JP2544803Y2 - 積層形圧力制御弁 - Google Patents

積層形圧力制御弁

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JP2544803Y2
JP2544803Y2 JP1991026030U JP2603091U JP2544803Y2 JP 2544803 Y2 JP2544803 Y2 JP 2544803Y2 JP 1991026030 U JP1991026030 U JP 1991026030U JP 2603091 U JP2603091 U JP 2603091U JP 2544803 Y2 JP2544803 Y2 JP 2544803Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、作動制御回路を構成す
る積層形制御装置の一つの積層形制御素子を成す積層形
圧力制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積層形圧力制御弁は図6
に示す如き、圧力液体を供給する供給流路Pと液体アク
チュエータ側へ接続する2個の負荷流路A、Bと低圧側
へ接続する排出流路Rとを本体1の平坦に形成した上下
面1A、1Bに規格化して貫通開口して設け、負荷流路
Aと交差して本体1内部に穿設の収装孔2へ弁体3を移
動自在に収装して設け、弁体3には圧力を設定するばね
4力を付与すると共に、負荷流路Aの液体をパイロット
液体としてパイロット路6を介して導入する弁体3端部
に形成のパイロット室5のパイロット液体に基づく作用
力をばね4力に対向して作用し、弁体3に外嵌した逆止
め弁体7を弁座8に着離自在に設けている。
【0003】そして、負荷流路Aを液体が上面1A側よ
り下面1B側に向けて流通する際には、逆止め弁体7は
弁座8に着座して負荷流路Aを閉じ、弁体3はパイロッ
ト室5に導入するパイロット液体に基づく作用力がばね
4力以下では図示状態にあって負荷流路Aを閉じ、パイ
ロット液体に基づく作用力がばね4力に達すると図示右
方向に移動して外周面に形成の環状溝9が弁座8の上流
側と下流側を連通して負荷流路Aを開き、ばね4力によ
り設定する設定圧力に圧力制御された液体が下面1B側
の負荷流路Aに流れる。
【0004】また、負荷流路Aを液体が下面1B側より
上面1A側に向けて流通する際には、逆止め弁体7は図
示左方向に移動し弁座8より離座して負荷流路Aを開
き、液体が自由に流通する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、かかる積層
形圧力制御弁はパイロット室5に負荷流路Aの液体をパ
イロット液体として導入する専用のものであるから、パ
イロット液体を外部より導入するものに変更したい場合
には、それ専用の積層形圧力制御弁に取換えしなければ
ならず、かかる取換えの際にはその最上段へ設置した電
磁方向切換弁や取換える積層形圧力制御弁より上方に積
層した積層形制御素子をその都度取外さなければなら
ず、変更作業が非常に面倒である問題点があった。
【0006】本考案は、かかる問題点を解決するもの
で、本体を積層状態のままでパイロット室に導入するパ
イロット液体を変更自在にしてその導入するパイロット
液体の変更作業を簡単にした積層形圧力制御弁を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、内
部に液体を流通する複数の流路を形成したマニホールド
上に、圧力液体を供給する供給流路と液体アクチュエー
タ側へ接続する2個の負荷流路と低圧側へ接続する排出
流路とを本体の上下面に規格化して貫通開口した積層形
制御素子を選択的に積層し、この積層する積層形制御素
子の最上段へ電磁方向切換弁を設置して作動制御回路を
構成する積層形制御装置の一つの積層形制御素子を成す
積層形圧力制御弁であって、本体の内部に圧力制御する
負荷流路を開閉するよう弁体を移動自在に収装して設
け、弁体に液体の圧力を設定するばね力を付与して設け
ると共にばね力に対向して導入するパイロット液体に基
づく作用力を弁体に作用するよう弁体端部にパイロット
室を形成して設け、圧力制御する負荷流路に分岐接続し
てその負荷流路の液体をパイロット液体としてパイロッ
ト室へ流通するパイロット路を設け、本体の各流路が貫
通開口する上下面と直交する一側面に開口してねじ部を
有する取付孔を穿設し、この取付孔には、本体を積層状
態のままで、負荷流路に分岐接続のパイロット路とパイ
ロット室間を連通する連通路を有する第1栓部材と、負
荷流路に分岐接続のパイロット路を閉塞しパイロット室
に連通して外部よりのパイロット液体を流通する外部パ
イロット路を有する第2栓部材とを選択的に着脱自在に
取付けして成る。
【0008】
【作用】かかる本考案の構成において、本体を積層した
状態で、本体の各流路が貫通開口する上下面と直交する
一側面に開口する取付孔に第1栓部材を取付けすること
で圧力制御する負荷流路の液体をパイロット液体として
パイロット路、第1栓部材の連通路を介してパイロット
室に導入でき、また取付孔に第2栓部材を取付けするこ
とでパイロット路を閉塞し外部よりのパイロット液体を
外部パイロット路を介してパイロット室に導入できる。
このため、積層形圧力制御弁は、本体を積層状態のまま
で第1栓部材と第2栓部材とを選択的に着脱取付けでき
るから、本体を積層状態のままでパイロット室に導入す
るパイロット液体を変更自在にできて変更作業を簡単に
することができる。
【0009】
【実施例】以下、積層形圧力制御弁を積層形シーケンス
弁とした本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1の(A)および図2において、10は直方体形状の
本体で、圧力液体を供給する供給流路P1と液体アクチ
ュエータ側へ接続する2個の負荷流路A1、B1と低圧
側へ接続する排出流路R1とを平坦に形成した上下面1
0A、10Bに規格化して貫通開口している。11は本
体10内部に異径孔を連設して構成の収装孔で、負荷流
路A1と交差して設けると共に、他の各流路P1、B
1、R1とは交差しないよう設けている。12は収装孔
11へ移動自在に収装の弁体で、外周面に窪み形成の環
状溝12Aで負荷流路A1を開閉自在に設けている。1
3は弁体12へ移動自在に外嵌した逆止め弁体で、収装
孔11の連設段部に形成の弁座14に着離自在に設け、
ばね13B力により弁座14への着座方向に付勢され負
荷流路A1の液体を下面10B側から上面10A側への
流れを許容すると共に上面10A側から下面10B側へ
の流れを阻止するよう設けている。13Aは逆止め弁体
13に半径方向へ穿設の連通孔で、弁体12の図示左方
向への移動により弁体12の環状溝12Aが開口するよ
う設けている。
【0010】15は本体10に取付けのばね収装部材
で、内部にばね収装室15Aを有している。16は液体
の圧力を設定するばねで、ばね受け部材17を介して弁
体12にばね16力を付与するようばね収装室15Aに
収装している。17Aはばね受け部材17に有する連通
路で、ばね収装室15Aを低圧側へ連通するよう設けて
いる。18はばね収装部材15に取付けの蓋部材、19
は蓋部材18に進退自在に螺合した調整部材で、ばね受
け部材20に当接して設け、回動操作による進退でばね
受け部材20を介してばね16力を調整して設定圧力値
を変更自在に設けている。
【0011】21は弁体12端部に形成のパイロット室
で、内部に導入するパイロット液体に基づく作用力をば
ね16力に対向して弁体12に作用するよう設けてい
る。22は本体10内部に形成のパイロット路で、負荷
流路Aに分岐接続して負荷流路Aの液体をパイロット液
体としてパイロット室21へ流通するよう設けている。
23は本体10に穿設する段付きの取付孔で、本体10
の上下面10A、10Bと直交する一側面10Cに開口
して開口側にねじ部23Aを有し、段部にパイロット路
22を開口して設けている。24はねじ部23Aに螺合
して取付孔23に着脱自在に取付けの第1栓部材で、パ
イロット路22とパイロット室21間を連通する連通路
25を有すると共に、パイロット路22に接続して外部
開口を詰栓部材26により閉塞した圧力取出路27を有
し、圧力取出路27は詰栓部材26を取外して図示しな
い圧力計よりの配管を取付け自在に設け、パイロット室
21に導入するパイロット液体の圧力を測定可能にして
いる。28は本体10の上下面1OA、10Bに貫通関
口する4個の取付孔である。
【0012】29は第1栓部材24と取換えてねじ部2
3Aに螺合して取付孔23に着脱自在に取付けの第2栓
部材で、図1の(B)に示す如き、パイロット路22を
閉塞して設けると共に、外部よりのパイロット液体を流
通してパイロット室21に連通する外部パイロット路3
0を有し、パイロット室21に外部よりのパイロット液
体を導入するよう設けている。
【0013】図3は図1の(A)および図2に示す一実
施例の積層形シーケンス弁31を積層形制御素子の一つ
として用いて作動制御回路を構成する積層形制御装置を
示し、32は内部に4個の流路32A、32B、32
C、32Dを形成したマニホールドで、流路32Aは圧
力源33に、流路32B、32Cは液体アクチュエータ
としての液圧シリンダ34に、流路32Dは低圧側とし
てのタンクTにそれぞれ接続して設けている。35はマ
ニホールド32上に積層した積層形制御素子としての積
層形逆止め弁で、流路32Aを介して圧力源33へ接続
して圧力液体を供給する供給流路P2と流路32B、3
2Cを介して液圧シリンダ34へ接続する2個の負荷流
路A2、B2および流路32Dを介してタンクTへ接続
する排出流路R2を本体の上下面に規格化して貫通開口
して設け、供給流路P2に圧力源33側からの液体流れ
を許容してその逆方向への液体流れを阻止する逆止め弁
体36を有している。積層形シーケンス弁31は積層形
逆止め弁35を介してマニホールド32上に積層して設
け、供給流路P1と2個の負荷流路A1、B1および排
出流路R1をそれぞれ積層形逆止め弁35の各流路P
2、A2、B2、R2へ接続している。37は積層形逆
止め弁35と積層形シーケンス弁31を介してマニホー
ルド32上の最上段へ設置した電磁方向切換弁で、供給
流路P1と負荷流路A1間を切換連通すると共に負荷流
路B1と排出流路R1間を切換連通する第1切換位置イ
と、供給流路P1と負荷流路B1間を切換連通すると共
に負荷流路A1と排出流路R1間を切換連通する第2切
換位置口および、各流路P1、A1、B1、R1間を遮
断する中立位置ハを有している。
【0014】次にかかる構成の作動を説明する。図3は
積層形制御装置の非作動状態を示し、電磁方向切換弁3
7が中立位置ハにあって各流路P1、A1、B1、R1
間を遮断しており、液圧シリンダ34は停止している。
積層形シーケンス弁31は逆止め弁体13がばね13B
力により付勢されて弁座14に着座していると共に、弁
体12が図1の(A)の状態にあり外周面で連通孔13
Aを閉塞し、負荷流路A1を閉じている。
【0015】いま、電磁方向切換弁37を第1切換位置
イに切換操作すると、圧力源33より流路32Aを流通
して供給流路P2、P1に供給されている圧力液体が負
荷流路A1に流通し、負荷流路A1の液体がパイロット
液体としてパイロット路22、第1栓部材24の連通路
25を流通してパイロット室21に導入し、パイロット
室21に導入のパイロット液体に基づく作用力がばね1
6力に達すると、弁体12が図示左方向に移動して環状
溝12Aが連通孔13Aへ開口し負荷流路A1を開き、
ばね16力により設定する設定圧力に圧力制御された負
荷流路A1の液体が負荷流路A2、流路32Bを流通し
て液圧シリンダ34のヘッド側に導入し、液圧シリンダ
34はロッド側の液体を流路32C、負荷流路B2、B
1、排出流路R1、R2、流路32Dを流通してタンク
Tに導出して図示右方向へ作動する。
【0016】この状態より、電磁方向切換弁37を中立
位置ハに復帰操作すると、各流路P1、A1、B1、R
1間が遮断され液圧シリンダ34は作動を停止する。積
層形シーケンス弁31は弁体12がばね16力により図
1の(A)の状態に復帰移動し負荷流路A1を閉じる。
【0017】また、電磁方向切換弁37を第2切換位置
口に切換操作すると、供給流路P2、P1に供給されて
いる圧力液体が負荷流路B1、B2、流路32Cを流通
して液圧シリンダ34のロッド側に導入し、液圧シリン
ダ34はヘッド側の液体を流路32B、負荷流路A2、
A1、弁座14より離座した逆止め弁体13、排出流路
R1、R2、流路32Dを流通してタンクTに導出して
図示左方向へ作動する。そして、電磁方向切換弁37を
中立位置ハに復帰操作すると液圧シリンダ34は作動を
停止する。
【0018】この作動で、パイロット室21に導入する
パイロット液体を負荷流路Aよりのものに換えて外部よ
りのものに変更したい場合には、本体10を積層した状
態で、第2栓部材29を第1栓部材24と取換えて取付
孔23に取付けすることで、パイロット路22を閉塞し
外部よりのパイロット液体を外部パイロット路30を介
してパイロット室21に導入できるため、積層形シーケ
ンス弁31は、本体10を積層状態のままで第1栓部材
24と第2栓部材29とを選択的に着脱取付けできるか
ら、本体10を積層状態のままでパイロット室21に導
入するパイロット液体を変更自在にできて変更作業を簡
単にすることができる。また、積層形シーケンス弁31
はパイロット室21に導入するパイロット液体の変更で
第1栓部材24と第2栓部材29以外の構成部品を共用
できるから、部品点数を低減して部品管理の簡素化を図
れると共に製作コストを低減することができる。さら
に、第1栓部材24に有してパイロット路22に接続す
る圧力取出路27に圧力計よりの配管を取付けすること
でパイロット液体の圧力を測定できるから、本体10に
パイロット液体の圧力を測定するための圧力取出路を格
別に必要とせず、構成の簡素化を図ることができる。
【0019】図4の(A)および(B)は積層形圧力制
御弁を積層形カウンタバランス弁とした本考案の他実施
例を示し、一実施例と異なる個所について説明する。ば
ね16を収装したばね収装室15Aはばね受け部材17
の連通路17B、弁体12に有する連通路12Bを介し
て弁座14より上面10A側の負荷流路A3に連通して
設けている。弁体12に外嵌する逆止め弁体13は負荷
流路A3の液体を上面10A側から下面10B側への流
れを許容すると共に下面10B側から上面10A側への
流れを阻止するよう設けている。パイロット路38は弁
座14より下面10B側の負荷流路A3に分岐接続して
取付孔23の段部に開口して設けている。そして、取付
孔23に第1栓部材24を取付けすることで負荷流路A
3の液体がパイロット液体としてパイロット路38、連
通路25を流通してパイロット室21に導入でき、また
取付孔23に第2栓部材29を取付けすることでパイロ
ット路38を閉塞して外部よりのパイロット液体が外部
パイロット路30を流通してパイロット室21に導入で
きる。
【0020】図5は図4の(A)に示す他実施例の積層
形カウンタバランス弁39を積層形制御素子の一つとし
て用いて作動制御回路を構成する積層形制御装置を示
し、マニホールド32、積層形逆止め弁35、電磁方向
切換弁37は図3に示すものと同等である。積層形カウ
ンタバランス弁39は積層形逆止め弁35を介してマニ
ホールド32上に積層して設け、供給流路P3と2個の
負荷流路A3、B3および排出流路R3をそれぞれ積層
形逆止め弁35の各流路P2、A2、B2、R2へ接続
している。液圧シリンダ40は縦置きに配置されてい
る。
【0021】作動は、電磁方向切換弁37を第1切換位
置イに切換操作すると、供給流路P2、P3の圧力液体
が逆止め弁体13を弁座14より離座させ負荷流路A
3、A2、流路32Bを流通して液圧シリンダ40のヘ
ッド側に導入し、液圧シリンダ40はロッド側の液体を
流路32C、負荷流路B2、B3、排出流路R3、R
2、流路32Dを流通してタンクTに導出して図示上方
向へ作動し、電磁方向切換弁37を中立位置ハに復帰操
作すると、液圧シリンダ40は上方向で作動を停止す
る。
【0022】この状態より、電磁方向切換弁37を第2
切換位置ロに切換操作すると、供給流路P2、P3の圧
力液体が負荷流路B3、B2、流路32Cを流通して液
圧シリンダ40のロッド側に導入し、液圧シリンダ40
のヘッド側の液体は流路32B、負荷流路A2、A3を
流通し、負荷流路A3に流通の液体がパイロット液体と
してパイロット路38、第1栓部材24の連通路25を
流通してパイロット室21に導入し、パイロット室21
に導入のパイロット液体に基づく作用力がばね16力に
達すると、弁体12が図示左方向に移動して負荷流路A
3を開き、ばね16力により設定する設定圧力に圧力制
御された負荷流路A3の液体が排出流路R3、R2、流
路32Dを流通してタンクTに導出し、液圧シリンダ4
0はヘッド側の圧力をばね16力により設定する設定圧
力に保持されて図示下方向へ作動し、電磁方向切換弁3
7を中立位置ハに復帰操作すると、液圧シリンダ40は
作動を停止し図示状態となる。この作動で、一実施例と
同等の作用効果を得ることができる。
【0023】
【考案の効果】このように、本考案は、内部に液体を流
通する複数の流路を形成したマニホールド上に、圧力液
体を供給する供給流路と液体アクチュエータ側へ接続す
る2個の負荷流路と低圧側へ接続する排出流路とを本体
の上下面に規格化して貫通開口した積層形制御素子を選
択的に積層し、この積層する積層形制御素子の最上段へ
電磁方向切換弁を設置して作動制御回路を構成する積層
形制御装置の一つの積層形制御素子を成す積層形圧力制
御弁であって、本体の内部に圧力制御する負荷流路を開
閉するよう弁体を移動自在に収装して設け、弁体に液体
の圧力を設定するばね力を付与して設けると共にばね力
に対向して導入するパイロット液体に基づく作用力を弁
体に作用するよう弁体端部にパイロット室を形成して設
け、圧力制御する負荷流路に分岐接続してその負荷流路
の液体をパイロット液体としてパイロット室へ流通する
パイロット路を設け、本体の各流路が貫通開口する上下
面と直交する一側面に開口してねじ部を有する取付孔を
穿設し、この取付孔には、本体を積層状態のままで、
荷流路に分岐接続のパイロット路とパイロット室間を連
通する連通路を有する第1栓部材と、負荷流路に分岐接
続のパイロット路を閉塞しパイロット室に連通して外部
よりのパイロット液体を流通する外部パイロット路を有
する第2栓部材とを選択的に着脱自在に取付けしたこと
により、積層形圧力制御弁は、本体を積層状態のまま
で、第1栓部材と第2栓部材とを選択的に着脱取付け
きるから、本体を積層状態のままでパイロット室に導入
するパイロット液体を変更自在にできて変更作業を簡単
にすることができる。また、積層形圧力制御弁はパイロ
ット室に導入するパイロット液体の変更で第1栓部材と
第2栓部材以外の構成部品を共用できるから、部品点数
を低減して部品管理の簡素化を図れると共に製作コスト
を低減することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(A)は積層形シー
ケンス弁の第1栓部材を取付けした状態の縦断面図、
(B)は積層形シーケンス弁の第2栓部材を取付けした
状態の一部を断面で示す正面図である。
【図2】図1の(A)に示す積層形シーケンス弁の平面
図である。
【図3】図1の(A)に示す積層形シーケンス弁を用い
た積層形制御装置の作動制御回路図である。
【図4】本考案の他実施例を示し、(A)は積層形カウ
ンタバランス弁の第1栓部材を取付けした状態の縦断面
図、(B)は積層形カウンタバランス弁の第2栓部材を
取付けした状態の一部を断面で示す正面図である。
【図5】図4の(A)に示す積層形カウンタバランス弁
を用いた積層形制御装置の作動制御回路図である。
【図6】従来例を示す積層形圧力制御弁の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10本体 10A上面 10B下面 10C一側面 12弁体 16ばね 21パイロット室 22、38パイロット路 23取付孔 23Aねじ部 24第1栓部材 25連通路 29第2栓部材 30外部パイロット路 32マニホールド P1、P3供給流路 A1、A3、B1、B3負荷流路 R1、R3排出流路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に液体を流通する複数の流路を形成
    したマニホールド上に、圧力液体を供給する供給流路と
    液体アクチュエータ側へ接続する2個の負荷流路と低圧
    側へ接続する排出流路とを本体の上下面に規格化して貫
    通開口した積層形制御素子を選択的に積層し、この積層
    する積層形制御素子の最上段へ電磁方向切換弁を設置し
    て作動制御回路を構成する積層形制御装置の一つの積層
    形制御素子を成す積層形圧力制御弁であって、本体の内
    部に圧力制御する負荷流路を開閉するよう弁体を移動自
    在に収装して設け、弁体に液体の圧力を設定するばね力
    を付与して設けると共にばね力に対向して導入するパイ
    ロット液体に基づく作用力を弁体に作用するよう弁体端
    部にパイロット室を形成して設け、圧力制御する負荷流
    路に分岐接続してその負荷流路の液体をパイロット液体
    としてパイロット室へ流通するパイロット路を設け、本
    体の各流路が貫通開口する上下面と直交する一側面に開
    口してねじ部を有する取付孔穿設し、この取付孔に
    は、本体を積層状態のままで、負荷流路に分岐接続のパ
    イロット路とパイロット室間を連通する連通路を有する
    第1栓部材と、負荷流路に分岐接続のパイロット路を閉
    塞しパイロット室に連通して外部よりのパイロット液体
    を流通する外部パイロット路を有する第2栓部材とを選
    択的に着脱自在に取付けして成る積層形圧力制御弁。
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