JPH08110438A - 光ファイバ組立体 - Google Patents
光ファイバ組立体Info
- Publication number
- JPH08110438A JPH08110438A JP6270531A JP27053194A JPH08110438A JP H08110438 A JPH08110438 A JP H08110438A JP 6270531 A JP6270531 A JP 6270531A JP 27053194 A JP27053194 A JP 27053194A JP H08110438 A JPH08110438 A JP H08110438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- protective coating
- ferrule
- fiber assembly
- temp
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバ組立体が使用される環境の温度の
高温と低温間の温度変動範囲が広く、かつ温度変動頻度
の多い厳しい環境条件下での使用が予定される光ファイ
バ組立体で予想される断線などの問題を解決する。 【構成】 本発明による光ファイバ組立体は、保護被覆
14が除去された先端部13をもつ光ファイバと、前記
光ファイバの先端部を受入れ固定する中心孔部8を有す
るフェルール7と、前記光ファイバの保護被覆部14を
受入れ固定する中心孔を有し前記フェルール7と一体に
固定される基部12とから構成されている。前記基部1
2の中心孔には雌ねじ10が設けられており、前記基部
12を変形させて雌ねじ10を前記光ファイバの保護被
覆部14に食い込ませて結合する。前記光ファイバの被
覆部14は樹脂で、前記基部12を形成する円筒状のフ
ランジはかしめにより変形可能な金属である。
高温と低温間の温度変動範囲が広く、かつ温度変動頻度
の多い厳しい環境条件下での使用が予定される光ファイ
バ組立体で予想される断線などの問題を解決する。 【構成】 本発明による光ファイバ組立体は、保護被覆
14が除去された先端部13をもつ光ファイバと、前記
光ファイバの先端部を受入れ固定する中心孔部8を有す
るフェルール7と、前記光ファイバの保護被覆部14を
受入れ固定する中心孔を有し前記フェルール7と一体に
固定される基部12とから構成されている。前記基部1
2の中心孔には雌ねじ10が設けられており、前記基部
12を変形させて雌ねじ10を前記光ファイバの保護被
覆部14に食い込ませて結合する。前記光ファイバの被
覆部14は樹脂で、前記基部12を形成する円筒状のフ
ランジはかしめにより変形可能な金属である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェルールの中心孔に
光ファイバの先端を挿入固定した光ファイバ組立体に関
する。さらに詳しく言えば、前記光ファイバ組立体が使
用される環境の温度の高温、低温の温度変動範囲が広
く、かつ温度変動頻度の多い厳しい環境条件下で使用さ
れるときに発生する光ファイバの破損事故等を防止する
ことができる改良された光ファイバ組立体に関する。
光ファイバの先端を挿入固定した光ファイバ組立体に関
する。さらに詳しく言えば、前記光ファイバ組立体が使
用される環境の温度の高温、低温の温度変動範囲が広
く、かつ温度変動頻度の多い厳しい環境条件下で使用さ
れるときに発生する光ファイバの破損事故等を防止する
ことができる改良された光ファイバ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフェルールの中心孔に光ファイバ
の先端を挿入固定した光ファイバ組立体における問題を
図4および図5を参照して説明する。図4は、従来の光
ファイバ組立体の断面図、図5は前記光ファイバ組立体
の破損状況を説明するための断面図である。光ファイバ
の先端側は保護被覆1が除去されて光ファイバ素線2が
露出させられている。光ファイバ保護被覆1としてはU
V樹脂またはPVC樹脂等が使用されている。光ファイ
バ素線2はフェルール3の中心の貫通孔5に挿入され接
着固定されている。フェルール3の材料としてジルコニ
ア・セラミックが広く用いられている。フランジ4aを
有するフランジ部材4の内部には段付き孔6が設けられ
ている。フランジ4にはステンレス鋼が用いられてい
る。光ファイバ素線2および保護被覆1は、図中Aで示
すエポキシ樹脂形接着剤によりフェルール3の孔5,6
に図4に示すように接着固定されている。
の先端を挿入固定した光ファイバ組立体における問題を
図4および図5を参照して説明する。図4は、従来の光
ファイバ組立体の断面図、図5は前記光ファイバ組立体
の破損状況を説明するための断面図である。光ファイバ
の先端側は保護被覆1が除去されて光ファイバ素線2が
露出させられている。光ファイバ保護被覆1としてはU
V樹脂またはPVC樹脂等が使用されている。光ファイ
バ素線2はフェルール3の中心の貫通孔5に挿入され接
着固定されている。フェルール3の材料としてジルコニ
ア・セラミックが広く用いられている。フランジ4aを
有するフランジ部材4の内部には段付き孔6が設けられ
ている。フランジ4にはステンレス鋼が用いられてい
る。光ファイバ素線2および保護被覆1は、図中Aで示
すエポキシ樹脂形接着剤によりフェルール3の孔5,6
に図4に示すように接着固定されている。
【0003】この種の光ファイバ組立体は温度変化のあ
る環境での使用が予定されるので、例えば(+80℃)
−(−40℃)−(+80℃)・・の温度変化サイクル
を相当回数繰り返しても光学特性の低下が規格値内であ
ることが要求されている。まず、25℃から30分で上
限の+80℃まで上昇させ、30分間その状態を保ち、
さらに30分で25℃に戻し30分間その状態を維持
し、さらに30分で下限の−40℃まで下降させ30分
間その状態を保ち、さらに30分で25℃に戻し30分
間その温度を維持し、これを連続的に繰り返す。この温
度サイクル試験は光ファイバ付デバイスにとっては非常
に厳しい試験項目に属する。前記温度サイクルを100
回以上行うと試験中に図5に示すように光ファイバ被覆
1がフェルール3の段付孔6から矢印方向に移動し、抜
け出して光ファイバ素線2がB点で切断される現象が頻
発している。この原因として、フランジ4と光ファイバ
被覆1の材質による線膨張係数差による伸縮差が発生す
ること、およびエポキシ樹脂系接着剤がキュアリングに
より硬質ガラス質に変化し、光ファイバの被覆部1を接
着する力が低下させられることが考えられる。PVC樹
脂製の光ファイバの被覆部1の表面は軟質、かつ平滑面
であるから本来接着しにくい材料でもある。
る環境での使用が予定されるので、例えば(+80℃)
−(−40℃)−(+80℃)・・の温度変化サイクル
を相当回数繰り返しても光学特性の低下が規格値内であ
ることが要求されている。まず、25℃から30分で上
限の+80℃まで上昇させ、30分間その状態を保ち、
さらに30分で25℃に戻し30分間その状態を維持
し、さらに30分で下限の−40℃まで下降させ30分
間その状態を保ち、さらに30分で25℃に戻し30分
間その温度を維持し、これを連続的に繰り返す。この温
度サイクル試験は光ファイバ付デバイスにとっては非常
に厳しい試験項目に属する。前記温度サイクルを100
回以上行うと試験中に図5に示すように光ファイバ被覆
1がフェルール3の段付孔6から矢印方向に移動し、抜
け出して光ファイバ素線2がB点で切断される現象が頻
発している。この原因として、フランジ4と光ファイバ
被覆1の材質による線膨張係数差による伸縮差が発生す
ること、およびエポキシ樹脂系接着剤がキュアリングに
より硬質ガラス質に変化し、光ファイバの被覆部1を接
着する力が低下させられることが考えられる。PVC樹
脂製の光ファイバの被覆部1の表面は軟質、かつ平滑面
であるから本来接着しにくい材料でもある。
【0004】ステンレス鋼の線膨張係数は約12×10
-6/℃ であり、PVC樹脂のそれは50×10-6/℃
である。保護被覆部1の接着長さを5mm、温度サイク
ル試験の温度差120℃とすれば、フランジ4の軸方向
の伸縮量7μmに対して保護被覆の伸縮量は30μmと
なり、伸縮差は約23μmとなる。したがって、高温時
においては不完全接着状態の保護被覆1はフランジ4と
の伸縮差相当長さ分だけフェルール3の孔5から外には
み出す。低温時においては逆に収縮して原位置に復帰す
るはずであるが、PVC樹脂は−40℃の極低温では硬
化するので、フェルール孔面間に生ずる摩擦力などによ
り原位置には復帰できない。したがって、1サイクル毎
にPVC樹脂保護被膜は微量であるが伸縮差分ずつ外に
抜け出していくことになる。そのために、光ファイバ素
線には1サイクル毎に軸方向引っ張り応力が累積されて
切断破壊に至ると推定できる。
-6/℃ であり、PVC樹脂のそれは50×10-6/℃
である。保護被覆部1の接着長さを5mm、温度サイク
ル試験の温度差120℃とすれば、フランジ4の軸方向
の伸縮量7μmに対して保護被覆の伸縮量は30μmと
なり、伸縮差は約23μmとなる。したがって、高温時
においては不完全接着状態の保護被覆1はフランジ4と
の伸縮差相当長さ分だけフェルール3の孔5から外には
み出す。低温時においては逆に収縮して原位置に復帰す
るはずであるが、PVC樹脂は−40℃の極低温では硬
化するので、フェルール孔面間に生ずる摩擦力などによ
り原位置には復帰できない。したがって、1サイクル毎
にPVC樹脂保護被膜は微量であるが伸縮差分ずつ外に
抜け出していくことになる。そのために、光ファイバ素
線には1サイクル毎に軸方向引っ張り応力が累積されて
切断破壊に至ると推定できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような光ファイ
バ素線が切断破壊することは光ファイバ組立体の致命的
な欠陥となる。破壊しなくても光ファイバ素線の一部に
過度な繰り返し応力が加えられることは光ファイバ素線
の光学特性を劣化させる原因となり得る。本発明の目的
は、光ファイバ組立体が使用される環境の温度の高温と
低温間の温度変動範囲が広く、かつ温度変動頻度の多い
厳しい環境条件下での使用が予定される光ファイバ組立
体における前述した断線などの問題を解決することがで
きる光ファイバ組立体を提供することにある。
バ素線が切断破壊することは光ファイバ組立体の致命的
な欠陥となる。破壊しなくても光ファイバ素線の一部に
過度な繰り返し応力が加えられることは光ファイバ素線
の光学特性を劣化させる原因となり得る。本発明の目的
は、光ファイバ組立体が使用される環境の温度の高温と
低温間の温度変動範囲が広く、かつ温度変動頻度の多い
厳しい環境条件下での使用が予定される光ファイバ組立
体における前述した断線などの問題を解決することがで
きる光ファイバ組立体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による光ファイバ組立体は、保護被覆が除去さ
れた先端部をもつ光ファイバと、前記光ファイバの先端
部を受入れ固定する中心孔部を有するフェルールと、前
記光ファイバの保護被覆部を受入れ固定する中心孔を有
し前記フェルールに固定される基部とからなる光ファイ
バ組立体において、前記基部の中心孔には前記光ファイ
バ保護被覆の外表面に食い込む雌ねじを設けて構成され
ている。前記基部は前記フェルールに結合する端側にフ
ランジをもつフランジ部材とすることができる。前記光
ファイバは先端部の保護被覆を除去した光ファイバ素線
部が前記フェルールの中心孔に接着固定され保護被覆は
前記基部内に挿入された後に挿入部分の外周面をかしめ
工具により圧縮かしめることにより、前記孔面に設けら
れた雌ねじの円周突起条を光ファイバ保護被覆にくい込
ませ圧着したものとすることができる。前記光ファイバ
の被覆部は樹脂製で前記基部は金属製とすることができ
る。
に本発明による光ファイバ組立体は、保護被覆が除去さ
れた先端部をもつ光ファイバと、前記光ファイバの先端
部を受入れ固定する中心孔部を有するフェルールと、前
記光ファイバの保護被覆部を受入れ固定する中心孔を有
し前記フェルールに固定される基部とからなる光ファイ
バ組立体において、前記基部の中心孔には前記光ファイ
バ保護被覆の外表面に食い込む雌ねじを設けて構成され
ている。前記基部は前記フェルールに結合する端側にフ
ランジをもつフランジ部材とすることができる。前記光
ファイバは先端部の保護被覆を除去した光ファイバ素線
部が前記フェルールの中心孔に接着固定され保護被覆は
前記基部内に挿入された後に挿入部分の外周面をかしめ
工具により圧縮かしめることにより、前記孔面に設けら
れた雌ねじの円周突起条を光ファイバ保護被覆にくい込
ませ圧着したものとすることができる。前記光ファイバ
の被覆部は樹脂製で前記基部は金属製とすることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明をさらに詳し
く説明する。図1は本発明による光ファイバ組立体の実
施例を示す断面図、図2はこの実施例のフェルールとフ
ランジ部材を示す断面図である。円筒形のフェルール7
の中心には光ファイバの素線13を受け入れる貫通孔8
が設けられている。フランジ部材(基部)12にはフラ
ンジ11が設けられ、その中心孔には雌ねじ10が設け
られている。雌ねじ10の先端条は光ファイバの保護被
覆14に食い込んで保護被覆を保持している。フェルー
ル7の材質は一般にジルコニアセラミックスが使用され
るが、短距離通信用の大径光ファイバフェルールの材質
としてはガラスフィーラ入りの樹脂を射出成形法により
製造したものが価格、量産性の点で好適に使用できる。
フランジ部材12の材質はかしめ性が必要なために金属
でなければならない。フランジ部材12の材質にはステ
ンレス鋼,銅合金,アルミニューム合金などの金属材料
が使用できる。一般に使用されている光ファイバ素線外
径は0.125mm、軟質PVC樹脂材料などの保護被
覆14の外径は0.9mmである。この場合の雌ねじ1
0のねじ寸法はM(モジュール)1.2で、P(ピッ
チ)は0.3が適当である。同時にかしめ作業性の点か
ら外径は1.6〜1.8mmが適当である。
く説明する。図1は本発明による光ファイバ組立体の実
施例を示す断面図、図2はこの実施例のフェルールとフ
ランジ部材を示す断面図である。円筒形のフェルール7
の中心には光ファイバの素線13を受け入れる貫通孔8
が設けられている。フランジ部材(基部)12にはフラ
ンジ11が設けられ、その中心孔には雌ねじ10が設け
られている。雌ねじ10の先端条は光ファイバの保護被
覆14に食い込んで保護被覆を保持している。フェルー
ル7の材質は一般にジルコニアセラミックスが使用され
るが、短距離通信用の大径光ファイバフェルールの材質
としてはガラスフィーラ入りの樹脂を射出成形法により
製造したものが価格、量産性の点で好適に使用できる。
フランジ部材12の材質はかしめ性が必要なために金属
でなければならない。フランジ部材12の材質にはステ
ンレス鋼,銅合金,アルミニューム合金などの金属材料
が使用できる。一般に使用されている光ファイバ素線外
径は0.125mm、軟質PVC樹脂材料などの保護被
覆14の外径は0.9mmである。この場合の雌ねじ1
0のねじ寸法はM(モジュール)1.2で、P(ピッ
チ)は0.3が適当である。同時にかしめ作業性の点か
ら外径は1.6〜1.8mmが適当である。
【0008】図3は、同光ファイバ組立体の実施例の組
立工程を説明するための断面図である。図3は、光ファ
イバ素線13および保護被覆14からなる光ファイバ心
線をフェルール7の中心孔8とフランジ部材(基部)1
2の孔10に挿入して加圧かしめ接着をする状態を示し
ている。フェルール7の孔8に最初に光ファイバ心線1
3を挿入する。続いて保護被覆14をフランジ部材(基
部)12のねじ孔10に挿入してフェルール7とフラン
ジ部材(基部)12を突き当てる。フランジ部材(基
部)12のねじ孔10の内径は約1.07mmであるの
で外径0.9mmの保護被覆14は容易に挿入できる。
次に、かしめ工具15によりフランジ部材12の外周面
を加圧し、かしめを行う。かしめにより、フランジ部材
12の雌ねじ孔10の鋸歯状の円周突起部分は保護被覆
14の外周面にくい込み、フランジ部材12と保護被覆
14は強固に圧着一体化できる。この場合、接着剤は光
ファイバ素線13部分にのみ使用して保護被覆14部分
には使用しない。図1にはフェルール7の端面を研磨仕
上げした完成状態が示されている。
立工程を説明するための断面図である。図3は、光ファ
イバ素線13および保護被覆14からなる光ファイバ心
線をフェルール7の中心孔8とフランジ部材(基部)1
2の孔10に挿入して加圧かしめ接着をする状態を示し
ている。フェルール7の孔8に最初に光ファイバ心線1
3を挿入する。続いて保護被覆14をフランジ部材(基
部)12のねじ孔10に挿入してフェルール7とフラン
ジ部材(基部)12を突き当てる。フランジ部材(基
部)12のねじ孔10の内径は約1.07mmであるの
で外径0.9mmの保護被覆14は容易に挿入できる。
次に、かしめ工具15によりフランジ部材12の外周面
を加圧し、かしめを行う。かしめにより、フランジ部材
12の雌ねじ孔10の鋸歯状の円周突起部分は保護被覆
14の外周面にくい込み、フランジ部材12と保護被覆
14は強固に圧着一体化できる。この場合、接着剤は光
ファイバ素線13部分にのみ使用して保護被覆14部分
には使用しない。図1にはフェルール7の端面を研磨仕
上げした完成状態が示されている。
【0009】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
る光ファイバ組立体の光ファイバ保護被覆14は、フラ
ンジ部材12の雌ねじ孔10の鋸歯状の円周突起部分に
より強固に圧着され一体化されている。そのために、前
述した条件の下で100サイクル以上の厳しい温度サイ
クル試験を行ったが、保護被覆14の抜け出し現象およ
び光ファイバ素線13の切断現象は皆無であった。
る光ファイバ組立体の光ファイバ保護被覆14は、フラ
ンジ部材12の雌ねじ孔10の鋸歯状の円周突起部分に
より強固に圧着され一体化されている。そのために、前
述した条件の下で100サイクル以上の厳しい温度サイ
クル試験を行ったが、保護被覆14の抜け出し現象およ
び光ファイバ素線13の切断現象は皆無であった。
【図1】本発明による光ファイバフェルールの実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1に示した実施例のフェルールとフランジ部
材を示す断面図である。
材を示す断面図である。
【図3】図1に示した光ファイバフェルールの実施例の
組立工程を説明するための断面図である。
組立工程を説明するための断面図である。
【図4】従来の光ファイバフェルールの断面図である。
【図5】従来の光ファイバフェルールの問題を説明する
ための断面図である。
ための断面図である。
1,14 光ファイバの保護被覆 2,13 光ファイバ素線 3,7 フェルール 4 フランジボディ 5,8 光ファイバ素線が挿入される貫通孔 6 光ファイバ被覆部が挿入される段付孔 9 段付孔 10 ねじ 11 フランジ 12 フランジ部材(基部) 15 かしめ工具
Claims (2)
- 【請求項1】 保護被覆が除去された先端部をもつ光フ
ァイバと、前記光ファイバの先端部を受入れ固定する中
心孔部を有するフェルールと、前記光ファイバの保護被
覆部を受入れ固定する中心孔を有し前記フェルールに固
定される基部とからなる光ファイバ組立体において、 前記基部の中心孔には前記光ファイバ保護被覆の外表面
に食い込む雌ねじを設けて構成したことを特徴とする光
ファイバ組立体。 - 【請求項2】 前記光ファイバは先端部の保護被覆を除
去した光ファイバ素線部が前記フェルールの中心孔に接
着固定され保護被覆は前記基部内に挿入された後に挿入
部分の外周面をかしめ工具により圧縮かしめることによ
り、前記孔面に設けられた雌ねじの円周突起条を光ファ
イバ保護被覆にくい込ませ圧着したものである請求項1
記載の光ファイバ組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270531A JPH08110438A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 光ファイバ組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6270531A JPH08110438A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 光ファイバ組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08110438A true JPH08110438A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=17487519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6270531A Pending JPH08110438A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | 光ファイバ組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08110438A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010282187A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-12-16 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 光ファイバ端部へのコネクタ取付け構造 |
JP2013235289A (ja) * | 2009-05-08 | 2013-11-21 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 光ファイバ端部へのコネクタ取付け構造 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151505A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | フエル−ル付プラスチツク光フアイバコ−ド |
US5013122A (en) * | 1989-08-29 | 1991-05-07 | Amp Incorporated | Threaded crimping body for fiber optic termination |
JPH0450803U (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-28 | ||
JPH04112205U (ja) * | 1991-03-18 | 1992-09-30 | 日本碍子株式会社 | 光学用フエルール |
JPH04126203U (ja) * | 1991-05-08 | 1992-11-17 | 富士通株式会社 | 光フエルール |
JPH058404B2 (ja) * | 1984-12-04 | 1993-02-02 | Fujitsu Kk |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP6270531A patent/JPH08110438A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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