JP4590116B2 - 軽車両における遠隔ロック操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビンを有しない軽車両における遠隔ロック操作装置に関する。尚、本発明において「キャビンを有しない軽車両」とは、鞍乗り型又は腰掛け式の二輪車、三輪車又は四輪車の何れでもよく、また原動機の有無は問わない。例えば二輪車には、オートバイ、スクータ、自転車等が含まれる。
【0002】
【従来の技術】
従来のオートバイやスクータ等においては、盗難や悪戯の防止のための種々のロック機構、例えばメインスタンドロック機構、ハンドルロック機構、シートロック機構等が車体適所に設けられており、これらロック機構は、車体側に設けたロック操作部を乗員が直接キー操作することにより、任意にロック・ロック解除できるようになっている。
【0003】
一方、近年の四輪自動車においては、赤外線信号を用いた遠隔ロック操作装置によりドアロック機構をキー無しでロック・ロック解除できるようにしたものが広く知られており、その従来装置では、赤外線信号に対する広い指向性を確保するために数個の赤外線受信部を車両の適宜箇所に分散配置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこでキャビンを持たないオートバイ等の軽車両における上記ロック機構を、赤外線信号を用いた遠隔ロック操作装置によりキー無しでロック・ロック解除できるようにすることが考えられる。
【0005】
この場合、上記軽車両は、四輪自動車と異なり、搭載するバッテリの容量がかなり小さいため、四輪自動車のように数個の赤外線受信部を同時使用したのでは、それらの総待ち受け電流がバッテリ容量に比べ過大となってしまい、これがバッテリ上がりを頻繁に招いてエンジンの始動不良やバッテリの耐久性を損なう等の不具合を生じさせる虞れがある。
【0006】
また上記軽車両において赤外線受信部に要求される指向性は、乗車経路やシート開閉等の使い勝手を考慮すると、概ね、図1に示す如く車両の左右ハンドルグリップの車体前後位置から後向きに見て車体縦中心線に対して左右45度の範囲にあり、従って、赤外線受信部の取付け位置は、該受信部がシートや後部車体の影響を受けずに上記指向範囲を少なくともカバーできるような位置に設定されることが望ましい。
【0007】
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、上記要求を満足させる構造簡単な、軽車両における遠隔ロック操作装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、キャビンを有しない軽車両であって、前輪を操向軸を介して操向操作するためのハンドルを備えたものにおける遠隔ロック操作装置において、携帯可能な赤外線送信器と、この送信器が発した赤外線信号を受信可能な赤外線受信部と、車体に装備されるロック機構をロック・ロック解除し得るロックアクチュエータと、赤外線受信部が受信した赤外線信号に基づいてロックアクチュエータを作動制御する制御装置とを備え、車体前半部には前記ハンドルの中央部前側において前上がりに傾斜して上方に延びる、メータ類の取付用パネルが設けられ、この取付用パネルには、前記ハンドルより前方に離間して前記メータ類が取付けられ、更にそのメータ類と前記ハンドルとの間で前記取付け用パネルには、該メータ類とは別個独立した前記赤外線受信部が、受信面を後向きとして車幅方向中央位置に配設されることを徴とする。
【0009】
本発明の斯かる特徴によれば、赤外線受信部を上記レイアウトとしたことで、この種の軽車両において要求される赤外線受信部の指向範囲を、シートや後部車体の影響を受けることなく容易にカバーできる。従って只1個の赤外線受信部でも必要な指向性を確保できるようになり、赤外線受信部の使用個数を極力少なくできるため、バッテリ容量が小さくてもバッテリ上がりが発生しないレベルまで赤外線受信部の待ち受け電流を低減化でき、これにより、バッテリ上がりを回避できて、例えばエンジン搭載の軽車両ではバッテリ上がりに因るエンジンの始動不良を回避でき、またバッテリの耐久性も高められる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した参考例および本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0011】
添付図面において、図1〜図4は、参考例に係るスクータを示すものであって、図1はスクータの平面図、図2はスクータの側面図、図3は、インナーカバーを斜め後方より見た斜視図(図2の3矢視拡大図)、図4は遠隔ロック操作装置の概略構成図である。また図5、6は、本発明をオートバイに実施した実施例を示すものであって、図5はオートバイの平面図、図6は遠隔ロック操作装置の概略構成図である。
【0012】
先ず、図1〜図4に示す参考例において、キャビンを持たない軽車両としてのスクータVは、その前、後輪Wf,Wr間に、乗員の足を載せるステップSTを備えており、このステップSTの後端より立ち上がる後部車体としての金属製又は合成樹脂製のリヤボディカバーFrの上部には、乗員が腰掛けるシートSが配設される。このリヤボディカバーFr内には、荷物収納用シートボックス(図示せず)が配設されており、前記シートSは、これが該シートボックスの開放上面を覆う閉じ位置と開き位置との間を開閉し得るように、該シートボックス等に取付けられる。
【0013】
またスクータVは、その前輪Wfを操向軸11を介して操向操作するためのバーハンドルHを備えている。この操向軸11は、図示しない前部車体フレームのヘッドパイプに回転可能に支持されていて、前部車体としての金属製又は合成樹脂製フロントボディカバーFfの内側、即ち後側を上下に且つ後傾姿勢で延びている。その操向軸11の下部は、前輪Wfを回転自在に支持すべく二股のフォーク状に形成される。またその操向軸11の上端部は、バーハンドルHの中央部に結合され、該ハンドルHと操向軸11とはハンドル操作に応じて一体的に回動するようになっている。
【0014】
そのバーハンドルHの中央部および操向軸11の上端部は、これらと一体的に回動する合成樹脂製又は金属製のT字状ハンドルカバーHcにより体裁よく覆われており、このハンドルカバーHcの左右両端部からは、バーハンドルH両端の左、右ハンドルグリップHgがそれぞれ延出している。
【0015】
前記操向軸11の、ハンドルカバーHcよりも下側部分の後側は、ステップSTの前端部より一体的に立ち上がる前部車体としての金属製又は合成樹脂製のインナーカバーIで覆われている。このインナーカバーIは、フロントボディカバーFfの背面側に着脱可能に結合され、該カバーFfの背面側とインナーカバーIとの間には、操向軸11が通る車体空間が形成される。
【0016】
そのインナーカバーIは、インナーカバー本体Imと、このインナーカバー本体Imの後面下部を覆う補助カバーIsとより構成され、該カバー本体Imの後面上部は後方に開放されている。そのインナーカバー本体Imの中央部は、操向軸11の後半部を取り囲むように後方側に膨出しており、その中央膨出部Imcの後面は、操向軸11に略沿うように後方下向きに傾斜していて、その傾斜面には、後述する赤外線受信部Rが車幅方向中央位置に配設される。
【0017】
またスクータVの車体適所には、駐車時にハンドルHの回動を規制するためのハンドルロック機構Lhと、起立位置と水平格納位置間で回動可能なメインスタンドMtを起立位置にロックするためのスタンドロック機構Lmと、シートSを前記シートボックスの開放上面を覆う閉じ位置にロックするためのシートロック機構Lsとが設けられる。これらロック機構Lh,Lm,Lsの構造は、従来公知であるので、その具体的な構造説明を省略する。
【0018】
前記各ロック機構Lh,Lm,Lsからは、それぞれ操作ワイヤWh,Wm,Wsが延びており、これら操作ワイヤWh,Wm,Wsを介して各ロック機構Lh,Lm,Lsをロック・ロック解除するための共通一個の電動式ロックアクチュエータ1が車体適所に設けられる。このロックアクチュエータ1は、本発明の遠隔ロック操作装置Aの一部を構成するものであって、車体適所に配備される制御装置としての電子制御回路Cからの指令信号に応じてロック作動・アンロック作動して、各ロック機構Lh,Lm,Lsをキー無しでロック・ロック解除する。
【0019】
前記遠隔ロック操作装置Aは、ロックアクチュエータ1及び電子制御回路Cに加えて、乗員が携帯可能な小型の赤外線送信器Tと、この送信器Tが発した赤外線信号を受信し得るようにスクータVの車体前半部に設置した赤外線受信部Rとを備えるものであり、その送信器Tには、ロック・ロック解除を操作入力するための操作スイッチ2が付設されると共に、特定のIDコードに対応した赤外線信号を該スイッチ2に対する操作入力に応じて送信し得る信号送信部(図示せず)が内蔵される。尚、このような赤外線送信器の構造は従来周知である。
【0020】
前記赤外線受信部Rは、その受信面を後向きとして車体前半部(図示例では前記インナーカバー本体Imの、補助カバーIsでは覆われない上部後面)の車幅方向中央に配設されていて、後方から発せられた赤外線信号の受信が該受信部Rよりも後方側の車両付属品(例えばシートS、荷物搭載用キャリア等)及び後部車体(例えばリヤボディカバーFr)によっては妨害されない高さに置かれるものである。
【0021】
前記電子制御回路Cは、CPUやメモリを含む信号判断部C1を有しており、この信号判断部C1は、赤外線受信部Rが受信した赤外線信号の正否、即ちその受信信号のIDコードが予め記憶された特定のIDコードと一致するか否かを照合判断するID照合手段と、この照合手段が受信信号を正規の赤外線信号である(上記IDコードが一致した)と判断するのに応じてロックアクチュエータ1に作動指令信号を出力する指令信号出力手段とを備える。
【0022】
また前記電子制御回路Cには、これにバッテリBの電力を供給する第1の通電回路3と、メインスイッチSw及びメインリレーReを有するリレー回路4とが接続され、このリレー回路4により、バッテリBと車載の各電装システム(エンジン始動回路を含む)との間を結ぶ第2の通電回路5を開閉して各電装システムへの通電制御を行う。
【0023】
次に前記参考例の作用を説明する。
【0024】
いま、スクータVが駐車状態にあって、ロックアクチュエータ1がロック作動状態にあることにより、ハンドルロック機構Lh、スタンドロック機構Lm及びシートロック機構Lsが全てロック状態に保持されているとする。
【0025】
この状態で、赤外線送信器Tから赤外線受信部Rに向けて赤外線信号が発せられ、これが赤外線受信部Rで受信されると、電子制御回路Cの信号判断部C1においては、受信信号の正否、即ちその受信信号のIDコードが予め記憶された特定のIDコードと一致するか否かが照合判断され、正規の赤外線信号である(上記IDコードが一致した)と判断された場合にはロックアクチュエータ1に作動指令信号が出力されて、該アクチュエータ1をロック状態からアンロック状態に切換作動させ、かくして、ハンドルロック機構Lh、スタンドロック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロック解除される。これと同時に、電子制御回路Cは、前記メインリレーReを通電許可状態にする。
【0026】
そこでメインスイッチSwをオフからオンに切換えると、メインリレーReをオンさせることができるため、エンジン始動回路を含む前記各電装システムへの通電が可能な状態となる。従ってこの状態で、図示しない始動スイッチをオンすれば、エンジン始動回路へ通電がなされてエンジンを始動させることができ、その始動完了と共に、スクータVは走行可能な状態となる。
【0027】
また運転状態にあるエンジンを停止させる場合は、メインスイッチSwをオンからオフに切換える。これによりエンジンの電気系統への通電が遮断されてエンジンが停止する。そして、この状態より再度、赤外線送信器Tから赤外線信号を赤外線受信部Rに向けて送信すると、電子制御回路Cの信号判断部C1においては、前述のようにして受信信号の正否が照合判断され、正規の赤外線信号であると判断された場合にはロックアクチュエータ1に作動指令信号が出力されて、該アクチュエータ1をアンロック状態からロック状態に切換作動させ、かくして、ハンドルロック機構Lh、スタンドロック機構Lm及びシートロック機構Lsが一斉にロックされる。これと同時に、電子制御回路Cは、前記メインリレーReを通電不許可状態にするため、メインスイッチSwをオンしてもメインリレーReがオンすることはない。
【0028】
ところで上記遠隔ロック操作装置Aの赤外線受信部Rは、車両1台につき只1個だけ使用されているため、車載のバッテリBの容量が四輪自動車のバッテリの容量に比べかなり小さくても、バッテリ上がりが発生しないレベルまで赤外線受信部Rの総待ち受け電流を低減化でき、これにより、バッテリ上がりに因るエンジンの始動不良を回避でき、バッテリBの耐久性も高められる。
【0029】
またスクータVにおいて赤外線受信部Rに要求される指向性は、乗車経路やシート開閉等の使い勝手を考慮すると、概ね、図1に示す如く車両の左右ハンドルグリップHgの車体前後位置から後向きに見て車体縦中心線に対して左右45度の範囲にあると考えられるため、赤外線受信部Rの取付け位置は、該受信部がシートSや後部車体の影響を受けずに上記指向範囲をカバーできるような位置に設定されることが望ましいが、本参考例のように只1個の赤外線受信部Rは、その受信面を後向きとして車体前半部(図示例ではインナーカバー本体Imの補助カバーIsでは覆われない上部後面)の車幅方向中央に配設されていて、後方から発せられた赤外線信号の受信が該受信部Rよりも後方側のシートSや後部車体Frによっては妨害されない高さに置かれる。従って、このような赤外線受信部Rのレイアウトにより、この種の二輪車において要求される赤外線受信部の指向範囲を、シートSや後部車体Fr等の影響を受けることなく容易にカバー可能となる。
【0030】
また図5、6には、本発明をオートバイに適用した一実施例が示される。この実施例では、赤外線受信部Rは、オートバイV′の車体前半部としての、メータ類Mの取付用パネル40の車幅方向中央に、その受信面を後向きとして配設されている。その取付用パネル40はハンドルH又は操向軸の適所に固定されており、該ハンドルHの中央部前側において前上がりに傾斜して上方に延びていると共に、この取付用パネル40には、ハンドルHより前方に離間してメータ類Mが取付けられる。そしてこの取付用パネル40の、後方上向きに傾斜した後面には、メータ類Mとは別個独立した赤外線受信部Rが設置固定されており、その赤外線受信部Rは、後方から発せられた赤外線信号の受信が該受信部Rよりも後方側の車両付属品(例えばシートS、荷物搭載用キャリア等)及び後部車体Frによっては妨害されない高さとなる。
【0031】
またこの実施例では、前記参考例のスタンドロック機構Lmに代えて車輪の回転をロックするホイールロック機構Lwが設けられ、しかもこのホイールロック機構Lwとハンドルロック機構Lhとシートロック機構Lsとがそれぞれ専用のロックアクチュエータ1w,1h,1sによりロック・ロック解除され、従ってその各ロックアクチュエータ1w,1h,1sを対応するロック機構Lw,Lh,Lsの近くにそれぞれ配置できて該機構を効率よく駆動し得る。
【0032】
さらに遠隔ロック操作装置Aの、制御装置としての電子制御回路Cは、信号判断部C1に加えて、エンジンを種々の運転状態、運転条件に応じて電子制御するエンジン制御部C2を含んでいる。そのエンジン制御部C2は、図示例では水温センサその他の種々のエンジン制御用センサの検出信号に応じてエンジンの噴射燃料量を制御すべく、エンジンの燃料噴射制御部に制御信号を出力する。
【0033】
この実施例において、遠隔ロック操作装置Aのその他の構成は、前記参考例と基本的に同様であり、この実施例でも、前記参考例と同様の作用効果が達成される。
【0034】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。例えば、前記実施例では、車両の複数箇所に装備される複数のロック機構Ls,Lh,Lm,Lwを纏めて遠隔操作できるようにしたものを示したが、本発明は、それらロック機構Ls,Lh,Lm,Lwの一部だけを遠隔操作可能としてもよい。また本発明が遠隔操作の対象とするロック機構は、実施例のものに限定されない。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、キャビンを有しない軽車両であって、前輪を操向軸を介して操向操作するためのハンドルを備えたものにおける遠隔ロック操作装置において、携帯可能な赤外線送信器と、この送信器が発した赤外線信号を受信可能な赤外線受信部と、車体に装備されるロック機構をロック・ロック解除し得るロックアクチュエータと、赤外線受信部が受信した赤外線信号に基づいてロックアクチュエータを作動制御する制御装置とを備え、車体前半部にはハンドルの中央部前側において前上がりに傾斜して上方に延びる、メータ類の取付用パネルが設けられ、この取付用パネルには、ハンドルより前方に離間してメータ類が取付けられ、更にそのメータ類とハンドルとの間で前記取付け用パネルには、該メータ類とは別個独立した赤外線受信部が、受信面を後向きとして車幅方向中央位置に配設されるので、斯かる赤外線受信部のレイアウトにより、この種の軽車両において要求される赤外線受信部の指向範囲を、シートや後部車体の影響を受けることなく容易にカバーできるようになる。従って只1個の赤外線受信部でも必要な指向性を確保可能となって、赤外線受信部の使用個数を極力少なくできるため、バッテリ容量が小さくても、バッテリ上がりが発生しないレベルまで赤外線受信部の待ち受け電流を低減化でき、これにより、バッテリ上がりを回避できて、例えばエンジン搭載の軽車両ではバッテリ上がりに因るエンジンの始動不良を回避でき、またバッテリの耐久性も高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係るスクータの平面図
【図2】 前記スクータの側面図
【図3】 インナーカバーを斜め後方より見た斜視図(図2の3矢視拡大図)
【図4】 遠隔ロック操作装置の概略構成図
【図5】 本発明の一実施例に係るオートバイの平面図
【図6】 前記実施例に係る遠隔ロック操作装置の概略構成図
【符号の説明】
1s,1h,1w ロックアクチュエータ
40 メータ類の取付用パネル
C 電子制御回路(制御装置)
Fr リヤボディカバー(後部車体)
H ハンドル
Im インナーカバー本体
Lh ハンドルロック機構(ロック機構)
Ls シートロック機構(ロック機構)
Lw ホイールロック機構(ロック機構)
M メータ類
S シート(車両付属品)
T 赤外線送信器
R 赤外線受信部

Claims (1)

  1. キャビンを有しない軽車両であって、前輪(Wf)を操向軸を介して操向操作するためのハンドル(H)を備えたものにおける遠隔ロック操作装置において、 携帯可能な赤外線送信器(T)と、この送信器(T)が発した赤外線信号を受信可能な赤外線受信部(R)と、車体に装備されるロック機構(Ls,Lh,Lw)をロック・ロック解除し得るロックアクチュエータ(1s,1h,1w)と、赤外線受信部(R)が受信した赤外線信号に基づいてロックアクチュエータ(1s,1h,1w)を作動制御する制御装置(C)とを備え、
    車体前半部には前記ハンドル(H)の中央部前側において前上がりに傾斜して上方に延びる、メータ類(M)の取付用パネル(40)が設けられ、この取付用パネル(40)には、前記ハンドル(H)より前方に離間して前記メータ類(M)が取付けられ、更にそのメータ類(M)と前記ハンドル(H)との間で前記取付け用パネル(40)には、該メータ類(M)とは別個独立した前記赤外線受信部(R)が、受信面を後向きとして車幅方向中央位置に配設されることを特徴とする、軽車両における遠隔ロック操作装置。
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