JPH0795643B2 - フィルタ装置 - Google Patents

フィルタ装置

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JPH0795643B2
JPH0795643B2 JP21252393A JP21252393A JPH0795643B2 JP H0795643 B2 JPH0795643 B2 JP H0795643B2 JP 21252393 A JP21252393 A JP 21252393A JP 21252393 A JP21252393 A JP 21252393A JP H0795643 B2 JPH0795643 B2 JP H0795643B2
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dielectric
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忠弘 寄田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘電体ブロックに複
数の同軸共振ユニットをそれぞれ構成した誘電体フィル
タを備えるフィルタ装置の構造、特に、誘電体フィルタ
を金属ケースに収納する構造の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−178708号公報には、
誘電体ブロックに複数の同軸共振ユニットを構成した誘
電体フィルタのケース収納構造が開示されている。ここ
では、図21に示すように、同軸共振ユニットが構成さ
れている誘電体ブロック1が、金属製板ばね2,3を介
在させて金属製半ケース4,5間に収納されている。板
ばね2,3は、誘電体ブロック1の外面に形成された外
導体と、半ケース4,5とを電気的に接続するために介
在されているものであり、誘電体ブロック1の半ケース
4,5への固定は、板ばね2,3の撥力を有する部分を
除いて充填された接着剤により行なわれている。
【0003】なお、6は入出力端子を示し、誘電体ブロ
ック1の開放端面側から引出されており、半ケース4,
5が組合わさって構成している孔7より外部に引出され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
2個の半ケース4,5ならびに板ばね2,3を必要と
し、したがって部品点数がかなり多く、また組立工程数
も多くなり、量産性の点で難があった。
【0005】また、複数の誘電体フィルタを同一ケース
に組込んだ構造を有する、たとえばアンテナ共用器は、
多数の誘電体共振器、コンデンサおよび結合基板を必要
とし、そのため、部品点数がさらに多くなり、その結
果、全体の構造がかなり複雑となる。
【0006】よって、この発明の目的は、部品点数が少
なく組立が容易であり、したがって信頼性に優れかつ量
産性に富む、誘電体フィルタを備えるフィルタ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るフィルタ
装置は、複数の貫通孔を有する誘電体ブロックと、誘電
体ブロックの貫通孔の内面に形成された内導体と、誘電
体ブロックの外面に形成された外導体と、誘電体ブロッ
クの貫通孔内に一部が挿入されかつ電圧開放端面側に突
出する入出力端子と、貫通孔内において入出力端子の周
囲に配置されかつ電圧開放端面側において一部突出する
誘電体からなる外筒とを有し、誘電体ブロックに複数の
同軸共振ユニットが構成され、複数の同軸共振ユニット
が結合されている、誘電体フィルタをまず備える。この
ような誘電体フィルタは、金属ケースに収納されるが、
この金属ケースは、誘電体ブロックの少なくとも電圧開
放端面を覆う面を有し、この電圧開放端面を覆う面に
は、入出力端子を挿通させるための切除部が形成されて
いる。また、金属ケースの電圧開放端面を覆う面と誘電
体ブロックの電圧開放端面との間には、基板が配置され
る。この基板は、誘電体ブロックの入出力端子を貫通さ
せる貫通部を有し、かつ、所定の入出力端子間を接続す
る電極膜が設けられている。また、誘電体ブロックの外
導体は、導電性接合材により、金属ケースに電気的に接
続されかつ機械的に固定される。
【0008】さらに、この発明では、前記入出力端子
は、切除部の内側寸法より小さい断面寸法を有し、か
つ、前記外筒の、電圧開放端面側への突出部は、貫通孔
の縁部において電圧開放端面に当接するとともに基板の
貫通部の縁部において基板に当接する大きさを有し、さ
らに、基板は、金属ケースの前記電圧開放端面を覆う面
に当接する。このような構成によって、この発明に係る
フィルタ装置では、入出力端子が金属ケースに接触せ
ず、かつ、電圧開放端面を覆う面と誘電体ブロックの電
圧開放端面との間隔が外筒の突出部および基板によって
規定されている。
【0009】
【作用】この発明では、誘電体フィルタの所定の入出力
端子間を基板に設けられた電極膜により接続した状態
で、誘電体フィルタを基板とともに金属ケース内に挿入
すれば、入出力端子が金属ケースに接触することなく、
誘電体フィルタが金属ケースに対して確実に位置決めさ
れる。そして、この位置決め状態は、導電性接合材によ
り固定され、かつ、この導電性接合材が誘電体フィルタ
の外導体と金属ケースとを電気的に接続する。
【0010】
【発明の効果】このように、この発明によれば、まず、
図21に示した従来のフィルタ装置に比べて、部品点数
が大幅に低減され、したがって、簡単にかつ安価にフィ
ルタ装置を組立てることができる。
【0011】また、この発明によれば、各々の入出力端
子の周囲に配置される外筒の突出部および基板により、
金属ケースの電圧開放端面を覆う面と誘電体ブロックの
電圧開放端面との間隔が規定されるので、この間隔を常
に一定に保って製品を得ることが容易である。誘電体ブ
ロックの電圧開放端面に接する空間には、共振電磁界エ
ネルギが存在するため、上述の間隔が常に一定に保たれ
ていないと、挿入損失や共振周波数がばらつくことにな
るが、この発明によれば、このようなばらつきを防ぐこ
とができる。また、外筒は、基板と誘電体ブロックとの
間に挟まれて保持されることになるので、外筒および入
出力端子が誘電体ブロックの貫通孔から抜け落ちること
がない。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例によるフィ
ルタ装置11を示す正面図である。このフィルタ装置1
1では、たとえば2個の誘電体フィルタ12a,12b
が1個の金属ケース13内に固定されている。
【0013】一方の誘電体フィルタ12aは、図2およ
び図3に単独で示すように、たとえば酸化チタン系のセ
ラミックからなる誘電体ブロック14に複数の貫通孔1
5,16を形成し、貫通孔15,16の内面に内導体1
7,18を形成し、他方、誘電体ブロック14の外側面
に外導体19を形成し、内導体17,18と外導体19
とを誘電体ブロック14の一方端面に形成した短絡導体
20で短絡し、内導体17,18と外導体19ならびに
その間に介在する誘電体部分とにより1対の共振ユニッ
トを構成したものであり、各共振ユニット間の誘電体部
分には、各共振ユニット間の結合をとるための一手段と
しての空洞21が形成されており、さらに図示しない外
部回路と上記共振ユニットとを入出力結合用コンデンサ
でそれぞれ静電結合させてなる、1/4波長分布定数型
フィルタである。
【0014】なお、図3において、22,23は、いず
れか一方が入力端子、いずれか他方が出力端子であり、
各入出力端子22,23の周囲には、誘電体よりなる外
筒24,25が取付けられており、この外筒24,25
に基づく静電容量が上記入出力結合用コンデンサを構成
している。入出力端子22,23は、貫通孔15,16
内に一部が挿入されかつ誘電体ブロック14の電圧開放
端面に26側に突出している。また、外筒24,25
は、貫通孔15,16内に一部が配置され、電圧開放端
面26側に突出する突出部27,28を有している。
【0015】以上、誘電体フィルタ12aについて説明
したが、もう1つの誘電体フィルタ12bについてもほ
ぼ同様の構造を有している。したがって、以下の説明に
おいて、誘電体フィルタ12bに備える要素であって、
誘電体フィルタ12aに備える要素に相当する要素には
同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
【0016】金属ケース13は、図1に示すように、絞
り加工により形成されたもので、電圧開放端面26を覆
う第1の面29と、第1の面29と交差し誘電体ブロッ
ク14の対向する1対の側面の一部を覆う第2の面3
0,31を有する。金属ケース13は、板状金属部材を
折曲げて成形したものから構成されてもよい。第1の面
29には、入出力端子22,23を挿通させるための切
除部としての孔32が形成されている。
【0017】また金属ケース13内において、第1の面
29と誘電体ブロック14の電圧開放端面26との間に
は、基板33が配置されている。基板33は、誘電体フ
ィルタ12a,12bのそれぞれの入出力端子22,2
3の所定のものの間を接続するためのもので、図4に示
すように、入出力端子22,23を貫通させる貫通部と
なる貫通孔34,35,36,37を有し、貫通孔35
と貫通孔36とは電極膜38により相互に電気的に接続
されている。よって、一方の誘電体フィルタ12aの端
子23と他方の誘電体フィルタ12bの端子22とは電
極膜38により相互に電気的に接続されている。
【0018】さらに、各誘電体ブロック14の外導体1
9(図2および図3参照)と金属ケース13とは、導電
性接合材としての半田により接合され、機械的な固定と
ともに外導体19と金属ケース13との電気的接続が果
たされている。なお、導電性接合材としては、半田のほ
か、導電ペースト等の任意のものを用いることができ
る。
【0019】この実施例では、入出力端子22,23
は、金属ケース13の第1の面29に設けられた孔32
の内側寸法より小さい断面寸法を有している。また、外
筒24,25の突出部27,28は、誘電体ブロック1
4の貫通孔15,16の縁部において電圧開放端面26
に当接するとともに基板33の貫通孔34〜37の縁部
において基板33に当接する大きさを有している。ま
た、基板33は、金属ケース13の第1の面29に当接
している。したがって、誘電体フィルタ12a,12b
を、基板33とともに、金属ケース13内に挿入したと
き、入出力端子22,23が金属ケース13に接触せ
ず、かつ、第1の面29と電圧開放端面26との間隔が
外筒24,25の突出部27,28および基板33によ
って規定され、金属ケース13に対して誘電体フィルタ
12a,12bを確実に位置決めすることができる。
【0020】また、上述した位置決め状態は、導電性接
合材を用いるだけで固定されるため、図21に示した従
来のフィルタ装置に比べて、部品点数を大きく低減する
ことができ、また、はるかに簡単に組立てることができ
る。
【0021】また、金属ケース13は、電圧開放端面2
6を覆う第1の面29を有するので、共振電磁界エネル
ギが外部へ漏洩することもなく、したがって、外部回路
へ不所望な影響を与えたり、逆に与えられたりすること
もない。さらに、図21に示した従来のフィルタ装置の
ように、誘電体ブロック1の上部にスペースを設ける必
要がないため、全体形状もかなり小さくなる。
【0022】図5は、この発明の第2の実施例によるフ
ィルタ装置41を示している。ここでは、金属ケース4
2の底面すなわち第1の面43上に配置された基板44
上の電極膜のパターンが、図6に示すように構成されて
いる。すなわち、貫通孔45,46間および貫通孔4
7,48間に、それぞれ、コンデンサ49,50が形成
されている。
【0023】よって、図5の実施例の等価回路は、図7
に示すとおりとなり、上記コンデンサ49,50(図7
のコンデンサAに相当する。)が設けられているので、
図8に示すように、フィルタの減衰特性に極を持たせる
ことができる。また、このコンデンサ49,50の容量
を選択することにより、この極の位置を制御することも
可能である。
【0024】図9は、この発明の第3の実施例によるフ
ィルタ装置51を示している。ここでは、3個の誘電体
フィルタ12a,12b,12cが金属ケース52内に
固定されている。誘電体フィルタ12a〜12cを結合
するために、基板53が、金属ケース52の底面すなわ
ち第1の面54上に配置されている。
【0025】図10は、基板53上に形成される電極膜
のパターンの一例を示す図であり、基板53には、誘電
体フィルタ12a〜12cの入出力端子22,23を挿
通させるための貫通孔55〜60が形成されており、貫
通孔56,57間および貫通孔58,59間が、それぞ
れ、電極膜61,62で相互に電気的に接続されてい
る。図9の実施例の等価回路を図11に示す。
【0026】図12は、この発明の第4の実施例による
フィルタ装置63を示すものであり、このフィルタ装置
63は、トラップを構成するための誘電体共振器が同一
金属ケース内に組込まれた構造を有している。ここで
は、誘電体フィルタ12a,12bとともに、トラップ
用共振器64が、金属ケース65内に組込まれている。
このトラップ用共振器64は、誘電体フィルタ12a,
12bにおける1つの同軸共振ユニットと同一機能を持
ち、たとえば入出力端子22,23の一方と外筒24,
25の一方との組合わせと同様な構成によって外部回路
とは静電容量を介して接続されるものとする。各誘電体
フィルタ12a,12bおよびトラップ用共振器64を
接続するために、基板66が金属ケース65の底面すな
わち第1の面67上に配置されている。この基板66
は、図13に示すように、貫通孔68〜72ならびに電
極膜73,74を形成しており、それによって、各誘電
体フィルタ12a,12bならびにトラップ用共振器6
4の各端子が相互に電気的に接続されるように構成され
ている。
【0027】なお、上述のように、たとえば入出力端子
22と外筒24との組合わせと同様な構成を用いること
なく、トラップ用共振器64の内導体に直接金属端子を
接続固定したときは、図14に示すように、誘電体フィ
ルタ12aとトラップ用共振器64の内導体との間に容
量を形成できる電極膜74aを形成すればよい。このよ
うに、誘電体フィルタ12aの入出力端子22とトラッ
プ用共振器64との間に容量を持たせた場合の等価回路
を図15に示す。
【0028】図16は、この発明の第5の実施例による
フィルタ装置75を示すもので、4個の誘電体フィルタ
12a〜12dが金属ケース76内に組込まれている。
ここでは、図17に示す基板77が金属ケース76内に
組込まれている。したがって、各誘電体フィルタ12a
〜12dの一方端子は、図17の電極膜78で相互に電
気的に接続されており、n段のマルチプレクサの等価回
路を示す図18と同様に、各誘電体フィルタ12a〜1
2dが接続されている。
【0029】図19および図20は、上述のようにして
構成されるフィルタ装置を横置きにして実装側の配線基
板上に取付ける場合の構造例を示す斜視図である。図1
9では、基板79に組込用の開口が形成されており、こ
の開口内にフィルタ装置80が挿入され、舌片81,8
2で基板79に固定されている。他方、図20の例で
は、金属ケース83外に取付けられた基板84の外面側
に接続タブ85〜87が固定されている。接続タブ85
〜87の先端は、図示しない実装側の配線基板に形成さ
れた挿入孔に挿入可能に形成されており、それによっ
て、各誘電体共振器12a,12bの入出力端子が取付
基板に接続され得るように構成されている。
【0030】なお、図19の例において、基板に組込用
開口が形成されていない場合には、基板上にフィルタ装
置を横置きにし、各誘電体フィルタの入出力端子を、直
接、基板上の導電パターンに接続すればよい。
【0031】なお、この発明で用いる誘電体フィルタと
しては、上述したものに限らず、公知のいかなるもの、
たとえば、アメリカ特許第4,523,162号、アメ
リカ特許第4,431,977号、特開昭61−520
03号公報および特開昭60−254802号公報など
で開示されているものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるフィルタ装置1
1を示す正面図である。
【図2】図1に示した誘電体フィルタ12aを単独で示
す斜視図である。
【図3】図2に示した誘電体フィルタ12aの断面図で
ある。
【図4】図1に示した基板33の平面図である。
【図5】この発明の第2の実施例によるフィルタ装置4
1を示す断面図である。
【図6】図5に示した基板44の平面図である。
【図7】図5に示した実施例の等価回路図である。
【図8】図5の実施例のフィルタ特性を示す図である。
【図9】この発明の第3の実施例によるフィルタ装置5
1を示す断面図である。
【図10】図9に示した基板53の平面図である。
【図11】図9の実施例の等価回路図である。
【図12】この発明の第4の実施例によるフィルタ装置
63を示す断面図である。
【図13】図12に示した基板66の平面図である。
【図14】図13に示した基板66の変形例を示す平面
図である。
【図15】図12の実施例の等価回路図である。
【図16】この発明の第5の実施例によるフィルタ装置
75を示す斜視図である。
【図17】図16の実施例に用いられる基板77を示す
斜視図である。
【図18】図16の実施例の等価回路を説明するための
図である。
【図19】フィルタ装置と取付基板との接続構造を説明
するための斜視図である。
【図20】フィルタ装置と取付基板との接続構造の他の
例を説明するための斜視図である。
【図21】従来のフィルタ装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11,41,51,63,75,80 フィルタ装置 12a,12b,12c,12d 誘電体フィルタ 13,42,52,65,76,83 金属ケース 14 誘電体ブロック 15,16 貫通孔 17,18 内導体 19 外導体 22,23 入出力端子 24,25 外筒 26 電圧開放端面 27,28 突出部 29,43,54,67 電圧開放端面を覆う面 32 孔(切除部) 33,44,53,66,77 基板 34〜37,45〜48,55〜60,68〜72 貫
通孔(貫通部) 38,61,62,73,74,74a,78 電極膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔(15,16)を有する誘
    電体ブロック(14)と、誘電体ブロック(14)の貫
    通孔(15,16)の内面に形成された内導体(17,
    18)と、誘電体ブロック(14)の外面に形成された
    外導体(19)と、誘電体ブロック(14)の貫通孔
    (15,16)内に一部が挿入されかつ電圧開放端面
    (26)側に突出する入出力端子(22,23)と、貫
    通孔(15,16)内において入出力端子(22,2
    3)の周囲に配置されかつ電圧開放端面(26)側にお
    いて一部突出する誘電体からなる外筒(24,25)と
    を有し、誘電体ブロック(14)に複数の同軸共振ユニ
    ットが構成され、複数の同軸共振ユニットが結合されて
    いる、誘電体フィルタ(12a)と、 前記の誘電体ブロック(14)の少なくとも電圧開放端
    面(26)を覆う面(29)を有し、電圧開放端面を覆
    う面(29)には、入出力端子(22,23)を挿通さ
    せるための切除部(32)が形成されている金属ケース
    (13)と、 前記金属ケース(13)の電圧開放端面を覆う面(2
    9)と前記誘電体ブロック(14)の電圧開放端面(2
    6)との間に配置され、前記誘電体ブロック(14)の
    入出力端子(22,23)を貫通させる貫通部(34〜
    37)を有し、所定の入出力端子(22,23)間を接
    続する電極膜(38)が設けられた基板(33)と、 前記誘電体ブロック(14)の外導体(19)を金属ケ
    ース(13)に電気的に接続しかつ機械的に固定するた
    めの導電性接合材とを備え、 前記入出力端子(22,23)は、前記切除部(32)
    の内側寸法より小さい断面寸法を有し、かつ、前記外筒
    (24,25)の、前記電圧開放端面(26)側への突
    出部(27,28)は、前記貫通孔(15,16)の縁
    部において前記電圧開放端面(26)に当接するととも
    に前記基板(33)の貫通部(34〜37)の縁部にお
    いて前記基板(33)に当接する大きさを有し、かつ、
    前記基板(33)は、前記金属ケース(13)の前記電
    圧開放端面を覆う面(29)に当接し、それによって、
    前記入出力端子(22,23)が前記金属ケース(1
    3)に接触せず、かつ、前記電圧開放端面を覆う面(2
    9)と前記誘電体ブロック(14)の電圧開放端面(2
    6)との間隔が前記外筒(24,25)の突出部(2
    7,28)および前記基板(33)によって規定されて
    いる、 フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記金属ケース(13)は、誘電体ブロ
    ック(14)の電圧開放端面(26)を覆う第1の面
    (29)と、誘電体ブロック(14)の電圧開放端面
    (26)に交差する側面の一部を覆う第2の面(30,
    31)とを備える、請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記誘電体ブロック(14)は、電圧開
    放端面(26)と交差する複数の側面を有し、前記金属
    ケース(13)の第2の面(30,31)は、誘電体ブ
    ロック(14)の複数の側面のうち対向する1対の側面
    の少なくとも一部を覆う、請求項2に記載のフィルタ装
    置。
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