JPH079695Y2 - 位置調整装置 - Google Patents

位置調整装置

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Publication number
JPH079695Y2
JPH079695Y2 JP11105889U JP11105889U JPH079695Y2 JP H079695 Y2 JPH079695 Y2 JP H079695Y2 JP 11105889 U JP11105889 U JP 11105889U JP 11105889 U JP11105889 U JP 11105889U JP H079695 Y2 JPH079695 Y2 JP H079695Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut member
link
screw shaft
holding hole
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11105889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0349126U (ja
Inventor
宏志 那波
宗孝 佐藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、シート等の位置を調整する位置調整装置に関
するもので、ナツト部材とリンクとの結合構造に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の位置調整装置としては実開昭62-97042号
公報に示されるものが知られている。これは、リンクに
形成された保持穴にナツト部材の両端が挿入保持され、
ナツト部材に螺合されたスクリユシヤフトの両端が支承
されることにより、ナツト部材とリンク部材とが相対移
動することなく結合されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記した位置調整装置であると、スクリユシヤ
フトの組付け時において、ナツト部材は保持穴に挿入さ
れているのみでその挿入方向においてはフリー状態であ
るため、抜け落ちる恐れがあり、スクリユシヤフトの組
付け作業において大変不便なものであつた。
故に、本考案は、スクリユシヤフト組付け時におけるナ
ツト部材の抜け落ちを防止することを、その技術的課題
とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案において講じた
技術的手段は、リンクに形成されナツト部材をその両端
で挿入保持する保持穴と、該保持穴外周の一部に形成さ
れた溝部と、前記ナツト部材の外周に形成され前記溝部
と合致可能な突起部とを有したことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。ナツト部材は溝
部と突起部とを合致させた状態で、保持穴に挿入して組
付け、この後、スクリユシヤフトの組付け時、その螺合
力でナツト部材が回動し、溝部と突起部とが不合致状態
となる。これにより、ナツト部材のその挿入方向におけ
る規制がなされスクリユシヤフトの組付け時のナツト部
材の抜け落ちを防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図に示されるように、モータ1には減速機構2を介
して定位置で回転するよう両端が支承されたスクリユシ
ヤフト3が連結されている。このスクリユシヤフト3に
はナツト部材4が螺合されており、このナツト部材4に
はリンク5が結合されている。このリンク5は第5図に
示される如く、シート(図示せず)のフロント部にリン
ク機構6を介して連結された連結棒7にリンク8を介し
て連結されている。又、スクリユシヤフト3にはナツト
部材4の移動を規制するストツパ9が固着されている。
上記した構成において、モータ1を作動させることによ
り、減速機構2を介してスクリユシヤフト3が回転し、
このスクリユシヤフト3の回転によりナツト部材4がリ
ンク5と共にスクリユシヤフト3に沿つて移動する。こ
のリンク5の移動によりリンク8,連結棒7及びリンク機
構6を介してシートのフロント部に伝達され、これによ
り、シートのフロントの上下位置調整がなされる。
第2図ないし第4図に示されるように、リンク5はコ字
状を呈しており、その両ツバ部5aには保持穴10が形成さ
れている。この両保持穴10にナツト部材4を挿入するこ
とにより、ナツト部材4がその両端でリンク5に保持さ
れる。保持穴10の外周の一部にはスクリユシヤフト3の
鉛直方向に対して45°スクリユシヤフト3の組付け方向
前方に傾いた位置に溝部11が形成されており、ナツト部
材4のリンク8との結合時において両ツバ8a間に位置す
る外周の一部には溝部11と合致可能な突起部12が形成さ
れている。
上記した構成において、先ず、溝部11と突起部12とを合
致させた状態でナツト部材4を保持穴10に挿入すること
により、ナツト部材4がリンク5に組付けられる。この
後、スクリユシヤフト3をナツト部材4に螺合させるこ
とにより、スクリユシヤフト3がナツト部材4に組付け
られる。この時、ナツト部材4はスクリユシヤフト3の
螺合による螺合力により回動し、第3図及び第4図の如
く、突起部12がスクリユシヤフト3に対して鉛直方向に
位置し、溝部10と不合致状態となる。これにより、ナツ
ト部材4の保持穴10への挿入方向における移動が規制さ
れることとなり、スクリユシヤフト3の組付け時におけ
るナツト部材4の抜け落ちを防止することができる。こ
のため、組付けがスムーズになり組付け作業性が向上す
る。
〔考案の効果〕
本考案は、定位置で回転するように両端が支承されたス
クリユシヤフトの回転によりナツト部材を移動させ、該
ナツト部材と結合されているリンクを介してシート等の
位置調整を行う位置調整装置において、前記リンクに形
成され前記ナツト部材をその両端で挿入保持する保持穴
と、該保持穴外周の一部に形成された溝部と、前記ナツ
ト部材の外周に形成され前記溝部と合致可能な突起部と
を有して位置調整装置を構成したので、スクリユシヤフ
トの組付け時において、その螺合力により溝部と突起部
とが不合致となつてナツト部材の挿入方向への移動が規
制されるため、ナツト部材のリンクからの抜け落ちを防
止することができ、組付けが楽となり、組付け作業性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る位置調整装置の斜視図、第2図は
第1図の分解斜視図、第3図及び第4図はスクリユシヤ
フト組付け時のナツト部材とリンクとの結合状態を表す
説明図、第5図は本考案装置を用いたパワーシート装置
の斜視図である。 3……スクリユシヤフト,4……ナツト部材,5……リン
ク,10……保持穴,11……溝部,12……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定位置で回転するように両端が支承された
    スクリユシヤフトの回転によりナツト部材を移動させ、
    該ナツト部材と結合されているリンクを介してシート等
    の位置調整を行う位置調整装置において、前記リンクに
    形成され前記ナツト部材をその両端で挿入保持する保持
    穴と、該保持穴外周の一部に形成された溝部と、前記ナ
    ツト部材の外周に形成され前記溝部と合致可能な突起部
    とを有する位置調整装置。
JP11105889U 1989-09-22 1989-09-22 位置調整装置 Expired - Lifetime JPH079695Y2 (ja)

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JP11105889U JPH079695Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 位置調整装置

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JP11105889U JPH079695Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 位置調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH0349126U JPH0349126U (ja) 1991-05-13
JPH079695Y2 true JPH079695Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=31659557

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JP11105889U Expired - Lifetime JPH079695Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 位置調整装置

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