JPH04349942A - 籾摺機 - Google Patents

籾摺機

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Publication number
JPH04349942A
JPH04349942A JP12419091A JP12419091A JPH04349942A JP H04349942 A JPH04349942 A JP H04349942A JP 12419091 A JP12419091 A JP 12419091A JP 12419091 A JP12419091 A JP 12419091A JP H04349942 A JPH04349942 A JP H04349942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boundary
hulling
sorting
grains
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP12419091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Chiba
千葉 雅朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は籾摺機に関し、更に詳し
くは、一対の脱ぷロールと、それらの相互間隙を脱ぷ率
の適正化のために変更するロール間隙変更手段と、前記
相互間隙を通過することによって脱ぷされる穀粒を受け
、その穀粒を、所定の送り方向へ移送するに伴ってその
送り方向と直交する選別方向に分離選別する揺動選別板
とを備えた籾摺機に関する。
【0002】
【従来の技術】脱ぷ率が適正値(例えば、90%)を越
えると脱ぷ穀粒に不良が生じ、且つ、脱ぷ率が適正値に
至らないと脱ぷ効率の低下を招来するので、脱ぷ率を適
正値に設定すべく、前記ロール間隙変更手段によって脱
ぷロールの相互間隙の変更が行われる。その変更は、従
来、例えば脱ぷロールの駆動源の負荷(例えば、前記脱
ぷロールを駆動するモータの負荷電流)を検出し、その
負荷を、脱ぷ率が適正値となった状態に対応する基準負
荷(その基準負荷は経験的に求めておく)に一致させる
ように前記ロール間隙変更手段を制御することによって
行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かくして、前記ロール
間隙変更手段の制御を行う場合、脱ぷ率が適正値に設定
されているか否かを、脱ぷロールの駆動源の負荷等を用
いて間接的に判定しているので、前記制御が行われたと
しても脱ぷ率が真の適正値に維持されるとは限らないと
いう問題があった。本発明は、かかる事情に鑑みてなさ
れたものであり、上述の問題を解消することによって、
従来よりも脱ぷ穀粒の不良発生を低く抑えつつ高い脱ぷ
効率にて脱ぷが行える籾摺機を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る籾摺機の特
徴構成は、前記揺動選別板上にて分離選別された被選別
穀粒の境界を検出する境界検出手段を設けると共に、そ
の境界検出手段の検出結果に基づいて前記一対の脱ぷロ
ールの相互間隙を変更するように前記ロール間隙変更手
段を制御する制御手段を設けてある点にある。
【0005】
【作用】かかる特徴構成によれば、前記境界検出手段に
よって実際に分離選別された穀粒の境界が検出され、そ
の検出結果に基づいて、前記制御手段による前記ロール
間隙変更手段の制御を行って前記脱ぷロールの相互間隙
が変更されるので、脱ぷ率が適正値に設定されているか
否かが、実績(実際に分離選別された穀粒の境界の検出
結果)に基づいて直接的に判断される。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、脱ぷ率が適正値に設定
されているか否かの判断が直接的に行われた上で、前記
制御手段による制御が行われるので、脱ぷ率が適正値に
設定された状態に前記脱ぷロールの相互間隔を設定する
ことができる。従って、従来よりも脱ぷ穀粒の不良発生
を低く抑えつつ高い脱ぷ効率にて脱ぷが行えるようにな
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示す如く、籾摺部2にて脱ぷされるべき籾
を貯留する籾タンク1の下部に、開閉自在な籾シャッタ
3が付設されている。その籾シャッタ3を開くことによ
り、前記籾タンク1内の籾は、前記籾摺部2へ落下供給
され、その籾摺部2にて脱ぷされる。前記籾摺部2は、
その内部に、互いに周速度が異なり且つ逆方向へ回転駆
動される一対の脱ぷロール4,5が、互いの回転軸芯が
平行となる状態に設けられてなり、前記籾タンク1から
落下供給される籾は、前記一対の脱ぷロール4,5の相
互間隙を通過する過程で脱ぷされる。
【0008】前記一対の脱ぷロール4,5の相互間隙は
、脱ぷ率の変更のために調節されるが、その調節はロー
ル間隙変更手段Aによって行われる。そのロール間隙変
更手段Aは次に述べるように構成されている。即ち、前
記一対の脱ぷロール4,5のうちの一方の脱ぷロール5
の回転軸は、軸芯P周りに揺動自在な揺動部材6の中間
部にて支持され位置決めされるようになっている。一方
、他方の脱ぷロール4の回転軸の支持位置は固定されて
いる。そして、前記揺動部材6の先端部6aには、モー
タ7によって回動されるネジ軸8の先端部が螺合されて
いる。かかる構成において、前記モータ7によって前記
ネジ軸8を適宜回動させると、前記揺動部材6の先端部
6aの位置が変更され、その位置変更によって、前記一
方の脱ぷロール5の回転軸の支持位置が変更され、その
変更によって、前記相互間隙の調整が行われる。
【0009】前記籾摺部2の下部には、その籾摺部2と
一体的に風選別部9が設けられており、その風選別部9
へは、前記籾摺部2にて籾が脱ぷされてなる被風選別物
が供給される。その風選別部9においては、前記被風選
別物から籾殻や粃が風選別されて除去され、その除去さ
れた籾殻や粃は機外へ排出される一方、前記被風選別物
から籾殻や粃が除去されてなる穀粒(混米)は揺動選別
部10へ搬送供給される。そして、その揺動選別部10
へ供給される前記穀粒は、その揺動選別部10にて玄米
・混米・籾に選別され、それらのうちの玄米は回収され
、混米は前記揺動選別部10へ戻されて再び選別にかけ
られ、籾は前記籾タンク1へ戻されて再び脱ぷされるよ
うになっている。
【0010】前記揺動選別部10は、図2及び図3に示
す如く、一体連結された上下複数段の揺動選別板11(
穀粒を所定の送り方向Xへ移送するに伴ってその送り方
向Xと直交する選別方向Yに分離選別する揺動選別板1
1)、前記風選別部9からの穀粒を受けてそれを前記揺
動選別板11へ供給する供給部12、前記揺動選別板1
1の終端部から選別後の穀粒を分離回収する回収部13
、これらを支える基枠14、前記揺動選別板11の往復
移動範囲を規制する移動規定機構15等を備えてなる。
【0011】前記揺動選別板11の上面(選別面)には
混米を分離選別するために玄米を係止して移動させる複
数の突起11aが分散形成されている。その揺動選別板
11は、前記基枠13に対して相対移動自在に吊支され
た可動枠11bにて支持(前記送り方向Xに流し角を持
たせ且つ前記選別方向Yに選別角を持たせた状態に支持
)され、その支持によって、前記基枠13に対する相対
移動(揺動)が一体的に行えるようになっている。 尚、前記流し角及び選別角は変更できる。そして、前記
選別面上の穀粒は、前記揺動選別板11の揺動に基づい
て前記混米の分離選別が行われるようになっている。即
ち、前記揺動選別板11が揺動されると、前記混米のう
ちの玄米が比重差で下方に沈み、その玄米が前記送り方
向Xへ移送されるに伴って前記突起11aにて係止され
つつ前記選別方向Yへ移動させられ、その移動によって
、前記混米が玄米の領域Gと混米の領域Kと籾の領域M
との三つの領域に選別される。
【0012】前記回収部13には、揺動選別板11の終
端部に接続した回収用ホッパ16が設けられており、そ
の回収用ホッパ16の内部には、前記揺動選別板11の
終端部において玄米の領域Gと混米の領域Kとを分離す
る第一仕切板17、及び、混米の領域Kと籾の領域Mと
を分離する第二仕切板18が設けられている。
【0013】前記第一仕切板17は具体的には次に述べ
るように設けられている。即ち、前記回収用ホッパ16
内には、長手方向の一部にネジが形成されモータ19に
よって回動される両端枢支の回動軸20と、それと平行
に配置される両端固定のガイド軸21とが前記選別方向
Yに沿って架設されている。そのガイド軸21には、前
記第一仕切板17に付設された連係部材17aが摺動自
在に外嵌され、その連係部材17aは前記回動軸20の
ネジ部に螺合されている。そして、前記モータ19を駆
動して前記回動軸20を適宜回動させると、前記第一仕
切板17は前記連係部材17aを介して前記選別方向Y
に沿って移動操作される。前記モータ22には、その出
力軸の回転数に応じた信号を発するロータリエンコーダ
22が付設されており、そのロータリエンコーダ22の
出力情報は制御装置24(マイクロコンピュータを利用
して構成される制御装置24)へ入力される。
【0014】前記第二仕切板18には前記連係部材18
aが付設され、その連係部材18aは、前記回動軸20
の非ネジ部及び前記ガイド軸21に摺動自在に外嵌され
ている。そして、前記第二仕切板18は前記連係部材1
8aを介して前記選別方向Yにおける位置決めがなされ
た上で固定されている。
【0015】前記第一仕切板17には、前記送り方向X
の上流側にブラケット17bが延設され、そのブラケッ
ト17bには、前記揺動選別板11上にて分離選別され
る穀粒の境界を検出する境界検出手段B(前記揺動選別
板11上の穀粒を光学的に撮像するカメラ23)が取り
付けられている。その境界検出手段Bは、前記第一仕切
板17に付設のブラケット17bに取り付けられること
によって前記選別方向Yにおける位置が前記第一仕切板
17の位置と一致するように配置される。その撮像部2
3による撮像情報は、画像処理部(図示せず)に入力さ
れて前記穀粒の分布状態が解析され、前記選別穀粒の境
界(本実施例においては玄米の領域Gと混米の領域Kと
の境界)が求められる。かくして得られた前記選別穀粒
の境界に関する情報は前記制御装置24へ入力される。
【0016】前記制御装置24は、前記境界検出手段B
からの情報に基づいて前記第一仕切板17移動用のモー
タ19の駆動制御を行い、その第一仕切板17を常に玄
米の領域Gと混米の領域Kとの境界に位置させるべく移
動操作する。更に、前記制御装置24は、前記ロータリ
エンコーダ22からの情報に基づいて前記第一仕切板1
7の移動状況を捉え、その移動が脱ぷ率の変化に基づい
ているとの判断に基づいて前記ロール間隙変更手段A(
即ち、前記脱ぷロール5の位置変更用のモータ7)の駆
動制御を行い、その駆動によって前記脱ぷロール4,5
の相互間隙を適正に変更する。即ち、前記制御装置24
が前記境界検出手段Bの検出結果に基づいて前記脱ぷロ
ール4,5の相互間隙を変更するように前記ロール間隙
変更手段Aを制御する制御手段Cとして機能するように
なっている。
【0017】尚、前記第二仕切板18の位置は、前記混
米の領域Kと籾の領域Mとの境界が変化しない限り、初
期設定位置のままとする。また、図1中の25は手動設
定器であり、その手動設定器25によって、脱ぷ率の適
正値の変更(換言すれば、前記脱ぷロール4,5の相互
間隙の設定変更)が行われ、その設定変更に関する情報
は前記制御装置24に入力される。そして、その情報が
入力された制御装置24はその設定変更に応じて上述し
た制御と同様の制御を行う。
【0018】次に、本発明の別実施例について説明する
。混米の領域Kと籾の領域Mとの境界が変動する場合は
、前記境界検出手段Bを前記混米の領域Kと籾の領域M
との境界を検出するものにて構成してもよい。その境界
の変動も脱ぷ率の変化に起因したものと考えられるから
である。前記境界検出手段Bは上述の実施例のものに限
定されないのはいうまでもない。その境界検出手段Bの
種類によっては、混米の領域Kと籾の領域Mとの境界を
検出するものが玄米の領域Gと混米の領域Kとの境界を
検出するものよりも容易なことがある。そのような場合
は、前記境界検出手段Bを前記混米の領域Kと籾の領域
Mとの境界を検出するものにて構成する方が好ましいこ
とがある。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る籾摺機の全体構成図
【図2】揺動
選別部の平面図
【図3】揺動選別部の側面図
【符号の説明】
4,5  脱ぷロール 11    揺動選別板 A      ロール間隔変更手段 B      境界検出手段 C      制御手段 X      送り方向 Y      選別方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一対の脱ぷロール(4),(5)と、
    それらの相互間隙を脱ぷ率の適正化のために変更するロ
    ール間隙変更手段(A)と、前記相互間隙を通過するこ
    とによって脱ぷされる穀粒を受け、その穀粒を、所定の
    送り方向(X)へ移送するに伴ってその送り方向(X)
    と直交する選別方向(Y)に分離選別する揺動選別板(
    11)とを備えた籾摺機であって、前記揺動選別板(1
    1)上にて分離選別された被選別穀粒の境界を検出する
    境界検出手段(B)を設けると共に、その境界検出手段
    (B)の検出結果に基づいて前記相互間隙を変更するよ
    うに前記ロール間隙変更手段(A)を制御する制御手段
    (C)を設けてある籾摺機。
JP12419091A 1991-05-29 1991-05-29 籾摺機 Pending JPH04349942A (ja)

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JP12419091A JPH04349942A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 籾摺機

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JP12419091A JPH04349942A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 籾摺機

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ID=14879217

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JP12419091A Pending JPH04349942A (ja) 1991-05-29 1991-05-29 籾摺機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381207C (zh) * 2002-10-17 2008-04-16 布勒公司 带有至少两个平行上下布置的分选区的皮分离器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381207C (zh) * 2002-10-17 2008-04-16 布勒公司 带有至少两个平行上下布置的分选区的皮分离器

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