JPH0797950A - 内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents

内燃機関のスロットル制御装置

Info

Publication number
JPH0797950A
JPH0797950A JP24335493A JP24335493A JPH0797950A JP H0797950 A JPH0797950 A JP H0797950A JP 24335493 A JP24335493 A JP 24335493A JP 24335493 A JP24335493 A JP 24335493A JP H0797950 A JPH0797950 A JP H0797950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
opening
throttle valve
motor
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24335493A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kamio
神尾  茂
Hitoshi Tasaka
仁志 田坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP24335493A priority Critical patent/JPH0797950A/ja
Publication of JPH0797950A publication Critical patent/JPH0797950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドライバビリティの悪化や車速制御性の低下
を防止すること。 【構成】 通常のアクセル制御では、アクセル操作の操
作量に機械的に連動するガードレバー45の折曲部45
aは、ストッパレバー24の折曲部24aと隙間を有し
て対向しスロットルバルブ5の最大開度を規制する。通
常のアクセル制御からクルーズコントロールに移行する
ときには、ガードバネ46の付勢力が新たにDCモータ
31に加わる。モータ負荷が開側から閉側に変化する時
点ではモータのフィードバック制御の遅れに起因してス
ロットルバルブがスロットル開度指令値を越えて閉側に
振れる現象であるアンダーシュートが生じる。この時点
から所定時間が経過するまで所定値だけスロットル開度
指令値を大きく設定し、オーバーライドのときには、オ
ーバーシュートが生じるため逆に小さく設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のスロットル
制御装置に関するもので、特に、スロットルバルブの開
度をモータ等で電気的に制御する内燃機関のスロットル
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、内燃機関のスロットルバルブの開
度をモータ等で電気的に制御するスロットル制御装置が
多数提案されている。これらのスロットル制御装置で
は、スロットルバルブがアクセルペダルと機械的に連結
されたものと相違して、アクセル操作量に対応するスロ
ットル開度の特性を任意に設定可能なことから、例え
ば、加速要求等、車両の運転状態に的確に対応できると
いう利点を有している。
【0003】従来、内燃機関のスロットル制御装置に関
連する先行技術文献としては、特開平3−85338号
公報にて開示されたものが知られている。このもので
は、安全性を重視しつつアクセル操作をすることなく車
両の定速走行を可能とするクルーズコントロール(Cruis
e Control)(以下、『C/C』という)を達成するスロ
ットル構成が提案されている。なお、C/Cはオートド
ライブ(Auto Drive;A/D)とも呼称される。つまり、
C/Cでない通常のアクセル制御時では、電磁クラッチ
をOFFとし、モータを閉側制御としアクセルペダルに
連動する最大開度の規制値により車両の意図しない加速
状態を防止し、且つ、C/C時には、電磁クラッチをO
Nとし、モータを開側制御するとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁クラッ
チOFF状態(通常のアクセル制御時)とON状態(C
/C時)とでモータ負荷は図12に示すように変化す
る。即ち、電磁クラッチOFF状態では、スロットルバ
ルブを開側に付勢する弾性部材の付勢力をTV 、モータ
とスロットルバルブとを結合する弾性部材の付勢力をT
M とするとモータ負荷の開側負荷は、(TV +TM )と
なる。一方、電磁クラッチON状態では、最大開度の規
制する部材を閉側に付勢する弾性部材の付勢力をTG と
すると、モータ負荷の閉側負荷は(TG −TV −TM )
となる。したがって、C/Cスタート時のようにモータ
負荷が開側から閉側に変化する時点ではモータのフィー
ドバック(F/B)制御の遅れに起因してスロットルバ
ルブがスロットル開度指令値を越えて閉側に振れる現象
であるアンダーシュート(以下、『Us 』という)が生
じる。逆に、C/C時におけるアクセルペダルの踏込み
加速制御であるオーバライド時には、スロットルバルブ
がスロットル開度指令値を越えて開側に振れる現象であ
るオーバシュート(以下、『Os 』という)が生じる。
これらの現象が生じるために、ドライバビリティ(Driva
bility)の悪化や車速制御性の低下を招くという不具合
があった。
【0005】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、通常のアクセル制御からC
/Cに移行する場合等におけるドライバビリティの悪化
や車速制御性の低下を防止する内燃機関のスロットル制
御装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる内燃機関
のスロットル制御装置は、アクセルペダルの操作量に基
づいてスロットルバルブの目標開度を設定する第1のス
ロットル開度設定手段と、前記アクセルペダルの操作量
に関係なく、所定の運転状態となるように前記スロット
ルバルブの目標開度を設定する第2のスロットル開度設
定手段と、前記第1のスロットル開度設定手段または前
記第2のスロットル開度設定手段により設定された開度
となるように前記スロットルバルブを駆動する駆動手段
と、前記スロットルバルブの目標開度を設定する手段の
切換えを検出する切換え検出手段と、前記切換え検出手
段により切換えが検出されると、このときに前記駆動手
段に発生する負荷に応じて目標開度を補正する補正手段
とを具備するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、スロットルバルブの目標開度
を設定する手段が、アクセルペダルの操作量に基づいて
スロットルバルブの目標開度を設定する第1のスロット
ル開度設定手段から前記アクセルペダルの操作量に関係
なく、所定の運転状態となるように前記スロットルバル
ブの目標開度を設定する第2のスロットル開度設定手段
または第2のスロットル開度設定手段から第1のスロッ
トル開度設定手段に切換わったことを切換え検出手段が
検出する。この切換え手段により手段の切換えが検出さ
れると、補正手段はこのときに前記駆動手段に発生する
負荷に応じて目標開度を補正する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関
のスロットル制御装置を示す概略構成図、図2は本発明
の一実施例にかかる内燃機関のスロットル制御装置が適
用されるスロットルバルブ周辺を示す斜視図である。
【0010】まず、本実施例のスロットル制御装置が適
用される内燃機関の概略構成を説明する。
【0011】図1において、内燃機関1はV型6気筒の
4サイクル内燃機関として構成されている。内燃機関1
の吸気通路2の上流側にはエアクリーナ3が設けられ、
エアクリーナ3の下流側には吸入空気量を検出するエア
フローメータ4が設置されている。吸気通路2のエアフ
ローメータ4より下流側にはスロットルバルブ5が設け
られ、このスロットルバルブ5の開閉に応じて内燃機関
1に供給される吸入空気量が調整される。吸気通路2は
インテークマニホールド6を介して内燃機関1の各気筒
に接続され、吸気通路2からの吸入空気がインテークマ
ニホールド6内を経て各気筒に分配供給される。
【0012】インテークマニホールド6には各気筒に対
応してインジェクタ7が設置され、各インジェクタ7か
ら噴射された燃料は、吸入空気と混合して各気筒に供給
される。この混合気は吸気バルブ8の開閉に伴って各気
筒の燃焼室9内に導入され、点火プラグ10の点火によ
り燃焼し、ピストン11を押し下げてクランクシャフト
12にトルクを付与する。燃焼後の排気ガスは排気バル
ブ13の開閉に伴って排気通路14を経て外部に排出さ
れる。また、クランクシャフト12の近接位置にはクラ
ンク角センサ15が設置され、クランク角で30度毎に
パルス信号を出力する。
【0013】次に、この内燃機関のスロットル制御装置
が適用される一実施例のスロットルバルブ周辺の構成を
説明する。
【0014】図2に示すように、本実施例のスロットル
制御装置のスロットルバルブ周辺の構成は、スロットル
バルブ5をDCモータ31で電気的に開閉するためのモ
ータ駆動機構21と、スロットルバルブ5をアクセル操
作に連動して機械的に開閉するためのアクセル連動機構
22とに大別される。
【0015】まず、モータ駆動機構21を説明すると、
前記吸気通路2には、スロットル軸23が水平に貫通し
て軸着され、スロットル軸23には吸気通路2内におい
てスロットルバルブ5が固着されている。スロットル軸
23の回動に伴ってスロットルバルブ5は吸気通路2内
を開放及び閉鎖して、吸入空気量を調整する。ここで、
スロットルバルブ5が吸気通路2内を開放するときのス
ロットル軸23の回動方向を開側とし、吸気通路2内を
閉鎖するときのスロットル軸23の回動方向を閉側とす
る。スロットル軸23の両端は吸気通路2より左右(図
2において左右方向)に突出し、その右端にはストッパ
レバー24が固着されている。ストッパレバー24には
L字状の折曲部24aが設けられ、この折曲部24aに
はバルブバネ25が連結されて、スロットル軸23を常
に開側に付勢している。また、折曲部24aの近接位置
には全閉位置ストッパ26が配設され、この全閉位置ス
トッパ26はスロットルバルブ5が全閉位置まで回動し
たときにストッパレバー24の折曲部24aに当接し
て、それ以上の回動を規制する。
【0016】スロットル軸23の左部のモータ駆動機構
21には、ベアリング27を介して4分の1円形状の従
動ギヤ28が回動自在に軸着され、この従動ギヤ28
は、減速用の大小一対の中間ギヤ29を介して駆動ギヤ
30と噛合している。駆動ギヤ30はDCモータ31の
出力軸31aに固着され、DCモータ31は駆動ギヤ3
0及び中間ギヤ29を介して従動ギヤ28を閉側に回転
駆動する。従動ギヤ28の一側には掛止部28aが突出
形成されている。また、従動ギヤ28の左側においてス
ロットル軸23には掛止レバー33が固着され、掛止レ
バー33にはL字状の折曲部33aが設けられている。
この折曲部33aは従動ギヤ28の掛止部28aの閉側
に位置し、前記したバルブバネ25及び掛止部28aと
折曲部33aとを連結したリターンバネ32にて掛止部
28aに当接している。したがって、DCモータ31が
通電されてトルクを発生すると、リターンバネ32及び
バルブバネ25の付勢力に抗して、従動ギヤ28が閉側
に回転され、掛止レバー33及びスロットル軸23と共
にスロットルバルブ5が閉側に回転駆動される。80は
電磁クラッチで、電磁クラッチ80がON時は従動ギヤ
28とスロットル軸23を連結させ一体的に回転させ
る。電磁クラッチ80がOFF時は従動ギヤ28とスロ
ットル軸23はフリーとなる。
【0017】なお、従動ギヤ28の掛止部28aにはス
ロットル軸23と同軸上に位置するようにモータ軸35
が回動可能に一体的に支持されており、このモータ軸3
5の左端にはスロットル開度センサ34が設置され、こ
のスロットル開度センサ34は従動ギヤ28の回転角度
(通常はスロットルバルブ5の開度)に応じた電圧Vth
を出力する。
【0018】一方、アクセル連動機構22を説明する
と、スロットル軸23の右方には、同軸上に位置するよ
うにガード軸41が回動可能に支持されており、このガ
ード軸41に固着されたアクセルレバー42は、コント
ロールケーブル43を介して車両のアクセルペダル44
と連結されている。ガード軸41の左端にはガードレバ
ー45が固着され、このガードレバー45は、一側に連
結された2本のガードバネ46により常に閉側に付勢さ
れている。なお、このガードバネ46の付勢力は、前記
したバルブバネ25及びリターンバネ32の付勢力より
十分に強く設定されている。そして、運転者にてアクセ
ルペダル44が踏込操作されると、コントロールケーブ
ル43を介してアクセルレバー42と共にガード軸41
及びガードレバー45が、ガードバネ46の付勢力に抗
しながら開側に回転操作される。
【0019】ガード軸41の右端にはガード位置センサ
48が設置され、このガード位置センサ48にて検出さ
れたアクセル操作量に対応するガード開度θmgに基づ
き、DCモータ31によりスロットルバルブ5が開閉駆
動される。このときのスロットル開度θthの特性は、大
略的にはアクセル操作量に対応するガード開度θmgの増
加に伴って増加するものであるため、アクセル操作が行
なわれると、一方でDCモータ31の駆動により電気的
にスロットルバルブ5が開閉され、他方でコントロール
ケーブル43の伝達により機械的にガードレバー45が
同一方向に回動する。
【0020】ガードレバー45の一側にはL字状の折曲
部45aが設けられ、この折曲部45aは前記ストッパ
レバー24の折曲部24aの開側に位置している。両折
曲部45a,24aの間には所定量の遊びが設定されて
おり、スロットル軸23及びガード軸41が同一方向に
回転したときには、この遊びが常に確保される。
【0021】また、スロットル制御系の異常やバルブロ
ックの発生時には、DCモータ31の通電が中止される
ため、バルブバネ25の付勢力によりスロットルバルブ
5は開側に回動操作される。このときストッパレバー2
4の折曲部24aはガードレバー45の折曲部45aに
当接して、それ以上のスロットルバルブ5の開放を規制
するため、スロットルバルブ5の開度は、ガードレバー
45の回動角度(以下、単に『ガード位置』という)以
下に規制される。そして、前記のようにアクセル操作に
よりガード軸41が回動操作されると、ガードレバー4
5と共にストッパレバー24が同一方向に回動してスロ
ットルバルブ5が開閉される。つまり、その後はアクセ
ル連動機構22によって機械的にスロットルバルブ5が
開閉され、車両の走行を継続可能となる。
【0022】図3は、本発明の一実施例にかかる内燃機
関のスロットル制御装置のスロットルバルブ周辺の動作
原理を示す模式図である。なお、この図では、矢印にて
示すように、上方がスロットルバルブ5の開側、下方が
閉側である。
【0023】以下、上記スロットル制御装置の作動を説
明する。
【0024】通常時、電磁クラッチ80のクラッチコイ
ル80aへの通電が遮断される。そして、運転者がアク
セルペダル44を操作すると、ガード位置センサ48か
らこのアクセル操作量に対応するガード開度θmgが出力
され、この信号に基づきDCモータ31が駆動される。
すると、従動ギヤ28は開側へ回動し、これに従ってス
ロットルバルブ5が開く。
【0025】一方、クルーズコントロール時、電磁クラ
ッチ80のクラッチコイル80aへ通電され、従動ギヤ
28とスロットル軸23とが直結される。これにより、
DCモータ31にてスロットルバルブ5が開閉制御され
る。
【0026】なお、図3に示す実施例では、ガードレバ
ー45のスロットルバルブ5閉側へのそれ以上の回動を
規制するガードストッパ90が設けられる。このガード
ストッパ90に相当するスロットルバルブ開度は、スロ
ットルバルブ5の全閉位置を示す全閉位置ストッパ26
の開度よりも若干大きな開度となるように設定される。
これにより、スロットルバルブ5が全閉位置にあり、ガ
ードレバー45がガードストッパ90に当接するときに
はガードレバー45とストッパレバー24との間に所定
の隙間が形成される。
【0027】こうすることにより、アイドリング中にお
いて、スロットルバルブ5は全閉位置からガードストッ
パ90の位置に相当する開度範囲でDCモータ31によ
って制御可能となる。そして、内燃機関1の負荷に変動
があった場合でも、DCモータ31を制御することによ
りアイドル回転数を一定に保つことができる。
【0028】更に、本実施例では、スロットルバルブ5
をバイパスするバイパス通路100が設けられ、このバ
イパス通路100を開閉制御するエアバルブ110が設
けられている。このエアバルブ110は、機関冷間時に
はバイパス空気量が増大するように開き、暖機終了後に
は閉じ、バイパス空気量を減少させる。そして、暖機後
には、DCモータ31によって、上記所定隙間内でスロ
ットルバルブ5を制御する。
【0029】ここで、上記のようなバイパス通路100
を備えず冷間時にもスロットルバルブ5によってアイド
ル回転数制御されるスロットル制御装置では、DCモー
タ31や電子制御装置61等の故障により、暖機後にも
スロットルバルブ5が所望のアイドル回転数に対応する
開度以上で開いたままとなって機関回転数が異常に上昇
してしまうといった不具合が起こる恐れがある。しかし
ながら、上述のようにバイパス通路100を備えること
で、このような不具合を起こすことはない。
【0030】次に、本実施例のスロットル制御装置の電
気的構成を説明する。
【0031】図1に示すように、スロットル制御装置の
電子制御装置61は、CPU62、ROM63、RAM
64、インジェクタ駆動回路65、電磁クラッチ駆動回
路68、A/D変換回路66及びD/A変換回路67よ
り構成されている。ROM63には内燃機関1の運転を
制御するための各種プログラム、例えば、スロットルバ
ルブ5の開度制御やインジェクタ7の燃料噴射制御等の
プログラムが記憶され、CPU62はそれらのプログラ
ムに従って処理を実行する。また、RAM64はCPU
62が実行する処理データを一時的に記憶する。
【0032】CPU62には、前記エアフローメータ4
にて検出された吸入空気量Qa 、スロットル開度センサ
34の出力電圧Vth(=スロットル開度θth)及びガー
ド位置センサ48にて検出されたアクセル操作量に対応
するガード開度θmgがそれぞれA/D変換回路66によ
りデジタル値に変換されて入力される。また、CPU6
2には、クランク角センサ15からのNe パルス信号、
図示しない車速センサからの車速信号及びC/Cセット
SW(スイッチ)からのC/CセットSW信号が入力さ
れる。
【0033】そして、CPU62は、例えば、クランク
角センサ15のパルス信号から算出された機関回転数N
e と吸入空気量Qa とに基づいて、今現在の内燃機関1
が要求する燃料噴射量を算出し、その燃料噴射量に対応
するパルス幅の制御信号をインジェクタ駆動回路65に
出力する。一方、CPU62は、アクセル操作量に対応
するガード開度θmgと機関回転数Ne とに基づいてスロ
ットル開度制御の目標値であるスロットル開度指令値θ
cmd を決定し、更に、そのスロットル開度指令値θcmd
に対応するスロットル指令電圧Vcmd を決定する。更に
また、CPU62は、電磁クラッチ駆動回路68にクラ
ッチ制御信号を出力し、電磁クラッチ駆動回路68は電
磁クラッチ80をON/OFFさせる。
【0034】スロットル制御装置のDCモータ駆動回路
71は、PID(比例・積分・微分)制御回路72、P
WM(パルス幅変調)回路73及びドライバ74より構
成されている。前記のようにCPU62が算出したスロ
ットル指令電圧Vcmd は、D/A変換回路67によりア
ナログ値に変換されてPID制御回路72に入力され
る。PID制御回路72はスロットル指令電圧Vcmd と
スロットル開度センサ34の出力電圧Vthとに基づき、
その偏差を縮小すべく比例・積分・微分動作を実行し
て、DCモータ31の制御量を算出する。PWM回路7
3はPID制御回路72で算出された制御量を入力し
て、その制御量を対応するデューティ比信号に変換し、
ドライバ74はデューティ比信号に応じてDCモータ3
1を駆動し、実際のスロットル開度θthをスロットル開
度指令値θcmd に調整する。なお、前記PWM回路73
のデューティ比信号はCPU62にも入力される。
【0035】次に、上記のように構成された内燃機関の
スロットル制御装置のCPU62が実行するスロットル
制御を説明する。
【0036】図4及び図5は本発明の一実施例にかかる
内燃機関のスロットル制御装置のCPU62が実行する
スロットル制御ルーチン、図6は図4のC/C時におけ
るC/C用目標開度θcc設定のサブルーチン、図7は電
磁クラッチ制御ルーチンを示すフローチャートである。
【0037】《スロットル制御ルーチン:図4及び図5
参照》図4において、まず、ステップS101で、通常
のアクセル制御時のスロットル開度指令値θAcc が図8
に示すマップに従って設定される。即ち、ガード位置セ
ンサ48にて検出されたアクセル操作量に対応するガー
ド位置θmgとクランク角センサ15からのパルス信号に
基づいて算出された機関回転数Ne とから通常のアクセ
ル制御時におけるスロットル開度指令値θAcc が設定さ
れる。次にステップS102に移行して、後述のC/C
におけるC/C用目標開度θcc設定のサブルーチンが実
行され、C/C用目標開度θccが設定される。次にステ
ップS103に移行して、ステップS102で設定され
たC/C用目標開度θccがステップS101で設定され
たスロットル開度指令値θAcc 以上であるかが判定され
る。ステップS103の不等号が成立するときには、ス
テップS104に移行し、Us , Os 補正前の目標開度
であるスロットル開度指令値θcmd としてθccの値が採
用される。一方、ステップS103の不等号が成立しな
いときには、ステップS105に移行し、Us , Os 補
正前の目標開度であるスロットル開度指令値θcmd とし
てθAcc の値が採用される。即ち、C/C用目標開度θ
ccとスロットル開度指令値θAcc とを比較して大きい値
がUs , Os 補正前の目標開度であるスロットル開度指
令値θcmd とされるのである。
【0038】次に、図5のステップS106に移行し、
実際のガード位置センサ48からのガード開度の前回値
θmgi-1 が実際のスロットル開度センサ34からのスロ
ットル開度の前回値θthi-1 以上であるかが判定され
る。ステップS106の不等号が成立するときには、ス
テップS107に移行し、ガード開度の前回値θmgi-1
がスロットル開度の前回値θthi-1 と等しいかが判定さ
れる。ステップS107の等号が成立するとき(C/C
時)には、ステップS108に移行し、ガード開度の今
回値θmgi がスロットル開度の今回値θthi 以上である
かが判定される。ステップS108の不等号が成立する
ときには、ステップS109に移行し、ガード開度の今
回値θmgi がスロットル開度の今回値θthi と等しいか
が判定される。ステップS109の等号が成立せずθmg
i >θthi となるときには、図9のモータ負荷の変動
(閉側→開側)時点(t2 )であり、アクセル操作によ
るオーバーライド開始時点であると判定され、ステップ
S110に移行し、カウンタCCLTOF=0とクリア
される。なお、図9のモータ負荷の変動は、図12にお
けるモータ負荷の変動と同様で、負荷TV はバルブバネ
25、負荷TM はリターンバネ32及び負荷TG はガー
ドバネ46の各付勢力を示す。次にステップS111に
移行して、カウンタCCLTOFが予め設定された所定
値KCLT未満であるかが判定される。ステップS11
1の不等号が成立するときには、所定値KCLTにて設
定された所定時間が経過していないとしてステップS1
12に移行し、ステップS104またはステップS10
5で設定されたスロットル開度指令値θcmd からOs 補
正値であるΔθを減算した値をOs 補正後のスロットル
開度指令値θcmd とする。次にステップS113に移行
して、Os 補正後のスロットル開度指令値θcmd がスロ
ットル指令電圧Vcmd に変換される。次にステップS1
14に移行して、スロットル指令電圧Vcmd がD/A変
換回路67を介してDCモータ駆動回路71のPID制
御回路72に出力される。次にステップS115に移行
し、カウンタCCLTOFがインクリメントされたの
ち、ステップS111に戻りカウンタCCLTOFが所
定値KCLT以上となるまで以下同様に実行される。そ
して、所定値KCLTにて設定された時間が経過してス
テップS111の不等号が成立しなくなると、本プログ
ラムを終了する。 一方、ステップS107の等号が成
立しないとき(通常のアクセル制御時)には、ステップ
S116に移行し、ガード開度の今回値θmgi がスロッ
トル開度の今回値θthi 以上であるかが判定される。ス
テップS116の不等号が成立するときには、ステップ
S117に移行し、ガード開度の今回値θmgi がスロッ
トル開度の今回値θthi と等しいかが判定される。ステ
ップS117の等号が成立しθmgi =θthi となるとき
には図9のモータ負荷の変動(開側→閉側)時点(t1
)であり、通常のアクセル制御からC/C開始時点で
あると判定され、ステップS118に移行し、カウンタ
CCLTON=0とクリアされる。次にステップS11
9に移行して、カウンタCCLTONが予め設定された
所定値KCLT未満であるかが判定される。ステップS
119の不等号が成立するときには、所定値KCLTに
て設定された所定時間が経過していないとしてステップ
S120に移行し、ステップS104またはステップS
105で設定されたスロットル開度指令値θcmd にUs
補正値であるΔθを加算した値をUs 補正後のスロット
ル開度指令値θcmd とする。次にステップS121に移
行して、Us 補正後のスロットル開度指令値θcmd がス
ロットル指令電圧Vcmd に変換される。次にステップS
122に移行して、スロットル指令電圧Vcmd がD/A
変換回路67を介してDCモータ駆動回路71のPID
制御回路72に出力される。次にステップS123に移
行し、カウンタCCLTONがインクリメントされたの
ち、ステップS119に戻りカウンタCCLTONが所
定値KCLT以上となるまで以下同様に実行される。そ
して、所定値KCLTにて設定された時間が経過してス
テップS119の不等号が成立しなくなると、本プログ
ラムを終了する。なお、上述のステップS112におけ
るOs 補正値Δθ及びステップS120におけるUs 補
正値Δθは、アクセル操作量に応じてモータ負荷となる
各バネの付勢力が変動するため、スロットルバルブの開
度に関連して変化させるようにしても良い。
【0039】ここで、上述のステップS106、ステッ
プS108及びステップS116の不等号が成立しない
とき、ステップS109の等号が成立するとき及びステ
ップS117の等号が成立しないときには、モータ負荷
の変動(開側→閉側)時点(t1 )またはモータ負荷の
変動(閉側→開側)時点(t2 )でないため、ステップ
S124に移行する。ステップS124では、ステップ
S104またはステップS105で設定されたスロット
ル開度指令値θcmd がスロットル指令電圧Vcmd に変換
される。次にステップS125に移行して、スロットル
指令電圧VcmdがD/A変換回路67を介してDCモー
タ駆動回路71のPID制御回路72に出力され、本プ
ログラムを終了する。
【0040】なお、図10は本発明の一実施例にかかる
内燃機関のスロットル制御装置のスロットル開度指令値
θcmd[deg]とスロットル指令電圧Vcmd[V] との関係を
示すマップである。上述したように、CPU62からD
Cモータ駆動回路71のPID制御回路72に出力され
たスロットル指令電圧Vcmd は、PID制御回路72で
スロットル開度センサ34の出力電圧Vthと比較され、
その偏差を縮小すべく比例・積分・微分動作が実行さ
れ、スロットルバルブ5の制御量が算出される。更に、
その制御量はPWM回路73でデューティ比信号に変換
され、デューティ比信号に応じてドライバ74によりD
Cモータ31が駆動される。このように、CPU62に
よるスロットル制御ルーチンの処理と、DCモータ駆動
回路71によるDCモータ31の駆動制御が繰返して実
行され、実際のスロットル開度θthがスロットル開度指
令値θcmd に調整される。
【0041】〈C/C時におけるC/C用目標開度θcc
設定のサブルーチン:図6参照〉ステップS201では
車速が40km/h以上であるか、ステップS202では車
速が110km/h以下であるかが判定される。ここで、車
速が40km/h以上110km/h以下であるとステップS2
03に移行し、ブレーキが未操作であるかが判定され、
この判定が成立するときには、ステップS204に移行
し、フラグXCANCEL=0でありC/Cのキャンセ
ルSW(スイッチ)が未操作であるかが判定される。ス
テップS204の判定が成立するときには、ステップS
205に移行し、前回のC/C実行フラグXCCi-1 =
0であれば、ステップS206に移行する。ステップS
206で、C/CセットSWが操作されているとXSE
T=1であり、ステップS207に移行し、C/C実行
フラグXCC=1としたのち、ステップS208に移行
する。ステップS208では、その時点での現車速を目
標車速として設定してC/Cを実行開始する。なお、C
/CセットSW及びキャンセルSWはC/Cを実行する
ためのスイッチであり、運転者により適宜操作されるも
のである。これらのスイッチの他にも、C/Cの実行中
に加速する場合のアクセルスイッチ、減速する場合のコ
ーストスイッチ、C/Cキャンセル後の復帰を行うリジ
ュームスイッチ、C/Cメインスイッチ等のスイッチが
あるがここでは直接関係がないのでこれらのスイッチの
説明は省略する。
【0042】一方、ステップS201、ステップS20
2、ステップS203及びステップS204の判定が成
立せず、即ち、車速が所定範囲外、ブレーキ操作中また
はキャンセルSW操作時には、ステップS209に移行
し、C/C実行フラグXCC=0とされる。上述のステ
ップS205及びステップS206の等号が成立しない
とき、ステップS208またはステップS209の処理
ののち、ステップS210に移行し、C/C実行フラグ
XCC=1であるかが判定される。ステップS210の
等号が成立するときには、ステップS211に移行し、
車速が目標車速となるようにPID制御されC/C用目
標開度θccが設定され、本プログラムを終了する。一
方、ステップS210の等号が成立しないとき、即ち、
C/C未実行時にはステップS212に移行し、C/C
用目標開度θcc=0°として、本プログラムを終了す
る。ステップS210及びステップS212により、図
4のステップS103〜ステップS105において、ス
ロットル開度指令値θcmd としてθccが選択されないよ
うにするのである。
【0043】〈電磁クラッチ制御ルーチン:図7参照〉
ステップS301で、C/C実行フラグXCC=1であ
り、C/C中であるかが判定される。ステップS301
の判定が成立するときには、ステップS302に移行
し、スロットル開度指令値θAcc がC/C用目標開度θ
cc未満で、オーバライド中でないかが判定される。ステ
ップS302の判定が成立するときには、ステップS3
03に移行し、ガード開度θmgがスロットル開度θth以
上であるかが判定される。この判定は、スロットルバル
ブ5が固着されたスロットル軸23に固着された掛止レ
バー33の折曲部33aとモータ軸35に固着された従
動ギヤ28の一体的な掛止部28aとが当接せず離れた
状態、即ち、リターンバネ32の付勢力が作用する状態
で電磁クラッチ80が締結されないようにするものであ
る。ステップS303の不等号が成立し、折曲部33a
と掛止部28aとが当接しているときにはステップS3
04に移行し、電磁クラッチ80がONとされ、本プロ
グラムを終了する。
【0044】一方、ステップS301、ステップS30
2及びステップS303の判定が成立しないときには折
曲部33aと掛止部28aとが当接せず離れた状態であ
るとして、ステップS305に移行し、電磁クラッチ8
0がOFFとされる。
【0045】この図7のクラッチ制御について、図11
のタイミングチャートを参照して説明する。図7に示す
ステップS303の判定処理がない場合の電磁クラッチ
80の制御を図11(a)、図7に示すようにステップ
S303の判定処理がある場合の電磁クラッチ80の制
御を図11(b)に示す。
【0046】図11(a)において、アクセルペダル急
閉中にC/CセットSWをONにする場合を考慮する。
アクセルペダル急閉中はモータ閉速度≪ガード(アクセ
ルペダル)閉速度であるため、スロットル軸23はガー
ドバネ46によってモータ軸35より速く閉じることと
なる。即ち、スロットルバルブ5が固着されたスロット
ル軸23に固着された掛止レバー33の折曲部33aと
モータ軸35に固着された従動ギヤ28の一体的な掛止
部28aとが当接せずリターンバネ32を介して離れた
状態となる。この状態で電磁クラッチ80が締結される
と、その後において、モータ軸35とスロットル軸23
とには、偏差Δθc が生じたままでC/Cが続行される
こととなる。すると、スロットルバルブ5の開度を示す
スロットル開度センサ34からは早めに全開位置を示す
信号が出力されるため、全開駆動時であっても実際のス
ロットルバルブ5は全開まで開かないこととなり、エン
ジントルク不足を招くこととなる。逆に、全閉駆動時に
は、スロットル軸23に固着されたストッパレバー24
の折曲部24aが全閉位置ストッパ26に当接する位置
ではスロットル開度センサ34の信号は未だ全閉位置を
示さないため、この当接後もDCモータ31が回動しよ
うとして駆動ギヤ30等の耐久性を損じる恐れがある。
【0047】この不具合を解決するために、図7ではス
テップS303を設け、ガード位置センサ48からのガ
ード開度θmgとスロットル開度センサ34からのスロッ
トル開度θthを比較してθmg<θthのときには、スロッ
トル軸23とモータ軸35とが上述のように離れている
として電磁クラッチ80の締結(ON)を遅延させてい
る。これにより、図11(b)に示すように、ガード開
度θmg、即ち、スロットル軸開度とスロットル開度θth
とを一致させることができるのである。
【0048】このように、本発明の一実施例の内燃機関
のスロットル制御装置は、アクセルペダル44の操作量
に基づいてスロットルバルブ5の目標開度を設定するア
クセルペダル44、コントロールケーブル43、アクセ
ルレバー42、ガード軸41、ガードレバー45及び折
曲部45aからなる第1のスロットル開度設定手段と、
アクセルペダル44の操作量に関係なく、所定の運転状
態となるようにスロットルバルブ5の目標開度を設定す
る電子制御装置61のCPU62からなる第2のスロッ
トル開度設定手段と、前記第1のスロットル開度設定手
段または前記第2のスロットル開度設定手段により設定
された開度となるようにスロットルバルブ5を駆動する
DCモータ31、出力軸31a、駆動ギヤ30、中間ギ
ヤ29、従動ギヤ28、掛止部28a、折曲部33a、
掛止レバー33及びスロットル軸23等からなる駆動手
段と、スロットルバルブ5の目標開度を設定する手段の
切換えを検出する電子制御装置61のCPU62からな
る切換え検出手段と、前記切換え検出手段により切換え
が検出されると、このときに前記駆動手段に発生する負
荷に応じて目標開度を補正する電子制御装置61のCP
U62からなる補正手段とを具備するものである。
【0049】したがって、通常のアクセル制御からC/
Cとするため連結手段の作動が開始されアクセルペダル
が閉側に戻される際のUs に相当する負荷の変動分が補
正される。また、C/Cからアクセルペダルを踏込み加
速するオーバーライドの際のOs に相当する負荷の変動
分が補正される。
【0050】故に、通常のアクセル制御からC/Cに移
行する際、また、C/Cからオーバーライドに移行する
際のスロットルバルブの開度の変動を抑えることができ
る。
【0051】このように、上記実施例の補正手段は、電
子制御装置61のCPU62からなるとしたが、本発明
を実施する場合には、これに限定されるものではなく、
切換え検出手段により切換えが検出されると、このとき
に駆動手段に発生する負荷に応じて目標開度を補正する
ものであれば良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目標開度を設定する手段が切換わるときに駆動手段に発
生する負荷に応じて目標開度を補正するため、スロット
ルバルブの開度の変動を抑えることができ、ドライバビ
リティの悪化や車速制御性の低下を防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置を示す概略構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置が適用されるスロットルバルブ周辺を
示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置のスロットルバルブ周辺の動作原理を
示す模式図である。
【図4】図4は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置で使用されているCPUのスロットル
制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図5は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置で使用されているCPUのスロットル
制御ルーチンであり図4に続くフローチャートである。
【図6】図6は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置で使用されているCPUのC/C時に
おけるC/C用目標開度θcc設定のサブルーチンを示す
フローチャートである。
【図7】図7は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置で使用されているCPUの電磁クラッ
チ制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】図8は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置の機関回転数Ne をパラメータとして
アクセル操作量に対応するガード位置θmgと通常のアク
セル制御時におけるスロットル開度指令値θAcc との関
係を示すマップである。
【図9】図9は本発明の一実施例にかかる内燃機関のス
ロットル制御装置の電磁クラッチのOFF/ONによる
モータ負荷の変動に起因する開度の遷移を示すタイミン
グチャートである。
【図10】図10は本発明の一実施例にかかる内燃機関
のスロットル制御装置のスロットル開度指令値θcmd と
スロットル指令電圧Vcmd との関係を示すマップであ
る。
【図11】図11は本発明の一実施例にかかる内燃機関
のスロットル制御装置のクラッチ制御を説明するタイミ
ングチャートである。
【図12】図12は従来の内燃機関のスロットル制御装
置の電磁クラッチのOFF/ONによるモータ負荷の変
動に起因する開度の遷移を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 内燃機関 5 スロットルバルブ 25 バルブバネ 31 DCモータ 32 リターンバネ 34 スロットル開度センサ 46 ガードバネ 48 ガード位置センサ 61 電子制御装置 62 CPU 80 電磁クラッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダルの操作量に基づいてスロ
    ットルバルブの目標開度を設定する第1のスロットル開
    度設定手段と、 前記アクセルペダルの操作量に関係なく、所定の運転状
    態となるように前記スロットルバルブの目標開度を設定
    する第2のスロットル開度設定手段と、 前記第1のスロットル開度設定手段または前記第2のス
    ロットル開度設定手段により設定された開度となるよう
    に前記スロットルバルブを駆動する駆動手段と、 前記スロットルバルブの目標開度を設定する手段の切換
    えを検出する切換え検出手段と、 前記切換え検出手段により切換えが検出されると、この
    ときに前記駆動手段に発生する負荷に応じて目標開度を
    補正する補正手段とを具備することを特徴とする内燃機
    関のスロットル制御装置。
JP24335493A 1993-09-29 1993-09-29 内燃機関のスロットル制御装置 Pending JPH0797950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24335493A JPH0797950A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 内燃機関のスロットル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24335493A JPH0797950A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 内燃機関のスロットル制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0797950A true JPH0797950A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17102593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24335493A Pending JPH0797950A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 内燃機関のスロットル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0797950A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2761410A1 (fr) 1997-03-28 1998-10-02 Aisin Seiki Dispositif de commande de soupape d'etranglement
US6189507B1 (en) 1998-05-20 2001-02-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Throttle valve control device
EP0992662A3 (en) * 1998-10-06 2002-09-18 Hitachi, Ltd. Throttle apparatus for an internal combustion engine
US6884448B2 (en) 2000-05-09 2005-04-26 Nagatanien Co., Ltd. Sponge cake premix and method of manufacturing sponge cake by using said premix
JP2008184950A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd 電子制御スロットル装置及び自動二輪車
JP2019506565A (ja) * 2016-03-03 2019-03-07 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 自動車の内燃エンジン用外気供給装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2761410A1 (fr) 1997-03-28 1998-10-02 Aisin Seiki Dispositif de commande de soupape d'etranglement
US5934250A (en) * 1997-03-28 1999-08-10 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Throttle control apparatus
US6189507B1 (en) 1998-05-20 2001-02-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Throttle valve control device
EP0992662A3 (en) * 1998-10-06 2002-09-18 Hitachi, Ltd. Throttle apparatus for an internal combustion engine
EP1479892A3 (en) * 1998-10-06 2005-04-20 Hitachi, Ltd. Throttle apparatus for an internal combustion engine
EP1635052A1 (en) * 1998-10-06 2006-03-15 Hitachi, Ltd. Throttle apparatus for an internal combustion engine
US7231903B2 (en) 1998-10-06 2007-06-19 Hitachi, Ltd. Throttle apparatus for an internal combustion engine
US6884448B2 (en) 2000-05-09 2005-04-26 Nagatanien Co., Ltd. Sponge cake premix and method of manufacturing sponge cake by using said premix
JP2008184950A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd 電子制御スロットル装置及び自動二輪車
JP2019506565A (ja) * 2016-03-03 2019-03-07 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMAHLE International GmbH 自動車の内燃エンジン用外気供給装置
US10557420B2 (en) 2016-03-03 2020-02-11 Mahle International Gmbh Fresh air supply device for an internal combustion engine of a motor vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3722996B2 (ja) エンジンの出力制御装置
JPH08121259A (ja) 内燃機関の排気還流制御装置
JPH05222990A (ja) 吸排気弁停止機構付きエンジンのアイドル制御装置
US20150059693A1 (en) Engine control apparatus and engine control method
JPH0821290A (ja) 内燃機関の電子制御システムのセンサ異常処理装置
JPH1136946A (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JPH0797950A (ja) 内燃機関のスロットル制御装置
JP3564520B2 (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
US5727523A (en) Suction air control apparatus of internal combustion engine
JP3161342B2 (ja) スロットル弁の制御装置
JP7400657B2 (ja) エンジン制御装置
JPH09303181A (ja) 内燃機関のアイドル運転制御装置
JP7400660B2 (ja) エンジン制御装置
JPH09310627A (ja) 自動変速機のトルクダウン制御装置
JP2002061536A (ja) 内燃機関の運転方法および装置
JPH05106484A (ja) 内燃機関制御装置及び方法
JP3601254B2 (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
US7263429B2 (en) Cruise idle speed control to enhance low speed and light throttle drivability
JP3731443B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御装置
JPH06249015A (ja) 車両用制御装置
JP3752709B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御装置
JP3291680B2 (ja) 車両のエンジン制御装置
JPH0774625B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3159102B2 (ja) 内燃機関の電子スロットル制御装置
JP4480300B2 (ja) 内燃機関のスロットル制御装置