JPH08105406A - 流体制御装置 - Google Patents

流体制御装置

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JPH08105406A
JPH08105406A JP26169094A JP26169094A JPH08105406A JP H08105406 A JPH08105406 A JP H08105406A JP 26169094 A JP26169094 A JP 26169094A JP 26169094 A JP26169094 A JP 26169094A JP H08105406 A JPH08105406 A JP H08105406A
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Norimasa Ogura
教正 小椋
Tokukazu Sugiura
徳和 杉浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方向絞り弁とパイロツト操作逆止め弁とを
直列に配設した場合と同等の機能を単一の弁で得られる
ようにして装置全体の小型化を図ったもの。 【構成】 第2弁座14A、14Bに着座する弁体15
A、15Bと対向してパイロツトピストン17をパイロ
ツト流体の圧力の作用により移動自在に設け、パイロツ
トピストン17には弁体15A、15Bの第2弁座14
A、14Bからの離座方向への押圧により第1弁座13
A、13Bに着座する弁部18A、18Bを形成して設
け、小径孔10A、10Bと第1連通路6A、6B間を
第1弁座13A、13Bを介する連通と並列に流体を絞
り制御する絞り孔19A、19Bで連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の一方向への流れ
を自由流れとすると共に他方向への流れを絞り制御する
一方向絞り弁と、パイロツト操作により開閉作動するパ
イロツト操作逆止め弁とを直列に配設した機能を備えた
流体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体制御装置として図5
に示す如きものがある。このものは、マニホールド1上
にパイロツト操作逆止め弁24と電磁切換弁3とを積層
配設し、電磁切換弁3はシリンダ4に接続した2個の負
荷流路A、Bを圧力源Pに接続した供給流路P1と低圧
側Tに接続した排出流路Rとに切換連通して設け、パイ
ロツト操作逆止め弁24は各負荷流路A、Bに弁体24
A、24Bを配設し、各弁体24A、24Bはシリンダ
4側から電磁切換弁3側への流体の流れを、他方の負荷
流路B若しくはAに接続するパイロツト流路25A、2
5Bを流れるパイロツト流体の圧力が作用すると開作動
して許容すると共にパイロツト流体の圧力が作用しない
と閉作動して阻止し、逆に電磁切換弁3側からシリンダ
4側への流れを自由流れとして設けている。また、各負
荷流路A、Bにはそれぞれパイロツト操作逆止め弁24
の弁体24A、24Bと直列に一方向絞り弁26A、2
6Bを配設し、各一方向絞り弁26A、26Bは流体の
シリンダ4側への流れを自由流れとすると共にシリンダ
4側からの流れを絞り制御してシリンダ4をメータアウ
ト回路で速度制御して設けている。
【0003】作動は、図5の状態では、電磁切換弁3が
中立位置に位置し、パイロツト操作逆止め弁24は各弁
体24A、24Bが閉作動してシリンダ4側からの流体
の流れを阻止し、シリンダ4は停止している。そして、
電磁切換弁3を図5の左位置に切換操作すると、負荷流
路Aを供給流路P1に切換連通し負荷流路Bを排出流路
Rに切換連通し、圧力源Pから供給流路P1に供給した
流体は負荷流路Aよりパイロツト操作逆止め弁24の弁
体24A、一方向絞り弁26Aを自由流れで流れてシリ
ンダ4のヘツド室4Aに導入し、シリンダ4のロツド室
4Bから導出した流体は一方向絞り弁26Bで絞り制御
されパイロツト操作逆止め弁24のパイロツト流路25
Bを流れるパイロツト流体の圧力の作用で開作動した弁
体24Bを介し排出流路Rより低圧側Tに排出され、シ
リンダ4は図5の右方向へメータアウト回路で速度制御
して作動する。また、電磁切換弁3を図5の右位置に切
換操作すると、シリンダ4は図5の左方向へメータアウ
ト回路で速度制御して作動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
の構成では、一方向絞り弁26A、26Bとパイロツト
操作逆止め弁24とをそれぞれ格別に設けなければなら
ず装置全体が大型化する問題点があった。本発明は、か
かる問題点を解決するもので、流体の一方向への流れを
自由流れとすると共に他方向への流れを絞り制御する一
方向絞り弁とパイロツト操作により開閉作動するパイロ
ツト操作逆止め弁とを直列に配設した場合と同等の機能
を単一の弁で得られて、装置全体の小型化を図った流体
制御装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、流体
の一方向への流れを自由流れとすると共に他方向への流
れを絞り制御する一方向絞り弁と、パイロツト操作によ
り開閉作動するパイロツト操作逆止め弁とを直列に配設
した機能を備えた流体制御装置において、弁本体内に小
径孔と小径孔より大径の大径孔を連設し、小径孔には第
1弁座を介して流体が流通する第1流通路を連通すると
共に大径孔には流体が流通する第2流通路を連通して設
け、小径孔と大径孔の連設段部に第2弁座を形成して設
け、第2弁座に着座する弁体を大径孔へ移動自在に収装
して設け、パイロツト流体の圧力の作用により弁体を第
2弁座からの離座方向に押圧するパイロツトピストンを
弁体と対向して移動自在に設け、パイロツトピストンに
は弁体の離座方向への押圧により第1弁座に着座する弁
部を形成して設け、小径孔と第1流通路間を第1弁座を
介する連通と並列に流体を絞り制御する絞り孔で連通し
て成る。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成において、パイロツトピス
トンにパイロツト流体の圧力が作用していない場合、第
1流通路から流体が流入するとこの流体は第1弁座、小
径孔を流れて弁体を第2弁座からの離座方向に押圧して
開作動し大径孔より第2流通路へ自由流れで流れると共
に、逆に第2流通路から流体が流入すると弁体が第2弁
座に着座して第1流通路側への流れを阻止する。また、
パイロツトピストンにパイロツト流体の圧力が作用した
場合、パイロツトピストンはパイロツト流体の圧力の作
用により弁体を押圧して第2弁座から離座させると共に
弁部を第1弁座に着座し、第2流通路から流入した流体
は大径孔より第2弁座、小径孔を流れ絞り孔で絞り制御
されて第1流通路へ流れる。このため、パイロツトピス
トンにパイロツト流体の圧力が作用していないと第1流
通路から第2流通路へ流体を自由流れで流すと共に第2
流通路から第1流通路への流体の流れを阻止し、パイロ
ツトピストンにパイロツト流体の圧力が作用すると第2
流通路から第1流通路へ流体を絞り制御して流すことが
できるから、流体の一方向への流れを自由流れとすると
共に他方向への流れを絞り制御する一方向絞り弁とパイ
ロツト操作により開閉作動するパイロツト操作逆止め弁
とを直列に配設した場合と同等の機能を単一の弁で得る
ことができて、装置全体の小型化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。尚、従来例と同一個所には同符号を付す。図1
および図2において、1はマニホールドで、弁2と電磁
切換弁3とを積層配設している。電磁切換弁3はシリン
ダ4のヘツド室4Aとロツド室4Bとに接続した2個の
負荷流路A、Bを圧力源Pに接続した供給流路P1と低
圧側Tに接続した排出流路Rとに切換連通して設けてい
る。
【0008】5は弁2の弁本体で、マニホールド1上に
電磁切換弁3との間に積層配設を自在に直方体形状に設
け、供給流路P1と排出流路Rとを縦方向に貫通して上
下端面5A、5Bに開口して設けると共に、上端面5A
には電磁切換弁3側の負荷流路A、Bに接続して流体が
流通する第1流通路6A、6Bを開口し、下端面5Bに
はマニホールド1側の負荷流路A、Bに接続して流体が
流通する第2流通路7A、7Bを開口している。8は貫
通孔で、弁本体5に貫通して上下端面5A、5Bと直交
する両側面5C、5Dに開口して設け、貫通孔8には第
1流通路6A、6Bと第2流通路7A、7Bとを軸方向
に間隙を有して開口して設けている。
【0009】9A、9Bは円筒形状のスリーブ部材で、
貫通孔8に両側面5C、5Dの開口からそれぞれ挿入し
て設け、貫通孔8の両側面5C、5Dの開口を着脱自在
に閉塞する蓋部材20A、20Bで軸方向へ位置決め固
定して弁本体5の一部を構成している。スリーブ部材9
A、9Bには小径孔10A、10Bと小径孔10A、1
0Bより大径の大径孔11A、11Bを連設して軸方向
に貫通して両端面に開口して設けている。小径孔10
A、10Bはスリーブ部材9A、9B一端面への開口よ
り第1流通路6A、6Bに連通して設け、大径孔11
A、11Bはスリーブ部材9A、9Bに径方向へ穿設の
流路12A、12Bを介して第2流通路7A、7Bに連
通している。
【0010】13A、13Bは第1弁座で、小径孔10
A、10Bのスリーブ部材9A、9B一端面への開口稜
部に形成して設けている。14A、14Bは第2弁座
で、小径孔10A、10Bと大径孔11A、11Bとの
連設段部に形成して設けている。15A、15Bは弁体
で、大径孔11A、11Bへ移動自在に収装し、第2弁
座14A、14Bに着座して設けている。16A、16
Bはばねで、弁体15A、15B背部に収装し、弁体1
5A、15Bを第2弁座14A、14Bへの着座方向に
付勢して設けている。17はパイロツトピストンで、貫
通孔8の軸方向中央へ移動自在に収装して設け、その両
端面よりロツド部17A、17Bを突設し、ロツド部1
7A、17Bは小径孔10A、10Bをこの内周面と径
方向に間隙を有して延在し、ロツド部17A、17Bの
延在した端部を弁体15A、15B頭部と当接自在に対
向して設けている。
【0011】パイロツトピストン17はロツド部17
A、17Bの根元にテーパー形状の弁部18A、18B
を形成して設け、第1流通路6A若しくは6Bを流通す
る流体がパイロツト流体としてこの圧力が端面に作用す
ることで図2の右方向若しくは左方向へ移動して弁体1
5B若しくは15Aを第2弁座14B若しくは14Aか
らの離座方向に押圧すると共に、弁部18B若しくは1
8Aを第1弁座13B若しくは13Aに着座自在に設け
ている。19A、19Bは流体を絞り制御する絞り孔
で、小径孔10A、10Bと第1流通路6A、6B間を
第1弁座13A、13Bを介する連通と並列に連通する
ようスリーブ部材9A、9Bに径方向へ穿設している。
【0012】次にかかる構成の作動を説明する。図1お
よび図2はシリンダ4の停止状態を示し、電磁切換弁3
は中立位置に位置して負荷流路A、Bを排出流路Rに連
通し供給流路P1を遮断し、弁2は弁体15A、15B
がばね16A、16B力により第2弁座14A、14B
に着座してシリンダ4側から電磁切換弁3側への流体の
流れを阻止し、シリンダ4は左端に停止している。
【0013】図1の状態より、電磁切換弁3を左位置に
切換操作すると、負荷流路Aを供給流路P1に切換連通
し負荷流路Bを排出流路Rに切換連通する。圧力源Pか
ら供給流路P1に供給した流体は負荷流路Aより図3に
示す如き弁2の第1流通路6Aを流れて弁体15A頭部
に作用して弁体15Aをばね16A力に抗して第2弁座
14Aから離座して自由流れで第2流通路7Aに流れて
シリンダ4のヘツド室4Aに導入する。また、第1流通
路6Aを流れた流体はパイロツト流体としてパイロツト
ピストン17のロツド部17Aを突設した端面に作用
し、パイロツトピストン17はパイロツト流体の圧力の
作用で右方向に移動してロツド部17Bが弁体15B頭
部に当接し、弁体15Bをばね16B力に抗して押圧し
て第2弁座14Bから離座すると共に、弁部18Bが第
1弁座13Bに着座する。シリンダ4のロツド室4Bか
ら負荷流路Bに導出した流体は第2流通路7Bより絞り
孔19Bで絞り制御されて第1流通路6Bを流れて排出
流路Rより低圧側Tに排出され、シリンダ4は図1の右
方向へメータアウト回路で速度制御して作動する。
【0014】シリンダ4が図1の右端まで作動すると、
電磁切換弁3を中立位置に復帰操作する。これにより、
第1流通路6A、6Bが負荷流路A、Bより排出流路R
に切換連通され、パイロツトピストン17にパイロツト
流体が作用しなくなり、弁体15A、15Bはばね16
A、16B力により第2弁座14A、14Bに着座する
と共に、パイロツトピストン17はばね16B力により
図3の左方向に移動して弁部18Bが第1弁座13Bか
ら離座する。シリンダ4は右端で停止する。
【0015】この状態より、電磁切換弁3を右位置に切
換操作すると、負荷流路Aを排出流路Rに切換連通し負
荷流路Bを供給流路P1に切換連通する。供給流路P1
の流体は負荷流路Bを流れて弁体15Bを第2弁座14
Bから離座して自由流れで第2流通路7Bに流れてシリ
ンダ4のロツド室4Bに導入する。また、パイロツトピ
ストン17は第1流通路6Bを流れる流体がパイロツト
流体として作用し、前述と逆に図2の左方向に移動して
弁体15Aを第2弁座14Aから離座すると共に、弁部
18Aが第1弁座13Aに着座する。シリンダ4のヘツ
ド室4Aから導出した流体は第2流通路7Aより絞り孔
19Aで絞り制御されて第1流通路6Aを流れて排出流
路Rより低圧側Tに排出され、シリンダ4は右端より図
1の左方向へメータアウト回路で速度制御して作動す
る。そして、シリンダ4が左端まで作動すると、電磁切
換弁3を中立位置に復帰操作し、弁2は弁体15A、1
5Bが第2弁座14A、14Bに着座すると共に、パイ
ロツトピストン17は右方向に移動して弁部18Aが第
1弁座13Aから離座する。シリンダ4は図1に示す左
端で停止する。
【0016】かかる作動で、弁2は、パイロツトピスト
ン17にパイロツト流体が作用していない場合には弁体
15A、15Bが第2弁座14A、14Bに着座して第
2流通路7A、7Bから第1流通路6A、6Bへの流体
の流れを阻止すると共に、パイロツトピストン17にパ
イロツト流体が作用した場合には弁体15A若しくは1
5Bを第2弁座14A若しくは14Bから離座して弁部
18A若しくは18Bを第1弁座13A若しくは13B
に着座して第2流通路7A若しくは7Bからの流体を絞
り孔19A若しくは19Bで絞り制御して第1流通路6
A若しくは6Bに流すため、図5に示す従来の装置にお
ける一方向絞り弁26A、26Bとパイロツト操作逆止
め弁24とを負荷流路A、Bに直列に配設した場合と同
等の機能を単一の弁2で得ることができて、装置全体の
小型化を図ることができる。また、弁2はパイロツトピ
ストン17に弁部18A、18Bを形成して設け、移動
する部材として弁体15A、15B、パイロツトピスト
ン17で良く、既存のパイロツト操作逆止め弁と比較し
て移動する部材を増加することなくできて、構成の複雑
化を良好に抑制することができる。さらにまた、蓋部材
20A、20Bを取り外して絞り孔19A、19Bの径
が異なる他のスリーブ部材9A、9Bに交換すること
で、絞り開度を適宜変更することができる。
【0017】図4は本発明の他実施例を示し、一実施例
と同一個所には同符号を付して説明を省略し、異なる個
所についてのみ説明する。流体を絞り制御する絞り孔2
1A、21Bは、パイロツトピストン22にその一端を
小径孔10A、10B内に延在するロツド部22A、2
2B外周面に開口すると共に、その他端を弁部23A、
23Bの常に第1流通路6A、6Bに面する根元に開口
して設け、小径孔10A、10Bと第1流通路6A、6
B間を第1弁座13A、13Bを介する連通と並列に連
通している。そして、一実施例と同様の作動で、一実施
例と同様に装置全体の小型化を図ることができると共
に、弁2は構成の複雑化を良好に抑制することができ
る。
【0018】尚、本実施例では、負荷流路A、Bに対応
して弁体15A、15Bを2個設けてシリンダ4の右方
向および左方向への作動でともにメータアウト回路で速
度制御したが、一方向への作動のみをメータアウト回路
で速度制御する場合には必要な負荷流路A若しくはBに
対応して1個の弁体を設ければ良いことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】このように、本発明は、流体の一方向へ
の流れを自由流れとすると共に他方向への流れを絞り制
御する一方向絞り弁と、パイロツト操作により開閉作動
するパイロツト操作逆止め弁とを直列に配設した機能を
備えた流体制御装置において、弁本体内に小径孔と小径
孔より大径の大径孔を連設し、小径孔には第1弁座を介
して流体が流通する第1流通路を連通すると共に大径孔
には流体が流通する第2流通路を連通して設け、小径孔
と大径孔の連設段部に第2弁座を形成して設け、第2弁
座に着座する弁体を大径孔へ移動自在に収装して設け、
パイロツト流体の圧力の作用により弁体を第2弁座から
の離座方向に押圧するパイロツトピストンを弁体と対向
して移動自在に設け、パイロツトピストンには弁体の離
座方向への押圧により第1弁座に着座する弁部を形成し
て設け、小径孔と第1流通路間を第1弁座を介する連通
と並列に流体を絞り制御する絞り孔で連通しているた
め、流体の一方向への流れを自由流れとすると共に他方
向への流れを絞り制御する一方向絞り弁とパイロツト操
作により開閉作動するパイロツト操作逆止め弁とを直列
に配設した場合と同等の機能を単一の弁で得ることがで
きて、装置全体の小形化を図ることができる。また、弁
はパイロツトピストンに弁部を形成して設け、移動する
部材として弁体、パイロツトピストンで良く、既存のパ
イロツト操作逆止め弁と比較して移動する部材を増加す
ることなくできて、構成の複雑化を良好に抑制すること
ができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した流体制御装置の回路
図である。
【図2】一実施例の要部を示した弁の縦断面図である。
【図3】図2の作動状態を示した縦断面図である。
【図4】他実施例を示した弁の縦断面図である。
【図5】従来例を示した流体制御装置の回路図である。
【符号の説明】
2弁 5弁本体 6A、6B第1流通路 7A、7B第2流通路 10A、10B小径孔 11A、11B大径孔 13A、13B第1弁座 14A、14B第2弁座 15A、15B弁体 17、22パイロツトピストン 18A、18B、23A、23B弁部 19A、19B、21A、21B絞り孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の一方向への流れを自由流れとする
    と共に他方向への流れを絞り制御する一方向絞り弁と、
    パイロツト操作により開閉作動するパイロツト操作逆止
    め弁とを直列に配設した機能を備えた流体制御装置にお
    いて、弁本体内に小径孔と小径孔より大径の大径孔を連
    設し、小径孔には第1弁座を介して流体が流通する第1
    流通路を連通すると共に大径孔には流体が流通する第2
    流通路を連通して設け、小径孔と大径孔の連設段部に第
    2弁座を形成して設け、第2弁座に着座する弁体を大径
    孔へ移動自在に収装して設け、パイロツト流体の圧力の
    作用により弁体を第2弁座からの離座方向に押圧するパ
    イロツトピストンを弁体と対向して移動自在に設け、パ
    イロツトピストンには弁体の離座方向への押圧により第
    1弁座に着座する弁部を形成して設け、小径孔と第1流
    通路間を第1弁座を介する連通と並列に流体を絞り制御
    する絞り孔で連通して成る流体制御装置。
  2. 【請求項2】 絞り孔を弁本体に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の流体制御装置。
  3. 【請求項3】 絞り孔をパイロツトピストンに設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の流体制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006105227A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Kayaba Ind Co Ltd オペレートチェック弁、油圧駆動ユニット
WO2014069435A1 (ja) * 2012-11-05 2014-05-08 カヤバ工業株式会社 シリンダ制御装置

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