JP2001278156A - 自動二輪車のリモコン装置 - Google Patents

自動二輪車のリモコン装置

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JP2001278156A
JP2001278156A JP2000099412A JP2000099412A JP2001278156A JP 2001278156 A JP2001278156 A JP 2001278156A JP 2000099412 A JP2000099412 A JP 2000099412A JP 2000099412 A JP2000099412 A JP 2000099412A JP 2001278156 A JP2001278156 A JP 2001278156A
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Takayoshi Mizuno
孝義 水野
Takakatsu Meguro
尊克 目黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動ユニットの小型化とコストダウンを図る
ことができる自動二輪車のリモコン装置を提供するこ
と。 【構成】 Gロック(作動部材)23とシートロック
(作動部材)25を駆動する駆動装置26と、送信機2
8からの信号を受信する受信機29と、該受信機29が
受信する信号に基づいて前記駆動装置26の駆動を制御
する制御ユニット30を自動二輪車に設置して成る自動
二輪車のリモコン装置において、前記駆動装置26に正
逆転可能なモータを設け、該モータの正逆転によって前
記Gロック23とシートロック25を解除するよう構成
する。本発明によれば、単一のモータの正逆転によって
Gロック23とシートロック25をそれぞれ解除するよ
うにしたため、駆動装置26を小型化してコストダウン
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車側に設
けられた複数の作動部材を送信機から発信される電波信
号によって作動させるようにした自動二輪車のリモコン
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスクータ型の小型自動二輪車に
は、盗難防止を目的としてエンジン始動用のイグニッシ
ョンキーを差し込むべきキーシリンダのキー孔を覆い隠
すシャッター式盗難防止装置(以後、Gロックと称す
る)と開閉可能なシートを閉状態にロックするシートロ
ックが設けられている。尚、この種の自動二輪車にはヘ
ルメット等を収納する収納空間が設けられており、該収
納空間の開閉はシートによって行われ、この収納空間に
対するヘルメット等の出し入れはシートを開いた状態で
なされる。
【0003】従って、ライダーが自動二輪車のエンジン
を始動してこれに乗車するためには、キー操作によって
シートロックを解除してシートを開き、収納空間からヘ
ルメットを取り出すとともに、Gロックを解除してキー
シリンダにイグニッションキーを差し込んでエンジンを
始動する必要がある。尚、エンジン始動用キーシリンダ
をシートロック解除(遠隔操作)にも利用する場合に
は、Gロックを解除した後にそれぞれキー操作を行う。
【0004】ところが、従来はシートロックとGロック
の解除をそれぞれキー操作によって行わなければならな
いため、その操作がライダーにとっては面倒であるとい
う問題があった。
【0005】そこで、送信機による遠隔操作によってG
ロックやシートロック等の作動部材を作動させるように
したリモコン装置の自動二輪車への適用が考えられる。
即ち、このリモコン装置は、Gロックとシートロック等
の作動部材を作動させる駆動装置と、送信機からの信号
を受信する受信機と、該受信機が受信する信号に基づい
て前記駆動装置の駆動を制御する制御ユニットを自動二
輪車に設置して構成され、自動二輪車側に設置された前
記受信機に対して送信機から信号を送信することによっ
て自動二輪車側の制御ユニットによって駆動装置を駆動
制御し、該駆動装置によって作動部材を作動させるもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、駆動ユ
ニットにGロックを解除するためのモータとシートロッ
クを解除するためのモータをそれぞれ設けると、駆動装
置が大型化してコストアップするという問題がある。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、駆動装置の小型化とコストダ
ウンを図ることができる自動二輪車のリモコン装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の作動部材を駆動する
駆動装置と、送信機からの信号を受信する受信機と、該
受信機が受信する信号に基づいて前記駆動装置の駆動を
制御する制御ユニットを自動二輪車に設置して成る自動
二輪車のリモコン装置において、前記駆動装置に正逆転
可能なモータを設け、該モータの正逆転によって前記複
数の作動部材を作動させるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記モータの正逆転による前記作動部材の
動作と同期して盗難防止装置の動作を制御するようにし
たことを特徴とする。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、単
一のモータの正逆転によって複数の作動部材を作動させ
るようにしたため、駆動装置を小型化してコストダウン
を図ることができる。
【0011】又、請求項2記載の発明によれば、モータ
の正逆転による作動部材の解除動作と同期して盗難防止
装置の動作を制御するようにしたため、盗難防止装置の
個別の操作が不要となって使い勝手が良くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係るリモコン装置を備える
スクータ型自動二輪車の側面図、図2は図1のA−A線
断面図である。
【0014】図1に示すスクータ型自動二輪車1におい
ては、その車体前方上部にヘッドパイプ2が位置してお
り、該ヘッドパイプ2内にはステアリング軸3が回動自
在に挿通している。そして、このステアリング軸3の上
端にはハンドル4が結着され、同ステアリング軸3の下
端にはフロントフォーク5が結着されており、該フロン
トフォーク5の下端部には前輪6が回転自在に軸支され
ている。
【0015】又、前記ヘッドパイプ2からはダウンチュ
ーブ7が車体後方に向かって斜め下方に延出した後、折
り曲げられて車体後方に向かって延出しており、該ダウ
ンチューブ7の後端からは左右一対のシールレールフレ
ーム8が分岐して車体後方に向かって斜め上方に延設さ
れている。
【0016】ところで、車体前部の前記ヘッドパイプ
2、ダウンチューブ7等は樹脂製のフロントカバー9に
よって覆われており、ダウンチューブ7の後下部及びシ
ートレールフレーム8の前部は樹脂製のフートボードと
アンダーカバーで覆われてハンドル4とシート10との
間に低床式のフートステップ11が設けられている。
【0017】一方、シート10の下方には動力ユニット
としてのユニットスイング式エンジン12が設けられて
いる。このユニットスイング式エンジン12は、駆動源
としての不図示のエンジンと不図示のVベルト式自動変
速機及び動力伝達機構を内蔵して成る伝動ケースとを一
体化して構成され、その後端には後輪13が回転自在に
支持されている。尚、エンジンの排気系から導出する不
図示の排気管は車体右側(図1の裏面側)下部を車体後
方に向かって延び、その後端には後輪13の右側に配さ
れた不図示のマフラーが接続されている。
【0018】而して、ユニットスイング式エンジン12
は、前記シートレールフレーム8の中間部に固着された
エンジン懸架ブラケット50に揺動自在に支持されてお
り、その後端上部はリヤクッション14を介してシート
レールフレーム8に支持されている。
【0019】他方、車体のシート10よりも下方の部位
は樹脂製のサイドカバー15によって覆われており、該
サイドカバー15内には、上面が開口する収納ボックス
16とこの収納ボックス16よりも若干幅狭な金属製の
燃料タンク17が収納されている。そして、サイドカバ
ー15の後部左右にはフラッシャランプ18が配置さ
れ、サイドカバー15の後面にはテールランプ19が配
置されている。尚、収納ボックス16は樹脂製であっ
て、その上面開口部が前記シート10によって開閉され
る。
【0020】ところで、前記ハンドル4は樹脂製のハン
ドルカバー20によって覆われており、該ハンドルカバ
ー20の車幅方向中央にはヘッドランプ21が配置さ
れ、その左右にはフラッシャランプ22が配置されてい
る。尚、フラッシャランプ18,22、テールランプ1
9及びヘッドランプ21は概ね樹脂にて構成されてい
る。
【0021】次に、本発明に係るリモコン装置を図3に
基づいて説明する。
【0022】図3は本発明に係るリモコン装置の基本構
成を示すブロック図であり、同図において、23はエン
ジン始動用のイグニッションキーを差し込むべきキーシ
リンダ24のキー孔を覆い隠すGロック(シャッター式
盗難防止装置)、25はシート10を閉状態にロックす
るシートロックであり、これらのGロック23とシート
ロック25は駆動ユニット26によってロック状態が解
除される。尚、Gロック23は不図示のシャッターを手
動にて作動させると自動的にその状態にロックされるも
のであり、シートロック25はシート10を閉じること
によって自動的にONしてシート10をロックするもの
である。
【0023】上記駆動装置26は本体ユニット27に電
気的に接続されており、本体ユニット27は、送信機2
8からの信号を受信する受信機29と、該受信機29が
受信する信号に基づいて前記駆動装置26の駆動を制御
する制御ユニット30で構成されている。そして、この
制御ユニット30にはアンサーバック用のフラッシャラ
ンプ18,22とバッテリ31、キーシリンダ24内の
メインスイッチ(メインSW)32及び他の盗難防止装
置(警報アラーム、イモビライザー、点火制御装置等)
33が電気的に接続されている。
【0024】ところで、上記送信機28を除くGロック
23、シートロック25、駆動装置26、本体ユニット
27、バッテリ31、キーシリンダ24(メインスイッ
チ32)及び他の盗難防止装置33はスクータ型自動二
輪車1に設置されており、送信機28はライダーが所持
するものである。尚、送信機28はスクータ型自動二輪
車1側に設けられた前記本体ユニット27の受信機29
に対して信号電波を送信するものであって、これにはG
ロック解除ボタン28aとシートロック解除ボタン29
aが設けられている。
【0025】而して、本実施の形態では、図1及び図2
に示すように、前記本体ユニット27を構成する受信機
29はスクータ型自動二輪車1の樹脂製サイドカバー1
5内の左側部、具体的には樹脂製のサイドカバー15と
収納ボックス16との間の空間であって、金属部品に対
面しない位置に配置され、サイドカバー15に取り付け
られた樹脂製プレート34によって支持されている。こ
れによると、受信機29は自動二輪車1の左右何れから
も送信機28からの信号を遮蔽されることなく受信で
き、更に自動二輪車1の最も幅広の部分は収納ボックス
16に対応する部分であって、又、車体前部には大きな
金属部品が存在しないため、受信機29は前後方向から
の信号の大半を受信することができる。尚、燃料タンク
17を樹脂製とすれば、受信機29の受信性能が更に高
められる。
【0026】そして、受信機29と制御ユニット30と
は、前記送信機28から発信される信号電波を阻害され
ないように、CDIユニットやABSコントロール等の
マイコンとは隔離されて配置されている。例えば、CD
IユニットやABSコントロール等をフロントカバー9
内に配置すれば良い。
【0027】ここで、前記駆動装置26の構成を図4に
基づいて説明する。
【0028】図4は駆動装置26の構成図であり、該駆
動装置26のハウジング35には駆動源としての正逆転
可能な単一のモータ36が固設されており、該モータ3
6の出力軸端にはウォームギヤ37が取り付けられてい
る。そして、ウォームギヤ37にはウォームホイール3
8が噛合しており、該ウォームホイール38はホイール
39に形成されたセクタギヤ39aに噛合している。
尚、ホイール39はその中心部が軸40によって回動自
在に軸支されている。
【0029】一方、ハウジング35には2つのレバー4
1,42がその各中央部を軸43,44によってそれぞ
れ回動自在に軸支されており、一方のレバー41の一端
にはGロック23に連なるワイヤー45が連結され、他
方のレバー42の一端にはシートロック25に連なるワ
イヤー46が連結されている。そして、各レバー41,
42が図4に示すように非作動状態にあるとき、各レバ
ー41,42の他端は図示のように前記ホイール39の
相対向する位置に形成された段部39b,39cに対し
て離間した状態で対向している。
【0030】ところで、ホイール39の外周には位置検
知用のピン47が突設されており、該ピン47の位置が
位置検出スイッチ48によって検出されることによって
Gロック23とシートロック25の状態が検出される。
【0031】次に、本発明に係るリモコン装置の作用を
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0032】スクータ型自動二輪車1の駐車時において
は、ライダーはGロック23とシートロック25を手動
でそれぞれロック状態としており、この状態ではキーシ
リンダ24のキー孔にイグニッションキーを差し込んで
エンジンを始動することができず、収納ボックス16に
収納された不図示のヘルメットを取り出すことができ
ず、当該スクータ型自動二輪車1とヘルメット等の収納
物の盗難が防がれる。尚、スクータ型自動二輪車1の盗
難は他の盗難防止装置33によっても防がれる。
【0033】而して、本体ユニット27の制御ユニット
30はメインスイッチ(IGN)32がOFFであるか
否かを判断し(図5のステップS1)、エンジンの始動
時においてメインスイッチ(IGN)32がONである
場合にはメインスイッチ(IGN)ON時の動作を行う
(ステップS2)。尚、ここではメインスイッチ(IG
N)ON時の動作についての説明は省略する。
【0034】一方、エンジンの停止時においてメインス
イッチ(IGN)32がOFFである場合には、本体ユ
ニット27の制御ユニット30に内蔵されたOFFタイ
マーで計測された日時(メインスイッチ(IGN)32
のOFFが継続した日時)が14日(2週間)以内であ
るか否かが判定され(ステップS3)、14日を超えて
いれば制御ユニット30は電源回路の上流に設けた不図
示のスイッチング回路をOFFしてバッテリ31と本体
ユニット27との電気的な接続を遮断する。このため、
バッテリ31から受信機29に待機電流が連続して14
日以上に亘って流れ続けることがなくなり、受信機29
に待機電流が流れ続けることによるバッテリ上りが確実
に防がれる。この結果、バッテリ31の容量を必要以上
に増大させる必要がなく、バッテリ31の大型化と高重
量化及びコストアップを避けることができる。
【0035】又、本体ユニット27の制御ユニット30
に内蔵されたOFFタイマーで計測された日時が14日
(2週間)以内である場合には、制御ユニット30は駆
動装置26のモータ36が駆動中であるか又は送信機2
8が操作されたことをライダーに報知するためにフラッ
シャランプ18,22を点滅させるアンサーバックを行
っているか否かを判断する(ステップS5)。そして、
モータ駆動中又はアンサーバック中である場合にはステ
ップS1〜S4の処理を行い、モータ駆動中又はアンサ
ーバック中でない場合には受信機29がGロック解除信
号を受信したか否かを判定する(ステップS6)。
【0036】而して、ライダーが駐車中のスクータ型自
動二輪車1のエンジンを始動して走行する際には、所持
している送信機28のGロック解除ボタン28aとシー
トロック解除ボタン28bを遠隔にて押してGロック解
除信号とシートロック解除信号を自動二輪車1に向かっ
て発信する。すると、スクータ型自動二輪車1側に設置
された本体ユニット27の受信機29によってGロック
解除信号とシートロック解除信号が受信される。
【0037】受信機29がGロック解除信号を受信する
と、このGロック解除信号に基づいて制御ユニット30
によって駆動装置26を駆動してGロックを解除すると
ともに、キーシリンダ24の近傍に設置された不図示の
LEDランプを点灯させ、Gロック解除信号を受信した
ことをライダーに報知するためのアンサーバックとして
フラッシャランプ18,22を所定回数(本実施の形態
では3回)だけ点滅させ、更には他の盗難防止装置33
の解除信号を出力する(ステップS7)。尚、フラッシ
ャランプ18,22の点滅は、遠隔にある自動二輪車1
の位置をライダーに知らせる機能も果たす。
【0038】ここで、駆動装置26が制御ユニット30
から制御信号を受け取ると、図4に示すモータ36が図
示矢印a方向に回転駆動され、このモータ36の回転は
ウォームギヤ37とウォームホイール39及びセクタギ
ヤ39aを介してホイール39に伝達され、該ホイール
39が図示矢印c方向に回転駆動される。すると、該ホ
イール39の段部39bがレバー41の先端部に当接し
て該レバー41を軸43を中心として矢印e方向に回動
させるため、レバー41の他端に連結されたワイヤー4
5が図示矢印g方向に引かれてGロック23が解除され
るとともに、ホイール39に突設されたピン47の位置
が位置検出スイッチ48によって検出されてGロック2
3の解除状態が検出される。
【0039】その後、受信機29がシートロック解除信
号を受信したか否かが判定され(ステップS8)、受信
機29がシートロック解除信号を受信すると、このシー
トロック解除信号に基づいて制御ユニット30によって
駆動ユニット26を駆動制御してシートロック25を解
除するとともに、シートロック解除信号を受信したこと
をライダーに報知するためのアンサーバックとしてフラ
ッシャランプ18,22を所定回数(本実施の形態では
3回)だけ点滅させ、シートオープン信号を出力する
(ステップS9)。
【0040】ここで、駆動装置26が制御ユニット30
から制御信号を受け取ると、図4に示すモータ36が図
示矢印b方向に逆転され、このモータ36の回転はウォ
ームギヤ37とウォームホイール38及びセクタギヤ3
9aを介してホイール39に伝達され、該ホイール39
が図示矢印d方向に回転駆動される。すると、該ホイー
ル39の段部39cがレバー42の先端部に当接して該
レバー42を軸44を中心として矢印f方向に回動させ
るため、レバー42の他端に連結されたワイヤー46が
図示矢印h方向に引かれてシートロック25が解除され
るとともに、ホイール39に突設されたピン47の位置
が位置検出スイッチ48によって検出されてシートロッ
ク25の解除状態が検出される。
【0041】而して、上述のようにGロック23とシー
トロック25のロック状態がそれぞれ解除されると、ラ
イダーはシート10を開けて収納ボックス16内からヘ
ルメットを取り出してシート10を閉め、オープン状態
にあるキーシリンダ24のキー孔にイグニッションキー
を差し込んでこれを回すことによってエンジンを始動し
た後、スクータ型自動二輪車1に乗車して走行すること
ができる。尚、シート10を閉じると同時にシートロッ
ク25がONしてシート10がロックされる(オートロ
ック)。
【0042】以上のように、本実施の形態では駆動装置
26に設けられた単一のモータ36の正逆転によってG
ロック23とシートロック25をそれぞれ解除するよう
にしたため、駆動装置26を小型化してコストダウンを
図ることができる。そして、この場合、モータ36の正
逆転によるGロック23とシートロック25の解除動作
と同期して盗難防止装置33の動作を制御するようにす
れば、該盗難防止装置33の個別の操作が不要となって
その使い勝手が良くなるという効果が得られる。
【0043】尚、本実施の形態では、作動部材としてG
ロックとシートロックを採用した形態について述べた
が、作動部材としては、ステアリングロック、パーキン
グブレーキ、燃料タンクリッド、エンジン等を採用する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の作動部材を駆動する駆動装置と、送信機
からの信号を受信する受信機と、該受信機が受信する信
号に基づいて前記駆動装置の駆動を制御する制御ユニッ
トを自動二輪車に設置して成る自動二輪車のリモコン装
置において、前記駆動装置に正逆転可能なモータを設
け、該モータの正逆転によって前記複数の作動部材を作
動させるようにしたため、駆動装置の小型化とコストダ
ウンを図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリモコン装置を備えるスクータ型
自動二輪車の側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るリモコン装置の基本構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明に係るリモコン装置の駆動装置の構成図
である。
【図5】本発明に係るリモコン装置の作用を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車(自動二輪車) 23 Gロック(作動部材) 25 シートロック(作動部材) 26 駆動装置 27 本体ユニット 28 送信機 29 受信機 30 制御ユニット 33 盗難防止装置 36 モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の作動部材を駆動する駆動装置と、
    送信機からの信号を受信する受信機と、該受信機が受信
    する信号に基づいて前記駆動装置の駆動を制御する制御
    ユニットを自動二輪車に設置して成る自動二輪車のリモ
    コン装置において、 前記駆動装置に正逆転可能なモータを設け、該モータの
    正逆転によって前記複数の作動部材を作動させるように
    したことを特徴とする自動二輪車のリモコン装置。
  2. 【請求項2】 前記モータの正逆転による前記作動部材
    の動作と同期して盗難防止装置の動作を制御するように
    したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のリモ
    コン装置。
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