JPH08109209A - 高性能マスキングテープ用のラテックス - Google Patents

高性能マスキングテープ用のラテックス

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JPH08109209A
JPH08109209A JP7250787A JP25078795A JPH08109209A JP H08109209 A JPH08109209 A JP H08109209A JP 7250787 A JP7250787 A JP 7250787A JP 25078795 A JP25078795 A JP 25078795A JP H08109209 A JPH08109209 A JP H08109209A
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JP
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polymerized
latex
phm
polymerization
polymerization step
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JP7250787A
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English (en)
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Pascale F J Muller
パスカル・フランシーヌ・ジャンヌ・ミュレ
Fabienne Rouviere
ファビヤンヌ・ルーヴィエール
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F265/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00
    • C08F265/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated monocarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F20/00 on to polymers of esters
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
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    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能のマスキングテープの製造に特に適し
たラテックスを製造する方法を提供する。 【解決手段】 (1)ビニル芳香族単量体、アルキルア
クリレート単量体およびアルキルプロペン酸単量体を、
水系重合媒体中で、それぞれの単量体について特定の転
化率で遊離ラジカル三元共重合(第一重合工程)してシ
ード(種)重合体ラテックスを製造し;(2)このシー
ド重合体ラテックスをアルカリを添加してpH約6から
約9に中和し;(3)この中和したシード重合体ラテッ
クスに追加のビニル芳香族単量体とアルキルアクリレー
ト単量体を添加し;そして(4)この追加のビニル芳香
族単量体とアルキルアクリレート単量体を、それぞれの
単量体について特定の転化率で、かつ固形分含量が約3
0%から約50%になるまで重合(第二重合工程)させ
て、高性能のマスキングテープの製造に使用するのに特
に有利なラテックスを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高性能のマスキング
テープの製造に使用するのに特に有利なラテックスの製
造法、及び高性能のマスキングテープの製造に利用する
ために紙をそのラテックスで処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マスキングテープは、通常、ラテックス
で含浸処理されている紙を用いて作られる。この紙は、
物理的性質と化学的耐久性を向上させるために、ラテッ
クスで含浸処理される。この方法では、紙の引張強さ、
引裂強さ、離層強さおよび耐水性を高めるために、その
紙にラテックスからのバインダー重合体を包含させる。
この含浸処理法は、普通、紙がラテックスを吸収するの
に十分な滞留時間の間その紙をラテックスを含む浴に通
し、通過させることにより行われる。
【0003】バインダー重合体が包含された紙は、次い
で、さらにマスキングテープに加工される。用いられる
加工法では、その紙の一方の側が離型塗膜でコートされ
る。その紙の他の側は接着剤層でコートされる。場合に
よっては、紙の接着剤でコートされる側は、先ず、プラ
イマーでコートされ、次いで接着剤層でコートされる。
このマスキングテープは、次に、後の使用に備えて巻き
取られ、包装される。
【0004】マスキングテープの製造に用いられる紙の
含浸には現在アクリル系ラテックス、カルボキシル化ス
チレン‐ブタジエンゴム・ラテックスおよびアクリロニ
トリル‐ブタジエン・ラテックスが工業的に使用されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マスキングテープ製造
用に、改善されたラテックスが切望されている。このラ
テックスに特に望まれるものは、通常の加工中に泡立ち
の生起或いは凝固物の生成がなしに、紙に含浸される性
能である。例えば、含浸工程中に遭遇する剪断力は、し
ばしば、凝固物の生成を引き起こし、この凝固物が装置
のローラに付着する。紙に望まれる物理的性質および化
学的性質を保持しながら、この問題を排除することが最
善と考えられる。また、含浸処理された紙がべたつか
ず、且つブロッキング性がないことも重要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の概要 本発明の方法を用いることによって、マスキングテープ
の製造に使用される紙の含浸に用いられる、素晴らしい
特性を有するラテックスを合成することができる。この
ラテックスは、通常の加工中に、発泡または凝固物の生
成に遭遇することなしに、マスキングテープの製造に用
いられるもののような紙の含浸に使用することができ
る。さらに、最終的に得られる紙は素晴らしい耐水性、
耐熱性、引裂強さおよび離層抵抗性を示す。事実、本発
明のラテックスは、マスキングテープの製造に用いられ
る紙の含浸に現在工業的に使用されているカルボキシル
化スチレン‐ブタジエンゴム・ラテックスと比べてても
有利である。
【0007】本発明は、更に具体的に述べると、高性能
のマスキングテープの製造に使用するのに特に有利なラ
テックスを製造する方法にして、 (1)シード重合体ラテックスを製造するために、第一
重合工程で遊離ラジカル重合によりビニル芳香族単量
体、アルキルアクリレート単量体およびアルキルプロペ
ン酸単量体を水系重合媒体中で三元共重合し; (2)このシード重合体ラテックスをアルカリの添加に
よりpH約6から約9に中和して中和シード重合体ラテ
ックスを製造し; (3)この中和シード重合体ラテックスに追加のビニル
芳香族単量体と追加のアルキルアクリレート単量体を添
加し;そして (4)この追加のビニル芳香族単量体と追加のアルキル
アクリレート単量体を第二重合工程で固形分含量が約3
0%から約50%になるまで重合させて、高性能のマス
キングテープの製造に使用するのに特に有利なラテック
スを製造する逐次工程から成り、ここで、重合されるビ
ニル芳香族単量体の総量の約30%から約50%が第一
重合工程で重合され;重合されるアルキルアクリレート
単量体の総量の約30%から約50%が第一重合工程で
重合され;重合されるアルキルプロペン酸単量体の総量
の少くとも約90%が第一重合工程で重合され;全部で
ビニル芳香族単量体の約25phmから約39phm、
アルキルアクリレート単量体の約60phmから約70
phmおよびアルキルプロペン酸単量体の約1phmか
ら約5phmが第一重合工程と第二重合工程で重合され
る、上記方法を開示するものである。
【0008】発明の詳しい説明 本発明の方法で合成されるラテックスは遊離ラジカル乳
化重合法を用いて製造される。本発明の方法の第一工程
は、水系重合媒体を形成する水にビニル芳香族単量体、
アルキルアクリレート単量体およびアルキルプロペン酸
単量体を添加することによって行われる。この水系重合
媒体は、また、少量の界面活性剤を含んでいるのが普通
である。これら三種の単量体の三元共重合が、次いで、
遊離ラジカル発生剤で開始される。この重合工程で作ら
れたラテックスは、次いで、後続の重合においてシード
重合体ラテックスとして用いられる。
【0009】一般的に言えば、遊離ラジカル重合系で重
合することが知られているビニル芳香族単量体が、いず
れも使用することができる。このようなビニル芳香族単
量体は、典型的には、8から20個の炭素原子を含んで
いる。普通、このビニル芳香族単量体は8から14個の
炭素原子を含んでいる。使用することができるビニル芳
香族単量体の幾つかの代表的な例に含まれるのは、スチ
レン、1‐ビニルナフタレン、2‐ビニルナフタレン、
3‐メチルスチレン、4‐プロピルスチレン、t‐ブチ
ルスチレン、4‐シクロヘキシルスチレン、4‐ドデシ
ルスチレン、2‐エチル‐4‐ベンジルスチレン、4‐
(フェニルブチル)スチレンおよびこれらに類する単量
体である。一般的には、スチレンが最も好ましいビニル
芳香族単量体である。
【0010】使用することができるアルキルアクリレー
ト単量体は、一般に、次の構造式を有する:
【化1】 ただし、上記の式において、Rは1から10個の炭素原
子を含むアルキル基を表す。このようなアルキルアクリ
レート単量体のアルキル基は2から8個の炭素原子を含
むのが望ましく、4個の炭素原子を含むアルキル基が最
も望ましい。従って、エチルアクリレート、プロピルア
クリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレー
ト、ヘキシルアクリレートおよび2‐エチルヘキシルア
クリレートが望ましいアルキルアクリレートで、ブチル
アクリレートが最も望ましい。このようなアルキルアク
リレート単量体中のアルキル基は直鎖でも、枝別れして
いても良い。かくして、n‐プロピルアクリレート、イ
ソプロピルアクリレート、n‐ブチルアクリレートまた
は第三‐ブチルアクリレートが用い得る。n‐ブチルア
クリレートが特に望ましい単量体である。
【0011】使用することができるアルキルプロペン酸
単量体は次の構造式を有する:
【化2】 ただし、上記の式において、Rは1から4個の炭素原子
を含むアルキル基を表す。従って、そのようなアルキル
基(R)は式‐Cn2n+1で表すことができ、ここでn
は1から4の整数である。使用することができるアルキ
ルプロペン酸単量体の幾つかの代表的な例に含まれるの
は、メタクリル酸(2‐メチルプロペン酸)、2‐エチ
ルプロペン酸、2‐プロピルプロペン酸および2‐ブチ
ルプロペン酸である。普通、アルキルプロペン酸単量体
としてメタクリル酸を用いるのが望ましい。
【0012】上述のような遊離ラジカル乳化重合を開始
させるために、本質的に任意のタイプの遊離ラジカル発
生剤を用いることができる。例えば、遊離ラジカルを発
生する化合物、紫外線または放射線が用い得る。満足で
きる重合速度、均一性および制御できる重合性を保証す
るために、重合条件下で水に溶ける遊離ラジカルを発生
する化学試薬が一般に用いられ、これにより良好な結果
が得られる。
【0013】普通用いられる遊離ラジカル開始剤に含ま
れる幾つかの代表的な例に、過硫酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウム、過酸化ベンゾイル、過酸化水素、ジ‐t‐
ブチルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、2,4‐
ジクロロベンゾイルペルオキシド、デカノイルペルオキ
シド、ラウリルペルオキシド、クメンヒドロペルオキシ
ド、p‐メンタンヒドロペルオキシド、t‐ブチルヒド
ロペルオキシド、アセチルアセトンペルオキシド、ジセ
チルペルオキシジカーボネート、t‐ブチルペルオキシ
アセテート、t‐ブチルペルオキシマレイン酸、t‐ブ
チルペルオキシベンゾエート、アセチルシクロヘキシル
スルホニルペルオキシドおよびこれらに類するもののよ
うな各種過酸素化合物;2‐t‐ブチルアゾ‐2‐シア
ノプロパン、ジメチルアゾジイソブチレート、アゾジイ
ソブチロニトリル、2‐t‐ブチルアゾ‐1‐シアノシ
クロヘキサン、1‐t‐アミルアゾ‐1‐シアノシクロ
ヘキサンおよびこれらに類するもののような各種アゾ化
合物;2,2‐ビス‐(t‐ブチル‐ペルオキシ)ブタ
ン、エチル 3,3‐ビス‐(t‐ブチルペルオキシ)
ブチレート、1,1‐ジ‐(t‐ブチルペルオキシ)シ
クロヘキサンおよびこれらに類するもののような各種ア
ルキルペルケタールがある。過硫酸カリウムおよび過硫
酸アンモニウムのような過硫酸塩開始剤が、そのような
水系乳化重合に特に有用である。
【0014】使用される開始剤の量は合成される三元共
重合体の希望される分子量によって変わる。より大きい
分子量はより少量の開始剤を使用することで達成され、
より小さい分子量はより多量の開始剤を使用することで
達成される。しかし、一般則としては、0.005から
1phm(単量体100重量部当たりの重量部数)の開
始剤が反応混合物中に含められる。金属過硫酸塩開始剤
の場合、極く普通には、0.1から0.5phmの量が
この重合媒体中で使用される。
【0015】本発明の方法では、広範囲の各種タイプの
乳化剤または界面活性剤が使用される。例えば、ロジン
酸系または脂肪酸系の乳化剤が使用できる。しかし、合
成界面活性剤が普通推奨される。アルキル硫酸の塩、ア
ルキルスルホネート、アルキルホスフェートが乳化剤と
して使用するのに特に望ましい。これら化合物のアルキ
ル基は、一般に、1から30個の炭素原子含んでいる。
普通、これら界面活性剤中のアルキル基は8から20個
の炭素原子を含んでいる。使用される界面活性剤は、普
通、ナトリウム、カリウム、マグネシウムまたはアンモ
ニウムの塩である。ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル
硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムおよびドデシル硫酸ナトリウムが、非常に適した乳
化剤の代表的な例である。
【0016】水系重合媒体の調製には、一般に、約0.
005から約0.5phmの乳化剤が使用される。殆ど
の場合、約0.01から約0.1phmの乳化剤を使用
することが推奨される。普通、約0.04から約0.0
8phmの乳化剤を使用するのがより望ましい。勿論、
最良の結果を得るのに必要な乳化剤の正確な量は、用い
られる特定の乳化剤によって変わる。しかし、この技術
分野の習熟者なら、最良の結果を得るのに必要な乳化剤
の特定量は、容易に確かめることができるであろう。
【0017】遊離ラジカル乳化重合は、普通、約30℃
から約95℃の範囲の温度で行われる。この重合は50
℃から約90℃の範囲の温度で行われるのが一般に望ま
しい。普通、約60℃から約75℃の範囲の重合温度を
用いるのがより望ましい。転化率の水準を高めるには、
重合が進むにつれて温度を上げるのが有利である。例え
ば、重合の初期には(第一重合工程の間)重合温度は約
50℃に維持され、重合の終期には(最終重合工程の
間)約75℃の最終温度に上げられる。
【0018】本発明の方法の第一工程で、重合が進むに
つれて、重合媒体のpHは約4の水準で安定化する。重
合が進むにつれて、合成されるラテックスの固形分含量
も増加する。第一重合工程で、合成されるラテックスの
固形分含量は、普通、約10から約30%の水準にまで
増加する。通常、この第一重合段階で約30パーセント
を超える固形分含量を得ようとすることは望ましくな
い。何故なら、普通、より高い固形分含量では安定性に
問題が生じるからである。事実、安定性の問題は約20
%から約25%の範囲の固形分含量でしばしば起きる。
一方、安定性の問題が起きずに、可能な最高の固形分含
量を達成することが一般に望ましい。この理由から、第
一重合工程で作られるラテックスの固形分含量は、通
常、約15%から約25%の範囲にある。通常、第一重
合工程で合成されるラテックスでは、約17%から約2
0%の範囲の固形分含量であることが推奨される。
【0019】第一重合工程の完了後、作られたシード重
合体ラテックスはアルカリを添加することにより約6か
ら約9の範囲のpHに中和される。このラテックスは約
7から約9の範囲のpHに中和されるのが望ましい。ア
ルカリは、通常、水溶液としてラテックスに加えられ
る。例えば、アンモニアの水溶液をシード重合体ラテッ
クスに添加してpHを調整することができる。この中和
工程は、普通、約15分から約8時間かけて行われる。
この中和工程は、より普通には、約30分から約3時間
かけて行われ、望ましくは約45分から約90分かけて
行われる。
【0020】このシード重合体ラテックスが中和された
後、この中和されたシード重合体ラテックスに追加のビ
ニル芳香族単量体と追加のアルキルアクリレート単量体
が添加される。この工程の間、このビニル芳香族単量体
とアルキルアクリレート単量体は約15分から約6時間
かけて重合媒体に添加される。この単量体の添加時間は
約30分から約4時間の範囲であることが望ましい。こ
れら単量体は1.5時間から3時間かけて重合媒体に添
加されるのが望ましい。
【0021】この重合媒体への追加単量体の添加が始ま
った後、重合は第二重合工程として継続する。この第二
重合工程は、単量体の重合体への非常に高い転化率が達
成されるまで続けられる。普通、到達される重合率は約
95%を超える。より典型的には、約98%を超える単
量体転化率が達成され、99%を超えて、実質上定量的
な転化率が実現されることが望ましい。
【0022】この第二重合工程で到達される固形分含有
量は、通常、約30%から約50%の範囲である。より
典型的には、到達される固形分含有量は約35%から約
45%の範囲である。一般に、最終固形分含有量が約3
8%から約42%の範囲にあるのが最も望ましい。
【0023】本発明のラテックスの製造において、ビニ
ル芳香族単量体、アルキルアクリレート単量体およびア
ルキルプロペン酸単量体が第一重合工程と第二重合工程
との間で正確に分配されることが決定的に重要である。
一般的に言えば、アルキルプロペン酸単量体は全量が第
一重合工程で添加される。どの場合でも、第一重合工程
と第二重合工程で重合されるアルキルプロペン酸の総量
の少くとも90%が第一重合工程で重合される。通常、
重合されるアルキルプロペン酸の総量の少くとも約95
%が第一重合工程で重合されるのが望ましく、重合され
るアルキルプロペン酸単量体の総量の少くとも約99%
が第一重合工程で重合されるのがより望ましい。都合の
良いのは、アルキルプロペン酸単量体の全量(100
%)を第一重合工程で重合することができることであ
る。
【0024】第一重合工程と第二重合工程で重合される
ビニル芳香族単量体の総量の約30%から約50%が第
一重合工程で重合されることも決定的に重要である。重
合されるビニル芳香族単量体の総量の約30%から約4
7%が第一重合工程で重合されることが望ましい。重合
されるビニル芳香族単量体の総量の約30%から約40
%が第一重合工程で重合されることがより望ましい。
【0025】さらに、第一重合工程と第二重合工程で重
合されるアルキルアクリレート単量体の総量の約30%
から約50%が第一重合工程で重合されることが決定的
に重要である。重合されるアルキルアクリレート単量体
の総量の約30%から約47%が第一重合工程で重合さ
れることが望ましい。重合されるアルキルアクリレート
単量体の総量の約30%から約40%が第一重合工程で
重合されることがより望ましい。
【0026】本発明のラテックスの製造においては、使
用される単量体の比が重要である。例えば、全部で約2
5phmから約39phmのビニル芳香族単量体が第一
重合工程と第二重合工程で重合されることが重要であ
る。普通、全部で約29phmから約35phmのビニ
ル芳香族単量体が第一重合工程と第二重合工程で重合さ
れることが望ましい。全部で約60phmから約70p
hmのアルキルアクリレートが第一重合工程と第二重合
工程で重合されることが重要である。普通、全部で約6
3phmから約67phmのアルキルアクリレート単量
体が第一重合工程と第二重合工程で重合されることが望
ましい。全部で約1phmから約5phmのアルキルプ
ロペン酸が第一重合工程と第二重合工程で重合されるこ
とも重要である。普通、全部で約2phmから約4ph
mのアルキルプロペン酸が第一重合工程と第二重合工程
で重合されることが望ましい。
【0027】本発明のラテックス中の重合体にとって、
約−10℃から約+10℃の範囲のガラス転移温度(T
g)を有することが重要なことが確認された。この理由
は、若しその重合体が約−10℃未満のガラス転移温度
を有すると、これをマスキングテープの製造に用いられ
る紙の含浸に使用する場合、粘着性になるからである。
他方、その重合体が約+10℃より高いガラス転移温度
を有すると、それ自身で紙に適正に結合しないであろう
し、また剛くなり過ぎるからである。この樹脂は約−5
℃から約+5℃の範囲のガラス転移温度を有することが
望ましい。
【0028】本発明の方法を用いてラテックスを合成し
てから、そのラテックスはマスキングテープの製造に利
用される紙の含浸に用いることができる。このラテック
スは、この技術分野の習熟者に良く知られている標準的
な方法を用いて紙の含浸に使用できる。そのような方法
の一つは、紙がそのラテックスを吸収するのに十分な滞
留時間の間、その紙をそのラテックスを含む浴の中を単
に通し、通過させる方法である。
【0029】そのラテックスで含浸された紙は、普通、
後続の加工のために乾燥される。この方法では、紙の中
でバインダー重合体として働くラテックスからの樹脂で
紙が含浸される。バインダー重合体は、その紙の中の空
隙を過剰に充填することなく、紙の中の個々の繊維をお
互いに結合することにより紙を強化する。従って、バイ
ンダー重合体で含浸された紙の物理的性質と化学的性質
が非常に高められる。さらに具体的に言えば、この含浸
された紙は素晴らしい耐水性、耐熱性、引裂強さおよび
離層抵抗性のような高い実用性能特性を発揮する。
【0030】バインダー重合体で強化した紙は、次い
で、さらにマスキングテープに製造される。この方法は
紙の一面を剥離性のコートでコーティングすることを含
む。その紙の他の側は接着剤層でコートされる。一般
に、接着剤でコートされる紙の側は、先ず、プライマー
塗料でコートされ、次いで接着剤層でコートされるのが
望ましい。次に、このマスキングテープは、普通、巻き
取られ、包装される。
【0031】
【実施例】本発明を次の実施例によつて例証するが、こ
れら実施例は単に例示を目的とするものであり、本発明
の範囲または本発明が実施することができる方式を限定
するものと考えるべきではない。特に、別に断らなけれ
ば、部およびパーセンテージは全て重量で与えられる。
【0032】実施例1〜10 この一連の実験では、10種の異なるラテックス試料が
本発明の方法を用いて5リットルの反応器で合成され
た。この方法では、125phmの水、10phmのス
チレン、19phmのn‐ブチルアクリレート、3.7
5phmのメタクリル酸の80%水溶液および表1に明
記されている量のドデシル硫酸ナトリウム(28%水溶
液として)が最初に反応器に装填された。次いで、この
反応器中の重合媒体は70℃の温度で加熱され、軸流タ
ービン攪拌により250rpmの速度でかき混ぜられ
た。反応器中の重合媒体が希望温度の70℃になった
後、5phmの過硫酸カリウムの5%水溶液を添加する
ことにより重合が開始された。この重合媒体は約1.5
時間かかる重合時間の間約70℃の温度に維持された。
第一重合段階の間に、各実験で作られたラテックスの固
形分含量は約19.8%に達した。
【0033】次いで、このラテックスは、反応器に約8
phmの10%アンモニア水溶液を加えることにより中
和された。10回の実験の各々で用いられたこの中和工
程の時間は表1に示されている。
【0034】このラテックスが中和された後、重合媒体
に24phmの追加のスチレン単量体と44phmの追
加のn‐ブチルアクリレート単量体が添入された。この
スチレンとn‐ブチルアクリレートは表1に示した時間
をかけて重合媒体に添入された。この第二重合段階の
間、重合媒体を約70℃の温度に維持し続けた。
【0035】
【表1】 表1を通観すると分かるように、実施例1および実施例
2は繰り返し実験である。実施例3と実施例4も繰り返
し実験である。
【0036】実施例9で作ったラテックスは、界面活性
剤の添加水準が低いことと、中和時間が短いことが組合
わされて、重合の第二段階で不安定化した。実施例10
では、第二段階重合で単量体をより急速に(0.2時
間)添加したので、反応器中で凝固が起こり、機械的に
不安定なラテックスになった。
【0037】実施例1〜8で合成したラテックスの固形
分含量、粒径、ブルックフィールド粘度、表面張力およ
びpHを表2に示した。実施例1、2、3、4および6
で作ったラテックスは100メッシュの篩で素晴らしい
濾過性を示した。実施例5および8で作ったラテックス
は良好な濾過性を示したが、実施例7で作ったラテック
スは濾過性が良くなかった。
【0038】
【表2】 1 粒径は光散乱法で測定した。
【0039】実施例1‐8で作られたラテックスの機械
的安定性も測定した。各ラテックスは安定性試験中に増
粘した。安定なラテックスは脱イオン水を加えて再分散
させることが可能で、凝固物の量を測定した。不安定な
ラテックスは再分散できなかった。実施例7で作ったラ
テックスは不安定であった。実施例1、3、6および8
では、作られたラテックスは機械的に安定で、ラテック
ス100g当たりの凝固物は0.000gであることが
分かった。実施例2、4および5で作られたラテックス
の機械的安定性はそれぞれラテックス100g当たりの
凝固物で0.004g、0.024gおよび0.050
gであった。
【0040】実施例1‐3で作ったラテックスを紙の含
浸に使用し、その含浸紙の性質を、マスキングテープの
製造に用いられる紙の含浸に現在工業的に使用されてい
るアクリル系ラテックスで含浸した対照紙と比較した。
ピックアップ、乾燥引張強さ、乾燥伸び、湿潤引張強
さ、湿潤伸び、劣化引張強さ、劣化伸びおよび保持特性
を表3に示す。保持特性は湿潤引張強さを乾燥引張強さ
で割って求めたパーセンテージで示される。
【0041】
【表3】 1 ピックアップは原紙の重量に対する乾燥ラテックスの
重量比で示す。
【0042】2 引張強さは紙15mm当たりのニュート
ンで示した。
【0043】表3に示した湿潤引張強さは含浸紙を脱イ
オン水中に1時間浸漬した後に測定した。示された劣化
引張強さは含浸紙を160℃の温度で1時間劣化処理し
た後に測定した。
【0044】表3から分かるように、本発明のラテック
スで含浸された紙は対照ラテックスで含浸された紙よ
り、対照ラテックスの方がピックアップが大きいにも拘
らず、大きい湿潤および乾燥引張強さを示した。本発明
のラテックスで含浸された紙は湿潤引張強さが非常に大
きく改善されていた。湿潤伸び特性も改善されることが
示された。これらの理由から、高い耐水性を有するマス
キングテープを本発明ラテックスを利用して製造でき
る。
【0045】以上、本発明を、例証の目的で、特定の代
表的実施態様と細部を示したが、この技術分野の習熟者
には、本発明に、本発明の範囲から逸脱することなし
に、様々な変更と修正を加え得ることは明らかであろ
う。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJP JLE D21H 19/20 (72)発明者 パスカル・フランシーヌ・ジャンヌ・ミュ レ フランス共和国92170 ヴァンヴ,リュ ー・レイモン・マルシェロン 14 (72)発明者 ファビヤンヌ・ルーヴィエール フランス共和国78460 ショアゼル,クー ル・ドゥ・ラ・メゾン・フォルト 7

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高性能のマスキングテープの製造に使用
    するのに特に有利なラテックスを製造する方法にして、 (1)シード重合体ラテックスを製造するために、第一
    重合工程で遊離ラジカル重合によりビニル芳香族単量
    体、アルキルアクリレート単量体およびアルキルプロペ
    ン酸単量体を水系重合媒体中で三元共重合し; (2)このシード重合体ラテックスをアルカリの添加に
    よりpH約6から約9に中和して中和シード重合体ラテ
    ックスを製造し; (3)この中和シード重合体ラテックスに追加のビニル
    芳香族単量体と追加のアルキルアクリレート単量体を添
    加し;そして (4)この追加のビニル芳香族単量体と追加のアルキル
    アクリレート単量体を第二重合工程で固形分含量が約3
    0%から約50%になるまで重合させて、高性能のマス
    キングテープの製造に使用するのに特に有利なラテック
    スを製造する逐次工程から成り、 ここで、重合されるビニル芳香族単量体の総量の約30
    %から約50%が第一重合工程で重合され;重合される
    アルキルアクリレート単量体の総量の約30%から約5
    0%が第一重合工程で重合され;重合されるアルキルプ
    ロペン酸単量体の総量の少くとも約90%が第一重合工
    程で重合され;全部でビニル芳香族単量体の約25ph
    mから約39phm、アルキルアクリレート単量体の約
    60phmから約70phmおよびアルキルプロペン酸
    単量体の約1phmから約5phmが第一重合工程と第
    二重合工程で重合され;そしてこの方法が約30℃から
    約90℃の範囲の温度で行われることを特徴とする上記
    方法。
  2. 【請求項2】 ビニル芳香族単量体がスチレンであり;
    アルキルアクリレート単量体がn‐ブチルアクリレート
    であり;アルキルプロペン酸単量体がメタクリル酸であ
    り、重合されるスチレンの総量の約30パーセントから
    約47パーセントが第一重合工程で重合され;重合され
    るn‐ブチルアクリレートの総量の約30パーセントか
    ら約47パーセントが第一重合工程で重合され;そして
    重合されるメタクリル酸の総量の少くとも約95パーセ
    ントが第一重合工程で重合されることを特徴とする、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第一重合工程で作られたラテックスが約
    10%から約30%の範囲の固形分含量を有し;中和が
    約15分から約8時間にわたって行われ;追加のスチレ
    ンと追加のn‐ブチルアクリレートが中和されたシード
    重合体ラテックスに工程(3)で約15分から約8時間
    かけて添加され;全部で約29phmから約35phm
    のスチレンが第一重合工程および第二重合工程で重合さ
    れ;全部で約63phmから約67phmのn‐ブチル
    アクリレートが第一重合工程および第二重合工程で重合
    され;そして全部で約2phmから約4phmのメタク
    リル酸が第一重合工程および第二重合工程で重合される
    ことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 中和が約30分から約3時間にわたって
    行われ;追加のスチレンと追加のn‐ブチルアクリレー
    トが中和されたシード重合体ラテックスに工程(3)で
    約30分から約4時間かけて添加され;該シード重合体
    ラテックスが工程(2)で約7から約9の範囲のpHに
    中和され;重合されるスチレンの総量の約30パーセン
    トから約45パーセントが第一重合工程で重合され;重
    合されるn‐ブチルアクリレートの総量の約30パーセ
    ントから約45パーセントが第一重合工程で重合され;
    重合されるメタクリル酸の総量の少くとも約99パーセ
    ントが第一重合工程で重合され;第一重合工程で作られ
    たラテックスが約15%から約25%の範囲の固形分含
    量を有し;そして第二重合工程で到達される固形分含量
    が約35%から約45%の範囲であることを特徴とす
    る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 中和が約45分から約1.5時間にわた
    って行われ;追加のスチレンと追加のn‐ブチルアクリ
    レートが中和されたシード重合体ラテックスに工程
    (3)で約90分から約3時間かけて添加され;この方
    法が約50℃から約90℃の範囲の温度で行われ;そし
    て該アルカリがアンモニアであることを特徴とする、請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (1)紙を請求項1に記載の方法で作ら
    れたラテックスを含んでなる水系の浴に通して通過さ
    せ、この紙を該ラテックスで含浸する工程、および
    (2)この含浸紙をマスキングテープの製造に利用する
    ために特に有利にするように乾燥する工程を特徴とす
    る、紙を高性能のマスキングテープの製造に利用するの
    に特に有利にするための処理方法。
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