JP7178299B2 - ラゲッジライト構造 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ライトの照射範囲を広くできるラゲッジライト構造を提供することを目的とする。
自動二輪車(鞍乗り型車両)1は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア68を有するスクータ型車両であり、車体フレームFの前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン(ユニットスイングパワーユニット)Uに軸支されている。車体フレームFは、樹脂製の車体カバーCによって覆われている。
図1、図2に示すように、ユニットスイングエンジンUは、エンジンEと、ベルト式の無段変速機構(不図示)が収容された伝動ケースMとが一体化されたユニットスイング式のエンジンである。ユニットスイングエンジンUは、後輪3を支持するスイングアームとしての機能も有している。ユニットスイングエンジンUは、その前部に連結されるリンク部材27を介して、ロアフレーム15の後部に連結されており、リンク部材27に設けられるピボット軸28を中心にして上下に揺動自在である。
伝動ケースMの後端及びアーム部(不図示)の後端と、左右のシートレール16との間には、左右一対のリヤサスペンション34が掛け渡されている。
左側のロアフレーム15には、サイドスタンド47が取り付けられている。
前部シート10Aの下方前方には、前部シート10Aに着座した運転者が足を載せる左右一対のステップフロア68が形成されている。
後部シート10Bの下方前方には、同乗者が足を載せる可倒式の左右一対のタンデムステップ67が支持されている。
シート10の後方には、グラブレール48が配置されている。グラブレール48は、シートレール16の後部に固定されている。
グラブレール48の下方には、テールランプ49が配置されている。
ステップカバー55にはステップフロア68が形成されている。
さらに、車体カバーCは、シート10の下方で、収納ボックス44及びシートレール16を側方から覆う左右一対のボディサイドカバー59を有する。
運転者が着座するシート10の下方には、ヘルメット77A、77B(図4参照)等の荷物を収容可能な収納ボックス(ラゲッジボックス本体)44が配置されている。収納ボックス44は、樹脂成形によって一体に形成されており、車両の進行方向に長細い形状をなしている。
以下、本実施の形態のラゲッジライト構造を詳細に説明する。
収納ボックス44の収容空間44Aは、膨出部71Cより前側の前部収納部44Bと、膨出部71Cより後側の後部収納部44Cに分けて使用可能である。前部収納部44Bと後部収納部44Cには、ヘルメット77A、77B(図4参照)をそれぞれ収容可能である。
ライトホルダ80は、右側(車幅方向内側)に開口するホルダ開口部(内方開口部)81と、左右方向左側(車幅方向外側)の壁面を成すホルダ底部(外方底部)82と、ホルダ開口部81とホルダ底部82とを繋ぐホルダ周壁部83と、を備える。ホルダ底部82とホルダ周壁部83とにより、左側(車幅方向外方)に凹んだホルダ凹部(凹部)80Aが形成される。このホルダ凹部80Aに臨んだ状態で、ラゲッジライト100がライトホルダ80に支持される。
ラゲッジライト100は、発光面101A(図5参照)を備える板状の光源部101と、光源部101に電気的に接続されたケーブル102と、ケーブル102の先端に設けられたコネクタ103と、光源部101を被覆するカバー部104と、を備える。
カバー部104には、厚みが薄く形成された外周部104Aが形成されている。外周部104Aの左方には、ケーブル102を挟んで上下一対の被締結部104Bが形成されている。
ベース部材90は、板状に形成されている。ベース部材90には、厚み方向に貫通する開口90A(図5参照)が形成されている。開口90Aから発光面101A(図5参照)がホルダ凹部80Aに臨む。
開口90Aの外周側には後方に突出する爪部91が形成されている。爪部91は、ラゲッジライト100の外周部104Aを引っ掛けて保持可能である。
ベース部材90は、前後方向に厚みを有する上下一対の締結部93を備える。締結部93は、周壁後部87に形成されたボス孔87Bに、前後方向に延びる締結部材79により締結される。ラゲッジライト100を、直接、ライトホルダ80に取り付ける場合に比べて、ベース部材90を介すことで、締結方向などを変えたりすることが可能であり、取付構造を簡略化できる。
シート用アクチュエータ111は、ECU(不図示)からの電気信号に基づいて、シート10のロック機構(不図示)を作動させて、シート10の開閉を可能とする。
トップボックス用アクチュエータ112は、ECU(不図示)からの電気信号に基づいて、トップボックス114のロック機構(不図示)を作動させて、トップボックス114の蓋を開閉可能とする。
なお、図5に示すように、車幅方向中央に対して、ラゲッジライト100の反対側、すなわち、右側のシートレール16には、発電機(不図示)が発電した電力を直流電力に変換するレギュレータ113が支持されている。
シート用アクチュエータ111が作動してシート10のロックが解除されると、シート10が回動可能となる。シート10を回動させると、収納ボックス44のボックス開口部76が開放されて、収納ボックス44内がラゲッジライト100の照射光で照らされる。
特に、本実施の形態では、ライトホルダ80は、壁面開口部74Bを覆うように収納ボックス44に脱着可能に取り付けられているため、ラゲッジライト100の配線作業がし易くなっている。
上述の実施の形態では、ライトホルダ80が、締結部材78により収納ボックス44に固定されることで、ライトホルダ80が収納ボックス44に脱着可能に取り付けられる構成を説明した。しかし、例えば、ライトホルダ80を収納ボックス44に溶着により固定してもよい。すなわち、ライトホルダ80は、収納ボックス44から脱着されることが想定されない構成でもよい。
ラゲッジライト100は、ライトホルダ80を介して左壁部74に取り付けられた構成を説明したが、ラゲッジライト100とライトホルダ80は、右壁部75や、前壁部72、後壁部73に取り付けられる構成でもよく、底部71に取り付けられてもよい。
44 収納ボックス(ラゲッジボックス本体)
71A 底面(壁面)
71B 最下部(最下点)
72A 前面(壁面)
73A 後面(壁面)
74 左壁部(左側壁)
74A 左面(壁面、側壁面)
74B 壁面開口部
75A 右面(壁面)
76 ボックス開口部(主開口部)
80 ライトホルダ(ライト支持部材)
80A ホルダ凹部(凹部)
81 内方開口部
82 外方底部
83 周壁部
87A ライト支持開口部
87N 法線
90 ベース部材
100 ラゲッジライト(ライト)
101A 発光面
101B 光軸(照射方向)
Claims (7)
- 開閉可能なリッド(10)により覆われる主開口部(76)を備えるラゲッジボックス本体(44)と、
前記ラゲッジボックス本体(44)の壁面(71A、72A、73A、74A、75A)に取り付けられ前記ラゲッジボックス本体(44)内を照射するライト(100)と、
を備えるラゲッジライト構造において、
前記ラゲッジボックス本体(44)の壁面(71A、72A、73A、74A、75A)には、前記ライト(100)に対応する位置に前記ラゲッジボックス本体(44)の内外を連通する壁面開口部(74B)が設けられ、
前記ライト(100)は、前記ラゲッジボックス本体(44)とは別体のライト支持部材(80)に取り付けられ、前記ライト支持部材(80)に設けられるライト支持開口部(87A)を通して前記ライト支持部材(80)内へ発光面(101A)が臨むように配置され、
前記ライト支持部材(80)は、前記壁面開口部(74B)を覆うように前記ラゲッジボックス本体(44)に取り付けられ、
前記ライト支持部材(80)は、前記ラゲッジボックス本体(44)の壁面(71A、72A、73A、74A、75A)よりも外側に向けて凹む凹部(80A)を備える形状であって、前記ライト(100)は前記凹部(80A)内に位置し、
前記ライト(100)は、平面視で前記ラゲッジボックス本体(44)の壁面(71A、72A、73A、74A、75A)よりも外側に配置されることを特徴とするラゲッジライト構造。 - 前記ラゲッジボックス本体(44)は、運転者が着座するシート(10)の下方に配置されるとともに、車両の進行方向に長細い形状をなし、
前記ライト支持部材(80)は、前記ラゲッジボックス本体(44)の少なくとも左右一方側の側壁面(74A)に取り付けられ、
前記ライト(100)は、前記ライト(100)の照射方向(101B)が前記ラゲッジボックス本体(44)の長手方向に指向するように、前記ライト支持部材(80)に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のラゲッジライト構造。 - 前記ライト支持部材(80)は、車幅方向内側に開口する内方開口部(81)と、車幅方向外側の壁面を成す外方底部(82)と、前記内方開口部(81)と前記外方底部(82)とを繋ぐ周壁部(83)と、からなり、
前記ライト(100)は、前記周壁部(83)の内、その法線(87N)が前記ラゲッジボックス本体(44)の長手方向に向く位置に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のラゲッジライト構造。 - 前記ライト(100)は、前記ラゲッジボックス本体(44)の底面(71A)の最下点(71B)よりも後方の位置に取り付けられ、前記ライト支持部材(80)の前記ライト(100)が取り付けられる前記周壁部(83)は、その法線(87N)が前方下方に向くように傾斜していることを特徴とする請求項3に記載のラゲッジライト構造。
- 前記ライト支持部材(80)の凹部(80A)内には、前記ライト(100)の光軸(101B)を避けるように工具またはマニュアルが搭載支持可能となっていることを特徴とする請求項3又は4に記載のラゲッジライト構造。
- 前記ライト支持部材(80)は、前記ラゲッジボックス本体(44)の左側壁(74)に取り付けられることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載のラゲッジライト構造。
- 前記ライト(100)は、ベース部材(90)を介して前記ライト支持部材(80)に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のラゲッジライト構造。
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