JPH079171B2 - 4サイクルエンジンのブリ−ザ装置 - Google Patents
4サイクルエンジンのブリ−ザ装置Info
- Publication number
- JPH079171B2 JPH079171B2 JP7453887A JP7453887A JPH079171B2 JP H079171 B2 JPH079171 B2 JP H079171B2 JP 7453887 A JP7453887 A JP 7453887A JP 7453887 A JP7453887 A JP 7453887A JP H079171 B2 JPH079171 B2 JP H079171B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- breather
- chamber
- cam
- cam chain
- cylinder block
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、クランク室に溜るブローバイガスを排出さ
せるための4サイクルエンジンのブリーザ装置に関す
る。
せるための4サイクルエンジンのブリーザ装置に関す
る。
(従来の技術) 4サイクルエンジンでは、ピストンとシリンダ隙間から
漏出したブローバイガスがクランク室に貯溜されてクラ
ンク室内圧を異常に高めるおそれがあるので、ブリーザ
孔を設けて増圧分を外部へ逃がす必要がある。しかし、
クランク室内にはオイルが封入されて激しく撹拌され、
飛散した微粒オイルが充満しているので、単なるブリー
ザ孔では同時にオイル分が外部に排出される不都合があ
る。このため、排出ガスを一旦適当な容積を持つブリー
ザ室(膨脹室)に入れ、減圧と流速低下によってオイル
分を分離して回収するようにしたブリーザ装置が用いら
れる。
漏出したブローバイガスがクランク室に貯溜されてクラ
ンク室内圧を異常に高めるおそれがあるので、ブリーザ
孔を設けて増圧分を外部へ逃がす必要がある。しかし、
クランク室内にはオイルが封入されて激しく撹拌され、
飛散した微粒オイルが充満しているので、単なるブリー
ザ孔では同時にオイル分が外部に排出される不都合があ
る。このため、排出ガスを一旦適当な容積を持つブリー
ザ室(膨脹室)に入れ、減圧と流速低下によってオイル
分を分離して回収するようにしたブリーザ装置が用いら
れる。
第4図に示したのは、自動2輪車用エンジンに用いられ
るブリーザ装置の一例である。クランク室aを含むミッ
ションケースb内の後部および後上部にブリーザ室c,d
を形成したものである。ガスは通孔e,fを抜け、ブリー
ザ室c,dを通り、オイル分を分離されてブリーザ孔gか
らエアクリーナケース内等に排出される。分離したオイ
ルは特設のオイル戻し通路hを経てオイル溜りの油面下
に戻る。
るブリーザ装置の一例である。クランク室aを含むミッ
ションケースb内の後部および後上部にブリーザ室c,d
を形成したものである。ガスは通孔e,fを抜け、ブリー
ザ室c,dを通り、オイル分を分離されてブリーザ孔gか
らエアクリーナケース内等に排出される。分離したオイ
ルは特設のオイル戻し通路hを経てオイル溜りの油面下
に戻る。
このようなブリーザ装置では、特にオイル戻し通路h
が、スペース関係上ミッションケースbの後部に配設さ
れるので、この分ケースが長大化する。このため、フレ
ームが大型化し、またフレームへの搭載位置が前方へ押
し出され、重心が前へ寄るので、自動2輪車の走行安全
性に影響が出る。
が、スペース関係上ミッションケースbの後部に配設さ
れるので、この分ケースが長大化する。このため、フレ
ームが大型化し、またフレームへの搭載位置が前方へ押
し出され、重心が前へ寄るので、自動2輪車の走行安全
性に影響が出る。
また、オーバーヘッドカム形式のエンジンでは、クラン
ク室がカムチェーン室を介してヘッドカバー内に連通し
ているのを利用して、ヘッドカバー内にブリーザ室を設
けるものがあるが、エンジン頭部が大型化し、燃料タン
クとの干渉を避けるため、エンジン搭載位置を下げ、地
上高が低くなるなど、いくつかの問題点が生ずる。
ク室がカムチェーン室を介してヘッドカバー内に連通し
ているのを利用して、ヘッドカバー内にブリーザ室を設
けるものがあるが、エンジン頭部が大型化し、燃料タン
クとの干渉を避けるため、エンジン搭載位置を下げ、地
上高が低くなるなど、いくつかの問題点が生ずる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の通り、従来の4サイクルエンジンのブリーザ装置
は、ミッションケースやヘッドカバー内の一部に配置さ
れるものが多く、ブリーザ室の存在がミッションケース
やヘッドカバーの大型化を招き、エンジン搭載のレイア
ウト上に自由度が小さくなるという問題があり、この発
明では、内部スペースを有効利用して、エンジン外郭を
膨大させることなく、ブリーザ室を形成することを目的
とした4サイクルエンジンのブリーザ装置を提供するも
のである。
は、ミッションケースやヘッドカバー内の一部に配置さ
れるものが多く、ブリーザ室の存在がミッションケース
やヘッドカバーの大型化を招き、エンジン搭載のレイア
ウト上に自由度が小さくなるという問題があり、この発
明では、内部スペースを有効利用して、エンジン外郭を
膨大させることなく、ブリーザ室を形成することを目的
とした4サイクルエンジンのブリーザ装置を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的に沿い、この発明の4サイクルエンジンのブ
リーザ装置は、シリンダブロックを上下に貫通して形成
したカムチェーン室に動弁カム駆動用のカムチェーンを
通すようにしたオーバーヘッドカム方式の4サイクルエ
ンジンにおいて、上記カムチェーン室をクランク軸に直
交する一方向へ偏寄させて配置し、その反対方向のシリ
ンダブロックにカムチェーン室と隣接するブリーザ室を
形成して、シリンダヘッド上部に開口するブリーザ孔に
接続した構成にする。
リーザ装置は、シリンダブロックを上下に貫通して形成
したカムチェーン室に動弁カム駆動用のカムチェーンを
通すようにしたオーバーヘッドカム方式の4サイクルエ
ンジンにおいて、上記カムチェーン室をクランク軸に直
交する一方向へ偏寄させて配置し、その反対方向のシリ
ンダブロックにカムチェーン室と隣接するブリーザ室を
形成して、シリンダヘッド上部に開口するブリーザ孔に
接続した構成にする。
(作用) このように構成したもので、カムチェーン室は、シリン
ダブロックの一側もしくは多気筒エンジンでは隣接する
シリンダボアの間を上下貫通して形成されるものであ
り、このカムチェーン室をクランク軸の直角方向の一方
向へ偏寄させることによって、反対方向のシリンダブロ
ックに余裕のスペースが確保され、このスペースにブリ
ーザ室を無理なく配置できる。したがって、シリンダブ
ロックが、大型化することなく、エンジンのレイアウト
その他に影響がない。
ダブロックの一側もしくは多気筒エンジンでは隣接する
シリンダボアの間を上下貫通して形成されるものであ
り、このカムチェーン室をクランク軸の直角方向の一方
向へ偏寄させることによって、反対方向のシリンダブロ
ックに余裕のスペースが確保され、このスペースにブリ
ーザ室を無理なく配置できる。したがって、シリンダブ
ロックが、大型化することなく、エンジンのレイアウト
その他に影響がない。
カムチェーン室を偏寄させるためには、クランク軸に連
動する中間軸をこの方向位置に設けて、この中間軸上の
カムチェーンドライブスプロケットギアにカムチェーン
を懸架する。中間軸はクランク軸と同速に回転するバラ
ンサ軸を利用できる。
動する中間軸をこの方向位置に設けて、この中間軸上の
カムチェーンドライブスプロケットギアにカムチェーン
を懸架する。中間軸はクランク軸と同速に回転するバラ
ンサ軸を利用できる。
このブリーザ室はクランク室の直上方に位置するので、
クランク室内のガスを導入しやすく、またシリンダヘッ
ドを上方へ抜けてブリーザ孔から排出させる一連の通路
をコンパクトに配置しやすい。
クランク室内のガスを導入しやすく、またシリンダヘッ
ドを上方へ抜けてブリーザ孔から排出させる一連の通路
をコンパクトに配置しやすい。
さらにカムチェーンテンショナのアジャスタ装置をシリ
ンダブロック内に内蔵しやすく、この場合このアジャス
タ装置をカムチェーン室とブリーザ室を区画する壁の一
部として利用することができる。
ンダブロック内に内蔵しやすく、この場合このアジャス
タ装置をカムチェーン室とブリーザ室を区画する壁の一
部として利用することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を示す図に就いて説明する。
第1図は第2図B−B矢視で上部シリンダ部を縦断し、
下部ミッションケース部をサイドカバーを外して示した
自動2輪車用4サイクルエンジン動弁カム駆動系の側面
図、第2図は同第1図A−A矢視のシリンダブロック単
体の平面図である。
下部ミッションケース部をサイドカバーを外して示した
自動2輪車用4サイクルエンジン動弁カム駆動系の側面
図、第2図は同第1図A−A矢視のシリンダブロック単
体の平面図である。
エンジンシリンダ部は、シリンダブロック1、シリンダ
ヘッド2、ヘッドカバー3を重ねて構成され、下方にク
ランク室を含むミッションケース4が連接される。エン
ジンとしてはシリンダ1a(第2図)および図示しないピ
ストン、クランク、コンロッド、吸、排気弁、動弁カム
などによって主要部が構成される。5はクランク軸、6
はカム軸を示し、シリンダ軸心上で直交するように左右
方向に横架して備えられる。
ヘッド2、ヘッドカバー3を重ねて構成され、下方にク
ランク室を含むミッションケース4が連接される。エン
ジンとしてはシリンダ1a(第2図)および図示しないピ
ストン、クランク、コンロッド、吸、排気弁、動弁カム
などによって主要部が構成される。5はクランク軸、6
はカム軸を示し、シリンダ軸心上で直交するように左右
方向に横架して備えられる。
ミッションケース4には、クランク軸5の前後に、フロ
ントバランサ軸7、リヤバランサ軸8およびアイドル軸
9が軸装される。そして、クランク軸5上のバランサド
ライブスプロケットギア5a、フロント、リヤバランサ軸
7,8上のフロント、リヤバランサドリブンスプロケット
ギア7a,8aおよびアイドル軸9上のアイドルスプロケッ
トギア9aに1本のバランサチェーン10が懸架され、クラ
ンク軸5の回転を同速、逆方向にフロント、リヤバラン
サ軸7,8に伝えるようになっている。
ントバランサ軸7、リヤバランサ軸8およびアイドル軸
9が軸装される。そして、クランク軸5上のバランサド
ライブスプロケットギア5a、フロント、リヤバランサ軸
7,8上のフロント、リヤバランサドリブンスプロケット
ギア7a,8aおよびアイドル軸9上のアイドルスプロケッ
トギア9aに1本のバランサチェーン10が懸架され、クラ
ンク軸5の回転を同速、逆方向にフロント、リヤバラン
サ軸7,8に伝えるようになっている。
リヤバランサ軸8には、さらにカムドライブスプロケッ
トギア11が固定され、カム軸6上のカムドリブンスプロ
ケットギア12との間にカムチェーン13が懸架されて、カ
ム軸6をクランク軸5の2分の1回転に同期して駆動す
る。
トギア11が固定され、カム軸6上のカムドリブンスプロ
ケットギア12との間にカムチェーン13が懸架されて、カ
ム軸6をクランク軸5の2分の1回転に同期して駆動す
る。
上記カムチェーン13は、シリンダブロック1およびシリ
ンダヘッド2の一側部に上下貫通して形成されたカムチ
ェーン室14および15内に張設される。16はフロントチェ
ーンテンショナ、17はリヤチェーンテンショナを示す。
カムドライブスプロケットギア11はクランク軸5の後方
にあるので、カムチェーン13は後下方へ傾斜し、シリン
ダブロック1のカムチェーン室14は後寄りに位置する。
ンダヘッド2の一側部に上下貫通して形成されたカムチ
ェーン室14および15内に張設される。16はフロントチェ
ーンテンショナ、17はリヤチェーンテンショナを示す。
カムドライブスプロケットギア11はクランク軸5の後方
にあるので、カムチェーン13は後下方へ傾斜し、シリン
ダブロック1のカムチェーン室14は後寄りに位置する。
カムチェーン室14前方のシリンダブロック1には、隔壁
18a,18bを隔ててブリーザ室19が形成される。ブリーザ
室底に当る隔壁18bには通孔20および最下低部にオイル
戻し孔21があいている。シリンダヘッド2、ヘッドカバ
ー3の前部にもそれぞれ空室22,23が形成され、両者合
して第2ブリーザ室が構成される。ブリーザ室19と第2
ブリーザ室(22,23)との間は、シリンダ部1とシリン
ダヘッド2との間に介装されたガスケット24の通孔25に
よって連通し、ヘッドカバー3の上面にブリーザ孔26が
あいている。
18a,18bを隔ててブリーザ室19が形成される。ブリーザ
室底に当る隔壁18bには通孔20および最下低部にオイル
戻し孔21があいている。シリンダヘッド2、ヘッドカバ
ー3の前部にもそれぞれ空室22,23が形成され、両者合
して第2ブリーザ室が構成される。ブリーザ室19と第2
ブリーザ室(22,23)との間は、シリンダ部1とシリン
ダヘッド2との間に介装されたガスケット24の通孔25に
よって連通し、ヘッドカバー3の上面にブリーザ孔26が
あいている。
なお、27はカムチェーン室14内にセットしたフロントカ
ムチェーンテンショナ16のアジャスタ装置、28は点火栓
の挿着孔を示す。
ムチェーンテンショナ16のアジャスタ装置、28は点火栓
の挿着孔を示す。
クランク室、ミッション室4内に溜ったブローバイガス
はカムーチェーン室14を介して通孔20からブリーザ室19
に入り、さらに通孔25から第2ブリーザ室(22,23)を
経てブリーザ孔26からエアクリーナなどに排出される。
この間ブリーザ室19および第2ブリーザ室でオイル分を
分離し、分離したオイル分はオイル戻し孔21からミッシ
ョン室4内に戻される。
はカムーチェーン室14を介して通孔20からブリーザ室19
に入り、さらに通孔25から第2ブリーザ室(22,23)を
経てブリーザ孔26からエアクリーナなどに排出される。
この間ブリーザ室19および第2ブリーザ室でオイル分を
分離し、分離したオイル分はオイル戻し孔21からミッシ
ョン室4内に戻される。
このように、カムチェーン室14が後方へ偏寄して設けら
れ、その前方にブリーザ室19を配したので、シリンダブ
ロック1を膨大することなく充分な容積を持つブリーザ
室19が形成できる。ブリーザ室19がクランク室の直上方
に位置し、ガスを導入しやすく、シリンダヘッドを上部
のブリーザ孔へ連絡しやすい。第2ブリーザ室(22,2
3)は場合によってこれを省略し、シリンダヘッド2の
肉厚部にブリーザ通路を配置してもよい。
れ、その前方にブリーザ室19を配したので、シリンダブ
ロック1を膨大することなく充分な容積を持つブリーザ
室19が形成できる。ブリーザ室19がクランク室の直上方
に位置し、ガスを導入しやすく、シリンダヘッドを上部
のブリーザ孔へ連絡しやすい。第2ブリーザ室(22,2
3)は場合によってこれを省略し、シリンダヘッド2の
肉厚部にブリーザ通路を配置してもよい。
また第3図は別の実施例を示し、アジャスタ装置27を隔
壁18aの一部として利用し、隔壁18bを省略したものであ
る。ミッションケース4のシリンダブロック1との接合
面部に通孔20a、オイル戻し孔21aが配置されている。
壁18aの一部として利用し、隔壁18bを省略したものであ
る。ミッションケース4のシリンダブロック1との接合
面部に通孔20a、オイル戻し孔21aが配置されている。
以上の通り、この発明に係る4サイクルエンジンのブリ
ーザ装置は、シリンダブロックを上下に貫通するカムチ
ェーン室をクランク軸に直交する一方向へ偏寄させ、そ
の反対方向のシリンダブロックにブリーザ室を形成して
なるもので、シリンダブロックその他のエンジン外郭を
大型化することなく充分な容積を持つブリーザ室が形成
でき、コンパクトなエンジンが得られると同時に、フレ
ームなどの大型化を招かないで自動2輪車などへのエン
ジン搭載のレイアウト自由度が高くでき、コストダウ
ン、軽量化につながる効果がある。
ーザ装置は、シリンダブロックを上下に貫通するカムチ
ェーン室をクランク軸に直交する一方向へ偏寄させ、そ
の反対方向のシリンダブロックにブリーザ室を形成して
なるもので、シリンダブロックその他のエンジン外郭を
大型化することなく充分な容積を持つブリーザ室が形成
でき、コンパクトなエンジンが得られると同時に、フレ
ームなどの大型化を招かないで自動2輪車などへのエン
ジン搭載のレイアウト自由度が高くでき、コストダウ
ン、軽量化につながる効果がある。
第1図はこの発明の実施例で、シリンダ部分を第2図B
−B矢視で縦断し、ミッションケース部分をサイドカバ
ーなしで示した自動2輪車用エンジンの側面図、第2図
は同第1図A−A矢視のシリンダブロック単体の平面
図、第3図は他の実施例を示す自動2輪車エンジンの側
面図、第4図は従来のブリーザ装置を示すミッションケ
ース内部の側面図である。 1……シリンダブロック、2……シリンダヘッド、3…
…ヘッドカバー、4……ミッションケース、5……クラ
ンク軸、6……カム軸、11……カムドライブスプロケッ
トギア、12……カムドリブンスプロケットギア、13……
カムチェーン、14……カムチェーン室、18a,18b……隔
壁、19……ブリーザ室、20……通孔、21……オイル戻し
孔、26……ブリーザ孔。
−B矢視で縦断し、ミッションケース部分をサイドカバ
ーなしで示した自動2輪車用エンジンの側面図、第2図
は同第1図A−A矢視のシリンダブロック単体の平面
図、第3図は他の実施例を示す自動2輪車エンジンの側
面図、第4図は従来のブリーザ装置を示すミッションケ
ース内部の側面図である。 1……シリンダブロック、2……シリンダヘッド、3…
…ヘッドカバー、4……ミッションケース、5……クラ
ンク軸、6……カム軸、11……カムドライブスプロケッ
トギア、12……カムドリブンスプロケットギア、13……
カムチェーン、14……カムチェーン室、18a,18b……隔
壁、19……ブリーザ室、20……通孔、21……オイル戻し
孔、26……ブリーザ孔。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダブロックを上下に貫通して形成し
たカムチェーン室に動弁カム駆動用のカムチェーンを通
すようにしたオーバーヘッドカム方式の4サイクルエン
ジンにおいて、上記カムチェーン室をクランク軸に直交
する一方向へ偏寄させて配置し、その反対方向のシリン
ダブロックにカムチェーン室と隣接するブリーザ室を形
成して、シリンダヘッド上部に開口するブリーザ孔に接
続したことを特徴とする4サイクルエンジンのブリーザ
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7453887A JPH079171B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 4サイクルエンジンのブリ−ザ装置 |
US07/173,135 US4825818A (en) | 1987-03-30 | 1988-03-24 | Breather apparatus and cam chain tensioner adjuster apparatus in four-cycle engine |
FR888804100A FR2613420B1 (fr) | 1987-03-30 | 1988-03-29 | Dispositif reniflard et dispositif de reglage de tendeur de chaine de distribution de moteur a quatre temps |
DE3810924A DE3810924A1 (de) | 1987-03-30 | 1988-03-30 | Entlueftungsvorrichtung fuer eine viertakt-brennkraftmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7453887A JPH079171B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 4サイクルエンジンのブリ−ザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63243415A JPS63243415A (ja) | 1988-10-11 |
JPH079171B2 true JPH079171B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=13550153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7453887A Expired - Fee Related JPH079171B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 4サイクルエンジンのブリ−ザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079171B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196351A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のブリーザ装置 |
CN102996707A (zh) * | 2012-11-01 | 2013-03-27 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种发动机平衡轴系统 |
JP2016070130A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のブリーザ室 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2820775B2 (ja) * | 1989-06-12 | 1998-11-05 | ヤマハ発動機株式会社 | 車両用エンジンユニット |
JPH0471718U (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-25 | ||
JP2007100538A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のブリーザ構造 |
DE602007011852D1 (de) * | 2006-07-20 | 2011-02-24 | Honda Motor Co Ltd | Verbrennungsmotor |
JP4890321B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | バーチカル型エンジン |
JP4890322B2 (ja) | 2007-03-30 | 2012-03-07 | 本田技研工業株式会社 | バーチカル型エンジンのブリーザ装置 |
JP5215721B2 (ja) * | 2008-04-30 | 2013-06-19 | 川崎重工業株式会社 | エンジン |
JP2014156869A (ja) * | 2011-05-20 | 2014-08-28 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジン及び鞍乗型車両 |
JP6333787B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2018-05-30 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のブリーザ室構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4373406A (en) * | 1980-08-01 | 1983-02-15 | Cincinnati Milacron Inc. | Full access pallet shuttle guarding |
JPS5943073Y2 (ja) * | 1981-07-27 | 1984-12-19 | 本田技研工業株式会社 | 工作機械における切粉飛散防止装置 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7453887A patent/JPH079171B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008196351A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のブリーザ装置 |
CN102996707A (zh) * | 2012-11-01 | 2013-03-27 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种发动机平衡轴系统 |
CN102996707B (zh) * | 2012-11-01 | 2014-07-30 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种发动机平衡轴系统 |
JP2016070130A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のブリーザ室 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63243415A (ja) | 1988-10-11 |
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