JPH08101470A - ハロゲン化銀写真産業用x線フィルムの組合せと前記組合せの処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真産業用x線フィルムの組合せと前記組合せの処理方法

Info

Publication number
JPH08101470A
JPH08101470A JP7236072A JP23607295A JPH08101470A JP H08101470 A JPH08101470 A JP H08101470A JP 7236072 A JP7236072 A JP 7236072A JP 23607295 A JP23607295 A JP 23607295A JP H08101470 A JPH08101470 A JP H08101470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combination
silver halide
gelatin
materials
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7236072A
Other languages
English (en)
Inventor
Luc Heremans
リュク・エルマン
Raymond Florens
レイモン・フロラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JPH08101470A publication Critical patent/JPH08101470A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/30Hardeners
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
    • G03C2007/3025Silver content
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/162Protective or antiabrasion layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/167X-ray

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 好適な異なるスピードのハロゲン化銀写真産
業用X線フィルムの組合せを提供する。 【解決手段】 現像,リンス,定着,リンス及び乾燥の
工程に従った自動現像機の処理サイクルで処理される、
少なくとも五つのハロゲン化銀産業用X線写真材料の組
合せであって、前記フィルム材料のそれぞれが支持体の
少なくとも一つの側上に少なくとも一つのゼラチン状ハ
ロゲン化銀乳剤層と少なくとも一つの非感受性保護耐応
力被覆を含む場合において、前記材料のそれぞれについ
て、片側について平方メートルあたり、硝酸銀の当量と
して表示される、ハロゲン化銀の全量が7.5〜15グ
ラムの範囲にあり、存在する親水性層の全てにおいて被
覆されたゼラチンの全量がかかる範囲にあり、水吸収の
量が各材料について実質的に同じであり各材料のリンス
後乾燥前ではゼラチン1グラムあたり2グラム以下であ
るような程度でしかも前記組合せ内で材料がスピードに
おいて異なるような程度でゼラチンが硬化されているこ
とを特徴とするハロゲン化銀産業用X線写真材料の組合
せ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異なるスピード等級
のハロゲン化銀写真産業用X線フィルムの組合せ及び前
記フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用放射線写真のためにスピードの異
なるフィルムのフィルム組合せが製造業者によって顧客
に提供され、実際に特定の用途のために好適なフィルム
の選択を必要なスピードに密接に関係させている。異な
る“スピード等級(speed classes)”に属するフィルム
は平方メートルあたりのハロゲン化銀及びゼラチンの被
覆量がかなり異なることがわかる。実際の多くの条件で
は直接X線によって連続的に露光され同じ自動現像機で
連続的に処理される異なるスピードを有するフィルムの
組合せの使用を特徴とするいわゆる“多重フィルム(mul
tiple - film) ”技術が適用される。高いスピードを有
するフィルムは露光時間を短かくすることができる低放
射線負荷、高い生産性及び露光装置の長い寿命を提供す
る。
【0003】画像品質に対する最小の要求は各“感度等
級”又は“画像等級”のための“標準”を規定すること
である。異なるスピードを有するフィルムの異なる“ス
ピード等級”の分類は European Standard EN 44
4に与えられている。これには、四つの異なる等級が引
用され、規定の処理サイクルで処理した後の感度と画像
品質の間で最良に妥協したものを提供している。
【0004】通常の処理サイクルは下記工程によって特
徴づけられる:28℃での現像及び26℃での定着,リ
ンス及び乾燥。現像液は次の方法で希釈した三つの濃縮
物(A,B,C)から通常構成される:アルカリ溶液A
はヒドロキノンを含有し、酸溶液Bは1−フェニル−3
−ピラゾリジノンを含有し、そして酸溶液Cは硬化剤と
してグルタルジアルデヒドを含有する。グルタルアルデ
ヒドが1−フェニル−3−ピラゾリジノンと反応する傾
向があり、このピラゾリジノンがアルカリ媒体中で不安
定であり、そしてグルタルアルデヒドがアルカリ媒体中
で重合する傾向があるという事実によって錯体スリーパ
ートパッケージ現像液濃縮物(complex three-part pack
aged developer concentrates)の必要性が述べられてき
た。定着液は溶液Aが定着剤として一般に使用される高
活性アンモニウムチオサルフェートを含有し、溶液Bが
硬化剤としてアンモニウムサルフェートを含有する、二
つの濃縮溶液から構成される。硬化剤は損傷なしでフィ
ルムを現像機中に導くだけでなく、水吸収を減らし、結
果として乾燥時間を短かくして乾燥能力を高めるため、
必要である。このことはフィルムが多量のゼラチン(例
えば約30g/m2)で被覆されるので、産業用X線フ
ィルムにとって特に重要である。前記多量のゼラチンは
産業用X線用途において直接X線を吸収しうる高被覆量
のハロゲン化銀結晶を有する必要性から生じたものであ
る。
【0005】生態学的及び経済的見地からEP−A06
21506,0620483及び0620484に開示
されるように硬化剤を含有する処理溶液の概念から離
れ、さらに顧客に対して親しみやすく(customer - frie
ndly) することが重要な一歩である。しかしながら硬化
剤を含まない処理では乾燥能力及びフィルム表面特性に
関する条件がさらに一層厳しくなる傾向がある。
【0006】現像機内でのフィルムの損傷(例えば不適
切な乾燥方法によって起こる粘着現象によるもの)はE
P−A0620482に記載される方法の適用によって
及び前記現像機の乾燥ユニット内の例えば赤外乾燥器の
使用によって避けることができるが、良好な物理特性を
有するフィルムを完全に乾燥させる問題がスピードにお
いて異なる前記フィルムの処理後にも残っている。
【0007】異なる被覆量の銀及びゼラチンの存在によ
るスピードの相異は処理サイクル中に離れる各フィルム
のために乾燥ステーションの乾燥能力の変化を要求する
はずであり、そうしなければ少量のゼラチンを有するフ
ィルムは乾燥ユニットにおいて材料の変形を生じ、一方
高感度及び多量のゼラチンを有するフィルムは完全に乾
燥されず、粘着現象を生じる。輸送ローラでのフィルム
のゼラチン粘着現象は明らかに画像のゆがみを生じ、例
えばパイプ管のような用途のために溶接継目の検査のよ
うな判断目的にそれらを利用できない。そのためには画
像品質、特にディテール表現が優れたものでなければな
らない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はスピー
ド及び画像品質の違いによって特徴づけられる、産業用
X線フィルムの組合せを提供することであり、前記フィ
ルムは同じ処理サイクルでかつ同じ処理時間で自動現像
機で硬化剤不含又は硬化剤含有処理薬品によって処理で
きるものである。
【0009】本発明の別の目的は例えば粘着による前記
フィルムの表面の損傷なしでかなり良好な物理的表面特
性を有する画像を処理後に生じる、スピード及び画像品
質の異なる、フィルムの前記組合せを製造する方法を提
供することである。
【0010】さらに本発明の目的は以下の記述から明ら
かになるだろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば現像,リ
ンス,定着,リンス及び乾燥の工程に従った自動現像機
の処理サイクルで処理される、少なくとも五つのハロゲ
ン化銀産業用X線写真材料の組合せであって、前記フィ
ルム材料のそれぞれが支持体の少なくとも一つの側上に
少なくとも一つのゼラチン状ハロゲン化銀乳剤層と少な
くとも一つの非感受性保護耐応力被覆を含む場合におい
て、前記材料のそれぞれについて、片側について平方メ
ートルあたり、硝酸銀の当量として表示される、ハロゲ
ン化銀の全量が7.5〜15グラムの範囲にあり、存在
する親水性層の全てにおいて被覆されたゼラチンの全量
がかかる範囲にあり、水吸収の量が各材料について実質
的に同じであり各材料のリンス後乾燥前ではゼラチン1
グラムあたり2グラム以下であるような程度でしかも前
記組合せ内で材料がスピードにおいて異なるような程度
でゼラチンが硬化されていることを特徴とするハロゲン
化銀産業用X線写真材料の組合せが提供される。
【0012】本発明によればスピードと画像品質の異な
るフィルムの組合せを得ることが実現され、前記組合せ
に属する少なくとも五つのフィルムは自動現像機で処理
中に乾燥セクション内でほぼ同時に乾燥される。
【0013】この目的を達成するための別の方法は自動
現像機における全処理時間に関係させることである。
【0014】本発明によれば処理工程は3〜12分の全
処理時間で行なわれる。前記全処理時間によって、二つ
の異なる製造法を適用できることがわかった。
【0015】約3〜約7分の範囲の短かい処理時間のた
めに、全処理時間が相対的に短かくなるように組合せの
各フィルムの被覆ゼラチン量をより少なくかつ実質的に
同じにし支持体の片側あたり乳剤層において少なくとも
2.5グラムの全ゼラチン量とすることが推奨される。
かくして本発明に相当するフィルムの組合せの製造方法
は少なくとも2.5グラムのゼラチン量に相当する量で
乳剤層内でゼラチンを被覆し、水吸収の量が前記組合せ
に属する各材料について実質的に同じであり、リンス後
乾燥前でゼラチン1グラムあたり2グラム以下であるよ
うな範囲で前記組合せに属する各フィルムを硬化する工
程によって行なわれる。
【0016】組合せの各フィルムのゼラチン量を、最も
少ないゼラチン含有量を有するフィルムのそれとするこ
とによって、感受性のあるフィルムの感圧性( pressure
sensitivity) を劣らせることができ、より高いゼラチ
ン量を選択することができる。このことは前記フィルム
の硬化の程度を処理条件、即ち処理時間に適応させてい
るはずであるので全く問題を持ちかけないだろう。かく
して本発明に相当するフィルムの組合せの製造方法は乳
剤層及び保護層に多量のゼラチンを使用することによっ
ても行なうことができる。但し、前記組合せに属する各
フィルムは水吸収の量が前記組合せに属する各材料にお
いて同じであり、リンス後乾燥前でゼラチン1グラムあ
たり2グラム以下であるような程度で硬化されることが
条件である。
【0017】8〜12分の範囲の処理時間のためにフィ
ルムは前記のように製造される。しかしながら、この条
件では自動現像機の乾燥ユニットは乾燥温度がより低く
なるような方法で調整される。
【0018】別の具体例では、もし組合せのフィルムが
“gesi”の増加が生じる、さらに多くのゼラチンで被覆
されるなら、乾燥時間が増加する。前記“gesi”の増加
は通常同じ処理時間でより低いフィルムスピードを生じ
る。スピードにおけるこの損失を補うために処理時間は
増加される。支持体の片側について乳剤層中の全ゼラチ
ン含有量の最小量は平方メートルあたり少なくとも4.
5グラムであることが好ましい。
【0019】また前記フィルムの硬化度を低下させるこ
とによって多量の水吸収が乾燥前に得られる。本発明に
よる材料の組合せに属する各材料の水吸収の量が実質的
に同じでゼラチン1グラムあたり2グラム以下である限
り、前記組合せは本発明の目的に対応する。
【0020】前述のように処理時間を増加するための手
段を組合せることができることは明らかである。
【0021】支持体の片側についての乳剤層中の全ゼラ
チン含有量の最小量が平方メートルあたり少なくとも
4.5グラムであるフィルムについて本発明による組合
せを製造することは保護耐応力層にさらに多くのゼラチ
ンを被覆することによって又は乳剤層に隣接し支持体に
さらに近いゼラチン下塗り層が適用される層組合せによ
って行なわれる。
【0022】かくして本発明の目的は水吸収の量が前記
組合せに属する各材料にとって実質的に同じであり、リ
ンス後乾燥前でゼラチン1グラムあたり2グラム以下で
あるという条件で少なくとも五つのフィルムの組合せに
属する材料を提供することによって得ることができる。
材料の感圧性を避けるためにはゼラチン1グラムあたり
0.9グラム以上の水吸収の量を有することが好まし
い。さらに実質的に同じ水吸収を有する本発明による材
料の組合せに属する全ての材料について水吸収の差は現
像機を離れる材料が粘着現象又は変形を全く示さないた
めには前記組合せに属する全ての材料で測定した量から
計算した水吸収の平均量の20%未満にすることが好ま
しい。
【0023】本発明による少なくとも五つの産業用X線
フィルム材料の組合せのゼラチン結合剤はどのような硬
化剤でも硬化することができるが、本発明によれば異な
るスピードを有するハロゲン化銀写真産業用X線材料の
ゼラチン結合剤はビニルスルホン型の硬化剤で硬化する
ことが好ましい。特にジ−(ビニル−スルホニル)−メ
タン及びエチレンジ−ビニル−スルホンが好ましい。例
えばホルムアルデヒドのようなアルデヒド型硬化剤とは
対照的に産業用X線材料を硬化するために使用されるビ
ニルスルホン型硬化剤は自動現像ユニットの乾燥セクシ
ョンの乾燥手段として赤外乾燥器を有する自動現像機の
乾燥セクションでフィルムとローラーの間で不利な粘着
現象を示さない。硬化剤を含まない薬品が現像液及び/
又は定着液で使用されるならその効果はさらに顕著であ
る。
【0024】スピードの異なる材料を製造するために、
硬化剤を、適用される被覆手順中又は前に乳剤層の被覆
組成物に及び/又は保護耐応力層の被覆組成物に加えて
もよい。もし硬化剤が被覆手順中に加えられるなら、被
覆後被覆材料のための水吸収の量を直接制御することに
よってさらに被覆されなければならない材料の水吸収を
修正することができる。
【0025】本発明による産業用X線フィルムの組合せ
に属するフィルム材料の“gesi”又はゼラチンの量がど
のようなものであっても、写真材料が乾燥直前で処理サ
イクルの終わりにリンスされるとき、前記材料の片側に
ついて平方メートルあたりゼラチン1グラムについて2
グラム未満の量の水が吸収されるような程度で硬化が与
えられる。組合せの各フィルムについてこの量は実質的
に同じにすべきである。
【0026】本発明によるフィルムの組合せに属する、
材料のハロゲン化銀乳剤層に被覆されるハロゲン化銀乳
剤は塩化銀、塩臭化銀、塩臭沃化銀、臭化銀又は臭沃化
銀を含む。好適な塩化銀及び塩臭化銀乳剤は例えばEP
−A538947(1991年10月24日出願)に記
載されており、一方実質的に臭沃化銀乳剤からなる他の
好適な材料は例えばEP−A555897(1992年
2月4日出願)及びEP−A0622668に記載され
ている。
【0027】好ましい乳剤は最大10mol%、好まし
くは最大3mol%、さらに好ましくは1mol%の沃
化物を含む臭沃化銀乳剤である。規則的形状のハロゲン
化銀結晶を使用することが好ましく、特に産業用放射線
材料で使用され高スピードに関して良好な現像特性を有
することで知られる結晶癖を有する臭沃化銀を使用する
ことが好ましい。
【0028】乳剤製造の沈殿工程中に立方体結晶又は八
面体結晶が形成されるかどうかを決定するパラメーター
は溶液のpAgである。
【0029】溶液のpAgはUS−P3821002に
開示される電気制御装置及び方法のような乳剤製造の公
知の手段のいずれかによって調整することができる。
【0030】“Der Einfluβ der Wachstumsbedingung
en auf die Kristalltracht der Silberhalogenide”
(ハロゲン化銀の結晶挙動の成長条件の影響)von E. M
oisarand E. Klein , Bunsengesellschaft fuer physik
alische Chemie, Berichte 67 949−957(1
963)No. 9.10.,から、均一分散臭化銀乳剤の
14面体結晶が臭化カリウム及び硝酸銀の溶液の制御さ
れた添加によって生長されると、立方体形状の結晶が溶
液相中の少し過剰の臭化物濃度の条件下で得られること
が知られている。本発明に従って使用される乳剤を作る
ための好ましい具体例はダブルジェット条件下の沈殿に
よって、これらのX線乳剤として高感度臭沃化銀乳剤の
製造を含むものである。今日均質なハロゲン化銀乳剤の
製造のための方法は生成するハロゲン化銀結晶の形状を
調整するために特別な制御装置を利用するが、前記形状
は反応容器のpAg値及び温度によって主に測定され、
銀イオン濃度は Research Disclosure 10308に記
載のように特別な流入(inlet) 技術の使用によって沈殿
中一定に保つことができる。
【0031】もし存在するなら沃化物イオンはどのよう
な方法(例えば、いわゆるコア−シェル乳剤結晶のよう
に不均質に分配される)であっても結晶体積上に分散す
ることができるが、全体の結晶体積上に均質に分配した
沃化物イオンで結晶を製造することが好ましい。
【0032】本発明による感度の異なる材料のために作
られるハロゲン化銀乳剤の平均粒径は0.1〜2.0μ
mであり、さらに好ましくは0.1〜1.0μmであ
る。ハロゲン化銀粒子の粒径は例えば Trivelli 及び
M. Smith, The Photographic Journal, vol. 69,1
939,330−338頁,Loveland“ASTM symp
osium on light microscopy ”1953,94−122
頁及び Mees 及び James“The Theory of the photogra
phic process”(1977),Chapter IIに記載される
ような従来技術を使用して測定することができる。
【0033】再現可能な結晶粒径、特に溶液の濃度及び
流速を得るためには、温度及びpAgを極めて注意深く
調整しなければならない。粒子−生長抑制剤又は促進剤
を乳剤結晶の製造開始時から又は製造中に加えてもよ
い。沈殿中の初期条件によって、本発明のために好適な
ように単分散された乳剤を製造することができる。不均
質分散された乳剤に対して単分散された乳剤は粒子の重
量又は数の少なくとも95重量%が平均粒径の約40%
以内、好ましくは約30%以内、さらに好ましくは約1
0%〜20%以内の直径を有する乳剤であることを特徴
としている。
【0034】かくしてハロゲン化銀粒子がダブルジェッ
ト法を使用して製造される条件を厳しく制御することに
よって極めて狭い粒度分布を有するハロゲン化銀粒子を
得ることができる。かかる方法ではハロゲン化銀粒子は
水溶性銀塩(例えば硝酸銀)及び水溶性ハロゲン化物
(例えば臭化カリウムと沃化カリウムの混合物)の水溶
液を同時にハロゲン化銀しゃく解剤(好ましくはゼラチ
ン、ゼラチン誘導体又は他の蛋白質しゃく解剤)の急速
攪拌された水溶液に流すことによって製造される。コロ
イドシリカであってもEP−A0649051と同様に
EP−A392092;517961及び528476
に記載のように保護コロイドとして使用することができ
る。
【0035】好ましい具体例では硝酸銀及びハロゲン化
物塩溶液の添加速度は再核形成が反応容器中で全く現れ
ないような方法で着実に増加される。この方法は時間を
節約するだけでなく、沈殿中のハロゲン化銀結晶の物理
的熟成、いわゆるオストワルド熟成現象(ハロゲン化銀
結晶分布の拡大を起こす)を避けることができるため特
に推奨される。
【0036】いったん粒子がそれらの最終的な粒径と形
状に到達すると、乳剤は粒子−生長及び粒子形成の副生
物を除去すべく凝集された後、一般に洗浄される。過剰
の溶解性塩を除去するために洗浄は洗浄中変化可能な値
で通用されるが、ポリスチレンスルホン酸のような凝集
剤を利用して3.7〜3.0の範囲に維持する。乳剤は
限外濾過とも称せられる、半透過性メンブランによる濾
過( diafiltration)によって洗浄してもよく、そうする
ことで被覆工程前、中、後に被覆組成物の安定性を乱す
重合体凝集剤を使用する必要がなくなる。かかる方法は
例えばResearchDisclosure Vol.102,10月、19
72,Item 10208,Research Disclosure Vol.1
31,3月、Item 13122及び Mignot US特許4
334012に開示されている。好ましくは、限外濾過
の開始時において、pH及びpAgの調整が全くなく、
pH及びpAgは前の沈殿の終わりと同レベルで調整段
階なしに維持される。
【0037】本発明によると、乳剤は酸凝固可能なゼラ
チン誘導体又はアニオン重合体化合物を使用して酸凝固
技術によって又は沈殿がシリカ媒体中で起こる場合は、
EP−A517961に記載のようにシリカ粒子と凝固
可能な凝集体を形成するのに充分な量で、シリカと水素
架橋を形成できる重合体によって洗浄されることが好ま
しい。
【0038】酸凝固可能なゼラチン誘導体を使用する凝
固技術は例えばUS−P2614928,261492
9及び2728662に記載されている。酸凝固可能な
ゼラチン誘導体は有機カルボン又はスルホン酸塩化物、
カルボン酸無水物、芳香族イソシアネート又は1,4−
ジケトンとゼラチンの反応生成物である。これらの酸凝
固可能なゼラチン誘導体の使用は一般に全体に酸凝固特
性を付与するのに充分な割合で酸凝固可能なゼラチン誘
導体を加えたゼラチンの水溶液に又は酸凝固可能なゼラ
チン誘導体の水溶液にハロゲン化銀粒子を沈殿させるこ
とを含む。また、ゼラチン誘導体を、通常のゼラチンの
乳化の段階後、及び物理熟成段階後に加えてもよい。但
し、本発明に従って使用するために好適な酸凝固可能な
ゼラチン誘導体の例は上記のUS−Pに見つけることが
できる。特に好適なものはフタロイルゼラチン及びN−
フェニルカルバモイルゼラチンである。
【0039】形成された凝塊はどのような好適な手段に
よって液体を除去してもよく、例えば上層液はサイホン
によってデカント又は除去され、そこで凝塊は1回又は
数回洗浄される。
【0040】凝塊の洗浄は単なる冷却水でリンスするこ
とによって行なってもよいが、最初の洗浄水は水のpH
を凝固点のpHに下げて酸性にすることが好ましい。酸
凝固可能なゼラチン誘導体が前記の公開されたドイツ特
許明細書(DOS)2337172に記載のように使用
される場合であってもアニオン重合体(例えばポリスチ
レンスルホン酸)を洗浄水に加えることができる。また
洗浄は少量のアルカリ(例えば水酸化ナトリウム又はア
ンモニウム)を使用して高温で水中に凝塊を再分散し、
酸の添加によって再凝固してpHを凝固点まで下げ、次
いで上層液を除去することによって実施することができ
る。この再分散及び再凝固操作は必要とされる回数を繰
り返してもよい。
【0041】洗浄操作後、凝塊は再分散され、凝塊の完
全な再分散を実施するのに充分な時間で必要量の水、ゼ
ラチン及びもし必要ならアルカリと好ましくは35〜7
0℃の範囲の温度で処理することによって連続仕上げ及
び被覆操作のために好ましい写真乳剤を形成する。
【0042】通常のゼラチン(それは好ましく使用され
る)の代わりに又は加えて、他の公知の写真親水性コロ
イド、例えば上記のようなゼラチン誘導体、アルブミ
ン、寒天、アルギン酸ナトリウム、加水分解セルロース
エステル、ポリビニルアルコール、親水性ポリビニルコ
ポリマー、コロイドシリカなどを再分散のために使用す
ることもできる。
【0043】感光性ハロゲン化銀乳剤は硫黄及び金増感
剤で化学的に増感される。これは“Chimie et Physique
Photographique ”P. Glafkides 著、“ Photographi
c Emulsion Chemistry”G. F. Duffin著、“Making and
Coating Photographic Emulsion”V. L. Zelikman ら
著、及び“Die Grundlagen der Photographischen Proz
esse mit Silberhalogeniden”H. Frieser 編及び Aka
demische Verlagsgesellschaft(1968)出版に記載
のようにすることができる。前記文献に記載のように硫
黄増感は少量の硫黄含有化合物(例えばチオサルフェー
ト、チオシアネート、チオウレア、サルファイト、メル
カプト化合物、及びローダミン)の存在下で熟成を実施
することによって実施することができる。Ir,Rh,
Ru,Pb,Cd,Hg,Tl,Pd又はPtの少量の
化合物を使用することもできる。乳剤はさらに還元剤、
例えばGB−A789823に記載の錫化合物、アミ
ン、ヒドラジン誘導体、ホルムアミジンスルフィン酸及
びシラン化合物によって増感することができる。
【0044】1以上のハロゲン化銀乳剤を1以上の乳剤
層に使用するなら、前記ハロゲン化銀乳剤は別々に化学
的に熟成される。
【0045】本発明によれば感度の異なる写真材料の製
造又は貯蔵中又はその写真処理中にかぶりの形成を防止
する又は写真特性を安定化する化合物を補助的に加えて
もよい。かかる安定化剤の例としては、複素環式窒素含
有安定化化合物、例えばベンゾチアゾリウム塩、ニトロ
イミダゾール、ニトロベンズイミダゾール、クロロベン
ズイミダゾール、ブロモベンズイミダゾール、メルカプ
トチアゾール、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプ
トベンズイミダゾール、メルカプトチアジアゾール、ア
ミノトリアゾール、ベンゾトリアゾール(好ましくは5
−メチル−ベンゾトリアゾール)、ニトロベンゾトリア
ゾール、メルカプトテトラゾール、特に1−フェニル−
5−メルカプト−テトラゾール、メルカプトピリミジ
ン、メルカプトトリアジン、ベンゾチアゾリン−2−チ
オン、オキサゾリン−チオン、トリアザインデン、テト
ラアザインデン、ペンタアザインデン、とりわけ Birr
著 Z. Wiss. Phot. 47(1952)、2−58頁に記
載のもの、GB−A1203757、GB−A1209
146、JA−A75−39537、及びGB−A15
00278に記載のようなトリアゾロピリミジン、及び
US−P4727017に記載のような7−ヒドロキシ
−ストリアゾロ−[1,5−a]−ピリミジン、及び他
の化合物、例えばベンゼンチオスルホン酸、ベンゼンチ
オスルフィン酸、ベンゼンチオスルホン酸アミド及び他
のジスルファイド誘導体があり、それらはもし単独の安
定剤として加えられるなら満足のいかない結果を与える
ので既述の安定剤の群に属する他の安定剤と組合せられ
る。一方 Research Disclosure No.17643(197
8)、Chapter VI に記載のようなカドミウム塩及び関
連化合物のようなかぶり防止化合物として使用されうる
水銀塩及び他の金属塩は生態学上の理由のため避けるべ
きである。
【0046】本発明による写真材料の組合せのハロゲン
化銀乳剤層中のハロゲン化銀(硝酸銀として表示され
る)に対するゼラチンの重量比は0.3〜1.2であ
り、好ましくは0.4〜1.0である。
【0047】産業用放射線写真のためには本発明による
前記組合せに属しかつスピードの異なる材料のハロゲン
化銀乳剤層は硝酸銀の当量として表示される、被覆され
たハロゲン化銀の全量が片側について平方メートルあた
り7.5〜15g含まれている。
【0048】スピードの異なることを考慮すると写真材
料はさらに写真乳剤層中に及び/又は少なくとも一つの
他の親水性コロイド層中に様々な種類の界面活性剤を含
んでもよい。
【0049】もし、平方メートルあたりハロゲン化銀を
多量に有する産業用X線写真フィルムのために、好まし
い具体例に従って1種以上のポリオキシアルキレン化合
物を界面活性剤として同時に存在させる場合には、処理
後のフィルム表面のダストは許容できるまで消滅するこ
とがわかった。
【0050】許容レベルまでダストを減ずる好適なポリ
オキシアルキレン化合物はEP−A0620482,0
620483及び0620484に記載されており、こ
れらの文献はここに組み入れられる。
【0051】ポリオキシアルキレン化合物と前記硬化剤
はともに少なくとも一つの非感光性層に存在させること
が好ましく、さらに好ましくは両化合物は支持体の両側
に最外層として存在させることが好適な保護耐応力層に
添加される。
【0052】他の好ましい界面活性被覆剤は過フッ素化
アルキル基を含有する化合物である。他の好適な界面活
性剤としては、サポニン、アルキレンオキサイド例えば
ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール/ポ
リプロピレングリコール縮合生成物、ポリエチレングリ
コールアルキルエーテル又はポリエチレングリコールア
ルキルアリールエーテル、ポリエチレングリコールエス
テル、ポリエチレングリコールソルビタンエステル、ポ
リアルキレングリコールアルキルアミン又はアルキルア
ミド、シリコーンポリエチレンオキサイドアダクト、グ
リシドール誘導体、多価アルコールの脂肪酸エステル及
びサッカライドのアルキルエステルのような非イオン
剤;カルボキシ、スルホ、ホスホ、硫酸又はリン酸エス
テル基のような酸基を含むアニオン剤;アミノ酸、アミ
ノアルキルスルホン酸、アミノアルキルスルフェート又
はホスフェート、アルキルベタイン、及びアミン−N−
オキサイドのような両性剤;及びアルキルアミン塩、脂
肪族、芳香族、又は複素環式四級アンモニウム塩、脂肪
族又は複素環式環含有ホスホニウム又はスルホニウム塩
のようなカチオン剤がある。かかる界面活性剤は様々な
目的のために、例えば被覆助剤として、接着力を防止又
は減少する化合物として、及び写真特性(例えば高コン
トラスト、感度及び現像促進)を改良する化合物として
使用することができる。
【0053】現像促進は様々な化合物の助けで、好まし
くは例えばUS−P3038805,4038075及
び4292400に記載のように少なくとも400の分
子量を有するポリアルキレン誘導体で達成することがで
きる。
【0054】本発明に従って使用される感度の異なる写
真材料はさらに様々な他の添加剤、例えば写真材料の寸
法安定性を改良する化合物、UV吸収剤、スペーシング
剤及び可塑剤を含むことができる。
【0055】写真材料の寸法安定性を改良するための好
適な添加剤は水溶性又はほとんど水に溶けない合成重合
体、例えばアルキル(メタ)アクリレート、アルコキシ
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、(メタ)アクリルアミド、ビニルエステル、アクリ
ロニトリル、オレフィン、及びスチレンの重合体、又は
アクリル酸、メタアクリル酸、アルファーベーター不飽
和ジカルボン酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート、スルホアルキル(メタ)アクリレート、及びスチ
レンスルホン酸と上記のものとの共重合体の分散液であ
る。
【0056】好適なUV吸収剤はUS−P353379
4に記載のようなアリール置換ベンゾトリアゾール化合
物、US−P3314794及び3352681に記載
のような4−チアゾリドン化合物、JP−A2784/
71に記載のようなベンゾフェノン化合物、US−P3
705805及び3707375に記載のような桂皮酸
エステル化合物、US−P4045229に記載のよう
なブタジエン化合物、及びUS−P3700455に記
載のようなベンズオキサゾール化合物がある。
【0057】一般に、スペーシング剤の平均粒径は0.
2〜10μmの範囲である。スペーシング剤はアルカリ
に溶解又は不溶解であってもよい。アルカリ不溶解性ス
ペーシング剤は通常写真材料中に永久に残留するが、一
方アルカリ溶解性スペーシング剤は通常アルカリ処理浴
中でそれから除去される。好適なスペーシング剤はポリ
メチルメタクリレートから、アクリル酸とメチルメタク
リレートの共重合体から及びヒドロキシプロピルメチル
セルロースヘキサヒドロフタレートから作ることができ
る。他の好適なスペーシング剤はUS−P461470
8に記載されている。
【0058】写真材料は例えば材料の被覆、処理及び他
の取扱い中に静電放電を避けるため帯電防止層を含むこ
とができる。かかる帯電防止層は1種以上の帯電防止剤
の最外被覆又は層又はフィルム支持体に直接適用された
被覆であることができる。前記帯電防止層は例えばゼラ
チンのバリヤー層で上塗りされていてもよい。かかる層
に使用するために好適な帯電防止化合物としては例えば
五酸化バナジウムゾル、酸化錫ゾル又はポリエチレンオ
キサイド、ポリマーラテックスなどのような導電性重合
体がある。
【0059】本発明に従って使用される写真材料の支持
体は透明樹脂、好ましくはポリエチレンテレフタレート
のような青色ポリエステル支持体であることができる。
かかる有機樹脂フィルムの厚さは約175μmであるこ
とが好ましい。支持体は乳剤層と前記支持体の間の良好
な接着特性を有するために両側に支持層が設けられる。
【0060】感度の異なる材料の乳剤層に存在するハロ
ゲン化銀結晶の結晶径によっては、さらにフィルムの外
観(outlook) を微調整することが要求されるかもしれな
い。それゆえ後述する処理サイクル後に得られるような
材料の吸収スペクトルを、好適な非移行性染料の下塗り
層、乳剤層又は保護耐応力層への添加又は支持体の両側
のトップコート層への添加によって得てもよい。従って
青色染料は特に低スピードを有するフィルムのために推
奨される。
【0061】本発明に従って使用されるスピードの異な
る写真産業用X線材料はX線放射線源によって像に従っ
て露光されるが、そのエネルギー(kVで表示される)
は特定の用途に左右される。別の代表的な放射線源は放
射性Co60源である。放射線の散乱の影響を減少するた
めに、金属スクリーン(通常は鉛スクリーン)を写真フ
ィルムと組合せて使用することができる。この金属スク
リーンによる二次電子の発生は感度を増大させる。
【0062】処理のために、自動操作装置は処理溶液の
自動補給のためのシステムを設けて使用される。本発明
によると前記のように露光された材料の処理は現像,リ
ンス,定着,次いでリンス及び乾燥の工程によって行な
われ、乾燥は自動現像機のフィルム乾燥ステーション内
の乾燥手段で行なわれる。赤外ランプは乾燥手段として
使用される。
【0063】本発明による現像液は次の処理溶液へのク
ロスオーバー(cross-over)による液体積の減少のため
だけでなく現像液分子の酸化によるpH−変化のために
補給されるべきである。この補給は一定の時間間隔に基
づいて又は処理フィルムの量に基づいて又は両方の組合
せに基づいて実行することができる。現像工程に次い
で、洗浄工程、定着工程及び別の洗浄又は安定化工程が
なされる。最終的には最後の洗浄工程の後、写真材料は
前記の赤外乾燥手段によって乾燥される。
【0064】好ましい具体例によれば本発明による少な
くとも五つのフィルム材料の組合せはフィルム支持体の
一つの側に少なくとも一つの乳剤層と少なくとも一つの
保護耐応力層を有し、前記支持体の他の側に少なくとも
一つの裏打ち層を有する片側被覆材料である少なくとも
一つの写真材料を含む。
【0065】別の具体例では本発明による組合せは現
像,リンス,定着,リンス及び乾燥の工程に従う自動現
像機の処理サイクルで処理される、少なくとも四つのハ
ロゲン化銀産業用X線写真材料を有し、前記フィルム材
料のそれぞれはフィルム支持体の両側に少なくとも一つ
の非感受性保護耐応力被覆と少なくとも一つのゼラチン
状ハロゲン化銀乳剤層を含む。
【0066】本発明によるフィルム材料の組合せの製造
では被覆されるハロゲン化銀及びゼラチンの量の範囲及
び前記材料が前述のように硬化されるべき範囲について
考慮されることは明らかである。
【0067】結果として、スピードの異なる、本発明に
よる全てのフィルムのフィルム表面の物理的特性におい
て、全く予期せぬ改良が観察される。組合せのフィルム
が赤外乾燥手段を備えた現像機の乾燥ステーションをラ
ンダムな順序で過ぎた後、フィルム表面の粘着及び/又
は損傷は全く見られない。
【0068】前述の本発明による材料の自動現像機の処
理手段におけるさらなる改良はEP−A062150
6,0620482,0620483及び062048
4に記載されており、これらの文献は参考としてここに
組み入れられる。
【0069】スピードの異なる産業用X線フィルムにつ
いて観察された改良は放射線医が特定の用途分野におい
て異なるフィルムの組合せを利用する医療診断に関係す
るが、同じ自動現像機で行なう処理に関係しない画像情
報技術のように高いハロゲン化銀含有量を有するX線医
療フィルムにも適用されることは明らかである。代表的
な、最もひんぱんに使用される用途分野はプロジェクシ
ョン放射線写真(projection radiography)であり、それ
は両面被覆材料が一対の増感スクリーンと組合せて使用
されて又は単一の増感スクリーンと組合せられた片面被
覆材料が使用されてマンモグラフィに関するシャープネ
スを改良するものである。別の用途はエコグラフィ(ech
ography)についてハードコピーがモニターで作られ、そ
の写真材料が前記モニターの燐光体スクリーン上に被覆
された燐光体の波長に対して感受性がある画像増感写真
(image intensifyer photography) である。さらに別の
用途はCT及びMRI画像形成技術のような記憶デジタ
ル情報に関係するものであり、それらは前記と同じハー
ドコピーを製造する方法が適用されるが、今日レーザイ
メージャが使用され、フィルムは設置された赤又は赤外
レーザのレーザ光に対してスペクトル的に感受性があ
る。どのような用途に使用されても、特定の用途分野に
おいて異なるフィルムの全体の組合せは同じ時間で同じ
自動現像機で処理されるべきである。
【0070】本発明を下記実施例により説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0071】
【実施例】99mol%の臭化銀及び1mol%の沃化
銀からなるゼラチン状臭沃化銀X線乳剤を次の方法で製
造した。6グラムのアンモニアを含有する水溶液を、4
5℃で3重量%のゼラチン水溶液1550mlを含有す
る反応容器に加えた。前記反応容器中に1.5molの
臭化カリウム水溶液2000ml及び1.5molの硝
酸銀水溶液2000mlを強く攪拌している条件下で8
6ml/minの一定速度で導入した。沈殿中pAg値
を調整し、銀/飽和カルメル電極に関して+20mVの
E.M.F.に相当する値に維持した。このようにして
0.80μmの結晶径を有する均質なレギュラーハロゲ
ン化銀粒子が得られた。
【0072】沈殿工程の終わりに、反応容器中の乳剤の
pH値を硫酸で3.5に調整した後、凝集剤として作用
するポリスチレンスルホン酸を加えることによって乳剤
を凝固した。前記ハロゲン化銀乳剤の沈降後、上層液を
デカントした。前記凝集塊から水溶性塩を除去するため
11℃の脱イオン水を制御された攪拌条件下で加え、次
いでさらに沈降及びデカントした。乳剤が充分に脱塩す
るまでこの洗浄手順を繰り返した。その後0.4の硝酸
銀と表示されるハロゲン化銀に対するゼラチンの比率を
得るために充分な量のゼラチンを添加した後、凝塊を水
で45℃で再分散した。pH値を6.5に調整し、pA
gを銀/飽和カルメル電極に関して+70mVの値に調
整した。
【0073】前記乳剤の化学増感は硫黄及び金増感剤を
添加し最大感度が許容かぶりレベルに達する点まで50
℃で温浸(digestion) することによって行なわれた。
【0074】この乳剤を175μmの厚さを有する青色
ポリエチレンテレフタレート支持体の両面に被覆し、片
面について平方メートルあたり20.0gの硝酸銀及び
17.0gのゼラチンに相当するハロゲン化銀の量を存
在させた。これは0.85の、硝酸銀の当量として表示
されるゼラチン(GEL=両面の全量に相当する)及び
銀(AG=両面の全量に相当する)の全被覆量の重量比
率として規定される、“gesi”値に一致する。材料Gを
被覆する前に5−メチル−7−ヒドロキシ−5−トリア
ゾロ−[1,5−a]−ピリミジン及び1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾールのような安定剤を乳剤に加
えた。
【0075】乳剤を、平方メートルあたりのゼラチン
(GELPL=両面の全量に相当する)1.5グラムに
保護層で両面を被覆し、それを平方メートルあたり0.
093gのジ−(ビニル−スルホニル)−メタンで硬化
した。
【0076】フィルムの組合せに属するフィルムA,
B′,C,D,E,FおよびGを同じ方法で得たが、乳
剤結晶の粒径は表1にまとめたようなゼラチン及び硝酸
銀の当量として表示される、ハロゲン化銀の平方メート
ルあたりの量を有する、異なるスピードを有するフィル
ムを得るために0.18μmから0.8μmまで変化さ
せている。表1は感光性材料の乳剤層の gesi (GES
I)の値も与えている。スピードの違いは表1の最終欄
に与えた、200kVの放射線源で露光するための“相
対露光係数(Relative Exposure Factor)(REF)”の
違いから計算することができる。
【0077】さらにゼラチンの全量(GELTOT)
を、水吸収の全量(ABS TOT)及びゼラチン1グ
ラムあたりのグラムで表示される、水吸収の量(WAT
ABS)と同様に与える。この値はリンスユニットを
離れた後乾燥ユニットに入る前に現像機からフィルムを
除去し、現像機に挿入する前の乾燥フィルムと現像機か
ら除去された湿潤フィルムとの間の重量差を計算するこ
とによって測定される。測定は21℃及び50%RH
(相対湿度)で行なった。
【0078】本発明によるフィルムAと同じ量のゼラチ
ン(GELTOT)をフィルムB,C,D,E,F及び
Gについて得るために、乳剤の“gesi”をフィルム
B′,C′,D′,E′,F′及びG′について示すよ
うにそれぞれ適応させた。結果として新しいフィルム
A,B′,C′,D′,E′,F′及びG′の組合せが
創造された。
【0079】フィルムB′については、乳剤層Bを支持
体の一つの側に被覆しただけであり、この場合において
裏打ち層の側に被覆されたゼラチンの量は乳剤側の保護
層及び乳剤層に通常被覆されるそれに等しいことに気づ
くべきである。
【0080】被覆し乾燥したフィルムを、8mm厚の銅
フィルターを有する235kV放射線源でISO 70
04に従って露光した。
【0081】
【表1】
【0082】露光された放射線写真フィルムを、8分間
の自動現像機処理サイクルで現像,リンス,定着,リン
ス及び乾燥した。フィルムをアグファ−ゲヴェルトによ
って販売される Structurix NDT−1機に与え、ワン
パートパッケージ(one-partpackage)現像液で28℃で
現像し、次いで後述するようなワンパートパッケージ定
着液で定着した。
【0083】濃縮されたワンパートパッケージ現像液の
組成(グラム/リットルで与えた量)は下記の通りであ
る: 水 200ml 臭化カリウム 6グラム 亜硫酸カリウム(65%溶液) 247グラム エチレンジアミンテトラ酢酸, テトラナトリウム塩3水和物 9.6グラム ヒドロキノン 112.0グラム 5−メチルベンゾトリアゾール 0.076グラム 1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 0.040グラム テトラホウ酸ナトリウム(10水和物) 18.0グラム 炭酸カリウム 38.0グラム 水酸化カリウム 42.0グラム ジエチレングリコール 100.0グラム 沃化カリウム 0.088グラム 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1− フェニル−3−ピラゾリジノン 12.0グラム 水で1lにする。 pHを水酸化カリウムで25℃で11.15に調整した。
【0084】処理の開始のために濃縮された現像液1部
を水3部と混合した。開始剤(starter) は一切加えなか
った。混合物のpHは25℃で10.40であった。
【0085】 濃縮されたワンパートパッケージ定着液の組成: アンモニウムチオサルフェート(59%溶液) 552グラム 硼酸 20.8グラム 亜硫酸ナトリウム 45グラム 酢酸ナトリウム 3aq. 58グラム 硫酸(99%溶液) 48.5ml 水で1lにする。 pHを硫酸で25℃で4.80に調整した。
【0086】処理の開始のため濃縮された定着液1部を
水4部と混合した。この混合物のpHは25℃で4.7
3であった。
【0087】乾燥セクションには赤外乾燥手段を存在さ
せた。処理されたフィルムの表面状態の評価はフィルム
が現像機を去った後行なった。
【0088】異なる乾燥レベルで、表1に示されている
のと同じように処理されるべき各フィルムの組合せを保
持したが、フィルムA,B′,C,C′,D,D′,
E,E′,F′及びG′は完全に乾燥し、粘着現象は全
く示さなかった。平方メートルについてゼラチン1gあ
たり2.0より大きな水吸収を有するフィルムF及びG
についてだけ、フィルムは処理後完全に乾燥せず、結果
として粘着現象が観察された。
【0089】前記フィルムF及びGの粘着を防止するた
めに、乾燥レベルを高めたが、結果として処理されるべ
き組合せの他のフィルムは変形していた。
【0090】結果として、A,B′,C′,D′,
E′,F′及びG′と称される、スピードの異なる、フ
ィルムの新しい組合せに、適合したゼラチンの被覆量を
導けるようになった。それらは、今まで異なるスピード
を有する四つのフィルム(ボーダラインケースとして
A,C,D及びE)だけが許容される良好な画像品質を
有する必要な乾燥特性を得ることが可能であった、A,
B,C,D,E,F及びGの組合せに対して、本発明に
よる少なくとも五つのフィルムの組合せを形成するもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レイモン・フロラン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像,リンス,定着,リンス及び乾燥の
    工程に従った自動現像機の処理サイクルで処理される、
    少なくとも五つのハロゲン化銀産業用X線写真材料の組
    合せ(assortment)であって、前記フィルム材料のそれ
    ぞれが支持体の少なくとも一つの側上に少なくとも一つ
    のゼラチン状ハロゲン化銀乳剤層と少なくとも一つの非
    感受性保護耐応力被覆を含む場合において、前記材料の
    それぞれについて、片側について平方メートルあたり、
    硝酸銀の当量として表示される、ハロゲン化銀の全量が
    7.5〜15グラムの範囲にあり、存在する親水性層の
    全てにおいて被覆されたゼラチンの全量がかかる範囲に
    あり、水吸収の量が各材料について実質的に同じであり
    各材料のリンス後乾燥前ではゼラチン1グラムあたり2
    グラム以下であるような程度でしかも前記組合せ内で材
    料がスピードにおいて異なるような程度でゼラチンが硬
    化されていることを特徴とするハロゲン化銀産業用X線
    写真材料の組合せ。
  2. 【請求項2】 スピードにおいて異なる前記材料のハロ
    ゲン化銀乳剤結晶の平均粒径が0.1〜1.0μmであ
    る請求項1記載の組合せ。
  3. 【請求項3】 ハロゲン化銀乳剤結晶が3mol%以下
    の沃化物を含むレギュラー臭沃化銀結晶である請求項1
    又は2記載の組合せ。
  4. 【請求項4】 スピードにおいて異なる前記材料のハロ
    ゲン化銀乳剤層において(硝酸銀として表示される)ハ
    ロゲン化銀に対するゼラチンの重量比が0.4〜1.0
    である請求項1〜3のいずれか記載の組合せ。
  5. 【請求項5】 ゼラチンがビニルスルホニル硬化剤によ
    って硬化される請求項1〜4のいずれか記載の組合せ。
  6. 【請求項6】 ビニルスルホニル硬化剤がジ−(ビニル
    −スルホニル)−メタン又はエチレンジ−(ビニル−ス
    ルホン)である請求項5記載の組合せ。
  7. 【請求項7】 スピードにおいて異なる前記写真材料の
    少なくとも一つがフィルム支持体の一つの側に少なくと
    も一つの乳剤層と少なくとも一つの保護耐応力層を、前
    記支持体の他の側に少なくとも一つの裏打ち層を有する
    片側被覆材料である請求項1〜6のいずれか記載の組合
    せ。
  8. 【請求項8】 現像,リンス,定着,リンス及び乾燥の
    工程に従った自動現像機の処理サイクルで処理される、
    少なくとも四つのハロゲン化銀産業用X線写真材料の組
    合せであって、前記フィルム材料のそれぞれがフィルム
    支持体の両側上に少なくとも一つのゼラチン状ハロゲン
    化銀乳剤層と少なくとも一つの非感受性保護耐応力被覆
    を含む場合において、その組合せに属する前記材料のそ
    れぞれについて、片側について平方メートルあたり、硝
    酸銀の当量として表示される、ハロゲン化銀の全量が
    7.5〜15グラムの範囲にあり、存在する親水性層の
    全てにおいて被覆されたゼラチンの全量がかかる範囲に
    あり、水吸収の量が各材料について実質的に同じであり
    各材料のリンス後乾燥前ではゼラチン1グラムあたり2
    グラム以下であるような程度でしかも前記組合せ内で材
    料がスピードにおいて異なるような程度でゼラチンが硬
    化されていることを特徴とするハロゲン化銀産業用写真
    材料の組合せ。
  9. 【請求項9】 現像,リンス,定着,リンス及び乾燥の
    工程を含み、乾燥が自動現像機のフィルム乾燥ステーシ
    ョン中の赤外乾燥手段で行なわれる請求項1〜8のいず
    れか記載の組合せの材料を処理する方法。
  10. 【請求項10】 現像及び/又は定着が硬化剤を含まな
    い薬品で行なわれる請求項9記載の組合せの材料を処理
    する方法。
  11. 【請求項11】 処理が3〜12分の全処理時間で行な
    われる請求項9又は10記載の組合せの材料を処理する
    方法。
JP7236072A 1994-08-22 1995-08-21 ハロゲン化銀写真産業用x線フィルムの組合せと前記組合せの処理方法 Pending JPH08101470A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE94202398.7 1994-08-22
EP94202398 1994-08-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08101470A true JPH08101470A (ja) 1996-04-16

Family

ID=8217116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7236072A Pending JPH08101470A (ja) 1994-08-22 1995-08-21 ハロゲン化銀写真産業用x線フィルムの組合せと前記組合せの処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5620836A (ja)
JP (1) JPH08101470A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2737588B1 (fr) * 1995-08-01 2001-11-02 Kodak Pathe Nouveau produit pour radiographie industrielle
DE69718691D1 (de) * 1996-03-07 2003-03-06 Agfa Gevaert Nv Verfahren zur Wiedergabe eines elektronisch gespeicherten medizinischen Bildes auf lichtempfindlichen photographischem Material
EP1439415A1 (en) * 2003-01-15 2004-07-21 Agfa-Gevaert Industrial radiographic silver halide material suitable for rapid processing applications

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69218876T2 (de) * 1991-10-24 1997-09-25 Agfa Gevaert Nv Für Schnellverarbeitungssysteme geeignetes photographisches Silberhalogenidröntgenmaterial
DE69224910T2 (de) * 1992-11-25 1998-10-15 Agfa Gevaert Nv Röntgenfilmpackung zur zerstörungsfreien Prüfung
EP0620484B1 (en) * 1993-04-13 1997-02-05 Agfa-Gevaert N.V. Silver halide photographic industrial X-ray films
EP0620482A1 (en) * 1993-04-13 1994-10-19 Agfa-Gevaert N.V. Method of processing forehardened silver halide photographic industrial X-ray films
EP0620483A1 (en) * 1993-04-13 1994-10-19 Agfa-Gevaert N.V. Processing of silver halide photographic industrial X-ray films
EP0621506A1 (en) * 1993-04-13 1994-10-26 Agfa-Gevaert N.V. Processing of silver halide photographic industrial X-ray films
EP0622668B1 (en) * 1993-04-27 1999-03-03 Agfa-Gevaert N.V. Silver halide photographic material for industrial radiography suitable for various processing applications

Also Published As

Publication number Publication date
US5620836A (en) 1997-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0690447B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH06250305A (ja) 乳房造影法における迅速処理用のための増強された像品質を有するハロゲン化銀感光性写真材料
JPH0627561A (ja) 平板状ハロゲン化銀粒子の製造法
JP3288849B2 (ja) ハロゲン化銀写真工業用x線フィルム
JP3150478B2 (ja) 好適な像色調及び表面まぶしさを有するx線ハロゲン化銀写真材料
JPH08101470A (ja) ハロゲン化銀写真産業用x線フィルムの組合せと前記組合せの処理方法
JPH06347955A (ja) ハロゲン化銀写真工業用x線フィルムの処理
JPS6329727B2 (ja)
JP2613397B2 (ja) 高速処理可能なハロゲン化銀写真感光材料
JPH01131552A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP3288852B2 (ja) 各種の処理用途に好適な工業用放射線写真用ハロゲン化銀写真材料
JPH08334871A (ja) 乳房造影法における迅速処理用のため増強された像品質を有するハロゲン化銀感光性写真スクリーンフィルムシステム
JPH07128813A (ja) ハロゲン化銀写真工業用x線フィルムの処理法
JPH06332125A (ja) 前硬化ハロゲン化銀写真工業用x線フィルムの処理方法
JPH0311454B2 (ja)
US6528227B2 (en) Film/screen system and image-forming system for use in direct X-ray applications
EP1195641B1 (en) Film/Screen system and image-forming system for use in direct X-ray applications
JP2683740B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPS6243640A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP3005834B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
EP0698817A1 (en) Assortment of silver halide photographic industrial X-ray films and method of processing said assortment
JPH0497343A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法
JPH07114123A (ja) ハロゲン化銀写真乳剤の製造方法及びそれを用いたハロゲン化銀写真感光材料
JPH0255351A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPS61141440A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料