JP2009244184A - 不具合判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く車両の冷却装置の不具合判定を行える不具合判定装置を提供する。
【解決手段】車両1に搭載された冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路5内で冷却水を循環させるウォータポンプ7を備えた冷却装置11の不具合判定装置17は、ウォータポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが予め設定されている第1の回転速度R1よりも低い場合にはウォータポンプ7の作動を停止し、警告内容を表示する表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させるように制御手段12で制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に設けられている冷却装置の不具合判定装置に関し、特に電動式のウォータポンプの回転速度の変化情報をパラメータとして不具合判定するものである。
車両には、その駆動源や周辺機器を冷却するための冷却装置が搭載されている。冷却装置は、冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路と、この冷却経路内で冷却水を循環させるウォータポンプと、冷却水の熱を放熱するラジエータを備えていて、ウォータポンプを作動して冷却水を冷却経路内で循環させてラジエータに走行風や電動ファンからの風を当てて冷却している。
このような冷却装置が十分に機能しないと、駆動源や周辺機器が過度に過熱してそれらの故障の要因となり易い。そこで、特許文献1では、電動式のウォータポンプのモータの電流値と電圧から電力値を算出し、この電力値が所定の範囲内か否かによりウォータポンプの故障を判定するものが提案されている。
特開2000−303839号公報
特許文献1では、電動ウォータポンプのモータの電力値が所定の範囲か否かにより故障判定を行っているが、電力値は他の電気系の影響により、その変動幅が比較的大きくなる傾向にある。このため、判定のための設定範囲を、変動幅分を見込んだ設定にしなければ故障判定が過敏に行われてしまい、ドライバーにとっては煩わしいものになる。
また、駆動源にエンジン単体ではなく、電動モータを単独あるいはエンジンと併設して搭載する車両においては、電動モータや冷却が必要な関連の電装部品が多く、これらの冷却が十分になされない場合には、出力制限して電動モータや冷却が必要な電装部品の発熱量を抑制して駆動系の破損防止を図ることが多い。このため、冷却装置の不具合判定の精度が低く電動モータの停止回数が多くなると、不必要な出力制限を招くことになりドライバビリティが低下してしまう。
さらに、冷却装置の機器が正常に機能していても、冷却水が不足していると冷却性能が十分に発揮できないことから、従来は冷却水の警告等などを備えているものが多いが、これは単に冷却水が不足していることを警告するだけであり、どのような原因で冷却水が不足したのかを示すことができなかった。
本発明は、車両の冷却装置の不具合判定を行える不具合判定装置を提供することを目的とする。
本発明は、精度良く冷却水の不足も含めた車両の冷却装置の不具合判定を行えて、不必要な出力制限を招くことなくドライバビリティのよい不具合判定装置を提供することを、その目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、車両に搭載された冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路内で冷却水を循環させるウォータポンプを備えた冷却装置の不具合判定装置であって、ウォータポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段と、警告内容を表示する表示手段と、回転速度検出手段で検出された回転速度が予め設定されている第1の回転速度よりも一定時間連続して低い場合にはウォータポンプの作動を停止し、表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる制御手段を有することを特徴としている。
本発明に係る冷却装置の不具合判定装置において、回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高い第2の回転速度を一定時間連続して超えたことを検出するオーバー検出手段を有し、制御手段は、オーバー検出手段で検出された回数が、予め設定された第1の基準回数を超えた場合には表示手段に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させ、予め設定された第2の基準回数を超える場合にはウォータポンプの作動を停止し、表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させることを特徴としている。
本発明に係る冷却装置の不具合判定装置において、回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高く,通常第2の回転速度よりも低い第3の回転速度を一定時間連続して超えたことを検出するオーバー検出手段と、車両の加減速を検出する加減速検出手段を有し、制御手段は、加減速検出手段により加減速状態が検出されていて、車両の加減速に関連してオーバー検出手段がオーバーを検出し、かつオーバー検出手段で検出された回数が、予め設定された第3の基準回数を超える場合には表示手段に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させることを特徴としている。
本発明にかかる冷却装置の不具合判定装置において、制御手段は、回転速度検出手段で検出された回転速度が予め設定されている第2の回転速度よりも高い第4の回転速度を一定時間連続して超える場合には、ウォータポンプの作動を停止し、表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させることを特徴としている。
本発明の冷却装置の不具合判定装置において、車両は、その駆動源に電動モータを用いる車両であり、冷却対象物は電動モータ及び冷却が必要な関連の電装部品であり、冷却対象物それぞれと冷却水の温度を検出する対象毎の温度検出手段を有し、制御手段は、温度検出手段で検出された温度が対象毎に予め設定されている基準温度を超える場合には、電動モータの出力を制限するように制御することを特徴としている。
本発明によれば、回転速度検出手段で検出された冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路内で冷却水を循環させるウォータポンプの回転速度が予め設定されている第1の回転速度よりも低い場合には、ウォータポンプの作動に対する抵抗が大きいものとしてウォータポンプの作動を停止するので、ウォータポンプの破損を防止することができる。また、ウォータポンプの回転速度という機械的な動作を検出し、その検出結果に基づいて不具合判定を行うので、従来構成に比べて精度良く不具合状態を判定できる。
本発明によれば、回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高い第2の回転速度を超えたことを検出するオーバー検出手段で検出された回数が、予め設定された第1の基準回数以内の場合には、表示手段に冷却水不足に関する警告内容を表示し、車両の姿勢により過渡的に冷却水が少なくなってウォータポンプ回転速度が高くなった場合にはウォータポンプを停止しないで警告に留めるので、過度な電動ポンプの停止を抑制することができ、より精度良く不具合判定を行える。また、予め設定された第2の基準回数を超える場合には、定常的に冷却水が不足してウォータポンプ回転速度が高くなったものとしてウォータポンプの作動を停止して表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容が表示されるので、ウォータポンプの破損を防止することができるとともに、その内容をドライバーに告知することができる。
本発明によれば、車両の加減速を検出する加減速検出手段により加減速状態が検出され、車両の加減速に関連して回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高く、通常第2の回転速度よりも低い第3の回転速度を超えたことを検出するオーバー検出手段がオーバーを検出し、かつオーバー検出手段で検出された回数が予め設定された第3の基準回数を超える場合には表示手段に過渡的な冷却水不足に関する警告内容が表示されるので、ドライバーに冷却水不足を促しつつウォータポンプは停止しないので、車両の加減速時の過度なウォータポンプの停止を抑制することができ、より精度良く不具合判定を行える。
本発明によれば、回転速度検出手段で検出された回転速度が予め設定されている第2の回転速度よりも高い第4の回転速度を一定時間連続して超える場合には、ウォータポンプの作動を停止し、表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させるので、冷却水が異常に低減してウォータポンプ回転速度が上昇した場合には、直ちにウォータポンプが停止し、ポンプの焼付きによる破損を防止することができる。
本発明によれば、温度検出手段で検出された温度が予め設定されている基準温度を超える場合には、駆動源となる電動モータの出力を制限するように制御するので、不具合判定精度が高まることで、不必要なウォータポンプの停止を抑制することができ、ひいては不必要な出力制限を防止でき、ドライバビリティの向上につながる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1において、符号1で示す車両の一例である電気自動車は、電源部となる図示しないバッテリーユニットから供給される電力される駆動源となる電動モータ2を回転させることで後輪10を駆動させて走行するものである。モータ2と図示しないバッテリーユニットの間にはインバータ3とDC/DCコンバータ4が電気配線で接続されている。
電気自動車1は、冷却対象物となる電動モータ2及びその電装部品となるインバータ3とDC/DCコンバータ4をつなぐように冷却経路5が形成されている。冷却経路5には、放熱部となるラジエータ6と、冷却経路5内で冷却水を循環させる電動式のウォータポンプ7と、冷却経路5内に冷却水を供給/補給する気水分離タンク8を備えている。冷却経路5は、大きく分けてラジエータ6の冷却水出口側とウォータポンプ7の冷却水吸入側とをつなぐ経路5Aと、ウォータポンプ7の吐出側とラジエータ6の冷却水入口側とをつなぐ経路5Bで構成されている。このうち経路5Aには気水分離タンク8が配設されている。そしてこの車両の例では、経路5Bに電動モータ2、インバータ3、DC/DCコンバータ4が配設され、これら電動モータ2、インバータ3、DC/DCコンバータ4が経路5Bを流れる冷却水で冷却されるように構成されている。つまり、本形態においてインバータ3、DC/DCコンバータ4は冷却が必要な関連の電装部品となる。ラジエータ6の放熱部と対向する位置には冷却ファン9が配設されている。これら構成によって電気自動車1の冷却装置11が構成されている。
電気自動車1は、図2に示すように、制御手段12と、ウォータポンプ7内に配置されたインペラの回転速度を検出する回転速度検出手段13と、各種警告内容を表示する表示手段14と、回転速度検出手段13で検出された回転速度が第2の回転速度R2や第3の回転速度R3を超えたことを検出するオーバー検出手段となるカウンタ15と、冷却対象物それぞれと経路5内の冷却水の温度を検出する複数の温度検出手段16A〜16Dとを備えた不具合判定装置17が搭載されている。
制御手段12は、CPU、ROM、RAM、タイマーなどを備えた周知のコンピュータで構成されていて、電動モータ2、ウォータポンプ7、冷却ファン9、回転速度検出手段13、表示手段14、カウンタ15、複数の温度検出手段16A〜16Dが電気配線で接続されている。回転速度検出手段13は回転情報を、複数の温度検出手段16A〜16D冷却対象物それぞれと冷却水の温度情報(T)をそれぞれ制御手段12に入力している。カウンタ15は、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが第2の回転速度R2や第3の回転速度R3を一定時間連続して超えると、カウントをそれぞれの判定回転速度ごとに1つずつ加算するものである。表示手段14は、電気自動車1の運転席のインナーパネルに装着されていて、ドライバーの視界に入るように配置されている。制御手段12のROMには、第1,第2,第3と第4の回転速度R1,R2,R3とR4と、第1,第2,第3の基準回数S1,S2,S3および、冷却対象物それぞれの基準温度T1〜Tnと冷却水の基準温度Twが予め記憶されることで設定されている。
本形態において、制御手段12は、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが一定時間連続して予め設定されている第1の回転速度R1よりも低い場合にはウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段12にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
回転速度13で検出された回転速度Rが一定時間連続して予め設定されている第2の回転速度R2よりも高いことをオーバー検出手段で検出された回数、すなわちカウンタ15でカウントした回数Sが、予め設定された第1の基準回数S1を超える場合には表示手段14に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させ、予め設定された第2の基準回数S2を超える場合には、ウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが予め設定されている第2の回転速度R2よりも高い第4の回転速度R4を超える場合には、ウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
温度検出手段16A〜16Dで検出されたそれぞれの温度Tの何れかが予め設定されているそれぞれの基準温度T1〜TnやTwを超える場合には、電動モータ2の出力を制限する機能を備えている。
このような構成の不具合判定装置17による不具合判定制御の内容について、図3に示す制御フローチャートを中心に説明する。
制御手段12は、図示しないメインキーがオンするとウォータポンプ作動指示を出し、図3のステップA1おいてウォータポンプ7が作動する。ステップA2ではウォータポンプの回転速度R情報と各温度検出手段16A〜16Dの温度T情報が取り込まれ、ステップA3においてウォータポンプの回転速度Rが第1の回転速度Rよりも低速であるか否かが判断される。ここで、ウォータポンプ回転速度Rが第1の回転速度R1よりも低速である場合(ゼロの場合も含む)には、異物等によりウォータポンプ7の作動に対する抵抗が増加したものと判定し、ステップA4に進んでウォータポンプ7の作動を停止する。そして、ステップA5において表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する警告内容を表示させる。この表示やウォータポンプ7への停止指令はメインキーがオフされることで復帰する。警告内容としては異物の噛み込みなどを表示する。
一方、ステップA3においてポンプ回転速度Rが第1の回転速度R1よりも低速でなければ、ステップA7に進んで回転速度Rが第2の回転速度R2よりも高くなったか否か判定する。ここでは、ウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも一定時間連続して高くなった場合には、高くなるたびにカウンタ15で1回カウントするとともに、カウンタ15でカウントした回数Sと予め設定された第1の基準回数S1とを比較して第1の基準回数S1超えているか否かを判定する。ここで、第1の基準回数S1を超えている場合には、冷却水が車両の姿勢により過渡的に冷却水が少なくなってウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプの回転速度Rが高くなったものとしてステップA8に進んで、表示装置14に冷却水が減少している警告内容を表示する。
ステップA7において、カウンタ15でカウントした回数Sが第1の基準回数S1以内の場合には、冷却水の減少は一時的なものとみなしステップA9に進む。ステップA9では、ステップA7と同様にウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2を一定時間連続した回数がカウンタ15でカウントされるが、そのカウントした回数Sが第2の基準回数S2を超えているか否かを判定する。ここで第2の基準回数S2を超えている場合には、定常的に冷却水が不足してウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプの回転速度Rが高くなったものとしてステップA10に進んでウォータポンプ7の作動を停止する。そしてステップA11において、表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する警告内容を表示させる。この表示やウォータポンプ7への停止指令はステップA12でメインキーがオフされることで復帰する。警告内容としては冷却水の不足がウォータポンプ7の破損につながることを警告し給水を促す内容などとする。
ステップA9において、カウンタ15でカウントした回数SがS2以内の場合には、ウォータポンプ7を停止するほどではないとしてステップA13に進む。
ステップA13では、ウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも高い第4の回転速度R4よりも高いか否かを判定し、高い場合には冷却水が著しく低減してウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプの回転速度Rが高くなったものとしてステップA14に進み、ウォータポンプ7の作動を停止するとともに、ステップA15において表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する情報を警告表示する。この表示やウォータポンプ7への停止指令はステップA16においてメインキーがオフされることで復帰する。ここでは例えば至急冷却水を補給のような緊急的な表示内容とする。
ステップA13においてウォータポンプ回転速度Rが第4の回転速度R4よりも高くない場合には、冷却水の状態が良好であるもとしてステップA17に進む。ステップA17では複数の温度検出手段16A〜16Dで検出されたそれぞれの温度Tの何れかが予め設定されている基準温度T1〜TnやTwを超えたか否かが判定され、正常な冷却水量において冷却水温度が上昇した場合には、冷却装置11の冷却性能を超えた発熱量とみなし、ステップA18に進んで電動モータ2の出力制限を行い、それぞれの温度Tがそれぞれの基準温度T1〜TnやTwを何れも超えない場合には、冷却装置11による冷却が上手く機能しているものとしてこの制御を終える。
このように、回転速度検出手段13で検出された冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路5内で冷却水を循環させるウォータポンプの回転速度Rが第1の回転速度R1よりも低い場合には、ウォータポンプ7の作動に対する抵抗が大きくなる状況が発生したものとしてウォータポンプ7の作動を停止して、その内容が表示手段14に表示されるので、ウォータポンプ7の破損を防止しながらドライバーにウォータポンプ停止を知らせることができる。また、ウォータポンプの回転という機械的な動作を検出し、その検出結果に基づいて冷却装置11の不具合判定を行うので、従来構成に比べて精度良く不具合状態を判定できる。
回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが第1の回転速度R1を超えたことを検出するカウンタ15の回数Sが予め設定された第1の基準回数S1は超えるが、第2の基準回数S2以内の場合には、表示手段14に冷却水不足に関する警告内容を表示させるので、車両の姿勢により過渡的に冷却水が少なくなってウォータポンプの回転速度Rが高くなった場合にはウォータポンプ7を停止しないで警告に留めるので、過度なウォータポンプ7の停止を抑制することができ、より精度良く不具合判定を行える。また、予め設定された第2の基準回数S2を超える場合には、定常的に冷却水が不足してウォータポンプの回転速度Rが高くなったものとしてウォータポンプ7の作動を停止して表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させるので、ウォータポンプ7の破損を防止することができるとともに、その内容をドライバーに告知することができる。
さらに、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが予め設定されている第2の回転速度R2よりも高い第4の回転速度R4を超える場合には、ウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させるので、冷却水が異常に低減してポンプ回転速度が上昇した場合には、直ちにウォータポンプ7が停止し、ポンプの焼付きによる破損を防止することができる。
複数の温度検出手段16A〜16Dで検出されたそれぞれの温度Tが予め設定されている基準温度T1〜TnやTwを超える場合には、電動モータ2の出力を制限するように制御するので、不具合判定精度が高まることで、不必要なウォータポンプ7の停止を抑制することができ、ひいては不必要な出力抑制制御を防止でき、ドライバビリティの向上につながる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態について説明する。この形態にかかる不具合判定装置170は、図4に示すように、第1の実施形態の構成に、電気自動車1の加減速を検出する加減速検出手段20を追加し、電気自動車1の加減速情報を不具合判定のパラメータに加えたものである。加減速検出手段20以外のハードウェアの構成は第1の実施形態と同様なので詳細な説明は省略し、制御部分について説明する。
制御手段120の基本構成は制御手段12と同様であり、加減速検出手段20が追加されて電気配線で接続されている。また、本形態においては、カウンタ15の、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが第3の回転速度R3を一定時間連続して超えると、カウントを判定回転速度ごとに1つずつ加算する機能も利用する。
本形態において、制御手段120は、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが一定時間連続して予め設定されている第1の回転速度R1よりも低い場合にはウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段12にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
回転速度13で検出された回転速度Rが一定時間連続して予め設定されている第2の回転速度R2よりも高いことをオーバー検出手段で検出された回数、すなわちカウンタ15でカウントした回数Sが、予め設定された第1の基準回数S1を超える場合には表示手段14に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させ、予め設定された第2の基準回数S2を超える場合には、ウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
加減速検出手段20により加減速状態が検出されていて、電気自動車1の加減速に関連してオーバー検出手段がオーバーを検出し、かつオーバー検出手段で検出されたオーバー回数、すなわちカウンタ15でカウントした回数Sが、予め設定された第3の基準回数S3を超える場合には表示手段14に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させる機能と、
回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが予め設定されている第2の回転速度R2よりも高い第4の回転速度R4を超える場合には、ウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる機能と、
温度検出手段16A〜16Dで検出されたそれぞれの温度Tの何れかが予め設定されているそれぞれの基準温度T1〜TnやTwを超える場合には、電動モータ2の出力を制限する機能を備えている。
このような構成の不具合判定装置170による不具合判定制御の内容について、図5に示す制御フローチャートを中心に説明する。図5に示すフローチャートは、基本的には図3に示すフローチャートと同様であり、違いは加減速状態であるか否かの判定処理と、判定結果に対する処理内容が追加された点にある。
制御手段120は、図示しないメインキーがオンするとウォータポンプ作動指示を出し、図3のステップB1おいてウォータポンプ7が作動する。ステップB2ではウォータポンプ7の回転速度R情報、各温度検出手段の温度T情報、加減速検出手段20の加減速G情報が取り込まれ、ステップB3においてウォータポンプの回転速度Rが第1の回転速度Rよりも低速であるか否かが判断される。ここで、ウォータポンプの回転速度Rが第1の回転速度Rよりも低速である場合(ゼロの場合も含む)には、異物などによりポンプの抵抗が増加したものと判定してステップB4に進んでウォータポンプ7の作動を停止する。そして、ステップB5において表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する警告内容を表示させる。この表示やウォータポンプ7への停止指令はメインキーがオフされることで復帰する。警告内容としては異物の噛み込みなどを表示する。
一方、ステップB3においてウォータポンプの回転速度Rが第1の回転速度R1よりも低速でなければ、ステップB7において加減速中であるか否かをステップB2で取り込んだ加減速情報Gから判定する。なお、本形態では加減速情報GをステップB2で予め取り込んでいるが、制御処理サイクルが長い場合には、ステップB7で行う加減速判定処理の直前に取込む形態としてもでも良い。
ステップB7において、加減速中である場合にはステップB8に進んで回転速度Rが第1の回転速度R1よりも高く、通常第2の回転速度R2よりも低い第3の回転速度R3よりも高くなったか否か判定する。ここではウォータポンプの回転速度Rが第3の回転速度R3よりも高くなった場合には、高くなるたびにカウンタ15で1回カウントするとともに、カウンタ15でカウントした回数Sと予め設定された第3の基準回数S3とを比較して基準回数S3以内であるか否かを判定する。ここで、基準回数S3を超えている場合には、電気自動車1が加減速で冷却水が過渡的に減少してウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプ7の回転速度が高くなったものとしてステップB9に進み、表示装置14に冷却水が減少している警告内容を表示する。
ステップB7において、加減速中でない場合にはステップB10に進んで、ウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも高くなったか否か判定する。ここでは、ウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも一定時間連続して高くなった場合には、高くなるたびにカウンタ15で1回カウントするとともに、カウンタ15でカウントした回数Sが第1の基準回数S1を超える場合には、冷却水が車両の姿勢により過渡的に冷却水が少なくなってウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプ回転速度が高くなったものとしてステップB11に進んで、表示装置14に冷却水が減少している警告内容を表示する。
ステップB10においてカウンタ15でカウントした回数Sが第1の基準回数S1以内の場合には、冷却水の減少は一時的なものとみなしステップB12に進む。ステップB12では、ステップB10と同様にウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2を一定時間連続した回数がカウンタ15でカウントされるが、そのカウントした回数Sが第2の基準回数S2を超えているか否かを判定する。ここで第2の基準回数S2を超えている場合には、定常的に冷却水が不足してウォータポンプ7の作動に対する負荷が軽減されたことによりウォータポンプ7の回転速度が高くなったものとしてB13に進んでウォータポンプ7の作動を停止する。そして、ステップB14において表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する警告内容を表示させる。この表示やウォータポンプ7への停止指令はステップB15でメインキーがオフされることで復帰する。警告内容としては冷却水の不足がウォータポンプ7の破損につながることを警告し給水を促す内容等とする。
ステップB12において、カウンタ15でカウントした回数SがS2以内の場合には、ウォータポンプ7を停止するほどではないとしてステップB16に進む。ステップB16では、ウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも高い第4の回転速度R4よりも高いか否かを判定し、高い場合には冷却水が著しく低減してポンプ負荷が軽減されたことによりウォータポンプ7の回転速度が高くなったものとしてステップB17に進み、ウォータポンプ7の作動を停止するとともに、ステップB18において表示装置14にウォータポンプ7の停止に関する情報を警告表示する。この表示やウォータポンプ7への停止指令はステップB19でメインキーがオフされることで復帰する。ここでは例えば至急冷却水を補給のような緊急的な表示内容とする。
ステップB16においてウォータポンプの回転速度Rが第2の回転速度R2よりも高くない場合には、冷却水の状態が良好であるもとしてステップB20に進む。ステップB20では、冷却対象物と冷却水の温度Tの何れか予め設定されている基準温度T1〜TnやTwを超えたか否かが判定され、正常な冷却水量において冷却水温度が上昇した場合には、冷却装置11の冷却性能を超えた発熱量とみなし、ステップB21で電動モータ2の出力制限を行い、冷却水温度Tが基準温度T1を超えない場合には、冷却装置11による冷却が上手く機能しているものとしてこの制御を終える。
このように、車両の加減速を検出する加減速検出手段20により加減速状態が検出されていて、回転速度検出手段13で検出された回転速度Rが第3の回転速度R3を一定時間連続して超えたことを検出するカウンタ15の回数Sが予め設定された第3の基準回数S3を超える場合には、表示手段14に冷却水不足に関する警告内容を表示させるので、ドライバーに冷却水不足を促しつつウォータポンプ7は停止しないので、車両の加減速時の過度なウォータポンプ7の停止を抑制することができ、より精度良く不具合判定を行える。また、加減速状態が検出された場合においても、予め設定された基準回数S1を超える場合には、加減速による冷却水の変異ではなく、定常的に冷却水が不足してウォータポンプ7の回転速度が高くなったものとしてウォータポンプ7の作動を停止し、表示手段14にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させるので、ウォータポンプ7の破損を防止することができるとともに、冷却水不足をドライバーに告知することができる。
本発明にかかる不具合判定装置を備えた車両の概略構成図である。 本発明の第1の実施形態となる不具合判定装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に掛かる不具合判定の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態となる不具合判定装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に掛かる不具合判定の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車両
2 電動モータ(冷却対象物)
3,4 冷却対象物(電装部品)
5 冷却経路
7 ウォータポンプ
11 冷却装置
12,120 制御手段
13 回転速度検出手段
14 表示手段
15 オーバー検出手段
16 温度検出手段
17,170 不具合判定装置
20 加減速検出手段
R 検出された回転速度
R1 第1の回転速度
R2 第2の回転速度
R3 第3の回転速度
R4 第4の回転速度
S 検出された回数
S1 第1の基準回数
S2 第2の基準回数
S3 第3の基準回数
T 検出された温度
T1〜Tn 冷却対象物の基準温度
Tw 冷却水の基準温度

Claims (5)

  1. 車両に搭載された冷却対象物をつなぐように形成された冷却経路内で冷却水を循環させるウォータポンプを備えた冷却装置の不具合判定装置であって、
    前記ウォータポンプの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    警告内容を表示する表示手段と、
    前記回転速度検出手段で検出された回転速度が予め設定されている第1の回転速度よりも一定時間連続して低い場合には前記ウォータポンプの作動を停止し、前記表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させる制御手段を有することを特徴とする不具合判定装置。
  2. 請求項1記載の不具合判定装置において、
    前記回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高い第2の回転速度を一定時間連続して超えたことを検出するオーバー検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記オーバー検出手段で検出された回数が、予め設定された第1の基準回数を超えた場合には前記表示手段に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させ、予め設定された第2の基準回数を超える場合には、前記ウォータポンプの作動を停止し、前記表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させることを特徴とする不具合判定装置。
  3. 請求項1記載の不具合判定装置において、
    前記回転速度検出手段で検出された回転速度が第1の回転速度よりも高く、通常第2の回転速度よりも低い第3の回転速度を一定時間連続して超えたことを検出するオーバー検出手段と、
    前記車両の加減速を検出する加減速検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記加減速検出手段により加減速状態が検出されていて、車両の加減速に関連してオーバー検出手段がオーバーを検出し、かつ前記オーバー検出手段で検出された回数が、予め設定された第3の基準回数を超える場合には前記表示手段に過渡的な冷却水不足に関する警告内容を表示させることを特徴とする不具合判定装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の不具合判定装置において、
    前記制御手段は、前記回転速度検出手段で検出された回転速度が予め設定されている第2の回転速度よりも高い第4の回転速度を一定時間連続して超える場合には、前記ウォータポンプの作動を停止し、前記表示手段にウォータポンプ停止に関する警告内容を表示させることを特徴とする不具合判定装置。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載の不具合判定装置において、
    前記車両は、その駆動源に電動モータを用いる車両であり、
    前記冷却対象物は、前記電動モータ及び冷却が必要な関連の電装部品であり、
    前記冷却対象物それぞれと前記冷却水の温度を検出する対象毎の温度検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段で検出された温度が対象毎に予め設定されている基準温度を超える場合には、前記電動モータの出力を制限するように制御することを特徴とする不具合判定装置。
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