JPH0791921B2 - 玄関サッシの化粧枠 - Google Patents

玄関サッシの化粧枠

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JPH0791921B2
JPH0791921B2 JP31907192A JP31907192A JPH0791921B2 JP H0791921 B2 JPH0791921 B2 JP H0791921B2 JP 31907192 A JP31907192 A JP 31907192A JP 31907192 A JP31907192 A JP 31907192A JP H0791921 B2 JPH0791921 B2 JP H0791921B2
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decorative frame
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frame
sash
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の木造建物にお
ける玄関サッシの化粧枠に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅等における玄関サッシの化粧枠に
は、従来例えば、アルミニウム等の金属を所定形状に加
工したものがある。ところが近年、住宅の多様化が進む
につれ、建物に、機能性や居住性ばかりでなく、個性、
美観、高級感などの付加的な要素も要求されるようにな
ってきた。特に、木造建物においては、玄関サッシの化
粧枠にも木質様のものを用い、暖かみのある木質感を付
与するとともに、室内の周囲との違和感を無くして、質
感、高級感を高める試みがなされるようになってきた。
【0003】このような木質様の化粧枠としては、例え
ば、天然木材を加工したり組み合わせたりして所定形状
に成形したもの、あるいは樹脂の押出成形あるいは射出
成形により得られたものの表面に、木質様の印刷、塗装
などを施したものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、玄関サッシ
の化粧枠の場合には、玄関ドアの種類(例えば、引違い
戸、アルミハイドア、プッシュプルハンドルハイドア、
格子ドア、木彫ドア、鋼製ドア、鋼製ハイドアなど)に
応じてそれぞれサッシの形状が異なるため、それに合わ
せた幾種類もの形状の化粧枠を用意することが必要であ
る。
【0005】ところが、天然木材よりなる化粧枠を成形
する際には、その加工に、多くの手間と時間、さらに高
度な技術を要するため、複雑な形状に加工することがで
きない事情があった。したがって、前記のように幾種類
もの形状の化粧枠を成形するのは、非常に困難な作業で
あった。
【0006】また、樹脂の表面に印刷、塗装を施してな
る化粧枠の場合には、樹脂の成形性が良好であるために
複雑な形状にも加工できる利点があったものの、やはり
前記のように幾種類もの形状の化粧枠を成形するには、
それぞれの形状に応じた多種類の金型を用意しなくては
ならず、製造コストが高くつく問題があった。また、印
刷や塗装による木質模様に深みがなく、天然木材の持つ
暖かみや質感に欠けるという不満もあった。
【0007】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であって、玄関ドアに応じた各種形状のサッシに対応で
きる幾種類もの形状の化粧枠を、少ない種類の金型で以
て簡単に製造することができ、しかも木質感豊かな外観
を与えることのできる玄関サッシの化粧枠を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る玄関サッシの化粧枠は、壁パネルの
室内側表面に接合される枠本体部と、該枠本体部に一体
に設けられて前記壁パネル端面に沿って張り出す張出部
とを有し、この張出部が断面略方形の内部中空構造を有
し、かつこの張出部の内部には、壁パネル端面に取り付
けられる玄関サッシの形状に応じた所望の長さに切断さ
れるべき箇所より少なくとも枠本体部に近い位置に、切
断後にこの張出部の端面を新たに形成するべき形成板が
この張出部の幅方向に及んで設けられ、かつ前記枠本体
部および張出部は、磨砕処理が施されかつ無機顔料が表
面に担持されたセルロース系微粉粒を樹脂素材に混合し
てなる混合物を押出もしくは射出成形することにより成
形されたものであることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係る玄関サッシの化粧枠によれば、張
出部を、壁パネル端面に取り付けられるサッシの形状に
応じた必要な長さ位置において切断すると、張出部内部
の該位置より枠本体部に近い位置に設けられた形成板が
表出して、新たにこの張出部の端面を形成する。このた
め、少ない種類の金型により製造された基本の化粧枠か
ら、その張出部を随時切断することで、多くの種類のサ
ッシに対応した化粧枠を得ることができる。また、化粧
枠を、セルロース系微粉粒が樹脂素材に混合された混合
物の押出もしくは射出成形より成形するので、成形性が
良好であるうえに、天然木材に近似した木質感豊かな外
観を与えることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の玄関サッシの化粧枠を説明す
る。
【0011】図1および図2は、鋼製ドアを取り付けた
玄関口の構造を示す斜視図および平断面図である。図中
符号1が壁パネル、2が玄関口を形成する開口部であ
る。開口部2の上部には、小壁パネル3が配設されてい
る。また、壁パネル1の開口部2に臨む端面には、半割
材4および調整材5が順に取り付けられている。
【0012】調整材5の開口部2に臨む面と、小壁パネ
ル3の下面(開口部2に臨む面)には、略コ字型の玄関
サッシ(以下、単にサッシと略称する。)6が取り付け
られている。また、これらの面の室内側角隅部付近に
は、サッシ6の室内側に臨む端部を覆うようにして、略
コ字型の化粧枠7が取り付けられている。
【0013】サッシ6は、調整材5の端面に接合される
縦サッシと、小壁パネル3の下面に接合される上サッシ
とから略コ字型に組み立てられたものであり、一方の縦
サッシには、玄関ドア(鋼製ドア)8が、蝶番9によっ
て回動可能に取り付けられている。
【0014】化粧枠7は、調整材5の端面に接合される
縦枠7A、7Aと、小壁パネル3の下面に接合される上
枠7Bとから略コ字状に組み立てられたものである。縦
枠7A、7Aの上端部と上枠7Bの側端部はそれぞれ4
5°の傾斜面に加工されており、これらの傾斜面を合わ
せて、適宜の固定金物(図示略)等で固定することによ
って、コ字状とされている。
【0015】次に、化粧枠7の断面形状について説明す
るが、化粧枠7の断面形状には、使用する玄関ドア8の
種類、したがってサッシ6の形状に応じて、種々のバリ
エーションがある。以下、これらの化粧枠7のバリエー
ションについて、順に説明する。
【0016】まず、基本タイプの化粧枠について、図3
を参照して説明する。
【0017】化粧枠7は、概略、調整材5の室内側表面
に接合される枠本体部7aと、該枠本体部7aに一体に
設けられて、調整材5の開口部2に臨む端面に沿って張
り出す張出部7bとから構成される。
【0018】枠本体部7aは、張出部7bとの接合部分
が開口した内部中空の横断面略方形のものである。張出
部7bは、枠本体部7aとの接合部分が開口した内部中
空のもので、調整材5の前記端面に沿う方向に細長く延
びる方形の横断面を有している。両者は開口部を連通し
た状態に一体成形されて、この化粧枠7が形成されてい
る。
【0019】この化粧枠7の張出部7bの内部の所定位
置には、該位置より若干先端側の位置にてこの張出部7
bを切断した際に、新たにこの張出部7bの端面を形成
する形成板10が、張出部7bの幅方向に及んで設けら
れている。ここで形成板10の設けられるべき所定位置
とは、この張出部7bを、前記サッシ6の形状に応じて
必要とされる長さに切断する場合、この切断位置より若
干前記枠本体部7aに近い適当な位置を言うものであ
る。また、枠本体部7aの入隅側の面の張出部7bに近
い箇所には、凹所7cが形成されている。なお、この化
粧枠7の出隅部には、段部7dが形成されている。
【0020】こうしてなる基本タイプの化粧枠は、所定
形状の金型を用いて、後述する成形材を押出あるいは射
出成形することによって得られたものである。
【0021】この例の化粧枠7は、玄関ドア8として例
えばアルミハイドアやプッシュプルハンドルハイドアを
使用した場合に適用されるものである。図4に、アルミ
ハイドアを使用した場合における化粧枠7の納まり図を
示す。この場合、図4に示すように、調整材5の端面に
は、室内側の表面近くにまでサッシ6が取り付けられて
いる。このサッシ6に、このアルミハイドアを開閉させ
るためのドアクローザー11が取り付けられる。そし
て、化粧枠7は、枠本体部7aに設けられた凹部7d内
に前記サッシ6の端部を嵌入させるようにして、調整材
5端面の室内側角隅部に取り付けられている。
【0022】次に、この基本タイプの化粧枠から変形加
工され得る第1の変形例について説明する。
【0023】図5は、第1の変形例を示す平断面図であ
る。
【0024】この化粧枠7は、前記基本タイプの化粧枠
における張出部7bを、位置Aで切断し、かつ張出部7
bの入隅側の面に合板12を貼り付けたものである。位
置Aとは、形成板10の外側表面に合致する位置であ
る。合板12は、張出部の7b入隅側の面の長さに等し
い幅と、前記凹所7cの幅より小さい厚みを有する大合
板12aと、この大合板12aに貼り付けられて、凹所
7c内の残りの部分を埋める大きさの小合板12bとか
らなる。
【0025】この例の化粧枠7は、図6に示すように、
玄関ドア8に引き違い戸を採用した場合に適用されるも
のである。こうしてなる化粧枠7は、張出部7bおよび
合板12を前記サッシ6の端部に突き当てるようにし
て、この調整材5端面の室内側角隅部に取り付けられて
いる。
【0026】次に、前記基本タイプの化粧枠から変形加
工され得る第2の変形例を、図7を参照して説明する。
この例の化粧枠7は、前記基本タイプの化粧枠の張出部
7bを切断せず、その入隅側の表面に合板12を貼り付
けたものである。合板12は、前記第1の変形例と同じ
ように、張出部7bの入隅側の面の長さに等しい幅と、
前記凹所7cの幅より若干小さい厚みを有する大合板1
2aと、この大合板12aに貼り付けられて、凹所7c
内の残りの部分を埋める大きさの小合板12bとからな
る。この第2の変形例は、やはり玄関ドア8として引き
違い戸を採用した場合に適用されるものである。
【0027】次に、図8ないし図11を参照して、他の
応用例について説明する。図8ないし図11に示した例
は、前記基本タイプの化粧枠からの変形例ではなく、別
の形状の金型を用いて製造された他の基本タイプの化粧
枠からの変形例である。
【0028】この基本タイプの化粧枠7は、図8に示し
た構造のものである。これが前記基本タイプのものと異
なるのは、主に、張出部7bの形状と、枠本体部7あに
凹所7cが設けられていないことである。張出部7b
は、前記基本タイプのものよりも長く、先端には突起部
7eが、中央部付近には、入隅側表面に開口した凹部7
fが設けられている。この張出部7bの内部には、凹部
7fの両側に合致する位置と、それより枠本体部7aに
近い位置に、それぞれ、張出部7bの幅方向に及ぶ形成
板10a、10b、10cが設けられている。この基本
タイプの化粧枠7は、玄関ドア8として例えば鋼製ハイ
ドアを採用した場合に使用されるものである。
【0029】図9に示した第3の変形例は、前記の基本
タイプの化粧枠の張出部7bを位置Bにて切断したもの
である。ここで位置Bとは、形成板10cの外側表面に
合致する位置を言っている。この例の化粧枠7は、玄関
ドア8として例えば格子ドアを採用した場合の化粧枠と
して用いられるものである。
【0030】図10に示した第4の変形例は、前記の基
本タイプの化粧枠7の張出部7bを位置Cにて切断した
ものである。ここで位置Cとは、形成板10bと形成板
10cの間の位置である。この例の化粧枠7は、玄関ド
ア8として例えば木彫りドアあるいは鋼製ドアを採用し
た場合の化粧枠として用いられるものである。ちなみ
に、先に図1に図示した化粧枠7は、この例の化粧枠7
に相当するものである。
【0031】図11に示した変形例は、前記の基本タイ
プの化粧枠7の張出部7bを位置Dにて切断したもので
ある。ここで位置Dとは、形成板10aと形成板10b
の間の位置である。この例の化粧枠7は、玄関ドア8と
して例えば鋼製ドアを採用した場合の化粧枠として用い
られるものである。
【0032】さて、前記のようにしてなる化粧枠7は、
磨砕処理が施されかつ無機顔料が表面に担持されたセル
ロース系微粉粒を樹脂素材に混合してなる混合物を押出
もしくは射出成形により所望の形状に成形した成形材の
表面に、塗料を塗布して製造されたものである。
【0033】以下、その成形材について詳述する。
【0034】成形材を形成する樹脂素材としては、塩化
ビニル樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリウレタン樹脂等が用いられる。そして、この樹脂素
材に、白色無機顔料を担持したセルロース系微粉粒が配
合され、さらに必要に応じ公知の添加材が配合され混合
された後、該混合物が押出成形もしくは射出成形によっ
て、前記成形材が形成されている。
【0035】ここで、白色無機顔料を担持するセルロー
ス系微粉粒としては、木材の粗粉砕物、バカスの粗粉砕
物、稲藁の粗粉砕物等の各種植物細胞体の原料材粗粉砕
物を磨砕処理することによって得られたものが用いられ
る。原料材の粗粉砕物を得るには、そのチップ等を機械
的な衝撃破砕により粉砕して150メッシュ、好ましく
は120メッシュよりも細かい粒径の粗粉砕粉を得る。
ここで機械的な粉砕には、例えばインペラーミル(IM
P−250;株式会社セイシン企業製)が好適に使用さ
れる。
【0036】そして、このような原料材粉砕物の磨砕処
理としては、例えば図12に示すボールミルによって行
うのが好ましい。このボールミルは、大気解放型のミル
本体21の周壁に冷却ジャケット22を設けたもので、
供給パイプ23から冷却ジャケット22内に冷却水を供
給し、排水パイプ24から排出することで冷却水を循環
させ、これによってミル本体21内の温度を予め設定し
た温度、例えば80℃以下となるようにするものであ
る。
【0037】ここで、ミル本体21の上部にはモータ2
5が配設されており、このモータ25の底部にはミル本
体21内のボール26を撹拌するロータ27が配設され
ている。ロータ27は、モータ25の駆動によって回転
し、ボール26と被磨砕処理物とを撹拌することによ
り、これらを機械的に接触させるものである。また、ミ
ル本体21の錐形下部にはバルブ28で開閉される取出
し口29が設けられており、磨砕処理後の被磨砕処理物
を排出できるようになっている。
【0038】このボールミルのミル本体21内に装填さ
れるボール26は、外径3mm〜5mmのセラミックス
ボール、特にジルコニア系やアルミナ系のセラミックス
ボールを用いるのが好ましく、ステンレス、スチール等
の金属製のボールの使用は避けるのが好ましい。なぜな
ら、ステンレス、スチール等の金属製のボールでは、木
粉等の粉砕セルロース系粉がボールの表面に結着し、あ
るいは金属製ボール相互の接触に伴う発熱によって粉砕
粉に変質をもたらすおそれがあるからである。
【0039】なお、この乾式ボールミルは密閉タイプで
あっても大気解放タイプであっても良いが、密閉タイプ
を採用した場合には、ミル内に窒素ガス等の不活性ガス
を充填して用いるのが好ましい。
【0040】また、このボールミルでは、使用ボール2
6の表面温度が90℃〜120℃の範囲となるように
し、ミル本体21の室内温度が80℃を越えないように
して前記の原料材粉砕物の粉砕・磨砕処理と乾燥処理と
を行う。ここで使用ボール26の温度制御については、
ミル本体21の容量と、このミル本体21内に投入され
るボール26の量と、ボール26の材質、寸法ならびに
投入粉砕物の投入温度、量、含有水分量とに基づき、撹
拌速度ならびにミル本体21の周囲に設けた冷却ジャケ
ット22による冷却量等を調整することによって行う。
【0041】なお、ボール26の表面温度は、対象材料
によっても異なるものの、例えば木材粉の場合には10
0℃〜120℃の範囲にするのが、粉砕および磨砕の効
率の点から好ましい。ただし、粉砕・磨砕に長時間を要
する場合には暴爆の防止の点から90℃〜100℃であ
ることが望ましい。また、粉砕・磨砕において暴爆を生
ずる危険のある場合には、ミル本体21内の酸素濃度を
15%以内とするのが好ましく、その場合には例えばボ
ールミル内に連続して窒素ガスを供給するといった方法
を採用してもよい。
【0042】このようなボールミルによる粉砕・磨砕処
理によれば、ボール26の回転に伴って生ずる摩擦熱に
よりミル本体21の内部温度が上昇し、一方冷却ジャケ
ット22に循環される冷却水によってミル本体21内の
温度およびボール26の表面温度が前記した範囲に調節
されることにより、原料粉砕物が粉砕されると同時に強
い加熱条件下におかれて乾燥せしめられ、これによって
粒径が所望する範囲、例えば100μm以下に揃えら
れ、しかも含有水分が2.0重量%以下に調整されるの
である。
【0043】また、この処理によれば、粗粉状態で投入
された原料材粉砕物にボール26が接触することによ
り、該ボール26に接触した原料粉砕物はその表面が破
断状態で磨砕され、これによってその破断、磨砕が効率
良くなされる。
【0044】すなわち、原料材粉砕物はボール26の表
面に接触した際、機械的に圧潰されかつ摩耗されて粉砕
・磨砕され、これと同時に加熱・乾燥されることから、
含有水分が効率良く取り除かれるのである。また、ボー
ル26から離脱した際急速に冷却されることから、加熱
−冷却の繰り返しを受けることによって原料材粉砕物中
の繊維が膨縮作用を受けるとともに、急速に乾燥され、
これによって繊維の先端部がボール26によって効率良
く磨砕され、結果として周面に繊毛の少ない、独立した
粒形状をなす磨砕処理セルロース系微粉粒が得られるの
である。
【0045】そして、このようにして得られたセルロー
ス系微粉粒を分級し、所望する範囲の粒径(例えば1〜
10μm、10〜20μm、20〜50μm、50〜1
00μm)に揃え、白色無機顔料を担持するための本発
明のセルロース系微粉粒とする。
【0046】なお、担持される白色無機顔料としては、
酸化チタン、リトポン、ホワイトカーボン、炭酸カルシ
ウム等が使用可能であるが、特に酸化チタンが、得られ
る化粧枠7に十分な白色度を付与するうえで好ましい。
また、この白色無機顔料の粒径については、前記セルロ
ース系微粉粒より十分に小さく調整されたものとされ
る。
【0047】また、該白色無機顔料の前記セロルース系
微粉粒への担持方法として、例えば前記セルロース系微
粉粒と白色顔料とを混合し、得られた混合粒子を気相中
に分散させながら衝撃力を主体とする機械的熱的エネル
ギーを粒子に付与し、セルロース系微粉粒を母粒子と
し、この母粒子の周面に顔料粒子を担持させるといった
方法が採用される。
【0048】また他の方法としては、セルロース系微粉
粒と白色顔料との混合粒子を図12に示したようなボー
ルミルに投入し、再度磨砕処理を施すことによってセル
ロース微粉粒周面に白色無機顔料粒子を担持させる方法
も採用可能である。
【0049】このような担持処理を施すことにより、図
13に示すように白色無機顔料粒子30…はセルロース
系微粉粒31の周面に食いつき状態で担持されたものと
なる。なお、担持させる白色無機顔料の量としては、母
粒子となるセルロース系微粉粒の周面に重なり合って該
周面を覆いつくす量が上限とされるが、下限については
化粧枠の所望する白色度に応じて適宜決定される。
【0050】このようにして得られる顔料担持セルロー
ス系微粉粒は、白色無機顔料の色調とほぼ同一の色調を
有するものとなり、該担持微粉粒の製造過程においても
保管の過程においてもその凝集が認められないものであ
る。
【0051】ここで、樹脂素材に対する担持微粉粒の配
合量は、例えば塩化ビニル樹脂により作製する場合、樹
脂100重量部に対し、担持微粉粒が20〜50重量部
程度配合される。こうして、磨砕処理が施されかつ白色
無機顔料が表面に担持されたセルロース系微粉粒を樹脂
素材に混合してなる混合物が得られ、さらに該混合物を
押出もしくは射出成形により所望の形状に成形すること
で、成形材が得られるのである。
【0052】また、この成形材の表面に塗布される塗料
については、樹脂成分として塗料に用いられるものはほ
ぼ使用可能であるが、その中でもウレタン樹脂、アクリ
ル樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂等が好適に用
いられる。また、顔料としては、木質様を出すため例え
ば酸化鉄等の茶色顔料などが用いられる。
【0053】また、特に全艶消しを行いたい場合には前
記磨砕処理セルロース系微粉粒を配合した塗料を用いて
もよい。ここで、該磨砕処理セルロース系微粉粒を配合
する場合には、セルロース系微粉粒として粒径が1〜1
5μm程度のものを用いるのが好ましい。
【0054】この塗料を、前記成形材に塗布するに先立
ち、前処理として以下に述べる処理を、成形材表面に施
す。
【0055】まず、成形材の被塗装面を、ブラシやバフ
ロールにより研削処理し、被塗装面を粗面にするととも
に、一部の表面樹脂を除去する。するとこのよう研削処
理により成形材は、成形時に生じた不要の凹凸が平滑化
されるとともに、細い掻傷を多数形成する。なお、この
工程は表面光沢をなくすことが主目的であるが、特に先
端が不揃いのブラシを用いれば、表面の荒らし方に強弱
を生じ、後述する塗料塗布による着色にて色ムラ等を出
すことができ、これによって木質感を一層高めることが
でき、さらには塗料の浸透を良くすることができる。
【0056】またこの場合、表面を研削処理することに
よって表面部に位置する顔料担持セルロース系微粉粒
は、その担持した白色無機顔料が剥離し、その結果セル
ロース系微粉粒の内部が露出して成形材表面の木質感を
高める。また、このような研削処理によって表面の白色
度にムラが生じるとともに、後述する塗料塗布の際にも
微視的にみて塗料の吸い込みやそののりの具合に微妙に
差が生じることにより、得られた成形材により一層の木
質感が醸し出される。
【0057】次に、研削処理した被塗装面にエンボス加
工による加飾処理を行う。このエンボス加工は、ポンチ
とダイスとの間に樹脂成形物を入れて木目様の凹凸模様
を形成したり、エンボスロール間で樹脂成形物を転圧せ
しめて連続的に木目様の凹凸模様を形成する方法であ
る。
【0058】次いで、エンボス加工を施した面に塗料を
塗布し、木目模様を明瞭にした後、不織布等を巻き付け
たロールによって塗装面の余剰塗料を拭き取る。ここで
塗料の塗布については、スプレーガンによる吹き付け法
や各種の流動浸漬法など従来公知の塗布法が採用可能で
ある。
【0059】さらに、塗装面に公知のトップコート処理
を行い、必要に応じ所要の寸法に切断して製品としての
化粧枠を得る。なお、所望寸法にするための切断は、予
め研削処理前にて行ってもよく、さらにはエンボス加工
を施す前に行ってもよいのはもちろんである。こうし
て、成形材の表面に塗料が塗布されて、所望の化粧枠が
得られるのである。
【0060】以下、本発明の玄関サッシの化粧枠の効果
について述べる。
【0061】前述した化粧枠7にあっては、前述したよ
うに、張出部7bを、壁パネル1端面に取り付けられる
サッシ6の形状に応じた必要な長さ位置において切断す
ると、張出部7b内部の該位置より枠本体部7aに近い
位置に設けられた形成板10が表出して、新たにこの張
出部7bの端面を形成する。このため、わずか2種類の
金型により製造された2つの基本タイプの化粧枠から、
その張出部7bを随時切断することで、多くの種類(7
種類)の変形例を得ることができる。よって、多種多様
の玄関ドア8、ひいては多種多様のサッシ6に対応した
化粧枠7を容易に得ることができ、製造コストの削減を
図ることができる。
【0062】また、化粧枠7が、前記のような成形材よ
りなるため、木質様の外観を有し、恰も天然の木材によ
り作られているかのような質感が得られる。そのため、
木材の持つ暖かみのある優しい風合いの玄関空間が提供
され、高級感、重厚感を高めるとともに、周囲の室内の
景観(壁パネルや家具など)との調和を図って、室内の
美観を向上させることもできる。
【0063】また、化粧枠7が前記のようなセルロース
系微粉粒を樹脂素材に混合した混合物を成形することに
よって得られたものであるので、従来の天然木材を加工
したり組み合わせたりしたものに比べて、その成形性が
著しく優れており、複雑な形状の化粧枠をも容易に製造
することができる。さらに、成形後の切断も容易に実施
することができ、所望形状への変形も簡便である。
【0064】また、前記のように、磨砕処理を施し、無
機顔料が表面に担持されたセルロース系微粉粒を樹脂素
材に混合してなる混合物を、押出もしくは射出成形によ
り成形して得られた成形材にあっては、表面が担持され
た白色顔料により表面が十分に白色となっており、2次
加工における色調整が簡便となり、美麗な木質様を容易
に付与されていることから、木材を直接微粉状に粉砕し
たものが繊維状であるのと異なり、その表面に繊毛が少
なく粒状となり、よって板材表面にけば立ちがなく、肌
触りのよいものとなる。
【0065】また、セルロース系微粉粒が繊維状でなく
粒状をなしているため、繊維状のものを配合分散させた
際その繊維状部分が絡み合って団子状、綿状になってし
まうのと異なり、個々が独立した状態で分散されるもの
となり、よって顔料担持粉粒自体も形成樹脂に対し極め
て分散性が良くなり、したがって得られた成形材につい
ても十分に均一な材質のものとなる。
【0066】さらに、セルロース系微粉粒が繊維状でな
く粒状をなしているため、繊維状木粉のごとく水(湿気
を含む)、溶剤を吸着しあるいはこれを放出することに
起因する伸縮が極めて少なく、よってこれを含有してな
る成形材は寸法安定性に極めて優れたものとなる。
【0067】また、磨砕処理を施しかつ表面に顔料を担
持してセルロース系微粉粒を骨材としていることによ
り、該微粉粒による樹脂の吸着・吸い込みが極めて少な
くなって、成形歪みを生ずることがほとんどなくなる。
また、この成形材にあっては、セルロース系微粉粒が顔
料を担持していることから担持前に比べ耐熱性が向上し
ていることにより、単に木粉等セルロース系微粉粒を配
合させ成形する場合に比べ、成形時の熱影響が少なく、
よって色や形状の変化などの変質が抑制される。また、
顔料を担持したことによってセルロース系微粉粒はその
表面が覆われ、これにより微粉粒中に含まれるグリニン
や木酸が成形時に放出されることが抑制されるため、該
グリニンや木酸の放出に起因する成形不良が防止され
る。
【0068】また、この成形材にあっては、セルロース
系微粉粒の表面積が、顔料を担持していることにより、
通常の木粉に比べ大となっており、したがって成形材中
において該微粉粒と樹脂との接着度が高まる。さらに成
形に際しても、木粉を混入した樹脂に比べ、本発明のセ
ルロース系微粉粒混入樹脂は、その流動性に優れ、した
がって押出成形圧や射出圧を低く設定することが可能に
なる。
【0069】また、このような成形材に表面処理を施
し、その後塗料を塗布して製造された化粧枠にあって
は、成形後の成形材表面に研削処理を施したので、研削
処理面において外面に臨んで位置する白色無機顔料担持
セルロース系微粉粒が、その顔料担持部分が削られてセ
ルロース微粉粒の内面が研削処理面に臨むことにより、
成形材表面の手触り感が柔らかくしかもセルロース系微
粉粒自体に吸湿性があることなどにより木質感に富んだ
ものとなる。また、このセルロース系微粉粒の内面が臨
んだ研削処理面に塗料が塗布されることにより、塗料が
直接セルロース系微粉粒中に吸い込まれ、これによって
塗料の成形材への吸い込みおよびのりが良好となる。
【0070】さらに、この化粧枠にあっては、セルロー
ス系微粉粒が配合されているため、鋸による切断や釘打
ちなども十分可能となって木材とほぼ同様にして取り扱
うことができ、よって住宅等の化粧材などとした場合に
現場での取り付けなどの施工が極めて容易になる。ま
た、化粧枠は、セルロース系微粉粒が配合されているこ
とから、塗料の成形材への塗着が強固となり、部分的な
剥離もない十分均質な塗膜を有する製品となる。
【0071】また、塗料として、磨砕処理したセルロー
ス系微粉粒を配合したものを用いれば、シリカ等による
艶消し表面と異なり、白濁減少を生ずることなく、塗料
中の使用顔料固有の色調を有し、かつ艶消し状の着色表
面が得られる。さらに、塗料として磨砕処理したセルロ
ース系微粉粒を配合したものを用いれば、該微粉粒の分
散性がよいため木質の色調を付与する茶色顔料の塗料中
での分散もよくなり、よって得られた塗装面は不自然な
色ムラがなく、エンボス加工等による自然な色調の変化
のみを有する木質様を呈したものとなる。
【0072】またさらに、この化粧枠7は、内部が中空
構造であるため、この中空部を、例えば電源コードや電
源コンセント等の住宅設備の収納スペースとしても利用
できる。これによって、この住宅設備が室内に露出する
ことを防止して、室内の美観を維持することができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少ない種類の金型により製造された基本の化粧枠から、
その張出部を随時切断することで、多くの種類のサッシ
に対応した化粧枠を得ることができる。よって、多種多
様の玄関ドアに適用し得る化粧枠を容易に得ることがで
き、製造コストの削減を図ることができる。また、この
化粧枠は、天然木材に近似した木質様の外観を有するの
で、玄関口の室内側角隅部にこの化粧枠を取り付けるこ
とにより、木材の持つ暖かみと優しい風合いを備え、重
厚感、高級感のある玄関空間を提供するとともに、該玄
関空間と周囲との調和を図って室内の美観を高めること
ができる。また、化粧枠が、無機顔料を担持したセルロ
ース系微粉粒を樹脂素材に混合してなる混合物を押出も
しくは射出成形により成形したものであるので、成形性
に優れ、容易に所望の形状に加工することができるほ
か、成形後の切断も容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玄関サッシの化粧枠を玄関口に取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同化粧枠を取り付けた状態を示す要部平断面図
である。
【図3】基本タイプの化粧枠の一例を示す平断面図であ
る。
【図4】図2の化粧枠を玄関口に取り付けた状態を示す
平断面図である。
【図5】図2の化粧枠から変形加工した第1の変形例を
示す平断面図である。
【図6】図4の化粧枠を玄関口に取り付けた状態を示す
平断面図である。
【図7】図2の化粧枠から変形加工した第2の変形例を
示す平断面図である。
【図8】基本タイプの化粧枠の他の例を示す平断面図で
ある。
【図9】図7の化粧枠から変形加工した第3の変形例を
示す平断面図である。
【図10】図7の化粧枠から変形加工した第4の変形例
を示す平断面図である。
【図11】図7の化粧枠から変形加工した第5の変形例
を示す平断面図である。
【図12】セルロース系微粉粒を磨砕処理する際に使用
されるボールミルの一例を示す要部破断正断面図であ
る。
【図13】セルロース系微粉粒の白色無機顔料を担持し
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2 開口部 6 サッシ(玄関サッシ) 7 化粧枠 7a 枠本体部 7b 張出部 8 玄関ドア 10 形成板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄関口を形成するべき開口部に臨む壁パ
    ネル端面の室内側角隅部に取り付けられる玄関サッシの
    化粧枠であって、 壁パネルの室内側表面に接合される枠本体部と、該枠本
    体部に一体に設けられて前記壁パネル端面に沿って張り
    出す張出部とを有し、 この張出部が断面略方形の内部中空構造を有し、かつこ
    の張出部の内部には、壁パネル端面に取り付けられる玄
    関サッシの形状に応じた所望の長さに切断されるべき箇
    所より少なくとも枠本体部に近い位置に、切断後にこの
    張出部の端面を新たに形成するべき形成板がこの張出部
    の幅方向に及んで設けられ、 かつ前記枠本体部および張出部は、磨砕処理が施されか
    つ無機顔料が表面に担持されたセルロース系微粉粒を樹
    脂素材に混合してなる混合物を押出もしくは射出成形す
    ることにより成形されたものであることを特徴とする玄
    関サッシの化粧枠。
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