JP7229213B2 - 鞍乗り型車両の収納部構造および区分け部材 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の収納部構造および区分け部材に関するものである。
従来、鞍乗り型車両の鞍乗り型車両には、シート下にヘルメットを収納可能な収納部が設けられたものがある。シート下に収納部は、内部空間がヘルメットよりも十分に大きくなるように形成される場合がある。この場合、収納部にヘルメット以外の物品を収納すると、走行時などに物品が収納部内を遊動し得る。そこで、収納部内に仕切板を設けて、ヘルメットを収納する空間を区画する技術がある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
実開平1-58388号公報 特開平2-171392号公報
しかしながら、仕切板が平板状に形成されていると、仕切板とヘルメットとの間には隙間ができる。このため、収納部内にヘルメットを収納する空間を区画する場合に、収納部内の空間の有効利用について改善の余地がある。
そこで本発明は、収納部内の空間を有効利用できる鞍乗り型車両の収納部構造および区分け部材を提供するものである。
本発明の鞍乗り型車両の収納部構造は、ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、を備え、前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、区分け部材は曲がり部がヘルメットの一部を囲むように形成されるので、区分け部材とヘルメットとの隙間を縮小しつつ、平板状の仕切板が収納部内に配置された構成と比較して、区分け部材を挟んでヘルメット収納可能な空間とは反対側の空間を拡大することができる。よって、収納部内の空間を有効利用できる。
上記の鞍乗り型車両の収納部構造において、前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、前記区分け部材(50)は、前記曲がり部(52)と前記一対の端部(51)とを有するとともに、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)を有していてもよい。
本発明によれば、曲がり部が一対の端部の間の全体にわたって設けられる構成と比較して、曲がり部はより小さいヘルメットも凹部によって挟むように保持することができる。したがって、様々な大きさのヘルメットを保持可能な収納部構造を提供できる。また、ヘルメット収納可能な空間とは反対側の空間には曲がり部と側部との間に奥まった空間が形成されるので、当該奥まった空間に物品を配置して保持することができる。
上記の鞍乗り型車両の収納部構造において、前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間で前記曲がり部(52)と前記側部(53)との接続部に対して隙間を形成可能に配置された保持部材(70)をさらに備え、前記区分け部材(50)は、前記保持部材(70)を支持する支持部(51,61)を有していてもよい。
本発明によれば、曲がり部と側部との間の空間に配置された物品を区分け部材と区分け部材に支持された保持部材とによって挟んで保持することができる。
上記の鞍乗り型車両の収納部構造において、前記保持部材(70)は、帯状に形成され、前記支持部(51,61)は、前記側部(53)で前記保持部材(70)を固定するとともに、前記曲がり部(52)で前記保持部材(70)を変位可能に支持してもよい。
本発明によれば、区分け部材の一対の端部のうちいずれか一方の端部側に保持部材を引き寄せることができる。これにより、区分け部材と保持部材とによって保持する物品の大きさに応じて区分け部材と保持部材との隙間の大きさを調整できるので、様々な大きさの物品を保持できる。
上記の鞍乗り型車両の収納部構造において、前記保持部材(70)は、伸縮可能な部材であってもよい。
本発明によれば、保持部材が伸縮性を有しない構成と比較して、区分け部材と保持部材とによって物品を安定して保持することができる。
上記の鞍乗り型車両の収納部構造において、前記区分け部材(50)の上縁に保持部(64)が形成され、前記保持部(64)に保持可能なカバー(80)をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、保持部が区分け部材の上縁に形成されているので、収納部内の空間を上方から覆うことができる。よって、収納部に収納された物品をカバーによって保持することが可能な収納部構造を提供できる。また、保持部が区分け部材の上縁に形成されているので、保持部が上縁よりも下方の箇所(例えば下縁)に形成されている構成と比較して、カバーの着脱を容易とすることができる。
本発明の区分け部材は、ヘルメットを収納可能な収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)であって、前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)間を延び、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、曲がり部によってヘルメットの一部を囲むことができるので、収納部内で区分け部材とヘルメットとの隙間を縮小しつつ、平板状の仕切板が収納部内に配置された構成と比較して、区分け部材を挟んでヘルメット収納可能な空間とは反対側の空間を拡大することができる。よって、収納部内の空間を有効利用できる。
本発明によれば、収納部内の空間を有効利用できる鞍乗り型車両の収納部構造および区分け部材を提供することができる。
実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 実施形態に係る収納部を示す斜視図である。 実施形態の自動二輪車の収納部構造を示す上面図である。 実施形態の収納部を示す上面図である。 実施形態の区分け部材および保持部材を左前方から見た斜視図である。 実施形態の区分け部材および保持部材を示す上面図である。 実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。また、以下の説明における前後上下左右等の方向は、以下に説明する車両における方向と同一とする。すなわち、上下方向は鉛直方向と一致し、左右方向は車幅方向と一致する。また、以下の説明に用いる図中において、矢印UPは上方、矢印FRは前方、矢印LHは左方をそれぞれ示している。
図1は、実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車1は、シート7に着座した乗員が足を載せるステップフロア10を有するスクータ型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2に操向可能に支持される前輪3と、車体フレーム2に上下揺動可能に支持されるパワーユニット4と、パワーユニット4に支持される後輪5と、車両の外郭を形成する車体カバー6と、乗員が着座するシート7と、シート7の下方に配置された収納部8と、を備える。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ21と、一対のアッパフレーム22と、一対のロアフレーム23と、一対のリヤフレーム25と、一対のサポートレール26と、を備え、これらが溶接等で一体に結合されている。ヘッドパイプ21は、車体フレーム2の前端に設けられている。アッパフレーム22は、ヘッドパイプ21から左右に分岐して下方かつ後方へ延びている。ロアフレーム23は、アッパフレーム22よりも下方でヘッドパイプ21から左右に分岐して後方へ延びている。ロアフレーム23は、アッパフレーム22よりも急傾斜でヘッドパイプ21から後方かつ下方へ延びた後、後方へ実質的に水平に延び、さらに後方かつ上方に延びている。ロアフレーム23の中間部には、アッパフレーム22の後端部が結合している。リヤフレーム25は、各アッパフレーム22の中間部から後方かつ上方に延びている。リヤフレーム25の中間部には、ロアフレーム23の後端部が結合している。サポートレール26は、ロアフレーム23の後部から後方かつ上方に延び、リヤフレーム25の後部に結合している。
前輪3は、左右一対のフロントフォーク11の下端部に軸支されている。一対のフロントフォーク11の上端部は、車幅方向に延びるボトムブリッジ12により連結されている。フロントフォーク11は、ボトムブリッジ12に固定されたステアリングステム13を介してヘッドパイプ21に操向可能に支持されている。ステアリングステム13の上部には、操向用のハンドルバー14が取り付けられている。
パワーユニット4は、いわゆるユニットスイング式のリヤサスペンションである。パワーユニット4は、ロアフレーム23に支持されている。パワーユニット4は、駆動輪である後輪5を駆動する。パワーユニット4は、内燃機関であるエンジンと、エンジンで生じた駆動力を後輪5に伝達する伝動装置と、を備える。
車体カバー6は、複数の外装パネルにより構成されている。車体カバー6は、ヘッドパイプ21を覆うフロントカバー部31と、アッパフレーム22およびロアフレーム23を覆うロアカバー部32と、リヤフレーム25およびサポートレール26を覆うリヤカバー部33と、を備える。フロントカバー部31は、運転者の脚部を前方から覆うレッグシールドを含む。リヤカバー部33は、シート7の下方でリヤフレーム25およびサポートレール26を車幅方向の外方から覆っている。ロアカバー部32は、フロントカバー部31とリヤカバー部33との間に配置されている。ロアカバー部32は、ステップフロア10を構成している。ロアカバー部32は、左右のステップフロア10の間で上方に突出したセンタートンネル34を含む。センタートンネル34は、アッパフレーム22およびロアフレーム23を車幅方向の外方、および上方から覆っている。センタートンネル34は、車両の車幅中心に沿って前後方向に延び、フロントカバー部31およびリヤカバー部33に連なっている。フロントカバー部31とリヤカバー部33との間でセンタートンネル34の上方の空間は、運転者が車体を跨ぐ際の跨ぎ空間とされている。なお、車体カバー6を構成する複数の外装パネルは、上述したカバー部毎に分割されている必要はなく、カバー部の境界を跨ぐように配置されていてもよいし、各カバー部が複数の外装パネルによって構成されていてもよい。
図2は、実施形態に係る収納部を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、収納部8は、ヘルメットや工具等の物品を収納可能に形成されている。収納部8は、上方に開口した上部開口8aを有する容器形状に形成されている。収納部8は、一対のリヤフレーム25の間に配置され、リヤフレーム25に固定されている。収納部8は、上部開口8aを開閉式のシート7で閉塞される。収納部8の具体的な構造については後述する。
図1に示すように、シート7は、収納部8の上部開口8aを開放可能に閉塞している。本実施形態では、シート7は複座式とされ、前後方向に長く形成されている。シート7は、収納部8の前端部近傍で車体フレーム2に回動可能に支持されている。
実施形態の自動二輪車の収納部構造について説明する。
図3は、実施形態の自動二輪車の収納部構造を示す上面図である。
図3に示すように、収納部構造は、上述した収納部8と、区分け部材50と、保持部材70と、カバー80と、を備える。
図4は、実施形態の収納部を示す上面図である。
図2および図4に示すように、収納部8は、樹脂材料により形成されている。収納部8は、車幅方向よりも前後方向に長く形成されている。収納部8は、収納部8内の空間を下方から画成する底壁部40を有する。底壁部40は、前部40fと、前部40fよりも上方に位置する後部40rと、前部40fおよび後部40rを接続する段差部40sと、を有する。段差部40sは、側面視で前部40fおよび後部40rよりも前後方向に対して上下方向に大きく傾斜している。収納部8は、底壁部40の前縁から立設される前壁部41と、底壁部40の車幅方向両側の側縁から立設される一対の側壁部42と、底壁部40の後縁から立設される後壁部43と、をさらに備える。
図4に示すように、各側壁部42の内面には、区分け部材50の被案内突起62(図5参照)が係合する案内溝44が形成されている。案内溝44は、側面視で互いに重なるように形成されている。案内溝44は、上下方向に沿って延びている。ただし案内溝44は、上下方向に対して傾斜した方向に延びていてもよい。案内溝44は、底壁部40の段差部40sよりも前方に形成されている。案内溝44は、側壁部42の上端縁で上方に開口している。収納部8の内面のうち案内溝44よりも後方の部分には、カバー80が係止される収納部側係止部45が設けられている。収納部側係止部45は、各側壁部42の内面に2個ずつ設けられている。収納部側係止部45は、それぞれカバー80(図3参照)を上方から係止可能なフック状に形成されている。
図3に示すように、区分け部材50は、収納部8内に配置されている。区分け部材50は、底壁部40の上方、かつ段差部40s(図4参照)の前方に配置されている。区分け部材50は、収納部8内の前部にヘルメットを収納可能なヘルメット収納空間91を後方から区画するとともに、収納部8内の後部に物品を収納可能な物品収納空間92を前方から区画する。区分け部材50は、収納部8に対して着脱可能に形成されている。
区分け部材50の形状について説明する。
図5は、実施形態の区分け部材および保持部材を左前方から見た斜視図である。図6は、実施形態の区分け部材および保持部材を示す上面図である。
図5および図6に示すように、区分け部材50は、一対の端部51を有するとともに、一対の端部51間を延びる板状に形成されている。一対の端部51は、収納部8の側壁部42の内面に対向する(図3参照)。一対の端部51は、車幅方向から見て互いに重なっている。区分け部材50の前面は、ヘルメット収納空間91に面する。区分け部材50の後面は、物品収納空間92に面する。区分け部材50の下縁は、底壁部40の上面に倣って延び、底壁部40に近接または接触している。区分け部材50の一対の端部51は、側壁部42の内面の形状に倣って上下方向に延びている。区分け部材50は、一対の端部51の間の中央部に形成された曲がり部52と、曲がり部52と一対の端部51それぞれとの間に形成された一対の側部53と、を有する。
曲がり部52は、区分け部材50の前面に凹部54を形成するとともに、区分け部材50の後面に凸部55を形成する。凹部54は、前方に開口している。凹部54および凸部55は、曲面状に形成されている。凹部54は、区分け部材50の一対の端部51間の中心位置で前方を向いている。凹部54は、一対の端部51間の中心位置から車幅方向の外側に向かうに従い、車幅方向に対して大きく前方に傾斜するように延びている。凸部55は、区分け部材50の一対の端部51間の中心位置で後方を向いている。凹部54は、一対の端部51間の中心位置から車幅方向の外側に向かうに従い、車幅方向に対して大きく前方に傾斜するように延びている。
凹部54は、上方に開口している。これにより曲がり部52の上縁は、上方から見て前方に開放されたU字状に形成されている。曲がり部52の上縁は、前後方向から見て区分け部材50の一対の端部51間の中心位置から車幅方向に沿って延びた後、車幅方向の外側に下り傾斜で延びている。曲がり部52の上縁および車幅方向両側の側縁には、ヘルメット収納空間91側に張り出した鍔部56が形成されている。
図7は、実施形態の区分け部材および保持部材を示す背面図である。
図7に示すように、凸部55には、一対の窪み55aが形成されている。一対の窪み55aは、区分け部材50における車幅方向の中心を挟んで左右対称に形成されている。一対の窪み55aは、車幅方向に間隔をあけ、それぞれ上下方向に延びている。図5に示すように、凹部54には、凸部55の窪み55aに倣って膨出した一対の膨出部54aが形成されている。一対の膨出部54aは、上方から見て曲がり部52の上縁(鍔部56の前縁)よりも前方に突出しないように形成されている。
図5および図6に示すように、側部53は、曲がり部52の車幅方向の側縁から車幅方向外側に延びている。側部53は、区分け部材50の端部51を含む。側部53は、上方から見て前後方向において曲がり部52よりも変形が小さい。つまり、側部53は、側部53と曲がり部52との結合部を起点として、曲がり部52よりも前後方向の変形が小さい状態で車幅方向に延びている。側部53は、前後方向から見て上下方向を長手方向とする矩形状に形成されている。
図5および図7に示すように、区分け部材50には、一対の貫通孔61と、一対の被案内突起62と、一対の切欠63(保持部)と、係止片65と、が形成されている。一対の貫通孔61は、車幅方向に並んでいる。一対の貫通孔61は、区分け部材50における車幅方向の中心を挟んで左右対称に形成されている。貫通孔61は、車幅方向よりも上下方向に長く形成されている。各貫通孔61は、区分け部材50の後面の一対の窪み55aに1つずつ開口している。各貫通孔61は、窪み55aにおいて車幅方向の外側に開口している。各貫通孔61には、保持部材70が変位可能に挿通される。一対の貫通孔61は、それぞれ区分け部材50の前面の膨出部54aにおいて車幅方向の内側に開口し、互いに対向している。
被案内突起62は、区分け部材50の一対の端部51に1つずつ設けられている。被案内突起62は、区分け部材50の端部51から車幅方向外側に突出し、収納部8の側壁部42の案内溝44に摺動可能に挿入されている(図3を併せて参照)。被案内突起62は、一定の厚さで案内溝44の延在方向に沿って延びている。
一対の切欠63は、区分け部材50の上縁に形成されている。一対の切欠63は、曲がり部52の上縁における車幅方向の中心を挟んで左右対称に形成されている。一対の切欠63は、曲がり部52の上縁から互いに近付きながら下方に延びている。区分け部材50のうち一対の切欠63の間の部分は、カバー80を保持可能な保持部64となっている。
係止片65は、区分け部材50の下縁に設けられている。係止片65は、区分け部材50の下縁から下方に突出している。係止片65は、収納部8の底壁部40に設けられた係止孔(不図示)に上方から挿入される。
区分け部材50の部品構成について説明する。
区分け部材50は、樹脂材料によって形成されている。区分け部材50は、主部66と、主部66の一部を覆うように設けられた一対の意匠板68と、を備える。主部66は、区分け部材50の曲がり部52の全体、側部53において区分け部材50の前面を形成する部分、および被案内突起62を構成している。一対の意匠板68は、区分け部材50の側部53において、主部66を後方および上方から覆っている。
図5から図7に示すように、保持部材70は、伸縮可能な部材によって形成されている。保持部材70は、一定の幅で延びる帯状に形成されている。本実施形態では、保持部材70は、合成樹脂製繊維がメッシュ状に組み合わされたシート体によって形成されている。ただし、保持部材70は、布状のシート体によって形成されていてもよい。保持部材70は、幅方向を上下方向に沿わせた状態で配置されている。保持部材70は、区分け部材50の前方から一対の貫通孔61を通じて区分け部材50の後方に引き出されている。保持部材70は、貫通孔61に挿通されることで、貫通孔61の内縁に変位可能に支持されるとともに、貫通孔61を自在に通過可能となっている。保持部材70は、区分け部材50の後方で貫通孔61から車幅方向の外側に延びている。保持部材70の両端部は、区分け部材50の端部51に支持されている。具体的には、保持部材70は、区分け部材50の端部51で主部66と意匠板68との間に車幅方向の外側から引き込まれて、区分け部材50の端部51に固定されている。保持部材70は、上方から見て弛んだ状態で配置されている。保持部材70は、区分け部材50の曲がり部52と側部53との接続部に対して隙間を形成可能に配置されている。
図3に示すように、カバー80は、物品収納空間92を上方から覆うように配置される。本実施形態では、カバー80は、保持部材70と同様のシート体によって形成されている。ただしカバー80は、硬質な部材によって形成されていてもよい。カバー80は、外周部に被係止部81を備える。被係止部81は、収納部8の収納部側係止部45、および区分け部材50の保持部64に対応する位置に設けられている。被係止部81は、伸縮性を有する部材によってループ状に形成されている。被係止部81は、収納部側係止部45、および区分け部材50の保持部64に1つずつ係止される。ただし被係止部81は、収納部側係止部45、および区分け部材50の保持部64に係止可能であれば、材質や形状は特に限定されない。
以上に説明したように、本実施形態の区分け部材50は、一対の端部51の間の部分に、ヘルメット収納空間91に面する凹部54を形成するとともにヘルメット収納空間91とは反対側の物品収納空間92に面する凸部55を形成する曲がり部52を有する。この構成によれば、区分け部材50は曲がり部52がヘルメットの一部を囲むように形成されるので、区分け部材50とヘルメットとの隙間を縮小しつつ、平板状の仕切板が収納部内に配置された構成と比較して、区分け部材50を挟んでヘルメット収納空間91とは反対側の物品収納空間92を拡大することができる。よって、収納部8内の空間を有効利用できる。
また、区分け部材50は、曲がり部52と一対の端部51それぞれとの間に、上方から見て前後方向において曲がり部52よりも変形の小さい側部53を有する。この構成によれば、曲がり部が区分け部材の一対の端部の間の全体にわたって設けられる構成と比較して、曲がり部52はより小さいヘルメットも凹部54によって挟むように保持することができる。したがって、様々な大きさのヘルメットを保持可能な収納部構造を提供できる。
また、物品収納空間92には曲がり部52と側部53との間に奥まった空間が形成されるので、当該奥まった空間に配置された物品を配置して保持することができる。
また、保持部材70は、区分け部材50の曲がり部52と側部53との接続部に対して隙間を形成可能に配置されている。区分け部材50は、貫通孔61および端部51によって保持部材70を支持している。この構成によれば、曲がり部52と側部53との間の空間に配置された物品を区分け部材50の曲がり部52および側部53と、区分け部材50に支持された保持部材70とによって挟んで保持することができる。
また、区分け部材50は、収納部8の底壁部40の段差部40sの前方に配置されている。このため、物品収納空間92には、収納部8の段差部40sおよび側壁部42、並びに区分け部材50の曲がり部52および側部53によって、前後両側および車幅方向の両側から区画された空間が形成される。よって、当該空間に物品を収納することで、物品を確実に保持することができる。
また、区分け部材50の側部53は保持部材70を固定し、曲がり部52は保持部材70を変位可能に支持している。この構成によれば、区分け部材50の一対の端部51のうちいずれか一方の端部51側に保持部材70を引き寄せることができる。これにより、区分け部材50と保持部材70とによって保持する物品の大きさに応じて区分け部材50と保持部材70との隙間の大きさを調整できるので、様々な大きさの物品を保持できる。
また、保持部材70は伸縮可能な部材なので、保持部材が伸縮性を有しない構成と比較して、区分け部材50と保持部材70とによって物品を安定して保持することができる。
区分け部材50の上縁に、カバー80を保持する保持部64が形成されている。この構成によれば、収納部8内の空間を上方から覆うことができる。よって、収納部8に収納された物品をカバー80によって保持することが可能な収納部構造を提供できる。また、保持部が区分け部材における上縁よりも下方の箇所(例えば下縁)に形成されている構成と比較して、カバー80の着脱を容易とすることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。例えば、本発明は自動二輪車だけでなく自動三輪車に適用可能である。上記実施形態では、シート7が複座式とされているが、単座式のシートを備えた自動二輪車に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、区分け部材50は曲がり部52および側部53を有しているが、区分け部材の形状はこれに限定されない。例えば、区分け部材は、一対の端部間の全体に曲がり部を有していてもよい。また、曲がり部は、曲面を形成するように湾曲していなくてもよく、例えば曲がり部は屈曲または折曲していてもよい。
また、上記実施形態では、保持部材70が区分け部材50の曲がり部52に変位可能に支持されているが、保持部材は曲がり部に固定的に支持された被固定部を有していてもよい。また、上記実施形態では、保持部材70が伸縮可能な部材によって形成されているが、これに限定されない。すなわち、保持部材が非伸縮かつ柔軟な部材によって形成されていてもよい。さらに、保持部材は硬質な部材によって形成され、区分け部材にヒンジ等を介して変位可能に支持されていてもよい。
また、上記実施形態では、区分け部材50に形成された保持部64が一対の切欠63の間に設けられているが、保持部の構成はこれに限定されない。例えば、保持部は区分け部材の上縁から上方に突出した突片状に形成されていてもよい。
また、上記実施形態の区分け部材50は、シート7の下方の収納空間を前後に分割しているが、これに区分け部材の設置方法はこれに限定されない。例えば、区分け部材は、シート下の収納空間を左右に分割してもよい。また、区分け部材は、シート後方に設置されるリアボックス内の収納空間に設置されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
8…収納部 50…区分け部材 51…端部(支持部) 52…曲がり部 53…側部 54…凹部 55…凸部 61…貫通孔(支持部) 64…保持部 70…保持部材 80…カバー 91…ヘルメット収納空間

Claims (8)

  1. ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
    前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
    を備え、
    前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
    前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
    前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
    前記区分け部材(50)は、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)をさらに有し、
    前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間で前記曲がり部(52)と前記側部(53)との接続部に対して隙間を形成可能に配置された保持部材(70)をさらに備え、
    前記区分け部材(50)は、前記保持部材(70)を支持する支持部(51,61)を有する、
    鞍乗り型車両の収納部構造。
  2. ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
    前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
    を備え、
    前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
    前記区分け部材(50)の上縁に保持部(64)が形成され、
    前記保持部(64)に保持可能なカバー(80)をさらに備える、
    鞍乗り型車両の収納部構造。
  3. ヘルメットを収納可能な収納部(8)と、
    前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)を有するとともに、前記一対の端部(51)間を延びて前記収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)と、
    を備え、
    前記区分け部材(50)は、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)を有し、
    前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
    前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
    前記区分け部材(50)は、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい一対の側部(53)をさらに有し、
    前記凹部(54)は、前記一対の端部(51)間の中心位置から車幅方向の外側に向かうに従い、車幅方向に対する傾斜角度が大きくなるように前方に傾斜して延び、
    前記一対の側部(53)は、前記凹部(54)の中心位置よりも前記ヘルメット収納可能な空間(91)側に位置し、
    前記凹部(54)の前記中心位置が前記ヘルメット収納可能な空間(91)の幅方向中心に位置する、
    鞍乗り型車両の収納部構造。
  4. 前記区分け部材(50)は、前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
    前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成され、
    前記区分け部材(50)は、前記曲がり部(52)と前記一対の端部(51)とを有するとともに、上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)を有する、
    請求項2に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  5. 前記保持部材(70)は、帯状に形成され、
    前記支持部(51,61)は、前記側部(53)で前記保持部材(70)を固定するとともに、前記曲がり部(52)で前記保持部材(70)を変位可能に支持する、
    請求項1に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  6. 前記保持部材(70)は、伸縮可能な部材である、
    請求項1または請求項5に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  7. ヘルメットを収納可能な収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)であって、
    前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)間を延び、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)と、
    上方から見て前記曲がり部(52)と前記端部(51)との間に前記一対の端部(51)が並ぶ方向に直交する方向において前記曲がり部(52)よりも変形の小さい側部(53)と、
    前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間で前記曲がり部(52)と前記側部(53)との接続部に対して隙間を形成可能に配置された保持部材(70)を支持する支持部(51,61)と、
    を有し、
    前記収納部(8)に対して着脱可能に形成され、
    前記曲がり部(52)は、前記区分け部材(50)における前記一対の端部(51)の間の中央部に形成されている、
    区分け部材。
  8. ヘルメットを収納可能な収納部(8)内の一部にヘルメット収納可能な空間(91)を区画する区分け部材(50)であって、
    前記収納部(8)の内面に対向する一対の端部(51)間を延び、前記一対の端部(51)の間の部分に、前記ヘルメット収納可能な空間(91)に面する凹部(54)を形成するとともに前記ヘルメット収納可能な空間(91)とは反対側の空間に面する凸部(55)を形成する曲がり部(52)と、
    上縁に形成され、カバー(80)を保持可能な保持部(64)と、
    を有する、
    区分け部材。
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