JPH08100122A - 光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物 - Google Patents

光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物

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JPH08100122A
JPH08100122A JP18401295A JP18401295A JPH08100122A JP H08100122 A JPH08100122 A JP H08100122A JP 18401295 A JP18401295 A JP 18401295A JP 18401295 A JP18401295 A JP 18401295A JP H08100122 A JPH08100122 A JP H08100122A
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JP
Japan
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polyimide resin
optical filter
resin composition
dye
resin
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Application number
JP18401295A
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English (en)
Inventor
Hirosuke Takuma
啓輔 詫摩
Kazuhiro Kiyono
和浩 清野
Tsutayoshi Misawa
伝美 三沢
Masaji Tamai
正司 玉井
Wataru Yamashita
渉 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 繰り返し構造単位中に少なくとも1個の
パーフルオロアルキル基を有し、溶媒溶解性に優れ、か
つ、透明無色のポリイミド樹脂と、可視部および/また
は近赤外部に吸収を有する色素を少なくとも1種含有す
ることを特徴をする光学フィルター用ポリイミド樹脂組
成物。 【効果】 本願のポリイミド樹脂組成物を塗布すること
により、可視光線および/または近赤外線を効率よくカ
ットし、高耐熱性、高透明無色性を有する光フィルター
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子のカ
ラーフィルターや、画像読み取り用色分解フィルターな
どの光学フィルターの製造用樹脂組成物、同フィルター
製造用印刷インキ及びそれを用いて得られる光学フィル
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】耐熱性を有するカラーフィルターの製造
方法として、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸に
染料や顔料である着色剤を添加した樹脂組成物を使用す
る方法が、数多く提案されている(例えば、特開昭58
−46325号公報、特開昭61−254906号公
報、特開昭62−234104号公報など)。このよう
な樹脂組成物を用いて着色光学フィルターを製造する方
法は、まず、スピンコート法、ロールコート法、印刷法
等の手法を用いて、基材上に塗膜を形成させ、次いで、
通常、250℃以上、好ましくは300℃以上の温度に
加熱して前記ポリアミド酸を脱水してイミド化させる。
しかし、ポリアミド酸は、一般に熱的に不安定であるの
で、その溶液を放置しておくと、分子量の低下が起こっ
たり、また、ゲル化が進行し、均一溶液でなくなり、前
記塗膜の形成が困難になることもある。また、前記加熱
は比較的高温であるので、前記加熱時に、染料や顔料の
熱分解や昇華を生じやすく、目的とする分光特性を有す
るカラーフィルターが得られ難い場合もある。また、ポ
リイミド樹脂は、一般の耐熱性樹脂として知られている
が、ポリイミド樹脂組成物を基材上に直接塗布してフィ
ルターを作製する技術はこれまで知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するために、ポリイミド前駆体であるポリアミ
ド酸を用いることなく、高耐熱性で、無色透明、かつ、
溶媒に可溶なポリイミドを用いて、これに色素を添加し
て得られる光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物を提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、パーフルオロアルキル
基を含有するポリイミド樹脂は、溶媒に対する溶解性や
色素との相溶性に優れていること、このポリイミド樹脂
と色素との組成物を用いると、高温で加熱処理すること
なく、簡単に光学フィルターを製造し得ることを見出
し、本発明を完成させるに到った。即ち、本発明は、繰
り返し構造単位中に少なくとも一個のパーフルオロアル
キル基を有し、溶媒溶解性に優れ、かつ、透明無色のポ
リイミド樹脂と、該樹脂に溶解する、少なくとも一種の
可視部および/または近赤外部に吸収を有する色素を含
有することを特徴とする光学フィルター用ポリイミド樹
脂組成物に関するものであり、繰り返し構造単位が下記
式(I)(化2)で表されるポリイミド樹脂を用いる前
記光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物に関するもの
である。
【0005】
【化2】 (式中、Aはテトラカルボン酸残基、Bはジアミン残
基、X及びYは同一又は異なるパーフルオロアルキル基
を表し、lは0〜6、mは0〜4の整数で、l+m=1
〜10である) また、これらのポリイミド樹脂組成物と溶媒とを含有す
る光学フィルター用印刷インキ、該ポリイミド樹脂組成
物を透明基材上に有する光学フィルターに関するもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をさらに詳しく説
明する。本発明の光学フィルター用ポリイミド樹脂組成
物は、ポリイミド樹脂と色素とを均一に相溶させた組成
物である。本発明で用いられるポリイミド樹脂は、繰り
返し構造単位中に、少なくとも1個のパーフルオロアル
キル基を有し、溶媒溶解性に優れ、かつ、無色透明のポ
リイミド樹脂であり、また、本発明で用いられる色素
は、該ポリイミド樹脂に溶解する少なくとも1種の可視
部および/または近赤外部に吸収を有する色素である。
本発明で用いられる繰り返し構造単位中に、少なくとも
1個のパーフルオロアルキル基を有するポリイミド樹脂
としては、前記一般式(I)で表される繰り返し構造単
位を有するポリイミド樹脂であり、その対数粘度〔該樹
脂をp−クロロフェノール/フェノールの9/1(重量
比)混合溶媒に 0.5g/ dl の濃度で加熱溶解させた
後、35℃で測定〕の値が 0.01 〜 3.0 dl /gのものが
好ましい。
【0007】一般式(I)において、Aで表されるテト
ラカルボン酸残基としては、ピロメリット酸二無水物、
3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2-
ビス( 3,4-ジカルボキシフェニル)-1,1,1,3,3,3-ヘキサ
フルオロプロパン二無水物、3,3',4,4'-ベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物、2,2-ビス( 3,4-ジカルボキ
シフェニル) プロパン二無水物等から誘導されるテトラ
カルボン酸残基が挙げられる。一般式(I)において、
Bで表されるジアミン残基としては、ジアミノベンゼン
類、3,3'- ジアミノジフェニルエーテル類、4,4'- ジア
ミノジフェニルエーテル類、2,2-ビス( 4-アミノフェニ
ル) ヘキサフルオロプロパン類、4,4'- ジアミノビフェ
ニル類、ビス( 3-アミノフェノキシ) ベンゼン類、ビス
( 4-アミノフェノキシ) ベンゼン類、ビス( 3-アミノフ
ェノキシ) ピリジン類、ビス( 4-アミノフェノキシ) ピ
リジン類、ビス( 3-アミノフェノキシ) ビフェニル類、
ビス( 4-アミノフェノキシ) ビフェニル類、ビス〔4-ア
ミノ- α, α- ビス( トリフルオロメチル) ベンジル〕
ジフェニルエーテル類等から誘導されるジアミン残基が
挙げられる。
【0008】一般式(I)において、XおよびYは同一
又は異なるパーフルオロアルキル基を表し、炭素数1〜
6のものが好ましい。パーフルオロアルキル基として
は、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
ヘプタフルオロプロピル基、ノナフルオロブチル基、ウ
ンデカフルオロペンチル基、トリデカフルオロヘキシル
基等が挙げられる。好ましくはトリフルオロメチル基で
ある。これらのパーフルオロアルキル基XおよびYは、
一般式(I)の構造単位中に少なくとも、XおよびYの
いずれか1個含まれる。即ち、一般式(I)において、
lは0〜6、mは0〜4の整数で、l+m=1〜10で
ある。
【0009】本発明で用いる繰り返し構造単位中に少な
くとも一個のパーフルオロアルキル基を有し、溶媒溶解
性に優れ、かつ、透明無色のポリイミド樹脂の具体例と
しては、下記式(1)〜(16)(化3、化4)で表さ
れる繰り返し構造単位を有するポリイミド樹脂が挙げら
れる。勿論、本発明に使用しうるポリイミド樹脂は、こ
れらの化合物に限定されるものではない。これらの化合
物は、高耐熱性で、無色透明性が高く、さらに溶媒溶解
性が高いものである。以後、式(1)〜(16)の構造
を有する樹脂を、それぞれ樹脂(1)〜(16)と略記
することにする。なお、これらの樹脂のパーフルオロア
ルキル基のフッ素原子が水素原子で置き換えられた樹脂
は、溶媒溶解性に乏しく、また、黄〜褐色に着色してお
り、さらに透明性に乏しいため、本発明においては使用
出来ない。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】本発明で用いる一般式(1)で表される繰
り返し構造単位を有するポリイミド樹脂の製造法につい
て説明する。樹脂(1)は、3,3’−ジアミノ−5−
トリフルオロメチルジフェニルエーテルと、3,3’,
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸無水物を、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノンのような高沸点の
極性有機溶媒中、130〜300℃、好ましくは、17
0〜250℃の温度で反応することにより得ることがで
きる。また、その他の樹脂もそれぞれ対応するジアミン
化合物とビス酸無水物とを、樹脂(1)の場合と同様に
して反応させることにより得ることができる。ジアミン
化合物は、USP−5,354,839に記載の方法に
より得ることができる。例えば、式(2)のジアミン
は、2,4−ジクロロベンゾトリフルオライドとm−ア
ミノフェノールを塩基の存在下、非プロトン性極性溶媒
中で反応させて得られる。また、式(5)のジアミン
は、3,5−ジニトロベンゾトリフルオライドとビフェ
ノールを塩基の存在下、非プロトン性極性溶媒中で反応
させ、次いで還元することにより得られる。
【0013】本発明で用いる可視部および/または近赤
外部の所定波長領域に光吸収領域を有する色素は、色が
鮮明で、かつ、溶媒および上記樹脂との相溶性の高い化
合物が好ましい。本発明における可視光吸収用色素とし
ては、黄色色素、赤色色素、青色色素及び緑色色素が例
示できる。黄色色素としては、アゾ系色素、キノフタロ
ン系色素、アントラキノン系色素が好ましく、下記の式
(Y−1)〜(Y−4)(化5)で表される色素が特に
好ましい。赤色色素としては、アントラキノン系色素が
好ましく、下記の式(R−1)〜(R−3)(化6)で
表される色素が特に好ましい。青色色素としては、アン
トラキノン系色素が好ましく、下記の式(B−1)〜
(B−3)(化7)で表される色素が特に好ましい。緑
色色素としては、アントラキノン系色素、フタロシアニ
ン系色素が好ましく、下記の式(G−1)〜(G−3)
(化8)で表される色素が特に好ましい。また、可視光
吸収用色素は、同色系及び/または異色系の色素を混合
することによって、各色を調整することもできる。ま
た、近赤外線吸収色素としては、フタロシアニン系色素
が好ましく、下記の式(IR−1)〜(IR−3)(化
9)で表される色素が特に好ましく、可視光吸収色素と
同様に同色素および/または異色系色素を混合して使用
することもできる。なお、可視部および/または近赤外
部に吸収を有する色素については、これらに限定される
ものではない。
【0014】
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】
【化7】
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】これらの色素は公知の方法により得ること
ができる。即ち、(Y−1)、(Y−2)等のキノフタ
ロン化合物は、例えば、特開平6−9891号に記載の
あるように、キノフタロン化合物に塩化チオニルを反応
させて酸クロライドとした後、上記酸クロライドとアミ
ン誘導体を反応させる方法により製造され、一方、(Y
−3)等のキノフタロン化合物は、例えば、BP−1,
324,389に記載のあるように、4位にハロゲン原
子を含むキノフタロン化合物を、塩基存在下、フェノー
ル誘導体と反応させる方法によって製造される。また、
(Y−4)等のピリドンアゾ化合物は、EP−633,
296に記載の方法、例えば、アミノ安息香酸類とピリ
ドン化合物のアゾカップリングにより得られたアゾ化合
物をフェノール類と反応させることにより製造される。
(R−1)〜(R−3)、(B−1)〜(B−3)、
(G−3)等のアントラキノン化合物は、特開平5−5
067号、特開平5−255599号等に記載の方法、
例えば、アントラキノン化合物をハロゲン化あるいはク
ロルスルホニル化した後、アルコール、アミン、チオー
ル等を反応させる方法により製造される。(G−1)、
(IR−1)〜(IR−3)等のフタロシアニン化合物
は、特開平1−233401号、特開平5−29528
3号等に記載の方法、例えば、フタロニトリル誘導体や
ジイミノイソインドリン誘導体と金属化合物とを反応さ
せる方法により製造され、(G−2)等のフタロシアニ
ン化合物は、細田豊著「理論製造染料化学」(株式会社
技報堂、昭和38年10月1日発行)、第798頁〜第
799頁等に記載の方法、例えば、銅フタロシアニン化
合物をクロルスルホン酸でテトラスルホニルクロライド
化した後、アミン類と反応させることにより製造され
る。また、市販の公知染料、顔料を用いることもでき
る。
【0020】本発明の光学フィルター用ポリイミド樹脂
組成物中の色素の含有量は、ポリイミド樹脂に対して、
1〜50重量%が好ましく、5〜30重量%が特に好ま
しい。また、光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物に
は、その他公知の各種添加剤を添加してもよい。添加剤
としては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤等が挙
げられる。紫外線吸収剤としては、例えば、サリチル酸
系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾ
エート系、シアノアクリレート系、クマリン系等が挙げ
られる。また、この紫外線吸収剤を添加する際の添加量
は、ポリイミド樹脂に対して、0.01〜10重量%が
好ましい。酸化防止剤としては、例えば、フェノール
系、ビスフェノール系、ヒンダートフェノール系、アミ
ン系、ヒドラジン系、硫黄系、リン酸系等が挙げられ
る。また、この酸化防止剤を添加する際の添加量は、ポ
リイミド樹脂に対して0.01〜10重量%が好まし
い。光安定剤としては、例えば、ヒンダートアミン系が
挙げられる。また、この光安定剤を添加する際の添加量
は、ポリイミド樹脂に対して、0.01〜10重量%が
好ましい。
【0021】光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物
は、単に上記樹脂、色素等の粉末を公知の方法で混合す
ることにより製造することができる。また、上記樹脂、
色素等をこれらの良溶媒に溶解後、溶媒を除去すること
により、樹脂、色素等が均一に相溶した固形状の樹脂組
成物を製造することができる。
【0022】本願発明の光学フィルター用印刷インキ
は、前記の光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物と溶
媒とを含有するものである。溶媒としては、エチルセロ
ソルブアセテート、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸ブチル、乳
酸ブチル等の有機溶媒またはこれらの混合溶媒が挙げら
れる。本願発明の光学フィルター用印刷インキ(塗布液
ともいう)の調製において、溶媒量はポリイミドに対
し、1〜10重量倍、好ましくは、3〜7重量倍用い
る。色素の配合量は、目的の波長域を95%、好ましく
は、98%以上カットできるように添加することが望ま
しい。フィルターの厚みにも依存するが、通常、ポリイ
ミド樹脂に対して、1〜50重量%の色素を配合する。
更に、バインダー樹脂として、ポリメタアクリレート、
ポリスチレン、ポリカーボネート等を加えてもよいが、
10%以上添加すると透明性が失われることもある。
【0023】本願発明の光学フィルターは、上記のよう
にして調製した光学フィルター用印刷インキを、スピン
コート、ロールコート、印刷等の方法により、透明基材
上に塗布後、乾燥することによって容易に作製すること
ができる。基材としては、通常、ガラス平板を用いる
が、透明プラスチック平板を用いてもよい。この基材上
に、上記印刷インキ(塗布液)を塗布して塗膜を作製す
る。塗膜は目的に応じて、1〜100μm程度になるよ
う調節する。尚、塗布後の乾燥は、風乾でもよいが、5
0〜100℃に加熱し、通気する方法が生産効率上好ま
しい。本願発明のポリイミド樹脂組成物を用いて製造し
た光フィルターは、可視光および/または近赤外線を効
率よくカットし、高耐熱性、高透明無色性のものであ
る。
【0024】
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれによりなんら制限されるもの
ではない。 実施例1 エチルセロソルブアセテート17.5gに、下記の方法
で得た樹脂(11)2gと黄色色素(Y−1)0.5g
を入れ、撹拌し完溶させて透明黄色の溶液を得た。この
溶液をスピンコーター(協栄セミコンダクター製)を用
いてパイレックスガラス板上に、回転速度2000rp
mにて塗布して、2μm厚みの樹脂層を有する黄色のコ
ーティング板を得た。これを80℃にて10分間乾燥し
て黄色の光フィルターを得た。本フィルターの可視光域
の分光特性を(図1)に示した。本フィルターは、40
0〜470nmの光を効率よくカットする優れた光フィ
ルター特性を示すことが判明した。また、230℃で1
時間、耐熱テストを行ったところ、分光特性上何ら変化
が認められず、きわめて良好な耐熱性を示した。 〔樹脂(11)の製造法〕攪拌機、還流冷却器、及び窒
素導入管を備えた容器に、1,3−ビス(3−アミノフ
ェノキシ)−4−トリフルオロメチルベンゼン36.0
4g、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン二
無水物43.09g、無水フタル酸0.8887g、γ
−ピコリン1.40g、m−クレゾール316.5gを
装入し、窒素雰囲気下、180℃で4時間攪拌した。反
応終了後、室温まで冷却して、反応液をイソプロパノー
ル2Lに加えた。析出したポリイミドを濾別した後、イ
ソプロパノールで洗浄、その後、乾燥を行い、樹脂(1
1)77.34gを得た。得られた樹脂の対数粘度は下
記の方法で測定した結果、0.48dl/gであった。 〔対数粘度の測定法〕:ポリイミド粉0.5gをp−ク
ロルフェノール/フェノール(重量比=9/1)混合溶
媒100mlに加熱溶解した後、35℃で測定する。
【0025】実施例2 実施例1において、黄色色素(Y−1)の代わりに、赤
色色素(R−2)を用いて、実施例1と全く同様にし
て、赤色の光フィルターを得た。この光フィルターの可
視光域の分光特性を(図2)に示した。この光フィルタ
ーは、480〜570nmの光を効率よくカットする優
れた光フィルター特性を示した。実施例1と同様の耐熱
テストを行ったところ、極めて良好な結果を得た。
【0026】実施例3 実施例1において、黄色色素(Y−1)の代わりに、青
色色素(B−2)を用いて、実施例1と全く同様にして
青色の光フィルターを得た。この光フィルターの可視光
域の分光特性を(図3)に示した。この光フィルター
は、550〜620nmの光を効率よくカットする優れ
た光フィルター特性を示した。実施例1と同様の耐熱テ
ストを行ったところ、極めて良好な結果を得た。
【0027】実施例4 実施例1において、黄色色素(Y−1)の代わりに、緑
色色素(G−1)を用いて、実施例1と全く同様にして
緑色の光フィルターを得た。この光フィルターの可視光
域の分光特性を(図4)に示した。この光フィルター
は、620〜700nmの光を効率よくカットする優れ
た光フィルター特性を示した。実施例1と同様の耐熱テ
ストを行ったところ、極めて良好な結果を得た。
【0028】実施例5 実施例1において、黄色色素(Y−1)の代わりに、近
赤外線吸収色素(IR−1)を用いて、実施例1と全く
同様にして近赤外線カットフィルターを得た。この光フ
ィルターの可視光域〜近赤外線領域の分光特性を(図
5)に示した。この光フィルターは、660〜760n
mの光を効率よくカットする優れた光フィルター特性を
示した。実施例1と同様の耐熱テストを行ったところ、
極めて良好な結果を得た。
【0029】実施例6 ジエチレングリコールジメチルエーテル17.5gに、
下記の方法で得た樹脂(2)2gと黄色色素(Y−2)
0.5gを入れ、実施例1と全く同様にして、黄色の光
フィルターを得た。実施例1の場合と同様、極めて良好
な分光特性と耐熱性を示した。 〔樹脂(2)の製造法〕実施例1の樹脂(11)の製造
法において、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
パン二無水物の代わりに、3,3’,4,4’−ビフェ
ニルテトラカルボン酸二無水物28.54gを加えた以
外は、同様な製造法により、樹脂(2)を得た。得られ
た樹脂の対数粘度は、0.52dl/gであった。
【0030】実施例7 実施例6において、黄色色素(Y−3)を用いて、実施
例6と全く同様にして、黄色の光フィルターを得た。実
施例6の場合と同様、極めて良好な分光特性と耐熱性を
示した。
【0031】実施例8 実施例7において、樹脂(2)の代わりに、下記の方法
で得た樹脂(16)を用いて、実施例7と全く同様にし
て、黄色の光フィルターを得た。実施例7の場合と同
様、極めて良好な分光特性と耐熱性を示した。 〔樹脂(16)の製造法〕実施例1の樹脂(11)の製
造法において、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフ
ェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプ
ロパン二無水物の代わりに、3,3',4,4'−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物28.54gを、また、
1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)−4−トリフル
オロメチルベンゼンの代わりに、2,6−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)−4−トリフルオロメチルピリジン3
5.02gを用いた以外は、実施例1と同様な製造法に
より、樹脂(16)を得た、得られた樹脂の対数粘度は
0.73dl/gであった。
【0032】実施例9〜16 実施例6における樹脂(2)の代わりに、実施例1の樹
脂(11)と同様な製造法により得た樹脂(1)、
(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8)又は
(9)〔樹脂の対数粘度は、それぞれ、0.44、0.
56、0.66、0.72、0.85、0.80、0.
64、0.79dl/g〕を用いて、実施例6と全く同
様にして、それぞれの黄色光フィルターを得た。いずれ
も実施例1と同様、極めて良好な分光特性と耐熱性を示
した。
【0033】実施例17 乳酸エチル17.5gに、樹脂(10)2gと赤色色素
(R−1)0.5gを入れ、実施例2と全く同様にし
て、赤色の光フィルターを得た。実施例2と同様、極め
て良好な分光特性と耐熱性を得た。
【0034】実施例18〜22 実施例17における樹脂(10)の代わりに、実施例1
の樹脂(11)と同様な製造法により得た樹脂(1
2)、(13)、(14)又は(15)〔樹脂の対数粘
度は、それぞれ、0.79、0.88、0.70、0.
63dl/g〕を用いて、実施例17と全く同様にして
それぞれの赤色光フィルターを得た。いずれも実施例2
と同様、極めて良好な分光特性と耐熱性を示した。
【0035】比較例1 実施例1において、樹脂(11)の代わりに、実施例1
の樹脂(11)と同様な製造法により得た下記樹脂
(A)(化10)〔樹脂の対数粘度は、0.95dl/
g〕2gを使用する以外は、実施例1と同様にして黄色
の溶液を調整した。この溶液をスピンコーターを用いて
パイレックスガラス板上に、回転速度2000rpmに
て塗布して、2μm厚みの樹脂層を有する黄色に着色さ
れたコーティング板を得たが、樹脂層が白濁黄色とな
り、透明性が低下した。更に、これを同様に80℃にて
10分間乾燥を行い、黄色に着色された光フィルターを
得たが、樹脂層は白濁黄色のままであった。本フィルタ
ーの可視光域の分光特性を(図6)に示した。しかし、
樹脂層が白濁黄色となり、透明性の低下により透過率が
大幅に低下し、400〜470nmの光を効率よくカッ
トすることが出来なかった。
【0036】
【化10】
【0037】比較例2 実施例1において、樹脂(11)の代わりに、実施例1
の樹脂と同様な製造法により得た下記樹脂(B)(化1
1)〔対数粘度は0.83dl/g〕2gを使用する以
外は、実施例1と同様にして、黄色の溶液を調製した。
この溶液をスピンコーターを用いて、パイレックスガラ
ス板上に、回転速度2000rpmにて塗布し、2μm
厚みの樹脂層を有する黄色に着色されたコーティング板
を得た。しかし、樹脂層が白濁黄色となり、透明性が低
下した。更に、これを同様に80℃にて10分間乾燥を
行い、黄色に着色された光フィルターを得たが、樹脂層
は、白濁黄色のままであった。本フィルターの可視光域
の分光特性を(図7)に示した。樹脂層が白濁黄色とな
り、透明性の低下率が大幅に低下し、400〜470n
mの光を効率よくカットすることができなかった。
【0038】
【化11】
【0039】
【発明の効果】本願のポリイミド樹脂組成物を塗布する
ことにより、可視光線および/または近赤外線を効率よ
くカットし、高耐熱性、高透明無色性を有する光フィル
ターが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたフィルターの分光特性。
【図2】実施例2で得られたフィルターの分光特性。
【図3】実施例3で得られたフィルターの分光特性。
【図4】実施例4で得られたフィルターの分光特性。
【図5】実施例5で得られたフィルターの分光特性。
【図6】比較例1で得られたフィルターの分光特性。
【図7】比較例2で得られたフィルターの分光特性。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 正司 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 山下 渉 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繰り返し構造単位中に、少なくとも1個
    のパーフルオロアルキル基を有し、溶媒溶解性に優れ、
    かつ、無色透明のポリイミド樹脂と、該樹脂に溶解する
    少なくとも1種の可視部および/または近赤外部に吸収
    を有する色素を含有することを特徴とする光学フィルタ
    ー用ポリイミド樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 繰り返し構造単位が下記式(I)(化
    1)で表されるポリイミド樹脂を用いる請求項1記載の
    光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物。 【化1】 (式中、Aはテトラカルボン酸残基、Bはジアミン残
    基、X及びYは同一又は異なるパーフルオロアルキル基
    を表し、lは0〜6、mは0〜4の整数で、l+m=1
    〜10である)
  3. 【請求項3】 パーフルオロアルキル基がトリフルオロ
    メチル基である請求項1記載の光学フィルター用ポリイ
    ミド樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 色素が、アントラキノン系色素、アゾ系
    色素、キノフタロン系色素およびフタロシアニン系色素
    からなる群から選択されるものである請求項1に記載の
    光学フィルター用ポリイミド樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 色素の含有量が、ポリイミド樹脂に対
    し、1〜50重量%である請求項1に記載の光学フィル
    ター用ポリイミド樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のポリイ
    ミド樹脂組成物と溶媒とを含有してなる光学フィルター
    用印刷インキ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のポリイミド樹脂組成物
    を透明基材上に有してなる光学フィルター。
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