JPS6036267Y2 - 顎模型咬合器 - Google Patents

顎模型咬合器

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Publication number
JPS6036267Y2
JPS6036267Y2 JP6495981U JP6495981U JPS6036267Y2 JP S6036267 Y2 JPS6036267 Y2 JP S6036267Y2 JP 6495981 U JP6495981 U JP 6495981U JP 6495981 U JP6495981 U JP 6495981U JP S6036267 Y2 JPS6036267 Y2 JP S6036267Y2
Authority
JP
Japan
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frame
bolt
pair
attached
bearing
Prior art date
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Application number
JP6495981U
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English (en)
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JPS57176210U (ja
Inventor
一夫 林
ビ−チ・ダリル・レイモンド
Original Assignee
株式会社モリタ製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社モリタ製作所 filed Critical 株式会社モリタ製作所
Priority to JP6495981U priority Critical patent/JPS6036267Y2/ja
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Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は咬合調整の極めて容易な顎模型咬合器に関する
従来の顎模型咬合器は、その殆んどが咬合調整機構を備
えておらないため、上下の顎模型の取付位置が少しでも
ずれると、上下顎模型の咬合不良が生じる欠点があった
このため、最近では、咬合調整機構を採用した顎模型咬
合器が種々開発されるようになってきたが、これまでに
開発されたものは、いずれも複雑な調整機構を採用して
いるため、咬合調整作業が面倒であり、且っ咬合器自体
も構造が複雑で大型化する等の不都合があった。
本考案は、叙上の事情に鑑み、構造が簡単で極めて容易
に咬合調整が行なえる顎模型咬合器を提供せんとするも
のである。
以下、実施例を図に採り之を参照しながら本考案を詳述
するに、第1図は本考案−実施例の斜視図、第2図は同
実施例の分解斜視図、第3図は第1図のI−I線断面図
である。
即ち、本考案の顎模型咬合器は、第1〜3図に示すよう
に、上顎模型Aが取付けられるフレーム1及び下顎模型
Bが取付けられるフレーム2のいずれか一方のフレーム
の後部に、左右一対の軸受部3,3を形成すると共に、
他方のフレームの後部に左右一対の軸受具4,4を取付
位置調整自在に取付け、左側の軸受部3と軸受具4、及
び右側の軸受部3と軸受具4に夫々挿通した左右一対の
支軸5.5によって双方のフレーム1,2を互いに回動
自在に軸着して戊り、上記軸受具4が上記支軸5を挿通
する軸受孔41を同心的に貫通形成したボルトから戊り
、上記他方のフレームの後部に左右一対宛形成した、該
ボルトの軸径より大きい口径を有するボルト遊挿口6,
6に、上記ボルトを夫々遊挿し、該遊挿口6,6の口縁
部を挾んで反対側からナツト17.7で該ボルトを締着
するようにして、軸受具4,4としてのボルトを他のフ
レームの後部に取付位置調整自在に左右一対宛取付けた
ものである。
図に示す実施例は、上顎模型Aが取付けられるフレーム
1に軸受部3,3を形威し下顎模型Bが取付けられるフ
レーム2に軸受具4,4を取付けるようにしたものであ
って、フレーム1を牛肉のU字フレームに構成すると共
に、このフレーム1の左右の後部に夫々垂下部11.1
1を連或し、この垂下部11.11に軸受部3,3とし
ての孔を穿設しである。
一方、フレーム2は、フレーム1よす巾広のU字フレー
ムに構成すると共に、その左右の後部に起立部21,2
1を連戊腰この起立部21,21に、軸受具4,4であ
るボルトの軸径より大きい口径を備えたボルト遊挿口6
,6を夫々形威しである。
そしてこの起立部21.21の内側面には、ボルト回り
止め突起22,22を該遊挿口6.6の下方に位置させ
て夫々突設しである。
この考案に用いた軸受具4,4は、いずれも軸受孔41
を同心的に貫通形成したボルトであって、ボルト頭部4
2に一対の挟持片43.43を突設してあり、この挾持
片43,43の間に上記ボルト回り止め突起22が嵌り
込むようになっている。
斯る軸受具4,4としてのボルトは、いずれもボルト遊
挿口6,6に内側から遊挿し、ボルト回り止め突起22
,22を挾持片43,43の間に嵌め込んで回転しない
ようにし、ボルト遊挿口6,6の口縁部を挾んでナツト
7.7て締着することにより、フレーム2の後部の左右
の起立部21.21に取付けるが、この場合ボルト遊挿
口6.6の口径がボルトの軸径より大きいため、該ボル
トの取付位置をボルト遊挿口6,6の範囲内で自由に変
化させて取付位置調整を行なうことができるようになっ
ている。
尚、このボルトの軸長は、第3図に示すように、ナツト
7.7で締着した状態に於て、ボルトの軸先端がナト7
.7の厚みの約1n程度螺入されるような長さとなしで
ある。
亦、この実施例に用いた支軸5,5は、いずれも軸本体
51の一端に、上記ナツト7に螺入し得る径大ネジ軸部
52と、之より大径のツマミ部53とを一体形成したも
のであって、軸本体51を外側からボルトの軸受孔41
及びその内側のフレーム1の軸受部3に挿通ずると共に
、ツマミ部53を指でつまんで回しながら径大ネジ軸部
52をナツト7に螺入することにより、抜出不能に取付
けである。
上記構成によってナツト7を緩めた時、軸受具4とナツ
ト7によりフレーム2の起立部21を挾み、支軸5は遊
挿口6の中で位置決めされ、フレーム1は支軸5を中心
に軸受具4と回転自在に接触保持され、他方ナツト7を
緩めた時、軸受具4とナツト7との距離が大となり支軸
5は遊挿口6の内で移動自在とされる。
叙述の如く、フレーム1及び2を互いに回動自在に軸着
せしめた本考案咬合器にあっては、軸受具4,4として
のボルトをフレーム2後部の左右のボルト遊挿口6,6
の範囲内で取付位置調整自在に取付けであるから、これ
らフレーム1,2に取付けた上下の顎模型A、 Bが咬
合不良の場合には、ナツト7.7を緩め、上下の顎模型
A、 Bを適正に咬合させて支軸5,5を軸受具4,4
と共に適正な回転中心位置に移動させ、そのままの状態
でナツト7.7を締めて軸受具4,4を固定するだけで
、極く簡単に咬合調整を行なえる利点がある。
しかも、本考案咬合器は、咬合調整のための部品数が少
なく構造も簡単なものであるから、咬合器が大型化する
こともなく、すこぶる実用的である。
以上、本考案咬合器を図示の一実施例に従って詳細に説
明したが、本考案はこの実施例にのみ限定されるもので
はなく、例えば軸受具4,4を上側のフレーム1に、軸
受部3,3を下側のフレーム2に設けるようにしたもの
、或はフレーム1゜2として実施例以外の従来公知の種
々の構造を有するフレームを使用したもの等も、当然本
考案に含まれることは云うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同実施例
の分解斜視図、第3図は第3図のI−X線断面図である
。 図面の主要符号の説明、1,2・・・・・・フレーム、
3・・・・・・軸受部、 4・・・・・・軸受具、 41・・・・・・軸受孔、 5・・・・・・支軸、 51・・・・・・軸本体、 52・・・・・・径大ネジ 軸部、 53・・・・・・ツマミ部、 6・・・・・・ボルト遊挿口、 7・・・・・・ナツト、 A・・・・・・上顎模型、 B・・・・・・下顎模 型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 上顎模型が取付けられるフレーム1及び下顎模型が
    取付けられるフレーム2のいずれか一方のフレームの後
    部に左右一対の軸受部3,3を形成すると共に、他方の
    フレームの後部に左右一対の軸受具4,4を取付位置調
    整自在に取付け、一方の軸受部3と軸受具4及び他方の
    軸受部3と軸受具4にそれぞれ挿通した左右一対の支軸
    5.5によって双方のフレーム1,2を互いに回動自在
    に軸着して戊り、上記軸受具4が上記支軸5を挿通する
    軸受孔41を同心的に貫通形成したボルトから戊り、上
    記他方のフレームの後部に左右一対宛形成した、該ボル
    トの軸径より大きい口径を有するボルト遊挿口6,6に
    、上記ボルトを夫々遊挿し、該遊挿口6,6の口縁部を
    挾んで反対側からナツト7.7で該ボルトを締着するよ
    うにして、軸受具4,4としてのボルトを他方のフレー
    ムの後部に取付位置調整自在に左右一対宛取付けた顎模
    型咬合器。 2 上記支軸5が、上記ボルトの軸受孔41に挿通され
    る軸本体5の一端に、上記ナツト7に螺入し得る径大ネ
    ジ軸部52と之より大径のツマミ部53とを一体形成し
    たものである実用新案登録請求の範囲第1項記載の咬合
    器。
JP6495981U 1981-05-01 1981-05-01 顎模型咬合器 Expired JPS6036267Y2 (ja)

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JP6495981U JPS6036267Y2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01 顎模型咬合器

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JPS57176210U JPS57176210U (ja) 1982-11-08
JPS6036267Y2 true JPS6036267Y2 (ja) 1985-10-28

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