JP2674782B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JP2674782B2
JP2674782B2 JP13961288A JP13961288A JP2674782B2 JP 2674782 B2 JP2674782 B2 JP 2674782B2 JP 13961288 A JP13961288 A JP 13961288A JP 13961288 A JP13961288 A JP 13961288A JP 2674782 B2 JP2674782 B2 JP 2674782B2
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正比古 細野
直樹 市川
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Toyota Motor Corp
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyota Motor Corp
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧力源に接続する供給通路、低圧側に接続
する戻り通路、アクチュエータに接続する出力通路を有
した基台に、供給通路に連通した供給ポート、戻り通路
に連通した戻りポート、出力通路に連通した出力ポート
が開口する取付面を設け、取付面との接合面に、供給ポ
ート、戻りポート、出力ポートにそれぞれ連通する通路
を開口して形成している弁構成体を取付面上に積層配設
する弁装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種のものは、実公昭55−28926号公報に示さ
れるように、最上位に位置する電磁切換弁と各種制御弁
からなる弁構成体を基台上に積層配設している。
〔従来技術の問題点〕
このものでは、弁構成体最上位の電磁切換弁に外部か
ら配線しなくてはならないものであるから、弁装置を組
付けた後の補修や回路変更等で弁構成体を基台から取り
外すとき、配線を弁構成体から取り外さねばならず、作
業に手間がかかっていた。
本発明は配線を取り外すとなく弁構成体を基台から取
り外しできる弁装置を実現するものである。
〔問題点を解消するための手段〕
このため本発明は、圧力源に接続する供給通路、低圧
側に接続する戻り通路、アクチュエータに接続する出力
通路を有し、外面に供給通路に連通した供給ポート、戻
り通路に連通した戻りポート、出力通路に連通した出力
ポートが開口した取付面を形成した基台と、基台の取付
面上に積層配設され取付面との接合面にそれぞれ開口し
て供給ポートに連通される通路と戻りポートに連通され
る通路と出力ポートに連通される通路を有した弁構成体
と、弁構成体に備えてパイロット室への圧力流体の導
入、パイロット室からの圧力流体の排出によって出力ポ
ートに連通される通路、供給ポートに連通される通路及
び戻りポートに連通される通路間の切換状態を変化する
パイロット操作式の切換弁とを備え、弁構成体には接合
面に開口してパイロット室に連通したパイロット通路
を、また、基台には弁構成体のパイロット通路に連通す
るよう取付面に開口してパイロット通路を設け、切換操
作に応じ基台と弁構成体のパイロット通路を介してパイ
ロット室へ圧力流体を導入させたりパイロット室の圧力
流体を排出させたりする電磁切換弁を基台に設けてい
る。
〔作用〕
このような構成によれば、弁構成体が備えている切換
弁は、基台に設けた電磁切換弁によって切換操作される
から、切換弁のため弁構成体に外部から配線する必要が
なく、電磁切換弁への配線を取り外すことなく弁構成体
を基台から取り外すことができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第一実施例を第1図から第17図で説明すると1は、互
いに接合した単位体1A、1Bと、その両側に接合した端板
1C、1Dを、四本のタイロッド2とナット3によって一体
的に連結した基台である。単位体1A、1Bは基本的に同一
構成であるから、第4図から第8図において、異なった
点については単位体1Bを参照するが、主に単位体1Aで代
表して説明する。単位体1Aは、正面視四角形の厚板状
で、両接合面6、7に開口するよう供給通路4と戻り通
路5が貫通形成されている。そして両接合面6、7に直
交した両端面8、9に開口して二つの出力通路10、11が
貫通形成されている。また、上面12には、供給ポート13
と、出力ポート14、15と、戻りポート16、17が開口した
取付面18を形成している。供給ポート13は、接合面7に
設けた切欠開口13Aと溝19により供給通路4に連通し、
戻りポート16、17は、接合面7に設けた切欠開口16A、1
7Aと溝20によって互いに連通すると共に、戻りポート16
の下方で接合面7に設けた切欠開口16Bと溝21によって
戻り通路5に連通している。そして出力ポート14は、接
合面6に設けた切欠開口14Aと溝22そして溝22に穿設し
た通孔23によって出力通11に連通し、出力ポート15は、
接合面6に設けた切欠開口15Aと溝24そして溝24に穿設
した通孔25によって出力通路10に連通している。また、
取付面18にはパイロット通路26、27が開口しており、各
パイロット通路26、27は、接合面6に設けた溝28、29に
それぞれ連通し、溝28、29により通孔28A、29Aによって
後述の電磁切換弁45A、45Bの出力室39にそれぞれ連通し
ている。接合面7には、供給通路4に連通した溝31と、
供給ポート13の切欠開口13Aに連通した溝30が設られ、
溝30、31には、後述の電磁切換弁45A、45Bの供給室40に
連通した通孔30A、31Aが穿設されている。32は接合面7
に設けたシール部材で、切欠開口16A、17A及び溝20と、
供給通路4の開口、切欠開口13A及び溝19、30、31と、
戻り通路5の開口、切欠開口16B及び溝21を包囲すると
共に、接合面7に接合する相手方の接合面6に設けた溝
28、29と、切欠開口14A及び溝22と、切欠開口15A及び溝
24を包囲するようにしている。そして、単位体1Aの両端
面8、9には、内端を戻りポート16、17に連通させて、
小径部34、中径部35、大径部36と取付ねじ部37を有した
段付孔33A、33Bがそれぞれ穿設され、内部にスリーブ38
を収容している。段付孔33A、33B内は、スリーブ38によ
り、中径部35に出力室39が、大径部36に供給室40が形成
され、さらに、各取付ねじ部37への螺合でソレノイド41
が取付けられている。スリーブ38内には、スプール状の
弁体42が収容されて、常時戻りポート16あるいは17に連
通した戻り室43が形成され、戻り室43に収容したばね44
で付勢される弁体42が、ソレノイド41と非励磁のとき、
出力室39を供給室40と遮断して戻り室43に連通し、ソレ
ノイド41が励磁されると、出力室39を戻り室43と遮断し
て供給室に連通するようソレノイド41のピン44で押圧さ
れて移動する、電磁切換弁45A、45Bが形成されている。
なお、単位体1Bでの段付孔33Bは、第8図のように、電
磁切換弁45Bを設置しておらず、取付ねじ部37への螺合
により設置した栓46により、通孔28Aを通孔30Aとは遮断
して常時戻りポート16に連通している。
47A、47Bはコネクタであり、両接合面6、7に開口し
て貫通形成した収容孔48A、48Bに収容している。第9図
から第13図に詳細に示すように、収容孔48A、48Bは、接
合面7側端部に当接面49を有し、当接面49への当接と、
接続面6側端部に設けた係止片50が溝51に係合すること
により、コネクタ47A、47Bは、収容孔48A、48Bから抜け
止めされている。コネクタ47A、47Bは、接合面6側に8
本のピン端子52を、また接合面7側には各ピン端子52に
リード線53で接続した受け端子54を有すると共に、切欠
55より挿入されるソレノイド41の2本のピン端子56が嵌
着し接続する受け端子57を有している。受け端子57は、
リード線58によりピン端子52に接続されている。そし
て、単位体1A、1Bを接合すると、コネクタ47A、47Bは、
単位体1Aにおける受け端子54に単位体1Bにおけるピン端
子52が嵌着されて接続するようにしている。単位体1Bで
はコネクタ7Bは使用されず、第8図の如く、切欠55が蓋
59で閉じられている。なお、収容孔48A、48Bの接合面7
の開口周囲にはシール部材60が設置されている。
端板1C、1Dには、第1図、第2図に示すように、単位
体1A、1Bの供給通路4と合致して連通する供給通路61、
62が、また単位体1A、1Bの戻り通路5と合致して連通す
る戻り通路63、64が貫通形成されている。そして端板1C
には、接合面65に開口して収容孔48A、48Bに合致するよ
う収容孔66A、66Bが設けてあり、コネクタ47A、47Bのピ
ン端子52を嵌着して接続する受け端子67をそれぞれ有し
た(第14図参照)コネクタ68A、68Bを各収容孔66A、66B
に収容している。そして、各コネクタ68A、68Bの受け端
子67は、端板1C上に取り付けた端子箱69内に設置してい
る端子台70の各端子にリード線71で接続され、端子台70
に接続する図示しない給電線と接続するようにしてい
る。なお、端板1Cの接合面65には、単位体1A、1Bの接合
面7と同様に、収容孔65A、65B、供給通路60、戻り通路
62の各開口と、対応する接合面7の溝28、29、切欠開口
14A及び溝22、切欠開口15A及び溝22を包囲するシール部
材を、図示してないが設けている。
単位体1Aの取付面18には、弁構成体72となる制御弁73
と切換弁74が切換弁74を上位にして、また単位体1Bの取
付面18には弁構成体75となる切換弁76が、積層配設さ
れ、ボルト77により取付面18に固着されている。第15図
に示すように、各切換弁74、76は、取付面18に向いた接
合面78に、取付面18での各ポート13、14、15、16、17及
びパイロット通路26、27の開口配置と合致して供給通路
79、二つの出力通路80、81、二つの戻り通路82、83及び
二つのパイロット通路84、85を開口せしめて有してお
り、また、制御弁73は、取付面18に向いた接合面86と切
換弁74に向いた接合面87に、取付面18での各ポート13、
14、15、16、17及び二つのパイロット通路26、27の開口
配置と合致して、供給通路88、二つの出力通路89、90、
二つの戻り通路91、92、二つのパイロット通路93、94を
開口せしめて有している。そして制御弁73は、出力通路
89内に、取付面18の出力ポート14から切換弁74の出力通
路80方向への流れ時には、調整ねじ95先端のストッパ95
Aに当接して調整ねじ95の進退に応じた絞り96を形成す
るが、逆方向への流れ時には、ばね97に抗してストッパ
95Aから離れ、自由流れとする弁体98を有した逆止め弁
付きの絞り弁99を設けており、また、出力通路90内に、
取付面18の出力ポート15から切換弁74の出力通路81方向
への流れ時には、調整ねじ100先端のストッパ100Aに当
接して調整ねじ100の進退に応じた絞り101を形成する
が、逆方向への流れ時には、ばね102に抗してストッパ1
00Aから離れ、自由流れとする弁体103を有した逆止め弁
付きの絞り弁104を設けている。
切換弁74は、ばね105、106で保持される中立状態では
各通路79、80、81、82、83を遮断し、パイロット通路85
が連通したパイロット室107の液圧でばね105に抗して移
動すると供給通路79と出力通路80、戻り通路83と出力通
路81を連通し、パイロット通路84が連通したパイロット
室108の液圧でばね106に抗して移動すると、供給通路79
と出力通路81、戻り通路82と出力通路80を連通する弁体
109を有している。また、切換弁76は、パイロット通路8
4が連通したパイロット室108は常時戻り通路5に連通さ
れ、詳細を第17図で示すように、ばね105で保たれた、
供給通路79と出力通路81、戻り通路82と出力通路80を連
通する状態から、パイロット通路85が連通したパイロッ
ト室108の液圧でばね105に抗して移動すると、供給通路
79と出力通路80、戻り通路83と出力通路81を連通する弁
体110を有している。
そして、端板1C、1Dでの供給通路61、62の一方が液圧
ポンプ等の液圧源Pに接続され、他方が詰栓で閉じら
れ、また戻り通路63、64も同様に選択した一方が大気圧
状態のタンクTに接続され、他方が閉じられる。また、
単位体1Aにおいては、端面8、9で開口する出力通路1
0、11が、選択した一方の端面8あるいは9の開口でア
クチュエータであるシリンダAに接続され、他方の端面
9あるいは8の開口は閉じられ、単位体1Bにおいても同
様に、出力通路10、11がシリンダBに接続されて、第3
図の如き液圧回路が形成される。なお、制御弁73は、上
記以外に、第18、19図の如く、供給通路88に減圧弁を設
けたり、出力通路89に逆止め弁付きのカウンタバランス
弁を設けるように、各通路88、89、90、91、92の適宜個
所あるいは各通路88、89、90、91、92間を適宜連通する
個所に各種弁を設け、周知の如く、切換弁74、76の下位
に適宜数が積層される。
次に第一実施例の作動を説明する。
第3図は、単位体1Aので電磁切換弁45A、45B、単位体
1Bの電磁切換弁45Aのソレノイド41が非励磁で、切換弁7
4はパイロット室107、108が共に戻り通路5に接続され
中立位置にあり、シリンダAは停止しており、切換弁76
はパイロット室107が戻り通路5に接続されてノーマル
位置にあり、シリンダBは後退している。
単位体1Aにおいて、電磁切換弁45Aをそのソレノイド4
1の励磁で切換えると、パイロット室107に供給通路5か
ら圧液が導入されて、切換弁74が切換わり、シリンダA
が前進する。このとき絞り弁104で戻り液が絞られてシ
リンダAが速度制御される。電磁切換弁45Aを、ソレノ
イド41を非励磁として第3図の状態に切換えるとパイロ
ット室107の圧液が戻り通路5に排出されてばね105によ
り切換弁74は再び中立位置となりシリンダAが停止す
る。そして、電磁切換弁45Bをそのソレノイド41の励磁
で切換えるとパイロット室108に供給通路4からの圧液
が導入されて切換弁74が切換えられ、シリンダ1Aが後退
する。このとき、絞り弁99によって戻り液が絞られシリ
ンダAが速度制御される。再び電磁切換弁45Bを、ソレ
ノイド41を非励磁として切換えると、切換弁74はばね10
6により中立位置に切換えられる。
単位体1Bにおいて、電磁切換弁45Aをそのソレノイド4
1への励磁切換えると、切換弁76は、パイロット室107に
供給通路4からの圧液が導入されて切換わり、シリンダ
Bは前進し、再び電磁切換弁45Aを、ソレノイドを非励
磁として切換えると、パイロット室107の圧液が戻り通
路5へ排出されてばね105により切換弁76は第3図の状
態に切換わり、シリンダBが後退する。
そして、取付面18上に積層設置した各弁73、74、76
を、故障等によって交換するときや、切換弁73、76の下
位に他の制御弁を新たに追加したり、制御弁を除去した
りして液圧回路を変更しようとするとき、各電磁切換弁
45A、45Bのソレノイド41への接続状態に何ら手を加える
ことなく、単位体1Aあるいは1Bとのボルト77による固着
状態を解き、各弁73、74、76を取り外しでき、従来の如
きソレノイド41への配線を外す手間が省かれ作業が簡単
になると共に、コネクタ47A、47B、68A、68B、ソレノイ
ド41の端子52、54、56、57、67や端子台70は露出状態に
なくて前記の取り外しに伴い漏出する作動液が付着する
ことを防止でき、絶縁不良が生じる事態を良好に防止で
きる。
また、基台1の形成に当り、単に、単位体1A、1Bと端
板1C、1Dを接合することにより、コネクタ47Aのピン端
子52と受け端子54、コネクタ47Bのピン端子52と受け端
子54、コネクタ47Aと68A、コネクタ47Bと68Bのピン端子
52と受け端子67が接続され、ソレノイド41への配線が簡
単に形成できる。なお単体板は1A、1Bの二枚を接合した
が、最大六枚まで接合使用可能である。また、このコネ
クタ47A、47B、68A、68Bは、基台1の内部に収容されて
いるから、ソレノイド41への配線が外部から損傷を受け
る機会が減少する。
第20図から第26図は第二実施例を示す。第一実施例と
異なる点について述べると、基台1は上面111Aに三つの
取付面181、182、183を設けた取付体111と、取付体111
の接合面111Dに接合面112Aを接合してボルト113により
固着した端板112と、取付体111の下面111Bに取付面18
1、182、183に対応しボルト114により固着した接続体19
1、192、193を有している。取付体111内には、第21図に
示すように、接合面111Dに開口して供給通路4、戻り通
路5A、5B、パイロット供給通路116A、116B、パイロット
戻り通路117A、117Bが延在形成されている。端板112
は、第22図に示すように、供給通路4と合致するよう接
合面112Aに開口した供給通路61と、戻り通路5A、5Bを連
通する溝63Aを有して戻り通路5Aと合致するよう接合面1
12Aに開口した戻り通路63が貫通し、さらに、パイロッ
ト供給通路116A、116Bを供給通路61に連通する溝118
と、パイロット戻り通路117A、117Bを連通する溝119を
接合面112Aに設けていると共に、溝119に開口するパイ
ロット戻り通路120が貫通している。なお、126はシール
部材である。各取付面181、182、183には、第一実施例
と同様な配置で、供給通路116に連通した供給ポート1
3、出力ポート14、15、戻り通路5A、5Bにそれぞれ連通
した戻りポート17、16と、パイロット通路26、27の一端
がそれぞれ開口している。そして、出力ポート14、15、
下面111Bに開口し、接続体191、192、193に設けた出力
通路10、11にそれぞれ連通している。取付体111の端面
8、9には、各取付面181、182、183に対応して、パイ
ロット供給通路116A、116Bに連通したパイロット供給ポ
ート121A、121Bと、パイロット戻り通路117A、117Bに連
通したパイロット戻りポート122A、122Bとパイロット通
路26、27の他端が開口したパイロット取付面123A、123
B、124A、124B、125A、125Bが形成されている。パイロ
ット取付面123A、123Bには、電磁切換弁451A、451Bが、
パイロット取付面124Aには電磁切換弁452Aが、その弁本
体455をボルト126により取付けられ、電磁切換弁451A、
451B、452Aの供給室40、出力室39、戻り室43はそれぞれ
パイロット供給ポート121A、121B、パイロット通路26、
27、パイロット戻りポート122A、122Bに連通されてい
る。なお、第24図の如く取付面182に対応するパイロッ
ト取付面124Bにはパイロット供給ポート121Bを塞ぎ、パ
イロット戻りポート122Bとパイロット通路26を連通する
溝127を有した蓋板128が取付けられ、さらに、取付面18
3は使用されておらず各ポート13、14、15、16、17及び
パイロット通路26、27の開口を塞ぐ蓋板129が取付けら
れると共に、取付面183に対応したパイロット取付面125
A、125Bも、各ポート121A、121B、122A、122B及びパイ
ロット通路26、27の開口を塞ぐ蓋板130を、第25図の如
く取り付けている。
コネクタ47A、47Bは接合面111Dに開口して取付体111
内に延右した収容孔48A、48Bに収容され、各パイロット
取付面123A、123B、124A、124B、125A、125Bに対応して
電磁切換弁451A、451B、452Aのソレノイド41のピン端子
56を嵌着し接続する受け端子57を有し、また、接合面11
1D側の端部にピン端子52を有している。端板112には、
収容孔48A、48Bに合致せしめて接合面112Aに開口した収
容孔66A、66Bを有し、収容孔66A、66Bに、コネクタ47
A、47Bのピン端子52が嵌着して接続する受け端子67を有
したコネクタ68A、68Bが収容され、各受け端子67は、端
板112に取付けた端子箱69内の端子台70にリード線71で
接続している。
そして、端板112の供給通路61は液圧源に戻り通路は
タンクに、そしてまたパイロット戻り通路120も別途タ
ンクに、それぞれ図示しないが接続され、第一実施例と
同様に作用し、第一実施例同様の効果が得られる。な
お、取付体111、端板112、接続体191、192、193を一体
のものとして基台1を構成することもでき、また、パイ
ロット供給通路116A、116Bは、供給通路4、61に連通し
ているが、供給通路4、61とは別の液圧源に接続した
り、減圧弁を介して供給通路4、61に接続する等して供
給通路4、61とは異なった液圧を導びくこともできる。
そして液体に限らず気体用に用いてもよい。
〔発明の効果〕
このように本発明は、圧力源に接続する供給通路、低
圧側に接続する戻り通路、アクチュエータに接続する出
力通路を有し、外面に供給通路に連通した供給ポート、
戻り通路に連通した戻りポート、出力通路に連通した出
力ポートが開口した取付面を形成した基台と、基台の取
付面上に積層配設され取付面との接合面にそれぞれ開口
して供給ポートに連通される通路と戻りポートに連通さ
れる通路と出力ポートに連通される通路を有した弁構成
体と、弁構成体に備えてパイロット室への圧力流体の導
入、パイロット室からの圧力流体の排出によって出力ポ
ートに連通される通路、供給ポートに連通される通路及
び戻りポートに連通される通路間の切換状態を変化する
パイロット操作式の切換弁とを備え、弁構成体には接合
面に開口してパイロット室に連通したパイロット通路
を、また、基台には弁構成体のパイロット通路に連通す
るよう取付面に開口してパイロット通路を設け、切換操
作に応じ基台と弁構成体のパイロット通路を介してパイ
ロット室へ圧力流体を導入させたりパイロット室の圧力
流体を排出させたりする電磁切換弁を基台に設けてお
り、弁構成体が備えた切換弁は、基台に設けた電磁切換
弁により切換操作されるから、弁構成体には、切換弁の
ために配線を施す必要がなく、電磁切換弁への配線を取
り外さずに弁構成体を基台から取り外しでき、作業が簡
単になる。
そしてまた、弁構成体に電磁切換弁を備えさせ、基台
と弁構成体に、実施例で示した如きコネクタを設けて積
層配設に伴い互いのコネクタの端子が接続されるように
し、これらコネクタを介して電磁切換弁への配線を行な
うようにしても、基台から弁構成体を取り外せば即、配
線が外されることとなり、特別な配線の取り外しが不要
となるけれど、このものでは、弁構成体の取り外し後、
各コネクタの端子が露出したままとなるから、コネクタ
の端子に異物が付着したりして、異なった端子間の絶縁
性が良好に保たれるか危ぶまれる点が多い。これに対
し、本発明によれば、電磁切換弁への配線状態を保った
まま弁構成体を取り外しできるから、配線が外されるこ
とに伴うこのような危惧を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第17図は本発明の一実施例を示すもので第1
図、第2図は弁装置のそれぞれ平面図、正面図、第3図
は液圧回路図、第4図、第5図、第6図は単位体1Aのそ
れぞれ背面図、平面図、正面図、第7図、第8図は単位
体1A、1Bのそれぞれ要部断面図、第9図は単位体1Aの要
部断面図、第10図、第11図はそれぞれ第9図の右側面
図、左側面図、第12図はコネクタの部分正面図、第13図
は第9図の線I−Iに沿う断面図、第14図はソレノイド
41への配線状態を示した図、第15図は弁構成体72の断面
図、第16図は第15図の線I−Iに沿う断面図、第17図は
切換弁76の要部断面図であり、第18図、第19図は制御弁
の他例を示す液圧回路図、第20図から第26図は本発明の
第二実施例を示すもので、第20図は弁装置の正面図、第
21図は取付体111の断面図、第22図は、第20図の線I−
Iに沿う断面図、第23図は第21図の線I−Iに沿う断面
図、第24図、第25図は取付体111の要部断面図、第26図
はソレノイド41への配線状態を示した図である。 1…基台、4…供給通路、5、5A、5B…戻り通路、13…
供給ポート、14、15…出力ポート、17、18…戻りポー
ト、18…取付面、26、27…パイロット通路、45A、45B…
電磁切換弁、61、62…供給通路、63、64…戻り通路、7
2、75…弁構成体、74、76…切換弁、84、85、93、94…
パイロット通路、107、108…パイロット室、181、182、
183…取付面、451A、451B、452A…電磁切換弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力源に接続する供給通路、低圧側に接続
    する戻り通路、アクチュエータに接続する出力通路を有
    し、外面に供給通路に連通した供給ポート、戻り通路に
    連通した戻りポート、出力通路に連通した出力ポートが
    開口した取付面を形成した基台と、基台の取付面上に積
    層配設され取付面との接合面にそれぞれ開口して供給ポ
    ートに連通される通路と戻りポートに連通される通路と
    出力ポートに連通される通路を有した弁構成体と、弁構
    成体に備えてパイロット室への圧力流体の導入、パイロ
    ット室からの圧力流体の排出によって出力ポートに連通
    される通路、供給ポートに連通される通路及び戻りポー
    トに連通される通路間の切換状態を変化するパイロット
    操作式の切換弁とを備え、弁構成体には接合面に開口し
    てパイロット室に連通したパイロット通路を、また、基
    台には弁構成体のパイロット通路に連通するよう取付面
    に開口してパイロット通路を設け、切換操作に応じ基台
    と弁構成体のパイロット通路を介してパイロット室へ圧
    力流体を導入させたりパイロット室の圧力流体を排出さ
    せたりする電磁切換弁を基台に設けた弁装置。
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