JPH0810592Y2 - 高所作業車のバスケット姿勢制御装置 - Google Patents
高所作業車のバスケット姿勢制御装置Info
- Publication number
- JPH0810592Y2 JPH0810592Y2 JP2097190U JP2097190U JPH0810592Y2 JP H0810592 Y2 JPH0810592 Y2 JP H0810592Y2 JP 2097190 U JP2097190 U JP 2097190U JP 2097190 U JP2097190 U JP 2097190U JP H0810592 Y2 JPH0810592 Y2 JP H0810592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basket
- telescopic ladder
- shaft
- control device
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ladders (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、伸縮式梯子の第１連（最上連）先端に枢着
したバスケットを使用時の姿勢及び格納時の姿勢に制御
する装置に関する。
したバスケットを使用時の姿勢及び格納時の姿勢に制御
する装置に関する。
前記バスケット姿勢制御装置として、平衡シリンダによ
ってバスケットを伸縮式梯子に対して回転させるように
したものが周知である。
ってバスケットを伸縮式梯子に対して回転させるように
したものが周知である。
しかし、前記の従来技術は、バスケットの回転駆動を
平衡シリンダのみで行なわせるものであるため、長いス
トロークの大きなシリンダを要する、制御機構に機械的
な無理が生じる、伸縮式梯子とバスケットとの連結構造
が複雑になる等の問題点があった。
平衡シリンダのみで行なわせるものであるため、長いス
トロークの大きなシリンダを要する、制御機構に機械的
な無理が生じる、伸縮式梯子とバスケットとの連結構造
が複雑になる等の問題点があった。
本考案の解決すべき課題は、構造が簡素で、しかも機
械的に無理の生じない高所作業車のバスケット姿勢制御
装置を提供することにある。
械的に無理の生じない高所作業車のバスケット姿勢制御
装置を提供することにある。
前記課題を本考案によって解決することができる。
即ち、本考案に係る高所作業車のバスケット姿勢制御
装置は、伸縮式梯子の第１連先端に枢着したバスケット
を使用時の姿勢及び格納時の姿勢に制御する装置におい
て、伸縮式梯子の第１連先端に第１軸を介して一端を枢
着されると共にバスケットに第２軸を介して他端を枢着
された揺動手段と、伸縮式梯子の縮梯に伴う第１連に対
する第２連以下の連の前進運動によって揺動手段を使用
時の位置から格納時の位置まで第１軸の回りに復動可能
に回転させる第１駆動手段と、伸縮式梯子の伸梯に伴っ
て復動する揺動手段を使用時の位置で停止させる復動停
止手段と、バスケットを使用時の位置と格納時の位置と
の間で第２軸の回りに回転させる第２駆動手段とを備え
たことを特徴としている。
装置は、伸縮式梯子の第１連先端に枢着したバスケット
を使用時の姿勢及び格納時の姿勢に制御する装置におい
て、伸縮式梯子の第１連先端に第１軸を介して一端を枢
着されると共にバスケットに第２軸を介して他端を枢着
された揺動手段と、伸縮式梯子の縮梯に伴う第１連に対
する第２連以下の連の前進運動によって揺動手段を使用
時の位置から格納時の位置まで第１軸の回りに復動可能
に回転させる第１駆動手段と、伸縮式梯子の伸梯に伴っ
て復動する揺動手段を使用時の位置で停止させる復動停
止手段と、バスケットを使用時の位置と格納時の位置と
の間で第２軸の回りに回転させる第２駆動手段とを備え
たことを特徴としている。
前記構成において、伸縮式梯子の縮梯に伴って第１駆
動手段が揺動手段を押圧するように作動し、揺動手段が
使用時の位置から格納時の位置まで第１軸の回りに回転
すると共に第１軸に対する第２軸の位置が定まる。一
方、第２駆動手段を作動させることにより、バスケット
が使用時の位置から格納時の位置まで第２軸の回りに回
転すると共に第２軸に対するバスケットの角度が定ま
る。バスケットは、前記両回転の合成によって第１軸に
対する格納時の姿勢が定まる。なお、必要に応じて、揺
動手段を格納時の位置を越えないように停止させる往動
停止手段を設けてもよい。
動手段が揺動手段を押圧するように作動し、揺動手段が
使用時の位置から格納時の位置まで第１軸の回りに回転
すると共に第１軸に対する第２軸の位置が定まる。一
方、第２駆動手段を作動させることにより、バスケット
が使用時の位置から格納時の位置まで第２軸の回りに回
転すると共に第２軸に対するバスケットの角度が定ま
る。バスケットは、前記両回転の合成によって第１軸に
対する格納時の姿勢が定まる。なお、必要に応じて、揺
動手段を格納時の位置を越えないように停止させる往動
停止手段を設けてもよい。
また、伸縮式梯子の伸梯に伴って第１駆動手段が揺動
手段から離反するように作動し、揺動手段が前記格納時
の位置から使用時の位置（復動停止手段により停止位
置）まで第１軸の回りに前記と逆方向に復動回転すると
共に第１軸に対する第２軸の位置が定まる。一方、第２
駆動手段を前記と逆方向に作動させることにより、バス
ケットが前記格納時の位置から使用時の位置まで第２軸
の回りに前記と逆方向に回転すると共に第２軸に対する
バスケットの角度が定まる。バスケットは、前記両回転
の合成によって第１軸に対する使用時の姿勢が定まる。
手段から離反するように作動し、揺動手段が前記格納時
の位置から使用時の位置（復動停止手段により停止位
置）まで第１軸の回りに前記と逆方向に復動回転すると
共に第１軸に対する第２軸の位置が定まる。一方、第２
駆動手段を前記と逆方向に作動させることにより、バス
ケットが前記格納時の位置から使用時の位置まで第２軸
の回りに前記と逆方向に回転すると共に第２軸に対する
バスケットの角度が定まる。バスケットは、前記両回転
の合成によって第１軸に対する使用時の姿勢が定まる。
本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
第１図、第２図及び第３図は本考案に係るバスケット
姿勢制御装置の各々バスケット使用時、バスケット回転
時、及びバスケット格納時の要部側面図である。
姿勢制御装置の各々バスケット使用時、バスケット回転
時、及びバスケット格納時の要部側面図である。
第１図において、伸縮式梯子（１）の第１連（２）先
端底部に往動停止手段である往動ストッパ片（３）及び
復動停止手段である復動ストッパ片（４）が前後して突
設され、揺動手段である三角形状のアーム（５）がその
一角において伸縮式梯子（１）の第１連（２）先端に第
１軸（６）を介して枢着され、他の一角においてバスケ
ット（７）中間部に第２軸（８）を介して枢着され、さ
らに別の一角において作用端（９）を介して復動ストッ
パ片（４）に当接されている。また、第２駆動手段であ
る油圧シリンダ（10）がそのシリンダヘッドにおいてア
ーム（５）中間部に軸（11）を介して枢着されると共に
ロッド先端においてバスケット（７）底部に軸（12）を
介して枢着されている。前記平衡状態において、アーム
（５）は復動ストッパ片（４）によって後方への回転を
阻止され、バスケット（７）は使用時の姿勢である垂直
状態に保持される。
端底部に往動停止手段である往動ストッパ片（３）及び
復動停止手段である復動ストッパ片（４）が前後して突
設され、揺動手段である三角形状のアーム（５）がその
一角において伸縮式梯子（１）の第１連（２）先端に第
１軸（６）を介して枢着され、他の一角においてバスケ
ット（７）中間部に第２軸（８）を介して枢着され、さ
らに別の一角において作用端（９）を介して復動ストッ
パ片（４）に当接されている。また、第２駆動手段であ
る油圧シリンダ（10）がそのシリンダヘッドにおいてア
ーム（５）中間部に軸（11）を介して枢着されると共に
ロッド先端においてバスケット（７）底部に軸（12）を
介して枢着されている。前記平衡状態において、アーム
（５）は復動ストッパ片（４）によって後方への回転を
阻止され、バスケット（７）は使用時の姿勢である垂直
状態に保持される。
次に、第２図において、伸縮式梯子（１）の縮梯が開
始されると、伸縮式梯子（１）の第２連（13）、第３連
（14）及び第４連（最下連）（15）が第１連（２）に対
して相対的に漸次前進する。レバ（16）が伸縮式梯子
（１）の第２連（13）先端に軸線方向に突設され、受け
（17）がレバ（16）先端に設けられると共にアーム
（５）の作用端（９）を復動ストッパ片（４）を越えて
前方に押圧する。アーム（５）が前記作用端（９）の押
圧によって第１軸（６）の回りに回転し、バスケット
（７）を枢支する第２軸（８）が第１軸（６）に対して
上方に移動する。前記伸縮式梯子（１）の第２連（1
3）、レバ（16）及び受け（17）は協働して第１駆動手
段を形成する。一方、油圧シリンダ（10）が伸長方向に
作動すると共にバスケット（７）が第２軸（８）の回り
に駆動される。バスケット（７）は垂直から水平状態へ
と回転しつつ漸次上方に移動し、最終的に第３図に示す
状態なる。
始されると、伸縮式梯子（１）の第２連（13）、第３連
（14）及び第４連（最下連）（15）が第１連（２）に対
して相対的に漸次前進する。レバ（16）が伸縮式梯子
（１）の第２連（13）先端に軸線方向に突設され、受け
（17）がレバ（16）先端に設けられると共にアーム
（５）の作用端（９）を復動ストッパ片（４）を越えて
前方に押圧する。アーム（５）が前記作用端（９）の押
圧によって第１軸（６）の回りに回転し、バスケット
（７）を枢支する第２軸（８）が第１軸（６）に対して
上方に移動する。前記伸縮式梯子（１）の第２連（1
3）、レバ（16）及び受け（17）は協働して第１駆動手
段を形成する。一方、油圧シリンダ（10）が伸長方向に
作動すると共にバスケット（７）が第２軸（８）の回り
に駆動される。バスケット（７）は垂直から水平状態へ
と回転しつつ漸次上方に移動し、最終的に第３図に示す
状態なる。
第３図において、伸縮式梯子（１）の縮梯は完了し、
アーム（５）の作用端（９）が往動ストッパ片（３）ま
で押圧されて停止し、また油圧シリンダ（10）も伸長作
動を停止する。この平衡状態において、バスケット
（７）は格納時の姿勢である水平状態に保持される。
アーム（５）の作用端（９）が往動ストッパ片（３）ま
で押圧されて停止し、また油圧シリンダ（10）も伸長作
動を停止する。この平衡状態において、バスケット
（７）は格納時の姿勢である水平状態に保持される。
なお、格納時から使用時へのバスケット（７）の姿勢
制御については、前記と逆の工程で行なわれ、バスケッ
ト（７）は水平から垂直状態へと回転しつつ漸次下方に
移動し、アーム（５）の作用端（９）が復動ストッパ片
（４）に当接されて停止し、最終的に第１図に示す状態
なる。
制御については、前記と逆の工程で行なわれ、バスケッ
ト（７）は水平から垂直状態へと回転しつつ漸次下方に
移動し、アーム（５）の作用端（９）が復動ストッパ片
（４）に当接されて停止し、最終的に第１図に示す状態
なる。
以上のように、本考案によれば、バスケットの姿勢制
御が第１駆動手段及び第２駆動手段の併用によって行な
われ、しかも第１駆動手段は伸縮式梯子の縮梯運動をそ
のまま駆動源として利用しているので、第２駆動手段が
小規模で足りると共に全体の構造が簡素になり、機械的
に無理の生じない高所作業車のバスケット姿勢制御装置
を提供することにある。
御が第１駆動手段及び第２駆動手段の併用によって行な
われ、しかも第１駆動手段は伸縮式梯子の縮梯運動をそ
のまま駆動源として利用しているので、第２駆動手段が
小規模で足りると共に全体の構造が簡素になり、機械的
に無理の生じない高所作業車のバスケット姿勢制御装置
を提供することにある。
第１図、第２図及び第３図は本考案に係るバスケット姿
勢制御装置の各々バスケット使用時、バスケット回転
時、及びバスケット格納時の要部側面図である。 〈主要符号の説明〉 １……伸縮式梯子 ２……第１連 ４……復動ストッパ片（復動停止手段） ５……アーム（揺動手段） ６……第１軸 ７……バスケット ８……第２軸 10……油圧シリンダ（第２駆動手段） 13……第２連（第１駆動手段） 16……レバ（第１駆動手段） 17……受け（第１駆動手段）
勢制御装置の各々バスケット使用時、バスケット回転
時、及びバスケット格納時の要部側面図である。 〈主要符号の説明〉 １……伸縮式梯子 ２……第１連 ４……復動ストッパ片（復動停止手段） ５……アーム（揺動手段） ６……第１軸 ７……バスケット ８……第２軸 10……油圧シリンダ（第２駆動手段） 13……第２連（第１駆動手段） 16……レバ（第１駆動手段） 17……受け（第１駆動手段）
Claims (1)
- 【請求項１】伸縮式梯子の第１連先端に枢着したバスケ
ットを使用時の姿勢及び格納時の姿勢に制御する装置に
おいて、伸縮式梯子の第１連先端に第１軸を介して一端
を枢着されると共にバスケットに第２軸を介して他端を
枢着された揺動手段と、伸縮式梯子の縮梯に伴う第１連
に対する第２連以下の連の前進運動によって揺動手段を
使用時の位置から格納時の位置まで第１軸の回りに復動
可能に回転させる第１駆動手段と、伸縮式梯子の伸梯に
伴って復動する揺動手段を使用時の位置で停止させる復
動停止手段と、バスケットを使用時の位置と格納時の位
置との間で第２軸の回りに回転させる第２駆動手段とを
備えたことを特徴とする高所作業車のバスケット姿勢制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097190U JPH0810592Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 高所作業車のバスケット姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2097190U JPH0810592Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 高所作業車のバスケット姿勢制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03113395U JPH03113395U (ja) | 1991-11-19 |
| JPH0810592Y2 true JPH0810592Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31524050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2097190U Expired - Lifetime JPH0810592Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 高所作業車のバスケット姿勢制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810592Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023134127A (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-27 | 東友エンジニアリング株式会社 | トンネル施工機械 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100680148B1 (ko) * | 2004-10-07 | 2007-02-07 | 주식회사 한우티엔씨 | 굴절식 보조사다리를 구비한 고가사다리 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP2097190U patent/JPH0810592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023134127A (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-27 | 東友エンジニアリング株式会社 | トンネル施工機械 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03113395U (ja) | 1991-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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