JPH0326913Y2 - - Google Patents

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JPH0326913Y2
JPH0326913Y2 JP13555684U JP13555684U JPH0326913Y2 JP H0326913 Y2 JPH0326913 Y2 JP H0326913Y2 JP 13555684 U JP13555684 U JP 13555684U JP 13555684 U JP13555684 U JP 13555684U JP H0326913 Y2 JPH0326913 Y2 JP H0326913Y2
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rice
paddy
glutinous
grain
glutinous rice
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は一対の脱ロールを備えた籾摺機にお
いて、前記脱ロールからの摺落し米の脱率を
略一定に保つ脱率制御装置に関する。
「従来の技術」 従来、例えば実開昭57−12232号公報に示す如
く、籾摺風選後の摺落し米の脱率をこの光反射
レベルにより検出する光導電型穀粒センサと、一
対の脱ロールの脱率を前記センサ出力に基づ
いて変更する脱率調節部材とを備え、前記脱
ロールの脱率を略一定に保つ技術があつた。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、うるち米の籾摺作業において
玄米と籾の判別を容易に行えたが、うるち米とも
ち米を同一の穀粒センサにより択一的に検出する
場合、もち玄米の光反射レベルがうるち玄米に比
べて高くなり、もち米の玄米と籾をうるち米と同
様に判別することが難しいものであつた。そこで
前記センサの感度をうるち米ともち米とで異なら
せていたが、前記センサの感度調節は極めて微妙
な操作を必要とし、その調節作業を行うには熟練
した技術を要するもので、うるち米ともち米の切
換に際して前記センサの感度の変更を容易に行う
ことができない問題があつた。
「問題を解決するための手段」 然るに、本考案は、前記穀粒センサ出力に基づ
いて籾または玄米を判別する籾及び玄米コンパレ
ータにうるち米及びもち米選択用の基準値切換ス
イツチを設けたものである。
「作用」 従つて、前記基準切換スイツチ操作だけでうる
ち米ともち米の切換を行えて玄米と籾を正確に判
別し得、従来に比べてうるち米ともち米の切換に
際して穀粒センサの感度調節など熟練を要する複
雑な操作を省き得、うるち米ともち米の切換を容
易に行えて従来よりも簡便に取扱い得、うるち米
と同様にもち米の籾摺作業を簡単に行えるもので
ある。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図は脱率制御回路図、第2図は籾摺機
の全体断面図、第3図は同部分断面平面図であ
り、図中1は機体最上部に設けて乾燥済み籾を投
入される供給ホツパー、2は前記ホツパー1出口
に設けて籾を定量流下させる繰出しロール、3は
前記ロール2による籾の繰出し量を可変するシヤ
ツタ、4は前記シヤツタ3を開閉調節するネジ、
5,6は前記繰出しロール2下方に配設して籾を
玄米と籾殻に分離する一対の脱ロール、7はリ
ンク8を介して支持する可変側の脱ロール5を
固定側の脱ロール6に接離させて各ロール5,
6の脱圧(負荷)を可変する脱率調節部材で
あるエアシリンダ、9,10は前記各ロール5,
6下方に設けて混合米流下口11を形成する落下
シユート、12は傾斜上端側の支軸13を中心に
穀粒流下角度を変更自在に取付ける流穀板、14
は前記流下口11から流穀板12に落下する籾穀
等の藁屑を選別風路15を介して機外に吸排出さ
せる唐箕フアン、16は前記流穀板12から落下
する玄米と籾の混合米を揚穀筒17に送給する混
合米取出樋であり、前記流穀板12を介して混合
米を連続して取出すように構成している。
また図中18は前記流穀板12の傾斜下端に対
設させて流下する混合米を当接させる抽出減速部
である反射板、19は前記流穀板12の傾斜下端
中央に連設するサンプル取出シユート、20は前
記流穀板12及びシユート19上面を流下する混
合米を反射板18に当接後に受取るサンプル樋、
21は前記サンプル樋20から落下する混合米に
検出光を照射してこの反射光を受光して混合米の
反射光量を検出する光導電型穀粒センサ、22は
前記センサ21によつて検出後の混合米を揚穀筒
17に送給するサンプル取出樋であり、第3図に
示す如く前記取出樋22上部にブラケツト23を
介してサンプル樋20を固定支持させると共に、
前記ブラケツト23に高さ調節自在に前記センサ
21を取付ける。
さらに第1図に示す如く、籾摺風選後の玄米と
籾をこの光反射レベルにより検出する前記穀粒セ
ンサ21にアンプ24を介して籾コンパレータ2
5及び玄米コンパレータ26を接続すると共に、
正常一粒のうるち米の籾及び玄米の基準反射光レ
ベルを初期設定するうるち米設定器27,28
と、正常一粒のもち米の籾及び玄米の期準反射光
レベルを初期設定するもち米設定器29,30と
を備え、うるち米及びもち米選択用の期準値切換
スイツチ31を介して前記各設定器27,28ま
たは29,30を前記各コンパレータ25,26
に択一的に接続させ、うるち米の籾と玄米または
もち米の籾と玄米を前記スイツチ31の切換によ
り各コンパレータ25,26で判別するように構
成している。
また脱ロール5,6からの摺落し米の脱率
を前記各コンパレータ25,26出力に基づいて
脱率演算回路32により算出し、脱率設定器
33の摺落し米基準脱率出力と前記演算回路3
2の実脱率出力とを脱率比較回路34により
比較すると共に、前記エアシリンダ7にエアコン
プレツサ35を連通させるエアバルブ36を備
え、前記比較回路34にドライブ回路37を介し
て前記エアバルブ36の電磁ソレノイド38を接
続し、前記比較回路34の出力に基づいて前記エ
アシリンダ7を作動制御し、脱ロール5,6の
摺落し米の脱率を脱率設定器33の基準値と
一致させるように構成している。
本考案は上記の如く構成しており、前記供給ホ
ツパー1から流下する乾燥後の籾を脱ロール
5,6によつて脱処理すると共に、流下口11
から流穀板12に落下する籾穀等の藁屑を唐箕フ
アン14によつて機外に吸排出させ、また流下口
11から流穀板12に落下する玄米及び籾の混合
米を取出ホツパー16及び揚穀筒17を介して機
外に搬出するもので、サンプル取出シユート19
から反射板18に当接する脱風選後の摺落し混
合米をサンプル樋20上端に受取り、その樋20
下端から流下する混合米を穀粒センサ21出力に
基づいて各コンパレータ25,26により籾と玄
米に判別し、前記演算回路32並びに比較回路3
4などを介してソレノイド38を励磁させ、エア
シリンダ7を駆動制御して脱ロール5,6の脱
圧を調節し脱率を略一定に維持させるもので
ある。
さらに前記籾摺作業において、うるち米からも
ち米に、またその逆に切換えるとき、前記基準値
切換スイツチ31を操作し、うるち米設定器2
7,28の基準値(うるち籾基準レベル及びうる
ち玄米基準レベル)を籾及び玄米コンパレータ2
5,26に入力させ、各コンパレータ25,26
によりうるち米の籾と玄米を判別させる一方、も
ち米設定器29,30の基準値(もち籾基準レベ
ル及びもち玄米基準レベル)を籾及び玄米コンパ
レータ25,26に入力させ、各コンパレータ2
5,26によりもち米の籾と玄米を判別させるも
ので、第4図に示す如く、穀粒センサ21の光反
射検出レベルがうるち米に比べてもち米が高くな
り、特にうるち籾ともち玄米のときに検出レベル
が近似するから、うるち玄米基準レベルに近い位
置でこれよりももち米基準レベルを大きく、また
うるち籾基準レベルに近い位置でこれよりももち
籾基準レベルを大きく、うるち米及びもち米設定
器27,28及び29,30により各基準レベル
を初期設定し、前記スイツチ31の切換だけで前
記穀粒センサ21及びコンパレータ25,26を
用いてうるち米及びもち米の籾と玄米を判別する
ものである。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、籾摺
風選後の摺落し米の脱率をこの光反射レベルに
より検出する光導電型穀粒センサ21と、一対の
脱ロール5,6の脱率を前記センサ21出力
に基づいて変更するエアシリンダ7などの脱率
調節部材とを備えた籾摺機において、前記穀粒セ
ンサ21出力に基づいて籾または玄米を判別する
籾及び玄米コンパレータ25,26にうるち米及
びもち米選択用の基準値切換スイツチ31を設け
たもので、前記基準値切換スイツチ31操作だけ
でうるち米ともち米の切換を行えて玄米と籾を正
確に判別でき、従来に比べてうるち米ともち米の
切換に際して穀粒センサ21の感度調節などの熟
練を要する複雑な操作を省くことができ、うるち
米ともち米の切換を容易に行えて従来よりも簡便
に取扱うことができ、うるち米と同様にもち米の
籾摺作業を簡単に行うことができる等の実用的な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す脱率制御回
路図、第2図は全体の断面図、第3図は同部分断
面図、第4図は穀粒センサの出力説明図である。 5,6…脱ロール、7…エアシリンダ(脱
率調節部材)、21…穀粒センサ、25…籾コン
パレータ、26…玄米コンパレータ、31…基準
値切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 籾摺風選後の摺落し米の脱率をこの光反射レ
    ベルにより検出する光導電型穀粒センサと、一対
    の脱ロールの脱率を前記センサ出力に基づい
    て変更する脱率調節部材とを備えた籾摺機にお
    いて、前記穀粒センサ出力に基づいて籾または玄
    米を半別する籾及び玄米コンパレータにうるち米
    及びもち米選択用の基準値切換スイツチを設けた
    ことを特徴とする籾摺機の脱率制御装置。
JP13555684U 1984-09-05 1984-09-05 Expired JPH0326913Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13555684U JPH0326913Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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JP13555684U JPH0326913Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6150256U JPS6150256U (ja) 1986-04-04
JPH0326913Y2 true JPH0326913Y2 (ja) 1991-06-11

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JP13555684U Expired JPH0326913Y2 (ja) 1984-09-05 1984-09-05

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