JP5074263B2 - 化粧枠の取付構造及び化粧枠 - Google Patents
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1.建物躯体の開口部に用いる化粧枠の取付構造であって、
前記化粧枠は、縦枠材、横枠材及びコーナー部材を少なくとも有してなり、
前記縦枠材及び横枠材は、セメント系押出成形品であり、
前記コーナー部材は、セメント系押出成形品を切削及び接着加工してなり、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部、横枠材側壁部、当該壁部それぞれに対向する壁部及び前面壁部の五つの壁面からなっている箱形状部材であり、
前記縦枠材側壁部は前記縦枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であるとともに、前記横枠材側壁部は前記横枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であり、
前記縦枠材及び横枠材は躯体に固定され、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部が縦枠材端面を隠すとともに横枠材側壁部が横枠材端面を隠すように躯体に固定される、
ことを特徴とする化粧枠の取付構造。
2.前記縦枠材、横枠材及びコーナー部材は、取付具を介して躯体に固定されることを特徴とする上記1記載の化粧枠の取付構造。
3.前記横枠材は、断面形状の異なる少なくとも2以上のセメント系押出成形品を組合せてなるものであることを特徴とする上記1又は上記2記載の化粧枠の取付構造。
4.前記横枠材は、断面形状の異なる2つのセメント系押出成形品を上下に組合せてなり、上側横枠材の厚み方向の長さが、下側横枠材より長いことを特徴とする上記3記載の化粧枠の取付構造。
5.建物躯体の開口部に用いる化粧枠であって、
前記化粧枠は、縦枠材、横枠材及びコーナー部材を少なくとも有してなり、
前記縦枠材及び横枠材は、セメント系押出成形品であり、
前記コーナー部材は、セメント系押出成形品を切削及び接着加工してなり、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部、横枠材側壁部、当該壁部それぞれに対向する壁部及び前面壁部の五つの壁面からなっている箱形状部材であり、
前記縦枠材側壁部は前記縦枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であるとともに、前記横枠材側壁部は前記横枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であり、
前記縦枠材及び横枠材は躯体に固定され、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部が縦枠材端面を隠すとともに横枠材側壁部が横枠材端面を隠すように躯体に固定される、
ことを特徴とする化粧枠。
縦枠材20及び横枠材30は、化粧枠外観の主構成となるものである。材質は特に制限されないが、重厚感や耐久性を鑑みればセメント系成形体が好ましく、特に、断面形状をコ字状や異形状とする場合の生産性に極めて優れるセメント系押出成形品が好ましい。また、比重としては0.75〜1.5程度の成形体が好ましい。縦枠材20の寸法は、幅方向Sの長さ50〜200mm程度、長手方向の長さ500〜4000mm程度、図5に示す厚み方向Tの長さは、30〜150mm程度である。なお、厚み方向T、すなわち建物躯体から離れる方向の長さについては、好ましい重厚感を出すうえで45〜140mmが好ましい。図1のような玄関化粧枠では、幅方向長さ120mm、長手方向長さ3000mm、厚み方向長さ90mmである。なお、材質はセメント系押出成形品であり、いわゆる成形品肉厚は12mmである。
横枠材30は、高さ方向の長さ50〜200mm程度、長手方向の長さ500〜3000mm程度、図5に示す厚み方向Tの長さ30〜150mm程度である。なお、厚み方向Tの長さ、すなわち建物躯体から離れる方向の長さについては、より好ましい重厚感を出すうえで45〜140mmが好ましい。図1のような玄関枠では第1横枠材について、高さ方向長さ120mm、長手方向長さ2000mm、厚み方向長さ90mmであり、第2横枠材について、高さ方向長さ80mm、長手方向長さ2000mm、厚み方向長さ90mmである。なお、材質は共に比重1.0のセメント系押出成形品であり、いわゆる成形品肉厚は12mmである。
コーナー部材10は、大略箱形状のいわゆるピース材であり、化粧枠1のいわゆる隅部に位置する。なお、箱形状であるが、躯体に取り付けるために、躯体側面は開口している。例えば玄関に化粧枠1を設ける場合などは上部左右の二隅に付与され、窓に化粧枠1’を設ける場合には四隅部分に付与される。材質は特に制限されないが、前記縦枠材で用いられたセメント系押出成形品を加工して用いてもよいし、射出成形品のような部材を用いてもよい。寸法的には、縦枠材20及び横枠材30の端面を隠す必要性があり、それら端面より大きくする必要がある。具体的には、幅方向Sの長さ50〜200mm程度、高さ方向Lの長さ50〜200mm程度、厚み方向Tの長さ30〜150mm程度である。図1のような玄関化粧枠では、幅方向Sの長さ130mm、高さ方向Lの長さ220mm、厚み方向Tの長さ100mmである。なお、材質はセメント系押出成形品を切削及び接着加工したものであり、いわゆる成形品肉厚は12mmである。
前記コーナー部材10は、縦枠材20及び横枠材30の端面を被覆する大きさ、すなわち前記端面を隠すことができる大きさである必要がある。したがって、少なくとも縦枠材20端面を隠す縦枠材側壁部12及び横枠材端面を隠す横枠材側壁部13を有する。通常は内部空洞の箱形状であり、前記縦枠材側壁部12及び横枠材側壁部13、当該壁部それぞれに対向する壁部15,16及び前面壁部14の五つの壁面からなっている箱形状である。
図4〜図6については、縦枠材20及び横枠材30の建物躯体8への固定方法を示す概略説明図である。図4は、縦枠材20及び横枠材30を固定するための取付具を躯体に固定している図面である。枠材は直接躯体にビス留めすることも可能であるが、セメント系成形品、特に厚み方向に50mm以上の長さを有するセメント系成形品を直接ビス留めをすることは非常に困難であるため、取付具を用いて躯体に固定することが好ましい。取付具は、短尺の部材であり所定の間隔ごとに複数個配置する。
図7及び図8は、コーナー部材10の取付方法を示す概略図である。コーナー部材10は縦枠材20及び横枠材30を躯体8に取り付けた後、躯体8に対して固定されるのが好ましい。なお、コーナー部材10も取付具40を用いて躯体8に固定されるものであり、図4に示すように隅部にあらかじめ取付具40が躯体にビスにより固定されている。取付具40は、大略L字状であり躯体に固定される基板部と、基板部から延び躯体から離れる方向に折り曲げた折曲げ部からなる。コーナー部材の固定をより確実にするため、取付具は1個のコーナー部材に対して2個(40A,40B)用いられる。
10,10’ コーナー部材
12 縦枠材側壁部
13 横枠材側壁部
14 前面壁部
15,16 縦枠材側壁部及び横枠材側壁部に対向する壁部
17 下穴
20,20’,200,200’ 縦枠材
30,30’,300,300’ 横枠材
40,40A,40B コーナー部材取付具
50 縦枠材取付具
51,61A,61B 基板部
52,62A,62B 折曲げ部
53,63A,63B 係止部
54,64A,64B 枠材固定ビス
55,65A,65B 取付具固定ビス
56,66A,66B 防水シール材
60,60A,60B 横枠材取付具
8 躯体
Claims (5)
- 建物躯体の開口部に用いる化粧枠の取付構造であって、
前記化粧枠は、縦枠材、横枠材及びコーナー部材を少なくとも有してなり、
前記縦枠材及び横枠材は、セメント系押出成形品であり、
前記コーナー部材は、セメント系押出成形品を切削及び接着加工してなり、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部、横枠材側壁部、当該壁部それぞれに対向する壁部及び前面壁部の五つの壁面からなっている箱形状部材であり、
前記縦枠材側壁部は前記縦枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であるとともに、前記横枠材側壁部は前記横枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であり、
前記縦枠材及び横枠材は躯体に固定され、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部が縦枠材端面を隠すとともに横枠材側壁部が横枠材端面を隠すように躯体に固定される、
ことを特徴とする化粧枠の取付構造。 - 前記縦枠材、横枠材及びコーナー部材は、取付具を介して躯体に固定されることを特徴とする請求項1記載の化粧枠の取付構造。
- 前記横枠材は、断面形状の異なる少なくとも2以上のセメント系押出成形品を組合せてなるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の化粧枠の取付構造。
- 前記横枠材は、断面形状の異なる2つのセメント系押出成形品を上下に組合せてなり、上側横枠材の厚み方向の長さが、下側横枠材より長いことを特徴とする請求項3記載の化粧枠の取付構造。
- 建物躯体の開口部に用いる化粧枠であって、
前記化粧枠は、縦枠材、横枠材及びコーナー部材を少なくとも有してなり、
前記縦枠材及び横枠材は、セメント系押出成形品であり、
前記コーナー部材は、セメント系押出成形品を切削及び接着加工してなり、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部、横枠材側壁部、当該壁部それぞれに対向する壁部及び前面壁部の五つの壁面からなっている箱形状部材であり、
前記縦枠材側壁部は前記縦枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であるとともに、前記横枠材側壁部は前記横枠材の端面全体を隠す大きさの矩形状壁部であり、
前記縦枠材及び横枠材は躯体に固定され、
前記コーナー部材は、縦枠材側壁部が縦枠材端面を隠すとともに横枠材側壁部が横枠材端面を隠すように躯体に固定される、
ことを特徴とする化粧枠。
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JP2008089783A JP5074263B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 化粧枠の取付構造及び化粧枠 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008089783A JP5074263B2 (ja) | 2008-03-31 | 2008-03-31 | 化粧枠の取付構造及び化粧枠 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2008-03-31 JP JP2008089783A patent/JP5074263B2/ja active Active
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