JPH079916Y2 - リーチ式フォークリフトのバックレスト装置 - Google Patents
リーチ式フォークリフトのバックレスト装置Info
- Publication number
- JPH079916Y2 JPH079916Y2 JP10834189U JP10834189U JPH079916Y2 JP H079916 Y2 JPH079916 Y2 JP H079916Y2 JP 10834189 U JP10834189 U JP 10834189U JP 10834189 U JP10834189 U JP 10834189U JP H079916 Y2 JPH079916 Y2 JP H079916Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- outer frame
- finger bar
- fork
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はフィンガバーとバックレストが一体となり且
つフォークのティルトと連動してフィンガバーとバック
レストとをティルトさせる機構を備えたリーチ式フォー
クリフトのバックレスト装置に関するものである。
つフォークのティルトと連動してフィンガバーとバック
レストとをティルトさせる機構を備えたリーチ式フォー
クリフトのバックレスト装置に関するものである。
（従来の技術） 第３図及び第４図は従来のこの種のフォークリフトのバ
ックレスト装置の正面図と側面図を示し,aはローラサポ
ート,bはフィンガバー,cはフィンガバーｂと一体になっ
たバックレスト,dはフォーク,eはフォーク取付シャフト
を示す。
ックレスト装置の正面図と側面図を示し,aはローラサポ
ート,bはフィンガバー,cはフィンガバーｂと一体になっ
たバックレスト,dはフォーク,eはフォーク取付シャフト
を示す。
フィンガバーｂとバックレストｃとはフォークｄのティ
ルトに連動してティルトするようになっている。
ルトに連動してティルトするようになっている。
そしてバックレストｃのリブは従来から荷の当り面であ
る表面と面一とし，裏側は不整（ふぞろい）になってい
る場合があり，またこの種のフィンガバーｂやバックレ
ストｃは取付シャフトｅに対して回転自由となってい
て，フォークｄの重量により図示しないティルトシリン
ダを押し付けられている構造となっている。
る表面と面一とし，裏側は不整（ふぞろい）になってい
る場合があり，またこの種のフィンガバーｂやバックレ
ストｃは取付シャフトｅに対して回転自由となってい
て，フォークｄの重量により図示しないティルトシリン
ダを押し付けられている構造となっている。
（考案が解決しようとする課題） そのために，第５図に示すようにフォークｄが荷Ｗに引
かかったりすると，フィンガバーｂとバックレストｃの
動きに強制力がなくなり，仮りにこのような現象が最大
揚高付近において生じた場合には，バックレストｃがイ
ンナレールｆに引かかり，ローラサポートａが下降でき
なくなるといった不具合を有している。
かかったりすると，フィンガバーｂとバックレストｃの
動きに強制力がなくなり，仮りにこのような現象が最大
揚高付近において生じた場合には，バックレストｃがイ
ンナレールｆに引かかり，ローラサポートａが下降でき
なくなるといった不具合を有している。
この考案は上記不具合を解決することをその課題とす
る。
る。
（課題を解決するための手段及び作用） この考案は上記の点に鑑みなされたものであって，フィ
ンガバーとバックレストがボルト締め又は溶接構成され
ていてフォークのティルトと連動しフィンガバーとバッ
クレストとがティルトする機構を備えたリーチ式フォー
クリフトにおいて，バックレストの数個の縦リブのうち
少なくとも１個の縦リブの後面をインナレールの前面の
前方に位置させると共に，上記１個の縦リブをバックレ
スト外枠より後方に突出させ，かつ上記１個の縦リブの
後面の上部をバックレスト外枠上縁へなめらかな曲面で
つながるような形状とし，最大揚高付近で異常事態によ
ってバックレストがインナレールにまわりこんでも，イ
ンナレールとバックレストの引かかりを防止し，ローラ
サポートを下降するとき自動的に復元できるようにした
ものである。
ンガバーとバックレストがボルト締め又は溶接構成され
ていてフォークのティルトと連動しフィンガバーとバッ
クレストとがティルトする機構を備えたリーチ式フォー
クリフトにおいて，バックレストの数個の縦リブのうち
少なくとも１個の縦リブの後面をインナレールの前面の
前方に位置させると共に，上記１個の縦リブをバックレ
スト外枠より後方に突出させ，かつ上記１個の縦リブの
後面の上部をバックレスト外枠上縁へなめらかな曲面で
つながるような形状とし，最大揚高付近で異常事態によ
ってバックレストがインナレールにまわりこんでも，イ
ンナレールとバックレストの引かかりを防止し，ローラ
サポートを下降するとき自動的に復元できるようにした
ものである。
（実施例） つぎにこの考案の一実施例を第１図及び第２図を参照し
て説明する。
て説明する。
第１図はフィンガバーとバックレストがボルト締めまた
は溶接により一体となっており，且つフォークのティル
トと連動してフィンガバーとバックレストをティルトす
る機構を備えたリーチ式フォークリフトのバックレスト
装置の要部を示す上面図，第２図はバックレストの作用
を説明するための側面図をそれぞれ図解的に示したもの
である。
は溶接により一体となっており，且つフォークのティル
トと連動してフィンガバーとバックレストをティルトす
る機構を備えたリーチ式フォークリフトのバックレスト
装置の要部を示す上面図，第２図はバックレストの作用
を説明するための側面図をそれぞれ図解的に示したもの
である。
第１図において１はフォーク,2はバックレストである。
31,32,33,34,35はバックレスト２を構成している縦リブ
を示し、横方向にほぼ等間隔に配設されており，この中
で縦リブ31と縦リブ35とはインナレール41と42の前面4
A,4Bの前方に位置するように配置されている。
を示し、横方向にほぼ等間隔に配設されており，この中
で縦リブ31と縦リブ35とはインナレール41と42の前面4
A,4Bの前方に位置するように配置されている。
そしてこれらリブ31と35の後面はバックレスト２の外枠
2Aより後側に突出しており，突出したリブ31（35）の後
面の上部は第２図に示すようにバックレスト外枠2Aの上
縁2A′に対し3Aで示したようにめらかな曲面でつながる
ような形状となっている。
2Aより後側に突出しており，突出したリブ31（35）の後
面の上部は第２図に示すようにバックレスト外枠2Aの上
縁2A′に対し3Aで示したようにめらかな曲面でつながる
ような形状となっている。
なお51,52はアウタレール,6はフィンガバーを示す。
従ってこの考案の実施例のものによれば最大揚高付近で
フォーク１が荷に引かかる等の異常状態が発生し，バッ
クレスト２がインナレール41,42側にまわりこんでも，
バックレスト２のインナレール41,42の前面に配置され
外枠2Aより突出した縦リブ31,35の後面が上記インナレ
ール41,42の前面と接触し，なめらかな曲面3Aに沿って
フィンガバー６と一体のバックレスト３とをスムースに
動かすことになり，インナレール41,42とバックレスト
３との引かかりを防止することができるのでローラサポ
ートの下降に支障を来すことがない。
フォーク１が荷に引かかる等の異常状態が発生し，バッ
クレスト２がインナレール41,42側にまわりこんでも，
バックレスト２のインナレール41,42の前面に配置され
外枠2Aより突出した縦リブ31,35の後面が上記インナレ
ール41,42の前面と接触し，なめらかな曲面3Aに沿って
フィンガバー６と一体のバックレスト３とをスムースに
動かすことになり，インナレール41,42とバックレスト
３との引かかりを防止することができるのでローラサポ
ートの下降に支障を来すことがない。
なお上記の説明では各インナレール41,42の前方にそれ
ぞれ縦リブ31,35を配置した場合を示したが，バックレ
スト外枠より後方に突出する縦リブの数は少なくとも１
個を配置すればよい。
ぞれ縦リブ31,35を配置した場合を示したが，バックレ
スト外枠より後方に突出する縦リブの数は少なくとも１
個を配置すればよい。
（考案の効果） この考案は以上詳述したようにしてなり，最大揚高付近
で異常事態によりバックレストがインナマスト側にまわ
りこんでも，バックレストの外枠より後方に突出するリ
ブの後面がインナレールの前面と接触して滑らかな曲面
に沿ってバックレストとスムースに動かすことにより，
インナレールとバックレストの引かかりを確実に防止す
ることができる。
で異常事態によりバックレストがインナマスト側にまわ
りこんでも，バックレストの外枠より後方に突出するリ
ブの後面がインナレールの前面と接触して滑らかな曲面
に沿ってバックレストとスムースに動かすことにより，
インナレールとバックレストの引かかりを確実に防止す
ることができる。
従ってこの考案によればバックレストがインナマスト側
にまわり込んでもローラサポートを下降するときに自動
的に復元することができ，ローラサポートが下降しなく
なるような従来の不具合を一掃することができる。
にまわり込んでもローラサポートを下降するときに自動
的に復元することができ，ローラサポートが下降しなく
なるような従来の不具合を一掃することができる。
第１図はこの考案の一実施例のバックレスト装置の要部
を図解的に示した上面図，第２図は同じく作用説明図，
第３図と第４図はそれぞれ従来のものの正面図と側面
図，第５図は従来のものの説明図である。 ２……バックレスト,2A……バックレスト外枠,2A′……
外枠上縁，31，……35……縦リブ,3A……なめらかな曲
面，41,42……インナレール。
を図解的に示した上面図，第２図は同じく作用説明図，
第３図と第４図はそれぞれ従来のものの正面図と側面
図，第５図は従来のものの説明図である。 ２……バックレスト,2A……バックレスト外枠,2A′……
外枠上縁，31，……35……縦リブ,3A……なめらかな曲
面，41,42……インナレール。
Claims (1)
- 【請求項１】フィンガバーとバックレストがボルト締め
又は溶接により一体とされ，かつフォークのティルトと
連動しフィンガバーとバックレストとがティルトする機
構を有するリーチ式フォークリフトにおいて，バックレ
スト２の数個の縦リブ（31,32…35）のうち少なくとも
１個の縦リブ35の後面をインナレール42の前面4Bの前方
に位置させると共に，上記１個の縦リブ35をバックレス
ト外枠2Aより後方に突出させかつ該１個のリブ35の後面
の上部をバックレスト外枠上縁2A′へなめらかな曲面3A
でつながるような形状としたことを特徴とする，バック
レスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10834189U JPH079916Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | リーチ式フォークリフトのバックレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10834189U JPH079916Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | リーチ式フォークリフトのバックレスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0349299U JPH0349299U (ja) | 1991-05-14 |
| JPH079916Y2 true JPH079916Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31656982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10834189U Expired - Lifetime JPH079916Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | リーチ式フォークリフトのバックレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079916Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP10834189U patent/JPH079916Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0349299U (ja) | 1991-05-14 |
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