JP7229213B2 - 鞍乗り型車両の収納部構造および区分け部材 - Google Patents
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Description
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、シート7に着座した乗員が足を載せるステップフロア10を有するスクータ型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2に操向可能に支持される前輪3と、車体フレーム2に上下揺動可能に支持されるパワーユニット4と、パワーユニット4に支持される後輪5と、車両の外郭を形成する車体カバー6と、乗員が着座するシート7と、シート7の下方に配置された収納部8と、を備える。
図1および図2に示すように、収納部8は、ヘルメットや工具等の物品を収納可能に形成されている。収納部8は、上方に開口した上部開口8aを有する容器形状に形成されている。収納部8は、一対のリヤフレーム25の間に配置され、リヤフレーム25に固定されている。収納部8は、上部開口8aを開閉式のシート7で閉塞される。収納部8の具体的な構造については後述する。
図3は、実施形態の自動二輪車の収納部構造を示す上面図である。
図3に示すように、収納部構造は、上述した収納部8と、区分け部材50と、保持部材70と、カバー80と、を備える。
図2および図4に示すように、収納部8は、樹脂材料により形成されている。収納部8は、車幅方向よりも前後方向に長く形成されている。収納部8は、収納部8内の空間を下方から画成する底壁部40を有する。底壁部40は、前部40fと、前部40fよりも上方に位置する後部40rと、前部40fおよび後部40rを接続する段差部40sと、を有する。段差部40sは、側面視で前部40fおよび後部40rよりも前後方向に対して上下方向に大きく傾斜している。収納部8は、底壁部40の前縁から立設される前壁部41と、底壁部40の車幅方向両側の側縁から立設される一対の側壁部42と、底壁部40の後縁から立設される後壁部43と、をさらに備える。
図5は、実施形態の区分け部材および保持部材を左前方から見た斜視図である。図6は、実施形態の区分け部材および保持部材を示す上面図である。
図5および図6に示すように、区分け部材50は、一対の端部51を有するとともに、一対の端部51間を延びる板状に形成されている。一対の端部51は、収納部8の側壁部42の内面に対向する(図3参照)。一対の端部51は、車幅方向から見て互いに重なっている。区分け部材50の前面は、ヘルメット収納空間91に面する。区分け部材50の後面は、物品収納空間92に面する。区分け部材50の下縁は、底壁部40の上面に倣って延び、底壁部40に近接または接触している。区分け部材50の一対の端部51は、側壁部42の内面の形状に倣って上下方向に延びている。区分け部材50は、一対の端部51の間の中央部に形成された曲がり部52と、曲がり部52と一対の端部51それぞれとの間に形成された一対の側部53と、を有する。
図7に示すように、凸部55には、一対の窪み55aが形成されている。一対の窪み55aは、区分け部材50における車幅方向の中心を挟んで左右対称に形成されている。一対の窪み55aは、車幅方向に間隔をあけ、それぞれ上下方向に延びている。図5に示すように、凹部54には、凸部55の窪み55aに倣って膨出した一対の膨出部54aが形成されている。一対の膨出部54aは、上方から見て曲がり部52の上縁(鍔部56の前縁)よりも前方に突出しないように形成されている。
区分け部材50は、樹脂材料によって形成されている。区分け部材50は、主部66と、主部66の一部を覆うように設けられた一対の意匠板68と、を備える。主部66は、区分け部材50の曲がり部52の全体、側部53において区分け部材50の前面を形成する部分、および被案内突起62を構成している。一対の意匠板68は、区分け部材50の側部53において、主部66を後方および上方から覆っている。
Claims (8)
- ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
を備え、
前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
前記区分け部材(50)は、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)をさらに有し、
前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間で前記曲がり部(52)と前記側部(53)との接続部に対して隙間を形成可能に配置された保持部材(70)をさらに備え、
前記区分け部材(50)は、前記保持部材(70)を支持する支持部(51,61)を有する、
鞍乗り型車両の収納部構造。 - ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
を備え、
前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
前記区分け部材(50)の上縁に保持部(64)が形成され、
前記保持部(64)に保持可能なカバー(80)をさらに備える、
鞍乗り型車両の収納部構造。 - ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
を備え、
前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
前記区分け部材(50)は、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい一対の側部(53)をさらに有し、
前記凹部(54)は、前記一対の端部(51)間の中心位置から車幅方向の外側に向かうに従い、車幅方向に対する傾斜角度が大きくなるように前方に傾斜して延び、
前記一対の側部(53)は、前記凹部(54)の中心位置よりも前記ヘルメット収納可能な空間(91)側に位置し、
前記凹部(54)の前記中心位置が前記ヘルメット収納可能な空間(91)の幅方向中心に位置する、
鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
前記区分け部材(50)は、前記曲がり部(52)と前記一対の端部(51)とを有するとともに、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)を有する、
請求項2に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記保持部材(70)は、帯状に形成され、
前記支持部(51,61)は、前記側部(53)で前記保持部材(70)を固定するとともに、前記曲がり部(52)で前記保持部材(70)を変位可能に支持する、
請求項1に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - 前記保持部材(70)は、伸縮可能な部材である、
請求項1または請求項5に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。 - ヘルメットを収納可能な収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)であって、
前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)間を延び、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)と、
上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)と、
前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間で前記曲がり部(52)と前記側部(53)との接続部に対して隙間を形成可能に配置された保持部材(70)を支持する支持部(51,61)と、
を有し、
前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成されている、
区分け部材。 - ヘルメットを収納可能な収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)であって、
前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)間を延び、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)と、
上縁に形成され、カバー(80)を保持可能な保持部(64)と、
を有する、
区分け部材。
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