JPH0242511Y2 - - Google Patents

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JPH0242511Y2
JPH0242511Y2 JP1985190115U JP19011585U JPH0242511Y2 JP H0242511 Y2 JPH0242511 Y2 JP H0242511Y2 JP 1985190115 U JP1985190115 U JP 1985190115U JP 19011585 U JP19011585 U JP 19011585U JP H0242511 Y2 JPH0242511 Y2 JP H0242511Y2
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JP
Japan
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screw shaft
drive screw
nut
stopper
drive
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JP1985190115U
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JPS6297042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等のシートの位置を上下等に
調整するため、手動またはモータ駆動によつて回
動され、リンク機構に結合されている駆動ナツト
に所定距離の往復移動を与えるシートアジヤスタ
ーの駆動螺軸の改良に関するものである。
従来の技術 自動車等のシートの位置を上下等に調整する装
置としては、第3図に示されるように、モータA
で正逆回転される駆動螺軸Bのネジ部Cに、リン
ク機構Dに結合された駆動ナツトEが螺合されて
おり、駆動螺軸Bの正逆回転により、駆動ナツト
Eを双矢印F方向に移動させ、この移動によりリ
ンク機構Dを介してシートGの位置を上下に位置
調節する構造のものが例えば特願昭59−201175号
等として提案されている。
上述の構造のものでは、駆動ナツトEの移動端
を規制するため、駆動螺軸B端にストツパHが固
着されている。
そして、このストツパHの固着は、第4図に示
されるように、駆動螺軸Bの軸端Iにリング状の
ストツパHを嵌合し、ストツパHと軸端Iとに貫
設した貫通孔J,K内に止めピンLを挿入する構
造で行なわれている。
考案が解決しようとする問題点 上述の第4図に示される構造では、貫通孔Kの
貫設のため、切欠き効果により駆動螺軸Bの軸端
Iの強度が著しく低下するので、この欠点を補う
には駆動螺軸B、軸端I等の径を大として強度を
上昇させる必要があり、重量の増大、スペースの
拡大等を来たす欠点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述の現状に鑑み、駆動螺軸端のス
トツパ取付螺子部に、ストツパリングが回動自在
に嵌着されたツバ付ブツシユが嵌着され、該ブツ
シユがナツトでストツパ取付螺子部の定位置に支
着されているという構成により、駆動螺軸の強度
低下を伴なうことなくストツパを取り付けられ、
しかもナツトのゆるみもなく、駆動螺軸の操作ト
ルクやモータの負荷を小としうる駆動螺軸を提供
することを目的としている。
作 用 本考案では、ストツパリングが回動自在に嵌着
されているツバ付ブツシユをナツトで駆動螺軸の
ストツパ取付螺子部に取り付けるものであり、ピ
ン挿入用の貫通孔等は全く形成されないので、関
連諸部材の強度低下を招くことが全く無い。
また駆動ナツトと接するストツパリングは駆動
螺軸のストツパ取付螺子部に支着されているツバ
付ブツシユに回動自在に嵌着されているので駆動
ナツトを介してストツパリングに伝達される回転
トルクは、ストツパリングとツバ付ブツシユとの
間の自由回動で吸収消去され、ナツトのゆるみを
生ずることは無い。また駆動ナツトと接するスト
ツパリングがツバ付ブツシユに対して回動自在で
あるので、ストツパリングに駆動ナツトが接して
停止している状態で駆動螺軸が逆回動される際
の、初期の回転トルクが小さくて足りることとな
り、操作トルクまたはモータに対する負荷を小さ
くしうるものである。
実施例 第1図は本考案の実施の一例を示しており、第
2図は、第1図に示す構成の駆動螺軸の使用の一
例を示している。
第2図は、第3図に示される装置において、モ
ータ1、変速ギヤ装置2を含むシートアジヤスタ
ー3に本考案を適用したものの斜面図であつて、
変速ギヤ装置2を介し、モータ1で正逆回転させ
られる駆動螺軸4には、駆動ナツト5が螺合され
ており、駆動螺軸4の正逆回転につれて双矢印M
方向に往復移動し、リンク機構6を介して図示を
省略したシートクツシヨンフレームを上下に位置
調節させる。
駆動螺軸4の変速ギヤ装置2寄りの始端にはス
トツパリング7が嵌着され、該駆動螺軸4の先端
寄りにも、ストツパリング8が取り付けられてい
る。
このストツパリング8は、第1図に明示される
ように、駆動螺軸4端のストツパ取付螺子部9に
嵌着されているツバ付ブツシユ10に回動自在に
嵌着されている。
上述のツバ付ブツシユ10はナツト11によ
り、ストツパ取付螺子部9上の定位置に支着され
るものである。上述のツバ付ブツシユ10のナツ
ト11による支着は、固定的な支着でも、ツバ付
ブツシユ10に回転を許容する支着でもよい。図
中符号12はストツパ取付螺子部9の端部の支持
ブラケツトでシートクツシヨンフレームの定配置
部材を構成しているが、このブラケツト12は第
3図では図示を省略されている。
効 果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、ストツパの取付けに当り、駆動螺軸に貫通
孔を貫設する必要が無いので、該軸の強度低下を
招くことが無く、必要最小限度の軸径としうる効
果がある。
また駆動螺軸に支着されたツバ付ブツシユにス
トツパリングが回動自在に嵌着され、前記ツバ付
ブツシユが駆動螺軸のストツパ取付螺子部にナツ
トで取り付けられているので、操作が繰り返され
てもストツパリングのみが回動するので、前記ナ
ツトがゆるむ恐れは無いし、駆動螺軸が正逆回転
される際の初期の回転トルクが小さくなり、シー
トアジヤスターの操作トルク、モータの負荷等を
小さくしうる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の要部の分解斜視図、第2
図は第1図に示されるものの使用状態を示すシー
トアジヤスター要部の斜視図、第3図はシートア
ジヤスター装置の一例の斜視図、第4図は従来の
駆動螺軸のストツパ取付構造を示す分解斜視図で
ある。 4……駆動螺軸、8……ストツパリング、9…
…ストツパ取付螺子部、10……ツバ付ブツシ
ユ、11……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定位置で回転する駆動螺軸により駆動ナツトを
    移動させ、駆動ナツトと結合されているリンク機
    構を介してシートの上下位置等の調整を行なうシ
    ートアジヤスターにおいて、駆動螺軸端のストツ
    パ取付螺子部に、ストツパリングが回動自在に嵌
    着されたツバ付ブツシユが嵌着され、該ブツシユ
    がナツトでストツパ取付螺子部の定位置に支着さ
    れているシートアジヤスターの駆動螺軸。
JP1985190115U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0242511Y2 (ja)

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JP1985190115U JPH0242511Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP1985190115U JPH0242511Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6297042U JPS6297042U (ja) 1987-06-20
JPH0242511Y2 true JPH0242511Y2 (ja) 1990-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2570068Y2 (ja) * 1990-09-28 1998-04-28 アイシン精機株式会社 シートアジヤスタの駆動部材
JP4261838B2 (ja) * 2002-08-13 2009-04-30 株式会社日立製作所 アクチュエータ装置
JP2015178347A (ja) * 2014-03-20 2015-10-08 株式会社タチエス 車両用シートのシートリフター

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JPS6297042U (ja) 1987-06-20

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