密封リング34の位置を定める座とが保証
される。
ド胴部20a及びソレノイド巻き線20bにより構成さ
れる。ソレノイド・アセンブリ20は、対接極子部26
或は磁束導通用成形部22に対し、ソレノイド胴部20
aの内側の両端で密封材36a及び36bによってそれ
ぞれ気密に密封されている。対接極子部26は、ソレノ
イド・アセンブリ20の内側に突き出て、接極子24を
軸方向に移動できるように収容する接極子空間38の片
側からの境界を形成する。
24の端には、接極子24の軸方向の変位時に制御弁ア
センブリ10を起動させるように制御弁アセンブリ10
の一部と協働する鉤形の延長部24aを備える。
質的に円形の断面を有する。この場合も、凹部26a
は、ブレーキ用空気圧式倍力装置の個々の室を接続する
通路の働きをする。
の凹部22a及び26a、ならびにそれぞれの凹部22
a及び26aの間の領域22b及び26bは、風道2
8、29の流れ断面が絞られることも、成形部22また
は対接極子部26から弁本体14の第1の部分16に至
るそれぞれの磁束が制限されることもないように寸法が
決定される。
容される。リング46を介して接極子24に対接極子部
26から離れるように力を加える螺旋バネ42を支持す
るために、中央の穴40は、段付きの穴として設計され
ている。
ある第1の部分16は、その外殻表面に、可動壁(真空
室と作動室とを仕切っている)のための座48、密封
材、及び又はブースタ・ハウジング部の壁の部分を備え
ている。
の部分16の内壁を機械削りして段50を作り、そこに
対接極子部26の外側の縁がはめ込まれている。対接極
子部26における面取り円周面54に対して第1の部分
16の先端にある突出部52がロール加工又は曲げ加工
(すなわちカシメ)により押し当てられるので、弁本体
14の第1の部分16と対接極子部26との間に磁束を
導通する接続が生まれる。
には、内側に突き出して直角に角付けされたカラー56
が形成されている。
して形成され外側に突き出して直角に角付けされたカラ
ー58は、第1の部分16が矢印Pの方向にそこを通る
ことができ、且つ2つのカラー56、58が1つの止め
を形成するように、設計されている。この止めにより、
第2の部分18が第1の部分16を完全に通り抜けるの
を防ぐ。気密な構造を実現するために、第1のカラー5
6と第2のカラー58との間に外周に沿って密封リング
60が配置されている。
を置いてから、第1の部分16に第2の部分18(これ
は、場合によっては、既に組み立てた制御弁アセンブリ
10を含む)を2つのカラー56、58が接するまで挿
入する。その後、密封リング34を付けた成形部22を
第1の部分16に挿入する。これに続いて、密封材36
b付きのソレノイド・アセンブリ20、及び対接極子部
26を挿入し、さらにリング46と共に螺旋バネ42を
挿入する。その後、ロール加工又は曲げ加工により第1
の部分16を対接極子部26に強固に確実に噛み合うよ
うに結合する。
た場合、発生した磁力により、接極子24は螺旋バネ4
2の力に対抗して変位しようとする。この運動が、接極
子24に堅く結合されている弁要素68に伝達され、こ
のことにより、密封要素72が真空室への風道28の環
状密封弁要素74を閉じると、弁座70が解放される。
断されると、接極子24が、螺旋バネ42により最初の
位置に戻される。すると、接極子24に結合された弁要
素68が、弁座70上に移動するため、周囲の大気への
作動室の接続が閉鎖される。
ジングの方に移動させられたことによって、戻る運動
は、アクチュエーション・ロッド80に連結されたピス
トンに取り付けられたストッパ82がブースタ・ハウジ
ングに当たることによっては制限されない。したがっ
て、制御弁本体は、密封要素72が弁要素74から解放
されて真空室から作動室への接続を開くような距離にわ
たって、密封要素72を駆動することができる。これに
より、圧力差が消滅し、制御弁本体は最初の位置に戻
る。
は、発明の容易なる理解のためで、その技術的範囲を制
限するように解釈されるべきではない。
造コストが小さく、作動特性が改善されたブレーキ用空
気圧式倍力装置を容易に製造することができる。
ける制御弁の一実施例を示す部分断面側面図である。
図である。
る。
Claims (19)
- 【請求項1】 真空室、及び該真空室から可動壁により
分離された作動室を含むブースタ・ハウジング部と、 制御弁アセンブリ(10)及び電磁石アセンブリ(1
2)を有する弁本体(14)とを備え、 前記真空室と前記作動室との間の、または前記作動室と
周囲の大気との間の接続を行うために、前記制御弁アセ
ンブリ(10)をアクチュエーション・ロッド(80)
によるだけでなく前記電磁石アセンブリ(12)によっ
ても作動させることが可能であり、さらに前記弁本体
(14)が、幾つかの別個の部分(16、18)から成
るブレーキ用空気圧式倍力装置において、 前記弁本体(14)の少なくとも第1の部分(16)
が、前記ブースタ・ハウジング部に結合され、少なくと
も部分的には電磁石アセンブリ(12)の磁路として形
成され、且つ前記弁本体(14)の第2の部分(18)
と結合されていることを特徴とするブレーキ用空気圧式
倍力装置。 - 【請求項2】 前記弁本体(14)の第1の部分(1
6)が、その外側の表面に前記倍力装置の部品に対する
座(48)を少なくとも1つ備えたことを特徴とする請
求項1記載のブレーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項3】 前記弁本体(14)の前記第1の部分
(16)が、軟鉄で作られていることを特徴とする請求
項1または請求項2記載のブレーキ用空気圧式倍力装
置。 - 【請求項4】 前記弁本体(14)の前記第1の部分
(16)と前記弁本体(14)の前記第2の部分(1
8)とを、互にひっかかり合わせ、若しくは気密性を持
たせ、または互にひっかかり合わせ且つ気密性を持たせ
て結合したことを特徴とする請求項1乃至3のうちのい
ずれかに記載のブレーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項5】 前記第1の部分(16)が、ソレノイド
・アセンブリ(20)と前記電磁石アセンブリ(12)
の接極子(24)とを収容することを特徴とする請求項
1乃至4のうちのいずれかに記載のブレーキ用空気圧式
倍力装置。 - 【請求項6】 前記電磁石アセンブリ(12)が、壷型
の磁石として形成されていることを特徴とする請求項1
乃至5のうちのいずれかに記載のブレーキ用空気圧式倍
力装置。 - 【請求項7】 前記ソレノイド・アセンブリ(20)
が、その一方の軸端に対接極子部(26)を備え、他方
の軸端に磁束導通用成形部(22)を備えたことを特徴
とする請求項6記載のブレーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項8】 前記ソレノイド・アセンブリ(20)、
前記対接極子部(26)及び前記磁束導通用成形部(2
2)が、前記接極子(24)が移動可能に中に配置され
る接極子空間(38)の輪郭を形成することを特徴とす
る請求項7記載のブレーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項9】 前記ソレノイド・アセンブリ(20)、
前記対接極子部(26)及び前記磁束導通用成形部(2
2)が、接極子空間(38)の輪郭を形成し、前記接極
子空間(38)を気密に包囲していることを特徴とする
請求項8記載のブレーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項10】 前記弁本体(14)の前記第2の部分
(18)が、プラスチック材料から作られていることを
特徴とする請求項1乃至9のうちのいずれかに記載のブ
レーキ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項11】 前記弁本体(14)の前記第1及び第
2の部分(16、18)の各々が、相対するそれぞれの
端部に内向きまたは外向きのカラー(56、58)をそ
れぞれ備え、前記内向きのカラー(56)と外向きのカ
ラー(58)を互いにひっかけ合わせたことを特徴とす
る請求項1乃至10のうちのいずれかに記載のブレーキ
用空気圧式倍力装置。 - 【請求項12】 前記弁本体(14)の前記第1の部分
(16)及び前記第2の部分(18)の一方または両方
の内部に、前記真空室と前記作動室との間または前記作
動室と周囲の大気との間を接続する風道(28)を少な
くとも1つは配置したことを特徴とする請求項1乃至1
1のうちのいずれかに記載のブレーキ用空気圧式倍力装
置。 - 【請求項13】 前記対接極子部(26)及び前記磁束
導通用成形部(22)の一方または両方が、少なくとも
1つの凹部(22a、26a)を備え、前記凹部が前記
風道(28)の少なくとも一部を形成することを特徴と
する請求項1乃至12のうちのいずれかに記載のブレー
キ用空気圧式倍力装置。 - 【請求項14】 磁束を導通する領域(22b)によっ
て前記各凹部(22a、26a)に境界が与えられてい
ることを特徴とする請求項13記載のブレーキ用空気圧
式倍力装置。 - 【請求項15】 弁本体の第1の部分を準備する工程
と、 弁本体の第2の部分を準備する工程と、 前記第1の部分に第1の結合要素を形成する工程と、 前記第1の結合要素と協働するように配設される第2の
結合要素を前記第2の部分に形成する工程と、次に前記
弁本体の前記第1の部分と前記弁本体の前記第2の部分
とを結合する工程とを含む、ブレーキ用空気圧式倍力装
置の製造方法において、 前記第1の結合要素及び前記第2の結合要素が、前記弁
本体の前記第1及び第2の部分の一端にそれぞれ内側に
または外側に形成されたカラーの輪郭を決定するよう
に、形成され、 前記弁本体の前記第1の部分及び前記弁本体の前記第2
の部分が、それらの寸法に関して、一方を他方に滑り込
ませることができ、且つ前記の、内側に形成されたカラ
ーと外側に形成されたカラーとが互いにひっかかり合っ
て止めを形成するよう形成されることを特徴とする請求
項1乃至14記載のブレーキ用空気圧式倍力装置の製造
方法。 - 【請求項16】 前記の、内側に形成されたカラーと外
側に形成されたカラーとの間に密封材を置くことを特徴
とする請求項15記載のブレーキ用空気圧式倍力装置の
製造方法。 - 【請求項17】 磁束導通用成形部、接極子、ソレノイ
ド・アセンブリ及び対接極子部を前記弁本体の前記第1
の部分に挿入することを特徴とする請求項16記載のブ
レーキ用空気圧式倍力装置の製造方法。 - 【請求項18】 前記弁本体の前記第1の部分を前記の
対接極子部及び磁束導通用成形部の一方または両方に強
固に結合することを特徴とする請求項17記載のブレー
キ用空気圧式倍力装置の製造方法。 - 【請求項19】 前記の弁本体の前記第1の部分と、前
記対接極子部及び前記磁束導通用成形部の一方または両
方との結合を、好ましくはロール加工またはカシメによ
り積極的に噛み合うように行うことを特徴とする請求項
18記載のブレーキ用空気圧式倍力装置の製造方法。
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