JPH0339367B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0339367B2 JPH0339367B2 JP5262582A JP5262582A JPH0339367B2 JP H0339367 B2 JPH0339367 B2 JP H0339367B2 JP 5262582 A JP5262582 A JP 5262582A JP 5262582 A JP5262582 A JP 5262582A JP H0339367 B2 JPH0339367 B2 JP H0339367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- fixed contact
- movable contact
- contact
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電気回路を開閉する電力開閉装置に
関するものである。
関するものである。
第1図〜第4図は従来の電力開閉装置の一例を
示したものである。これらの図において、1は金
属製の鋼板にて形成された取付台で、この取付台
1には電磁開閉装置本体を配設するときに用いら
れる複数の取付穴1aが設けられている。2は絶
縁材料にて形成されたベースで、上記取付台1と
ねじ3によつて固定されている。4はけい素鋼板
が積層された固定鉄心で、この固定鉄心4には操
作コイル5が装着され、さらに、取付台1との間
隙に暖衝材として板バネ6が配設されている。7
は上記固定鉄心4と対向して配設された可動鉄心
で、上記操作コイル5に通電されると固定鉄心4
に吸着されるように構成されている。8は絶縁材
料にて形成されたクロスバーで、ピン9を介して
可動鉄心7と連結されている。10はこのクロス
バー8と取付台1との間に配設された引きはずし
ばねで、常時はこの電力開閉装置の主回路が開路
されるようクロスバー8を押上げている。11は
可動接点11aを備えた可動接触子で、上記クロ
スバー8に設けられた保持穴8aに挿設され、加
圧ばね12によつて加圧されている。13は上記
可動接触子11、可動接点11aと対向する固定
接点13aを備えた固定接触子で、この固定接触
子13はネジ14により端子15に固定されると
共に前述端子15はベース2にネジ16,17に
より固定されている。13bはアークランナで固
定接触子13と電気的に接続されているが、固定
接触子13と一体化されてもよい。18は主回路
電線と接続される端子ネジで、端子15に結合さ
れる。19は絶縁材料で形成されたアークボツク
スで、ネジ20によつてベース2に固定されてい
る。アークボツクス19はアークドガスを外部放
出するための穴19aと天井部19bと側板19
cで構成されている。21は第4図のような形状
をして、磁性体で作られた消弧グリツド、22は
転流電極でアークボツクス19の天井部19bに
固定されている。可動接点11aと固定接点13
aとは消弧室内に配置されている。
示したものである。これらの図において、1は金
属製の鋼板にて形成された取付台で、この取付台
1には電磁開閉装置本体を配設するときに用いら
れる複数の取付穴1aが設けられている。2は絶
縁材料にて形成されたベースで、上記取付台1と
ねじ3によつて固定されている。4はけい素鋼板
が積層された固定鉄心で、この固定鉄心4には操
作コイル5が装着され、さらに、取付台1との間
隙に暖衝材として板バネ6が配設されている。7
は上記固定鉄心4と対向して配設された可動鉄心
で、上記操作コイル5に通電されると固定鉄心4
に吸着されるように構成されている。8は絶縁材
料にて形成されたクロスバーで、ピン9を介して
可動鉄心7と連結されている。10はこのクロス
バー8と取付台1との間に配設された引きはずし
ばねで、常時はこの電力開閉装置の主回路が開路
されるようクロスバー8を押上げている。11は
可動接点11aを備えた可動接触子で、上記クロ
スバー8に設けられた保持穴8aに挿設され、加
圧ばね12によつて加圧されている。13は上記
可動接触子11、可動接点11aと対向する固定
接点13aを備えた固定接触子で、この固定接触
子13はネジ14により端子15に固定されると
共に前述端子15はベース2にネジ16,17に
より固定されている。13bはアークランナで固
定接触子13と電気的に接続されているが、固定
接触子13と一体化されてもよい。18は主回路
電線と接続される端子ネジで、端子15に結合さ
れる。19は絶縁材料で形成されたアークボツク
スで、ネジ20によつてベース2に固定されてい
る。アークボツクス19はアークドガスを外部放
出するための穴19aと天井部19bと側板19
cで構成されている。21は第4図のような形状
をして、磁性体で作られた消弧グリツド、22は
転流電極でアークボツクス19の天井部19bに
固定されている。可動接点11aと固定接点13
aとは消弧室内に配置されている。
次にこの電力開閉装置の開閉動作について説明
する。第1図に示した主回路が開路されている状
態において、操作コイル5に電圧を印加すると固
定鉄心4と可動鉄心7との間に磁束が発生し、引
はずしばね10の付勢力に抗して上記可動鉄心7
が固定鉄心4に吸着される。このとき可動鉄心7
と連結されたクロスバー8も同様に動作し、可動
接触子11の可動接点11aが固定接触子13の
固定接点13aと接触すると共に、加圧ばね12
により所定の加圧力が加えられて主回路が閉路さ
れる。次いで上記操作コイル5を消磁すると引き
はずしばね10の付勢力により可動鉄心7が固定
鉄心4から開離移動し、クロスバー8もこの可動
鉄心7と連動して移動する。従つてこのクロスバ
ー8が第1図に示した状態に復帰すると共に、可
動接触子11の可動接点11aと固定接触子13
の固定接点13aとが開離する。この開離に際し
て上記可動接点11aと固定接点13aとの間に
は第1図中Aで示す部分にアークが発生する。ア
ークが発生してから電流がしや断されるまでのア
ークの動きを第5図を用いて説明する。第1図に
おける消弧室は左右対称であるので、その片側の
みが第5図に示されている。第5図aは固定接点
13aと可動接点11aが閉じた状態を示す。操
作コイル5への通電状態で固定接点13aと可動
接点11aを開くと固定接点13aと可動接点1
1aの間には第5図bに示すようにアーク23が
発生する。接点開離距離は一定距離まで時間の経
過と共に大きくなる。このアーク23は可動接触
子11や固定接触子13を流れる電流と消弧グリ
ツド21によつて第5図cのように駆動伸張さ
れ、アーク23の一端は第5図dに示すように固
定接点13aの表面からアークランナ13bに転
移される。次いで第5図dに示すアーク23の突
端部とアークランナ13bのBで示す部分との間
で絶縁破壊が生じて、アーク23の一端は第5図
eに示すアークランナ13bのBで示す部分に転
移し、第5図fに示すようにアーク23の他の一
端が固定接点11aから転流電極22に転移する
と共にアーク23が消弧グリツド21の間に吸引
されて消弧される。この消弧によりしや断が完了
する。
する。第1図に示した主回路が開路されている状
態において、操作コイル5に電圧を印加すると固
定鉄心4と可動鉄心7との間に磁束が発生し、引
はずしばね10の付勢力に抗して上記可動鉄心7
が固定鉄心4に吸着される。このとき可動鉄心7
と連結されたクロスバー8も同様に動作し、可動
接触子11の可動接点11aが固定接触子13の
固定接点13aと接触すると共に、加圧ばね12
により所定の加圧力が加えられて主回路が閉路さ
れる。次いで上記操作コイル5を消磁すると引き
はずしばね10の付勢力により可動鉄心7が固定
鉄心4から開離移動し、クロスバー8もこの可動
鉄心7と連動して移動する。従つてこのクロスバ
ー8が第1図に示した状態に復帰すると共に、可
動接触子11の可動接点11aと固定接触子13
の固定接点13aとが開離する。この開離に際し
て上記可動接点11aと固定接点13aとの間に
は第1図中Aで示す部分にアークが発生する。ア
ークが発生してから電流がしや断されるまでのア
ークの動きを第5図を用いて説明する。第1図に
おける消弧室は左右対称であるので、その片側の
みが第5図に示されている。第5図aは固定接点
13aと可動接点11aが閉じた状態を示す。操
作コイル5への通電状態で固定接点13aと可動
接点11aを開くと固定接点13aと可動接点1
1aの間には第5図bに示すようにアーク23が
発生する。接点開離距離は一定距離まで時間の経
過と共に大きくなる。このアーク23は可動接触
子11や固定接触子13を流れる電流と消弧グリ
ツド21によつて第5図cのように駆動伸張さ
れ、アーク23の一端は第5図dに示すように固
定接点13aの表面からアークランナ13bに転
移される。次いで第5図dに示すアーク23の突
端部とアークランナ13bのBで示す部分との間
で絶縁破壊が生じて、アーク23の一端は第5図
eに示すアークランナ13bのBで示す部分に転
移し、第5図fに示すようにアーク23の他の一
端が固定接点11aから転流電極22に転移する
と共にアーク23が消弧グリツド21の間に吸引
されて消弧される。この消弧によりしや断が完了
する。
このような電力開閉装置においてはアーク23
の一端が固定接点13aの端部に、アーク23の
他の一端が可動接点11aの表面に膠着しやすい
ため高価な固定接点13aと可動接点11aの消
耗が多いことの他、アーク時間が長くなつてアー
クエネルギーが大きくなり大電流のしや断ができ
ないという欠点を有する。
の一端が固定接点13aの端部に、アーク23の
他の一端が可動接点11aの表面に膠着しやすい
ため高価な固定接点13aと可動接点11aの消
耗が多いことの他、アーク時間が長くなつてアー
クエネルギーが大きくなり大電流のしや断ができ
ないという欠点を有する。
この発明は可動接点の消耗を低減すると共に、
しや断性能を高めることを目的としたものであ
る。
しや断性能を高めることを目的としたものであ
る。
本発明の電磁開閉装置は転流電極の形状が異な
る点を除けば第1図〜第4図のものと同一であ
る。本発明の実施例におけるMは転流電極22の
中空部、Nは転流電極22の平面部で、消弧グリ
ツドに対向するよう構成されている。電流電極の
形状を第6図に示す。第6図aは転流電極の半分
を示したものであるが、左右対称であるので、残
りの半分も同じ形状をしている。この転流電極2
2は第6図bのようにM1の部分がくりぬかれた
板をA−A、B−B、C−Cに沿つて折り曲げて
第6図aの形状に仕上げられる。転流電極22は
一定の厚さを有するので、折り曲げた時、第6図
aに示すように転流電極22のグリツド対向面N
の一部に中空部M2が形成される。中空部M2の高
さは第6図aにおいてHで表わされている。転流
電極22は第6図aに示すように可動接触子11
が転流電極22の切り欠き部の中に入り込めるよ
うに構成されている。
る点を除けば第1図〜第4図のものと同一であ
る。本発明の実施例におけるMは転流電極22の
中空部、Nは転流電極22の平面部で、消弧グリ
ツドに対向するよう構成されている。電流電極の
形状を第6図に示す。第6図aは転流電極の半分
を示したものであるが、左右対称であるので、残
りの半分も同じ形状をしている。この転流電極2
2は第6図bのようにM1の部分がくりぬかれた
板をA−A、B−B、C−Cに沿つて折り曲げて
第6図aの形状に仕上げられる。転流電極22は
一定の厚さを有するので、折り曲げた時、第6図
aに示すように転流電極22のグリツド対向面N
の一部に中空部M2が形成される。中空部M2の高
さは第6図aにおいてHで表わされている。転流
電極22は第6図aに示すように可動接触子11
が転流電極22の切り欠き部の中に入り込めるよ
うに構成されている。
この発明による電力開閉装置におけるアークの
動きを第7図を用いて説明する。第7図はアーク
が第6図aの可動接点11aの点0の部分で生じ
た場合のアークの動きを示す図である。第7図a
は固定接点13aと可動接点11aが閉じた状態
を示す。通電状態で固定接点13aと可動接点1
1aを開くと、固定接点13aと可動接点11a
の間には第7図bに示すようにアーク23を発生
する。このアーク23は可動接触子11と固定接
触子13に流れる電流が作る磁場によつて磁気駆
動力を受け、アーク23aのようになる。第7図
bにおいて、G1は、可動接触子11の両面のう
ち可動接点11aが取り付けられた面11bの対
面11cから固定接点13aの表面13cまでの
垂直距離であり、G2は転流電極22の消弧グリ
ツド対向面に中空部M2(第6図a参照)を設けた
際に形成される破断面のうち固定接点の表面に対
向する面から固定接点表面までの垂直距離であ
る。
動きを第7図を用いて説明する。第7図はアーク
が第6図aの可動接点11aの点0の部分で生じ
た場合のアークの動きを示す図である。第7図a
は固定接点13aと可動接点11aが閉じた状態
を示す。通電状態で固定接点13aと可動接点1
1aを開くと、固定接点13aと可動接点11a
の間には第7図bに示すようにアーク23を発生
する。このアーク23は可動接触子11と固定接
触子13に流れる電流が作る磁場によつて磁気駆
動力を受け、アーク23aのようになる。第7図
bにおいて、G1は、可動接触子11の両面のう
ち可動接点11aが取り付けられた面11bの対
面11cから固定接点13aの表面13cまでの
垂直距離であり、G2は転流電極22の消弧グリ
ツド対向面に中空部M2(第6図a参照)を設けた
際に形成される破断面のうち固定接点の表面に対
向する面から固定接点表面までの垂直距離であ
る。
第7図bではG1がG2より小であるので可動接
点11aから可動接触子11に転移したアーク2
3aの足は可動接触子にとどまつたままである。
しかし、第7図cに示すように、G1がG2より大
きくなると転流電極22の消弧グリツド対向面に
中空部M2を設けた際に形成される破断面のうち
固定接点対向面22bと固定接点表面の間で絶縁
破壊が容易に発生するので、アーク23aの足
は、転流電極22の消弧グリツド対向面に中空部
M2を設けた際に形成される破断面のうち固定接
点対向面22bに容易に転移する。アーク23は
第6図aに示すように可動接触子11と固定接触
子13に流れる電流が作る磁場によつてアーク2
3に第6図aに矢印で示す磁場Bが作用し、この
とき駆動力Fが生じ、アーク23は駆動され、第
7図cに示すようにアーク23aの足は可動接点
11aから転流電極22へ転移する。そしてアー
ク23は転流電極22や固定接触子13に流れる
電流によつて第7図dのように駆動伸張され、第
7図eの状態を経由して、第7図fに示すように
消弧グリツドの間で消弧される。この消弧により
しや断は完了する。
点11aから可動接触子11に転移したアーク2
3aの足は可動接触子にとどまつたままである。
しかし、第7図cに示すように、G1がG2より大
きくなると転流電極22の消弧グリツド対向面に
中空部M2を設けた際に形成される破断面のうち
固定接点対向面22bと固定接点表面の間で絶縁
破壊が容易に発生するので、アーク23aの足
は、転流電極22の消弧グリツド対向面に中空部
M2を設けた際に形成される破断面のうち固定接
点対向面22bに容易に転移する。アーク23は
第6図aに示すように可動接触子11と固定接触
子13に流れる電流が作る磁場によつてアーク2
3に第6図aに矢印で示す磁場Bが作用し、この
とき駆動力Fが生じ、アーク23は駆動され、第
7図cに示すようにアーク23aの足は可動接点
11aから転流電極22へ転移する。そしてアー
ク23は転流電極22や固定接触子13に流れる
電流によつて第7図dのように駆動伸張され、第
7図eの状態を経由して、第7図fに示すように
消弧グリツドの間で消弧される。この消弧により
しや断は完了する。
次に、アークの足が第6図aに示す可動接点1
1aの点Pに生じる場合、点0で生じた場合と同
様の動作により、アークの足は転流電極22の点
Qに転移する。
1aの点Pに生じる場合、点0で生じた場合と同
様の動作により、アークの足は転流電極22の点
Qに転移する。
次に、アーク23が、第6図aに示すように、
固定接点11aの側端部の点Sで発生する場合に
ついて説明する。この場合、可動接触子11と可
動接点11aには、第6図aにImで示す電流が
流れ、アークの足との接触部Sを経由して、電流
がアークに流入する。可動接触子11と可動接点
11aに流れる電流が点Sの近傍Imのように片
寄つて流れ、アークは転流電極22の脚部22a
の点Tの方向に駆動されるので、G1がG3(固定接
点表面から転流電極22の脚部22aの間の垂直
距離。第7図f参照)より大きくなるとアークの
足は転流電極22の脚部22aに容易に転移す
る。転移後、転流電極22と固定接触子13に流
れる電流が作る磁場によつて、アークは消弧グリ
ツド21の方に駆動されて消弧グリツドにより消
弧される。
固定接点11aの側端部の点Sで発生する場合に
ついて説明する。この場合、可動接触子11と可
動接点11aには、第6図aにImで示す電流が
流れ、アークの足との接触部Sを経由して、電流
がアークに流入する。可動接触子11と可動接点
11aに流れる電流が点Sの近傍Imのように片
寄つて流れ、アークは転流電極22の脚部22a
の点Tの方向に駆動されるので、G1がG3(固定接
点表面から転流電極22の脚部22aの間の垂直
距離。第7図f参照)より大きくなるとアークの
足は転流電極22の脚部22aに容易に転移す
る。転移後、転流電極22と固定接触子13に流
れる電流が作る磁場によつて、アークは消弧グリ
ツド21の方に駆動されて消弧グリツドにより消
弧される。
上記のように、アークが可動接点の点Sに生じ
るとアークは容易に転流電極の脚部に転移する。
るとアークは容易に転流電極の脚部に転移する。
一方、アークが可動接点の点0や点Pに生じる
と、アークは転流電極のグリツド対向面の方向に
駆動される。この状況下ではG1がG2より大きく
なるように構成することにより、アークの足を可
動接点から転流電極のグリツド対向面の下端に容
易に転移させることができる。
と、アークは転流電極のグリツド対向面の方向に
駆動される。この状況下ではG1がG2より大きく
なるように構成することにより、アークの足を可
動接点から転流電極のグリツド対向面の下端に容
易に転移させることができる。
すなわち、G1がG2より小さい場合はアークの
足が可動接点11aの点Pに膠着する時間が長く
なるので可動接点11aの消耗が大きくなるだけ
でなく、アーク時間も長くなり、従つてアークエ
ネルギが大きくなるため、優れたしや断性を得る
ことができない。これに反し、本発明ではG1が
G2より大きくなるよう構成されているので、先
述したようにアークの足が可動接点11aの点P
で膠着する時間が短いので、アークの発弧位置に
かかわらず、可動接点消耗の低減としや断性能の
改善を行うことができる。
足が可動接点11aの点Pに膠着する時間が長く
なるので可動接点11aの消耗が大きくなるだけ
でなく、アーク時間も長くなり、従つてアークエ
ネルギが大きくなるため、優れたしや断性を得る
ことができない。これに反し、本発明ではG1が
G2より大きくなるよう構成されているので、先
述したようにアークの足が可動接点11aの点P
で膠着する時間が短いので、アークの発弧位置に
かかわらず、可動接点消耗の低減としや断性能の
改善を行うことができる。
上記の実施例はこの発明をマグネツトにより開
閉動作を行う電力開閉装置すなわち電磁接触器に
適用したものであるが、この発明を配線用しや断
器のような他の電磁開閉装置にも適用することが
できるということは言うまでもないことである。
閉動作を行う電力開閉装置すなわち電磁接触器に
適用したものであるが、この発明を配線用しや断
器のような他の電磁開閉装置にも適用することが
できるということは言うまでもないことである。
以上で述べた本発明によれば、転流電極と、可
動接点と固定接点との間の距離を特定したことに
より、電磁開閉装置のしや断性能の向上を図るこ
とができる。
動接点と固定接点との間の距離を特定したことに
より、電磁開閉装置のしや断性能の向上を図るこ
とができる。
第1図は従来の電力開閉装置を示す断面図、第
2図は第1図の装置の側面図、第3図は第1図の
装置の平面図、第4図は第1図の消弧グリツドの
傾視図、第5図は従来の電力開閉装置の消弧室部
分とアークの動きを示す説明図、第6図は本発明
の一実施例を示す構造図、第7図は本発明による
電力開閉装置の消弧室部分とアークの動きを示す
説明図である。 図において、11は可動接触子、11aは可動
接点、13は固定接触子、13aは固定接点、1
3bはアークランナ、21は消弧グリツド、22
は転流電極、23はアークである。なお、図中、
同一符号は同一または相当部分を示す。
2図は第1図の装置の側面図、第3図は第1図の
装置の平面図、第4図は第1図の消弧グリツドの
傾視図、第5図は従来の電力開閉装置の消弧室部
分とアークの動きを示す説明図、第6図は本発明
の一実施例を示す構造図、第7図は本発明による
電力開閉装置の消弧室部分とアークの動きを示す
説明図である。 図において、11は可動接触子、11aは可動
接点、13は固定接触子、13aは固定接点、1
3bはアークランナ、21は消弧グリツド、22
は転流電極、23はアークである。なお、図中、
同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 基台に固定された固定接触子に接合された固
定接点、可動接触子に接合された上記固定接点に
対向して設けられた可動接点、上記固定接点の表
面に対し直角方向に設けられた消弧グリツド、こ
の消弧グリツドに対向する面と上記固定接点の表
面に対向する面とを有し上記可動接触子の少なく
とも一部分が入り込める中空部を有し消弧グリツ
ド対向面において上記中空部と連続する中空部を
有する転流電極を備えた電磁開閉装置において、
上記転流電磁の上記消弧グリツド対向面に中空部
を設けた際に形成される破断面のうち上記固定接
点の表面に対向する面から上記固定接点の表面ま
での垂直距離G2を、上記可動接触子の両面のう
ち上記可動接点が取り付けられた面の対面から固
定接点の表面までの垂直距離G1より小さくした
ことを特徴とする電磁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5262582A JPS58169820A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電磁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5262582A JPS58169820A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電磁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169820A JPS58169820A (ja) | 1983-10-06 |
JPH0339367B2 true JPH0339367B2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=12919989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5262582A Granted JPS58169820A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電磁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169820A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10368689B2 (en) | 2010-07-16 | 2019-08-06 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Advanced heating device |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5262582A patent/JPS58169820A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58169820A (ja) | 1983-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4429198A (en) | Power switchgear | |
JPH0223963B2 (ja) | ||
JPH0339367B2 (ja) | ||
JPH0129003B2 (ja) | ||
JPH0124328B2 (ja) | ||
KR880000760Y1 (ko) | 전력개폐장치 | |
WO1984002033A1 (en) | Switch | |
JPH0340457B2 (ja) | ||
JPS58117613A (ja) | 電力開閉装置 | |
JPH0555964B2 (ja) | ||
JPS63108622A (ja) | 開閉器 | |
JPH0463490B2 (ja) | ||
JPH033324B2 (ja) | ||
JPH0345494B2 (ja) | ||
JPH0127542Y2 (ja) | ||
JPS59111210A (ja) | 開閉器 | |
JPS58117612A (ja) | 電力開閉装置 | |
JPS5998419A (ja) | 電力開閉器 | |
JPH0122689B2 (ja) | ||
JPH0447925B2 (ja) | ||
JPH0381252B2 (ja) | ||
JPS6142823A (ja) | 電力開閉装置 | |
JPS63264829A (ja) | 開閉器 | |
JPS59117016A (ja) | 接点開閉器 | |
JPH0547924B2 (ja) |