JP2001279976A - リモコン式車両用トランク - Google Patents
リモコン式車両用トランクInfo
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- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B81/00—Power-actuated vehicle locks
- E05B81/12—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators
- E05B81/14—Power-actuated vehicle locks characterised by the function or purpose of the powered actuators operating on bolt detents, e.g. for unlatching the bolt
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Abstract
については開錠後の蓋開けも遠隔操作により行えるよう
にしたリモコン式車両用トランクを提供する。 【解決手段】 リヤトランク20Cにおいて、スイッチ
SC は蓋44Cの開閉状態を検知し、検知結果をコント
ローラ100へ出力する。施錠機構KC は、キーアクチ
ュエータ42により付勢されて蓋44Cを施錠または開
錠する。トランクキャッチャPC は、ポップアップアク
チュエータ41または開閉レバー23Cの操作により付
勢されて蓋44Cをポップアップさせる。キーシリンダ
40は、キー操作に応答して各トランクを施錠または開
錠し、さらには蓋44Cを開錠と同時にポップアップさ
せる。
Description
作による開錠および施錠が可能なリモコン式車両用トラ
ンクに係り、特に、一部のトランクについては、開錠と
同時に蓋を開れられるリモコン式車両用トランクに関す
る。
ビル等の鞍乗型車両において、収容能力を向上させるた
めには複数のトランクを設けることが有効である。本出
願人による先行技術の実公平3−3114号公報では、
シートの後方にリヤトランクを搭載すると共に、車両後
部の左右に一対のサイドトランクを搭載した自動二輪車
が提案されている。また、特開昭59−38472号公
報には、四輪車両のトランクをリモコンによる遠隔操作
で開錠/施錠する技術が開示されている。
より開錠できても、開錠しただけでは荷物を収容するこ
とができず、さらに蓋を開ける必要がある。したがっ
て、両手に荷物を抱えている場合や、グローブを着用し
ているような場合には、開錠のみならず、開錠後の蓋開
け(ポップアップ)も遠隔操作により行えるようにする
ことが望ましい。
トランクを搭載すれば、各トランクを用途に応じて使い
分けることが可能となり、例えば、出し入れ頻度の高い
荷物と、出し入れ頻度の低い荷物とを異なるトランクへ
収納することができる。
のトランクが同時に開錠および蓋開けされてしまうと、
蓋開けが不要であったトランクについては蓋を締める操
作が余計に必要となってしまう。また、蓋が側方に開く
トランクを降雨時に開けると、雨がトランク内部に入り
込んでしまう。したがって、開錠後の蓋開けについて
は、出し入れ頻度の高いトランクや、降雨時に開いても
雨水の侵入が少ない、蓋が上方に開くトランクのみとす
ることが望ましい。
を解決し、開錠および施錠のみならず、所定のトランク
については、開錠後の蓋開けも遠隔操作により行えるよ
うにしたリモコン式車両用トランクを提供することにあ
る。
ために、本発明は、蓋体を備えた複数のトランクを具備
し、前記各蓋体をリモコンによる遠隔操作により施錠/
開錠するリモコン式車両用トランクにおいて、複数のト
ランクの少なくとも一つに、所定の遠隔操作に応答して
蓋体を開くポップアップ手段を設け、前記リモコンに
は、全てのトランクの蓋体を施錠または開錠させる第1
の操作子、および前記ポップアップ手段を備えたトラン
クを開錠させ、さらに当該ポップアップ手段を付勢する
第2の操作子を設けたことを特徴とする。
を設けたトランクに関しては、リモコンの第1の操作子
を操作することによる開錠/施錠の遠隔操作以外に、リ
モコンの第2の操作子を操作することによる開錠および
蓋開けを遠隔操作により行えるようになる。
細に説明する。図1は、本発明のリモコン式車両用トラ
ンクを搭載した自動二輪車の側面図である。
水平対向の6気筒エンジン2を搭載しており、そのフレ
ーム構造は、ステアリングヘッド3から車両後方へ二叉
に延びたツインフレーム形式のメインフレーム4、およ
びこのメインフレーム4から後方に結合されたリヤフレ
ーム5から構成されている。ステアリングヘッド3には
走行方向左右に配置された2本のパイプからなるフロン
トフォーク6が操舵方向に回動自在に設けられており、
その上部つまりトップブリッジにハンドル7が固定され
ている。フロントフォーク6の下端に設けられた前輪軸
8には前輪9が回転自在に支持されている。
が設けられている。車両1の前部を覆うフロントフェア
リング(カウル)11の前方には灯火装置のレンズ面
(クリアレンズ)12が取り付けられている。フロント
カウル11内には、灯火装置として使用されている放電
灯の昇圧装置(バラスト)13が収容されている。フロ
ントカウル11の上部には風防スクリーン14が設けら
れ、風防スクリーン14の取付部近傍には空気導入口1
5が形成されている。
設けられ、その後方には、リフフレーム5上に搭載され
た運転者シート17および同乗者シート18が配置され
ている。同乗者シート18は運転者シート17と一体に
形成されており、かつ背もたれ19を有する。背もたれ
19の背後には、後述するリモコンによる遠隔操作によ
り施錠および開錠されるリヤトランク20Cが設けられ
ている。リヤトランク20Cの後部にはリヤストップラ
ンプ21およびウインカライト22が設けられている。
右には、前記リヤトランク20Cと同様にリモコンによ
る遠隔操作により施錠および開錠されるサイドトランク
20L,20Rが設けられ、その後部にはもう一組のリ
ヤストップランプ24およびウインカライト25が設け
られている。
ナ27が設けられ、エアクリーナ27の前方に設けられ
たスロットルボディ28からはインテークマニホルド2
9が伸びている。インテークマニホルド29は車体の左
右に対向配置された3気筒にそれぞれ結合されていてこ
れらの各気筒の上流には図示しない燃料噴射装置が配置
されている。エンジン2から後方へエキゾーストマニホ
ルド30が引出されていて、このエキゾーストマニホル
ド30はマフラ31に連結されている。
ドカバー32で覆われ、エンジン2の前方にはフロント
ロアカウル33が配置されている。また、運転者シート
17の下部にはリヤクッション34が設けられている。
このリヤクッション34は電動でばね力を調節して運転
者の体重に応じてサスペンションの初期加重を調整する
ことができる油圧ユニット(図示しない)に結合されて
いる。車両1はスタンド35を使用して自立させること
ができる。
面図、図3は、車両1の後正面図、図4は、車両1の後
部を上方より見込んだ図であり、前記と同一の符号は同
一または同等部分を表している。
ンク20Cの蓋44Cは上方に開き、図3に示したよう
に、サイドトランク20L,20Rの蓋44L,44R
は側方へ開く。各トランク20C,20L,20Rの施
錠および開錠は、トランク20Cに設けられたキーシリ
ンダ40(図3参照)にエンジンキーを挿入して回すこ
とによって行われる。また、本実施形態では、各トラン
ク20C,20L,20Rの施錠および開錠が無線式の
リモコンによる遠隔操作によっても可能であり、無線信
号の受信機能を内蔵したコントローラ100、および施
錠/開錠用のアクチュエータやセンサが車両に搭載され
ている。
既存のデッドスペースに収容することが望ましいが、コ
ントローラ100を各トランクから離間して配置してし
まうと、トランクに設けられたアクチュエータ等との配
線長が長くなり、また配線が車両外部に露出することに
なって美観が損なわれる等の問題がある。
する場合には、リモコンの操作位置にかかわらずコント
ローラ100との間に遮蔽物が介在しないようにする必
要があり、コントローラ100は見通しの良い高所に配
置することが望ましい。また、無線通信に電波を利用す
る場合には、エンジンから発生するノイズの影響を排除
するためにエンジンから離間して配置することが望まし
い。
シート18の背後に比較的大型のリヤトランク20Cを
搭載する場合、リヤトランク20Cの前面が同乗者の背
もたれ19を兼ねるように、図2に示したように、リヤ
トランク20Cは丈高に形成される。
ら、リヤトランク20Cの上部すなわち蓋44Cには、
上面が凸状となるように凸部47が形成される。したが
って、リヤトランク20Cの内部では、前記凸部47の
内側に利用価値の低い空間、すなわちデッドスペースが
形成されることになる。そして、当該空間は見通しの良
い高所に位置し、かつエンジン2からも離間されてい
る。
20Cの上部、さらに具体的にいえば、蓋44Cの上部
に形成された凸部47の内側にコントローラ100を配
置するようにした。
したように、3つの開閉レバー23L,23C,23R
が設けられ、前記キー操作あるいは遠隔操作による開錠
後に各開閉レバー23L,23C,23Rを操作するこ
とにより、それぞれサイドトランク20Lの蓋44L,
リヤトランク20Cの蓋44C、およびサイドトランク
20Rの蓋44Rが開く。
ク20Cについては、以下に詳述するように、前記開閉
レバー23Cを操作することなく、キー操作あるいはリ
モコンによる遠隔操作によっても、蓋44Cを開錠と同
時にポップアップさせることができる。
作により各トランク20の蓋44を開錠、施錠およびポ
ップアップするシステムの構成を模式的に示した機能ブ
ロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部
分を表している。
C は蓋44Cの開閉状態を検知し、検知結果を前記コン
トローラ100へ出力する。施錠機構KC は、キーアク
チュエータ42により付勢されて蓋44Cを施錠または
開錠する。トランクキャッチャPC は、ポップアップア
クチュエータ41により付勢されて蓋44Cを開錠と同
時にポップアップさせる。または開錠時のみ開閉レバー
23Cの操作により付勢されて蓋44Cを開く。キーシ
リンダ40は、キー操作に応答して各トランクを施錠ま
たは開錠し、さらには蓋44Cを開錠と同時にポップア
ップさせる。
いて、スイッチSL 、SR は、それぞれ蓋44L,44
Rの開閉状態を検知し、検知結果をコントローラ100
へ出力する。施錠機構KR ,KL は、前記キーアクチュ
エータ42により付勢されて各蓋44L,44Rを施錠
する。トランクキャッチャPL ,PR は、前記開閉レバ
ー23L,23Rにより付勢されて各蓋44L,44R
を開く。
送出された無線信号を検知し、さらには前記各スイッチ
Sから送出された信号に応答して、前記ポップアップア
クチュエータ41およびキーアクチュエータ42を制御
する。
り、図7は、その側面図である。本実施形態のリモコン
80は、全てのトランクを施錠するための施錠ボタン8
1と、全てのトランクを開錠するための開錠ボタン82
と、リヤトランク20Cのみを選択的に開錠およびポッ
プアップさせるポップアップボタン83とを備えてい
る。リモコン80の端部に設けられた貫通口84には、
アクセサリリング85が取り付けられている。
が押されるとロック信号を送出し、開錠ボタン82が押
されるとアンロック信号を送出し、ポップアップボタン
83が押されるとポップアップ信号を送出する。
作を、図8のフローチャートを参照して説明する。
ら送出された無線信号が受信されたか否かが判定され、
無線信号が受信されると、ステップS11では、受信信
号がアンロック(開錠)信号であるか否かが判定され
る。アンロック信号と判定されると、ステップS12に
おいて、コントローラ100からキーアクチュエータ4
2に対してアンロック指令が送出される。キーアクチュ
エータ42は、このアンロック指令に応答して全ての施
錠機構KC ,KR ,KL を開錠させる。
れたスイッチSC ,SR ,SL の出力信号に基づいて、
いずれかのトランクの蓋44が開かれたか否かが判定さ
れる。ステップS14において、いずれの蓋44も開か
れない時間が所定時間を超えたと判断されると、ステッ
プS15では、コントローラ100からキーアクチュエ
ータ42に対してロック指令が送出される。キーアクチ
ュエータ42は、このロック指令に応答して全ての施錠
機構KC ,KR ,KL を施錠させる。
令に応答して全てのトランクが開錠されても、いずれの
トランクも開かれない時間が所定時間を超えると自動的
に施錠されるので、運転者が誤ってリモコンを操作して
トランクを開錠させてしまった場合でも、開錠状態のま
まで放置されてしまうことがない。
信号がアンロック信号以外と判定されると、ステップS
16では、受信信号がポップアップ信号であるか否かが
判定される。ポップアップ信号と判定されると、ステッ
プS17において、コントローラ100からキーアクチ
ュエータ42に対してポップアップ指令が送出される。
キーアクチュエータ42は、このポップアップ指令に応
答して、施錠機構KCのみを選択的に開錠させる。
からポップアップアクチュエータ41に対してポップア
ップ指令が送出される。ポップアップアクチュエータ4
1は、このポップアップ指令に応答してトランク20C
のポップアップ機構PC を付勢する。この結果、トラン
ク20Cの蓋44Cがポップアップ機構PC によりポッ
プアップされる。
ン操作でリヤトランク20Cの開錠およびそのポップア
ップが可能となるので、両手に荷物を抱えている場合
や、グローブを着用しているような場合でも、荷物の出
し入れを簡単に行えるようになる。しかも、ポップアッ
プされるのはリヤトランク20の蓋44Cだけなので、
サイドトランクの蓋44K,44Rを閉め直す必要がな
い。
ップ機能を、蓋が上方に開くリヤトランク20Cのみに
設けたので、降雨時に遠隔操作により蓋を開ける場合で
も、雨水の侵入を実質的に防止できる。
信号がポップアップ信号以外と判定されると、ステップ
S19では、受信信号がロック信号であるか否かが判定
される。ロック信号と判定されると、ステップS20で
は、トランクのいずれかの蓋44が開いたままか否かが
判定される。全ての蓋44が閉じていれば、ステップS
21において、コントローラ100からキーアクチュエ
ータ42に対してロック指令が送出される。キーアクチ
ュエータ42は、このロック指令に応答して全ての施錠
機構KC ,KR ,KL を施錠させる。いずれかの蓋44
が開いたままであると、ステップS22において、例え
ばハザードランプを10回ほど点滅させて運転者に警告
を与える。
挿入されたエンジンキーが時計回りに90度回動される
と、キーシリンダ40からキーアクチュエータ42に対
してアンロック指令が送出される。キーアクチュエータ
42は、このアンロック指令に応答して全ての施錠機構
KC ,KR ,KL を開錠させる。
ると、キーシリンダ40からキーアクチュエータ42に
対してロック指令が送出される。キーアクチュエータ4
2は、このロック指令に応答して全ての施錠機構KC ,
KR ,KL を施錠する。
反時計回りに回動されると、キーシリンダ40からキー
アクチュエータ42およびポップアップアクチュエータ
41に対してポップアップ指令が送出される。キーアク
チュエータ42は、このポップアップ指令に応答して、
トランク20Cの施錠機構KC のみを選択的に開錠させ
る。ポップアップアクチュエータ41は、前記ポップア
ップ指令に応答してトランク20Cのポップアップ機構
PC を付勢し、その蓋44Cをポップアップさせる。
ップアップ機能を実現する前記トランクキャッチャPの
主要部の構成を示した図であり、図9はポップアップ前
の状態を示し、図10はポップアップ状態を示してい
る。ここでは、リヤトランク20Cに装備されるトラン
クキャッチャPc を例にして、その構成および動作を説
明する。
1b,51cが立設されており、各支持軸51a,51
b,51cにはそれぞれ、第1カムプレート52、第2
カムプレート53、および第3カムプレート54が回転
自在に軸支されている。第2カムプレート53は、スプ
リング56の弾発力により反時計回りに常時付勢されて
いる。第3カムプレート54は、スプリング57の弾発
力により時計回りに常時付勢されている。スイッチSC
は、第2カムプレート53の回転位置に基づいて蓋44
Cの開閉状態を検知する。
ップアップ前の状態では、トランク蓋44Cの開閉ピン
201が第3カムプレート54の二叉部54c内に位置
する。第3カムプレート54は、前記二叉部54cが左
方向に開口する姿勢のまま、その外周部に形成されたス
テップ54aに第2カムプレート53のストッパアーム
53aを係合されて時計回りへの回動を阻止されてい
る。したがって、開閉ピン201が二叉部54cにより
係止され、蓋44Cは閉状態を維持される。
は、前記キーアクチュエータ42に連動して図中左右方
向に変位し、施錠状態では破線位置に位置し、開錠状態
では実線位置まで移動される。第1カムプレート52の
力点部52cには、前記ポップアップアクチュエータ4
1および開閉レバー23Cに連動して図中上下方向に変
位するポップアップロッド81が係合されている。
か、あるいはリモコン80による遠隔操作によりポップ
アップアクチュエータ41が付勢されると、前記ポップ
アップロッド81が図中下方に力を受ける。このとき、
前記施錠ピン202が実線で示した開錠位置にあれば、
第1カムプレート52が支持軸51aを中心にして反時
計回りに回動する。施錠ピン202が破線で示した施錠
位置にあれば、第1カムプレート52は、その回動を施
錠ピン202により阻止される。
されると、第2カムプレート53の力点部に立設された
ピン53bが、前記第1カムプレート52の作用点部5
2aに押されて矢印方向へ変位される。これにより、第
2カムプレート53が、スプリング56の弾性力に抗し
て支持軸51bを中心に時計回りに回動する。
イッチSC の接点レバー70aが変位して、その接点を
開閉させる。また、第2カムプレート53のストッパア
ーム53aと第3カムプレート54のステップ54aと
の係合が解除されるので、第3カムプレート54がスプ
リング57の弾性力により時計回りに回動する。前記第
3カムプレート54は、図10に示したように、その二
叉部54cが上方向に開口するまで回動されるので、二
叉部54cによるピン201の拘束が解除され、蓋21
Cがポップアップされる。
されるトランクキャッチャPL ,PR では、図5に示し
たように、そのポップアップロッド81が、それぞれ開
閉レバー23L,23Rにより変位されるのみで、ポッ
プアップアクチュエータ41とは連結されていない。し
たがって、本実施形態では、リヤトランク20Cの蓋4
4C以外をリモコン80による遠隔操作あるいはキー操
作によってポップアップさせることはできない。
成される。 (1) ポップアップ手段を設けたトランクに関しては、リ
モコンの第1の操作子を操作することによる開錠および
施錠の遠隔操作以外に、第2の操作子を操作することに
よる開錠および蓋開けを遠隔操作により行えるようにな
る。
リヤトランクに設けたので、降雨時に遠隔操作により蓋
を開ける場合でも、雨水の侵入を実質的に防止できる。
されても、いずれのトランクも開かれない時間が所定時
間を超えると自動的に施錠されるので、運転者が誤って
リモコンを操作してトランクを開錠させてしまった場合
でも、開錠状態のままで放置されてしまうことがない。
自動二輪車の側面図である。
る。
ある。
る。
アップ前)である。
プアップ状態)である。
ランク、20L,20R…サイドトランク、23L,2
3C,23R…開閉レバー、41…ポップアップアクチ
ュエータ、42…キーアクチュエータ、44L,44
C,44R…トランクの蓋、80…リモコン、81…施
錠ボタン、83…開錠ボタン、84…ポップアップボタ
ン、100…コントローラ、SC ,SL ,SR…スイッ
チ、KC ,KR ,KL …施錠機構、PC ,PL ,PR …
トランキャッチャ
Claims (2)
- 【請求項1】 蓋体を備えた複数のトランクを具備し、
前記各蓋体をリモコンによる遠隔操作により施錠/開錠
するリモコン式車両用トランクにおいて、 前記複数のトランクの少なくとも一つは、所定の遠隔操
作に応答して蓋体を開くポップアップ手段を具備し、 前記リモコンは、全てのトランクの蓋体を施錠または開
錠させる第1の操作子、および前記ポップアップ手段を
備えたトランクを開錠させ、かつ当該ポップアップ手段
を付勢する第2の操作子を含むことを特徴とするリモコ
ン式車両用トランク。 - 【請求項2】 前記蓋体が、前記ポップアップ手段を備
えたトランクでは上方に開き、それ以外のトランクでは
側方に開くことを特徴とする請求項1に記載のリモコン
式車両用トランク。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098984A JP3982668B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | リモコン式車両用トランク |
DE2001115314 DE10115314B4 (de) | 2000-03-31 | 2001-03-28 | Fernsteuerungstyp-Fahrzeugkofferraum |
US09/820,995 US6428076B2 (en) | 2000-03-31 | 2001-03-30 | Remote control type vehicular trunk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000098984A JP3982668B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | リモコン式車両用トランク |
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