JPH06134946A - 車輌用内装材 - Google Patents

車輌用内装材

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JPH06134946A
JPH06134946A JP16644692A JP16644692A JPH06134946A JP H06134946 A JPH06134946 A JP H06134946A JP 16644692 A JP16644692 A JP 16644692A JP 16644692 A JP16644692 A JP 16644692A JP H06134946 A JPH06134946 A JP H06134946A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然の木製品に比べ遜色のない木質様を有
し、しかも透湿による変形のない車輌用内装材を提供す
る。また、手触り感が柔らかく十分な木質感を有する木
質様製品を提供する。 【構成】 磨砕処理が施され、白色無機顔料が表面に喰
い込み状態で担持されたセルロース系微粉粒がポリプロ
ピレン樹脂に混合され、この混合物が押出もしくは射出
成形により成形され、さらにこの成形体の被塗装面に研
削処理が施され、研削処理面に塗料が塗布されてなる車
輌用内装材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インストルメントパネ
ルのフレームなど車輌用内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌用内装材としては、ドアトリムやボ
デーサイドトリム、インストルメントパネル、フロアコ
ンソールなど種々のものが知られている。これら内装材
のうち例えばインストルメントパネルは、その組み付け
上からメタルインストとトリムインストに分けられる。
このうちトリムインストは、フレームを鋼板プレス品や
樹脂一体成形品で作り、それに部品を組み付けた後車体
にボルトで組み付けるものであり、予めサブアッセンブ
リラインでの部品の組付け作業ができるため、作業性が
よく、建付けの微調整や必要なチェックがやり易いなど
の利点があることなどから近年ではほとんどの車に採用
されている。
【0003】ところで、このようなトリムインストの本
体を形成するフレームは、樹脂成形技術の急速な進歩に
よって以下のような長所を有するようになってきている
ことから、樹脂一体成形によるものが多くなっている。 (a)裏面の細部形状まで含めて大きなものが一体で成
形できる。 (b)しぼ(模様)や色はもちろん、彫りの深い形状な
ども自由にできる。 (c)寸法精度がよいので、組み付け性が良好である。 (d)強度、剛性のコントロールが容易である。 (e)軽量化が可能である。 そして、このようなフレームに対応できる樹脂材料とし
ては、ポリフェニリンオキサイド、フィラー混入ポリプ
ロピレン、ABS樹脂、ガラス繊維混入アクリルニトリ
ル,スチレン共重合体(ASG)などが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年では車
輌においても高級化が進み、例えばインストルメントフ
レームを木製にしたり、あるいは印刷等によってこれに
木質様を付与するといったことにより内装に手作り感を
醸し出し、車内に落ち着きを与えるといったことがなさ
れてきている。しかし、フレームを木製にした場合に
は、樹脂一体成形品に比べ量産がきかないことなどから
コストアップを避けることができず、また寸法精度に劣
り、しかも車体に組み付け後、非塗装面からの透湿など
によって変形するなどといった問題がある。一方、樹脂
一体成形品に木質様を付与したものでは、印刷等による
ため十分な木質感が得られず、本来の目的である高級感
や手作り感を与えるまでには至っていないのが実状であ
る。
【0005】特に、樹脂材料としてポリプロピレンは、
耐熱性、耐衝撃性に優れ、コストが安価であり、しかも
構造が単純でリサイクルが簡単であるなどの理由によっ
てその利用が望まれているものの、この材料はABS樹
脂等に比べ接着性に劣るため塗料ののりが悪くまた樹脂
自体に塗料の吸い込み性がなく、さらにそれ自体の色が
蝋燭様であり、したがってこれを木質様にするのは極め
て困難であった。また、ポリプロピレン樹脂自体の接着
性や塗料の吸い込み性を改善するべく、例えば特公昭6
2−14576号に示唆されるごとく、ポリプロピレン
樹脂に木粉を配合添加することも考えられる。しかし、
従来一般に使用されている木粉は木材を直接微粉状に粉
砕して得られるものであるが、この木粉は粒形状をなさ
ず、図7に示すようにその多くが繊維状となっており、
短径側で計測した粒径が数ミクロンであっても長径側が
繊毛状に長く、このため樹脂に配合して用いた際に木粉
相互が絡みあって凝集状態を作りだすことが多く、樹脂
材料に対し均一に分散されない不都合を有している。ま
た、粉砕木粉の粒径が極端にバラついていることから成
形された樹脂製品に成形歪み等をもたらし易く、しかも
機械的な強度が部分的に異なる等の不都合を有してい
る。
【0006】したがって、このような木粉を配合してポ
リプロピレン樹脂を所望形状に成形しても、木粉が繊維
状であり樹脂中に均一に分散しないことなどから成形品
に塗料を塗布してもむらが生じたり、また表面にけば立
ちが生じて風合いにも劣ることなどの理由により、十分
な木質感を有するものには到底なり得ないのである。こ
の発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、車輌用内装材として特に天然の木製品に
比べ遜色のない木質様を有し、しかも透湿による変形も
ない車輌用内装材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車輌用内装材で
は、磨砕処理が施され、白色無機顔料が表面に喰い込み
状態で担持されたセルロース系微粉粒がポリプロピレン
樹脂に混合され、該混合物が押出もしくは射出成形によ
り成形され、さらに該成形体の被塗装面に研削処理が施
され、該研削処理面に塗料が塗布されてなることを前記
課題の解決手段とした。
【0008】
【作用】本発明の車輌用内装材によれば、喰い込み状態
で担持された白色顔料によって表面が十分に白色とな
り、また顔料を担持したセルロース系微粉粒が磨砕処理
されていることから、従来の木材を直接微粉状に粉砕し
たものが繊維状であるのと異なり、その表面に繊毛が少
なく粒状となり、よって成形体表面にけば立ちがなく、
肌触りがよくなる。また、セルロース系微粉粒が繊維状
でなく粒状をなしているため、繊維状のものが配合分散
された際その繊維状部分が絡み合って団子状、綿状にな
ってしまうのと異なり、個々が独立した状態で分散され
ることから、顔料担持微粉粒自体もポリプロピレン樹脂
に対し極めて分散性が良くなり、したがって得られた成
形体についても十分に均一な材質のものとなる。
【0009】さらに、セルロース系微粉粒が繊維状でな
く粒状をなしているため、従来の繊維状木粉のごとく水
(湿気を含む)、溶剤を吸着しあるいはこれを放出する
ことに起因する伸縮が極めて少なく、よってこれを含有
してなる車輌用内装材はポリプロピレン樹脂自体が寸法
安定性に劣っているにもかかわらず寸法安定性に優れた
ものとなる。また、表面に顔料を担持したセルロース系
微粉粒を骨材としているので、顔料が微粉粒の表面を覆
うことから該微粉粒による樹脂の吸着・吸い込みが極め
て少なくなり、よって成形歪みを生ずることがほとんど
なくなる。
【0010】また、この車輌用内装材にあっては、セル
ロース系微粉粒が無機顔料を担持していることから担持
前に比べ耐熱性が向上していることにより、単に木粉等
セルロース系微粉粒を配合させ成形する場合に比べ成形
時の熱影響が少なく、よって色や形状の変化など変質が
抑制される。また、顔料を担持したことによってセルロ
ース系微粉粒はその表面が覆われ、これにより微粉粒中
に含まれるグリニンや木酸が成形時に放出されることが
抑制されるため、該グリニンや木酸の放出に起因する成
形不良が防止される。また、この車輌用内装材にあって
は、セルロース系微粉粒の表面積が顔料を担持している
ことによって従来の木粉に比べ大となっており、したが
って成形体中において該微粉粒と樹脂との接着度が高ま
る。
【0011】また、この車輌用内装材にあっては成形体
に研削処理を施したので、研削処理面において外面に臨
んで位置する白色無機顔料担持セルロース系微粉粒が、
その顔料担持部分が削られてセルロース微粉粒の内面が
研削処理面に臨むことにより、成形体表面が木質感に富
んだものとなる。また、このセルロース微粉粒の内面が
臨んだ研削処理面に塗料が塗布されることにより、塗料
が直接セルロース系微粉粒中に吸い込まれ、これによっ
て塗料の成形体へののりが良好となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の車
輌用内装材は、図1に示すようなインストルメントパネ
ルのフレーム部分(メータなどの部品を装着する本体部
分)や、図2に示すようなフロアコンソールのフィニッ
シャや本体部分、さらにはドアトリムやボデーサイドト
リム、のパネル部分等に適用されるものであり、その形
成樹脂素材としてポリプロピレン樹脂(以下、PPと略
称する)を用いたものである。このPPとしては、その
重合度など特に限定されることなく、いずれのものも使
用可能である。なお、例えばエチレン−プロピレン共重
合体のようなポリオレフィンであっても、ポロピレン含
量が他のオレフィン含量に比べ多いものについては、本
発明において言う「ポリプロピレン樹脂」の範囲内であ
ることはもちろんである。
【0013】以下、本発明の車輌用内装材をその製造方
法に基づいて説明する。まず、前記PPに白色無機顔料
を喰い込み状態で担持したセルロース系微粉粒を配合
し、さらに必要に応じ公知の添加材を配合し混合した
後、該混合物を押出成形もしくは射出成形によって所望
する形状、例えば図1に示したインストルメントパネル
のフレーム形状や図2に示すようなフロアコンソールの
フィニッシャ形状、本体部分形状に成形する。ここで、
白色無機顔料を喰い込み状態で担持するセルロース系微
粉粒としては、木材の粗粉砕物、バカスの粗粉砕物、稲
藁の粗粉砕物等の各種植物細胞体の原料材粗粉砕物を磨
砕処理することによって得られたものが用いられる。原
料材の粗粉砕物を得るには、そのチップ等を機械的な衝
撃破砕により粉砕して150メッシュ、好ましくは12
0メッシュよりも細かい粒径の粗粉砕粉を得る。ここで
機械的な粉砕には、例えばインペラーミル(IMP−2
50;株式会社セイシン企業製)が好適に使用される。
【0014】そして、このような原料材粉砕物の磨砕処
理としては、例えば図3に示すボールミルによって行う
のが好ましい。このボールミルは、大気解放型のミル本
体1の周壁に冷却ジャケット2を設けたもので、供給パ
イプ8から冷却ジャケット2内に冷却水を供給し、排水
パイプ9から排出することで冷却水を循環させ、これに
よってミル本体1内の温度を予め設定した温度、例えば
80℃以下となるようにするものである。ここで、ミル
本体1の上部にはモータ5が配設されており、このモー
タ5の底部にはミル本体1内のボール3を攪拌するロー
タ4が配設されている。ロータ4は、モータ5の駆動に
よって回転し、ボール3と被磨砕処理物とを攪拌するこ
とにより、これらを機械的に接触させるものである。ま
た、ミル本体1の錐形下部にはバルブ6で開閉される取
出し口7が設けられており、磨砕処理後の被磨砕処理物
を排出できるようになっている。
【0015】このボールミルのミル本体1内に装填され
るボール3は、外径3mm〜5mmのセラミックスボール、
特にジルコニア系やアルミナ系のセラミックスボールを
用いるのが好ましく、ステンレス、スチール等の金属製
のボールの使用は避けるのが好ましい。なぜなら、ステ
ンレス、スチール製等の金属製のボールでは、木粉等の
粉砕セルロース系粉がボールの表面に結着し、あるいは
金属製ボール相互の接触に伴う発熱によって粉砕粉に変
質をもたらすおそれがあり、また金属製ボールのかけら
等が発生し、粉砕セルロースの表面にそのかけらが担持
されて所望する微粉粒と異質のものになるおそれがある
からである。なお、この乾式ボールミルは密閉タイプで
あっても大気解放タイプであっても良いが、密閉タイプ
を採用した場合にはミル内に窒素ガス等の不活性ガスを
充填して用いるのが好ましい。
【0016】また、このボールミルでは、使用ボール3
の表面温度が90℃〜120℃の範囲となるようにし、
ミル本体1の室内温度が80℃を超えないようにして前
記の原料材粉砕物の粉砕・磨砕処理と乾燥処理とを行
う。ここで、使用ボール3の温度制御については、ミル
本体1の容量と、このミル本体1内に投入されるボール
3の量と、ボール3の材質、寸法ならびに投入粉砕物の
投入温度、量、含有水分量とに基づき、攪拌速度ならび
にミル本体1の周面に設けた冷却ジャケット2による冷
却量等を調整することによって行う。なお、ボール3の
表面温度は、対象材料によっても異なるものの、例えば
木材粉の場合には100℃〜120℃の範囲にするの
が、粉砕および磨砕の効率の点から好ましい。ただし、
粉砕・磨砕に長時間を要する場合には暴爆の防止の点か
ら90℃〜100℃であることが望ましい。また、粉砕
・磨砕において暴爆を生ずる危険のある場合には、ミル
本体1内の酸素濃度を15%以内とするのが好ましく、
その場合には例えばボールミル内に連続して窒素ガスを
供給するといった方法を採用してもよい。
【0017】このようなボールミルによる粉砕・磨砕処
理によれば、ボール3の回転に伴って生ずる摩擦熱によ
りミル本体1の内部温度が上昇し、一方冷却ジャケット
2に循環される冷却水よってミル本体1内の温度および
ボール3の表面温度が前記した範囲に調節されることに
より、原料材粉砕物が粉砕されると同時に強い加熱条件
下におかれて乾燥せしめられ、これによって粒径が所望
する範囲、例えば100μm以下に揃えられ、しかも含
有水分が2.0重量%以下に調整されるのである。ま
た、この処理によれば、粗粉状態で投入された原料材粉
砕物にボール3が接触することにより、該ボール3に接
触した原料粉砕物はその表面が破断状態で磨砕され、こ
れによってその破断、磨砕が効率良くなされる。
【0018】すなわち、原料材粉砕物はボール3の表面
に接触した際、機械的に圧潰されかつ磨耗されて粉砕・
磨砕され、これと同時に加熱・乾燥されることから、含
有水分が効率良く取り除かれるのである。また、ボール
3から離脱した際急速に冷却されることから、加熱−冷
却の繰返しを受けることによって原料材粉砕物中の繊維
が膨縮作用を受けるとともに、急速に乾燥され、これに
よって繊維の先端部がボール3によって効率良く磨砕さ
れ、結果として周面に繊毛の少ない、独立した粒形状を
なす磨砕処理セルロース系微粉粒が得られるのである。
そして、このようにして得られたセルロース系微粉粒を
分級し、所望する範囲の粒径(例えば1〜10μm、1
0〜20μm、20〜50μm、50〜100μm)に
揃え、白色無機顔料を喰い込み状態で担持するための本
発明のセルロース系微粉粒とする。
【0019】担持される白色無機顔料としては、酸化チ
タン、リトポン、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム等
が使用可能であるが、特に酸化チタンが、得られる成形
体に十分な白色度を付与するうえで好ましい。また、こ
の白色無機顔料の粒径については、前記セルロース系微
粉粒より十分に小さく調整されたものとされる。また、
該白色無機顔料の前記セルロース系微粉粒への担持方法
として、例えば前記セルロース系微粉粒と白色顔料とを
混合し、得られた混合粒子を気相中に分散させながら衝
撃力を主体とする機械的熱的エネルギーを粒子に付与
し、セルロース系微粉粒を母粒子とし、この母粒子の周
面に顔料粒子を担持させるといった方法が採用される。
すなわち、この方法はセルロース系微粉粒に比べ顔料粒
子の方が硬いことを利用した方法であり、このような硬
度の違いによって顔料粒子をセルロース系微粉粒の表面
に喰い込ませ(あるいはめりこませ)た状態に担持せし
め得るのである。
【0020】また他の方法としては、セルロース系微粉
粒と白色顔料との混合粒子を図3に示したようなボール
ミルに投入し、再度磨砕処理を施すことによってセルロ
ース微粉粒周面に白色無機顔料粒子を担持させる方法も
採用可能である。このような担持処理を施すことによ
り、図4に示すように白色無機顔料粒子10…はセルロ
ース系微粉粒11の周面に喰い込み状態で担持されたも
のとなる。なお、担持させる白色無機顔料の量として
は、母粒子となるセルロース系微粉粒の周面に重なり合
って該周面を覆いつくす量が上限とされるが、下限につ
いては木質様成形体の所望する白色度などに応じて適宜
決定される。
【0021】このようにして得られた顔料担持セルロー
ス系微粉粒は、白色無機顔料の色調とほぼ同一の色調を
有するものとなり、該担持微粉粒の製造過程においても
保管の過程においてもその凝集が認められなかった。そ
して、該顔料担持セルロース系微粉粒がペレット状等の
PPに混合され、200〜240℃程度の温度で押出あ
るいは射出成形法によって所望する内装材形状に成形さ
れることにより、木質様を備えた成形体が得られるので
ある。ここで、PPに対する担持微粉粒の配合量は、得
られる内装材の用途によっても異なるものの、後述する
実験結果よりPP100重量部に対し担持微粉粒が10
〜70重量部程度、好ましくは30〜70重量部程度と
される。
【0022】このようにして成形された木質様の成形体
にあっては、表面が担持された白色顔料により表面が十
分に白色となっており、また顔料を担持したセルロース
系微粉粒が磨砕処理されていることから、従来の木材を
直接微粉状に粉砕したものが繊維状であるのと異なり、
その表面に繊毛が少なく粒状となり、よって成形材表面
にけば立ちがなく、肌触りがよいものとなる。また、セ
ルロース系微粉粒が繊維状でなく粒状をなしているた
め、繊維状のものが配合分散された際その繊維状部分が
絡み合って団子状、綿状になってしまうのと異なり、個
々が独立した状態で分散されるものとなり、よって顔料
担持微粉粒自体もPPに対し極めて分散性が良くなり、
したがって得られた成形材についても十分に均一な材質
のものとなる。
【0023】さらに、セルロース系微粉粒が繊維状でな
く粒状をなしているため、従来の繊維状木粉のごとく水
(湿気を含む)、溶剤を吸着しあるいはこれを放出する
ことに起因する伸縮が極めて少なく、よってこれを含有
してなる木質様成形材はPP自体が寸法安定性に劣って
いるにもかかわらず寸法安定性に優れたものとなる。ま
た、表面に顔料を担持したセルロース系微粉粒を骨材と
しているので、顔料が微粉粒の表面を覆うことから、該
微粉粒による樹脂の吸着・吸い込むが極めて少なくな
り、よって成形歪みを生ずることがほとんどなくなる。
【0024】また、この成形体にあっては、セルロース
系微粉粒が顔料を担持していることから担持前に比べ耐
熱性が向上していることにより、単に木粉等セルロース
系微粉粒をPPに配合させ成形する場合に比べ成形時の
熱影響が少なく、よって黄変等色の変化や形状の変化な
どが抑制される。また、顔料を担持したことによってセ
ルロース系微粉粒はその表面が覆われ、これにより微粉
粒中に含まれるグリニンや木酸が成形時に放出されるこ
とが抑制されるため、該グリニンや木酸の放出に起因す
る成形不良が防止される。また、この成形体にあって
は、セルロース系微粉粒の表面積が顔料を担持している
ことによって従来の木粉に比べ大となっており、したが
って成形体中において該微粉粒と樹脂との接着度が高ま
る。さらに成形に際しても、従来の木粉混入樹脂に比べ
本発明のセルロース系微粉粒混入PP樹脂はその流動性
に優れ、したがって押出成形圧や射出圧を低く設定する
ことが可能になる。
【0025】次に、このようにして得られた成形体の被
塗装面を、ブラシやバフロールにより研削処理を施して
粗面にするとともに、一部の表面樹脂を除去する。する
と、このような研削処理により成形体は、成形時に生じ
た不要の凹凸が平滑化されるとともに、細い掻傷を多数
形成する。なお、この工程は表面光沢をなくすことが主
目的であるが、特に先端が不揃いのブラシを用いれば、
表面の荒らし方に強弱を生じ、後述する塗料塗布による
着色にて色ムラ等を出すことができ、これによって木質
感を一層高めることができ、さらには塗料の浸透をよく
することができる。
【0026】またこの場合、表面を研削処理することに
よって表面部に位置する顔料担持セルロース系微粉粒
は、図5に示すようにその担持した白色無機顔料10…
およびセルロース系微粉粒11の一部が剥離し、その結
果セルロース系微粉粒11の内部が露出して成形体12
表面の木質感を高める。また、このような研削処理によ
って表面の白色度にムラが生じるとともに、後述する塗
料塗布の際にも微視的にみて塗料の吸い込みやそののり
の具合に微妙に差が生じることにより、得られた木質様
成形品により一層の木質感が醸し出される。次いで、研
削処理した被塗装面にエンボス加工による加飾処理を行
う。このエンボス加工は、ポンチとダイスとの間に樹脂
成形物を入れて木目様の凹凸模様を形成したり、エンボ
スロール間で樹脂成形物を転圧せしめて連続的に木目様
の凹凸模様を形成する方法である。
【0027】次いで、エンボス加工を施した面に塗料を
塗布し、木目模様を明瞭にした後、不織布等を巻き付け
たロールによって塗装面の余剰塗料を拭き取る。ここ
で、塗料の塗布については、スプレーガンによる吹き付
け法や各種の流動浸漬法など従来公知の塗布法が採用可
能である。また、ここで用いられる塗料としては、樹脂
成分として塗料に用いられるものはほぼ使用可能である
が、なかでもウレタン樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹
脂、ポリエステル樹脂等が好適に用いられる。また、顔
料としては、木質様をだすため例えば酸化鉄等の茶色顔
料やカーボン等の黒色顔料などが用いられるが、これら
顔料は前記磨砕処理セルロース系微粉粒に担持された状
態で配合され用いられる。ここで、図6に示すように該
磨砕処理セルロース系微粉粒13としては、その粒径が
1〜15μm程度のものを用いるのが好ましく、またこ
れに担持される無機顔料(図示略)としては、前記セル
ロース系微粉粒に比べ十分小さいものが用いられる。
【0028】また、このような無機顔料担持セルロース
系微粉粒の樹脂に対する配合量としては、得られる塗膜
14の強度を上げ、特に高い耐摩耗性が得られるように
するため、樹脂100重量部に対し100〜400重量
部とするのが望ましい。なぜなら、100重量部未満で
は従来の塗料に比べ得られる塗膜に十分な耐摩耗性の向
上が認められず、400重量部を越えると樹脂の量が相
対的に少なくなることから塗料の被塗着物への塗着度が
低下するためである。ここで、一般に塗料においては、
例えば図7に示すような従来の繊維状の木粉Wを配合し
た場合、その配合量は30〜50重量部程度とされ、こ
れ以上配合すると木粉Wが樹脂を吸い込むことに起因し
て硬化した際塗膜が割れてしまうといった問題がある
が、図6に示す本発明の無機顔料担持セルロース系微粉
粒13では、その表面に無機顔料を担持しているので、
微粉粒による樹脂の吸い込みが抑さえられ、その結果前
記配合量としても得られる塗膜14に割れ等の不都合が
生じないのである。なお、セルロース系微粉粒の磨砕処
理および無機顔料の担持は、先に述べた方法と同様にし
て行われる。そして、このような塗料を塗布することに
よって形成された塗装面に、公知のトップコート処理を
行うことにより、本発明の車輌用内装材15が得られる
のである。
【0029】このようにして得られた車輌用内装材15
にあっては、成形体12表面に研削処理を施したので、
研削処理面において外面に臨んで位置する白色無機顔料
担持セルロース系微粉粒11が、その顔料担持部分が削
られてセルロース微粉粒の内面が研削処理面に臨むこと
により、成形体表面の手触り感が柔らかくしかもセルロ
ース微粉粒自体に吸湿性があることなどにより木質感に
富んだものとなる。また、このセルロース微粉粒の内面
が臨んだ研削処理面に塗料が塗布されることにより、塗
料が直接セルロース系微粉粒中に吸い込まれ、これによ
って塗料の成形体への吸い込みおよびのりが良好とな
る。
【0030】また、成形体12にセルロース系微粉粒が
配合されていることから、塗料の成形体への塗着が強固
となり、部分的な剥離もない十分均質な塗膜14を有す
る車輌用内装材15となる。さらに、塗料として分散性
のよいセルロース系微粉粒を配合したものを用い、しか
もこの微粉粒に無機顔料を担持させているので、顔料自
体の塗料中での分散性も極めて良好なものとなり、した
がって得られた塗装面は不自然な色ムラがなく、エンボ
ス加工等による自然な色調の変化のみを有する木質様を
呈したものとなる。
【0031】また、塗料として磨砕処理したセルロース
系微粉粒を配合しているので、従来のシリカ等による艶
消し表面と異なり、白濁減少を生ずることなく、塗料中
の使用顔料固有の色調を有し、かつ艶消し状の着色表面
が得られる。すなわち、このような良好な艶消し面が得
られるのは、図6に示すように成形体12表面の塗膜1
4中にセルロース系微粉粒13…が均一に配置され、塗
膜形成後、塗膜表層においてセルロース系微粉粒13は
縮まないもののその間の樹脂分が僅かに縮むため、表面
に極微小の凹凸が生じ、これにより深度反射が抑さえら
れて全艶消しがなされるからである。
【0032】(製造例)前記ボールミル法によって磨砕
処理して得られた粒径が30μm〜100μm、平均粒
径が50μmの木粉を用意し、これに白色無機顔料とし
て平均粒径5μmの酸化チタンを担持した。担持方法と
しては、前述したボールミルによる再磨砕処理法によっ
て行った。次に、得られた担持微粉粒をペレット状のP
P100重量部に対し10、15、20、30、50、
70の各重量部配合し、さらに添加剤として公知のもの
を配合して混合し、得られた6種の混合物を用いてそれ
ぞれ押出成形し、幅60mm、厚さ7mm、長さ10m
の板材を6種得た。
【0033】得られた6種の板材を目視で観察しさらに
手触り感を調べたところ、いずれも均一な白色度を有
し、また表面が柔らかくベトつきがないことが確認され
た。さらに、これら板材のそれぞれの一方の面および長
さ方向の側端面にバフロールで研削処理を施し、処理面
を粗面にした。次に、研削処理した面にさらにポンチと
ダイスとによるエンボス加工を施し、木目様の凹凸模様
を形成した。
【0034】そして、予め用意した一般的な塗料を前記
板材のエンボス加工を施した面にスプレーガンで塗布
し、木目模様を明瞭にした後、不織布等を巻き付けたロ
ールによって塗装面の余剰塗料を拭き取った。さらに、
塗装面にウレタン系、アクリル系の塗料をスプレーガ
ン、フローコーター等により塗布してトップコート処理
を行い、5mの長さに切断して6種の板体を得た。得ら
れた6種の板体は木目模様が明瞭で色ムラが適度にあ
り、しかも艶消しされているため天然の木材に極めて近
い表層を有していた。また、手触りも塗装面が柔らかく
またベトつきがないため、十分な木質感を有したものと
なった。
【0035】(実験例)前記製造例で得られた、研削処
理前の6種の板材を所定寸法に切断して試験片とし、各
種物性を調べてその結果を表1に示す。なお、比較のた
め木粉を添加しない、PPのみの試験片を前記6種の試
験片と同一の条件で作製し、その各種物性も調べてその
結果を表1に併記した。
【表1】
【0036】表1より、担持木粉を添加した本発明のも
のは、PPのみからなるものに比べ曲げ強さ、曲げ弾性
率に優れており、したがって車輌用内装材に成形した場
合に曲げに対する強度が優れたものとなる。また、担持
木粉量が増加するにつれて熱変形温度が高くなり、した
がって成形時等における熱変形がPPのみの場合に比べ
減少する。また、線膨張率が小さくなるため、PPのみ
の場合に比べ寸法安定性に優れたものとなる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車輌用内装
材は、成形体中に含有される、顔料を担持したセルロー
ス系微粉粒が磨砕処理されていることから、従来の木材
を直接微粉状に粉砕したものが繊維状であるのと異な
り、その表面に繊毛が少なく粒状となり、よって塗料を
塗布した後にも内装材表面にけば立ちがなく、肌触りが
よくなり、木質感に富むものとなる。そして、これによ
りこの内装材は、その外観が十分に自然であり天然の木
製品に比べ遜色のない木質様を有したものとなるため、
手作り感による高級感や落ち着きを車内に与えるものと
なる。また、成形体中のセルロース系微粉粒が繊維状で
なく粒状をなしているため、従来の繊維状木粉のごとく
水(湿気を含む)を吸着しあるいはこれを放出すること
に起因する伸縮が極めて少なく、よってこれを含有して
なる成形体は木製の車輌用内装材のように塗装を施さな
い裏面側からの透湿の影響を受けず、したがって透湿に
起因する変形が防止されたものとなる。また、成形体
が、磨砕処理を施しかつ表面に顔料を担持したセルロー
ス系微粉粒を骨材としていることにより、該微粉粒によ
る樹脂の吸着・吸い込みが極めて少なくなって成形歪み
を生ずることがほとんどなくなり、よって得られた内装
材は寸法精度の高いものとなる。さらに、従来の磨砕処
理を施さない繊維状の木粉(セルロース系微粉粒)を骨
材として樹脂中に配合した場合には、該木粉をアルカリ
中和処理するための処理剤の影響のため黄変しさらには
茶褐色の成形材となってしまい、また樹脂を吸い込むこ
となどから成形歪みが生じるが、本発明では単に白色無
機顔料を担持するのみでアルカリ処理を施さないセルロ
ース系微粉粒を使用しているため変色が起こらず、しか
もセルロース系微粉粒が繊維状でなく粒状をなしている
ため伸縮が極めて少なく、よってこれを含有してなる成
形体はポリプロピレン樹脂自体が寸法安定性に劣ってい
るにもかかわらず、寸法安定性に優れたものとなる。
【0038】また、この内装材にあっては、成形体に研
削処理を施したので、研削処理面において外面に臨んで
位置する白色無機顔料担持セルロース系微粉粒が、その
顔料担持部分が削られてセルロース微粉粒の内面が研削
処理面に臨むことにより、成形体表面が木質感に富んだ
ものとなる。そして、このセルロース微粉粒の内面が臨
んだ研削処理面に塗料が塗布されることにより、塗料が
直接セルロース系微粉粒中に吸い込まれ、これによって
塗料の成形体へののりが良好となり、従来のポリプロピ
レン樹脂からなる内装材については塗装を施すのが困難
であったのに比べ本発明の内装材では容易に塗装を施す
ことができるようになる。さらに、塗料中に配合された
セルロース系微粉粒が繊維状でなく粒状をなしているた
め、該微粉粒自体の塗料中における分散性が極めて良く
なり、よって得られる塗膜が十分に均質のものとなるこ
と、また塗料のパネル状成形体への付着力のバラつきが
なくなること、さらに該微粉粒が無機顔料を担持してい
ることによって耐熱性も向上していることなどにより、
本発明の内装材は従来の木製内装材や樹脂一体成形品か
らなる内装材に比べ耐候性、耐久性にも優れたものとな
る。また、成形性の良いポリプロピレン樹脂を樹脂素材
としているので、成形材自体の成形性も良くなり、した
がって押出もしくは射出成形ができる範囲内で比較的複
雑な形状のものにも対応することができる。また、ポリ
プロピレン樹脂自体のコストが安価であるため、成形材
の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インストルメントパネルの分解斜視図。
【図2】フロアコンソールの斜視図。
【図3】解放型のボールミルの要部破断正面図。
【図4】本発明に使用されるセルロース系微粉粒の白色
無機顔料を担持した状態を示す断面図。
【図5】研削処理を施した成形体表層部の拡大図。
【図6】セルロース系微粉粒を配合した塗料を成形材の
切削面に塗布した状態を示す成形体表層部の拡大図。
【図7】木材を直接微粉状に粉砕して得られた従来の木
粉を示す拡大図。
【符号の説明】
1 ミル本体 3 ボール 10 白色無機顔料粒子 11 セルロース系微粉粒 12 成形体 13 セルロース系微粉粒 14 塗膜 15 車輌用内装材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磨砕処理が施され、白色無機顔料が表面
    に喰い込み状態で担持されたセルロース系微粉粒がポリ
    プロピレン樹脂に混合され、該混合物が押出もしくは射
    出成形により成形され、さらに該成形体の被塗装面に研
    削処理が施され、該研削処理面に塗料が塗布されてなる
    ことを特徴とする車輌用内装材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5620642A (en) * 1993-03-05 1997-04-15 Misawa Homes Co., Ltd. Simulated wood product manufacturing method and simulated wood product
JP2001187434A (ja) * 1999-10-18 2001-07-10 Misawa Homes Co Ltd 表面欠陥の少ない木粉入りプラスチックフィルムおよびその製造方法
WO2008143029A1 (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. 研磨パッドの製造方法

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US8348724B2 (en) 2007-05-16 2013-01-08 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. Polishing pad manufacturing method

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