JPH053408Y2 - - Google Patents

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JPH053408Y2
JPH053408Y2 JP15278587U JP15278587U JPH053408Y2 JP H053408 Y2 JPH053408 Y2 JP H053408Y2 JP 15278587 U JP15278587 U JP 15278587U JP 15278587 U JP15278587 U JP 15278587U JP H053408 Y2 JPH053408 Y2 JP H053408Y2
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラツク等の大型車両に用いられ
る電動ステー格納式ミラーに関する。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、大型トラツクにおいて
は、運転台1の助手席側の側部に電動ステー格納
式ミラー2が取付けられることがある。この電動
ステー格納式ミラー2は、アンダーミラー3やバ
ツクミラー4を中間部に取り付けたほぼコ字状の
メインステー5と、メインステー5の上端部を上
下から回動可能に挟持して、それぞれ運転台の屋
根およびピラー上部に取り付けられた二本のサブ
ステー6および7と、メインステー5の下端部を
連結して運転台のピラー下部に取り付けられ、メ
インステー5を回動させる駆動ユニツト8とを備
えている。
運転席近傍の操作スイツチを操作すると、駆動
ユニツト8内のモータが回転してメインステー5
を回動させる。メインステー5は、運転台1の側
部に出張る使用位置と、運転台1の前面に折り畳
まれる格納位置とを取る。使用位置においては、
バツクミラー4による後方確認が可能であるが、
運転台1の側部から出張つているので、狭い路地
や駐車場等においてはバツクミラー4が障害物に
当たる恐れがあり、その場合はメインステー5を
内側に回動させて折り畳む。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような電動ステー格納式ミラーにおいて
は、例えばメインステー5を内側に折り畳むのを
忘れて障害物に当つたり、いたずら等によつてメ
インステー5から駆動ユニツト8に回転力が入力
されることがある。このような場合、この回転力
を吸収するクラツチがないと、メインステー5と
駆動ユニツト8との取付部または駆動ユニツト8
自体を破損してしまう恐れがある。
従来においてはこのようなクラツチは駆動ユニ
ツト8内に収容されていたため、駆動ユニツト8
が大型になり、構造も複雑になる問題点があつ
た。
そこでこの考案の目的は、構造が簡単で駆動ユ
ニツトを小型化できるクラツチを備えた電動ステ
ー格納式ミラーを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 この考案による電動ステー格納式ミラーは、ミ
ラーを保持したステーの下端部を、車体に取り付
けられた駆動ユニツトの出力軸の先端部に固定
し、前記駆動ユニツト内のモータを回転させるこ
とにより、前記ステーを回動させて前記ミラーを
使用位置または格納位置に持ち来たす電動ステー
格納式ミラーであつて、前記ステー下端部の前記
出力軸先端部への固定を、前記ステー下端部に設
けられた取付穴を前記出力軸先端部に上向きに突
設されたボルトに挿通し、これらをばね部材を介
してナツトにより締結したことを特徴とする。
〔作用〕
ステーから回転力が入力されると、ステーがス
テーと出力軸との取付部におけるばね部材の摩擦
力に打ち克つて回転し、取付部や駆動ユニツトの
破損を防止する。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例における駆動ユ
ニツトの断面図、第2図は、同駆動ユニツトの正
面図、第3図は、同駆動ユニツトの平面図であ
る。
駆動ユニツト11は、その外形をケース12、
底板13および取付板14で形成されている。ケ
ース12にボルト15で固定された取付板14に
は、ボルト16がそのねじ部を突出させて固定さ
れ、このボルト16により駆動ユニツト11が車
体に取り付けられる。
ケース12内には、第1図に示すように、モー
タ17および減速装置18が固定され、減速装置
18の駆動軸19には駆動ギヤ20が固定されて
いる。この駆動ギヤ20には、これよりも大径の
従動ギヤ21が噛み合つている。従動ギヤ21
は、その中心部に小判状の穴22が形成され、こ
の穴22に出力軸23の両面カツトされた同様な
小判状のギヤ嵌合部23aが挿入され、その円形
の下端部23bは、底板13の上面に固定された
クラツチ板24の穴24aに回転可能に嵌入して
いる。従動ギヤ21の下面には、120度間隔でス
チールボール25の上半分強を収容する凹部26
が形成され、これに対応してクラツチ板24の穴
24aの回りに120度間隔で放射状の溝27が形
成され、この溝27の中にスチールボール25の
下部が入つて出没可能になつている。
出力軸23は、その大径のメイン部23cの上
部に、両面カツトされたより大径の小判状のフラ
ンジ部23dを有し、下部にはねじ部23eを有
する。メイン部23cは、ケース12内の隔壁2
8に形成された穴29およびその上面にボルト3
0により固定された固定板31の穴32に摺動可
能に嵌合している。小判状のフランジ部23dに
は同様な形状の穴を有するクラツチ板33が嵌め
込まれており、クラツチ板33と固定板31と
は、その対向する面に120度間隔で放射状に設け
られた互いに係合可能な溝33aと突起31aと
を有する。クラツチ板33の上面には、ボルト3
4により端板35が固定され、端板35にはボル
ト36がそのねじ部を上向きに固定されている。
このような出力軸23のメイン部23cを固定板
31の穴32および隔壁28の穴29に挿通し
て、ワツシヤ37,38および圧縮コイルばね3
9を介してナツト40を出力軸23のねじ部23
eに締結する。これにより、端板35と一体化さ
れたクラツチ板33は、固定板31に常に圧接す
る状態に保たれる。
出力軸23の先端部になる端板35から上向き
に突出したボルト36には、ステー41の平らに
潰された下端部41aが取り付けられる。ステー
41の下端部41aには取付穴42が形成される
とともに、同様な穴を有する箱状のスペーサ43
が被せられる。このようなステー下端部41a
を、スペーサ43とともにその穴42をボルト3
6に挿通し、さらに平ワツシヤ44およびばね部
材であるスプリングワツシヤ45を挿通して袋ナ
ツト46を締結した後、キヤツプ47を被せる。
これにより、ステー下端部41aは、スプリング
ワツシヤ45のばね力により端板35の上面に摩
擦的に圧接される。スプリングワツシヤ45の代
りに、さらばねやコイルばねを使用してもよい。
次にこの駆動ユニツト11の動作について説明
する。モータ17の回転力は、減速装置18によ
つて減速された後、駆動軸19を通じて駆動ギヤ
20を回転させ、駆動ギヤ20に噛み合う従動ギ
ヤ21を回転させる。従動ギヤ21が回転する
と、出力軸23を通じてステー41を回転させる
とともに、スチールボール25がクラツチ板24
の溝27から出て転動し、120度回転した後、別
の溝27に入る。スチールボール25が溝27か
ら出て転動するとき、出力軸23全体が上方に持
ち上げられるので、上部の固定板31の突起31
aとクラツチ板33の溝33aとの係合が外れ、
スチールボール25が別の溝27に入るときに、
再び溝33aと突起31aが係合する。このよう
にして、ミラーの二つの位置が選択され、ステー
41が車体の前方に折り畳まれた位置が格納位置
になり、この位置からステー41が外側に回転し
て停止した位置が使用位置になる。そしてこれら
の位置に来たときにモータ17が止まるように、
モータ17の回転が、従動ギヤ21に一体な円筒
カム48の外周に近接して出力軸23に沿つて2
段に重ねて設けられた図示されない二つのモメン
タリー型のマイクロスイッチによつて制御され
る。また、モータ17の回転中にステー41が障
害物に当つて停止すると、出力軸23の先端部の
端板35が、ステー下端部41aとの摩擦力に打
ち克つて回転し、モータ17の焼損を防止する。
逆にモータ17の停止中にステー41が何らかの
理由により回転すると、ステー下端部41aが、
端板35との摩擦力に打ち克つて回転し、その取
付部や駆動ユニツト11自体の破損を防止する。
上記実施例は、第4図に示すような両持ち式の
電動ステー格納式ミラーであるが、ステーの上端
部にミラーが取り付けられる片持ち式の電動ステ
ー格納式ミラーについても、上記した構成が適用
しうるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案による電動ステー格納
式ミラーは、ステー下端部の駆動ユニツトの出力
軸先端部への固定を、ステー下端部に設けられた
取付穴を出力軸先端部に上向きに突設されたボル
トに挿通し、これらをばね部材を介してナツトに
より締結したので、ステーからの回転入力に対す
る緩衝機構を駆動ユニツト内に設ける必要がなく
なり、駆動ユニツトを小型化できるとともに構造
が簡単になる。また、ステー下端部の形状を一般
的な形状とすることができるので、部品の汎用性
が高まる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例における駆動ユ
ニツトの断面図、第2図は、同駆動ユニツトの正
面図、第3図は、同駆動ユニツトの平面図、第4
図は電動ステー格納式ミラーを備えたトラツクの
前部斜視図である。 11……駆動ユニツト、17……モータ、18
……減速装置、20……駆動ギヤ、21……従動
ギヤ、23……出力軸、35……端板、36……
ボルト、41……ステー、41a……ステー先端
部、42……取付穴、43……スペーサ、44…
…平ワツシヤ、45……スプリングワツシヤ、
(ばね部材)、46……袋ナツト、47……キヤツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーを保持したステーの下端部を、車体に取
    り付けられた駆動ユニツトの出力軸の先端部に固
    定し、前記駆動ユニツト内のモータを回転させる
    ことにより、前記ステーを回動させて前記ミラー
    を使用位置または格納位置に持ち来たす電動ステ
    ー格納式ミラーであつて、前記ステー下端部の前
    記出力軸先端部への固定を、前記ステー下端部に
    設けられた取付穴を前記出力軸先端部に上向きに
    突設されたボルトに挿通し、これらをばね部材を
    介してナツトにより締結したことを特徴とする電
    動ステー格納式ミラー。
JP15278587U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH053408Y2 (ja)

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JP15278587U JPH053408Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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JP15278587U JPH053408Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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Publication Number Publication Date
JPH0157941U JPH0157941U (ja) 1989-04-11
JPH053408Y2 true JPH053408Y2 (ja) 1993-01-27

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ID=31428025

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