JPH0351236Y2 - - Google Patents

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JPH0351236Y2
JPH0351236Y2 JP6870386U JP6870386U JPH0351236Y2 JP H0351236 Y2 JPH0351236 Y2 JP H0351236Y2 JP 6870386 U JP6870386 U JP 6870386U JP 6870386 U JP6870386 U JP 6870386U JP H0351236 Y2 JPH0351236 Y2 JP H0351236Y2
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JP
Japan
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shaft
base
bracket
support device
door mirror
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JP6870386U
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JPS62181450U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車に用いられるドアミラーの支
持装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のドアミラーの支持部の構造の一例とし
て、第4図に示すものがある。この従来の構造は
ミラーボデー42を車体に取付けるためのベース
43の下部から延出させたアーム44にシヤフト
45を固定し、ミラーボデー42に固定されるフ
レーム47と一体に形成された軸受筒48をシヤ
フト45外周に当接し、シヤフト45上端に設置
されたプレート46と軸受筒根元48aとの間の
軸受筒外周にコイルスプリング49を設置してい
た。また、シヤフト45と軸受筒根元48aとの
間にはクラツチ用のスチールボール50が設置さ
れていた。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来の支持部の構造では、シヤフト
がダイカスト品であつたために、型を抜くときに
勾配が必要であり、内径および外径をストレート
にしにくかつた。このため、シヤフトは、アーム
に固定した根元だけを軸受筒により保持させてい
たが、一ケ所支持のため、ビビリが発生しやす
く、ビビリを防止するために、強いコイルスプリ
ングを用いていた。しかし、コイルスプリングの
荷重が高いため、摺動部の摩耗も大きかつた。
そこで、本考案は以上の問題点を解決し、耐久
性、組付性を向上し、振動に対して安定したドア
ミラー支持部の構造を提供することを目的として
いる。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案はベースの
外方に、ベースとは何れか一方または両方を別部
品とした上下のブラケツトを突出させてシヤフト
の両端付近を支持している。
また、シヤフト両端付近に、回転駆動部と一体
化した上下のトルク出し摺動部を嵌合させ、ミラ
ーボデーに固定されるサポートプレートより延出
させた上下のサポーテイングアームを前記上下の
トルク出し摺動部に巻付けている。
[作用] ベースと一体あるいは別体に形成されたブラケ
ツトをベースに固定し、このブラケツトにシヤフ
トを取付けた後、ベースと別体に形成されたブラ
ケツトをベースに取付け、支持装置を組立てるこ
とができ、組付が容易になる。また、ベースより
突出した上下のブラケツトによりシヤフトの両端
付近の二ケ所を支持させているため、強いコイル
スプリングを用いなくてもビビリを防止すること
ができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案のドアミラー支持装置の一実施
例を示す斜視図、第2図は同じく断面図である。
図中の1は鏡、2はミラーボデー、3はベース、
4,5はベースより外方に突出させた下部および
上部ブラケツト、10はミラーボデー2の回動の
中心となるシヤフト、12はミラーボデー2の内
側に固定されるプレート、20はセンターピボツ
トである。シヤフト10は中空で、その下端はそ
性加工によりフランジ10aが形成され、フラン
ジ10aはベース3下部から突出させた下部ブラ
ケツト4の上面にネジ11により固定させてい
る。
またシヤフト10の上端付近を支える上部ブラ
ケツト5は、ベース3とは別体に形成され、ベー
ス3上部から水平に延出させた突部5aに、ベー
ス3側より水平方向にネジ6を挿入し、締付けて
固定させている。この上部ブラケツト5のシヤフ
ト挿通孔の上縁にはテーパ状のリング8を介置さ
せ、シヤフト10のガタつきを防止している。上
部ブラケツト5をベース3と別体に形成すること
により、シヤフト10を下部ブラケツト4に固定
した後、上部ブラケツト5をシヤフト10に嵌合
させ、さらに上部ブラケツト5をベース3に固定
することができるため、シヤフトの組付けが容易
である。また、シヤフト10はその上下端付近を
ブラケツト4,5により保持されてているため、
走行中の振動等によりシヤフトが容易にぐらつく
ことがなく安定している。また、ガタつきを防止
することによりドアミラー支持部の耐久性を向上
させることができる。
ミラーボデー2の内側に固定されるサポーテイ
ングプレート12にはモータと減速機よりなる回
転駆動部13およびトルク出し摺動部14a,1
4bが取付けられ一体化されている。トルク出し
摺動部14a,14bは、上部ブラケツト5およ
び下部ブラケツトによりシヤフト10を支持して
いる支持部分の直上のシヤフト10にそれぞれ嵌
合し、サポーテイングプレート12の一端より延
出させたサポーテイングアーム16a,16bを
トルク出し摺動部14a,14bの外周に巻きつ
け、ネジ17により締付けている。回動駆動部1
3より延出されたハーネス18はシヤフト10お
よびベース3を貫通させ、車室内のスイツチに連
結している。
上部ブラケツト5と下部トルク出し摺動部14
bとの間におけるシヤフト10の外周には、コイ
ルスプリング21と、スプリング保持筒22と、
クラツチギヤ23と、スプリング保持筒22とク
ラツチギヤ23との間に挟入された数個のスチー
ルボール24により構成されているクラツチ機構
が装着されている。スプリング保持筒22はサポ
ート5の下面より垂設した外筒7に囲まれ、外筒
7とスプリング保持筒22との対向壁に形成した
凹凸条(スプライン)に係合している。そのため
スプリング保持筒22はシヤフト10に対し上下
方向の移動ができるように支持されている。一
方、クラツチギヤ23はシヤフト10に対し回動
自在であるが、端面に設置したスチールボール2
4がスプリング21の弾力により凹所に嵌入され
ているため、回動が阻止されており、スプリング
21の押圧より大きなトルクが伝達されたときに
のみ、スチールボール24を凹所より転動させて
シヤフト10に対する回動を許容し、回動駆動部
13に過大な負荷が加わらないように備えられて
いる。なお、ミラーボデー2の回動トルクは、ク
ラツチ機構のボール24の乗越し荷重とシヤフト
10の締付荷重によつて設定されている。
次に上記装置の作用を説明する。
第1図および第2図は、ドアミラーが起立状
態、すなわちニユートラルの状態を示している。
この状態で車室内のスイツチ(図示省略)を操作
して回転駆動部13内のモータを駆動させると、
モータの動力は減速機を経て中間ギヤ15に伝達
される。中間ギヤ15がクラツチギヤ23に噛合
いながらシヤフト10の軸心のまわりを回動する
ことにより回転駆動部13と一体化されたミラー
ボデー2が回動して鏡1の左右の傾き角度が調節
される。なお、モータを逆転するとミラーボデー
2が逆方向に回動し、元のニユートラル位置に戻
る。
また、ミラーボデー2に外力が働いたときに
は、外力によりシヤフト10を中心にしてミラー
ボデー2が強制的に回動される。外力により回動
が始まると、スプリング21の弾力に抗しながら
スプリング保持筒22がせり上がりスチールボー
ル24を凹所から抜出させてクラツチを外すた
め、外力がなくなるまで自由に可倒させることが
できる。また元に戻すとスチールボール24がそ
れぞれ凹所に嵌入し、クラツチが作動の状態とな
つてミラーボデー2の正常な姿勢を保持すること
ができる。
以上、本考案の実施例を図面により説明してき
たが、本考案はこの実施例に限定されるものでは
ない。例えば、第3図に他の実施例を示すよう
に、シヤフト30の上端付近を支持する上部ブラ
ケツト35のベース側の端部に垂直方向に挿入す
るネジ孔を形成させ、ブラケツト35側からネジ
36を垂直方向に挿入し、ブラケツト35をベー
ス33に固定させてもよい。また、実施例では、
シヤフト10の上端付近を支持する上部ブラケツ
ト5をベース3と別体に形成しているが、下部ブ
ラケツトをベースと別体に形成させて、上部ブラ
ケツトにシヤフトを固定させてもよい。
[考案の効果] 本考案のドアミラー支持装置にあつては、上下
ブラケツトの一方または両方をベースと別体に形
成させたので、支持装置の組立てが容易になり、
作業性が向上する。またミラーボデー回動時の中
心となるシヤフトをベースに固定し、シヤフトの
両端付近の二ケ所で支持しているため、強いコイ
ルスプリングを使用しなくても走行中の振動等に
よるシヤフトのビビリを防止することができる。
これにより走行中の振動等に対し,支持装置が安
定し、耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドアミラー支持部の構造の斜
視図、第2図は要部の縦断面図、第3図は他の実
施例で上部ブラケツトの拡大断面図、第4図は従
来例を示す一部断面図である。 1……鏡、2……ミラーボデー、3,33……
ベース、4,5,35……ブラケツト、5a……
突部、6,11,17,36……ネジ、7,37
……外筒、8……リング、10……シヤフト、1
2……サポーテイングプレート、13……回転駆
動部、14a,14b……トルク出し摺動部、1
5……中間ギヤ、16a,16b……サポーテイ
ングプアーム、18……ハーネス、20……セン
ターピボツト、21……コイルスプリング、22
……スプリング保持筒、23……クラツチギヤ、
24……スチールボール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベースの外方に、ベースとは何れか一方また
    は両方を別部品とした上下のブラケツトを突出
    させてシヤフトの両端付近を支持してなるドア
    ミラー支持装置。 2 シヤフト両端付近に、回転駆動部と一体化し
    た上下のトルク出し摺動部を嵌合させ、ミラー
    ボデーに固定されるサポートプレートより延出
    させた上下のサポーテイングアームを前記上下
    のトルク出し摺動部に巻付けている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のドアミラー支持装
    置。 3 シヤフトの一端はそ性加工によりフランジが
    形成され、該フランジにネジを用いて上下いず
    れかのブラケツトに固定している実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のドアミラー支持装置。
JP6870386U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0351236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6870386U JPH0351236Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6870386U JPH0351236Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181450U JPS62181450U (ja) 1987-11-18
JPH0351236Y2 true JPH0351236Y2 (ja) 1991-11-01

Family

ID=30908761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6870386U Expired JPH0351236Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP (1) JPH0351236Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003267139A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Honda Lock Mfg Co Ltd ドアミラー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003267139A (ja) * 2002-03-14 2003-09-25 Honda Lock Mfg Co Ltd ドアミラー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62181450U (ja) 1987-11-18

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