JPH08115388A - 記録出力方法及び記録装置 - Google Patents

記録出力方法及び記録装置

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JPH08115388A
JPH08115388A JP6253106A JP25310694A JPH08115388A JP H08115388 A JPH08115388 A JP H08115388A JP 6253106 A JP6253106 A JP 6253106A JP 25310694 A JP25310694 A JP 25310694A JP H08115388 A JPH08115388 A JP H08115388A
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JP
Japan
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recording
card
data
output
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JP6253106A
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English (en)
Inventor
Naoki Oyama
直樹 大山
Yoji Kaneko
陽治 金子
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Canon Inc
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Publication date
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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置と記録装置を接続ケーブルやネ
ットワークのバス等を介して接続して通信可能としなく
ても、情報処理装置で作成した記録データの記録出力を
記録装置で簡単に行なえる記録出力方法を提供する。 【構成】 それぞれPCMCIA標準に適合した不揮発
性RAMカード用のインターフェース部を設けた情報処
理装置と記録装置を用いる。記録出力を行なう場合、ま
ず、前記RAMカードを情報処理装置の前記インターフ
ェース部に装着する(ステップS3)。そして記録デー
タを作成し(S5)、前記RAMカードに記録データを
書き込む(S7)。次に前記RAMカードを情報処理装
置から引き抜いて記録装置の前記インターフェース部に
装着する(S8)。そして記録装置においてRAMカー
ドから記録データを読み出して記録する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン(パーソナル
コンピュータ)やワークステーション等の情報処理装置
で作成した記録データを記録装置により記録シート上に
記録する記録出力方法及び記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンやワークステーション等
の情報処理装置で作成した記録データを記録装置により
記録シート上に記録する場合、セントロニクスインター
フェースやRS232Cに代表されるようなケーブルを
用いたインターフェースを介して記録データを情報処理
装置から記録装置に送って記録していた。
【0003】一方、従来の記録装置において、PCMC
IA(Personal Computer Memory Card International
Association)標準に適合したカード(以下、PCMC
IAカードという)用のインターフェース部を有し、こ
のインターフェース部にPCMCIAカードであってフ
ァクシミリ通信機能を有したファックスカードを装着し
てファクシミリ通信を行なえるようにした構成が知られ
ている。この場合、ファックスカードを動作させるため
の制御プログラムを記録装置の制御部のROM(リード
・オンリ・メモリ)に予め格納していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近のオフィスでは、
様々なタイプのパソコンやワークステーションが用いら
れており、複数のこれらの装置どうしの間およびプリン
タ(記録装置)などの出力装置あるいは入力装置との間
でデータ通信を行なうLAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク)等のネットワーク化が進んでいる。このよう
なネットワーク化が進むと、ワークステーション、パソ
コンの台数に比べてプリンタの台数はそれほど多くなく
て良い。
【0005】ところで、上記ネットワークを構築して
も、オフィスでよく使用されるノートパソコン等は携帯
用のためネットワークに接続しない場合が多い。この場
合、例えばノートパソコンで作成した文字、図形、イメ
ージ等の記録データをネットワークに接続されたプリン
タに送って記録したいとき、そのノートパソコンの近く
でネットワークに接続された他のパソコンやワークステ
ーションがあれば良いが、なければわざわざノートパソ
コンをプリンタの所まで持って行き、インターフェース
ケーブルを接続する必要があった。しかも、そのときに
使用したいと思っているプリンタのインターフェース部
がふさがっている場合は、そこに接続されたケーブルを
一度はずす必要もあり、大変に面倒であるという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明の第1の課題は、パソコン
やワークステーション等の情報処理装置と記録装置を接
続ケーブルやネットワークのバス等を介して接続して通
信可能としなくても、情報処理装置で作成した記録デー
タの記録出力を記録装置で簡単に行なえる記録出力方法
を提供することにある。
【0007】一方、上述したPCMCIA標準に適合し
たファックスカードを装着してファクシミリ通信を行な
えるようにした従来の記録装置では、ファックスカード
を動作させるための制御プログラムが記録装置の制御部
のROMに予め格納されているが、ファクシミリ通信機
能が不要でファックスカードを装着しない場合は、前記
の制御プログラムをROMに格納したことが無駄にな
り、そのためのコストが無駄になる。また、ROMの前
記制御プログラムを格納した領域も無駄になってしま
う。また、そうだからといって前記の制御プログラムを
ROMに格納しておかないと、ファックスカードを装着
してもファクシミリ通信を行なうことができない。
【0008】このような問題はファックスカードの場合
に限らず、ファクシミリ通信機能以外の入力または出力
機能を有する他のカードを記録装置に装着して前記入力
または出力機能を実行できるようにする場合にも共通す
る。
【0009】そこで本発明の第2の課題は、所定の入力
または出力機能を有するカードを装着して前記入力また
は出力機能を実行できる記録装置であって、前記カード
を動作させる制御プログラムを記録装置のファームウェ
アに組み込んでおかなくても、前記入力または出力機能
を実行できる記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、情報処理装置で作成した記録デー
タを記録装置により記録シート上に記録する記録出力方
法において、それぞれ不揮発性RAMカード用のインタ
ーフェース部を設けた情報処理装置と記録装置を用い、
前記RAMカードを情報処理装置の前記インターフェー
ス部に装着して情報処理装置で作成した記録データを前
記RAMカードに書き込んだ後、前記RAMカードを記
録装置の前記インターフェース部に装着し、記録装置に
おいて前記RAMカードから前記記録データを読み出し
て記録シート上に記録するようにした。
【0011】また、本発明によれば、記録データを記録
シート上に記録する記録装置において、所定の入力機能
または出力機能を有する入力または出力カード用の第1
のインターフェース部と、前記入力または出力カードを
動作させる制御プログラムを格納したROMカード用の
第2のインターフェース部とを有し、前記第1のインタ
ーフェース部に前記入力または出力カードを装着し、前
記第2のインターフェース部に前記ROMカードを装着
することにより、前記入力機能または出力機能を実行で
きるようにした構成を採用した。
【0012】
【作用】上記の記録出力方法によれば、情報処理装置と
記録装置を接続ケーブルやネットワークのバス等を介し
て接続して通信可能としなくても、情報処理装置で作成
した記録データを不揮発性RAMカードにより記録装置
に供給し、記録データを記録装置で記録できる。
【0013】また、上記の記録装置の構成によれば、第
1と第2のインターフェース部に入力または出力カード
とROMカードを装着することにより、入力または出力
カードを動作させる制御プログラムを記録装置のファー
ムウェアに組み込んでおかなくても、ROMカードに格
納された制御プログラムにより入力または出力カードを
動作させて同カードの機能を実行できる。
【0014】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0015】〔第1実施例〕本発明の第1実施例とし
て、パソコンで作成した記録データの記録出力を、この
パソコンと接続されていない(データ通信できない状態
にある)レーザビームプリンタ(以下、LBPと略称す
る)により行なう例を図1〜図4により説明する。
【0016】図1は、本実施例の記録出力に用いられる
LBPの機械的構成を示す概略的な断面図である。図1
において、1500で全体を示すLBPは、接続ケーブ
ルまたはネットワークのバス等を介してパソコンやワー
クステーションなどの情報処理装置に接続された場合
は、その情報処理装置から、あるいは接続されていない
場合で後述のように記録データを記憶した不揮発性RA
Mカードとして構成されたPCMCIAカードが装着さ
れた場合はそのカードから、記録データ(文字コードや
イメージデータ、あるいは表等のフォームデータ)と、
制御命令データ、およびマクロ命令のデータなどを入力
して記憶するとともに、それらの情報に従って文字、イ
メージ、フォームの記録データの画像のパターンを作成
し、記録シートである記録用紙等にその画像を記録す
る。
【0017】1501は操作のためのスイッチ及びLE
D表示器等が配されている操作パネル、100はLBP
1500全体の制御を行なうとともに、ホストの情報処
理装置から接続ケーブルあるいはネットワークを介して
供給される、あるいは後述のPCMCIAカードから供
給される文字コード等のデータを解析するプリンタ制御
ユニットである。このプリンタ制御ユニット100は、
文字コードやイメージデータを対応する文字やイメージ
の画像のパターンのビデオ信号に変換してレーザドライ
バ1502に出力する。
【0018】レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレー
ザ光1504をオン・オフする。レーザ光1504は回
転多面鏡1505で左右方向に振られて静電ドラム15
06上を走査、露光する。これにより、静電ドラム15
06上には文字やイメージの画像のパターンの静電潜像
が形成されることになる。この潜像は静電ドラム150
6の周囲に配設された現像ユニット1507によりトナ
ー像として現像された後、記録用紙に転写される。
【0019】記録用紙には定型サイズのカット紙を用い
る。記録用紙はLBP1500に装着した用紙カセット
1508に収納され、給紙ローラ1509及び搬送ロー
ラ1510,1511により装置内に取り込まれて、静
電ドラム1506に供給される。
【0020】また、LBP1500には図示しないカー
ドスロットが複数設けられ、内蔵フォントに加えてオプ
ションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エ
ミュレーションカード)等を接続できるように構成され
ている。また、カードスロットの内の少なくとも1つは
後述するPCMCIAカード用のインターフェース部の
カードスロットとし、PCMCIAカードを着脱可能に
装着して使用できるものとする。
【0021】次に、図2はLBP1500の制御系の構
成を示している。その構成において、100は先述した
プリンタ制御ユニットである。プリンタ制御ユニット1
00の構成において、12はCPUであり、プログラム
用ROM132に記憶された制御プログラム等あるいは
外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づい
て、システムバス15に接続される各種のデバイスを総
括的に制御し、印刷部I/F(インターフェース)16
を介して接続される印刷部(図1中の1502〜150
7等の部材からなるプリンタエンジン)17に出力情報
としての画像信号を出力する。
【0022】プログラム用ROM132にはCPU12
の制御プログラム等を記憶する。フォント用ROM13
1には上記出力情報を生成する際に使用するフォントデ
ータ等を記憶し、データ用ROM133にはハードディ
スク装置等の外部メモリ14がないプリンタの場合にホ
ストコンピュータ上で利用される情報等を記憶してい
る。
【0023】また、CPU12は、LBP1500が図
示しない接続ケーブルまたはネットワークの伝送路を介
して後述のパソコン等のホスト装置と接続された場合に
は、入力部18を介してホスト装置との通信処理が可能
となっており、LBP内の情報をホスト装置に通知可能
に構成されている。
【0024】19はCPU12の主メモリ、ワークエリ
アとして機能するRAMであり、図示しない増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。RAM19
は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRA
M等として用いられる。NVRAMには例えば操作パネ
ル1501からのプリンタモード設定情報等のデータが
記憶される。
【0025】前述したハードデイスク装置やICカード
等の外部メモリ14はディスクコントローラ等からなる
外部メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを
制御される。外部メモリ14はオプションとして接続さ
れ、オプションのフォントデータやエミュレーションプ
ログラム、フォームデータ等を記憶する。外部メモリ1
4は1個に限らず、複数接続できるように構成してもよ
い。
【0026】また、1501は前述した操作パネルで、
操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配されてい
る。操作パネル1501の操作でプリントモード、プリ
ント環境を設定するデータを入力し、RAM19のNV
RAMの領域に記憶することができる。
【0027】また、21は、PCMCIAカード22を
着脱可能に装着して双方向のバスで同カード22を接続
し、これとのインターフェースを行なうためのPCMC
IAI/F部である。
【0028】次に、図3は、記録データを作成するパソ
コン300の制御系の構成を示している。パソコン30
0は例えばノートパソコンとして構成される。
【0029】図3のパソコン300において、200は
その制御ユニットである。制御ユニット200におい
て、プログラム用ROM32に記憶された文書処理プロ
グラム等に基づいて文字、図形などのイメージ、あるい
は表などが混在した文書処理(表計算等を含む)を実行
するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デ
バイスをCPU1が総括的に制御する。
【0030】プログラム用ROM32にはCPU1の制
御用プログラム等を記憶し、フォント用ROM31には
上記文書処理の際使用するフォントデータ等を記憶し、
データ用ROM33には上記文書処理等を行なう際に使
用する各種データを記憶する。
【0031】2はRAMであり、CPU1の主メモリ、
ワークエリア等として機能する。
【0032】5はキーボードコントローラ(KBC)で
あり、キーボード9や図示していないポインティングデ
バイスからの入力を制御する。6はCRTコントローラ
(CRTC)であり、CRTディスプレイ10の表示を
制御する。7は外部メモリコントローラ(MC)であ
り、具体的にはディスクコントローラ(DKC)等とし
て構成され、ブートプログラムや各種のアプリケーショ
ン、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等
を記憶するハードデイスク装置、フロッピーデイスク装
置等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0033】8はプリンタコントローラ(PRTC)で
あり、パソコン300が図示しない接続ケーブルまたは
ネットワークのバスを介してプリンタに接続された場合
は、プリンタとの通信制御処理を実行する。
【0034】また、23は、PCMCIAカード22を
着脱可能に装着して双方向のバスで同カード22を接続
し、これとのインターフェースを行なうためのPCMC
IAI/F部である。
【0035】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0036】次に、上述したパソコン300とLBP1
500が接続されていない状態(データ通信ができない
状態)において、PCMCIAカード22を用い、パソ
コン300で作成した記録データの記録出力をLBP1
500で行なう場合の動作を図4のフローチャートを参
照して説明する。なお、ここでPCMCIAカード22
として、NVRAMやバックアップ用バッテリ付きSR
AM等から構成されたRAMカードで、外部から電源の
電力を供給されない状態でも記憶データを保存できる不
揮発性RAMカードを用いるものとする。
【0037】図4のフローチャートにおいて、まずステ
ップS1,S2でLBP1500、パソコン300の電
源を立ち上げて動作をスタートさせる。
【0038】次に、ユーザーがパソコン300のPCM
CIA I/F部23のスロットに不揮発性RAMカー
ドとして構成されたPCMCIAカード22を挿入し、
装着する(ステップS3)。
【0039】次に、パソコン300において、ユーザー
がキーボード9のキー入力等により文書処理プログラム
など記録データを作成するアプリケーションプログラム
をスタートさせ(ステップS4)、CRTディスプレイ
10の画面上で文書等の記録データを作成する(ステッ
プS5)。
【0040】記録データの作成が終了したら、記録デー
タにその記録の仕方を制御する制御データを加えるなど
して記録データをLBP1500で記録するためのプリ
ンタ用データに変換する(ステップS6)。この変換
は、前記のアプリケーションプログラムにより行なわれ
るものとする。
【0041】次に、キー入力に応じて前記のプリンタ用
データをPCMCIAカード22に書き込む(ステップ
S7)。これはパソコン300の制御プログラムにより
行なわれる。
【0042】次に、ユーザーがパソコン300からPC
MCIAカード22を抜き取り、LBP1500の所ま
で持って行き、LBP1500のPCMCIA I/F
部21のスロットに挿入し、装着する(ステップS
8)。
【0043】次に、LBP1500において、操作パネ
ル1501からの操作入力に応じてCPU12がPCM
CIAカード22から前記プリンタ用データ(記録デー
タと制御データ)をRAM19に読み取り、印刷部I/
F16を介して印刷部17を駆動し、記録データを記録
用紙上に記録(印刷)する(ステップS9)。その記録
が終了したら動作を終了する。
【0044】このようにして、パソコン300とLBP
1500が接続ケーブルやネットワークのバス等で接続
されておらず、データ通信ができない状態でも、不揮発
性RAMカードとして構成されたPCMCIAカードを
用いることにより、パソコンで作成した記録データをL
BP1500で記録出力することが手間を取らずに簡単
な操作で行なうことができる。
【0045】〔第2実施例〕次に本発明の第2実施例を
図5〜図7により説明する。ここではPCMCIAカー
ドを装着することによりファクシミリ通信機能を実行で
きるようにしたインクジェット記録装置の例を示す。
【0046】図5は本実施例のインクジェット記録装置
500の機械的な構成を示している。図5において、キ
ャリッジモータ513の正逆回転に連動して駆動力伝達
ギア511,509を介してリードスクリュー504が
回転し、スクリュー504の螺旋溝505に係合する図
示しないピンを有するヘッドキャリッジ530が矢印
a,b方向に往復移動される。このキャリッジ530に
は、インクジェットカートリッジ531が搭載されてい
る。このカートリッジは記録ヘッド(インクジェットヘ
ッド)532とインクタンク533を一体化したもので
ある。
【0047】502は紙押え板であり、キャリッジ移動
方向にわたって記録用紙Pをプラテン540に対して押
圧する。プラテン540は紙送りモータ541により回
転し、これにより記録用紙Pが垂直方向に送られる。ヘ
ッドキャリッジ530がa,b方向に移動しながら記録
ヘッド532が駆動されインク滴を吐出することによ
り、記録用紙Pにインク滴が付着し、ドット記録がなさ
れる。
【0048】507,508はフォトカプラで、キャリ
ッジ530のレバー506の存在を碓認して、キャリッ
ジモータ513の回転方向切り換え等を行うためのホー
ムポジション検知手段として機能する。516は記録ヘ
ッド532の前面をキャップするキャップ部材522を
支持する部材である。
【0049】515は吸引手段であり、記録ヘッド53
2の正常なインク吐出状態を回復するために、キャップ
部材522の開口523を介して記録ヘッド532から
のインク吸引を行なう。
【0050】517は記録ヘッド532前面のクリーニ
ングを行なうクリーニングブレードで、部材519によ
り前後方向に移動可能とされる。518は本体支持板
で、クリーニングブレード517、部材519を支持す
る。
【0051】521は、吸引手段515の吸引を開始す
るためのレバーで、キャリッジ530と係合するカム5
20の移動に伴って移動し、これによりキャリッジモー
タ513からの駆動力がクラッチの切り換え等で吸引手
段515に伝達され、吸引が行なわれる。
【0052】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジ530がホームポジション領域に
来たときにリードスクリュー504の作用によってそれ
ぞれの対応位置でそれぞれの処理が行なわれるように構
成されている。
【0053】次に、図6は、インクジェット記録装置5
00の制御系の構成を説明するブロック図である。
【0054】図6において、700はホスト装置とのイ
ンターフェースを行なうインターフェース部であり、図
示しない接続ケーブルあるいはネットワークのバス等を
介してパソコンやワークステーション等のホスト装置か
ら記録データや制御データの信号を入力する。
【0055】701は装置全体を制御するMPU、70
2はMPU701が実行する制御プログラムのデータや
他の必要な固定データを格納するROM、703はDR
AMで、各種データ(上記の入力された記録データや制
御データ等)を記憶する。
【0056】704は、記録ヘッド532を駆動するヘ
ッドドライバ705に対する出力データの供給制御を行
うゲートアレイで、インタフェース部700,MPU7
01,DRAM703間のデータの転送制御も行なう。
706は、先述の記録用紙Pを送る紙送りモータ541
を駆動するモータドライバ、707はキャリッジモータ
513を駆動するモータドライバである。
【0057】708は、操作入力を行なうためのスイッ
チおよび表示のためのLED表示器等が配される操作パ
ネルである。
【0058】また、711,712は、それぞれメモリ
カード或いは所定機能のI/O(入力または出力)カー
ド等として構成されるPCMCIAカードを着脱可能に
装着して双方向のバスで同カードを接続し、これとのイ
ンターフェースを行なうためのPCMCIA I/F部
である。
【0059】このように構成されたインクジェット記録
装置において、インタフェース部700を介してホスト
装置から記録データ、制御データが入力されると、ゲー
トアレイ704とMPU701との間で入力データがプ
リント用の出力データに変換される。そして、モータド
ライバ706,707が駆動され、モータ541,51
3が駆動されるとともに、ヘッドドライバ705に送ら
れた出力データに従って記録ヘッド532が駆動され、
記録が実行される。
【0060】なお、MPU701はインタフェース70
0を介してホスト装置との通信処理が可能となってお
り、DRAM703に関するメモリ情報および資源デー
タ等やROM702内のホスト印刷情報をホスト装置に
通知可能に構成されている。
【0061】次に、本実施例のインクジェット記録装置
をファクシミリ装置として使用する場合の動作を図7の
フローチャートをもとに説明する。なお、図7のステッ
プS1〜S5はユーザーの作業ないし操作による。
【0062】本実施例の装置をファクシミリ装置として
使用する場合、まず、PCMCIAカードとして構成さ
れたファックスカードを装置の第1のPCMCIA I
/F部711のスロットに差し込み、接続する(ステッ
プS1)。
【0063】次に、ファックスカードに電話線を接続す
る(ステップS2)。
【0064】次に、PCMCIAカードとして構成さ
れ、ファックスカードを動作させる制御プログラムを格
納したROMカードを第2のPCMCIA I/F部7
12に差し込み、接続する(ステップS3)。
【0065】次に、装置の電源をオンする(ステップS
4)。
【0066】次に、操作パネル708のスイッチ等の操
作により、装置をファクシミリモードとする(ステップ
S5)。
【0067】ファクシミリモードへの切り換えに応じて
MPU701は第2のPCMCIAI/F部712に装
着されたPCMCIAカードのROMカードからファッ
クスカードを動作させる制御プログラムをDRAM70
3に読み込む(ステップS6)。
【0068】次に、MPU701は、読み込んだ制御プ
ログラムによりファックスカードを動作させ、電話線か
らのファクシミリ通信データを待つ待機状態となる(ス
テップS7)。
【0069】次に、電話線からファクシミリ通信データ
が来たらそのデータを受信し(ステップS8)、受信し
たデータに従って記録を行なう(ステップS9)。
【0070】このようにして本実施例の装置ではファッ
クスカードとその制御プログラムを格納したROMカー
ドを装着することにより、ファクシミリ通信機能(受信
機能)を実行することができる。ROM702にファッ
クスカードを動作させるための制御プログラムを格納し
ておかずに済み、ファクシミリ通信機能が不要な場合の
前記制御プログラムのためのROMの容量およびコスト
の無駄が生じない。
【0071】なお、以上ではファクミリ通信の受信機能
だけ行なう場合を示したが、記録装置が原稿の画像を読
み取る画像読み取り部を備えたものとして、上記のよう
に2枚のカードを装着してファクシミリ通信の受信機能
とともに送信機能も実行できるようにしても良い。
【0072】また、以上ではファクミリ通信機能を実行
できるようにする例を示したが、ファクシミリ通信機能
以外の入力または出力機能を有するPCMCIAカード
とそれを動作させる制御プログラムを格納したROMカ
ードのPCMCIAカードを同様にPCMCIA I/
F部711,712に装着して前記入力または出力機能
を実行可能とすることができる。
【0073】また、上述した第1実施例と第2実施例で
は、用いるカードとカード用インターフェース部の規格
をPCMCIA標準としたが、他の規格のカードとイン
ターフェース部を用いても良いことは勿論である。
【0074】また、第1実施例ではLBP、第2実施例
ではインクジェット記録装置を示したが、サーマル記録
装置など他の方式の記録装置を用いてよいことも勿論で
ある。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、情報処理装置で作成した記録データを記録装
置により記録シート上に記録する記録出力方法におい
て、それぞれ不揮発性RAMカード用のインターフェー
ス部を設けた情報処理装置と記録装置を用い、前記RA
Mカードを情報処理装置の前記インターフェース部に装
着して情報処理装置で作成した記録データを前記RAM
カードに書き込んだ後、前記RAMカードを記録装置の
前記インターフェース部に装着し、記録装置において前
記RAMカードから前記記録データを読み出して記録シ
ート上に記録するようにしたので、情報処理装置と記録
装置を接続ケーブルやネットワークのバス等を介して接
続して通信可能としなくても、情報処理装置で作成した
記録データを不揮発性RAMカードにより記録装置に供
給し、記録出力を簡単に行なうことができる。
【0076】また、本発明によれば、記録データを記録
シート上に記録する記録装置において、所定の入力機能
または出力機能を有する入力または出力カード用の第1
のインターフェース部と、前記入力または出力カードを
動作させる制御プログラムを格納したROMカード用の
第2のインターフェース部とを有し、前記第1のインタ
ーフェース部に前記入力または出力カードを装着し、前
記第2のインターフェース部に前記ROMカードを装着
することにより、前記入力機能または出力機能を実行で
きるようにした構成を採用したので、第1と第2のイン
ターフェース部に入力または出力カードとROMカード
を装着することにより、入力または出力カードを動作さ
せる制御プログラムを記録装置のファームウェアに組み
込んでおかなくても、ROMカードに格納された制御プ
ログラムにより入力または出力カードを動作させて同カ
ードの機能を実行することができ、前記機能が不要な場
合の前記制御プログラムを記録装置に組み込むための記
録装置のROMの容量およびコストの無駄が生じないと
いう優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に用いられるレーザビーム
プリンタの機械的構成を示す概略的な断面図である。
【図2】同プリンタの制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】同実施例に用いられるパソコンの制御系の構成
を示すブロック図である。
【図4】同実施例のPCMCIAカードを用いた記録出
力方法の動作手順を示すフローチャート図である。
【図5】第2実施例のインクジェット記録装置の要部の
機械的構成を示す斜視図である。
【図6】同装置の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】同装置をファクシミリ装置として用いる場合の
動作手順を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1,12 CPU 2,19 RAM 9 キーボード 10 CRTディスプレイ 11,14 外部メモリ 17 印刷部 21,23,711,712 PCMCIA I/F部 22 PCMCIAカード 31,131 フォント用ROM 32,132 プログラム用ROM 33,133 データ用ROM 300 パソコン 500 インクジェット記録装置 513 キャリッジモータ 532 記録ヘッド 541 紙送りモータ 701 MPU 702 ROM 703 DRAM 708,1501 操作パネル 1500 レーザビームプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/08 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置で作成した記録データを記
    録装置により記録シート上に記録する記録出力方法にお
    いて、 それぞれ不揮発性RAMカード用のインターフェース部
    を設けた情報処理装置と記録装置を用い、 前記RAMカードを情報処理装置の前記インターフェー
    ス部に装着して情報処理装置で作成した記録データを前
    記RAMカードに書き込んだ後、前記RAMカードを記
    録装置の前記インターフェース部に装着し、記録装置に
    おいて前記RAMカードから前記記録データを読み出し
    て記録シート上に記録することを特徴とする記録出力方
    法。
  2. 【請求項2】 前記RAMカード及び前記インターフェ
    ース部はそれぞれPCMCIA標準に適合したものとす
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録出力方法。
  3. 【請求項3】 記録データを記録シート上に記録する記
    録装置において、 所定の入力機能または出力機能を有する入力または出力
    カード用の第1のインターフェース部と、 前記入力または出力カードを動作させる制御プログラム
    を格納したROMカード用の第2のインターフェース部
    とを有し、 前記第1のインターフェース部に前記入力または出力カ
    ードを装着し、前記第2のインターフェース部に前記R
    OMカードを装着することにより、前記入力機能または
    出力機能を実行できるようにしたことを特徴とする記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のインターフェース部はファク
    シミリ通信機能を有するファックスカード用のインター
    フェース部であり、前記第2のインターフェース部は前
    記ファックスカードを動作させる制御プログラムを格納
    したROMカード用のインターフェース部であることを
    特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1と第2のインターフェース部は
    PCMCIA標準に適合したものであることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の記録装置。
JP6253106A 1994-10-19 1994-10-19 記録出力方法及び記録装置 Pending JPH08115388A (ja)

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