JP3505765B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JP3505765B2 JP03484594A JP3484594A JP3505765B2 JP 3505765 B2 JP3505765 B2 JP 3505765B2 JP 03484594 A JP03484594 A JP 03484594A JP 3484594 A JP3484594 A JP 3484594A JP 3505765 B2 JP3505765 B2 JP 3505765B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、筒状の誘電体の内周面
及び外周面に電極を形成してなる誘電体同軸共振器を用
いた誘電体フィルタに係り、特にその構造に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】図9は、従来の誘電体フィルタの分解斜
視図である。同図に示す誘電体フィルタ100は、2個
の誘電体同軸共振器101を縦続接続してなる2段構成
のフィルタである。誘電体同軸共振器101は、断面矩
形の筒状のセラミックス等からなる誘電体102の一方
端面102A(以下、開放端面という)を除く外周面及
び孔103の内周面に銅等の電極104を形成してなる
終端ショートの1/4波長同軸共振器である。 【0003】2個の誘電体同軸共振器101は、開放端
面102A側に配置された結合基板105により縦続接
続されている。結合基板105は、表面に一対の電極1
06A,106Bが形成され、各電極106A,106
Bに誘電体同軸共振器101の内導体が結合端子107
A,107Bを介してそれぞれ接続されている。また、
電極106A及び106Bは、基板表面に搭載されたチ
ップコンデンサ108で接続されている。 【0004】更に、結合基板105の裏面の上記電極1
06A,106Bの対向位置にそれぞれ電極が設けら
れ、各電極に入出力用の端子109,110が取り付け
られている。 【0005】そして、上記誘電体同軸共振器101、結
合基板105及び端子109,110が接続された内部
ユニットが金属ケース111に収納され、上方からカバ
ー112が取り付けられて誘電体フィルタ100が構成
されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の誘電体フィ
ルタ100は、誘電体同軸共振器101、結合基板10
5、結合端子107A,107B、チップコンデンサ1
08、入出力用の端子109,110、金属ケース11
1及びカバー112の多数の部品を必要としているの
で、構造が複雑化し、組立工数及び製造コストの削減を
困難にしていた。 【0007】特に結合端子107A,107B、チップ
コンデンサ108、入出力用の端子109,110、金
属ケース111及びカバー112等の多数の別個に製造
される部品から構成されているので、材料コストの削減
が困難である。 【0008】また、上記部品の組立作業における誘電体
同軸共振器100の構造のバラツキに起因して機械的強
度特性やフィルタ特性等のバラツキも大きくなってい
る。 【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、部品点数が少なく、コンパクトかつ構造の簡単
な誘電体フィルタを提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、軸方向の孔を有する筒状の誘電体の所定
の外周面及び孔の内周面に電極を形成してなる2以上
誘電体同軸共振器と、上記誘電体同軸共振器の開放端面
に取り付けられ、該誘電体同軸共振器間の結合及び信号
の入出力を行なう結合回路が設けられた結合部材とから
なる誘電体フィルタにおいて、上記結合部材は、上記誘
電体同軸共振器の各孔に嵌入装着される嵌入部を有する
絶縁材からなり、部材本体及び嵌入部の表面に所定の電
極を形成して上記結合回路が形成されると共に、前記電
極が形成された部材表面には、該電極を取り囲んで接地
電極が形成されており、上記嵌入部を上記誘電体同軸共
振器の孔に嵌入装着して取り付けられている構成を備
え、上記結合回路は、少なくとも1の容量を含み、該容
量は、上記結合部材の嵌入部の間に突設された突部に対
構造の電極を形成して構成され、前記対構造の電極は、
嵌入部の外表面に形成された電極とそれぞれ接続されて
おり、さらに該嵌入部外表面の電極は上記誘電体同軸共
振器の各孔の内周面電極と接続されていることを特徴と
するものである。 【0011】 【作用】本発明によれば、開放端面の面を揃えて並設さ
れた2以上の誘電体同軸共振器の該開放端面に結合部材
を取り付けて誘電体フィルタが構成される。結合部材
は、部材本体及び嵌入部の表面に所定の電極を形成して
上記誘電体同軸共振器の結合及び信号の入出力を行なう
結合回路が形成され、上記嵌入部を対応する誘電体同軸
共振器の内導体が形成された孔に嵌入装着して取り付け
られる。 【0012】結合部材が誘電体同軸共振器に取り付けら
れると、嵌入部の表面に形成された電極が各誘電体同軸
共振器の孔の内周面に形成された電極(内導体)に接続
され、これにより各誘電体同軸共振器が該嵌入部を介し
て上記結合回路に接続され、フィルタが構成される。こ
の際、結合部材の部材本体表面に形成された電極を取り
囲んで形成された接地電極は、結合部材に設けられた結
合回路をシールドする。 【0013】また、本発明によれば、結合回路に含まれ
る容量は、上記結合部材の嵌入部の間に突設された突部
に対構造の電極を形成して構成される。この対構造の電
極に、嵌入部の外表面に形成された電極がそれぞれ接続
(導通)され、さらに該嵌入部外表面の電極は上記誘電
体同軸共振器の各孔の内周面電極と接続(導通)される
ことで、前記容量を介して誘電体同軸共振器が縦続接続
されるものである。 【0014】 【実施例】本発明に係る誘電体フィルタについて、図面
を用いて説明する。 【0015】図1は、本発明に係る誘電体フィルタの分
解斜視図である。また、図2〜図4は、同誘電体フィル
タの結合部材の平面図、正面図及び右側面図である。更
に、図5,図6は、それぞれ図3のA−A断面図と図4
のB−B断面図であり、図7は、同誘電体フィルタの等
価回路である。 【0016】誘電体フィルタ1は、2個の誘電体同軸共
振器2,2′と該誘電体同軸共振器2,2′の端面21
A,21A′に装着される結合部材3とから構成されて
いる。 【0017】誘電体同軸共振器2は、断面正方形の中心
に軸方向に延びる貫通孔22が穿設された角柱状の誘電
体21の、一方端面21Aを除く外周面及び貫通孔22
の内周面に銅、銀、白金等の電極4(図中、点描で示
す)を形成してなる終端ショートの1/4波長同軸共振
器である。誘電体同軸共振器2の大きさは、任意に設定
可能であるが、自動車電話や携帯電話等に応用されるも
のでは、例えば断面が3mm角で長さが8mm前後の小形サ
イズのものが実用されている。 【0018】誘電体21は、比誘電率が数10〜100
の高誘電率セラミックスからなり、略λg/4(λg;
共振周波数の管内波長)の軸方向寸法を有している。上
記貫通孔22の内周面に形成された電極4により同軸共
振器の内導体が構成され、貫通孔22に平行な外周面に
形成された電極4により同軸共振器の外導体が構成さ
れ、内導体及び外導体は電極が形成されない端面21A
(以下、開放端面21Aという)に対向する端面(以
下、終端面という)に形成された電極4により終端が短
絡されている。 【0019】上記電極4は、例えば銅、銀、白金等の導
電ペーストを誘電体21の内周面及び外周面の全面に塗
布した後、該誘電体21を所定の高温で加熱し、塗布さ
れた導電ペーストを焼成して形成される。また、電極4
は、無電解メッキ法によって形成される。そして、端面
21Aに形成された電極4を除去して誘電体同軸共振器
2が完成される。 【0020】なお、誘電体同軸共振器2′も誘電体同軸
共振器2と同様に構成されている。同図では、誘電体同
軸共振器2及び誘電体同軸共振器2′は、同一の同軸共
振器としているが、軸方向寸法の異なる同軸共振器であ
ってもよい。 【0021】結合部材3は、上記誘電体同軸共振器2,
2′を相互に結合して2段構成のフィルタ回路を構成す
るとともに、該フィルタ回路への信号の入出力を行なう
入出力回路を構成するものである。 【0022】結合部材3は、ポリエチレン(PE)樹
脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTEF)樹脂、ガ
ラスエポキシ樹脂等の絶縁材からなり、上記誘電体同軸
共振器2,2′の装着面(開放端面21A,21A′)
と同一の矩形形状を有するとともに、上記装着面に対向
する面に凹部31が形成され、かつ、該凹部31内の上
記誘電体同軸共振器2,2′の貫通孔22,22′との
対向位置に該貫通孔22,22′の断面形状と同一の断
面形状を有する筒状の突部32,32′が突設されてい
る。 【0023】上記突部32,32′は、上記貫通孔2
2,22′に嵌入装着して結合部材3を誘電体同軸共振
器2,2′の開放端面21A,21A′に取り付けるた
めのもので、その外周面に電極4′を形成して上記貫通
孔22,22′への導電性の嵌入部が構成されている
(図5、参照)。 【0024】なお、上記突部32,32′を筒状にして
いるのは、上記貫通孔22,22′への嵌入を容易にす
るためのもので、上記突部32,32′を中実の棒状に
してもよい。また、本実施例では結合部材3に一体的に
突部32,32′を形成しているが、上記突部32,3
2′に代えて銅、アルミニウム、リン青銅等の金属から
なる筒状の棒部材を結合部材3に埋設して嵌入部を構成
してよい。 【0025】また、上記結合部材3の凹部31の底面略
中央の上記突部32,32′間に所定の高さを有する突
部33が突設されている。そして、上記突部32,3
2′の外周面及び上記突部33の突部32,32′との
対向面に電極4′が形成され、両電極4′は、結合部材
3の底面に形成された電極4′により接続されている。 【0026】上記突部33に形成された対構造の電極
4′は、突部33を挟んで結合し、容量C3(図7、参
照)を構成するものである。また、突部32,32′の
外周面に形成された電極4′は、誘電体同軸共振器2,
2′の各内導体を上記容量C3各電極に接続するための
ものである。 【0027】更に、結合部材3の両側面3A,3Bの内
側面の適所に電極4′が形成されている。この電極4′
は、後述する端子電極35,36と容量結合して外部結
合容量C1,C2を構成するもので、結合部材3の底面
に形成された電極4′によりそれぞれ突部32,32′
の外周面に形成された電極4′に接続されている。 【0028】また、結合部材3の両側面3A,3B及び
底面3Cの適所に帯状の端子電極35,36が形成され
ている。端子電極35,36は、側面3A,3Bから底
面3Cに回り込ませて形成されている。端子電極35,
36の結合部材3の両側面3A,3Bに形成された部分
は、内側面の電極4′との対向位置に形成され、上記内
側面に形成された電極4′と容量結合して上記外部結合
容量C1,C2が構成されている。 【0029】更に、結合部材3の外周面3A〜3Dの全
面に上記端子電極35,36を取り囲んで電極4′が形
成されている。この電極4′は、結合部材3に設けられ
た回路をシールドするための接地電極37を構成するも
のである。 【0030】上記構成において、誘電体フィルタ1の組
立は、嵌入部32,32′をそれぞれ貫通孔22,2
2′に嵌入させて、結合部材3を誘電体同軸共振器2,
2′の開放端面21A,21A′に取り付けることによ
り行なわれる。 【0031】上記嵌入部32,32′は、貫通孔22,
22′に圧入させてもよいが、貫通孔3内の電極4との
接続を確実に行なうため、該電極4と嵌入部32,3
2′の電極4′とを半田付けや導電接着剤により固着す
るとよい。 【0032】結合部材3が誘電体同軸共振器2,2′に
取り付けられると、嵌入部32,32′が誘電体同軸共
振器2,2′の貫通孔22,22′の内周面に形成され
た電極4(内導体)と接続され、これにより結合部材3
の凹部31に設けられた結合回路に接続され、該結合回
路を介して縦続接続される。すなわち、誘電体同軸共振
器2,2′の各内導体が嵌入部32,32′を介して突
部33に形成された容量C3を構成する両電極4′にそ
れぞれ、該容量C3を介して誘電体同軸共振器2,2′
が縦続接続される。 【0033】一方、上記嵌入部32,32′は、結合部
材3の両側面3A,3Bの内外面に形成された電極4′
及び端子電極35,36により構成される外部結合容量
C1,C2を介してそれぞれ端子電極35,36に容量
結合され、これにより等価的に、図7に示すフィルタ回
路が構成される。なお、図7において、P1,P2はそ
れぞれ上記端子電極35,36に対応し、θ1,θ2は
それぞれ上記誘電体同軸共振器2,2′に対応してい
る。 【0034】上記のように、2個の誘電体同軸共振器
2,2′と該誘電体同軸共振器2,2′の開放端面21
A,21A′に取り付けられる結合部材3とにより誘電
体フィルタを構成しているので、構成部品が少なく、組
立工数及び組立時間が削減され、コスト低減を図ること
ができる。 【0035】また、構造が簡単で、かつ構成部品の位置
が固定されるので、組立による構造のバラツキが少な
く、これによりフィルタ特性が安定し、延いては調整作
業の簡素化を図ることができる。 【0036】更に、結合部材3の外周面に接地電極37
を設けて結合部材3の内側面に設けられる回路をシール
ドするようにしているので、結合部材3からの高周波の
漏洩が低減され、フィルタ特性の安定化を図ることもで
きる。 【0037】また、誘電体フィルタ1は、断面長方形の
柱状構造をなし、結合部材3の底面3Cを含む側面が実
装面となるように構成しているので、図8に示すよう
に、直接、プリント基板5に実装することができる。 【0038】すなわち、プリント基板5の表面(搭載
面)に所定の入出力用のライン電極51,52及び接地
電極53を形成し、該ライン電極51,52に結合部材
3に設けられた端子電極35,36をそれぞれ接続する
とともに、該接地電極53に結合部材3に設けられた接
地電極37及び誘電体同軸共振器2,2′の外周面に形
成された電極4(外導体)を接続して誘電体フィルタ1
がプリント基板5に実装される。 【0039】なお、上記上記実施例では、2個の誘電体
同軸共振器を用いた誘電体フィルタについて説明した
が、本発明は、これに限定されるものではなく3個以
上の誘電体同軸共振器を用いた誘電体フィルタについて
も適用することができる。 【0040】また、上記実施例では、断面正方形の角柱
状の誘電体同軸共振器を用いた場合について説明した
が、誘電体同軸共振器の断面形状はこれに限定されるも
のではなく、長方形、三角形、円形及び楕円形等の任意
の断面形状にすることができる。断面形状が円形や楕円
形の誘電体同軸共振器は、多段構成にした場合、隣接す
る誘電体同軸共振器間に無駄なスペースが生じるから、
好ましくは扁平な側面を有する正方形、長方形及び三角
形等の多角形の断面形状を有する誘電体同軸共振器を用
いるのがよい。 【0041】更に、上記実施例では結合部材の凹部内に
突部を設け、該突部の対向する面に電極を形成して結合
容量を構成したが、上記凹部内に櫛型に電極を対向配置
して平面的に結合容量を構成してもよい。また、上記実
施例では結合容量が1個の場合について説明したが、結
合容量が複数個の場合にも必要に応じて所要数の突部を
設け、該突部に電極を形成して所要の結合容量を構成す
ることができる。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2以上の誘電体同軸共振器と、上記誘電体同軸共振器の
開放端面に取り付けられる結合部材とからなる誘電体フ
ィルタであって、上記結合部材を、上記誘電体同軸共振
器の各孔に嵌入装着される嵌入部を有する絶縁材からな
り、部材本体及び嵌入部の表面に所要の電極を形成して
上記誘電体同軸共振器を結合する結合回路を形成し、上
記嵌入部を上記誘電体同軸共振器の孔に嵌入装着して取
り付けるようにしたので、誘電体フィルタの構成部品が
少なく、誘電体フィルタの小形化、軽量化及びコンパク
ト化が可能になる。 【0043】また、組立が容易で、組立工数及び組立時
間が削減され、製造コストの低減に寄与する。さらに、
結合部材の外周面に接地電極を設けて結合部材に設けら
れる回路をシールドするようにしているので、結合部材
からの高周波の漏洩が低減され、フィルタ特性の安定化
を図ることもできる。 【0044】また、結合部材本体に突部を突設し、該突
部に対構造の電極を形成して上記結合回路に含まれる容
量を構成するようにしたので、比較的容量値の大きいも
のも容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る誘電体フィルタの分解斜視図であ
る。 【図2】本発明に係る誘電体フィルタの結合部材の平面
図である。 【図3】本発明に係る誘電体フィルタの結合部材の正面
図である。 【図4】本発明に係る誘電体フィルタの結合部材の右側
面図である。 【図5】図3のA−A断面図である。 【図6】図4のB−B断面図である。 【図7】本発明に係る誘電体フィルタの等価回路であ
る。 【図8】本発明に係る誘電体フィルタのプリント基板へ
の実装方法を説明するための斜視図である。 【図9】従来の誘電体フィルタの分解斜視図である。 【符号の説明】 1 誘電体フィルタ 2,2′ 誘電体同軸共振器 21 誘電体 22,22′ 貫通孔 21A,21A′ 開放端面 3 結合部材 31 凹部 32,32′ 突部(嵌入部) 33 突部 35,36 端子電極 37 接地電極 4,4′ 電極 5 プリント基板 51,52 ライン電極 53 接地電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 1/20 - 1/219 H01P 7/00 - 7/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸方向の孔を有する筒状の誘電体の所定
    の外周面及び孔の内周面に電極を形成してなる2以上
    誘電体同軸共振器と、上記誘電体同軸共振器の開放端面
    に取り付けられ、該誘電体同軸共振器間の結合及び信号
    の入出力を行なう結合回路が設けられた結合部材とから
    なる誘電体フィルタにおいて、 上記結合部材は、上記誘電体同軸共振器の各孔に嵌入装
    着される嵌入部を有する絶縁材からなり、部材本体及び
    嵌入部の表面に所定の電極を形成して上記結合回路が形
    成されると共に、前記電極が形成された部材表面には、
    該電極を取り囲んで接地電極が形成されており、上記嵌
    入部を上記誘電体同軸共振器の孔に嵌入装着して取り付
    けられている構成を備え、 上記結合回路は、少なくとも1の容量を含み、該容量
    は、上記結合部材の嵌入部の間に突設された突部に対構
    造の電極を形成して構成され、前記対構造の電極は、嵌
    入部の外表面に形成された電極とそれぞれ接続されてお
    り、さらに該嵌入部外表面の電極は上記誘電体同軸共振
    器の各孔の内周面電極と接続されて いることを特徴とす
    る誘電体フィルタ。
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