JP2003011865A - 車両におけるリモコンロック操作システム - Google Patents

車両におけるリモコンロック操作システム

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JP2003011865A
JP2003011865A JP2001204744A JP2001204744A JP2003011865A JP 2003011865 A JP2003011865 A JP 2003011865A JP 2001204744 A JP2001204744 A JP 2001204744A JP 2001204744 A JP2001204744 A JP 2001204744A JP 2003011865 A JP2003011865 A JP 2003011865A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行を機械的に不能にするメカロック
機構を赤外線等の信号によりキー無しで解錠できるよう
にしたリモコンロック操作システムにおいて,その装置
の主要構成部品及びロックアクチュエータへの配線部を
共通のモジュールハウジング内に一纏めにユニット化し
て,システムの小型軽量化,コスト節減を図り,しかも
不正なロック解錠を効果的に防止する。 【解決手段】 受信器R,メカロック機構L,ロックア
クチュエータA及び制御装置C,並びに該ロックアクチ
ュエータAと受信器Rを該制御装置Cに接続する配線部
5,6が,共通のモジュールハウジング4内に設けられ
ていて,該ハウジング4を介して車体に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,携帯可能な送信器
と,この送信器が発した信号を受信可能な受信器と,そ
の受信器の受信信号の正否を判断して正の場合に該受信
信号に基づきロックアクチュエータを作動制御する制御
装置とを備えた,車両におけるリモコンロック操作シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の四輪自動車においては,赤外線信
号を用いたリモコンロック操作システムによりドアロッ
ク機構をキー無しで施錠・解錠できるようにしたものが
広く採用されている。
【0003】一方,従来のオートバイ,スクータ等の軽
車両においては,盗難や悪戯の防止のために車両の走行
を機械的に不能とする種々のメカロック機構(例えば,
メインスタンドロック機構,ハンドルロック機構等)が
車体適所に設けられており,これらのメカロック機構
は,車体側に設けたロック操作部を乗員が直接キー操作
することにより,任意に施錠・解錠できるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記のようなメ
カロック機構を,赤外線信号を用いたリモコンロック操
作システムによりキー無しで解錠可能とするために,例
えば,上記メカロック機構に対して,送・受信器と,該
メカロック機構を駆動するロックアクチュエータと,制
御装置とを組み合わせて,メカロック機構用のリモコン
ロック操作システムを構成することが考えられる。
【0005】しかしながら,このような構成のリモコン
ロック操作システムにおいては,ロックアクチュエータ
に連なる配線部にバッテリ電源を直結しさえすれば,メ
カロック機構を簡単に解錠(従って車両の盗難が)でき
てしまう問題があり,また全体としてシステムの構成部
品点数が多く,システムが複雑化してコスト増と重量増
を招いてしまう問題もある。
【0006】本発明は,上記に鑑み提案されたもので,
車両の走行を機械的に不能にするメカロック機構を送信
器からのリモコン操作で解錠できるようにしても,上記
問題を簡単な構造で解決できるようにした,車両におけ
るリモコンロック操作システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,本発明は,携帯可能な送信器と,この送信器が発し
た信号を受信可能な受信器と,車両の走行を機械的に不
能とするためのメカロック機構と,このメカロック機構
を少なくとも解錠し得るロックアクチュエータと,受信
器の受信信号の正否を判断して正の場合に該受信信号に
基づきロックアクチュエータを作動制御する制御装置と
を備えた,車両におけるリモコンロック操作システムで
あって,前記受信器,メカロック機構,ロックアクチュ
エータ及び制御装置,並びに,該ロックアクチュエータ
と受信器を制御装置に接続する配線部が,共通のモジュ
ールハウジング内に設けられていて,該ハウジングを介
して車体に取付けられることを特徴とする。
【0008】この特徴によれば,上記メカロック機構,
受信器,ロックアクチュエータ及びその制御装置を,そ
の相互間の配線部と共に,共通のモジュールハウジング
内に一纏めに集約,ユニット化しているため,全体とし
て部品点数が少なく,取扱いが簡便で,車体への組付作
業性も良好となり,これにより,システムの小型軽量化
及びコスト節減が図られ,システムを取付けるべき車体
側取付部分の変更も極力少なくできる。また特にロック
アクチュエータに連なる配線部をモジュールハウジング
内に隠蔽保護して外部に露出させないようにできるた
め,該配線部のバッテリ電源への直結や繋ぎ変えによる
不正なロック解錠(延いては車両盗難)が効果的に防止
される。
【0009】また請求項2の発明は,請求項1の前記特
徴に加えて,前記受信器の受信信号に基づいて前記制御
装置により制御されて,エンジンの始動又は運転を許可
する駆動許可信号を発生し得る駆動許可信号発生手段
が,該手段を制御装置に接続する配線部と共に,前記モ
ジュールハウジング内に設けられることを特徴とする。
この特徴によれば,エンジンの始動系あるいは運転制御
系に対して不正な手段によりメイン電源が万一,投入さ
れたような場合でも,受信器が受信した正規の受信信号
に基づいてモジュールハウジング内の駆動許可信号発生
手段が駆動許可信号を発しない限り,エンジンの始動,
運転が不可能となる。
【0010】また請求項3の発明は,請求項1又は2の
前記特徴に加えて,前記モジュールハウジングには,車
載バッテリから車載電装品に通電するための通電回路の
一部と,該通電回路の一部を開閉可能なメインリレー
と,このメインリレーをオンオフし得るメインスイッチ
とが設けられることを特徴とする。この特徴によれば,
上記モジュールハウジングにメインスイッチやメインリ
レーも組み込むことでシステムの一層の集約化を図るこ
とができる。
【0011】また請求項4の発明は,請求項1,2又は
3の前記特徴に加えて,前記車両が,前輪を回転自在に
支持するフロントフォークと,該フロントフォーク及び
操向ハンドル間を連動連結して前輪を操向操作すべく車
体前部に回転自在に支持される操向軸と,この操向軸の
前側を覆うフロントボディカバーと,このフロントボデ
ィカバーに結合されて該操向軸の後側を覆うインナカバ
ーとを備えた二輪車であり,前記モジュールハウジング
が,前記フロントボディカバーとインナカバーとの間の
車体空間に配備され,該モジュールハウジングの後面に
は,前記受信器の信号受信部がインナカバーの開口部を
通して後向きに露出するように配設され,前記メカロッ
ク機構が,前記操向軸の回転をロックし得るハンドルロ
ック機構であることを特徴とする。この特徴によれば,
二輪車においてハンドルロック機構を一体に組み込んで
ユニット化したリモコンロック操作システムが得られ,
しかも受信器の信号受信部の指向範囲をインナカバー開
口部を通して後向きに広範囲に確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説
明する。
【0013】添付図面において,図1は本発明の実施例
に係るスクータの全体側面図,図2は第1実施例の概略
ブロック図,図3は第2実施例の概略ブロック図,図4
は第3実施例の概略ブロック図,図5は第4実施例の概
略ブロック図である。
【0014】先ず,図1,図2において,車両としての
スクータVは,その前,後輪Wf,Wr間に,乗員の足
を載せるステップSTを備えており,このステップST
の後端より立ち上がる後部車体としてのリヤボディカバ
ーFrの上部にシートSが配設される。
【0015】またスクータVの操向軸1は,図示しない
金属製車体フレームのヘッドパイプに回転可能に支持さ
れていて,前部車体としての金属製又は合成樹脂製フロ
ントボディカバーFfの内側,即ち後側を上下に且つ後
傾姿勢で延びている。その操向軸1の下端部には,前輪
Wfを軸支するフロントフォーク2が結合され,またそ
の操向軸1の上端部はバーハンドルHの中央部に結合さ
れる。而してバーハンドルHの回動操作が操向軸1及び
フロントフォーク2に伝達されて,前輪Wfが操向操作
される。
【0016】そのバーハンドルHの中央部および操向軸
1の上端部は,これらと一体的に回動する合成樹脂製又
は金属製のハンドルカバーHcにより体裁よく覆われ,
このハンドルカバーHcの左右両端部からは,バーハン
ドルH両端の左,右ハンドルグリップHgがそれぞれ延
出している。
【0017】前記操向軸1の,ハンドルカバーHcより
も下側部分の後側は,ステップSTの前端部より一体的
に立ち上がる金属製又は合成樹脂製のインナーカバーI
で覆われている。そのインナーカバーIは,フロントボ
ディカバーFfの背面側に着脱可能に結合され,該カバ
ーFfの背面側とインナーカバーIとの間には,操向軸
1が通る車体空間3が形成される。
【0018】前記車体空間3には,駐車時に操向軸1
(従ってハンドルH)の回動をロックするためのハンド
ルロック機構Lと,これをリモコン操作するためのリモ
コンロック操作システムの主要部とを一体にユニット化
したロックモジュールMが配設される。次に図2を併せ
て参照してロックモジュールMの構成を説明する。
【0019】このロックモジュールMは,函状のモジュ
ールハウジング4を有している。このモジュールハウジ
ング4内には,乗員が携帯する赤外線送信器Tから送信
された赤外線信号を受信可能な赤外線受信器Rと,車両
の走行を機械的に不能とするメカロック機構としてのハ
ンドルロック機構Lと,このハンドルロック機構Lに連
動連結されてこれをロック・ロック解除し得るロックア
クチュエータAと,受信器Rの受信信号の正否を判断し
て正の場合に該受信信号に基づきロックアクチュエータ
Aを作動制御する制御装置Cとが,該ロックアクチュエ
ータAと受信器Rを制御装置Cにそれぞれ接続する配線
部5,6と共に設けられる。
【0020】また前記モジュールハウジング4には,バ
ッテリBAから車載の各電装品7に通電するための通電
回路8の一部と,該通電回路8の一部を開閉可能なメイ
ンリレー9と,このメインリレー9をオンオフさせるた
めのメインスイッチSWとが設けられる。このメインス
イッチSWはロックアクチュエータAにも接続されてお
り,該スイッチSWをオンさせることにより,制御装置
Cとは無関係にロックアクチュエータAを作動させてハ
ンドルロック機構Lを解錠できるようになっている。
【0021】前記モジュールハウジング4は,インナカ
バーIに形成した開口部Iaを通して後方より前記車体
空間3内に装入され,図示しない車体フレームの適所,
例えばヘッドパイプ等に固着される。その固着状態で,
モジュールハウジング4の後面4rの少なくとも一部
は,インナカバーIの開口部Iaを通して外部に露出し
ている。そのモジュールハウジング4の後面4rには,
前記受信器Rの信号受信部Raがその後方より信号を受
信し得るように配設される。
【0022】またハンドルロック機構Lは,モジュール
ハウジング4の前端部に固着したロックケース10と,
ロックアクチュエータAに駆動されてロックケース10
より操向軸1側に進退するロックピン11とを有してい
る。そのロックピン11に対応して前記操向軸1の周壁
には係止孔1aが形成されており,該ロックピン11
は,それが最大限前進した所定のロック位置にあるとき
に前記係止孔1aに係合して操向軸1を所定の回動位置
にロックし,即ちロック機構Lを施錠状態とする。一
方,ロックピン11は,ロック位置より所定量後退した
アンロック位置にあるときに前記係止孔1aより離脱し
て操向軸1の自由な回動を許容し,即ちロック機構Lを
解錠状態とする。
【0023】尚,前記モジュールハウジング4には,イ
グニッションキーを挿入し得るキーシリンダ(図示せ
ず)が配設される。このキーシリンダおよびハンドルロ
ック機構L間は,従来周知の自動二輪車用ハンドルロッ
ク機構およびキーシリンダ間と同様の連動関係にあり,
イグニッションキーの抜き取り操作に連動してハンドル
ロック機構Lを施錠できるようになっている。また前記
キーシリンダは,従来周知の自動二輪車のイグニッショ
ンキー用キーシリンダと同様,イグニッションキーのキ
ー操作に連動してメインスイッチSWを開閉し得るよう
に構成される。
【0024】前記送信器Tには,ロック解錠を操作入力
するための操作スイッチ12が付設されると共に,特定
のIDコードに対応した赤外線信号を該スイッチ12に
対する操作入力に応じて送信し得る信号送信部(図示せ
ず)が内蔵される。尚,このような赤外線送信器の構造
は従来周知である。
【0025】前記制御装置Cは,CPUやメモリを含む
信号判断部としてのIDコード照合手段C1と,ロック
アクチュエータAに作動指令信号を出力するアクチュエ
ータ駆動手段C2と,メインリレー9に作動指令信号を
出力するメインリレー駆動手段C3と,電源回路C4と
を備える。
【0026】前記IDコード照合手段C1は,赤外線受
信器Rが受信した赤外線信号の正否,即ちその受信信号
のIDコードが予め記憶された特定のIDコードと一致
するか否かを照合判断する。このIDコード照合手段C
1が受信信号を正規の赤外線信号である(上記IDコー
ドが一致した)と判断するのに応じてアクチュエータ駆
動手段C2よりロックアクチュエータAに作動指令信号
が出力される。
【0027】前記メインリレー9は,モジュールハウジ
ング4内でメインリレー駆動手段C3及びメインスイッ
チSWに接続され,このメインリレー9がオンすること
によって,バッテリBAから車載の各電装品7(エンジ
ン始動回路を含む)への通電が可能となる。
【0028】次に前記実施例の作用を説明する。
【0029】いま,スクータVが駐車状態にあって,ハ
ンドルロック機構Lが施錠状態にあるものとする。
【0030】この状態で,赤外線送信器Tから赤外線信
号が発せられ,これが赤外線受信器Rで受信されると,
制御装置CのIDコード照合手段C1においては,受信
信号の正否,即ちその受信信号のIDコードが予め記憶
された特定のIDコードと一致するか否かが照合判断さ
れる。そして,受信信号が正規の赤外線信号である(上
記IDコードが一致した)と判断された場合には,アク
チュエータ駆動手段C2がオンしてロックアクチュエー
タAに作動指令信号を出力することにより,該アクチュ
エータAをアンロック状態に切換作動させ,かくして,
ハンドルロック機構Lがロック解錠される。これと同時
に,IDコード照合手段C1はメインリレー駆動手段C
3をオンして,前記メインリレー9を通電許可状態にす
る。
【0031】次にイグニッションキーのキー操作により
メインスイッチSWをオフからオンに切換えると,メイ
ンリレー9がオン状態となってメイン電源が投入される
ため,エンジン始動回路を含む各電装品7への通電が可
能な状態となる。従ってこの状態で,イグニッションキ
ーのキー操作等により始動スイッチ(図示せず)をオン
すれば,エンジン始動回路へ通電がなされてエンジンを
始動させることができ,その始動完了と共に,スクータ
Vは走行可能な状態となる。
【0032】尚,本実施例では,メインリレー9が前述
の如く通電許可状態になってもメインスイッチSWをオ
フ状態で放置した場合の盗難防止を考慮し,メインリレ
ー9が前記通電許可状態となった後一定時間が経過して
もメインスイッチSWがオンされない場合は,IDコー
ド照合手段C1がメインリレー駆動手段C3を再びオフ
にしてメインリレー9を通電不許可状態にし,先のID
コード照合を無効化するように(従ってロックアクチュ
エータAを再び施錠状態に復帰させるように)制御装置
Cに対しプログラミングがなされている。
【0033】また運転中のエンジンを停止させる場合
は,イグニッションキーのキー操作によりメインスイッ
チSWをオンからオフに切換える。これによりエンジン
の電気系統への通電が遮断されてエンジンが停止する。
そして,この状態より,自動二輪車における従来周知の
ハンドルロック機構と同様に,イグニッションキーをキ
ーシリンダより抜き取ると,これに連動してロック機構
Lをロック作動させて操向軸1を施錠することができ
る。
【0034】尚,本実施例では,エンジンを停止したま
ま放置した場合の盗難防止を考慮し,エンジン停止後一
定時間が経過したら,IDコード照合手段C1がメイン
リレー駆動手段C3をオフにすることでメインリレー9
を通電不許可状態にし,先のIDコード照合を無効化す
るように(従ってロックアクチュエータAを施錠状態に
復帰させるように)制御装置Cに対しプログラミングが
なされている。
【0035】またハンドルロック機構Lの施錠状態で,
イグニッションキーをキー操作してメインスイッチSW
をオンすれば,リモコンロック操作システムとは無関係
にロックアクチュエータAを作動させてハンドルロック
機構Lを解錠することができる。従って,従来普通の車
両用リモコンドアロック装置と同様,送信器Tに依らな
くても,イグニッションキーにより解錠可能である。
【0036】而して本実施例によれば,リモコンロック
操作システムの主要な構成要素であるハンドルロック機
構L,受信器R,ロックアクチュエータA及びその制御
装置C,並びにロックアクチュエータAや受信器Rを制
御装置Cに接続する配線部5,6等が,共通のモジュー
ルハウジング4内にユニット化されて,該ハウジング4
を介して車体に一纏めに取付けられるので,全体として
部品点数が少なく,取扱いが簡便で,車体への組付作業
性も良好となる。また特にロックアクチュエータAに連
なる配線部5を,それが外部に露出しないようにモジュ
ールハウジング4内に隠蔽保護できるため,該配線部5
のバッテリ電源BAへの直結や繋ぎ変えによる不正なロ
ック解錠,延いては車両盗難を効果的に防止できる。
【0037】更にモジュールハウジング4にメインスイ
ッチSWやメインリレー9も組み込まれるため,システ
ムの一層の集約化(従って更なるコスト節減)が図られ
る。
【0038】図3には,第2実施例が示される。この実
施例では,受信器Rの受信信号に基づいて制御装置Cに
より制御されてエンジンの始動又は運転を許可する駆動
許可信号を発生し得る駆動許可信号発生手段20が,該
手段20を制御装置Cに接続する配線部21と共に,前
記モジュールハウジング4内に設けられる。
【0039】この駆動許可信号発生手段20としては,
例えばエンジンの点火(燃料噴射)を許可・不許可とす
るデジタル信号(オンオフ信号)出力手段や,点火(燃
料噴射)を許可・不許可とする規定の基準電圧出力手段
や,点火(燃料噴射)を許可・不許可とするデジタルコ
ード出力手段が用いられ,それら出力手段は,エンジン
の図示しない点火制御系,燃料噴射制御系又はスタータ
モータ制御系に接続される。
【0040】而してこの実施例によれば,エンジンの点
火制御系,燃料噴射制御系又はスタータモータ制御系に
対して不正な手段によりメイン電源が万一,投入された
ような場合でも,受信器Rが受信した正規の受信信号に
基づいてモジュールハウジング4内の駆動許可信号発生
手段20が駆動許可信号を発しなければ,エンジンを始
動又は運転させることができないので,盗難防止に一層
効果的である。
【0041】図4には,第3実施例が示される。この実
施例では,赤外線信号を送受信する送信器T及び受信器
Rに代えて,特定のIDコードに対応した電波信号を送
受信する送信器T′及び受信器R′が用いられる。従っ
て,モジュールハウジング4は赤外線受信器Rを持た
ず,その代わりに,電波受信器R′を構成するアンテナ
30及び電波受信回路31が該ハウジング4に内蔵され
る。
【0042】また図5には,第4実施例が示される。こ
のモジュールハウジング4内に,インジケータ出力手段
40が設けられる。このインジケータ出力手段40は,
赤外線受信器Rの受信信号に基づいて制御装置Cにより
制御されて,車両計器盤41のLED又は電球からなる
インジケータ42に発光信号を出力する。
【0043】以上,本発明の実施例を詳述したが,本発
明は前記実施例に限定されるものでなく,種々の小設計
変更を行うことが可能である。例えば,前記実施例で
は,車両としてスクータを示したが,本発明において
「車両」とは,スクータ以外の二輪車でもよく,更に三
輪車又は四輪車の何れでもよく,また原動機の有無は問
わない。
【0044】また前記実施例では,メインスイッチSW
をイグニッションキーのキー操作で開閉し得るようにし
たものを示したが,本発明では,メインスイッチをイグ
ニッションキーのキー操作から独立した手動スイッチ又
はリモコンスイッチとしてもよい。
【0045】また前記実施例では,メインスイッチSW
やメインリレー9をモジュールハウジング4内に設けた
ものを示したが,本発明(請求項1,2,4)では,メ
インスイッチやメインリレーをモジュールハウジング4
外に設けてもよい。また前記実施例では,イグニッショ
ンキーのキーシリンダをモジュールハウジング4内に配
置して,メインスイッチSWやハンドルロック機構Lと
所要の連動関係を持たせたものを示したが,そのキーシ
リンダをモジュールハウジング4の外でメインスイッチ
SWやハンドルロック機構Lに近接配置して,それらメ
インスイッチSWやハンドルロック機構Lと所要の連動
関係を持たせるようにしてもよい。
【0046】また前記実施例では,ロック機構Lの施錠
を手動により(即ちイグニッションキーのキーシリンダ
からの抜取操作に連動して)行うものを示したが,本発
明ではロック機構Lの解錠だけでなく,施錠も送信器
T,T′からの送信信号に基づいて行い得るようにして
もよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば,
リモコンロック操作システムの主要な構成要素であるメ
カロック機構,受信器,ロックアクチュエータ及びその
制御装置,並びに,ロックアクチュエータ等を制御装置
に接続する配線部が,共通のモジュールハウジング内に
ユニット化されて,該ハウジングを介して車体に一纏め
に取付けられるので,全体として部品点数が少なく,取
扱いが簡便で,車体への組付作業性も良好となり,従っ
てシステムの小型軽量化及びコスト節減に寄与すること
ができ,しかもシステムを取付けるべき車体側取付部分
の変更を極力少なくできて実施が容易である。また特に
ロックアクチュエータに連なる配線部を,それが外部に
露出しないようにモジュールハウジング内に隠蔽保護で
きるため,該配線部のバッテリ電源への直結や繋ぎ変え
による不正なロック解錠,延いては車両盗難を効果的に
防止できる。
【0048】また請求項2の発明によれば,エンジンの
始動系あるいは運転制御系に対して不正な手段によりメ
イン電源が万一,投入されても,受信器が受信した正規
の受信信号に基づいて駆動許可信号発生手段が駆動許可
信号を発しない限り,エンジンを運転させることができ
ず,従って,車両の盗難防止に一層効果的である。
【0049】また請求項3の発明によれば,前記モジュ
ールハウジングにメインスイッチやメインリレーも組み
込まれるため,システムの一層の集約化が図られ,更な
るコスト節減に寄与することができる。
【0050】また請求項4の発明によれば,二輪車にお
いて,ハンドルロック機構を一体に組み込んでユニット
化したリモコンロック操作システムが得られ,しかも受
信器の信号受信部の指向範囲をインナカバー開口部を通
して後向きに広範囲に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスクータの全体側面図
【図2】第1実施例の概略ブロック図
【図3】第2実施例の概略ブロック図
【図4】第3実施例の概略ブロック図
【図5】第4実施例の概略ブロック図
【符号の説明】
A ロックアクチュエータ BA バッテリ C 制御装置 Ff フロントボディカバー H バーハンドル(操向ハンドル) I インナカバー Ia 開口部 L ハンドルロック機構(メカロック機構) T 赤外線送信器(送信器) T′ 電波送信器(送信器) R 赤外線受信器(受信器) Ra 信号受信部 R′ 電波受信器(受信器) SW メインスイッチ Wf 前輪 2 フロントフォーク 3 車体空間 4 モジュールハウジング 5,6 配線部 7 電装品 8 通電回路 9 メインリレー 20 駆動許可信号発生手段 21 配線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E05B 65/12 E05B 65/12 Y H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B (72)発明者 大田 淳朗 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 CC11 CC30 DD06 FF24 FF38 HH07 JJ03 KK02 LL18 PP01 PP02 RR00 SS09 TT03 5K048 AA03 BA42 DB04 DC01 EA16 EB02 HA04 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な送信器(T)と,この送信器
    (T)が発した信号を受信可能な受信器(R)と,車両
    の走行を機械的に不能とするためのメカロック機構
    (L)と,このメカロック機構(L)を少なくとも解錠
    し得るロックアクチュエータ(A)と,受信器(R)の
    受信信号の正否を判断して正の場合に該受信信号に基づ
    きロックアクチュエータ(A)を作動制御する制御装置
    (C)とを備えてなる,車両におけるリモコンロック操
    作システムであって,前記受信器(R),メカロック機
    構(L),ロックアクチュエータ(A)及び制御装置
    (C),並びに,該ロックアクチュエータ(A)と受信
    器(R)を制御装置(C)に接続する配線部(5,6)
    が,共通のモジュールハウジング(4)内に設けられて
    いて,該ハウジング(4)を介して車体に取付けられる
    ことを特徴とする,車両におけるリモコンロック操作シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記受信器(R)の受信信号に基づいて
    前記制御装置(C)により制御されて,エンジンの始動
    又は運転を許可する駆動許可信号を発生し得る駆動許可
    信号発生手段(20)が,該手段(20)を制御装置
    (C)に接続する配線部(21)と共に,前記モジュー
    ルハウジング(4)内に設けられることを特徴とする,
    請求項1に記載の車両におけるリモコンロック操作シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記モジュールハウジング(4)には,
    バッテリ(BA)から車載の各電装品(7)に通電する
    ための通電回路(8)の一部と,該通電回路(8)の一
    部を開閉可能なメインリレー(9)と,このメインリレ
    ー(9)をオンオフし得るメインスイッチ(SW)とが
    設けられることを特徴とする,請求項1又は2に記載の
    車両におけるリモコンロック操作システム。
  4. 【請求項4】 前記車両は,前輪(Wf)を回転自在に
    支持するフロントフォーク(2)と,該フロントフォー
    ク(2)及び操向ハンドル(H)間を連動連結して前輪
    (Wf)を操向操作すべく車体前部に回転自在に支持さ
    れる操向軸(1)と,この操向軸(1)の前側を覆うフ
    ロントボディカバー(Ff)と,このフロントボディカ
    バー(Ff)に結合されて該操向軸(1)の後側を覆う
    インナカバー(I)とを備えた二輪車であり,前記モジ
    ュールハウジング(4)は,前記フロントボディカバー
    (Ff)とインナカバー(I)との間の車体空間(3)
    に配備され,該モジュールハウジング(4)の後面に
    は,前記受信器(R)の信号受信部(Ra)がインナカ
    バー(I)の開口部(Ia)を通して後向きに露出する
    ように配設され,前記メカロック機構(L)は,前記操
    向軸(1)の回転をロックし得るハンドルロック機構で
    あることを特徴とする,請求項1,2又は3に記載の車
    両におけるリモコンロック操作システム。
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