JPH0796100B2 - 籾摺機の摺米分散制御装置 - Google Patents

籾摺機の摺米分散制御装置

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JPH0796100B2
JPH0796100B2 JP8352987A JP8352987A JPH0796100B2 JP H0796100 B2 JPH0796100 B2 JP H0796100B2 JP 8352987 A JP8352987 A JP 8352987A JP 8352987 A JP8352987 A JP 8352987A JP H0796100 B2 JPH0796100 B2 JP H0796100B2
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dispersion
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grain
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Inventor
博文 山本
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セイレイ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は脱ロールの下方に設けた分散板でもって脱
された穀粒つまり摺米を均一に分散させるようにした籾
摺機の摺米分散制御装置に関する。
「従来の技術」 例えば実公昭61−29475号公報記載のものに、軸の回動
方向に高さが変る山形突部を備えた分散装置があり、分
散状態を目視することにより山形突部の高さを適宜可変
調節して下方の選別幅全体に均等にその摺米を分散させ
るようにした手段がある。
「発明が解決しょうとする問題点」 しかし乍らこのような手動による調節の場合手間が煩わ
しいばかりでなく、籾の条件或いはロール圧力或いはロ
ール摩耗などに変動が生じた場合これに正確には対応し
難いという欠点がある。
「問題点を解決するための手段」 したがって本発明は、脱された穀粒を均一分散させる
山形状の分散板を脱ロールの下方に配設位置及び山形
状の傾斜高さ調節自在に備えると共に、この分散後の穀
粒の分散分布状態を検知する穀粒分布センサを備え、該
分布センサの検出に基づいて前記分散板の配設位置と山
形状の傾斜高さを適宜制御するように構成したものであ
る。
「作用」 而して本発明によれば、籾の条件或いはロール圧或いは
ロール摩耗などの変動で前記分散板による穀粒の分散分
布状態に変化が生じたとき、前記分布センサが即正確に
これを検知して分散板の配設位置および山形状の傾斜高
さを可変調節し常に均一分散状態を自動的に維持させて
この下方での風選などを良好に行わしめるようにしたも
のである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。第1
図は分散板部の側面説明図、第2図は籾摺機の全体断面
図であり、図中(1)は機体最上部に設けて乾燥済み籾
を投入させる供給ホッパー、(2)は前記ホッパー
(1)出口に設けて籾を定量流下させる繰出しロール、
(3)は前記ロール(2)による籾の繰出し量を可変す
る供給弁、(4)は前記供給弁(3)を開閉調節するネ
ジ、(5)(6)は前記繰出しロール(2)下方に配設
して籾を玄米と籾殻に分離する一対の脱ロール、
(7)はリンク(8)を介して支持する可変側の脱ロ
ール(5)を固定側の脱ロール(6)に接離させて各
ロール(5)(6)の脱圧(負荷)を可変するエアシ
リンダ、(9)(10)は前記各ロール(5)(6)下方
に設けて混合米流下口(11)を形成する落下シュート、
(12)は前記流下口(11)の上方域に配設して各ロール
(5)(6)から落下する玄米及び籾の混合米を分散さ
せる穀粒分散板、(13)(14)は前記流下口(11)から
の混合米を流下案内する第1及び第2流穀板、(15)は
前記第1流穀板(13)から第2流穀板(14)に落下する
籾殻などの藁屑を選別風路(16)を介して機外に吸排出
させる吸排塵ファン、(17)は前記第2流穀板(14)の
流下終端に連設して揚穀筒(18)に混合米を送給する混
合米取出樋であり、脱後風選された混合米を揚穀筒
(18)の受入ホッパー(19)に連続的に取出すように構
成している。
ところで前記第1流穀板(13)には、前記流下口(11)
から落下する混合米の分散分布状態を検知する穀粒分布
センサである圧電センサ(20)…を、選別風路(16)の
全幅(W)に亘って等間隔に複数一列状に設けている。
また前記分散板(12)は一対の反射板(12a)(12b)の
対向する一端側を軸(21)を介して折曲自在に連結さ
せ、これら反射板(12a)(12b)の他端側を前後の幅
(W)方向に移動自在な摺動体(22)(23)にそれぞれ
軸(24)(24)を介して折曲自在に連結させ、前記軸
(21)の支持高さ位置を軸(24)(24)より高位置とさ
せることによりこれら反射板(12a)(12b)を山形状に
形成保持して分散板(12)を構成する。
前記摺動体(22)(23)は機筐(25)に固設するガイド
ロッド(26)に摺動自在に支持すると共に、機筐(25)
外側に固設する正逆駆動モータ(27)(28)に回転ネジ
軸(29)(30)を介して前記摺動体(22)(23)を連動
連結させ、前記モータ(27)(28)の正逆駆動でもって
分散板(12)全体の配設位置の調節と、反射板(12a)
(12b)間の山形状中央の傾斜高さを調節するように構
成している。つまり前記モータ(27)(28)の駆動操作
でもって摺動体(22)(23)を同方向に移動させるとき
分散板(12)全体を前後方向に移動させてその位置調節
を行うとともに、摺動体(22)(23)を反対方向に移動
させるとき位置は定保持させた状態で分散板(12)の中
央山形の傾斜高さのみを高低に調節するように構成した
ものである。
第3図は前記モータ(27)(28)の制御回路を示すもの
で、小型マイクロコンピュータより形成する制御回路
(31)に前記各圧電センサ(20)…を入力接続させると
共に、前記モータ(27)(28)にそれぞれ正逆転回路
(32)(33).(34)(35)を介して前記制御回路(3
1)を出力接続させて、前記各センサ(20)の検出に基
づく電圧の分布状態(混合米の落下分布状態)に変化が
生じたとき前記モータ(27)(28)を駆動制御して、前
記分散板(12)の配設位置と中央山形の傾斜高さの調節
を適宜行うように構成している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、脱作業中
前記分散板(12)における混合米の分散が均一に行われ
なくなって前記圧電センサ(20)…での各検出電圧値に
差が生じるような電圧分布状態が一定でないとき前記モ
ータ(27)(28)の駆動制御が行われるもので、今第5
図に示す如く中央のセンサ(20)の電圧値が最大或いは
最小で分布が左右対称のバランス状態のとき前記分散板
(12)の中央山形の傾斜高さの調節のみを行うものであ
り、同図実線状態に表わされる分布状態のとき前記摺動
体(22)(23)を互に近接する方向に移動させて傾斜高
さを高く制御し混合米の遠方への分散割合を大とさせ
る。またこれとは逆に同図破線状態に表わされる分布状
態のとき前記摺動体(22)(23)を互に離反する方向に
移動させて傾斜高さを低く制御し混合米の遠方への分散
割合を小とさせ中央部への分散割合を大とさせる。
一方、第6図に示す如く前記各センサ(20)による電圧
分布状態が一定でなく、しかも分布が中央より右寄りに
片寄る状態の中央部での電圧値の最大ライン(1)が
中央より右寄りにズレるとき、第1図において摺動体
(22)(23)を同距離右方向側に移動させて分散板(1
2)をその分右位置に調節して最大ライン(1)が中
央に位置するバランス状態に修正した後前述同様分散板
(12)の傾斜高さを調節しその分布状態が一定維持され
るように制御が行われる。
さらに第7図に示す如く、前記各センサ(20)による電
圧分布状態が一定でなく、しかも分布が中央より左寄り
に片寄る状態の中央部での電圧値の最小ライン(l2)が
中央より左寄りにズレるとき、第1図において摺動体
(22)(23)を同距離左方向側に移動させて分散板(1
2)をその分左位置に調節して最小ライン(l2)が中央
に位置するバランス状態に修正した後前述同様分散板
(12)の傾斜高さを調節しその分布状態が一定維持され
るように制御が行われる。
「発明の効果」 以上実施例からも明らかなように本発明は、脱された
穀粒を均一分散させる山形状の分散板(12)を脱ロー
ル(5)(6)の下方に配設位置及び山形状の傾斜高さ
調節自在に備えると共に、この分散後の穀粒の分散分布
状態を検知する穀粒分布センサ(20)…を備え、該分布
センサ(20)…の検出に基づいて前記分散板(12)の配
設位置と山形状の傾斜高さを適宜制御するものであるか
ら、籾の条件或いはロール圧或いはロール摩耗などの変
動で前記分散板(12)による穀粒の分散分布状態に変化
が生じたとき、前記分布センサ(20)が即正確にこれを
検知して分散板(12)の配設位置及び山形状の傾斜高さ
を可変調節し、もって常に均一分散状態を自動的に維持
させて後処理のこの下方での風選などを良好に行わしめ
ることができて作業能率の向上化が図れるなど顕著な効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は分散板部の側面説明図、第2図は籾摺機の全体
断面図、第3図は制御回路図、第4図は同フローチャー
ト、第5図乃至第7図は圧電センサの出力線図である。 (5)(6)…脱ロール (12)…分散板 (20)…分布センサ(圧電センサ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱された穀粒を均一分散させる山形状の
    分散板を脱ロールの下方に配設位置及び山形状の傾斜
    高さ調節自在に備えると共に、この分散後の穀粒の分散
    分布状態を検知する穀粒分布センサを備え、該分布セン
    サの検出に基づいて前記分散板の配設位置と山形状の傾
    斜高さを適宜制御するように構成したことを特徴とする
    籾摺機の摺米分散制御装置。
JP8352987A 1987-04-03 1987-04-03 籾摺機の摺米分散制御装置 Expired - Lifetime JPH0796100B2 (ja)

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JPS63248454A JPS63248454A (ja) 1988-10-14
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