JP7400660B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アイドル回転速度を目標値にフィードバック制御するアイドル速度制御が正常に機能しているかを判定するアイドル速度制御自己診断機能を有するエンジン制御装置に関する。
エンジンのアイドリングにおいて、フィードバック制御してエンジンの回転速度を所定の回転速度に維持するアイドル速度制御(以下、ISCと記す。)を行うエンジン制御装置が知られている。また、フィードバック制御の制御パラメータの値を学習し、それまでの値を更新して、次回のアイドリングにおいては、この学習され更新された値によりISCを開始する装置が知られている。この制御パラメータの値の学習および更新をISC学習と記す。さらに、ISCが正常に機能しているかを自己診断するアイドル速度制御自己診断(以下、ISC-OBDと記す。)を行うエンジン制御装置も知られている。ISC-OBDに関し、法律等によって、これが実行される頻度が所定値以上であることが求められる場合がある。また、車両が停止しているなど、エンジンの駆動力が必要ないときには、アイドリングを停止する、いわゆるアイドリングストップを行うエンジン制御装置が知られている。
下記特許文献1においては、アイドル回転速度が安定しており、アイドリングストップを行うことが可能となった場合であっても、ISC-OBDが完了していない場合には、アイドリングストップを行わず、ISC-OBDの機会を確保する技術が開示されている。
特開2019-183653号公報
上記特許文献1においては、ISC-OBDの実行頻度を高めることができるが、ISC-OBDのためにアイドリングを行うので、燃料消費が増加する可能性がある。
本発明は、ISC-OBDのためのアイドリング時の燃料消費を抑制し、かつISC-OBDの実行回数を確保することを目的とする。
本発明に係るエンジン制御装置は、アイドル回転速度を目標値にフィードバック制御するアイドル速度制御が正常に機能しているかを判定するアイドル速度制御自己診断(ISC-OBD)をする機能を有する。アイドル速度制御はエンジントルク指令値を介してフィードバック制御される。アイドル速度制御自己診断において、アイドリングが開始されてから所定の異常判定時間を経過しても、アイドル回転速度が所定範囲の上限値以上または下限値以下である場合、アイドル速度制御に異常があるとする異常判定を行う。また、アイドル速度制御自己診断において、所定の異常判定時間が経過する以前であっても、アイドル速度制御中に、目標値に対する回転速度の偏差の絶対値が所定の偏差しきい値以下である状態と、フィードバック補正量の絶対値が所定の補正量しきい値以下である状態との少なくとも一方が所定時間継続した場合、アイドル速度制御が正常であるとする正常判定を行う。この正常判定がなされた場合エンジン制御装置はエンジンを停止する。さらに、エンジン制御装置は、エンジンの停止状態が維持され、かつ当該アイドル速度制御自己診断の開始から所定の異常判定時間が経過した場合に、アイドル速度制御自己診断を実行した回数をカウントアップする。
ISC-OBDにおいて、目標値に対する回転速度の偏差またはフィードバック補正量に基づく正常判定は比較的短時間で終了させることができる一方、異常判定には前記の正常判定よりもより多くの時間を要する。前記の正常判定がなされると直ちにエンジンを停止することで燃料消費を抑制し、一方で異常判定に必要とする時間の経過後にISC-OBDの実行回数をカウントアップすることで、その実行の実績を多くすることができる。
さらに、エンジン制御装置は、アイドル速度制御(ISC)中に、目標値に対する回転速度の偏差の絶対値が第1偏差しきい値以下、かつフィードバック補正量の絶対値が第1補正量しきい値以下に第1所定時間維持されたときに、アイドリング時の初期指令値をその時点の値に更新するアイドル速度制御の学習を行う。さらに、エンジン制御装置は、第1所定時間より短い第2所定時間の間、目標値に対する回転速度の偏差の絶対値が第1偏差しきい値より小さい第2偏差しきい値以下、かつフィードバック補正量の絶対値が第1補正量しきい値より小さい第2補正量しきい値以下に維持されたとき、アイドル速度制御の学習の不要を判定する。さらに、エンジン制御装置は、アイドル速度制御の学習が不要と判定した場合、アイドル速度制御自己診断においてアイドル速度制御が正常であると判定する。
アイドル速度制御の学習の不要を判定したことをもって、アイドル速度自己診断において正常を判定することで、早期にエンジンを停止することができる。
ISC-OBDにおいて、ISCが正常であれば、早期にエンジンを停止することによって燃料消費を抑制することができ、エンジンが停止しても異常判定に必要とする時間の経過後にISC-OBDの実行回数をカウントアップすることで、ISC-OBDの実行実績を多くすることができる。
本実施形態のエンジン制御装置とエンジンを含むシステムの概略構成を示す図である。 アイドル速度制御に係るブロック図である。 アイドル速度制御の学習に係るフローチャートである。 アイドル速度制御自己診断に係るフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、車両を駆動するエンジン10とエンジン制御装置12を含むシステムの概略構成を示す図である。エンジン10は、内燃機関、特にガソリンエンジン、またディーゼルエンジンであってよい。エンジン制御装置12は、運転者が操作するアクセルペダル14やプレーキペダル16、また車速センサ18などの車両の走行状態を把握するためのセンサ類、さらにエンジン回転速度センサ20や冷却水温センサ22などのエンジン10の状態を把握するためのセンサ類などからの情報に基づき、エンジン10の回転速度および出力を制御する。車両を駆動する原動機としてエンジン10の他にモータを備えるハイブリッド車両においては、このモータに電力を供給するバッテリの蓄電量もエンジンの制御に用いられる情報となる。エンジン制御装置12は、上記の情報に基づき、スロットルバルブ30の開度、燃料噴射量、点火時期等を制御して、エンジン10が所望の回転速度および出力で運転されるよう制御する。
エンジン10は、車両が停止するなど、駆動力が必要ないときには、アイドリングを行う。さらに、アイドリングによる燃料消費を抑制するために、所定の条件を満たすときには自動停止(アイドリングストップ)する。そして、駆動力が必要となった場合に再始動される。アイドリング時の回転速度は、例えば、スロットルバルブ30の開度、特に、主バルブに対して並列に配置されたアイドル速度制御バルブの開度によって吸入空気量を微調整し、また点火時期を調整して制御される。アイドル回転速度の目標値があらかじめ設定されており、実際のアイドル回転速度が目標値となるように、スロットルバルブ30の開度、点火時期などの制御パラメータの値が調整される。
より具体的には、エンジン10の発生するトルクの指令値(以下、トルク指令値と記す。)と各制御パラメータの値が関連付けられて制御マップとして記憶されており、エンジン回転速度がトルク指令値を介してフィードバックされる。図2に示すように、トルク指令値に基づきスロットルバルブ30の開度などの制御パラメータの値が算出されて、エンジンが制御される(B40)。そして、エンジン回転速度が、目標回転速度と比較され、その偏差に基づき制御マップを参照してトルク補正量が算出され(B42)、トルク指令値にフィードバックされる。例えば、実際のアイドル回転速度が目標値よりも低い場合には、エンジン10のトルク指令値が増加され、この増加したトルク指令値に基づき、スロットルバルブ30の開度が増加される。この結果、回転速度が上昇する。なお、トルク指令値も制御パラメータの1つである。
アイドリング開始時においては、あらかじめ定められたアイドリング時のトルク指令値の初期値に基づき、制御が開始されるが、エンジン10の個体差や経年変化により、エンジン10の摩擦等が変化し、目標回転速度とするために必要なトルクが変化する。この変化に対応するために、適切なトルク指令値を学習して更新するアイドル速度制御の学習(ISC学習)を行うエンジン制御が知られている。車両の1回の運行、つまりイグニッションスイッチがオンにされてからオフにされるまでの期間において、エンジンが暖まった後、最初のアイドリング時に、目標回転速度となったときのトルク指令値を記憶し、つまり学習し、以降のアイドリング開始時においては、この指令値を初期値として用いる。アイドリング開始後は、フィードバック制御に基づきトルク指令値は変化するが、学習したトルク指令値は維持される。次回の運行において、ISC学習が実行されるまでは、前回運行時に学習したトルク指令値を初期値としてアイドリングが開始される。
アイドリングストップを行う車両においては、ある運行においてISC学習がまだ行われていない場合、アイドリングストップを禁止して、強制的にアイドリングを行い、その間にISC学習を行う。これにより、ISC学習の機会を確保している。一方で、エンジンのアイドリングが安定しているなど、改めてISC学習を行う必要がない場合、ISC学習のためにアイドリングすることは燃料消費を増加させる。このエンジン制御装置12においては、ISC学習が必要ない場合に早期にアイドリングを停止してエンジンを停止させている。
図3は、アイドリングストップの指令がなされた場合、ISC学習のために、強制的にアイドリングを実行するときの制御フローを示す図である。まず、ISC学習を行うための条件が満たされているかが判断される(S100)。この条件は、現在エンジンが運転中であること、エンジン10の冷却水温度が所定値以上であること、さらに、現在の運行において、運行開始時の冷却水温度が所定値以下であることである。エンジンが運転中でないとき、つまりエンジンが停止しているときに、敢えてエンジンを始動することはしない。また、冷却水温が所定値以上、例えば70℃以上となって、十分に暖まった状態でISC学習を行う。また、運行開始時の冷却水温が高い場合は、前回の運行からほとんど時間が経過しておらず、前回からのエンジンの変化は、ほとんどないと考えられるから、ISC学習は不要と考えられる。ISC学習の条件が満たされなければ、エンジンを停止する(S102)。また、ISC学習の条件が満たされれば、ステップS104に移行する。
ステップS104は、アイドル回転速度などアイドリングの状態が従前から変化しているかを判断し、変化が十分に小さい場合、ISC学習を行わずにアイドルストップを実行するためのステップである。具体的な内容については、ISC学習に関連するステップについての説明の後、説明する。
ステップS104において、アイドリングの状態が従前から変化している場合、ISC学習のためのステップS106に移行する。ステップS106では、エンジン回転速度の実際の値と目標値の偏差の絶対値DLNが所定の値(以下、第1偏差しきい値DLNT1と記す。)と比較され、またフィードバックされるエンジントルクの補正量(以下、フィードバック補正量と記す。)の絶対値DLQが所定の値(以下、第1補正量しきい値DLQT1と記す。)と比較される。エンジン回転速度の偏差の絶対値DLNが第1偏差しきい値DLNT1以下(DLNDLNT1)、かつフィードバック補正量の絶対値DLQが第1補正量しきい値DLQT1以下(DLQDLQT1)状態が、所定の時間t1の間、継続したら(ステップS108)、トルク指令値の初期値の更新を行う(S110)。第1偏差しきい値DLNT1は、例えば25rpmとすることができ、第1補正量しきい値DLQT1は、例えば0.2Nmとすることができる。また、時間t1は、例えば3秒とすることができる。更新後、エンジンを停止する(S102)。以降のアイドリングにおいて、この更新されたトルク指令値が用いられる。また、ステップS106の条件が満たされた場合、その都度、トルク指令値の初期値を更新し、時間t1経過後、エンジンを停止するようにしてもよい。一方、ステップS106の条件が満たされなかった場合には、トルク指令値の初期値の更新を行わず、エンジンを停止する。
ステップS104に戻って説明する。ステップS104ではエンジン回転速度の偏差の絶対値DLNが所定の値(以下、第2偏差しきい値DLNT2と記す。)と比較され、またフィードバック補正量の絶対値DLQが所定の値(以下、第2補正量しきい値DLQT2と記す。)と比較される。第2偏差しきい値DLNT2は、第1偏差しきい値DLNT1より小さい値であり(DLNT2<DLNT1)、例えば10rpmとすることができる。第2補正量しきい値DLQT2は、第1補正量しきい値DLQT1より小さい値であり(DLQT2<DLQT1)、例えば0.1Nmとすることができる。ステップS104では、エンジン回転速度の偏差の絶対値DLNが第2偏差しきい値DLNT2以下(DLNDLNT2)、かつフィードバック補正量の絶対値DLQが第2補正量しきい値DLQT2以下(DLQDLQT2)かが判断される。ステップS104においては、エンジン回転速度の偏差の絶対値DLNおよびフィードバック補正量の絶対値DLQの判定の幅を、ISC学習のときよりも狭くしており、この条件を満たす場合、アイドリングの状態の従前からの変化が小さいことが理解できる。つまり、改めてISC学習を行う必要がないと考えられる。
ステップS104の条件が満たされた状態が所定時間t2の間、継続したら(S112)、エンジンを停止する(S102)。時間t2は、前述の時間t1よりも短く、例えば、1秒とすることができる。これにより、アイドリングの状態に変化がない場合、早期にエンジンを停止することができ、その分、燃料消費を抑制することができる。
ステップS104およびステップS106において、エンジン回転速度の偏差およびフィードバック補正量に関して所定の範囲に収まるかを監視したが、これに限らずいずれか一方のみを監視するようにしてもよい。
エンジン制御装置12は、アイドル速度制御(ISC)が正常に動作しているかを自己診断(ISC-OBD)する機能を有する。具体的には、アイドリングを開始してから、所定の時間(例えば10秒)経過しても回転速度が収束せず、アイドリング時における所定範囲の上限値以上または下限値以下となったままであるとき、ISCの異常を判定する。ISC-OBDは、1回の運行において、すでに実行されている場合、同じ運行内では再度実行されることはない。また、ISC-OBDが実行されるたびに、その実行回数が積算され、実行の実績が記録される。ISC-OBDが実行された回数が、運行の総数に対して所定の割合、つまり所定の頻度以上となることが求められる場合がある。つまり、ISC-OBDの実行回数を運行の総数で割った値(以下、自己診断レートと記す。)が所定値以上(例えば、三分の1以上)となることが求められる場合がある。
ISC-OBDにおいて、前述の図2のステップS104およびステップS112の条件を満たせば、ISCが正常に機能していると判定するようにできる。つまり、エンジン回転速度の偏差の絶対値DLNが第2偏差しきい値DLNT2以下であり、フィードバック補正量の絶対値DLQが第2補正量しきい値DLQT2以下であり、さらにこの状態が時間t2継続したら、ISCが正常であると判定するようにできる。この正常判定に必要な時間は、前述の異常判定に必要な時間よりも短い。正常判定がなされた後、アイドリングストップをすれば、異常判定に必要な時間が経過するまでアイドリングを継続するのに比べて、燃料消費を抑制することができる。また、正常判定がなされた場合、ISC-OBD開始から異常判定に必要な時間が経過すると、ISC-OBDの実行回数をカウントアップする。これは、自己診断レートの確保の一助となる。
図4は、ISC-OBDに係る制御フローを示す図である。ISC-OBDにおいて、ISCが正常であることが判定される(S120)と、エンジン10が停止される(S124)。正常判定は、アイドル回転速度が所定の値に収束したことをもって判定するようにできる。例えば、図3に示すステップS104およびステップS112の条件(ISC学習不要判定と同じ条件)が成立したことをもって、ISCの正常を判定するようにできる。または、これに代えて、図3に示すステップS106およびステップ108の条件(ISC学習完了判定と同じ条件)が成立したことをもって、ISCの正常を判定するようにできる。また、ステップS104,S106では、エンジン回転速度の偏差の絶対値DLNに係る条件と、フィードバック補正量の絶対値DLQに係る条件の両方を満たすことが条件となっているが、これに限らず、いずれか一方が成立した場合、正常としてもよい。また、正常判定の条件を、上記のISC学習に係る条件とは別個に定めてもよい。
ステップS120で正常が判定されなかったときには、ステップS122に移行し、ISC-0BDを開始してから時間t3が経過しているかが判断される。この時間t3は、ISC-OBDにおいて、異常を判定するために必要な時間である。ステップS122において、時間t3が経過していなければ、ステップS120に戻り、経過していれば、ISC-OBDに係る制御を終了する。
ステップS124でエンジンが停止された後、ステップS126でエンジンが停止しているか、つまりエンジンが再始動されていないかが判断され、エンジンが停止中でなければ(再始動されたら)、ISC-OBDに係る制御を終了する。エンジンが停止しており、ISC-OBD開始から時間t3が経過していなければ、ステップS126に戻ってエンジンの停止中か判断され、一方時間t3が経過していればステップ130に移行する(S128)。時間t3は、前述のように、ISC-OBDにおいて異常を判定するために必要な時間である。ステップS130において、ISC-OBDの実行回数がカウントアップされ、その後、この制御フローが終了する。
ISCの異常を判定するために必要な時間が経過する前に正常を判定し、この正常判定に基づきエンジンを停止することで、ISCの異常を判定するために必要な時間が経過するまでアイドリングを継続する場合に比べて、燃料消費を抑制することができる。また、エンジンを停止した場合でも、ISCの異常を判定するために必要な時間が経過した後にISC-OBDの実行回数をカウントアップすることで、ISC-OBDの実行実績を多くすることができる。
10 エンジン、12 エンジン制御装置、14 アクセルペダル、16 ブレーキペダル、18 車速センサ、20 エンジン回転速度センサ、22 冷却水温センサ、30 スロットルバルブ、DLN エンジン回転速度の実際の値と目標値との偏差の絶対値、DLNT1 第1偏差しきい値、DLNT2 第2偏差しきい値、DLQ フィードバック補正量の絶対値、DLQT1 第1補正量しきい値、DLQT2 第2補正量しきい値。

Claims (2)

  1. アイドル回転速度を目標値にフィードバック制御するアイドル速度制御が正常に機能しているかを判定するアイドル速度制御自己診断をする機能を有するエンジン制御装置であって
    前記アイドル速度制御はエンジントルク指令値を介してフィードバック制御され、
    前記アイドル速度制御自己診断において、アイドリングが開始されてから所定の異常判定時間を経過しても、アイドル回転速度が所定範囲の上限値以上または下限値以下である場合、アイドル速度制御に異常があるとする異常判定を行い、
    前記アイドル速度制御自己診断において、前記所定の異常判定時間が経過する以前であっても、前記アイドル速度制御中に、目標値に対する回転速度の偏差の絶対値が所定の偏差しきい値以下である状態と、フィードバック補正量の絶対値が所定の補正量しきい値以下である状態との少なくとも一方が所定時間継続した場合、アイドル速度制御が正常であるとする正常判定を行い、
    前記正常判定された場合、エンジンを停止し、さらに
    前記エンジンの停止状態が維持され、かつ当該アイドル速度制御自己診断の開始から前記所定の異常判定時間が経過した場合に、前記アイドル速度制御自己診断を実行した回数をカウントアップする、
    エンジン制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジン制御装置において
    記エンジン制御装置は、前記アイドル速度制御中に、目標値に対する回転速度の偏差の絶対値が第1偏差しきい値以下、かつフィードバック補正量の絶対値が第1補正量しきい値以下に第1所定時間維持されたときに、アイドリング時の初期指令値をその時点の値に更新するアイドル速度制御の学習を行い、
    さらに、前記エンジン制御装置は、前記第1所定時間より短い第2所定時間の間、前記回転速度の偏差の絶対値が前記第1偏差しきい値より小さい第2偏差しきい値以下、かつ前記フィードバック補正量の絶対値が前記第1補正量しきい値より小さい第2補正量しきい値以下に維持されたとき、前記アイドル速度制御の学習の不要を判定し、
    さらに、前記エンジン制御装置は、前記アイドル速度制御の学習が不要と判定した場合、前記アイドル速度制御自己診断においてアイドル速度制御が正常であると判定する、
    エンジン制御装置。
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