JPS5998177A - エマルジヨン系感圧性接着剤 - Google Patents

エマルジヨン系感圧性接着剤

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JPS5998177A
JPS5998177A JP20825682A JP20825682A JPS5998177A JP S5998177 A JPS5998177 A JP S5998177A JP 20825682 A JP20825682 A JP 20825682A JP 20825682 A JP20825682 A JP 20825682A JP S5998177 A JPS5998177 A JP S5998177A
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JP
Japan
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emulsion
sensitive adhesive
monomer
pressure
parts
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JP20825682A
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English (en)
Inventor
Hideaki Nagatomo
長友 秀晃
Tetsuji Sugii
杉井 哲次
Shintaro Wada
和田 伸太郎
Isoji Sakai
酒井 五十治
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエマルジョン系感圧性接着剤に係り、更に詳し
くは、エマルジョン粒子核となる特定範囲の微細な粒径
を有し、かつ過酸化物にて架橋さレタ重合体エマルジッ
ン中の微粒子存在下にて、感圧性接着剤を生成する単量
体混合物をラジカル重合して得られる新規なエマルジぢ
ン系感圧性接着剤およびその製法に関するものである。
近年アクリル系感圧性接着剤は、その優れた接着特性と
耐久性の長所の故に、従来の天然ゴム系、合成ゴム系の
感圧性接着剤に代わって広く普及してきている。
また、この種の感圧性接着剤のなかでも、有機溶剤を使
用しないエマルジョン系感圧性接着剤は省資源、無公害
、環境衛生などの観点から最近特に重要視されてきてい
る。従来得られているアクリル系のエマルシロン系感圧
性接着剤は、一般にアクリル酸エステル、メタクリル酸
エステルなどのアクリル系単量体をベースとして、必要
に応じてアクリル酸、スチレン、アクリロニトリルなど
の改質用単能体を添加して水媒体中で乳化重合させるこ
とにより得ているのであるが、感圧性接着テープに適用
した場合、製造直後の乾燥状態と経日等による吸水状態
とでは接着特性が大幅に変イヒする欠点が見られる。
この理由は、乳化重合時に使用されるアニオン系界面活
性剤、非イオン系界面活性剤などの乳化斉jが乳化重合
操作の面よりもむしろ、生成したエマルジョン系の安定
を保持する必要性の観点−/J≧ら多量に使用されてい
るからである0そのため、上式己の重合体エマルジョン
から加熱乾燥して得られる感圧性接着剤皮膜は、吸水率
が高く接着特性の耐水性に乏しく、また水に浸漬した場
合には24時間以内に白化して殆んど機能を失ってしま
う0また、これらのアクリル系のエマルジョン系感圧性
接着剤は、一般に重合後架橋剤として種々のものが添加
されて使用に供されている。この際エマルシリン系重合
体に架橋剤を加えた時にエマルシリンの安定性が悪くな
る。また架橋剤の均一混合が困難である、混合工程が必
要などの問題点が挙げられる。
本発明者達は、エマルシロン系感圧性接着剤におけるエ
マルジョン自体の安定性及び最終皮膜形態としての感圧
性接着剤層の感圧接着剤特性およびその耐水性向上につ
いて鋭意研究の結果、反応条件を制御することによって
得られる特定範囲の微細なれ径を有しかつ過酸化物にて
架橋された重合体エマルジョン中の微粒子存在下にて、
感圧性接着剤を生成する単量体混合物をラジカル重合さ
せる事により高接着力、高凝集力を保持する優れた感圧
性接着剤特性を確保し、かつエマルジョン自体の安定性
及び耐水性向上を同時に確保しうろことを見い出し本発
明に至ったものである。
すなわち本発明は、エチレン性二重結合1個を有する単
量体を比較的多量の乳化剤および歌合開始剤を含む水媒
体中で乳化重合して得られる重合体エマルジョンの微粒
子を過酸化物にて架橋ヒしめた平均粒径250〜850
λの微粒子からなる架橋重合体エマルシリンの存在下で
、アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルニスデル単量
体(アルキル基の炭素数1〜1()個)、1=−よびこ
れらと共重合可能なビニル系単能体を主体とする重合に
より感圧性接着剤を生成する単Jf、を体混会物をラジ
カル重合させて得られる重合体エマルジョン組成物から
なる新規なエマルシロン系感圧性接着剤を提供するもの
である。
本発明において、母体となる過酸化物にて架橋された微
粒子からなる重合体エマルシリンは、平均粒径250〜
850大の範囲であることが必要である。平均粒径が8
50λ以上になると、次の段階で感圧性接着剤を生成す
る単量体混合物を粒子存在下でラジカル重合させた重合
体エマルシロン組成物の機械的、化学的な安定性が損わ
れ、感圧性接着剤としての各種特性が低下する傾向が現
われる。
一方、平均粒径250ス以下にすると、微粒子エマルジ
ョン重合体を得る反応操作で水媒体中に極めて多量の乳
化剤を添加する必要が生じ、次の段階で得られる重合体
エマルシリン組成物は本発明の目的とする、耐水性向上
の効果が期待できなくなる。
また、重合体エマルジョンの架橋前の微粒子は前記の現
象から、平均粒径250〜850λの範囲であることが
必要である。
本発明において上記微粒子を構成する化合物としては、
エチレン性二重結合を1個有する単量体と架橋を具備さ
せるための過酸化物が用いられる。
エチレン性二重結合を1個有する単量体としては、アク
リル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル(アルキル
基の炭素数1〜10個)もしくは、上記アルキルエステ
ルと共重合可能な他のビニル系単量体が好適に用いられ
、アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルとし
ては、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸?エチルヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸グロビル
、メタクリル酸ブチルなどが挙げられ1種もしくは2種
以上を併用してもよい。また、これらのアルキルエステ
ルと共重合可能な他のビニル系単量体としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、フマール酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、アクリロニトリル、酢酸ビニル、メタクリロニト
リル、スチレンなどが挙げられ、上記アルキルエステル
単量体の50重量%以下の範囲で混合される0 一方、過酸化物としては例えばオクタツールパーオキシ
ド、ステアロイルパーオキシド、ジクミルパーオキシド
、アセチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシド、ベ
ンゾイルパーオキシド、1−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシベンゾニー
 ト、過酢酸、ビニル系単量体と酸素の低分子量共重合
体過酸化物などの各種有機過酸化物等が挙げられる。
これらの過酸化物は、重合体エマルジョンの微粒子を架
橋せしめる成分であり、重合体エマルシコンの微粒子(
固形分’)100重1部に対して0.5〜5重虐部の範
囲で使用するのが好ましい。このように乳化重合による
重合体エマルジぢンに過酸化物を反応させることにより
、適度に架橋されたエマルジョン微粒子かえられる。こ
のため架橋重合体エマルジョンの存在下にて感圧性接着
剤を生成する単量体混合物をラジカル重合させて得られ
るエマルジョン系感圧性接着剤は、優れた凝集力および
接着力を発揮する特徴が現われる。また、新たに架橋剤
を添加する必要がないことは、エマルジョンの安定性向
上にも寄与する。エマルジョン微粒子の架橋度合いは、
アセトン抽出(24時間)にてそのゲル分率が約50〜
95%が適当であり、ゲル分率が比較的高い方が好まし
い。
この架橋にあづかろ過酸化物は、微粒子からなる重合体
エマルジョン生成後に添加して反応させてもよいが、微
粒子を構成する単量体と同時に存在させ、この過酸化物
が分解しない温度にて重合せしめ、そののち系内の温度
を上昇させて過酸化物架橋をおこなってもよい。
而して、重合体エマルジョンを生成するエチレン性二東
結合全1個有する学(辻体紮乳化111合し過酸化物に
て架イ晶された平均粒径250−4t5Uλの微粒子を
生成するに除しては、比較的多IItの乳化剤および重
合開始剤を用い、るが、微粒子生成後洗の段階で感圧性
接7+’J剤成分である’4i−in体混合物をラジカ
ル重合させる時に、新たな粒子が形成されない範囲で過
剰にならないように乳化剤および]重合開始剤の使用f
4を決定すべきである。
かかる理由から、乳化剤は前記重合体エマルジョンを生
成する単量体100重景部に対して2〜20重量部、好
ましくは4〜18重量部の範囲で使用され、重合開始剤
は該単量体100重量部に対して05〜5重量部、好ま
しくは1〜3重量部の範囲で使用される。このように通
常の乳化重合に比べて比較的多量の乳化剤および重合開
始剤を用いることにより、乳化剤にて形成される水媒体
中でのミセル数が増大され且つ発生するラジカル数が多
いものとなり、その結果生成される重合体エマルジョン
の粒子数が多くなり所定の粒径を有する微粒子を得るこ
とができるのである。しかし、乳化剤の使用量は後述の
ように最終的に得られる重合体エマルジョン組成物のポ
リマー成分中には少量しか含まれず、約0.04〜3重
f%、実用的には約0.1〜1重敏チの範囲とされるの
である。
本発明に使用される乳化剤としては、脂肪酸塩、高級ア
ルコール4Aeエステル塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルス
ルホコハク酸塩、アルキルフォスフヱート塩、ポリオキ
シエチレンサルフェート塩などの陰イオン性界面活性剤
が利用でき、また通常の乳化重合に使用される非イオン
界面活性剤との併用も可能である。また、−重合開始剤
としては過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウムの如き過
硫酸塩等が用いられるが、前記の様に過酸化物を微粒子
生成以前に系内に存在させるときは、過酸化物の分解温
度以下である、過硫酸塩とアルカリ金属の亜硫酸塩、型
部硫酸塩などのよりな“ば元側を組み合わせたレドック
ス系が良い。口本発明に係るエマルジョン系感圧性接着
剤の好ましい製造法を示すと、先ず特定粒径の微粒子を
含む重合体エマルジョンを製造するには、前記単量体を
その乳化剤の種類および使用量を調整して水媒体中に均
一に分散混合はせた後、例えば所定癒の過酸化物を添加
撹拌し、その後レドックス系重合開始剤葡加えて30〜
50℃の加熱下に1〜3時間乳化重合を行ない、次いで
60〜80℃の加熱下に1〜2時間かけて重合体エマル
ジョンの架橋された微粒子を得る。次いで架橋重合体エ
マルジョンが生成した後、追加の重合開始剤を添加しく
乳化剤は追加せず)感圧性接着剤成分となる単量体混合
物を滴下しながら、60〜80℃の加熱下に1〜4時間
かけて第1段階の反応で得られた架橋重合体エマルジヲ
ン微粒子存在下でラジカル重合させて重合体エマルジョ
ン組成物を得る。このラジカル重合によって、エマルシ
コン中の上記微粒子表面には感圧性接着剤の厚層状の壁
が生成すると推測される。
ここで使用されるラジカル重合によって感圧性接着剤を
生成する単量体混合物は、アクリル酸又はメタクリル酸
のアルキルエステル単量体(アルキル基の炭素数1〜1
0個)および官能基を有するビニル系単量体を主体とす
る単量体混合物が用いられ、その使用量は多く設定され
架橋された微粒子を構成する前記単量体1重量部に対し
て5〜50重量部の範囲で使用される。また、追加の重
合開始剤としては、第1段階の反応に用いたものと同様
の開始剤が用いられ、その使用量は感圧性接着剤剤を生
成する単量体混合物1oo屯、1部に対して0.05〜
0.5重量部が適当である。
上記の感圧性)妾着剤を生成する単量体混合物としては
、具体的にはアクリル酸2エチルヘキシル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸ブチル
、メタクリル酸グロビルなとのアクリル酸又はメタクリ
ル酸のアルキルエステル単量体100取量部に対して、
アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、7マール酸、メ
タクリル酸、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル
酸ヒドロキシエチルなどの官能基を有するビニル系単4
体1−10重喰部からなる混合物が使用されるが、場合
によりスチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、メタ
クリロニトリル等の共重合可能な単量体を併用すること
ができる。ここでアクリル酸又はメタクリル酸のアルキ
ルエステル単量体は、感圧性接着剤特性を付与する主ブ
ζる成分であり、官能基を有するビニル系単量体は被着
体への接着性同上または改質用(・ζ使用されるもので
ある。
このようにして調整された重合体エマルジョン組成物は
、根株的、化学的に安定なエマルジョン形態を提供し、
乾燥後の皮膜は良好な接着力と凝集力を有し、かつ耐水
性が良好であり比較的高湿下でも凝集力の低下が殆んど
見られない優れた感圧性接着剤特性を示す。
かかる好結果を示す理由については明確ではないが、重
合体エマルジョンの微粒子が過酸化物による架橋構造を
有するため、感圧性接着剤成分となる単量体混合物を重
合したあとの重合体エマルジョン組成物から得られる皮
膜は、高凝集力を保持し、かつ高接着力を有するものと
考えられる。また、架橋取合体エマルシリンの微粒子を
生成する単4f体1重欧部に対して、感圧性接着剤を生
成する単量体混合物を5〜50重λを部の範囲で使用す
る事により、微粒子を生成する単量体量に比べて感圧性
接着剤を生成する単量体混合物量が多いため、最終的に
得られる重合体エマルジョン組成物に占める乳化剤量は
ポリマー成分に対して約0.04〜3重量係、実用的に
は0.1〜1重量係と少なくなり、従って乾燥後の接着
剤皮膜は耐水性が大幅に向上するものと推察される0 本発明のエマルジョン系感圧性接着剤は、さらに必要に
応じて着色剤、充填剤、老化防止剤などの配合剤を添加
することができる。
このようにして得られた感圧性接着剤は、エマルジヲン
自体機械的、化学的に安定であり、乾燥後の接着剤皮膜
は良好な接着力と凝集力を有し、かつ耐水性が優れてい
るため、!、−メ圧外性接着テープシート類、ラベル等
の各種用途に有用である。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、これ
らの実施例に限定されるものではない。
なお、以下において部とあるのは重h1部を意味し、ま
た接着力、凝集力および吸水率の試験は下記の方法で測
定したものである。
〔接着力〕
25μ7!1のポリエステルフィルムの両面にエマルジ
ョン系感圧性接着剤を乾燥後の厚ざが各々50μ〃lと
なるように塗布し、100℃で3分間乾燥して両面接着
テープを作製し、  Jl:5Z−1528に準じて1
80度引剥し接着力(g/20・槽)を測定した。
〔凝集力〕
接着力試験に用いたものと同様の両面接着テープの25
 cpn X 2.l;Cm角片を、2枚のアルミニウ
ム板(1朋厚)の間に貼り合わせ、せん断接着力(kg
/cゴ)を測定した。
〔吸水率〕
25μmのポリエステルフィルムの片面にエマルジョン
系感圧性接着剤を乾燥後の厚さが50μmとなるように
塗布し、 100℃で3分間乾燥した後、水中に浸漬し
所定時間後に引上げ、表面の水滴を除去してその重楡を
測定し吸水率(%)を求めた。
実施例1 温朋計、撹拌器、窒素導入管および還流冷却管を備えた
5 00 tn1反応容器内に、アクリル酸エチル2部
、アクリル酸ブチル2.258.ベンゾイルパーオキサ
イド0.04部、ラウリル硫酸ソーダ0.75部蛋・よ
びイオン交換水160#からなる混合物を加え、璧素気
流下にて撹拌しながら加熱し、反応系が約40℃に達し
た時点でレドックス系重合開始剤として過仕酸アンモニ
ウム0.1部と亜硫酸水素ナトリウム0.05部を遂次
加えて重合を開始させ約1時間重合反応を行ない、次い
で反応温度を60°Cにして約2時間反応を行な−、て
平均粒径490A、重合率約100%の架橋取合体エマ
ルジョンを得た。
この微粒子エマルジョンのアセトン抽出(24時間)で
のゲル分率は75%であった。
次いで反応系を40℃としたのち、’、jR合開始剤と
して0.2部の過硫酸アンモニウムと拒硫酸水素ナトリ
ウム0.1部を上記架橋重合体エマルジョン中に遂次添
加し、アクリル酸ブチル92.5部、アクリル酸2.5
部からなる単量体混合l′+!/IJヲ約2時間かけて
滴下しながら40℃にて反応させ7’Co 屯合終了鏝
、約60℃まで反応系を昇温させ、約1時間熟成させて
重合体エマルジョン組成物を得′欠。このエマルジョン
組成物の平均粒径け1510λ、PH約3、粘度約0.
2ボイズであった。
上記重合体エマルジョン組成物を撹拌しながら、約25
%アンモニア水溶液を滴下して約50ボイズの粘度に増
粘した後、25μmのポリエステルフィルムの片面もし
くは両面に乾燥後の厚さ50μmになるように塗布乾燥
して、感圧性接着テープ試料を作成した。
比較例1 アクリル酸エチル2部、アクリル酸ブチル3部、ラウリ
ル硫酸ソーダ0.7571およびイオン交換水160部
からなる混合物を実施例1と同様の反応容器内に仕込み
、重合開始剤として過硫酸アンモニ靜 ウムO0邑亜硫酸水素ナトリウム0.05部を遂縛加え
て40℃の加熱下で1時間重合反応を行ない、平均粒径
470^の1合体エマルシコンを得た。
次いで、過硫酸アンモニウム0.2部と亜硫酸水素ナト
リウム0.1部を上記重合体エマルジョン中((添加し
、アクリル酸ブチル92.5部およびアクリル酸2.5
部の混合物を約2時間かけて滴下しながら65℃にて反
応させた。さらに熟成を行なって平均拉径1480λの
重合体エマルジョン組成物を得た。
次に上記廻成′吻を用いて実施例1と同様にして感圧性
接着テープ試料を作成した。
比較例2 アクリル酸ブチル94.75部、アクリル酸エチル2部
、アクリル酸2.5部、ベンゾイルパーオキサイド0.
99部、ラウリル硫酸ソーダ0.75部およびイオン交
換水160部からなる混合物を実施列1と同様の反応容
器内に仕込み、重合開始剤として過性trクアンモニウ
ムO1】5部と亜硫酸水素ナトリウム0.07部を遂次
添加し40′Cの加熱下にて約2時間乳化重合させ、次
いで60℃で2時間反応させ、その後約75°Cで1時
間熟成して平均粒径2450入の重合体エマルジ・ン組
成物を得た。この組成物は、実姉例1に使用した単量体
のすべ−Cを同時に乳化重合させたものを過酸化物にて
反応させたものである。
次に、上記組成物を用いて実施例1と同躇にして感圧性
接着テープ試料を作成した。
比較例3 アクリル酸2工チルヘキシル15部、アクリル酸5部、
ベンゾイルパーオキサイド0.2 ’7f14 、ラウ
リル硫酸ソーダ0.075部およびイオン交換水160
部からなる混合物を実施例1と同様の反応容器内に仕込
み、過硫酸アンモニウム0.1部と亜硫酸水フイξナト
リウム005部を遂次加えて40℃の加熱下で1時間重
合反応を行ない、次−で反応温度を60℃にして約2時
間反応させて平均粒径115゜大の重合体エマルジョン
を得た。
次いで、過硫酸アンモニウム0.2部と亜硫酸水素ナト
リウム0.1部を上記エマルジョン中に添加し、アクリ
ル酸ブチル75部およびメタクリル酸4.5部の混合物
を約2時間かけて滴下しながら40℃で反応させた。さ
らに熟成を行なって平均粒径3300大の重合体エマル
ジョン組成物を得た。
この組成物を用いて実施例1と同様にして、感圧性接着
テープ試料を作成した〇 上記実施例1および比較例1〜3の各感圧性接着テープ
試料の接着力、吸水率、凝集力および白化の度合につい
て試験した結果は、第1表の通りであった。
第1表 (注)O: 1!にとんど白化が認められない。
Δ: 少々白化が認められる。
×: H化の度合いが激しい。
実施例2〜5 実施例1の単量体配合に代えて第2表に示す単線体群を
用い、実施例2〜4は実姉例1と同様の反応条件で架橋
重合体エマルジぢンおよび重合体エマルジョン組成物か
らなる感圧性接着剤を製造し/j。
実施例5は、以下の方法にて晶圧性接7着剤企製造した
実施例1と間際の反応器内に第2表の皐歇体混合物Δ、
ラウリル硫酸ソーダ0.75部をよびイオン交換水16
0部からなる混合物を加え、窒素気流下にて撹拌しなが
ら加熱し、反応系が約65℃に達した時点で重合開始剤
として過硫酸アンモニウム0.1部を加えて重合を開始
させ約1時間重合反応を行ない、その後反応系を約30
℃まで冷却し反応系にベンゾイルパーオキサイド0.0
4部を添加する。次に反応系を60℃に昇温させ約2時
間反応を行なって、平均粒径510^、重合率約100
係の架橋重合体エマルジーンを得た。この微粒子エマル
シヨンのゲル分率は53%でめった。次いで、重合開始
剤として0.2部の過硫酸アンモニウムを上記架橋重合
体エマルジョン中に添加し、第2表の単量体混合物Bを
約2時間かけて滴下しながら65℃にて反応させた。重
合終了後、約75℃まで反応系を昇温させ、約1時間熟
成させて重合体エマルジョン組成物を得た。このエマル
ジョン組成物の平均粒径は1370λ、 PH約3、粘
度約0.15ポイズであった0以下実施例1と同様な操
作にて感圧性接着テープ試料を作成した。
なお、第2表においては、微粒子を生成するための単量
体群を1単量体混合物A」とし、感圧性接着剤成分とな
る単量体群を1単量体混合物B」として示した。
また、第3表は実施例2〜5のエマルジョン系感圧性接
着剤を用いて作成した試料の試験結果を示している。
第   2    表 第3表

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エチレン性二重結合を1個有する単量体を比較的
    多量の乳化剤および重合開始剤を含む水媒体中で乳化重
    合して得られる重合体エマルジョンの微粒子を、過酸化
    物にて架橋せしめた平均粒径250〜850^の微粒子
    からなる架橋重合体エマルジぢンの存在下で、アクリル
    酸又はメタクリル酸のアルキルエステル単量体(アルキ
    ル基の炭素数1〜10個)およびこれらと共重合可能な
    ビニル系単量体を主体とする重合により感圧性接着剤を
    生成する単量体混合物をラジカル重合をせて得られる重
    合体エマルジョン組成物からなるエマルジョン系感圧性
    接着剤。
  2. (2)エチレン性二重結合を1個有する単量体が、アク
    リル酸又はメタクリル酸のアルキルエステル単量体(ア
    ルキル基の炭素数1〜10個)もしくは、上記アルキル
    エステル単量体と共重合可能な他のビニル系単量体から
    なる特許請求の範囲第1項記載ノエマルジョン系感圧性
    接着剤。
  3. (3)微粒子からなる重合体エマルジョンを生成する単
    量体100重量部に対して、乳化剤2〜20重量部およ
    び重合開始剤0.5〜5重量部が配合されている特許請
    求の範囲第1項ないし第2項記載のエマルジョン系感圧
    性接着剤。
  4. (4)架橋重合体エマルジョンの微粒子は、重合体エマ
    ルジョンの微粒子(固形分)100重量部に対して過酸
    化物0.5〜5重量部により架橋されている特許請求の
    範囲第1項ないし第3項記載のエマルジョン系感圧性接
    着剤。
  5. (5)微粒子からなる架橋重合体エマルジョンを生成す
    る単量体1重量部に対して、感圧性接着剤を生成する単
    量体混合物5〜50重量部の割合で使用する特許請求の
    範囲第1項ないし第4項記載のエマルジョン系感圧性接
    着剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63270780A (ja) * 1986-12-06 1988-11-08 Lion Corp 接着剤組成物
US6156378A (en) * 1998-08-04 2000-12-05 Toagosei Co., Ltd. Process for producing pressure-sensitive adhesive sheet
CN1313555C (zh) * 2004-02-17 2007-05-02 南京林业大学 人造板用无醛胶粘剂

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