JP2001187592A - 自動二輪車における電気部品操作装置 - Google Patents

自動二輪車における電気部品操作装置

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JP2001187592A
JP2001187592A JP37484299A JP37484299A JP2001187592A JP 2001187592 A JP2001187592 A JP 2001187592A JP 37484299 A JP37484299 A JP 37484299A JP 37484299 A JP37484299 A JP 37484299A JP 2001187592 A JP2001187592 A JP 2001187592A
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Japan
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lock
main switch
key
motorcycle
operating
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Masashi Nakamichi
昌司 中道
Yoshiaki Kurano
義明 倉野
Mitsuaki Maeda
光章 前田
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Yamaha Motor Electronics Co Ltd
Original Assignee
Moriyama Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/08Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing the drive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メインスイッチに対しキー操作をしようとす
ることに先立ち、このメインスイッチのキー孔を覆った
錠カバーをロックしているロック手段に対し、これのロ
ック状態を解除させるための操作をするとき、この操作
が容易にできるようにする。 【解決手段】 車体2にメインスイッチ42の錠43を
取り付ける。メインスイッチキー45が挿抜自在とされ
る上記錠43のキー孔44をその外方から開放可能に覆
う錠カバー47を設ける。この錠カバー47を車体2に
解除可能にロックするロック手段51を設ける。上記ロ
ック手段51のロック状態を解除可能とするアクチュエ
ータ57を設ける。このアクチュエータ57をリモコン
操作可能とするリモコン操作手段63を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、メインスイッチに
対するキー操作を可能とさせる自動二輪車における電気
部品操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記自動二輪車における電気部品操作装
置には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】即ち、車体にメインスイッチの錠が取り付
けられ、メインスイッチキーが挿抜自在とされる上記錠
のキー孔をその外方から開放可能に覆う錠カバーが設け
られ、この錠カバーを車体に解除可能にロックするロッ
ク手段が設けられている。
【0004】自動二輪車をその駐車状態から運転可能な
状態にしようとするときには、まず、上記ロック手段に
対しキー操作をすることにより、ロック解除動作をさ
せ、もって、上記錠カバーを操作することにより、メイ
ンスイッチのキー孔を開放させる。すると、このキー孔
へのメインスイッチキーの挿入が可能とされ、この挿入
により上記錠に対するキー操作をすれば、エンジンの駆
動が可能となる。
【0005】一方、上記自動二輪車を駐車状態にさせ、
ライダーがこの自動二輪車から離れようとするときに
は、まず、上記キー孔からメインスイッチキーを離脱さ
せ、上記錠カバーを操作して上記キー孔を覆うようにす
れば、上記錠カバーは上記ロック手段により車体に自動
的にロックされる。
【0006】すると、他人が上記キー孔にドライバーな
どを挿入してメインスイッチをキー操作しようとして
も、これは上記錠カバーにより規制され、もって、自動
二輪車の盗難が防止される。
【0007】また、従来、上記メインスイッチを上記メ
インスイッチキーによるキー操作でオン状態からオフさ
せたとき、これに伴い盗難防止信号が出力可能な状態と
される盗難防止装置を設けたものが提案されており、こ
れによれば、自動二輪車の駐車時に、この自動二輪車を
傾斜させたり、振動させたりすると、これが検出されて
警報が発せられ、もって、自動二輪車の盗難防止が図ら
れるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術では、次のような問題点がある。
【0009】即ち、メインスイッチのキー孔を覆った錠
カバーをロックしているロック手段に対しキー操作をし
てロック解除動作をさせようとするとき、特に、夜間な
どロック手段の周りが暗くて視認がし難いときには、キ
ー操作がし難く、もって、上記ロック手段のロック状態
を解除させるための操作がし難くなるという問題があ
る。また、メインスイッチに対するキー操作も、上記と
同様にし難いものである。
【0010】しかも、上記メインスイッチのキー孔の近
傍には、このキー孔を開放させた錠カバーが存在するこ
とがあり、このため、錠カバーや、その影によって上記
キー孔が更に視認し難くなるおそれもあり、もって、上
記メインスイッチに対するキー操作が更にし難くなるお
それがある。
【0011】そこで、上記ロック手段のロック状態を解
除可能とするアクチュエータを設け、このアクチュエー
タをリモコン操作可能とするリモコン操作手段を設ける
ことが考えられる。
【0012】しかし、上記のようにすると、上記リモコ
ン操作手段は操作がし易いものであることから、その
分、誤操作をするおそれが生じ、このように誤操作をし
た場合には、自動二輪車が駐車状態であるのにかかわら
ず、キー孔を覆った錠カバーをロックさせるためのロッ
ク手段が、誤操作により無意図的にロック解除されたま
まで放置されてしまうおそれがある。
【0013】また、前記したように盗難防止装置を設け
た場合、自動二輪車をその駐車状態から運転可能な状態
にさせようとする場合には、上記盗難防止装置の出力可
能な状態を解除させるため、別途のキー操作が求められ
るが、上記ロック手段やメインスイッチに対するキー操
作に加えて、上記した盗難防止装置に対するキー操作が
求められる分、全体的なキー操作が煩雑になって、上記
自動二輪車を運転可能な状態にさせる操作が煩雑になり
がちである。
【0014】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、メインスイッチに対しキー操作をしよう
とすることに先立ち、このメインスイッチのキー孔を覆
った錠カバーをロックしているロック手段に対し、これ
のロック状態を解除させるための操作をするとき、この
操作が容易にできるようにすることを課題とする。
【0015】また、メインスイッチに対するキー操作が
容易にできるようにすることを課題とする。
【0016】更に、自動二輪車が駐車状態であるのにか
かわらず、キー孔を覆った錠カバーをロックさせるため
のロック手段が、誤操作により無意図的にロック解除さ
れたままで放置される、ということを防止することを課
題とする。
【0017】また、盗難防止装置を出力可能な状態にさ
せている自動二輪車の駐車状態から、運転可能な状態に
させようとするときには、上記盗難防止装置の無用な作
動を防止する上で、その出力可能な状態を解除させる必
要があるが、このための操作が容易にできるようにし、
つまり、上記自動二輪車を運転可能な状態にさせること
が容易にできるようにすることを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動二輪車における電気部品操作装置は、次
の如くである。
【0019】請求項1の発明は、車体2にメインスイッ
チ42の錠43を取り付け、メインスイッチキー45が
挿抜自在とされる上記錠43のキー孔44をその外方か
ら開放可能に覆う錠カバー47を設け、この錠カバー4
7を車体2に解除可能にロックするロック手段51を設
けた自動二輪車において、
【0020】上記ロック手段51のロック状態を解除可
能とするアクチュエータ57を設け、このアクチュエー
タ57をリモコン操作可能とするリモコン操作手段63
を設けたものである。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記キー孔44の近傍に発光手段66を配設し、上
記リモコン操作手段63への操作で、上記発光手段66
が点灯するようにしたものである。
【0022】請求項3の発明は、請求項1、もしくは2
の発明に加えて、上記リモコン操作手段63への操作
で、照明手段33が点灯するようにし、および/もしく
は警笛39が吹鳴するようにしたものである。
【0023】請求項4の発明は、請求項1から3のうち
いずれか1つの発明に加えて、上記メインスイッチ42
を上記メインスイッチキー45によるキー操作でオン状
態からオフさせたとき、これに伴い盗難防止信号が出力
可能な状態とされる盗難防止装置69を設けた自動二輪
車において、
【0024】上記リモコン操作手段63への操作で、上
記盗難防止装置69の出力可能な状態が解除されるよう
にしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
【0026】図2において、符号1はスクータ型の自動
二輪車で、矢印Frはその前方を示している。
【0027】上記自動二輪車1の車体2は車体フレーム
3を備えている。この車体フレーム3の前端部にはフロ
ントフォーク4が操向自在に支承され、このフロントフ
ォーク4の下端部に前車輪5が支承される一方、上記フ
ロントフォーク4の上端部にハンドル6が支持されてい
る。
【0028】上記車体フレーム3の前後方向の中途部に
走行用の駆動ユニット8が上下に揺動自在となるよう枢
支軸9により枢支され、上記駆動ユニット8の揺動端に
後車輪10が支承され、上記車体フレーム3と駆動ユニ
ット8とに緩衝器11が架設されている。上記前車輪5
と後車輪10とによって、上記車体2が路面13上に支
持可能とされる。また、上記駆動ユニット8の下部には
スタンド14が上下に揺動自在に枢支されており、上記
前車輪5とスタンド14とによって、上記自動二輪車1
が路面13上に自立可能とされ、これによって、自動二
輪車1は駐車可能とされる。
【0029】上記駆動ユニット8は、内燃機関である駆
動手段16と、この駆動手段16からの動力を上記後車
輪10に伝達する動力伝達装置17とを備え、上記駆動
手段16に供給される燃料を溜める燃料タンク18が上
記車体フレーム3の後端部に支持されている。なお、上
記駆動手段16は電動機であってもよい。
【0030】上記車体フレーム3の後部に上記車体2の
一部を構成する収納箱21が支持され、この収納箱21
内が収納空間22とされ、その上端の開口23が上方に
向って開放されている。上記収納箱21の上面側にシー
ト24が支持され、このシート24の前端部が上記収納
箱21の前端部に枢支軸25により枢支され、この枢支
軸25を中心として上記シート24の後部側が前上方に
向って往、復回動自在とされている。
【0031】上記シート24を前上方に往回動させれば
(図2中二点鎖線)、上記収納箱21の収納空間22の
開口23が開かれて物の出し入れが可能となり、上記シ
ート24を復回動させれば(図2中実線)、上記収納箱
21の収納空間22の開口23が上記シート24により
閉じられると共に、このシート24が上記収納箱21上
に支持されるようになっている。
【0032】上記シート24が上記開口23を閉じて上
記収納箱21上に支持されたとき、上記シート24の回
動端を上記収納箱21の後端部に係脱自在に係止させる
と共に、この係止状態に解除可能にロックするロック手
段28が設けられている。また、このロック手段28の
ロック状態を解除可能とさせるアクチュエータ29が設
けられている。
【0033】上記車体2は、上記フロントフォーク4を
その前方から覆うフロントカウル30と、上記燃料タン
ク18や収納箱21をその前、後方、かつ、各外側方か
ら覆うリヤカバー31とを備えている。
【0034】上記車体2には車載用の照明手段33が支
持されており、この照明手段33は、ヘッドランプ3
4、前、後方向指示灯35,36、およびストップラン
プ37を備えている。また、上記車体2には車載用でク
ラクションが吹鳴可能とされる警笛39も支持されてい
る。
【0035】上記駆動手段16と上記各電気部品33,
39とを電子的に制御する制御装置41が設けられ、こ
の制御装置41は上記収納空間22に設けられている。
なお、上記制御装置41は、上記フロントカウル30で
囲まれた不図示の収納空間に設けてもよい。
【0036】全図において、上記制御装置41と不図示
のバッテリとを断接させて、この制御装置41をオン、
オフ可能とさせるメインスイッチ42が設けられてい
る。このメインスイッチ42は、上記車体フレーム3の
前端部に取り付けられる錠43と、この錠43に形成さ
れ外方に向って開口するキー孔44と、このキー孔44
に挿抜自在に挿入されてキー操作を可能とさせるメイン
スイッチキー45とを備え、このメインスイッチキー4
5のキー操作で、上記制御装置41がオン、オフされ
る。また、上記メインスイッチ42をオン状態にさせた
ときには、前記駆動手段16は始動可能な状態となり、
メインスイッチ42をオフ状態にさせたときには、駆動
手段16は始動不能の状態となる。
【0037】上記錠43のキー孔44をその外方から開
放可能に覆う錠カバー47が設けられ、この錠カバー4
7は上記錠43に突設された枢支軸48を介して上記車
体2に回動自在に枢支されている。また、上記キー孔4
4へのメインスイッチキー45の挿抜ができるよう上記
キー孔44をその外方に向って開放させるよう上記錠カ
バー47を付勢するばね49が設けられている。また、
上記車体2は、上記錠43と錠カバー47とをその上方
から一体的に覆い、かつ、上記キー孔44の上方近傍に
位置するフロントカバー50を備えている。このフロン
トカバー50には、上記キー孔44の上方近傍で、この
キー孔44を上記フロントカバー50の上方に向けて開
放させる円形の開口50aが形成されている。この開口
50aは、上記メインスイッチキー45を挿抜自在とさ
せ、この挿抜により、上記メインスイッチキー45を上
記キー孔44に挿抜できるようにする。
【0038】図1,3中実線で示すように、上記錠カバ
ー47が上記キー孔44を覆うように上記錠カバー47
を回動させたとき、この錠カバー47を車体2に解除可
能にロックしこのロック状態に保持するロック手段51
が設けられている。このロック手段51は、上記錠カバ
ー47に形成されるロック孔である被ロック部52と、
上記錠43を介し車体2に支承され上記被ロック部52
に嵌脱自在に嵌入して上記錠カバー47をロックするロ
ックピンであるロック体53と、このロック体53を上
記被ロック部52に嵌入させるよう付勢するばね54と
を備えている。
【0039】上記ロック手段51のロック状態を解除可
能とするアクチュエータ57が設けられている。このア
クチュエータ57は、上記ロック体53に係合する係合
部58と、この係合部58をウォーム式歯車組59を介
し連動させる電動機60とを備え、上記電動機60は上
記制御装置41により制御されるようになっている。
【0040】前記したシート24用のロック手段28と
アクチュエータ29は、上記ロック手段51とアクチュ
エータ57と同様の構成を有している。
【0041】上記各アクチュエータ29,57をそれぞ
れ個別にリモコン操作可能とするリモコン操作手段63
が設けられている。このリモコン操作手段63を押し釦
操作すれば、このリモコン操作手段63からの信号を受
信した上記制御装置41を介し上記アクチュエータ2
9,57が駆動させられ、上記ロック手段28,51が
ロック解除動作させられ、もって、上記シート24の往
回動が可能とされ、一方、上記メインスイッチ42の錠
43のキー孔44が外方に向って開放されて、この錠4
3へのメインスイッチキー45によるキー操作が可能と
なる。
【0042】上記ロック手段51用のアクチュエータ5
7に対しリモコン操作手段63の操作をする場合につ
き、詳しく説明する。
【0043】上記リモコン操作手段63への操作によ
り、上記アクチュエータ57の電動機60を駆動させれ
ば、これに上記歯車組59を介し係合部58が連動し、
この係合部58に連動する上記ロック体53が被ロック
部52から離脱して上記ロック手段51のロック状態が
解除される。すると、上記錠カバー47はばね49の付
勢力により、上記錠43のキー孔44を自動的に外方に
向って開放させる(図3中二点鎖線)。これにより、上
記キー孔44へのメインスイッチキー45の挿入が可能
とされ、この挿入によって、上記錠43に対しキー操作
すれば、制御装置41がオンされて、駆動手段16の駆
動が可能となる。
【0044】よって、上記メインスイッチ42の錠43
に対しメインスイッチキー45によりキー操作をしよう
とすることに先立ち、上記錠43のキー孔44を覆った
錠カバー47をロックしているロック手段51に対し、
これのロック状態を解除させるための操作をしようとす
るとき、夜間など、上記ロック手段51の周りが暗くて
視認がし難いとしても、自動二輪車1から離れた都合の
良いところから上記リモコン操作手段63を操作すれば
よく、このため、上記ロック手段51のロック解除動作
のための操作が容易にできることとなる。
【0045】前記フロントカバー50における開口50
aはキー孔44の上方近傍で、このキー孔44の軸心6
5上に設けられており、上記フロントカバー50におけ
る開口50aの開口縁に発光手段66が設けられてい
る。つまり、上記キー孔44の上端開口(キー入口部)
の近傍で、かつ、上記軸心65上で、このキー孔44を
取り囲むように上記発光手段66が配設されている。こ
の発光手段66は、上記開口50aの開口縁に取り付け
られて上記フロントカバー50の外方に向って発光可能
な円環状のリング体と、このリング体の光源となるLE
Dとを備えている。この発光手段66のLEDも上記制
御装置41により制御されるようになっており、上記ア
クチュエータ57を駆動させるための上記リモコン操作
手段63への操作に伴い、上記制御装置41によって、
上記発光手段66のLEDが点灯し、上記リング体が発
光することとされている。
【0046】このため、夜間など、上記メインスイッチ
42の錠43のキー孔44の位置が視認し難い場合で
も、上記発光手段66の発光によって上記キー孔44の
位置が容易に視認できる。
【0047】よって、上記キー孔44へのメインスイッ
チキー45の挿入が容易にできて、メインスイッチ42
の錠43に対するキー操作が容易にできることとなる。
【0048】一方、上記自動二輪車1を駐車状態にさ
せ、ライダーがこの自動二輪車1から離れようとすると
きには、まず、上記キー孔44からメインスイッチキー
45を離脱させ、上記錠カバー47を操作して上記キー
孔44を覆うようにすれば(図1,3中実線)、上記錠
カバー47は上記ロック手段51により車体2に自動的
にロックされる。
【0049】すると、他人が上記キー孔44にドライバ
ーなどを挿入してメインスイッチ42をキー操作しよう
としても、これは上記錠カバー47により規制され、も
って、自動二輪車1の盗難が防止される。
【0050】上記アクチュエータ57を駆動させるため
の上記リモコン操作手段63への操作により、上記制御
装置41によって、上記照明手段33の構成部品34〜
37のうちの少なくともいずれか一つ(例えば、前側の
方向指示灯35)が点灯し、および/もしくは警笛39
により警告音が吹鳴することとされている。なお、この
警笛39は、別途に設けたブザーなどの警笛であっても
よい。
【0051】このため、上記リモコン操作手段63を操
作したときには、上記照明手段33や警笛39等によっ
て、上記の操作をしたことが視覚や聴覚によって確認さ
せられる。
【0052】よって、上記リモコン操作手段63を誤操
作したときには、これが直ちに発見できることから、自
動二輪車1が駐車状態であるのにかかわらず、キー孔4
4を覆った錠カバー47をロックさせるためのロック手
段51が、上記リモコン操作手段63への誤操作によ
り、無意図的にロック解除されたままで放置される、と
いうことは防止される。
【0053】上記照明手段33の点灯と、警笛39によ
る吹鳴はいずれも所定時間の後に自動的に停止するよう
制御装置41によりタイマー制御されており、もって、
上記の停止のための操作が容易にできることとされてい
る。
【0054】上記自動二輪車1を走行状態から駐車状態
にさせて、そのまま放置させようとする場合に、上記メ
インスイッチ42を上記メインスイッチキー45による
キー操作でオン状態からオフさせたとき、これに伴い上
記制御装置41により自動的に盗難信号が出力可能な状
態(待機状態)とされる盗難防止装置69が設けられて
いる。なお、上記盗難防止装置69が上記待機状態とさ
れたときには、制御装置41により上記発光手段66は
点滅状に発光して、発光手段66の存在を予め知らせる
ことにより、自動二輪車1の盗難を未然に防止すること
とされている。
【0055】上記盗難防止装置69は、車体2の鉛直線
に対する所定以上の傾斜角や、車体2の所定以上の振動
を検出してその検出信号を制御装置41に出力するセン
サー70を備え、このセンサー70が検出信号を出力す
れば、上記制御装置41により警笛39が吹鳴するよう
になっている。なお、この警笛39は、別途に設けたブ
ザーなどの吹鳴器であってもよい。
【0056】上記アクチュエータ57を駆動させるため
の上記リモコン操作手段63への操作により、上記制御
装置41によって、上記盗難防止装置69の出力可能な
状態が解除されることとされている。
【0057】このため、上記盗難防止装置69を出力可
能な状態にさせている自動二輪車1の駐車状態から、運
転可能な状態にさせようとするときには、上記盗難防止
装置69の無用な作動を防止する上で、その作動可能な
状態を解除させる必要があるが、この操作は、上記リモ
コン操作手段63への操作で自動的に達成されて、容易
にできることとなる。
【0058】よって、上記自動二輪車1を運転可能な状
態にさせる操作は容易にできる。
【0059】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0060】請求項1の発明は、車体にメインスイッチ
の錠を取り付け、メインスイッチキーが挿抜自在とされ
る上記錠のキー孔をその外方から開放可能に覆う錠カバ
ーを設け、この錠カバーを車体に解除可能にロックする
ロック手段を設けた自動二輪車において、
【0061】上記ロック手段のロック状態を解除可能と
するアクチュエータを設け、このアクチュエータをリモ
コン操作可能とするリモコン操作手段を設けてある。
【0062】このため、上記リモコン操作手段への操作
により、上記アクチュエータを駆動させれば、上記ロッ
ク手段のロック状態が解除されて、上記錠カバーによる
キー孔の覆いが解除され、上記キー孔へのメインスイッ
チキーの挿入が可能とされ、この挿入によって、上記錠
に対するキー操作が可能となる。
【0063】よって、上記メインスイッチの錠に対しメ
インスイッチキーによりキー操作をしようとすることに
先立ち、上記錠のキー孔を覆った錠カバーをロックして
いるロック手段に対し、これのロック状態を解除させる
ための操作をするとき、夜間など、上記ロック手段の周
りが暗くて視認がし難いとしても、自動二輪車から離れ
た都合の良いところから上記リモコン操作手段を操作す
ればよく、このため、上記ロック手段のロック解除動作
のための操作が容易にできることとなる。
【0064】請求項2の発明は、上記キー孔の近傍に発
光手段を配設し、上記リモコン操作手段への操作で、上
記発光手段が点灯するようにしてある。
【0065】このため、夜間など、上記メインスイッチ
の錠のキー孔の位置が視認し難い場合でも、上記発光手
段の発光によって上記キー孔の位置が容易に視認でき
る。
【0066】よって、上記キー孔へのメインスイッチキ
ーの挿入が容易にできて、メインスイッチの錠に対する
キー操作が容易にできることとなる。
【0067】請求項3の発明は、上記リモコン操作手段
への操作で、照明手段が点灯するようにし、および/も
しくは警笛が吹鳴するようにしてある。
【0068】このため、上記リモコン操作手段を操作し
たときには、上記照明手段や警笛によって、上記の操作
をしたことが視覚や聴覚によって確認させられる。
【0069】よって、上記リモコン操作手段を誤操作し
たときには、これが直ちに発見できることから、自動二
輪車が駐車状態であるのにかかわらず、キー孔を覆った
錠カバーをロックさせるためのロック手段が、上記リモ
コン操作手段への誤操作により、無意図的にロック解除
されたままで放置される、ということは防止される。
【0070】請求項4の発明は、上記メインスイッチを
上記メインスイッチキーによるキー操作でオン状態から
オフさせたとき、これに伴い盗難防止信号が出力可能な
状態とされる盗難防止装置を設けた自動二輪車におい
て、
【0071】上記リモコン操作手段への操作で、上記盗
難防止装置の出力可能な状態が解除されるようにしてあ
る。
【0072】このため、上記盗難防止装置を出力可能な
状態にさせている自動二輪車の駐車状態から、運転可能
な状態にさせようとするときには、上記盗難防止装置の
無用な作動を防止する上で、その作動可能な状態を解除
させる必要があるが、この操作は、上記リモコン操作手
段への操作で自動的に達成されて、容易にできることと
なる。
【0073】よって、上記自動二輪車を運転可能な状態
にさせる操作は容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メインスイッチの側面図である。
【図2】自動二輪車の全体側面図である。
【図3】メインスイッチの平面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体 33 照明手段 35,36 方向指示灯 39 警笛 41 制御装置 42 メインスイッチ 43 錠 44 キー孔 45 メインスイッチキー 47 錠カバー 51 ロック手段 57 アクチュエータ 63 リモコン操作手段 66 発光手段 69 盗難防止装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にメインスイッチの錠を取り付け、
    メインスイッチキーが挿抜自在とされる上記錠のキー孔
    をその外方から開放可能に覆う錠カバーを設け、この錠
    カバーを車体に解除可能にロックするロック手段を設け
    た自動二輪車において、 上記ロック手段のロック状態を解除可能とするアクチュ
    エータを設け、このアクチュエータをリモコン操作可能
    とするリモコン操作手段を設けた自動二輪車における電
    気部品操作装置。
  2. 【請求項2】 上記キー孔の近傍に発光手段を配設し、
    上記リモコン操作手段への操作で、上記発光手段が点灯
    するようにした請求項1に記載の自動二輪車における電
    気部品操作装置。
  3. 【請求項3】 上記リモコン操作手段への操作で、照明
    手段が点灯するようにし、および/もしくは警笛が吹鳴
    するようにした請求項1、もしくは2に記載の自動二輪
    車における電気部品操作装置。
  4. 【請求項4】 上記メインスイッチを上記メインスイッ
    チキーによるキー操作でオン状態からオフさせたとき、
    これに伴い盗難防止信号が出力可能な状態とされる盗難
    防止装置を設けた自動二輪車において、 上記リモコン操作手段への操作で、上記盗難防止装置の
    出力可能な状態が解除されるようにした請求項1から3
    のうちいずれか1つに記載の自動二輪車における電気部
    品操作装置。
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