JPS63270780A - 接着剤組成物 - Google Patents

接着剤組成物

Info

Publication number
JPS63270780A
JPS63270780A JP30536387A JP30536387A JPS63270780A JP S63270780 A JPS63270780 A JP S63270780A JP 30536387 A JP30536387 A JP 30536387A JP 30536387 A JP30536387 A JP 30536387A JP S63270780 A JPS63270780 A JP S63270780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
emulsion
weight
aqueous emulsion
unsatd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30536387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Morita
浩 森田
Hidekazu Hirota
英一 廣田
Yasuo Ishizaki
康雄 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP30536387A priority Critical patent/JPS63270780A/ja
Publication of JPS63270780A publication Critical patent/JPS63270780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、不飽和単量体を乳化重合させて得られる超微
粒子化水性エマルジョンを必須成分とする接着剤組成物
に関する。
〔従来技術〕
近年、大気汚染、現場作業環境の改善あるいは資源等の
有効利用の観点から有機溶剤型の接着剤の代替品として
水溶液型あるいは水分散型の水系接着剤とりわけ水分散
型の接着剤即ち水性エマルジョン系接着剤が注目を浴び
ている。
しかしながら1例えば、不飽和単量体を乳化剤の存在下
で乳化重合させて得られる水性エマルジョンの粒子径は
大きく、また形成する皮膜は、有機溶剤型接着剤の皮膜
に比べ、耐水性あるいは耐溶剤性等の性能に劣るという
欠点があった。
これらの欠点を改良するために、過硫酸塩と還元性のス
ルホキシ化合物からなるレドックス触媒に、微量の遷移
金属イオンを促進剤として添加した重合開始剤を用い、
水性エマルジョンの粒子を超微粒子化させ、更には水性
エマルジョンに適度の3次元構造を生成させて皮膜性能
を改善する方法(特開昭60−170604号公報、特
開昭60−170605号、表面:Vol、125、&
2.86.1987)が提案されている。
しかし、これらの方法においては、重合促進剤として使
用する遷移金属イオンの微量の添加賛の影響により、生
成する水性エマルジョンの粒子径が大きく異なったり、
超微粒子化が可能な場合も、使用する界面活性剤の乳化
重合後の分散効果が小さく、生成する水性エマルジョン
の粘度が著しく増大するために重合前あるいは重合中に
アンモニア水あるいはリン酸アンモニウム等を添加する
必要がある等の問題点がある。
更には、この方法で得られる水性エマルジョンは粒子内
および/もしくは粒子間で架橋しているものの、皮膜を
形成する温度の影響により、皮膜の造膜性、透明性ある
いは機械的強度が劣るという問題があり、工業的に有利
な方法ではなかった。
また、ある種のポリオキシアルキレン(メタ)アクリル
酸ジエステルを樹脂改質剤として用い、水性エマルジョ
ンを得、形成する皮膜の耐水性等を向上する方法(特公
昭54−19905号公報)も提案されているが、これ
らの方法においては、超微粒子化ができないばかりかポ
リオキシアルキレン(メタ)アクリル酸ジエステルは水
溶性と乳化力が劣り。
更には多量に用いないと耐水性等の皮膜性能は改良され
ず更にほこの皮膜はべたつきを生じ、粘着性が強過ぎる
という問題があった。
〔目  的〕
本発明の目的は、透明性、粘着性、耐水性、耐煮沸性及
び接着゛強度に優れた超微粒子代理架橋水性エマルジョ
ン系接着剤組成物を提供することにある。
〔構  成〕
本発明によれば、平均粒子径が10Or++++以下で
、架橋構造を有し、重量分率法で算出される値より低い
ガラス転移温度を有する水性エマルジョンを必須成分と
することを特徴とする接着剤組成物が提供される。
本発明の接着組成物の必須成分である水性エマルジョン
は、第1に、その平均粒子径が1100n以下、好まし
くは80nm以下であることを要件とする。
水性エマルジョンは、本質的に粒子の充填融着によって
皮膜(接着層)が形成されるので、その平均粒子径が小
さいことが必要とされるが、本発明においては、前記し
たようにその平均粒子径を1100n以下、好ましくは
80nm以下に限定したことから、熱融着被接着体への
浸透性が良好であり、更には、皮膜(接着R)の透明性
、平滑性、光沢性等の諸性能を大巾に向上することも可
能となる。
その平均粒子径が1100nを超えると、皮膜(接着層
)が形成される際の融着性(緻密性)が劣り、被接着体
への浸透性に欠けるので金属面などの微小凹凸面を十分
にぬらすことができず、複雑な形状の面などの接着力が
不良となる場合があり、更には皮膜(接着WI)の透明
性、光沢性、平滑性が不十分な場合があるので1本発明
の所期の目的を達成することができない。
また、本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマ
ルジョンの第2の特徴は、その粒子内および/又は粒子
間に架橋構造を有することである。
即ち、本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマ
ルジョンは、その粒子内および(もしくは)粒子間が1
例えば原料不飽和単量体の官能基同志、またはこれらと
乳化剤の有する官能基とがイオン結合、水素結合縮合反
応あるいは重合反応等によって架橋化されているため、
透明性、粘着性、耐水性、耐煮沸性及び接着強度に優れ
る皮膜(接着層)を形成するものと推定される。
更に、本発明の接着剤組成物は、重量分率法で算出され
る値よりも低い、好ましくは3℃以上、さらに好ましく
は5℃以上低いガラス転移温度を有する水性エマルジョ
ンを必須成分とすることを特徴とする。
ガラス転移温度(Tg)は、ポリマーを加熱した場合に
ガラス状のかたい状態からゴム状に変わる現象の起こる
温度であり、このガラス転移温度は種々の構造因子によ
って影響をされ、一般に架橋構造を有するポリマーの場
合にはそのガラス転移温度は高くなり、またポリマーに
可塑剤を添加するとガラス転移温度が低下することが知
られている。
また、ポリマーの構造因子である成分のガラス転移温度
が既知であれば、ポリマーのガラス転移温度は重量分率
法によって次式から求めることができる。
Tg   TgA   TgB WAフA成分の重量分率 Ws ;B成分の重量分率 TgA;A成分のガラス転移温度 Tga;B成分のガラス転移温度 このガラス転移温度は種々の構造因子によって影響され
、一般に架橋構造を有するポリマーの場合にはそのガラ
ス転移温度は高くなり、架橋の度合いにより5〜7℃高
くなる場合があり、またポリマーに可塑剤を添加すると
ガラス転移温度が低下することが知られている。
一方、水性エマルジ1ンについては、粒子の充填融着に
より皮膜が形成される最低の温度として最低造膜温度が
知られており、この最低造膜温度とガラス転移温度とは
比例的な関係にあるが、従来、水性エマルジョンを得る
に際して使用する乳化剤がこれら最低造膜温度あるいは
形成皮膜のガラス転移温度を低下させることはできない
ものと考えられていた。
これに対して、本発明に係る水性エマルジョンは、前記
したように重量分率法で算出される値より低いガラス転
移温度を示す皮膜形成能を有するので、従来のものと異
なり優れた可塑効果を示し、形成する皮膜のガラス転移
温度が低下することから、これに比例して最低造膜温度
も低下するので、室温においても容易に透明性、粘着性
及び平滑性に優れた、更には硬く、引張り強度、モジュ
ラス強度等の機械的強度の良好な皮膜を形成することが
できる。この場合、後記比較例から明らかなように、形
成する皮膜のガラス転移温度が重量分率法で算出される
値以上の水性エマルジョンを用いた場合には、可塑効果
が充分に発揮されないため、最低造膜温度がそれ程低下
しないので、室温では皮膜が形成しなかったり、たとえ
形成しても皮膜に割れや網目状のスジを生成し、本発明
のように透明性、平滑性、粘着性及び平滑性に優れた皮
膜を形成することができない。
更には、硬くて、引張り強度及びモジュラス強度等の機
械的強度に欠けるため、接着強度に優れたものを得るこ
とが困難である。
また、本発明で用いる水性エマルジョンの他の特徴は、
長期間に亘りその分散安定性に優れていることである。
即ち、本発明で用いる接着剤組成物の必須成分である水
性エマルジョンは平均粒子径が1100n以下のもので
あるが、このものは、45℃、1週間の強制加熱分散安
定性試験に供した場合においても、平均粒子径の変化は
実質的になく、変化があった場合でも、通常は平均粒子
径が150nm以下の粒子分布のI山分布の粒度分布を
示し、また変化率が大きい場合においても、平均粒子径
が1501未満の1山目の粒度分布のものが97%以上
であり、粒子の凝集による2山目は300nm以上の粒
度分布を有するのが3%以下の極めて小さな山である2
山分布を示し、その平均粒子径の粒度分布が極めて小さ
いものである。
更に1本発明で用いる接着剤組成物の必須成分である水
性エマルジョンは、25℃、6ケ月間の長期保存安定性
試験に供した場合においても、その平均粒子径の変化率
が極めて小さい。
従って、本発明に係る水性エマルジョンは、経時によっ
ても粒子同士の合一や凝集が実質的になく、粗大粒子を
生成することがないため、経時変化に伴う粒子径の変化
、透過率の低下、粘度変化。
更には外観上の変化等がないことから、長時間に亘り優
れた分散安定性を示し、その保存安定性の極めて高いも
のである。
本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマルジョ
ンが、上記のように優れた分散安定性を呈する理由は必
ずしも明らかでないが、その平均粒子径が100nn+
以下であることから、粒子間のブラウン運動が比較的活
発であり、また系内に重合性の乳化剤が残存してないこ
と、各粒子表面の性質等の理由により、各粒子が十分に
保護されるために、粒子同士の合一や凝集が阻止され、
粗大粒子の形成を助長しない点が基本的な要因と推定さ
れる。
また、本発明においては、前記水性エマルジョンの分散
安定性を更に向上させるために、例えば、P−ヒドロキ
シジフェニルアミン、N、N’−ジフェニルジアミン、
2,5−ジーtert−ブチルヒドロキノン等の従来公
知の重合禁止剤や重合停止剤を添加することもできる。
また、本発明の接着剤組成物の必須成分である低架橋水
性エマルジョンの平均分子量は、一般に百方以上、多く
は数千刃〜数億程度のものであり、また架橋化度の高い
ものにあっては、数千万〜10億程度、更にこれより高
い分子量を示す場合もある。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマルジョ
ンは、不飽和単量体を乳化重合することによって簡単に
得ることができる。
この不飽和単量体としては、下記一般式(1)で示され
る(メタ)アクリル酸エステル類(式中、RoおよびR
2は水素またはメチル基、R3は炭素数1〜18のアル
キル基) の他、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニルな
どの低級脂肪酸ビニルエステル類、アクリロニトリル、
メタクロニトリルなどのニトリル類、スチレン、α−メ
チルスチレン、クロルスチレンなどのスチレン類、塩化
ビニル、臭化ビニルなどのビニル類、塩化ビニリデン、
臭化ビニリデンなどのビニリデン類、ブタジェン、クロ
ロプレン、イソプレンなどのジエン類及びビニルピリジ
ン等が例示されるが、(メタ)アクリル醗エステル類、
低級脂肪酸ビニルエステル類及びスチレン類の使用が好
ましい。
また1本発明においては、上記不飽和単量体と共重合さ
せる不飽和単量体として、生成する水性エマルジョンの
粒子内および(もしくは)粒子間の架橋構造を更に強固
にするために反応性官能基を有する不飽和単量体が好ま
しく用いられるが、反応性官能基を有しない不飽和単量
体であっても、乳化重合系において、活性水素を有する
化合物に転換し得る不飽和単量体の使用も可能である。
このような反応性官能基を有する不飽和単量体としては
、例えば、下記一般式(II)−(■)で示される化合
物が挙げられる。これらの単量体は単独または二種以上
併用して用いることができ、更に必要により他の共重合
可能な不飽和単量体も併用することが可能である。
R,OH (式中、R,、R1−lR41RG tRg lR71
Ra lR9、a、o、E、t工+ta及びt3は次の
通りである。
R工FRET;水素原子またはメチル基R4;炭素数2
〜4のアルキレン基 R5;直接結合、炭素数1〜3のアルキレン基、フェニ
レン基または置換フェニレン基 R6;酸素原子または−NH− R7;水素、炭素数1−5のアルキロール基R1;水素
、炭素数1−5のアルキロール基または炭素数1〜5の
アルキル基 R9;炭素数1〜4のアルキレン基 A;メチレン基またはカルボニル基 B ;−CH,O−またはカルボキシル基り;水素原子
、炭素数1−3のアルキル基、E;水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基または一〇〇2COOF+ tl; 1−20の実数 t2;0または1の整数 t, ;O〜10の整数 ) 一般式(II),(III),(IV),(V),(V
I),(■)および(■)の具体的化合物の例としては
、次下に示されるものを挙げることができる。
一般式(II)の例 グリシジルアクリレート グリシジルメタクリレート グリシジルクロトネート グリシジルアリルエーテル 一般式(III)の例 ヒドロキシエチルアクリレート ヒドロキシエチルメタクリレート ヒドロキシエチルクロトネート ヒドロキシプ口ピルアクリレート ヒドロキシプ口ビルメタクリレート ヒドロキシプ口ピルク口トネート ヒドロキシブチルアクリレート ヒドロキシブチルメタクリレート ボリオキシエチレンモノアクリレート ボリオキシエチレンモノクロトネート ポリオキシプロピレンモノアクリレートポリオキシプロ
ピレンモノメタクリレートボリオキシプロピレンモノク
ロトネートボリオキシブチレンモノアクリレート ポリオキシブチレンモノクロトネート ヒドロキシエチルアリルエーテル ヒドロキシプ口ピルアリルエーテル ヒド口キシブチルアリルエーテル ポリオキシエチレンアリルエーテル ポリオキシプロピレンアリルエーテル ポリオキシブチレンアリルエーテル 一般式(IV)の例 アリルアミン アクリルアミン メタアクリルアミン アミノスチレン α−メチルアミノスチレン 一般式(V)の例 アクリルアミド メタアクリルアミド アミノプロビルメタクリルアミド モノメチルアクリルアミド モノエチルアクリルアミド ジエチロールアミノプ口ピルアクリルアミド一般式(V
l)の例 アクリル酸 メタクリル酸 クロトン酸 イタコン酸 マレイン酸及びその炭素数1〜5のアルキル基のモノエ
ステルまたは無水物 フマル酸及びその炭素数1〜5のアルキル基のモノエス
テルまたは無水物 マレイン酸アラニド フマル酸アラニド N一カルバモイルマレイン酸アミド N一カルバモイルフマル酸アミド 一般式(■)の例 メチルアリルチオール メチルメルカプトスチレン 一般式(■)の例 N−メチロールアクリル酸アミド N−メチロールメタクリル酸アミド N−メチロールクロトン酸アミド N−(2−ヒドロキシエチル)アクリル酸アミドN−(
2−ヒドロキシエチル)メタクリル酸アミドN−(2−
ヒドロキシプ口ピル)アクリル酸アミドN−(2−ヒド
ロキシプ口ピル)メタクリル酸アミド上記不飽和単量体
と反応性官能基を有する不飽和単量体の使用割合は、9
9/l−60/40 (重量)であり、好ましくは99
/1〜90/10(重量)である。この使用割合が99
l1より大きいと、生成するポリマーラテックスの粒子
内および粒子間の架橋化度が小さくなり, 60/40
より小さいと乳化共重合性に欠け多量の凝集物を生じた
りあるいは造膜性が劣ったり形成する皮膜にヒビ割れを
生じたりする場合がある。
本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマルジョ
ンを上記不飽和単量体を用いて乳化重合する際に使用さ
れる乳化剤としては、前記したように重量分率法で算定
される値より低いガラス転移湿度を示す皮膜を形成する
ような乳化剤であればいずれのものも使用できるが、特
に好ましい乳化剤としては、下記一般式(IK)で示さ
れるポリオキシアルキレンエチレン性不飽和カルボン酸
ポー  リエステル類(以下、ポリ(メタ)アクロイル
型乳化剤と略称する。)、一般式(X)、(X[)、(
Xl+)、(xm)及び(X IV)で示されるベタイ
ンエステル型乳化剤及び一般式(XV)、(XVI)及
び(X■)で示きれるエーテルカルボン酸型乳化剤が挙
げられる。
(式中、Rx = Rx t R工。tRll tRl
l J□a put4tR1f pRts IR1? 
jRlll 1al paw #a3 ta4was 
tag tav 1a1as 1aio+Gt−1tL
、M、T、X、Y、及びVは次の通りである。
Ri +Rz ;水素又はメチル基 R1゜;炭素数2〜4のアルキレン基 R11;炭素数8〜30のアルキル基又はアルケニル基
で、直鎖状でも分枝鎖状でもよく、好ましくは炭素数8
〜18のもの R1,;炭素数1〜5のアルキレン基 1 +Rt4+Rts ;炭素数1〜3のアルキル基又
は−〇2H,OHであり、それぞれ同一でも異なって もよい。
R1&+RI? ;炭素数6−20のアルキル基又は水
素でであり、その内少なくとも1つは炭 素数6〜20のアルキル基 Rls ;水素、炭素数1〜30のアルキル基又はアル
ケニル基 allaa *a31a4 y as Was fa7
;平均付加モル数を示しal;1〜50の実数で好まし
い分子中のアルキレンオキサイドの付加モル 数は8以上 a2;0〜20の実数 ai;Rts及びRi7のいずれか一方がアルキル基の
ときは、0〜20の実数を、Ls及びR□7のいずれも
がアルキル基のときは1〜30の実数 a4;1〜30の実数 as;0〜20の実数 aG:0〜20の実数 a7;0〜20の実数 a、;0またはlの整数 a9;2〜20の実数 P ; 2−5の整数 −o−p−o− コ R21 OCnHzn−gz (Ra1)g□O−R□9.R2
゜;水素又は炭素数1〜2アルキル基R2□;水素又は
→R1,,0h−H又は→R工。0ガ−C=O CR2=CHR1 n;l〜10の整数 gl;0〜5の整数 R2;0〜10の整数 al。;1〜50の実数 (CH3)、−C)1つ−または(CH3) z −C
o−(pΣCH,−でありy:l〜5の実数 RiztRzi;水素または炭素数1〜20のアルキル
基Y′;炭素数3〜8のアルキレン基、酸素またはカル
ボニル基 に窒素、 〉CH−0−又は)−〇− T;直接結合、酸素、イオウ H;水素又は無機アニオン X;無機アニオン又は有機アニオン V;水素又はハロゲン また、これらの乳化剤はいずれも単独で使用できるが、
特に平均粒子径が超微粒子で粒子内および粒子間に緻密
なより高度な架橋構造を有し、計算式より求められる値
より低いガラス転移温度を示す皮膜を形成する超微粒予
成架橋水性エマルジョンを得るためには、上記不飽和単
量体の乳化重合に使用する乳化剤として、(a)上記一
般式(IX)で示されるポリ(メタ)アクロイル型乳化
剤、(b)上記一般式(X)、(XI)、(x n )
、(X In )、(X IV ) テ示されるベタイ
ンエステル型乳化剤及び(c)上記一般式(X V )
、(XVI)、 (X■)で示されるエーテルカルボン
酸型乳化剤を(a)/(b)=1/9−9/1または(
a)/(c)=1/9−9/1の重量比、好ましくは1
/4−4/1重量比で使用される。この使用割合が1/
9より小さいと生成する水性エマルジョンの粒子内およ
び/もしくは粒子間の架橋化度が小さくなり9/1より
太きいと生成する水性エマルジョンの平均粒子径が大き
くなる場合がある。
又、公知のアニオン性、ノニオン性およびカチオン性界
面活性剤を必要に応じて添加してもよく、その具体例と
しては、高級アルコール、高級アルコール酸化アルキレ
ン付加体、アルキルフェノール酸化アルキレン付加体お
よびスチレン化フェノール酸化アルキレン付加体のサル
フェート型、α−オレフィン等のオレフィンスルホネー
ト型、長鎖アルキルアミン酸化アルキレン付加体及びジ
長鎖アルキルアミン酸化アルキレン付加体の各々の第4
アンモニウム塩型、N−(1,2−ジカルボキシエチル
)−N−オクタデシルスルホン酸モノアミドのナトリウ
ム塩、ジアルキルスルホサクシネート等が例示される。
又、本発明の接着剤組成物の必須成分である水性エマル
ジョンを得るに際し、乳化剤としてベタインエステルを
使用する場合は、乳化重合工程におけるpHは6未満、
好ましくは3−6に調整することが望ましい。pHが6
以上であると乳化重合工程において本発明の水性エマル
ジョンの物性と大きく異なった物性を示す凝集物が多量
に生成するので好ましくない。
そして、本発明で用いる水性エマルジョンを得るに当っ
ては、上記不飽和単量体および上記乳化剤の存在下で従
来公知の乳化重合方法をそのまま使用することができる
。たとえば不飽和単量体の0.1〜5重′ftk%に相
当する重合開始剤の存在下に、不飽和単量体の重合物が
10〜60重量%の濃度で水に乳化分散させ、乳化重合
を遂行させればよい。
重合開始剤としては通常の乳化重合に用いられる水溶性
単独開始剤や水溶性レドックス開始剤が用いられ、この
ようなものとしては、例えば、過酸化水素単独または過
酸化水素と酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸などのカ
ルボン酸との組合せや、過酸化水素と、シュウ酸、スル
フィン酸およびこれらの塩類又はオキジアルデヒド類、
水溶性鉄塩などとの組合せの他、過硫酸塩、過炭酸塩、
過硼酸塩類などの過酸化物及び2,2′−アゾビス(2
−アミジノプロパン)とその塩、2,2′−アゾビス(
N、N’−ジメチレン−イソブチルアミジン)とその塩
、4,4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)とその塩等
の水溶性アゾ系開始剤が使用可能である。
また、水溶性のノニオン性高分子物質、アニオン性高分
子物質及びカチオン性高分子物質等を併用することがで
きる。更に、従来の方法で通常使用する可塑剤、PH調
整剤も必要に応じて併用することができる。
ノニオン性高分子物質としては、ポリビニルアルコール
、デキストリン、ヒドロキシエチルデンプン、ヒドロキ
シエチルセルロースのようなデンプン誘導体、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等
が挙げられる。
アニオン性高分子物質としては、アニオン化ヒドロキシ
エチルセルロース、アニオン化−デンプン、アニオン化
グアーガム、アニオン化キトサン、カルボキシメチルセ
ルロース、アニオン化ポリビニルアルコール等の重合体
が挙げられる。
また、カチオン性高分子物質としては、カチオン化ヒド
ロキシエチルセルロース、カチオン化デンプン、カチオ
ン化グアーガム、カチオン化キトサンおよび、カチオン
性(メタ)アクリル酸アミド、ジメチルジアリルアンモ
ニウムクロライド等の重合体が挙げられる。
これら、ノニオン性高分子物質、アニオン性高分子物質
及びカチオン性高分子物質は適宜に一種または、二種以
上を使用することができるが、その添加量は乳化対象単
量体に対して0.05〜5重量%。
好ましくは0.1〜3重:t%使用するのが適当である
また、可塑剤としては、フタル酸エステル、リン酸エス
テル等が使用できる。更にPl+調整剤としては炭酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、酢酸ナトリウム等の塩を
0.01〜3重量%の範囲で併用しうるが、前記したよ
うに、乳化剤としてベタインエステル型乳化剤を使用す
る場合にはpl+を6未満に調整するように用いること
が望ましい。
本発明の接着剤組成物には、充てん剤や顔料を配合する
ことができる。これら充てん剤や顔料には、一般に接着
剤に配合することにより、接着剤の安定性、流動性、作
業性、塗膜の平滑性、ならびに増量効果など発現するも
の、例えば硫酸バリウム、硫酸カルシウム、水酸化アル
ミニウム、硅酸アルミニウム、クレー、カオリン、タル
ク、ベントナイト、硅ソウ土、酸化チタン、酸化亜鉛、
カーボンブラック及び炭素繊維など公知のものがそれぞ
れ単独または二種以上の混用により使用される。
また所望により増量剤として、カゼイン、血粉、大豆蛋
白質、小麦粉、デン粉、m化デン粉などが使用できる。
更に必要に応じて、分散剤、防食剤、防錆剤、防腐剤、
防カビ剤、可塑剤、老化防止剤、消はう剤、Pl+調整
剤、反応促進剤1反応遅延剤、着色剤等を添加すること
ができる。
〔効  果〕
本発明の接着剤組成物は、平均粒子径が1100n以下
で、架橋構造を有し、重量分率法で算出される値よりも
低いガラス転移温度を有する水性エマルジョンを必須成
分としたことから、従来の接着剤組成物と異なり、造膜
性、透明性、粘着性、耐水性、耐煮沸性及び接着強度に
優れたものである。
したがって、本発明の接着剤は、耐水接着力、耐候性、
耐久性等に優れることからその用途として合板用、木工
用、合板の二次加工用、バーケラト用、プラス゛チック
と木材の複合材(vpc)用、バーチクルボード用とし
て好適なものであるが、更に耐水段ボール用、金属ハタ
と木質・紙・その信条孔質用、ハードボード・ロックウ
ール・ガラスウール・繊維板・石綿セメント板・硅酸カ
ルシウム板・石膏ボード・木屑セメント板・アスベスト
板あるいはこれらに類似の物体のバインダーおよびこれ
らに他の材料を接着する場合の二次加工用としても有用
なものである。
またカーペットのバッキング、タイヤコード処理用、不
織布バインダー、フロック加工用、なつ染用、紙質増強
剤、紙用クレイバインダー、紙用耐水塗工剤、ラミネー
ト用下地塗工剤、鋳物砂川バインダー、繊維織物処理剤
、木質用塗料さらにシリング剤・パテなどの養生剤など
極めて広汎な2用途に適応するものである。
また、本発明の接着剤組成物は無溶剤系であるから、そ
の安全性に優れ無公害型であるという利点を併せもつも
のである。
〔実施例〕
次に、本発明を更に詳細に説明するために、以下に実施
例を示す。
実施例1 〔水性エマルジョンの調整〕 温度計、攪拌機、還流冷却管、窒素導入管および滴下ロ
ートを備えたガラス製反応容器に第1表に示す乳化剤8
重量部と水150重量部を仕込んで溶解し、系内を窒素
ガスで置換した。別にアクリル酸エチル75重量部、メ
タクリル酸メチル75重量部、N−メチロールアクリル
酸アミド4.5重量部及び水1.5重量部からなる不飽
和単量体混合物156重量部に調製し、このうち15重
量部を前記反応容器に加え、40℃で30分間乳化を行
った。次いで60℃に昇温したのち、重合開始剤2.2
′−アゾビス(N、N’−ジメチレンイソブチルアミジ
ン)塩酸塩を9.OX 10−’Ilo Q e/水相
悲になるように48.5重量部の水に溶解し、前記の反
応容器に添加し、直ちに残部の不飽和単量体を30分間
にわたって反応容器内に連続的に滴下し、60’Cで重
合を行った。不飽和単量体の滴下終了後、60℃で60
分間熟成した。
〔水性エマルジョンの評価〕
このようにして得られた水性エマルジョンの平均粒子径
、架橋性、造膜性及びガラス転移温度は以下の方法で測
定した。
平均粒子径:コールタ−サブミクロン粒子アナライザー
(米国、コールタ−・エレクトロニクス社製、Coul
ter Model N4型)により平均粒子径を測定
した。
架 橋 性:固形分を40重+A%になるように調整し
た水性エマルジョン30gを12cm X 14cmの
ガラス板に均一になるように流延し、25℃にて風乾し
た。このようにして得られた皮膜を2cm X 4cm
に切断し、20℃のベンゼンを満したシャーレの中に4
8時間浸漬し、皮膜の膨潤度、溶解性を 基準にして下の通り評価した。
○ ;ベンゼンに浸漬前の皮膜面積(2c++ X 4
am)と同等かもしくはわずかに膨潤している程度であ
る。
Δ ;膨潤度が大きく、皮膜形状が損なわれているもの
X ;皮膜がベンゼンに溶解し均一な液状になったもの
造 膜 性;25℃で風乾して皮膜を形成させ、形成し
た皮膜の状態を視覚して評価した。
0 ;平滑で均一な皮膜を形成する。
Δ ;網目状すじのある皮膜を形成する。
× ;皮膜を形成しない。
ガラス転移温度(Tg) セイコー電子工業@製熱分析測定装置C55C,500
0DSC200)を用い、Tgを測定した。尚、計算値
のTgは重量分率法(前出)により算出した。
〔皮膜特性の評価〕
固形分が20重量%に調整した上記水性エマルジョン3
0重量部を、12cm X 14cmのガラス板に均一
に流延し、25℃で風乾し、皮膜を形成させ、皮膜特性
を評価した。皮膜特性は以下の基準により評価した。
透 明 性: JIS K 6714に準じ、積分式光
線透過率測定装置により皮膜の曇り価を測 定した。
耐 水 性:皮膜を2cm X 4cmの寸法大に切断
し、20℃の水に浸したシャーレの中に浸 漬して、皮膜の白化するまでの時間 を視覚にて判定した。
o ;10日以上 Δ :2日以上〜10日未満 x ;2日未満 伸びと強度; JISK−6781に準じ、ダンベルを
作成し引張り破断時の強度、伸び率及び 50%、 100%及び200%モジュラス強度を測定
した。
〔接着剤としての性能評価〕
3.5cm X 2.5cm X 1.Oc+aのまさ
目の樺材、鋼板(SPCCl(比320仕上げ)及びモ
ルタル板を用い、石油エーテルで洗浄し、室温で風乾し
、固形分40重量%の水性エマルジョンを約4 X 1
0−3g/lnになるように塗布した。
次いで、 JISK−6852に準じ、常態試験、耐水
試験及び煮沸繰り返し試験を行い、圧縮せん断接着強さ
を測定した。
尚、表−1に示す耐水性及び耐煮沸性評価は常態試験で
測定された圧縮せん断接着強さと耐水試験及び煮沸繰り
返し試験で測定された圧縮せん断接着強さを比較し1次
の基準で判定した。
O;常態試験の圧縮せん断接着強さの61〜100%の
接着強さを示す。
Δ;常態試験の圧縮せん断強さの60%以下の接着強さ
を示す。
×;被接着体が剥離する。
以上の方法で水性エマルジョンの性状、皮膜特性及び性
能評価を行った結果を表−1及び表−2に示す。試料N
o1〜4は本発明の実施例であり、接着剤として優れた
効果を示していることが判る。試料No5〜7は比較例
である。
表−2 1;接着性不良につき測定不能で、35℃での接着性評
価実施例2 表−3に示す乳化剤8.0重量部と、アクリル酸エチル
90重景部、メタクリル酸メチル60重量部及びN−メ
チロールアクリル酸アミド4.5重量部及び水2.5重
量部からなる不飽和単量体157重量部及び重合開始剤
として過硫酸カリウム3.OX 10−3mole/水
相Q、チ水相酸ナトリウム3.OX 10−3mole
/水相Qと硫水相酸、0X10−’mole/水相悲に
なるように47.5重量部の水に溶解し、実施例1と同
様に乳化重合を行って、水性エマルジョンを調製した。
このようにして得られた水性エマルジョンの性状、20
℃で風乾し形成する皮膜の特性及び接着剤としての性能
を実施例1と同様に測定、評価した。
結果を表−3及び表−4に示す。試料No8〜11は本
発明の実施例であり、試料No12−44及び14′は
比較例である。
表−4 実施例3 アクリルan−ブチル60重景部、スチレン9o重量部
及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチル4.5重量部か
らなる不飽和単量体混合物154.5重量部と次に示す
乳化剤8.0重量部 LJ+、4 、 U]LtffiS 4.0重量部 及び表−5に示す重合開始剤を9.OX 10−3mo
le/水相Qになるように水50重量部に溶解し、表−
5に示す重合熟成温度で実施例1と同様にして乳化重合
を行い、水性エマルジョンを調製した。得られた水性エ
マルジョンの性状及び20℃で風乾して得られる皮膜特
性及び接着剤としての性能を実施例1に準じて測定した
。結果を表−5及び表−6に示す。
試料No15,16.17,19.20及び21は本発
明の実施例であり、試料No18及び22は比較例であ
る。
尚、試料No15−17.19.20及び21の皮膜の
機械的強度はいずれも伸び率150%以上、引張り強度
(破断時強度) 150Kg/ i以上であり、ガラス
転移温度は計算値24℃に対し、いずれも20℃以下で
造膜性についても良好であった。
表−6 実施例4 表−7に示す重量部の次の乳化剤E−1〜E−5Ct、
I1...0−C3+1GO−((、zll、037−
7C11,−COONa        E −2L、
11誌υ11 E−5 別に、次に示される不飽和単ht体混合物M−L−M−
3を調整し、実施例1と同様にして乳化重合を行い、水
性エマルジョンを!l!1llLだ。得られた水性エマ
ルジョンの性状及び25℃で風乾し形成する皮膜の特性
及び接着剤としての評価を実施例1に準じて側室した。
結果を表−7に示す。
試料No23〜34は本発明の実施例である。尚、試料
No23〜34の皮膜の機械的強度はいずれも伸び率1
50%以上、引張強度(破断時強度)150kg/c+
7以上であった。また実施例1は同様にして、試料No
23〜34の水性エマルジョンを用いて接着剤としての
性能評価を行った。結果は試料No23〜34の水性エ
マルジョンのいずれについても、モルタル の梅林及び鋼材に対して常態試験,耐水性及び耐煮沸性
は良好であった。
実施例5 アクリル酸エチル90重量部とメタクリル酸メチル60
重量部及びN−メチロールアクリルアミド4.5重量部
と水2.5重量部からなる不飽和単量体157重量部と
実施例1と同等の乳化剤を用い、実施例1と同様に乳化
重合を行い、水性エマルジョンを得た。
このようにして得られた水性エマルジョンの性状及び2
0℃で乾燥し、形成する皮膜の特性及び接着剤としての
性能を実施例1と同様に8111定,評価した。結果を
表−8及び表−9に示す。試料Nα35〜38は本発明
の実施例であり、試料Nα39〜41は比較例である。
尚、モジュラス強度は100%、200%の強度を求め
た。
表−9 実施例6 前記試料Nα1〜34の水性エマルジョンの分散安定性
を以下の要領で評価した。その結果を表−10に示す。
なお、分散安定性試験は以下によった。
〔分散安定性〕
固形分濃度を40重蛍石に調整した水性エマルジョン1
50gを220+++ Qのガラスびんに入れ密閉した
のち、25℃の恒温室に6ケ月及び45℃の恒温室に1
週間各々静置した後、外観、透過率、粘度及び平均粒子
径を測定し、水性エマルジョンの分散安定性を評価した
。尚、外観、透過率、粘度及び平均粒子径は次の方法で
測定した。
外 観=25℃で視覚判定により、次の基準で評価した
○;透明もしくは半透明液体 Δ;白濁液体 X;白濁ペーストもしくは白濁で二層に分離 透過率二分光光度計(日本分光工業株式会社製デジタル
ダブルビーム分光光度計UVIDEC−320)を用い
、波長800nmの光照射下での吸光度を求め、光透過
率(%)を算出した。
粘 度ニブルツクフィールド型粘度計(株式会社東京計
器社製B型粘度計)を用い、25℃の粘度を測定した。
11均粒子径:コールターサブミクロン粒子アナライザ
ー(米国、コールタール・エレクトロニクス社製、Co
ulter、 Model NJ型)により平均粒子径
をalll定した。
又、45℃の恒温室に1週間静置した強制加熱分散安定
性試験に供した試料1〜4.8〜11.15〜17.1
9〜21及び23〜34の水性エマルジョンを実施例1
に準じて皮膜を形成し、実施例1の準じ皮膜特性及び接
着剤としての性能を測定、評価した。透明性、耐水性、
粘着性、耐溶剤性(架橋性)、および機械的強度として
の性能のいずれも実施例1.2,3及び4の結果とほぼ
同様の良好な結果が得られた。
分散安定性試験前後の粒度分布の変化をグラフにして示
すと第2図(A)及び第2図(B)の通りである。
尚、表−10(1)の試料Nα7は、45℃、1週間静
置試験後、超大粒子が多く、分散性不良につき測定不可
であったため、試料N(11及び試料Nα7のいずれも
25℃、6ケ月静置後の粒度分布の変化を図示し。
比較した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、JISに−6781に準じ本発明品(試料N
α1)及び比較品(試料Nα5:造膜温度35℃)の水
性エマルジョンからダンベルを作成し、その応力−ひす
み試料を行った際のH1ll定結果である。 実線:本発明品 破線:比較品 第2図(A)及び第2図(B)は各々本発明品(試料N
αl)並びに比較品(試料Nα7)の水性エマルジョン
を25℃、6ケ月間静置した後の粒度分布の変化を表わ
すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均粒子径が100nm以下で、架橋構造を有し
    、重量分率法で算出される値より低いガラス転移温度を
    有する水性エマルジョンを必須成分とすることを特徴と
    する接着剤組成物。
JP30536387A 1986-12-06 1987-12-01 接着剤組成物 Pending JPS63270780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30536387A JPS63270780A (ja) 1986-12-06 1987-12-01 接着剤組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-290841 1986-12-06
JP29084186 1986-12-06
JP30536387A JPS63270780A (ja) 1986-12-06 1987-12-01 接着剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63270780A true JPS63270780A (ja) 1988-11-08

Family

ID=26558258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30536387A Pending JPS63270780A (ja) 1986-12-06 1987-12-01 接着剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63270780A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329751A (ja) * 1989-06-16 1991-02-07 Nippon Soda Co Ltd 脱酸素剤包装体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57143373A (en) * 1981-02-27 1982-09-04 Nitto Electric Ind Co Ltd Emulsion-type pressure-sensitive adhesive having high water resistance
JPS58152078A (ja) * 1982-03-05 1983-09-09 Nitto Electric Ind Co Ltd 新規なエマルジヨン系感圧性接着剤
JPS5998177A (ja) * 1982-11-26 1984-06-06 Nitto Electric Ind Co Ltd エマルジヨン系感圧性接着剤
JPS62110987A (ja) * 1985-11-07 1987-05-22 ジェイエスアール株式会社 カ−ペツトバツキング用組成物
JPS62297372A (ja) * 1986-06-18 1987-12-24 Kao Corp 感圧性接着剤組成物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57143373A (en) * 1981-02-27 1982-09-04 Nitto Electric Ind Co Ltd Emulsion-type pressure-sensitive adhesive having high water resistance
JPS58152078A (ja) * 1982-03-05 1983-09-09 Nitto Electric Ind Co Ltd 新規なエマルジヨン系感圧性接着剤
JPS5998177A (ja) * 1982-11-26 1984-06-06 Nitto Electric Ind Co Ltd エマルジヨン系感圧性接着剤
JPS62110987A (ja) * 1985-11-07 1987-05-22 ジェイエスアール株式会社 カ−ペツトバツキング用組成物
JPS62297372A (ja) * 1986-06-18 1987-12-24 Kao Corp 感圧性接着剤組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0329751A (ja) * 1989-06-16 1991-02-07 Nippon Soda Co Ltd 脱酸素剤包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU697717B2 (en) Aqueous polymer emulsion
JP2909518B2 (ja) 水性重合体分散液の製造方法
US5100955A (en) Composition based on an aqueous dispersion of an addition polymer
US4740546A (en) Aqueous dispersion of vinyl copolymer resin
JP2006299260A (ja) 多段エマルジョンポリマーの水性分散物を製造する方法
JP2000517369A (ja) 水性ポリマー分散液
CA2243573A1 (en) Free radical polymerizable compositions including para-halogenated aniline derivatives
US5916963A (en) Water-based resin dispersion and process for the production thereof
US20090312494A1 (en) Method for preparing a grafted copolymer by polyunsaturated fatty acids, copolymer grafted by polyunsaturated fatty acids obtainable by said method and uses thereof
GB2099833A (en) Stable polymer emulsions
US5331042A (en) Polyoxyalkyleneamine-neutralized, low MFFT aqueous dispersions of ethylenic/carboxylic polymers
EP0391343A2 (en) Very fine-sized aqueous polymeric microemulsions
CN112771018A (zh) 取代的邻苯二酚单体、共聚物和使用方法
JPS62241965A (ja) エマルシヨン組成物
JP2003212931A (ja) 水性ポリマー分散液およびその防湿層としての用途
JPH03174483A (ja) 水性弾性塗料の使用方法
JPS63270780A (ja) 接着剤組成物
JP2606701B2 (ja) 塗料組成物
JPH02151601A (ja) エマルジョン組成物
JPS62241901A (ja) 自己分散型水性樹脂の製造法
JP2657216B2 (ja) 塗料組成物
JP3670362B2 (ja) 接着剤用エマルション組成物及びその製造方法
AU604978B2 (en) Thickeners for physically drying paints and coating materials and preparation of the thickeners
JP6736421B2 (ja) 共重合体ラテックス
JPH0220657B2 (ja)