JPH0810469B2 - 循環式硬貨処理装置 - Google Patents

循環式硬貨処理装置

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JPH0810469B2
JPH0810469B2 JP61151235A JP15123586A JPH0810469B2 JP H0810469 B2 JPH0810469 B2 JP H0810469B2 JP 61151235 A JP61151235 A JP 61151235A JP 15123586 A JP15123586 A JP 15123586A JP H0810469 B2 JPH0810469 B2 JP H0810469B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 この発明は、例えば、自動預金支払機に内蔵されて、
入金された硬貨を出金用の硬貨として循環使用する循環
式硬貨処理装置に関する。
(ロ)発明の背景 上述の循環式硬貨処理装置としては、第6図に示す構
成の装置がある。
すなわち、この装置は、利用客が入出金口71に入金硬
貨を投入すると、第1フィーダ72で1枚ずつ送出し、第
1検銭部73で硬貨の材質、厚み、外径を検銭して硬貨の
真偽判別、金種判別を行なった後、真硬貨を一時ストア
部74にストアする。
また、取引が成立すると、一時ストア部74にストアさ
れた硬貨は、第2フィーダ75に供給された後、該第2フ
ィーダ75から1枚ずつ送出された硬貨を、第2検銭部76
で外径検銭により金種を判別して、金種別に設けられた
収納部77に金種毎に収納され、収納部77をオーバフロー
する硬貨は回収金庫78に回収される。
なお、収納部77で不足する硬貨は補充部79より、第2
フィーダ75、第2検銭部76を介して収納部77に補給され
る。
一方、出金硬貨は指定金種別に収納部77より繰出さ
れ、搬送ルート80を介して入出金口71に放出されるが、
繰出された硬貨は、収納部77の出口側に各金種毎に設け
られた繰出しセンサ81で、その金種の硬貨の枚数が計数
され、また、搬送ルート80の終端に配設された放出セン
サ82で、放出硬貨の枚数が計数され、この二段のチェッ
クで出金の確認が実行される。
上述の二段のチェックは、搬送ルート80が比較的長い
ことに対する確実性と、利用客に対して装置の信頼性の
向上を図るためであるが、このチェックでエラーが生じ
た場合は、次のように処理される。
すなわち、繰出しセンサ81でエラーが検知された場合
は、繰出された硬貨が搬送ルート80を介して入出金口71
に放出されているので、この放出された硬貨を、第1フ
ィーダ72、第1検銭部73、一時ストア部74、第2フィー
ダ75、第2検銭部76を介した回収ルートで、回収金庫78
に回収すると共に、新たに収納部77より硬貨を繰出すリ
トライ処理が実行される。
また、放出センサ82側でエラーが検知された場合も、
入出金口71に放出された硬貨は、上述の回収ルートを介
して、回収金庫78に回収すると共に、新たに収納部77よ
り硬貨を繰出してリトライ処理が実行される。
しかし、上述のようにエラー処理した場合、リトライ
処理が複雑であるため、二次障害が発生しやすく、また
処理時間が長くかかる問題点を有し、さらに、回収硬貨
が多くなるので、収納部77の収納硬貨が少なくなり、硬
貨の有効な運用が得られない問題点を有していた。
(ハ)発明の目的 この発明は、硬貨の繰出しがエラーの時は装置をダウ
ンし、硬貨の放出のエラーの確認が取れた時は硬貨の放
出を許容することで、リトライ処理をなくして、処理時
間を短縮し、収納硬貨量を有効に使用し、二次障害を極
力避けて信頼性を向上すると共に、有効な稼働率を得る
循環式硬貨処理装置の提供を目的とする。
(ニ)発明の要約 この発明は、硬貨繰出し側の第1のセンサがエラーを
検知した時装置を停止し、放出側の第2のセンサがエラ
ーを検知した時、出金した硬貨を検銭部に移送して検銭
し、この検銭結果と、前記第1のセンサの検知結果とを
比較して、一致する時は、該出金硬貨を入出金口に再放
出して出金を許容し、不一致の時は、装置を停止する循
環式硬貨処理装置であることを特徴とする。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、硬貨の繰出し側のセンサがエラー
を検知した場合は、硬貨の繰出し枚数が不確定で、硬貨
の繰出しに信頼性がないため、即装置を停止して装置を
点検し、装置の信頼性を回復する。
また、硬貨の放出側でセンサがエラーを検知した場合
は、既に繰出し側のセンサは所定の枚数を検知してOKを
出しているので、搬送ルート内で硬貨が停止している
か、あるいは、センサ自体が不良になっていることを意
味している。
そのため、センサ自体が不良の場合は、硬貨枚数は正
常であると判断され、検銭部で硬貨枚数をチェックして
繰出し時の枚数と一致すれば、センサ自体の不良である
ことが判定されることから、硬貨の放出を許容しても異
常はない。
しかし、枚数が一致しない時は、搬送ルート内で硬貨
が停止していると判定し得るので、装置を停止し搬送ル
ートを点検して信頼性の回復を図る。
このように処理することで、硬貨の繰出しのリトライ
処理はなく、放出側のセンサ自体が不良の時のみ再度硬
貨枚数をチェックして放出し、他のエラーでは装置を停
止するので、その結果、硬貨の回収量が少なくなり、硬
貨の運用効率が向上し、また、処理時間も短縮される。
(ヘ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は循環式硬貨処理装置を示し、第1図において、 処理機本体11の接客パネル12に、利用客が硬貨を投入
および取出す開口13を形成し、この開口13下部に、同開
口13を開閉可能に覆う第1シャッタ14を配設し、この第
1シャッタ14下部を入出金口15に設定している。
そして、この入出金口15の下部には、支点16を中心と
して、第1ソレノイド17の駆動で回動制御される受皿18
を設け、この受皿18の下部には、筒体19と、ディスク20
と、第1モータ21とを備えた第1フィーダ22を配設し、
受皿18上に投入された硬貨を、この第1フィーダ22を介
して次段の第1検銭部23へと順次、一枚出しすべく構成
している。
この第1検銭部23に導かれた硬貨は、ここで硬貨の材
質、厚み、外径がチェックされて、真偽判別、金種判別
され、その結果、偽硬貨は偽硬貨シュート24を介して偽
硬貨搬送用の第1搬送ベルト25上に送られ、後述する放
出搬送ルートを介して入出金口15に返却される。
一方、真硬貨は、これより真硬貨シュート26を介し
て、下方の一時ストア部27に導かれ、ここで取引きが成
立するまで一時ストアされ取引きが中止された場合は、
前述の偽造硬貨の返却ルートと同様に入出金口15に返却
される。
すなわち、上述の一時ストア部27は、正逆転用の第2
モータ28によって駆動される第2搬送ベルト29と兼用し
て設けられ、この第2搬送ベルト29の上面に、真硬貨シ
ュート26を介して送られてきた硬貨を落下載置するよう
に構成している。
上述の第2搬送ベルト29は、一端を上述の第1搬送ベ
ルト25に搬送供給する位置まで延設し、他端を後述する
硬貨放出部としての第2フィーダ30部分まで延設して、
この第2搬送ベルト29の正逆転搬送作用により、硬貨を
第1搬送ベルト25側の返却方向と、内部に取込む第2フ
ィーダ30側のいずれかに、取引きの成立、不成立に基づ
いて搬送処理する。
上述の第2フィーダ30は、筒体31と、ディスク32と、
ディスク駆動用の第3モータ33と、残留硬貨を検出する
第1センサ34とを備え、前述の第2搬送ベルト29および
後述する硬貨補充装置から投入された硬貨を、これより
次段の第2検銭部35に順次一枚出しすべく構成してい
る。
上述の第2検銭部35は、第2フィーダ30部より供給さ
れた硬貨の外径をチェックして、例えば1円、5円、10
円、50円、100円、500円の6種の金種別を判別する。
上述の第2検銭部35の後段には、振分け部36が形成さ
れ、この振分け部36は平板状のベース37と、硬貨を搬送
する第3搬送ベルト38aと、硬貨を第2検銭部35側に戻
す第4搬送ベルト38bとを備え、上述のベース37上に
は、各金種に対応させた収納孔39…が形成され、この収
納孔39…の各下部に、金種に対応した6個の筒状体から
なる収納部40を配設し、また、前述の収納孔39…には、
適宜のソレノイド(図外)で駆動される収納用の第2シ
ャッタ39a…が設けられ、前述の第2検銭部35の検銭結
果に対応して、該当するシャッタ39a…が開放されて硬
貨は金種に対応する収納部40に収納される。
上述の第4搬送ベルト38bの送り終端部には第5搬送
ベルト41を配設し、第2検銭部35で検銭エラーの硬貨お
よび硬貨回収時の硬貨を同ベルト41を介して回収金庫42
に搬送処理すべく構成している。
また、上述の収納部40の各収納用の第2シャッタ39a
…の下方には、それぞれ落下収納される硬貨を収納した
ことを確認する第2センサ39b…を配設している。
さらに、上述の収納部40は、6種の硬貨をそれぞれ金
種別に収納する異径の各筒部43…を有し、これら各筒部
43…の下端開口には、駆動ソレノド(図示せず)により
開閉操作される第3シャッタ44…を配設し、それぞれの
シャッタ44…の下部には、硬貨の繰出しを検知する第3
センサ46…を配設している。
そして、上述の収納部40の下部には繰出し硬貨を前述
の入出金口15に搬送する第6搬送ベルト45を配設し、こ
の第6搬送ベルト45の送り終端と、前述の接客パネル12
内の入出金口15に連通する出金投入口47との間には、第
7搬送ベルト48および第8搬送ベルト49を配設し、これ
ら各ベルト45,48,49によって、収納部40からの繰出し硬
貨および第1搬送ベルト25からの返却硬貨を出金投入口
47を介して入出金口15に放出および返却処理すべく構成
している。
上述の各搬送ベルト45,48,49はベルト駆動源としての
第4モータ50に連動させる一方、出金投入口47前位の第
8搬送ベルト49の上方には放出枚数(出金枚数)を計数
する第4センサ51を、また入出金口15内において上述の
第8搬送ベルト49の送り終端下方には出金および入金を
確認する第5センサ52をそれぞれ配設している。
ところで、先述の第2フィーダ30には、補充硬貨を装
填する硬貨補充装置53が接続され、この補充装置53で補
充硬貨を、上述の第2フィーダ30を介して収納部40に一
括補充すべく構成している。
上述の硬貨補充装置53は、補充硬貨を一側(図面上、
左側)に搬送する第9搬送ベルト54と、このベルト54の
搬送方向側に、補充硬貨を一旦プールする一旦プール部
55とを有し、この一旦プール部55の底部に設けた開閉フ
ラッパ56を開閉制御することで、補充硬貨の供給をコン
トロールする。
そして、上述の開閉フラッパ56の後段には、第2フィ
ーダ30に硬貨をガイドする落下シュート57を配設し、落
下シュート57の硬貨通路58には、該通路58を通過する硬
貨検出用の第6センサ59を配設している。
上述の第9搬送ベルト54は、駆動ローラ60と、従動ロ
ーラ61との間に張設されたエンドレスベルトであって、
駆動ローラ60を駆動する第5モータ62により搬送駆動さ
れる。
この第9搬送ベルト54上には、カセット台63上に着脱
自在の補充金庫カセット64を配置し、このカセット64内
の補充硬貨を、上述の第9搬送ベルト54上に落下させる
ように構成している。
第2図は循環式硬貨処理粗装置の制御回路を示し、CP
U65はROM66に格納されたプログラムに沿って、接続され
た各回路装置を駆動制御し、RAM67は入金硬貨の金種や
枚数、出金(繰出し)硬貨の金種や枚数など、必要なデ
ータの記憶や読出しを行ない、表示器68は硬貨処理装置
のダウンなど必要なデータを表示する。
なお、上述のCPU65にはタイマ回路が内蔵され、必要
な時間が計時される。
このように構成した循環式硬貨処理装置の硬貨放出動
作を、第3図のフローを参照して説明する。
例えば、金種Aの硬貨をM枚繰出して放出するとすれ
ば、CPU65は次のように動作処理を実行する。
第1ステップ91で、収納部40の金種Aに対応する筒部
43の第3シャッタ44を1回開放すべく、そのソレノイド
(図外)を駆動する。
この駆動で金種Aの硬貨は該筒部43より落下して搬送
ベルト45上に落下することになる。
第2ステップ92で、上述の筒部43の下部に位置する金
種Aの第3センサ46が、これを検知したかを判定し、検
知しない場合は繰出しエラーとして、後述の繰出しエラ
ー処理が行なわれる。
しかし、硬貨の繰出しが検知された場合は、正常な繰
出しと判定され、RAM67の所定のエリアに+1枚の繰出
し枚数として記憶される。
第3ステップ93で、金種Aの硬貨の枚数がM枚になっ
たか否かを、RAM67に記憶されている繰出し枚数に基づ
いて判定され、所定の枚数が繰出されていないとき、 第4ステップ94で、タイムオーバかが判定される。
前述のM枚の硬貨を繰出す場合、M枚の繰出しに必要
最小限の時間が予め設定され、この時間がオーバする
と、繰出しエラーと判定されて、後述する繰出しエラー
処理が行なわれる。
しかし、設定時間内であれば、第1ステップ91にリタ
ーンされ、金種Aの硬貨がM枚繰出されるまで上述の動
作が繰出し実行される。
上述の第1〜第4ステップ91〜94の処理と並行して、
次に述べる搬送処理が実行される。
第5ステップ95で、第4モータ50が駆動され、搬送ベ
ルト45,48,49が放出方向に回動されて、収納部40の筒部
43から繰出された金種Aの硬貨は入出金口15側に搬送さ
れる。
第6ステップ96で、放出側の第4センサ51が放出硬貨
の1枚を検知したか否かを判定し、硬貨を検知しない場
合は、既に収納部40では硬貨を繰出しているので、前述
の第4センサ51にエラーが生じていると判定し、そのた
め、 第7ステップ97で、第5センサ52が入出金口15に対す
る硬貨の放出を検知することに基づいて、 第8ステップ98で、第4モータ50の駆動を停止して、
硬貨の放出搬送を停止した後、後述する放出エラー処理
が実行される。
前述の第6ステップ96で、硬貨の放出が検知される
と、正常な放出と判定され、RAM67の所定のエリアに+
1の放出枚数が記憶される。
第9ステップ99で、第5センサ52が入出金口15に対す
る硬貨の放出を検知することに基づいて、 第10ステップ100で、放出枚数をRAM67から読出し、金種
Aの硬貨の枚数がM枚になったか否かを判定し、M枚に
なっていないとき、 第11ステップ101で、オールタイムオーバが判定され
る。
前述のM枚の硬貨を放出する場合、M枚の搬送放出に
必要最小限の時間が予め設定され、この時間がオーバす
ると、放出エラーと判定され、 第12ステップ102で、第4モータ50の駆動を停止し
て、硬貨の放出搬送を停止した後、後述の放出エラー処
理が実行される。
しかし、設定時間内であれば、第6ステップ96にリタ
ーンされ、金種Aの硬貨がM枚放出されるまで、上述の
動作が繰返し実行される。
そして、前述の第10ステップ100で、M枚の硬貨の放
出が検知されると、 第13ステップ103で、第4モータ50の駆動が停止され
て、硬貨の放出搬送が停止される。
第14ステップ104で、第3センサ46で計数された繰出
し枚数と、第4センサ51で計数された放出枚数とをRAM6
7から読出して、各枚数が一致するかを判定し、もし、
不一致であれば、放出エラーと判定して、後述の放出エ
ラー処理が実行される。
しかし、一致する場合は、正常な放出処理として動作
を終了する。
次に、前述の繰出しエラーに対するCPU65の処理動作
を、第4図のフローを参照して説明すると、この繰出し
エラーが生じた場合、すなわち、第3センサ46がエラー
を検知すると、硬貨の繰出し枚数が不確定であるので、
即装置をダウンして装置を点検し、装置の信頼性を回復
する。すなわち、 第21ステップ111で、入出金口15の第5センサ52が硬
貨の放出を検知したか否かを判定する。
硬貨を放出搬送する搬送ベルト45,48,49の第4モータ
50は、放出エラーとの相互関係で、停止している場合も
あるので、前述の第21ステップ111で硬貨の放出が検知
されない場合、 第22ステップ112で、第4モータ50を駆動し、搬送ベ
ルト45,48,49を放出搬送方向に駆動して、繰出された硬
貨を入出金口15に放出する。
前述の第21ステップ111で、繰出された一連の硬貨の
放出が検知されると、第23、第24、第25のステップ113
〜115で、収納部40より繰出された硬貨が、入出金口15
に放出搬送されるに要する時間T1が計時され、その時間
T1が経過すると、第4モータ50は停止されて、硬貨の放
出搬送が停止される。
第26ステップ116で、表示器68に繰出しエラーを表示
して、装置をダウンする。
このように繰出しエラー処理においては、硬貨の繰出
し枚数が不確定で、硬貨の繰出しに信頼性がないため、
即装置を停止して装置を点検し、装置の信頼性を回復す
ることになる。
次に、前述の放出エラーに対するCPU65の処理動作
を、第5図のフローを参照して説明すると、この放出エ
ラーの場合、収納部40からの硬貨の繰出しは平常である
ので、硬貨の放出を検知する第4センサ51自体の不良
か、あるいは、搬送ベルト45,48,49の搬送ルートで硬貨
がジャムしているかのいずれかに判定され、そして、収
納部40で繰出された硬貨は入出金口15の受皿18上に放出
されている。
そのため、受皿18の硬貨を第1検銭部23で検銭し、繰
出し時の硬貨枚数とをチェックして、硬貨枚数が一致す
れば、第4センサ51自体の不良と判定し、この場合は硬
貨枚数がM枚の設定枚数であるため、放出を許容する。
しかし、不一致の場合は、搬送ベルト45,48,49の搬送
ルートのエラーであるため、装置はダウンされる。すな
わち、 第31ステップ121で、第1ソレノイド17を駆動して、
受皿18を反転し、この受皿18に放出された硬貨を第1フ
ィーダ22に供給する。
第32ステップ122で、第1フィーダ22の第1モータ21
を駆動して、供給された硬貨を1枚ずつ第1検銭部23に
供給する。
第33ステップ123で、第1検銭部23は供給された硬貨
を検銭し、その金種および枚数を計数してRAM67の所定
のエリアにストアする。
第34ステップ124で、検銭された硬貨を一時ストア部2
7にストアする。
第35ステップ125で、既に計数されている繰出し時の
繰出し枚数と、上述の検銭時の検銭枚数とをRAM67より
読出して両者を比較し、両者が一致したときは、放出硬
貨の枚数はM枚の正常であって、この場合、第4センサ
51自体の不良であることが判定されるも、硬貨を放出し
ても金銭的には何等支障がないので、硬貨の放出が許容
される。すなわち、 第36ステップ126で、一時ストア部27の第2モータ28
は逆転駆動され、さらに、搬送ベルト25も駆動され、さ
らにまた、第4モータ50も駆動される。
その結果、一時ストア部27にストアされていた硬貨
は、この一時ストア部27を流下して搬送ベルト25に供給
され、次いで搬送ベルト48,49を介して入出金口15の受
皿18に硬貨は放出される。
第37ステップ127で、第1シャッタ14が開放され、利
用客による硬貨の取出しが許容されて、放出処理(出
金)は正常に終了する。
しかし、前述の第35ステップ125で、繰出し時の繰出
し枚数と、検銭時の検銭枚数とが一致しないときは、搬
送ベルト45,48,49の搬送ルートで、硬貨のジャムが発生
したと判定される。そのため、 第38ステップ128で、一時ストア部27にストアされて
いた硬貨は、前述の第36ステップ126の処理と同様にし
て、入出金口15の受皿18に返却し、 第39ステップ129で、表示器68に放出エラーを表示し
て装置をダウンする。
このように、第3、第4のセンサ46,51のエラー発生
時に処理すれば、硬貨繰出しのリトライ処理はなくな
り、そして、第4センサ51の不良時のみ、硬貨の放出を
許容することで、処理時間が短縮され、硬貨の運用効率
が向上する。
この発明の構成と、上述の実施例の構成との対応にお
いて、 この発明の入出金口は、実施例の入出金口15に対応
し、以下同様に、 検銭部は、第1検銭部23に、 収納部は、収納部40の筒部43に、 第1のセンサは、第3センサ46に、 第2のセンサは、第4センサ51に、 制御手段は、CPU65にそれぞれ対応するも、 この発明の構成は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は循環式硬貨処理機の概略図、 第2図は制御回路ブロック図、 第3図は硬貨放出動作のフローチャート、 第4図は繰出しエラー処理動作のフローチャート、 第5図は放出エラー処理動作のフローチャート、 第6図は先行技術の構成図である。 15……入出金口、23……第1検銭部 40……収納部、43……筒部 46……第3センサ、51……第4センサ 65……CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出金口に投入された入金硬貨を検銭部で
    検銭して金種毎に各収納部に収納し、出金硬貨を各収納
    部から繰出して入出金口に放出する循環式硬貨処理装置
    であって、 各収納部の繰出し側に繰出された出金硬貨を検知する第
    1のセンサを設け、 前記入出金口の出金硬貨の放出側に出金硬貨の放出を検
    知する第2のセンサを設け、 前記第1のセンサがエラーを検知した時装置を停止し、
    第2のセンサがエラーを検知した時、出金硬貨を検銭部
    に移送して検銭し、この検銭結果と、前記第1のセンサ
    の検知結果とを比較して、一致する時は、該出金硬貨を
    入出金口に再放出して出金を許容し、不一致の時は、装
    置を停止する制御手段を設けた 循環式硬貨処理装置。
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