JPH0793069B2 - 電力開閉器 - Google Patents

電力開閉器

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JPH0793069B2
JPH0793069B2 JP61048965A JP4896586A JPH0793069B2 JP H0793069 B2 JPH0793069 B2 JP H0793069B2 JP 61048965 A JP61048965 A JP 61048965A JP 4896586 A JP4896586 A JP 4896586A JP H0793069 B2 JPH0793069 B2 JP H0793069B2
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貞次郎 森
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は,電力の開閉を行う電力開閉器,特にその接
触子の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
電力開閉器は,電磁接触器や配線用遮断器として広く用
いられている。
従来の電力開閉器としては,例えば実開昭57−192647号
公報に見られる第2図に示すような電磁接触器が周知で
あり,該電磁接触器は左右対象であるから右側断面のみ
を示す。
同図において,(1)はプラスチツク等で形成された取
付台,(2)はこの取付台上にケイ素鋼板で積層された
固定鉄心,(3)は固定鉄心(2)に対抗配置されこれ
と同じくケイ素鋼板で積層された可動鉄心,(4)は可
動鉄心(3)と固定鉄心(2)とを引き外しバネ(図示
省略)に抗して吸着させる駆動力を付与する操作コイ
ル,(5)はプラスチツクで形成され,角窓を有するク
ロスバーで,その下端には可動鉄心(3)が保持されて
いる。(6)は上記クロスバー(5)の角窓に挿入され
て押しバネ(7)により保持されている可動接触子,
(6a)は可動接触子(6)に設けられた可動接点,
(8)は上記可動接触子(6)と対向して設けられ,電
流の通電を行う固定接触子,(8a)はこの固定接触子
(8)に設けられた固定接点,(8b)は同じくこの固定
接触子(8)の端子部を示す。(9)は電磁接触器本体
を外部回路と接続するための端子ねじ,(10)は固定接
触子(8)を取付けるベース,(11)は電磁接触器上面
を覆うカバーでその内部には固定接点(8a)と可動接点
(6a)との間に生じるアーク(12)を消弧するための磁
性体の金属消弧板(13)を設けてあり,この金属消弧板
(13)は図より明らかなように,可動接触子と対向させ
固定接触子(8)上方にこれと平行してかつ互いに所定
間隔を隔てて累積併設されている。
従来の電力開閉器は以上のような構成を有し以下にその
作用につて説明する。
第2図に示す電磁接触器において,操作コイル(4)を
消磁すと,図示を省略した引外しばねにより可動鉄心
(3)が固定鉄心(2)より開離し,クロスバー(5)
も同図に示す上位を占め,固定接点(8a)と可動接点
(6a)とが開離して固定接点(8a)と可動接点(6a)と
の間にアーク(12)が生じるが,このアーク(12)には
第3図に示されるように金属消弧板(13)に吸引され,
アーク(12a)のように引き伸され,最終的にはアーク
(12b)のようになり,金属消弧板(13)により消弧さ
れ,電流が遮断される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで,このような電力開閉動作を行う従来の電子開閉
器の可動接触子(6)は第4図Aに示すような形状をし
ていた。すなわち,可動接触子(6)は平板状導体から
なり,該可動接触子(6)の固定接触子(8)と対向す
る面の先端部には正方形状の可動接点(6a)がロウ材に
より接合されていた。
従って,可動接点(6a)に生じたアークの足は,可動接
触子(6)の先端部へ移動する際,可動接点(6a)と可
動接触子(6)との境界線のうち可動接触子(6)の先
端部に近接した境界線すなわち剥離初期発生位置(6b)
上を通過することになる。
このため,第4図Bにも示すように,接点(6a)と接触
子(6)とを接合するロウ材が溶解して,可動接点(6
a)の熱応力による剥離が起り易くなる。この剥離は,
多数回繰り返される接点(6a),(8a)の開閉動作に応
じてその進行速度が早まり,接点(6a)の消耗が速くな
るという問題点があつた。
同様に,固定接触子(8)に接合される固定接点(8a)
についてもアークによつて剥離し易くなり,固定接点
(8a)の消耗が速くなるという問題点があつた。
この発明は係る問題点を解決するために為されたもの
で,接点のアーク熱による剥離を防止し,電力開閉器の
長寿命化を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電力開閉器は接触子の接点接合部にアー
ク駆動方向へ行く程深くなる凹部を設け,この凹部と係
合し上記アーク駆動方向へ行く程厚さが増す接点を接合
したものである。
〔作用〕
前述した構成からも明らかなように,本発明に係る電力
開閉器によれば,接点のアーク駆動端部が接触子にだき
込まれているので,アークは接点の剥離初期発生位置を
通過することがなく,従つてアーク熱によりロウ材が溶
解して,接点の熱応力による剥離が起こりにくくなる。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を図をもとに説明する。
第1図A,Bはこの発明の一実施例に係わる可動接触子を
示すそれぞれ側面図および平面図である。図において,
(6c)は可動接触子(6)に設けられアーク駆動方向へ
行く程深くなる凹部すなわちこの例では溝であり,この
溝(6c)に,アーク駆動方向へ行く程厚さが増す断面台
形状の接点(6a)が接合されている。(6d)は可動接触
子(6)の先端を示す。他の部分については第2図に示
す従来の電力開閉器と同一であるので説明を省略する。
次に動作について説明するが,第2図,第3図に示す従
来の電力開閉器の動作に類似しているので,相違点を中
心に説明を進める。
可動接点(6a)に生じたアークの足は,第3図に示す従
来例と同様に,磁性体の金属消弧板により駆動されて可
動接触子(6)の先端部(6d)側へ移動する。この時,
この発明によれば,可動接点(6a)の剥離初期発生位置
(6b)が可動接触子(6)により覆われているので,上
記剥離初期発生位置(6b)がアークの足になめられるこ
とがない。したがつて,剥離初期発生位置(6b)の部分
のロウ材が溶ける現象を防止でき,可動接点(6a)の可
動接触子(6)からの剥離を防止することができる。
なお,接点(6a)の剥離を防止するため第5図A,Bにそ
れぞれ側面図および平面図で示すように,深さが一定の
凹部(6c)に厚さが一定の接点(6a)を接合する方法も
考えられるが,この場合,接点(6a)における凹部(6
c)に埋まる部分すなわち第5図の斜線部が有効に活用
されない。すなわち,接点(6a)の出つ張り部分すなわ
ち非斜線部がアーク熱によつて消耗した時点で接点(6
a)の寿命が尽き,斜線で示す直方体部が有効に活用さ
れないことになる。これに対して,第1図A,Bに示すこ
の発明の一実施例では,接点(6a)における凹部(6c)
に埋まる部分すなわち斜線部の体積を第5図A,Bの斜線
部の体積より小さくすることができ,接点(6a)の非有
効部分をより小さくすることができる。したがつて,高
価な接点材料の無駄使いをも防止できる。
なお,上記実施例では凹部(6c)が溝である場合を示し
たが,例えば接触子(6)の接点接合部のみが凹んでい
てもよく,上記実施例と同様の効果が得られる。
また,上記実施例では可動接点(6a)側にこの発明の適
用した場合について説明したが,固定接点(8a)側に適
用してもよく,さらに両方の接点(6a),(8a)に適用
してもよい。
さらに,上記実施例では電力開閉器の一種である電磁接
触器にこの発明を適用した場合について説明したが,例
えば配線用しや断器のような他の電力開閉器にもこの発
明が適用できるのは明白である。
〔発明の効果〕
以上のように,この発明によれば,接触子の接点接合肥
にアーク駆動方向へ行く程深くなる凹部を設け,この凹
部と係合し上記アーク駆動方向へ行く程厚さが増す接点
を接合したので,接点のアーク熱による剥離を防止でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはこの発明の一実施例に係る可動接触子を示
すそれぞれ側面図および平面図,第2図は従来の電力開
閉器の一例を示す半正面断面図,第3図は第2図のもの
の消弧作用を説明する説明図,第4図A,Bはそれぞれ従
来の接触子の接点剥離現象を示す説明図,第5図A,Bは
比較例に係る可動接触子を示すそれぞれ側面図および平
面図である。 図において,(6)は可動接触子,(6a)は可動接点,
(6b)は剥離初期発生位置,(6c)は凹部,(8)は固
定接触子,(8a)は固定接点,(12),(12a)(12b)
はアーク,(13)は金属消弧板である。 なお,各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定接触子に接合された固定接点と,可動
    接触子に接合され上記固定接点と接離可能な可動接点と
    を備え,上記両接点開離時に生じるアークを駆動して消
    弧する電力開閉器において,上記接触子の接点接合部に
    上記アーク駆動方向へ行く程深くなる凹部を設け,この
    凹部と係合する接点を接合したことを特徴とする電力開
    閉器。
  2. 【請求項2】接点はアーク駆動方向へ行く程厚さが増す
    ように形成されている特許請求の範囲第1項記載の電力
    開閉器。
  3. 【請求項3】アーク駆動方向へ行く程厚さが増す接点は
    断面台形状である特許請求の範囲第2項記載の電力開閉
    器。
JP61048965A 1986-03-06 1986-03-06 電力開閉器 Expired - Fee Related JPH0793069B2 (ja)

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