JPH0811554B2 - 自動2輪車の収納ボックス装置 - Google Patents

自動2輪車の収納ボックス装置

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JPH0811554B2
JPH0811554B2 JP5203340A JP20334093A JPH0811554B2 JP H0811554 B2 JPH0811554 B2 JP H0811554B2 JP 5203340 A JP5203340 A JP 5203340A JP 20334093 A JP20334093 A JP 20334093A JP H0811554 B2 JPH0811554 B2 JP H0811554B2
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JP
Japan
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storage box
seat
opening
switch
lamp
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泉 渋谷
修 袴田
泉 長坂
昭二 渡辺
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
    • B62K19/46Luggage carriers forming part of frame

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートを蓋代わりに
して荷物を収納するようにした自動2輪車の収納ボック
ス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータで代表されるように、シート下
を外装ボディで覆った自動2輪車等の小型車両では、こ
の外装ボディ内に収納ボックスを設置してヘルメットな
どを収納し、開閉自在のシートを蓋代わりにして施錠で
きるように備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
収納ボックスは、入口が狭く、比較的深い形状になりや
すいので、内部が暗く、特に夜間では荷物の出し入れが
不便であるという問題があった。
【0004】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、収納ボックス内を明るくして荷物の出し入
れ作業を容易にした自動2輪車の収納ボックス装置を提
供することを目的とする。
【0005】この発明の他の目的は、収納ボックス内を
照明するランプのスイッチを保護し、外部に露出させな
いようにした自動2輪車の収納ボックス装置を提供する
にある。
【0006】この発明のさらに他の目的は、シート着座
時のシート荷重を収納ボックス上方開口の開口周縁で受
け、シート荷重がスイッチに作用するのを防止する一
方、スイッチの作動が容易でその作動ストロークをラフ
に設計できる自動2輪車の収納ボックス装置を提供する
にある。
【0007】この発明に係る自動2輪車の収納ボックス
装置は、上述した課題を解決するために、シートとこの
シート下方のユニットスイング型エンジンとの間に収納
ボックスを設け、この収納ボックスの上面に開口を形成
し、この上方開口を蓋代りに覆うシートをヒンジを介し
て開閉自在に設けるとともに、前記上方開口の開口縁の
外側にかつシート外側縁より内側の車体構成部材に、シ
ートの開閉動作に連動して作動する開閉スイッチを設
け、上記スイッチの作動により点灯して収納ボックス内
を照明するランプを収納ボックス内の上部に設けたもの
である。
【0008】
【作用】このように構成したので、シートを開くとラン
プが点灯し、収納ボックス内が明るくなり、夜間暗い所
でも荷物の出し入れがしやすくなる。シートを閉じれば
ランプは消灯する。ランプの点滅がシート開閉動作によ
って自動的に行なわれるので、いちいちスイッチを操作
する必要がなく、収納ボックスの使い勝手に影響はな
い。
【0009】また、収納ボックスの上方開口の開口縁と
シート着座時のシート外周縁との間にランプ用のスイッ
チを設けたので、スイッチは外部に露出することなく保
護される。
【0010】さらに、シートを収納ボックス上に着座さ
せたとき、シート荷重は収納ボックス上面開口の開口周
縁で受け、スイッチにシート荷重が直接作用しないの
で、スイッチの保護がより一層図れるとともに、スイッ
チはシート底部部材で作動せしめられるので、スイッチ
の作動が容易でその作動ストロークをラフに設計でき
る。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の実施例になる収納ボックス
装置を備えた小型車両としてのスクータの側面図であ
る。
【0012】スクータは前輪1を操作するハンドル2と
シート3との間をU字形に深く湾曲させた形状を持つ。
シート3は収納ボックス4の上に覆設される。この収納
ボックス4は鋼板製で、前下端部がパイプフレーム5の
上方へ跳ね上った後端部5aに溶着され、後部フレーム
として機能する。
【0013】パイプフレーム5はヘッドパイプ6から前
記U字形の湾曲形状に沿い、レッグシールド7およびス
テップボード8が配置される。エンジン9は後輪10と
一体のユニットスイング型式になり、パイプフレーム後
端部5aに溶着されたブラケット11に枢支され、緩衝
ユニット12により緩衝懸架される。ユニットスイング
型エンジン9および後輪10の上方には前記収納ボック
ス4後下部に接続されたボディカバー13が配設され、
収納ボックス4後方の燃料タンク14などを覆う。15
はリヤフェンダを示す。
【0014】前記シート3は前端部をヒンジ16によっ
て開閉自在に枢支され、収納ボックス4上面の開口17
およびボディカバー13後端上部の開口18を覆う開閉
自在な蓋として機能する。収納ボックス4の開口17周
縁には図2ないし図4に示すようにフランジ19が立設
され、ゴムなどによるシール20が接合されて、シート
3を閉じたときは、シート底板21が圧接して開口17
をシールし、シート荷重をフランジ19,シール20の
開口周縁で受けるようになっている。収納ボックス4は
ヘルメット22を収納できる大きさに設定される。
【0015】一方、図3に示すように、収納ボックス4
底板23の最低部に前記パイプフレーム後端部5aの上
端に適するドレン孔24が穿設され、パイプフレーム5
に排水孔25が穿けられている。収納ボックス4内に入
った水を直ちに排水できるようにしたものである。
【0016】次に、図2に示すように、収納ボックス4
上面のヒンジ16が固定された上面前端部26内面にラ
ンプハウジング27が形成され、このハウジング後面の
取着孔28にゴム製のソケット29が嵌着されている。
ソケット29には豆ランプ30およびレンズ31が嵌着
される。32,33は豆ランプ30のリード線を示す。
【0017】ヒンジ16の直ぐ後方の収納ボックス上面
前端部26には、スイッチボックス34が収納ボックス
4の上部開口17の周縁外側で、かつランプハウジング
27に近接して取着けられる。スイッチボックス34は
図4に示すように収納ボックス4の上部開口17の周縁
とシート3の外周縁との間に配置される。具体的には、
スイッチボックス34は図2に示すようにシート3の外
側縁と収納ボックス4の上方開口17の周縁との間でヒ
ンジ16の近くに配置され、車体構成部材である収納ボ
ックス4の前側上面に設けられる。スイッチを構成する
スイッチボックス34はヒンジ16より車両の進行方向
後方でヒンジ16の近くに配置され、シート3の開閉操
作によってもスイッチに大きな衝撃が作用するのを防止
している。スイッチボックス34には電気絶縁物になる
作動子35が上下に突出して摺動自在に嵌合し、スプリ
ング36によって上方へ付勢されている。作動子35の
下端には前記リード線33に接続された可動接点37が
固定される。スイッチボックス34下面には固定接点3
8が固定されて可動接点37に対向する。前記シート3
が閉じているときは、シート底板21が作動子35を押
し下げ、スイッチの可動接点37と固定接点38は離れ
ている。シート3を開くと作動子35がスプリング36
のばね作用で上昇し、可動接点37と固定接点38が接
する。すなわち、シート3を開くと電源回路が閉じて豆
ランプ30が点灯し、シート3を閉じると消灯する。
【0018】なお、図中39は収納ボックス4にあけた
窓40に嵌めた透明板で、ボックス内荷物の有無や収納
状態が確認でき、また明り取りとして機能させたもので
ある。
【0019】また41はヘルメット22の収納の有無を
検出するセンサで、図5に示すように、検出信号をマイ
クロコンピュータなどの制御器42に送り、音声発生装
置43を制御してヘッド部に装備したスピーカ44から
予め設定されたフレーズを流す。その長さはタイマ45
で調整する。例えば、スクータに乗るときに、ヘルメッ
ト22を取り出さないでエンジンを始動するとヘルメッ
ト着用を呼び掛ける。また、ヘルメット22を取り出す
と、これを検出して安全運転への注意事項、心構えなど
のフレーズが流れる。この場合、テープに録音した肉親
の声であればより効果的であり、心もなごむ。燃料など
の点検注意でもよい。駐車時にヘルメット22を収納し
たときは、施錠、駐車違反注意などのフレーズあるいは
ねぎらいの言葉などを流す。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、この発明に係る自動2輪車
の収納ボックス装置は、シートとこのシート下方のユニ
ットスイング型エンジンとの間に収納ボックスを設け、
この収納ボックスの上面に開口を形成し、この上方開口
を蓋代りに覆うシートをヒンジを介して開閉自在に設け
るとともに、前記上方開口の開口縁の外側にかつシート
外側縁より内側の車体構成部材に、シートの開閉動作に
連動して作動する開閉スイッチを設け、上記スイッチの
作動により点灯して収納ボックス内を照明するランプを
収納ボックス内の上部に設けたので、シートの開閉動作
によってランプの点滅が自動的に行なわれ、スイッチの
個別操作が不要となる一方、収納ボックス内に収容され
た荷物で照明光が遮られることがなく、また、収納ボッ
クスに荷物を出し入れするために蓋代わりのシートを開
くとボックス内が明るくなり、夜間などの暗い所での荷
物の出し入れ作業が便利になる。シート開閉に伴う衝撃
荷重は収納ボックスの上方開口の開口縁で受けるので、
衝撃荷重が開閉スイッチに作用することがなく、シート
の開閉に追従して開閉スイッチが安定的かつスムーズに
スイッチ操作される。
【0021】また、収納ボックスの上方開口の開口縁の
外側にかつシート外側縁より内側の車体構成部材に開閉
スイッチをシートの開閉動作に連動して作動するように
設けたので、スイッチはシートにより覆われ、外部に露
出することがないので保護される一方、上方開口を介し
て収納ボックス内に荷物を出し入れしても、荷物の出入
れ時に開閉スイッチに荷物等が接触して誤操作させるこ
ともない。
【0022】さらに、シートを収納ボックス上に着座さ
せたとき、シート荷重は収納ボックス上面開口の開口周
縁で受け、内にシート荷重が直接作用しないので、スイ
ッチの保護をより一層図ることができる。スイッチはシ
ートの底部部材で作動せしめられるので、スイッチの作
動が容易でその作動ストロークをラフに設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る自動2輪車の収納ボックス装置
を備えたスクータの側面図。
【図2】図1に示す収納ボックス装置の要部を拡大した
縦断側面図。
【図3】図1に示すスクータのフレーム単体を示す側面
図。
【図4】図3に示すスクータのフレーム単体を示す平面
図。
【図5】スピーカ制御のための電気結線ブロック図。
【符号の説明】
1 前輪 2 ハンドル 3 シート 4 収納ボックス 5 パイプフレーム(ダウンチューブ) 6 ヘッドパイプ 9 ユニットスイング型エンジン 10 後輪 11 ブラケット 12 緩衝ユニット 13 ボディカバー 16 ヒンジ 17 上部開口 19 フランジ(開口周縁) 20 シール 21 シート底板 22 ヘルメット 23 収納ボックス底板 24 ドレン孔 25 排出孔 26 上面前端部 27 ランプハウジング 29 ソケット 30 豆ランプ(ランプ) 34 スイッチボックス 35 作動子 36 スプリング 37 可動接点(スイッチ) 38 固定接点(スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−20771(JP,A) 特開 昭62−134381(JP,A) 特開 昭61−285178(JP,A) 実開 昭60−48568(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートとこのシート下方のユニットスイ
    ング型エンジンとの間に収納ボックスを設け、この収納
    ボックスの上面に開口を形成し、この上方開口を蓋代り
    に覆うシートをヒンジを介して開閉自在に設けるととも
    に、前記上方開口の開口縁の外側にかつシート外側縁よ
    り内側の車体構成部材に、シートの開閉動作に連動して
    作動する開閉スイッチを設け、上記スイッチの作動によ
    り点灯して収納ボックス内を照明するランプを収納ボッ
    クス内の上部に設けたことを特徴とする自動2輪車の収
    納ボックス装置。
JP5203340A 1993-08-17 1993-08-17 自動2輪車の収納ボックス装置 Expired - Fee Related JPH0811554B2 (ja)

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JPH06156345A JPH06156345A (ja) 1994-06-03
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