JPH0795925A - 全自動コーヒーメーカ - Google Patents

全自動コーヒーメーカ

Info

Publication number
JPH0795925A
JPH0795925A JP5265919A JP26591993A JPH0795925A JP H0795925 A JPH0795925 A JP H0795925A JP 5265919 A JP5265919 A JP 5265919A JP 26591993 A JP26591993 A JP 26591993A JP H0795925 A JPH0795925 A JP H0795925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee
beans
roasting
extractor
roaster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5265919A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Enomoto
一男 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5265919A priority Critical patent/JPH0795925A/ja
Publication of JPH0795925A publication Critical patent/JPH0795925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーヒー生豆から味と香りの損失を少なく
し、全自動で短時間でコーヒーを得ることができる全自
動コーヒーメーカの提供を目的とする。 【構成】 焙煎器20と、送風器と、粉砕器と、抽出器40
と、注湯器と、コーヒーサーバ70とを有し、予め定めら
れた順序にしたがって、前記焙煎器20で生豆を焙煎し、
前記焙煎器20に前記送風器から風を送ってコーヒー豆を
冷却し、該冷却したコーヒー豆を前記粉砕器で粉砕し、
該粉砕されたコーヒー粉に前記抽出器40内で注湯し、該
抽出器40で濾過されたコーヒー液を前記コーヒーサーバ
70で受けるよう構成した全自動コーヒーメーカであっ
て、前記焙煎器20は、焙煎釜本体21と該焙煎釜本体21の
内空上部に設置される電気ヒータ22と、焙煎釜本体21の
内底面に沿って回転する撹拌羽根23を少なくとも備え、
撹拌羽根23は弾力性のあるバネ体から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー生豆から全自
動でコーヒーを得ることができる全自動コーヒーメーカ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコーヒーメーカは、一般に、既に
焙煎済のコーヒー豆を用いて、これを粉砕等から開始
し、コーヒー液の抽出までを行なう構成となっている。
この様なコーヒーメーカでは、焙煎されたコーヒー豆を
予め購入しておく必要があり、1週間も使わずに保存し
ておくとコーヒーの味や香りが悪くなるという問題があ
った。この問題を解消するための、生豆から全自動でコ
ーヒー液を得ることができるコーヒーメーカとして、特
開平1−190317号公報に記載のものが提案されて
いる。この全自動のコーヒーメーカは別の位置で得た熱
風を生豆に吹きつけることで、生豆を焙煎し、その後焙
煎済豆に風を吹き付けて冷却し、さらに粉砕部に移して
粉砕し、抽出部で抽出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記特開平1
−190317号公報に記載の従来のコーヒーメーカ、
即ち、熱風を用い、これをコーヒ生豆に吹きつけて焙煎
するものでは、実際問題としてコーヒー豆の焙煎を豆の
中心に至るまで均一に行うことは困難で、このため、良
好な焙煎を行うことが出来ず、コーヒー液の味や香りが
悪くなるという問題点があった。また、豆の冷却に時間
がかかる等して、やはりコーヒー液の味や香りが悪くな
るという問題点があった。
【0004】そこで本発明は上記従来のコーヒーメーカ
の欠点を解消し、コーヒー生豆から味と香りの損失を少
なくし、全自動で短時間でコーヒーを得ることができる
全自動コーヒーメーカの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の全自動コーヒーメーカは、生のコーヒー豆
を焙煎する焙煎器と、焙煎したコーヒー豆を冷却する風
を送る送風器と、冷却したコーヒー豆を粉砕する粉砕器
と、粉砕後のコーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出器
と、該抽出器に高温水を注ぐ注湯器と、前記抽出器で抽
出され、濾過されたコーヒー液を受け取るコーヒーサー
バとを有し、予め定められた順序にしたがって、前記焙
煎器で生豆を焙煎し、前記焙煎器に前記送風器から風を
送ってコーヒー豆を冷却し、該冷却したコーヒー豆を前
記粉砕器で粉砕し、該粉砕されたコーヒー粉に前記抽出
器内で注湯し、該抽出器で濾過されたコーヒー液を前記
コーヒーサーバで受けるよう構成した全自動コーヒーメ
ーカであって、前記焙煎器は、焙煎釜本体と該焙煎釜本
体の内空上部に設置される電気ヒータと、焙煎釜本体の
内底面に沿って回転する撹拌羽根を少なくとも備え、撹
拌羽根は弾力性のあるバネ体から構成されていることを
第1の特徴としている。また本発明の全自動コーヒーメ
ーカは、前記第1の特徴に加えて、焙煎器の攪拌羽根の
回転は、駆動源側の軸に固定された第1のバネ体の回転
によって攪拌羽根側の軸に固形された第2のバネ体が押
動回転せられることにより行なわれる構成であることを
第2の特徴としている。また本発明の全自動コーヒーメ
ーカは、前記第1又は第2の特徴に加えて、焙煎釜本体
はアルミ合金製であることを第3の特徴としている。ま
た本発明の全自動コーヒーメーカは、前記第1から第3
の何れかの特徴に加えて、電気ヒータはリング状の遠赤
外線ヒータとし、該ヒータのリングの中心部下方に電気
ヒータからの熱輻射を遮蔽する傘状遮蔽部材を設けてあ
ることを第4の特徴としている。また本発明の全自動コ
ーヒーメーカは、前記第1から第4の何れかの特徴に加
えて、2つの送風器を用い、焙煎釜本体の外側面及び焙
煎釜本体の内部に風を送ることで、焙煎釜本体とコーヒ
ー豆の両方を同時に冷却する構成としたことを第5の特
徴としている。また本発明の全自動コーヒーメーカは、
前記第1から第5の何れかの特徴に加えて、冷却したコ
ーヒー豆を粉砕する粉砕器と粉砕後のコーヒー粉からコ
ーヒーを抽出する抽出器とを一体に構成し、粉砕器兼用
の抽出器としたことを第6の特徴としている。また本発
明の全自動コーヒーメーカは、前記第6の特徴に加え
て、外装ケースに嵌挿されることで粉砕器兼用の抽出器
を着脱自在に位置決め固定する位置決めガイド部材を設
けると共に、該位置決めガイド部材にカス受けを設け、
該位置決めガイド部材が外装ケースに嵌挿された状態
で、焙煎釜本体内で豆から剥離され且つ焙煎釜本体から
排出されたシルバースキンを前記カス受けに受けるよう
構成したことを第7の特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように構成された本発明の全自動コーヒ
ーメーカの第1の特徴によれば、所要量のコーヒー生豆
を焙煎器の焙煎釜本体に投入すれば、コーヒー生豆は自
動的に加熱されて焙煎され、焙煎が完了すると、今度は
送風器から送風された冷却空気によって焙煎済豆が常温
まで冷却され、冷却が完了すると、粉砕器で粉砕され、
さらに注湯されて抽出され、濾過されてコーヒー液とな
る。コーヒー生豆は焙煎釜本体の中で、上部の電気ヒー
タによって、該電気ヒータからの直接的な輻射熱と焙煎
釜本体からの伝導熱によって次第に温度上昇せられなが
ら焙煎される。焙煎中は撹拌羽根によって、焙煎釜本体
の内底面上を撹拌されながら移動する。これによって全
生豆が均一に且つ個々の生豆が内部に至るまで均一に焙
煎される。撹拌羽根は弾力性のあるバネ体から構成され
ているので、攪拌羽根と焙煎釜本体の内底面との間に豆
が挟まっても、撹拌羽根が適当に屈曲して、容易に外
れ、よって撹拌を非常にスムーズに行うことができる。
これによって豆が均一焙煎される。また上記第2の特徴
によれば、上記第1の特徴による作用に加えて、焙煎器
の攪拌羽根の回転は、駆動源側の軸に固定された第1の
バネ体の回転によって攪拌羽根側の軸に固形された第2
のバネ体が押動回転せられるようにしているので、攪拌
羽根の軸を通って駆動源側へ伝わる焙煎器側の高熱が遮
断される。さらに第1のバネ体で第2のバネ体を押動回
転させるようになされているので、バネ体の復元力を利
用した余裕のある回転が可能である。また上記第3の特
徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用に加え
て、焙煎釜本体をアルミ合金製とすることで、比較的少
量のコーヒ生豆の焙煎を良好に行うことができると共に
焙煎後の豆を素早く常温に冷却することができる。即
ち、従来におけるコーヒー豆の焙煎だけを行う焙煎釜
は、一般に鉄製かステンレス製であり、大量の豆を一度
に焙煎するのに適していた。しかしながら、例えば30g
〜50g程度の少量の豆を焙煎する場合には、上記鉄やス
テンレス製の焙煎釜では豆をうまく焙煎することができ
ない。アルミ合金製とすることで、焙煎釜の熱伝導性が
非常によくなり、この結果、焙煎初期の低い温度領域に
おいては、焙煎釜をスムーズな上昇率で昇温することが
でき、豆の温度をスムーズに昇温することができる。そ
して焙煎釜がある程度の温度、例えば200 ℃を越えてく
ると、今度は良熱伝導性による放熱の効果が現れて、そ
の後の急激な温度上昇が抑えられ(急激に温度上昇する
と、豆の表面だけが焼ける)、適当な温度上昇率を保っ
て温度上昇する。これによって少量の豆であっても、過
剰ではなく適当な熱量で焙煎されることができる。また
個々の豆も同様に、著しい熱量によって焙煎されるので
はなく、適当な熱量で表面から内部に至るまで均一的に
焙煎されることが可能になるのである。焙煎は、電気ヒ
ータの容量や焙煎釜の容量によっても異なるが、例えば
焙煎釜の温度が常温から開始して280 ℃程度に上昇する
までの時間焙煎することで、特別な温度調節を途中で行
うことなく、少量の豆を良好に焙煎することができる。
さらにアルミ合金製とすることで、今1つの重要な効果
を得ることができる。即ち、本発明者は実験の結果、次
のことを知得した。即ち、焙煎が完了した豆は、それが
素早く常温まで冷却されることによって、コーヒー豆の
タンニンが完全に固定され(抽出の際にタンニンが抽出
されないという意味)、またその他の好ましくない雑味
が固定され、これによってコーヒー抽出液の味を非常に
良好にすることができるのである。よって本発明のよう
に焙煎釜をアルミ合金製とすることで、該焙煎釜を素早
く常温まで冷却することができ(例えば250 ℃から常温
まで冷却するのに3〜4分ですむ)、焙煎済豆も素早く
常温まで冷却することが可能となって、良好なコーヒー
液が抽出できる豆となるのである。勿論、焙煎釜の冷却
が素早くできるので、次の豆の焙煎にも素早く移ること
ができる。また上記第4の特徴によれば、上記第1から
第3の何れかの特徴による作用に加えて、リング状遠赤
外線ヒータの中心部下方の焙煎器の中心部は、その部分
に集まってくるコーヒー豆が、他の周囲にある豆よりも
過度に煎られる傾向にあることが実験によって判った
が、傘状遮蔽部材によって前記傾向が排され、中央部及
び周囲にある豆が均一に焙煎される。また、焙煎済豆の
冷却の際に豆から分離されたシルバースキンが冷却空気
によって吹き飛ばされて、冷却空気排気部から排出され
るのを前記傘状遮蔽部材によって緩和することができ
る。また上記第5の特徴によれば、上記第1から第4の
何れかの特徴による作用に加えて、2つの送風器を用
い、焙煎釜本体の外側面及び焙煎釜本体の内部に風を送
ることで、焙煎釜本体とコーヒー豆の両方を同時に冷却
する構成としたことで、焙煎済の豆を非常に速やかに常
温まで冷却することができ、これにより味のよい抽出液
をうることができる焙煎豆となる。また冷却時間が短く
なるので、全自動コーヒーメーカとしてそれだけ早く目
的のコーヒー液を得ることができる。また上記第6の特
徴によれば、上記第1から第5の何れかの特徴による作
用に加えて、冷却したコーヒー豆を粉砕する粉砕器と粉
砕後のコーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出器とを一
体に構成し、粉砕器兼用の抽出器としたことで、この
種、大型となりやすい全自動コーヒーメーカを小型にす
ることができる。また上記第7の特徴によれば、上記第
6の特徴による作用に加えて、外装ケースに嵌挿される
ことで粉砕器兼用の抽出器を着脱自在に位置決め固定す
る位置決めガイド部材を設けると共に、該位置決めガイ
ド部材にカス受けを設け、該位置決めガイド部材が外装
ケースに嵌挿された状態で、焙煎釜本体内で豆から剥離
され且つ焙煎釜本体から排出されたシルバースキンを前
記カス受けに受けるよう構成したことで、粉砕器兼用の
抽出器を位置決め固定する位置決めガイド部材を兼用し
て焙煎豆から剥離したシルバースキンをカス受けで受け
ることができ、位置決めガイド部材を取り外した際に捨
てることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の全自動コーヒーメーカの一実
施例を示す斜視図、図2は本実施例を説明する断面図、
図3は本実施例の一部を破断した平面図、図4は本実施
例の送風機構を説明するための一部を破断した要部側面
図、図5は本実施例の位置決めガイド部材を示す斜視
図、図6は送風機構の他の実施例を説明するための一部
を破断した要部の平面図、図7は図6の要部の縦断面図
である。外装ケース10内の上部に焙煎器20が設けられ、
その側方に焙煎器20に風を送るための2つの送風器30、
31が設けられ、また焙煎器20の下方に粉砕器兼用の抽出
器40が設けられ、この粉砕器兼用の抽出器40と焙煎器20
の間にはこれらを固定するための位置決めガイド部材50
が設けられ、この位置決めガイド部材50の上部に粉砕器
兼用の抽出器40内へ高温の温水を注ぐ注湯器60の注湯口
61が設けられている。また粉砕器兼用の抽出器40の斜め
下方に抽出濾過されたコーヒー液を受け取るコーヒーサ
ーバ70が置かれ、外装ケース10の焙煎器20の上の天井部
には脱臭消煙装置80が設けられ、外装ケース10の側方に
は水タンク62が配設されている。90は操作パネルであ
る。
【0008】前記外装ケース10は、天井部11と側壁12と
から形成され、その内部は仕切り材13により上下部に概
略区画されている。天井部11は、その一部が前記焙煎器
20の天井部21a で兼ねられ、この天井部21a に開閉蓋21
b が設けられている。また外装ケース10の側壁12に嵌め
込まれて、コーヒー等を抽出するのに用いる水を貯える
水タンク62が設けられている。仕切り材13の上部の区画
には、焙煎器20や、焙煎したコーヒー豆を取り出すため
に、焙煎器20を開放する扉開閉用のソレノイド28等が設
けられている。仕切り材13の下部の区画には、送風器3
0、31や、粉砕器兼用の抽出器40等が設けられている。
前記開閉蓋21b は豆を焙煎器20の焙煎釜本体21内へ投入
するための蓋である。
【0009】前記焙煎器20の焙煎釜本体21はアルミ合金
製とし、コーヒー生豆をその中で焙煎し、また焙煎を完
了した豆を前記送風器30、31により冷却する器具で、概
略円筒形に形成されている。焙煎釜本体21の内部空間上
部に電気ヒータであるリング状の遠赤外線ヒータ22を配
し、底面近辺に沿って回転する攪拌羽根23を下部に配し
ている。この攪拌羽根23は弾力性のあるバネ体とし、コ
イル状の棒で構成している。また前記攪拌羽根23が取り
付けられる軸24は、底部から適当な高さに立設された形
とされ、その上端部に傘状遮蔽部材25が設けられてい
る。
【0010】前記攪拌羽根23側の軸24はモータ及び減速
器からなる駆動源26側の軸27と分断されており、それぞ
れの軸24、27に固定された第2のバネ体24a 、第1のバ
ネ体27a でもって互いに係合し合うように構成されてい
る。前記焙煎器20の焙煎釜本体21の天井部21a は外装ケ
ース10の天井部11の一部を形成し、焙煎釜本体21の底部
から下側部にかけての一部に豆排出用の扉21c が設けら
れている。豆排出用の扉21c はソレノイド28の進退棒28
a と固定され、進退棒28a の後退により扉21cが開かれ
る。
【0011】また焙煎釜本体21の側部から底部にかけて
の壁部に複数のスリット群29a 、29b がそれぞれ間隔を
置いて設けられ、焙煎釜本体21の壁部の側部上部にスリ
ット群29c が設けられている。スリット群29a は、コー
ヒー豆から分離したシルバースキンを焙煎器20から位置
決めガイド部材50のカス受け54に落とすための開口であ
る。スリット群29b は焙煎器20内のコーヒー豆を冷却す
ると共に、コーヒー豆とシルバースキンを分離する風を
供給する開口である。スリット群29c は、スリット群29
b から吹き込んでコーヒー豆を冷却した風を排出する開
口である。
【0012】前記送風器30、31は、図4に示すように、
前記外装ケース10内の区画を形成した仕切り材13の下部
に固定されている。送風器31の吐出口から送風路を経
て、前記焙煎器20のスリット群29b から焙煎器20内に風
を吹き付け、焙煎したコーヒー豆を冷却すると共に、コ
ーヒー豆とシルバースキンを分離する。前記送風器31
は、前記外装ケース10内の区画を形成した仕切り材13の
下部に固定され、外装ケース10の外部から冷却風を取り
入れ、前記焙煎器20の焙煎釜本体21の周囲に風を送って
外壁面から焙煎器20及び焙煎したコーヒー豆を冷却す
る。
【0013】前記粉砕器兼用の抽出器40は、前記焙煎器
20で焙煎された豆を粉砕し、また粉砕後の粉からコーヒ
ー液を抽出濾過する器具である。粉砕器兼用の抽出器40
の本体41は円筒状の底42を有する容器である。粉砕器兼
用の抽出器40は、前記焙煎器20の豆排出用の扉21c の下
に配設される位置決めガイド部材50の下方に、該位置決
めガイド部材50によって位置決め固定される。粉砕器兼
用の抽出器40の本体41の上方は開放しており、本体41の
底は本底42と中底43からなる二重底になっており、中底
43には着脱自在の濾過フィルタ44が設けられている。こ
の濾過フィルタ44は実施例ではステンレスメッシュ板が
使用されている。
【0014】45は粉砕羽根部で、駆動源46の軸46a に着
脱自在に取り付けられて回転する。前記本体41の本底42
は一方向に傾斜しており、その傾斜の延長方向にコーヒ
ー液の導出管47が一体に形成されている。導出管47には
前記コーヒーサーバ70への液落下口47a が設けられてい
る。
【0015】前記位置決めガイド部材50は、図5に示す
ように、粉砕器兼用の抽出器40が設置されるすぐ上の外
装ケース10側壁の嵌挿穴に、前記粉砕器兼用の抽出器40
が設置された後に、嵌挿されることで、粉砕器兼用の抽
出器40をグラグラ動かないように固定する。位置決めガ
イド部材50は、ケース10に装着、脱着可能な本体51から
形成されている。前記粉砕器兼用の抽出器40の中央部に
対応する位置の本体51には、後述する注湯器60の注湯口
61からの湯を注ぐ開口52が設けられている。また、前記
焙煎器20の扉21c の下方に位置する本体51の部分に、コ
ーヒー豆を粉砕器兼用の抽出器40の本体41に落下させる
通過口53が設けられている。また、前記焙煎器20の焙煎
釜本体21に設けられたスリット群29a の下方に位置する
本体51の部分にシルバースキンを受け入れて貯蔵するカ
ス受け54が設けられている。
【0016】前記注湯器60は、注湯口61と、この注湯口
61まで水タンク62から水を運ぶ管路63と、この管路63の
途中に設けられる間接式の加熱器64等から構成されてい
る。この加熱器64は、実施例では、前記コーヒーサーバ
70が載置される載置台14の裏面側、すなわち下面側に配
置され、ヒータ64a と熱交換コイル63a とからなってい
る。前記コーヒーサーバ70は、載置台14に対し取り出し
自在であるのは勿論であるが、粉砕器兼用の抽出器40も
着脱自在に外装ケース10から取り出すことができる。前
記操作パネル90は、図示しない制御部の操作パネルで、
コーヒーメーカの運転、水の加熱、コーヒー生豆の焙煎
強度(時間)をセットしたり、コーヒーを自動的に抽出
させる操作を選択するスイッチ類が設けられている。コ
ーヒー生豆の焙煎迄とコーヒー豆の粉砕からコーヒーの
抽出を別々にセットできるようにしてもよい。また水タ
ンク62に水がない場合には、加熱器64がオンしない等、
操作と制御を組み合わせて使用するようにしている。
【0017】次に動作について説明する。今、例えば3
人分のコーヒーを得る場合、例えば3人分として30gの
生豆を前記開閉蓋21b を開いて焙煎器20内に投入し、所
定量の水を水タンク62に入れてセットし、焙煎制御スイ
ッチ部を中程度の焙煎にセットし、操作パネル90のスイ
ッチを押すと、本装置による全自動の動作が開始され
る。まず焙煎器20の遠赤外線ヒータ22がオンし、駆動源
26がオンする。これにより投入された生豆は攪拌羽根23
に攪拌されながらヒータ22により焙煎される。攪拌羽根
23側の軸24と駆動源26側の軸27とは分断されているの
で、焙煎器20側の高熱が駆動源26に伝わるのが防止でき
る。
【0018】駆動源26側の回転を第1のバネ体27a と第
2のバネ体24a の係合でもって攪拌羽根23に伝えるよう
にしていると、回転がスムーズに行える。また攪拌羽根
23は、弾力性のあるバネ体としてのコイル状の棒である
ので、豆を攪拌する際、豆が攪拌羽根23と底との間に挟
まることがあっても、攪拌羽根23の弾力性をもって容易
にそのような状態を解消して、良好な攪拌状態を維持す
る。また焙煎器20の焙煎釜本体21はアルミ合金製である
ので、良熱伝導性により最初は速やかに温度上昇し、途
中からは放熱が盛んになって急激な温度上昇を防ぐ。こ
れによって特別な温度管理をすることなく、少量の豆を
芯に至るまで均一に煎ることができる。また容器の中心
部は攪拌羽根23による豆の移動速度も遅いことから、中
心部に集まってくる豆が他の周囲にある豆よりも過度に
焙煎される傾向にあるが、傘状遮蔽部材25を設けること
により、中心部における焙煎が適当に緩和され、全体が
均一に焙煎される。
【0019】所定時間、例えば10分の焙煎時間に対し、
例えば9分経過するか又は温度が280 ℃になると、遠赤
外線ヒータ22がオフする。これによって例えば1分の余
焙煎を促進させた後に両送風器30、31が起動し、例えば
数分間冷却空気を焙煎器20の焙煎釜本体21の内外に送
る。送風器30からの風により、焙煎器20の外壁面から焙
煎器20、及び間接的にコーヒー豆が冷却される。また送
風器31によって焙煎器20内に吹き込まれる空気により豆
が直接的に冷却される。前記焙煎器20の余熱で1分間の
余焙煎を行なうと、ヒータ22の電力を節減できる。前記
2つの送風器30、31を用いることで、焙煎釜本体21及び
焙煎済豆を焙煎釜本体21の内外から急速に冷却すること
ができる。焙煎済豆を速やかに常温まで冷却することが
できるので、タンニン等を十分に焙煎済豆に固定し、抽
出されないようにすることができ、おいしいコーヒー液
を抽出することが可能となる。前記タンニン等は一緒に
抽出されることで、ピロガロール酸を生じて、コーヒー
液の味を著しく悪くする。また焙煎釜本体21も速やかに
冷却されるので、次の焙煎動作に速やかに移ることが可
能となる。尚、焙煎釜本体21は焙煎のための容器である
と共に焙煎済豆を冷却するための容器を兼ねているの
で、冷却用の特別の容器を省略することができる。送風
器30、31からの送風により、コーヒー豆が冷却されると
共に、コーヒー豆に付いていたシルバースキンは、完全
にコーヒー豆から分離し、冷却風はスリット群29c から
排出される。シルバースキンはスリット群29a から下方
の位置決めガイド部材50のカス受け54に落下し、貯蔵さ
れる。焙煎器20内への送風冷却の際、焙煎器20の焙煎釜
本体21に設けられている傘状遮蔽部材25の働きにより、
シルバースキンが冷却風と一緒にスリット群29c から排
出されるのが防がれる。
【0020】前記両送風器30、31による冷却が終了する
と、ソレノイド28により一定時間扉21c が開かれ、攪拌
羽根23によって冷却済のコーヒー豆が焙煎器20の焙煎釜
本体21から落下され、位置決めガイド部材50の通過口53
を経て、粉砕器兼用の抽出器40の本体41内に落下させら
れる。そして粉砕器兼用の抽出器40の粉砕羽根部45が回
転され、十数秒から数十秒の間、豆が粉砕される。
【0021】粉砕器兼用の抽出器40でのコーヒー豆の粉
砕が終了又は終了前に、注湯器60の間接式の加熱器64の
ヒータ64a がオンし、熱交換コイル63a 内の水が加熱さ
れて管路63を注湯口61側へ移動し、注湯口61から例えば
70℃の温水が注がれる。注がれた温水は、位置決めガイ
ド部材50の本体51の開口52から粉砕器兼用の抽出器40内
へスムーズに導入される。これにより粉砕後のコーヒー
粉からコーヒーが抽出され、濾過フィルター44で濾過さ
れる。この濾過フィルター44でドリップされたコーヒー
液は導出管47を通って、コーヒーサーバ70にドリップす
る。なおコーヒー生豆の投入からドリップ終了まで15分
程度である。水タンク62の水が無くなると加熱器64がオ
フする。この間5〜6分程度である。なお加熱器64は図
示しない保温ボタンにより保温状態に保持することがで
きる。
【0022】粉砕器兼用の抽出器40とすることで、粉砕
器と抽出器を別々に設ける場合に較べて十分に少スペー
スを図ることができ、コンパクトな全自動コーヒーメー
カを得ることができる。また焙煎釜本体21の壁部にカス
落とし用のスリット群29a を設け、該スリット群29a の
下方にカス受け54を有した位置決めガイド部材50を着脱
自在に嵌挿することで、粉砕器兼用の抽出器40の固定も
行いながら、簡単な構成でシルバースキンも容易に除去
できるので、衛生的であり、シルバースキン付のコーヒ
ー生豆からシルバースキンを除去して、良好なコーヒー
液を得ることができる。
【0023】本発明の送風器の配置等は、上記説明の例
に限られない。例えば送風器の配置は、図6及び図7に
示すように、送風器32、33を、ケース10内の区画を形成
した仕切り材13の上部に固定してもよい。このような配
置にすると、仕切り材13の下部へ設置する部品を少なく
できるので、製造コストがそれだけ安価にできる。な
お、送風器32、33を、仕切り材13の上部と下部にそれぞ
れ配置しても差し支えない。
【0024】
【発明の効果】本発明の全自動コーヒーメーカは以上の
構成よりなり、請求項1に記載の構成によれば、コーヒ
ー生豆を自動的に焙煎、冷却、粉砕、抽出して、コーヒ
ー液を得ることができるのは勿論のこと、焙煎器は、焙
煎釜本体と該焙煎釜本体の内空上部に設置される電気ヒ
ータと、焙煎釜本体の内底面に沿って回転する撹拌羽根
を少なくとも備え、撹拌羽根は弾力性のあるバネ体から
構成されているので、該電気ヒータからの直接的な輻射
熱と焙煎釜本体からの伝導熱とバネ体の撹拌羽根による
撹拌によって、全生豆を均一に且つ個々の生豆を内部に
至るまで均一に焙煎することができる。また請求項2に
記載の構成によれば、上記請求項1に記載の構成による
効果に加えて、焙煎器の攪拌羽根の回転は、駆動源側の
軸に固定された第1のバネ体の回転によって攪拌羽根側
の軸に固形された第2のバネ体が押動回転せられるよう
にしているので、攪拌羽根の軸を通って駆動源側へ伝わ
る焙煎器側の高熱を遮断することができる。また第1の
バネ体で第2のバネ体を押動回転させることで、バネ体
の復元力を利用した非常に余裕のある回転が可能となっ
た。また請求項3の構成によれば、請求項1又は2に記
載の構成による効果に加えて、焙煎釜本体をアルミ合金
製とすることで、比較的少量のコーヒ生豆の焙煎を良好
に行うことができると共に焙煎後の豆を素早く常温に冷
却することができる。よって、抽出されたコーヒー液を
非常においしくすることができる。また次の焙煎をスム
ーズに開始することできる。さらに複雑な温度制御及び
制御装置を必要とすることなく、少量の豆を焙煎するこ
とができる。また請求項4の構成によれば、請求項1か
ら3の何れかに記載の構成による効果に加えて、電気ヒ
ータはリング状の遠赤外線ヒータとし、該ヒータのリン
グの中心部下方に電気ヒータからの熱輻射を遮蔽する傘
状遮蔽部材を設けてあるので、傘状遮蔽部材によって中
央部付近の豆の過剰焙煎を予防し、全量の豆を均一に焙
煎することができる。焙煎済豆の冷却の際に、豆から分
離されたシルバースキンが舞い上がって冷却空気排気部
から排出されるのを緩和することができる。また請求項
5の構成によれば、請求項1から4の何れかに記載の構
成による効果に加えて、2つの送風器を用い、焙煎釜本
体の外側面及び焙煎釜本体の内部に風を送ることで、焙
煎釜本体とコーヒー豆の両方を同時に冷却する構成とし
たことで、焙煎済の豆を非常に速やかに常温まで冷却す
ることができ、これにより非常に味のよいコーヒー液を
抽出できる焙煎豆を得ることができる。また冷却時間が
短くなるので、全自動コーヒーメーカとしてそれだけ早
く目的のコーヒー液を得ることができる。また請求項6
の構成によれば、請求項1から5の何れかに記載の構成
による効果に加えて、冷却したコーヒー豆を粉砕する粉
砕器と粉砕後のコーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出
器とを一体に構成し、粉砕器兼用の抽出器としたこと
で、この種、大型となりやすい全自動コーヒーメーカを
小型にすることができる。また請求項7の構成によれ
ば、請求項6の構成による効果に加えて、粉砕器兼用の
抽出器を位置決め固定する位置決めガイド部材を兼用し
て、焙煎豆から剥離したシルバースキンをカス受けで受
けることができ、位置決めガイド部材を取り外した際に
捨てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全自動コーヒーメーカの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】上記実施例を説明する断面図である。
【図3】上記実施例の一部破断した平面図である。
【図4】上記実施例の送風機構を説明するための一部を
破断した要部側面図である。
【図5】上記実施例の位置決めガイド部材を示す斜視図
である。
【図6】送風機構の他の実施例を説明するための一部を
破断した要部の平面図である。
【図7】図6の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
20 焙煎器 21 焙煎釜本体 22 遠赤外線ヒータ 23 攪拌羽根 24a 第2のバネ体 25 傘状遮蔽部材 27a 第1のバネ体 30、31 送風器 40 粉砕器兼用の抽出器 50 位置決めガイド部材 60 注湯器 70 コーヒーサーバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生のコーヒー豆を焙煎する焙煎器と、焙
    煎したコーヒー豆を冷却する風を送る送風器と、冷却し
    たコーヒー豆を粉砕する粉砕器と、粉砕後のコーヒー粉
    からコーヒーを抽出する抽出器と、該抽出器に高温水を
    注ぐ注湯器と、前記抽出器で抽出され、濾過されたコー
    ヒー液を受け取るコーヒーサーバとを有し、予め定めら
    れた順序にしたがって、前記焙煎器で生豆を焙煎し、前
    記焙煎器に前記送風器から風を送ってコーヒー豆を冷却
    し、該冷却したコーヒー豆を前記粉砕器で粉砕し、該粉
    砕されたコーヒー粉に前記抽出器内で注湯し、該抽出器
    で濾過されたコーヒー液を前記コーヒーサーバで受ける
    よう構成した全自動コーヒーメーカであって、前記焙煎
    器は、焙煎釜本体と該焙煎釜本体の内空上部に設置され
    る電気ヒータと、焙煎釜本体の内底面に沿って回転する
    撹拌羽根を少なくとも備え、撹拌羽根は弾力性のあるバ
    ネ体から構成されていることを特徴とする全自動コーヒ
    ーメーカ。
  2. 【請求項2】 焙煎器の攪拌羽根の回転は、駆動源側の
    軸に固定された第1のバネ体の回転によって攪拌羽根側
    の軸に固形された第2のバネ体が押動回転せられること
    により行なわれる構成であることを特徴とする請求項1
    に記載の全自動コーヒーメーカ。
  3. 【請求項3】 焙煎釜本体はアルミ合金製であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の全自動コーヒーメー
    カ。
  4. 【請求項4】 電気ヒータはリング状の遠赤外線ヒータ
    とし、該ヒータのリングの中心部下方に電気ヒータから
    の熱輻射を遮蔽する傘状遮蔽部材を設けてあることを特
    徴とする請求項1から3の何れかに記載の全自動コーヒ
    ーメーカ。
  5. 【請求項5】 2つの送風器を用い、焙煎釜本体の外側
    面及び焙煎釜本体の内部に風を送ることで、焙煎釜本体
    とコーヒー豆の両方を同時に冷却する構成としたことを
    特徴とする請求項1から4の何れかに記載の全自動コー
    ヒーメーカ。
  6. 【請求項6】 冷却したコーヒー豆を粉砕する粉砕器と
    粉砕後のコーヒー粉からコーヒーを抽出する抽出器とを
    一体に構成し、粉砕器兼用の抽出器としたことを特徴と
    する請求項1から5の何れかに記載の全自動コーヒーメ
    ーカ。
  7. 【請求項7】 外装ケースに嵌挿されることで粉砕器兼
    用の抽出器を着脱自在に位置決め固定する位置決めガイ
    ド部材を設けると共に、該位置決めガイド部材にカス受
    けを設け、該位置決めガイド部材が外装ケースに嵌挿さ
    れた状態で、焙煎釜本体内で豆から剥離され且つ焙煎釜
    本体から排出されたシルバースキンを前記カス受けに受
    けるよう構成したことを特徴とする請求項6に記載の全
    自動コーヒーメーカ。
JP5265919A 1993-09-28 1993-09-28 全自動コーヒーメーカ Pending JPH0795925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265919A JPH0795925A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 全自動コーヒーメーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265919A JPH0795925A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 全自動コーヒーメーカ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0795925A true JPH0795925A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17423922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5265919A Pending JPH0795925A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 全自動コーヒーメーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0795925A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0788753A1 (en) * 1995-08-28 1997-08-13 Enomoto, Koichi Coffee extracting apparatus
KR20030018628A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 주식회사 제이에스테크 커피 추출장치
WO2016173517A1 (zh) * 2015-04-28 2016-11-03 广州康宏电器有限公司 一种具有防漏装置的咖啡机及其工作方法
CN107149417A (zh) * 2017-03-28 2017-09-12 宁波美侬咖啡机有限公司 一种研磨机构及咖啡豆研磨装置
CN114568941A (zh) * 2022-04-01 2022-06-03 原力计划饮品(江苏)有限公司 咖啡萃取设备及工艺

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0788753A1 (en) * 1995-08-28 1997-08-13 Enomoto, Koichi Coffee extracting apparatus
EP0788753A4 (en) * 1995-08-28 1998-04-08 Enomoto Koichi COFFEE MACHINE
KR20030018628A (ko) * 2001-08-30 2003-03-06 주식회사 제이에스테크 커피 추출장치
WO2016173517A1 (zh) * 2015-04-28 2016-11-03 广州康宏电器有限公司 一种具有防漏装置的咖啡机及其工作方法
WO2016173432A1 (zh) * 2015-04-28 2016-11-03 广州康宏电器有限公司 一种咖啡机及其工作方法
CN107149417A (zh) * 2017-03-28 2017-09-12 宁波美侬咖啡机有限公司 一种研磨机构及咖啡豆研磨装置
CN114568941A (zh) * 2022-04-01 2022-06-03 原力计划饮品(江苏)有限公司 咖啡萃取设备及工艺
CN114568941B (zh) * 2022-04-01 2023-10-27 原力计划饮品(江苏)有限公司 咖啡萃取设备及工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0386267B1 (en) Coffee maker
KR910008470B1 (ko) 전자동 커피(coffee) 추출장치
US4484064A (en) Coffee roaster
US5267507A (en) Coffee maker
JPH05154055A (ja) 小量焙煎用コーヒー焙煎器
US20200107672A1 (en) Coffee roaster and degasser
JPH0795925A (ja) 全自動コーヒーメーカ
KR100306058B1 (ko) 전자동커피메이커
KR970002796B1 (ko) 전자동 커피메이커
JP2799874B2 (ja) コーヒメーカの焙煎装置
JPH02237519A (ja) コーヒーメーカ
CN1117833A (zh) 全自动咖啡制造器
JP3016031B2 (ja) コーヒ豆の焙煎装置
JP2908843B2 (ja) コーヒーメーカ
JPH06292632A (ja) コーヒーメーカ
JPH06292633A (ja) コーヒーメーカ
CN109310138B (zh) 生豆烘焙装置
JP3046080B2 (ja) コーヒーメーカ
JP2808304B2 (ja) コーヒメーカ
JPH03251212A (ja) コーヒーメーカ
KR200225910Y1 (ko) 전자동 커피 추출장치
JPH0316128B2 (ja)
JPH01285223A (ja) 全自動コーヒー沸し器
JPH0880255A (ja) コーヒーメーカ
JP2004073518A (ja) コーヒーメーカー