JPH0790945B2 - 折不良検査装置 - Google Patents
折不良検査装置Info
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- JPH0790945B2 JPH0790945B2 JP7417287A JP7417287A JPH0790945B2 JP H0790945 B2 JPH0790945 B2 JP H0790945B2 JP 7417287 A JP7417287 A JP 7417287A JP 7417287 A JP7417287 A JP 7417287A JP H0790945 B2 JPH0790945 B2 JP H0790945B2
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- folding
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- fold
- folding machine
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/18—Oscillating or reciprocating blade folders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/30—Orientation, displacement, position of the handled material
- B65H2301/33—Modifying, selecting, changing orientation
- B65H2301/331—Skewing, correcting skew, i.e. changing slightly orientation of material
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は輪転印刷機に連接する折機により所定のサイ
ズに折られた折丁の折不良、折精度を検出する折不良検
査装置に関する。
ズに折られた折丁の折不良、折精度を検出する折不良検
査装置に関する。
一般に、輪転印刷機には印刷が終了した巻取紙を各々所
定の仕様形態(大きさ、頁数、折方)に折るための三角
板、ロータリ折機、チョッパ折機がインラインで接続さ
れている。通常の折機は印刷機のサイズに合せてA判系
列とB判系列とに大別でき、それぞれ何種類かの折が作
り出せるようになっている。そして、折機は各々決めら
れた位置で折られるように調整されているが、用紙のテ
ンション不良とか印刷機の速度変化等により正しく決め
られた位置で折られない折丁が作られることがある。こ
の原因としては用紙のテンション変動により用紙の走行
状態が変動することや、咥と差込刃との関係において折
丁が平行に咥えられないこと等がある。
定の仕様形態(大きさ、頁数、折方)に折るための三角
板、ロータリ折機、チョッパ折機がインラインで接続さ
れている。通常の折機は印刷機のサイズに合せてA判系
列とB判系列とに大別でき、それぞれ何種類かの折が作
り出せるようになっている。そして、折機は各々決めら
れた位置で折られるように調整されているが、用紙のテ
ンション不良とか印刷機の速度変化等により正しく決め
られた位置で折られない折丁が作られることがある。こ
の原因としては用紙のテンション変動により用紙の走行
状態が変動することや、咥と差込刃との関係において折
丁が平行に咥えられないこと等がある。
このため、印刷オペレータは折機から排出される折丁を
その都度検査する必要がある。しかしながら、連続して
折不良が発生するとは限らず直ちに発見できない場合が
あり、用紙のロスが防ぎにくかった。更に、折不良を発
見した場合、かなり以前の折丁にさかのぼって検査する
必要が出てきて時間の損失となる。特に、問題となるの
は、ロータリ折機により折られた折り位置のズレ、また
は曲がった不良折丁がたまに発生することであるが、原
因の第1としては用紙のテンション変動により用紙の走
行状態が変化する場合、原因の第2としては咥と差込刃
との関係により平行に咥えられなかった時等に折り不良
が発生する。
その都度検査する必要がある。しかしながら、連続して
折不良が発生するとは限らず直ちに発見できない場合が
あり、用紙のロスが防ぎにくかった。更に、折不良を発
見した場合、かなり以前の折丁にさかのぼって検査する
必要が出てきて時間の損失となる。特に、問題となるの
は、ロータリ折機により折られた折り位置のズレ、また
は曲がった不良折丁がたまに発生することであるが、原
因の第1としては用紙のテンション変動により用紙の走
行状態が変化する場合、原因の第2としては咥と差込刃
との関係により平行に咥えられなかった時等に折り不良
が発生する。
従来は、このように折不良が発生しても、人間の目によ
って検査をする以外になく、この検査は大変手間のかか
るもので、正確性にも問題があった。
って検査をする以外になく、この検査は大変手間のかか
るもので、正確性にも問題があった。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
折丁の折位置のずれや曲りを自動的に、かつ正確に検出
できる簡単な構成の折不良検査装置を提供することをそ
の目的とする。
折丁の折位置のずれや曲りを自動的に、かつ正確に検出
できる簡単な構成の折不良検査装置を提供することをそ
の目的とする。
この発明による折不良検査装置はロータリ折機から排出
されチョッパ折機へ搬送される折丁の両側の側端位置に
設けられた第1、第2エッジセンサ100,101と、折機が
1折丁を作るのに同期して1つのメインタイミング信号
を発生する第1タイミング発生器210と、折機の動作速
度に同期してメインタイミング信号より高周波数のサブ
タイミング信号を発生する第2タイミング発生器211
と、メインタイミング信号の1周期の間で前記第1、第
2エッジセンサが折丁の前端を検出してから折丁の後端
を検出するまでの時間間隔に応じて折丁の両側の側端に
おける搬送方向長さを検出する手段130,131と、前記サ
ブタイミング信号毎に折丁の両側の側端エッジ位置を検
出する手段110,111と、検出された前記搬送方向長さと
側端エッジ位置に応じて折り不良を検査する手段140,14
1,170,171,160,161,180,181とを具備する。
されチョッパ折機へ搬送される折丁の両側の側端位置に
設けられた第1、第2エッジセンサ100,101と、折機が
1折丁を作るのに同期して1つのメインタイミング信号
を発生する第1タイミング発生器210と、折機の動作速
度に同期してメインタイミング信号より高周波数のサブ
タイミング信号を発生する第2タイミング発生器211
と、メインタイミング信号の1周期の間で前記第1、第
2エッジセンサが折丁の前端を検出してから折丁の後端
を検出するまでの時間間隔に応じて折丁の両側の側端に
おける搬送方向長さを検出する手段130,131と、前記サ
ブタイミング信号毎に折丁の両側の側端エッジ位置を検
出する手段110,111と、検出された前記搬送方向長さと
側端エッジ位置に応じて折り不良を検査する手段140,14
1,170,171,160,161,180,181とを具備する。
この発明による折不良検査装置によれば、折丁の両側の
側端のエッジ位置を複数箇所で検出するとともに、両側
の側端における搬送方向長さを検出し、これらを基準値
と比較することにより、折丁の折位置のずれや曲りを検
出できる。
側端のエッジ位置を複数箇所で検出するとともに、両側
の側端における搬送方向長さを検出し、これらを基準値
と比較することにより、折丁の折位置のずれや曲りを検
出できる。
以下図面を参照してこの発明による折不良検査装置の一
実施例を説明する。第1図は第1実施例に係る折不良検
査装置が設けられた輪転印刷機の折機の構成を示す概略
図である。折機はロータリ折機とチョッパ折機とから構
成されている。4色目の印刷ユニットから排出された印
刷用紙(巻取り紙)は三角板15、ニップローラ16等によ
り絞られ、用紙の流れ方向における中心線を折目として
2つ折にされる。
実施例を説明する。第1図は第1実施例に係る折不良検
査装置が設けられた輪転印刷機の折機の構成を示す概略
図である。折機はロータリ折機とチョッパ折機とから構
成されている。4色目の印刷ユニットから排出された印
刷用紙(巻取り紙)は三角板15、ニップローラ16等によ
り絞られ、用紙の流れ方向における中心線を折目として
2つ折にされる。
2つ折にされた用紙はロータリ折機に供給される。ロー
タリ折機は差込胴17、咥胴18、受渡胴19からなる折胴部
を有する。差込胴17には差込胴17の回転に同期して所定
のタイミングで上下動し、差込胴17から突出したり胴内
に埋没したりする針23が設けられている。針23は胴から
突出した時に2つ折用紙の先端を刺し、差込胴17の回転
(図示矢印のように半時計方向)により2つ折用紙を差
込胴17の周囲に巻き付ける。
タリ折機は差込胴17、咥胴18、受渡胴19からなる折胴部
を有する。差込胴17には差込胴17の回転に同期して所定
のタイミングで上下動し、差込胴17から突出したり胴内
に埋没したりする針23が設けられている。針23は胴から
突出した時に2つ折用紙の先端を刺し、差込胴17の回転
(図示矢印のように半時計方向)により2つ折用紙を差
込胴17の周囲に巻き付ける。
2つ折用紙が所定の角度だけ差込胴17の周囲に巻き付け
られると、差込胴17に配置されている差込刃20と咥胴18
に配置されている咥21による咥折の働きにより流れ方向
に直交する所定の折目を中心として4つ折にされる。そ
の後、針23が差込胴17内に埋没し、咥21によって折られ
た部分を加えた状態で4つ折用紙は咥胴18側に搬送され
る。その時、咥胴18が所定の角度だけ回転すると、咥胴
18に配置してある断截刃24と差込胴17の受台25によって
4つ折用紙を所定の長さに切断し、折丁pを作る。さら
に、その後、咥胴18が所定の回転角度だけ回転すると、
咥胴18と受渡胴19が咥胴18に咥えられている折丁pを受
渡胴19に配置してある爪22に咥変えをする。
られると、差込胴17に配置されている差込刃20と咥胴18
に配置されている咥21による咥折の働きにより流れ方向
に直交する所定の折目を中心として4つ折にされる。そ
の後、針23が差込胴17内に埋没し、咥21によって折られ
た部分を加えた状態で4つ折用紙は咥胴18側に搬送され
る。その時、咥胴18が所定の角度だけ回転すると、咥胴
18に配置してある断截刃24と差込胴17の受台25によって
4つ折用紙を所定の長さに切断し、折丁pを作る。さら
に、その後、咥胴18が所定の回転角度だけ回転すると、
咥胴18と受渡胴19が咥胴18に咥えられている折丁pを受
渡胴19に配置してある爪22に咥変えをする。
その後、チョッパ折機の搬送ベルト5へ導入すべきタイ
ミングで爪22は折丁pを咥えた状態から開放する。これ
により、ロータリ折機により4つ折にされた折丁pはチ
ョッパ折機に供給される。
ミングで爪22は折丁pを咥えた状態から開放する。これ
により、ロータリ折機により4つ折にされた折丁pはチ
ョッパ折機に供給される。
折丁pはチョッパ折機の搬送ベルト5にはさまれた状態
でチョッパ折機の前当て4に当るまで搬送される。搬送
ベルト5はローラ7,8,9により駆動される。折丁pは2
本対向しているニップローラ3間に押込まれ、チョッパ
ブレード2によって用紙の流れと平行に折られ、8つ折
の折丁p′が得られる。この折丁p′はニップローラ3
の下に設けられた羽根車12によって一部ずつ下方の搬送
ベルト13に乗せられる。この様な動きによって折丁p′
は折機によって連続的に作り出される。
でチョッパ折機の前当て4に当るまで搬送される。搬送
ベルト5はローラ7,8,9により駆動される。折丁pは2
本対向しているニップローラ3間に押込まれ、チョッパ
ブレード2によって用紙の流れと平行に折られ、8つ折
の折丁p′が得られる。この折丁p′はニップローラ3
の下に設けられた羽根車12によって一部ずつ下方の搬送
ベルト13に乗せられる。この様な動きによって折丁p′
は折機によって連続的に作り出される。
この実施例では、ロータリ折機からチョッパ折機に供給
される4つ折の折丁pを検査することにより、ロータリ
折(咥折)の良/不良を検出するとともに、チョッパ折
の良/不良を予測検出する。
される4つ折の折丁pを検査することにより、ロータリ
折(咥折)の良/不良を検出するとともに、チョッパ折
の良/不良を予測検出する。
チョッパ折機のチョッパテーブル1の上方には第2図に
示すように、正常な4つ折の折丁pの搬送方向における
左側端位置、右側端位置にそれぞれエッジセンサ100,10
1が設けられている。エッジセンサ100,101は搬送方向の
中心線の左右に対称に設けられている。エッジセンサ10
0,101はチョッパ折の前当て4から正常な折丁pの搬送
長さhより多少手前に設けられている。エッジセンサ10
0,101の出力が検査装置本体10に供給される。なお、エ
ッジセンサ100、101はエッジ位置を測定できればよく、
アレイセンサ、ラインセンサ等の一次元センサ、または
エリアセンサ、撮像素子等の二次元センサでもよい。さ
らには、光学センサ以外でもよい。また、光学センサの
場合、照明光は反射光でも透過光でもよい。なお、折丁
の大きさは仕様により異なるので、エッジセンサ100,10
1はその折機で扱う全ての折丁の側端を検出できるよう
な位置に配置されている。
示すように、正常な4つ折の折丁pの搬送方向における
左側端位置、右側端位置にそれぞれエッジセンサ100,10
1が設けられている。エッジセンサ100,101は搬送方向の
中心線の左右に対称に設けられている。エッジセンサ10
0,101はチョッパ折の前当て4から正常な折丁pの搬送
長さhより多少手前に設けられている。エッジセンサ10
0,101の出力が検査装置本体10に供給される。なお、エ
ッジセンサ100、101はエッジ位置を測定できればよく、
アレイセンサ、ラインセンサ等の一次元センサ、または
エリアセンサ、撮像素子等の二次元センサでもよい。さ
らには、光学センサ以外でもよい。また、光学センサの
場合、照明光は反射光でも透過光でもよい。なお、折丁
の大きさは仕様により異なるので、エッジセンサ100,10
1はその折機で扱う全ての折丁の側端を検出できるよう
な位置に配置されている。
この実施例による折不良の検査動作を説明する。先ず、
第3図、第4図を参照して原理を説明する。検査装置本
体10は、折丁pが咥折終了後に搬送ベルト5によってチ
ョッパ折用の前当て4まで搬送される間に、第3図に示
すように、検査装置本体10は後述するタイミング信号に
基づいてエッジセンサ100,101からの画像信号a0,a1,…,
an;b0,b1,…,bnをn回(数千回)取込む。これにより、
左右の側端エッジ位置(n箇所)と、両側端における搬
送方向長さh1,h2に測定する。そして、各折丁について
の測定値を基準値と比較することにより次のように折不
良が検査される。
第3図、第4図を参照して原理を説明する。検査装置本
体10は、折丁pが咥折終了後に搬送ベルト5によってチ
ョッパ折用の前当て4まで搬送される間に、第3図に示
すように、検査装置本体10は後述するタイミング信号に
基づいてエッジセンサ100,101からの画像信号a0,a1,…,
an;b0,b1,…,bnをn回(数千回)取込む。これにより、
左右の側端エッジ位置(n箇所)と、両側端における搬
送方向長さh1,h2に測定する。そして、各折丁について
の測定値を基準値と比較することにより次のように折不
良が検査される。
第4図(a)は正常な折丁を示し、この場合の値が基準
値となる。同図(b)は咥折の折目kが平行にずれた場
合、同図(c)は咥折の折目kが曲がった場合、同図
(d)はチョッパ折の折目cが平行にずれる場合、同図
(e)はチョッパ折の折目cが曲がる場合、同図(f)
は角折れが生じる場合の折丁を示す。第4図(b),
(c)に示すような咥折が不良の場合や、同図(e)に
示すようなチョッパ折の折目が曲がる場合は、折丁pの
搬送方向の長さが基準長さと異なる。そのため、折丁p
の搬送方向の長さを測定し、それを基準値と比較するこ
とにより、折不良を検出できる。同様に、角折れの場合
も、側端エッジにおける搬送方向の長さから検出でき
る。また、第4図(d),(e)に示すようなチョッパ
折が不良の場合や、同図(c)に示すような咥折の折目
kが斜めにずれた場合は、折丁pの側端エッジ位置が正
常な場合の位置と異なる。そのため、折丁pの側端エッ
ジ位置を測定し、それを正常な位置と比較することによ
り、折不良を検出できる。
値となる。同図(b)は咥折の折目kが平行にずれた場
合、同図(c)は咥折の折目kが曲がった場合、同図
(d)はチョッパ折の折目cが平行にずれる場合、同図
(e)はチョッパ折の折目cが曲がる場合、同図(f)
は角折れが生じる場合の折丁を示す。第4図(b),
(c)に示すような咥折が不良の場合や、同図(e)に
示すようなチョッパ折の折目が曲がる場合は、折丁pの
搬送方向の長さが基準長さと異なる。そのため、折丁p
の搬送方向の長さを測定し、それを基準値と比較するこ
とにより、折不良を検出できる。同様に、角折れの場合
も、側端エッジにおける搬送方向の長さから検出でき
る。また、第4図(d),(e)に示すようなチョッパ
折が不良の場合や、同図(c)に示すような咥折の折目
kが斜めにずれた場合は、折丁pの側端エッジ位置が正
常な場合の位置と異なる。そのため、折丁pの側端エッ
ジ位置を測定し、それを正常な位置と比較することによ
り、折不良を検出できる。
このような原理に基づいた検出を行なう検査装置本体10
の回路図を第5図に示す。折不良の検査は全ての折丁p
について行なうため、エッジセンサ100,101は折機の最
高速度に充分対応できる速度で常に動作していて、画像
信号A0,A1を出力している。ここでは、エッジセンサ10
0,101はラインセンサであるとする。
の回路図を第5図に示す。折不良の検査は全ての折丁p
について行なうため、エッジセンサ100,101は折機の最
高速度に充分対応できる速度で常に動作していて、画像
信号A0,A1を出力している。ここでは、エッジセンサ10
0,101はラインセンサであるとする。
折丁pの先端がエッジセンサ100,101に到達する直前
に、メイン信号発生器210からメインタイミング信号J0
が1つ発生される。その後、サブ信号発生器211からメ
インタイミング信号J0よりも高い周波数のサブタイミン
グ信号J1が発生される。メイン信号発生器210は1折丁
につき1つのメインタイミング信号J0を発生するために
1折丁につき1回転するローラ(例えばローラ16)に取
付けられ、このローラの1回転毎に1つメインタイミン
グ信号J0が発生される。サブタイミング信号J1は折機の
速度に同期した等時間間隔のパルスである。
に、メイン信号発生器210からメインタイミング信号J0
が1つ発生される。その後、サブ信号発生器211からメ
インタイミング信号J0よりも高い周波数のサブタイミン
グ信号J1が発生される。メイン信号発生器210は1折丁
につき1つのメインタイミング信号J0を発生するために
1折丁につき1回転するローラ(例えばローラ16)に取
付けられ、このローラの1回転毎に1つメインタイミン
グ信号J0が発生される。サブタイミング信号J1は折機の
速度に同期した等時間間隔のパルスである。
エッジセンサ100,101から出力された画像信号A0,A1がそ
れぞれエッジ位置検出部110,111に供給される。エッジ
位置検出部110,111はサブタイミング信号J1画供給され
る毎に各画素毎の画像信号A0,A1を閾値と比較すること
により、側端エッジ位置に検出する。
れぞれエッジ位置検出部110,111に供給される。エッジ
位置検出部110,111はサブタイミング信号J1画供給され
る毎に各画素毎の画像信号A0,A1を閾値と比較すること
により、側端エッジ位置に検出する。
エッジ位置検出部110,111から発生されたエッジ位置信
号B0,B1は比較部140,141にそれぞれ供給されるととも
に、搬送方向長さ検出部130,131にもそれぞれ供給され
る。搬送方向長さ検出部130,131はエッジ位置信号B0,B1
が供給されている期間、サブタイミング信号J1を計数す
ることにより、折丁の搬送方向長さを検出する。搬送方
向長さ検出部130,131から発生された長さ信号F0,F1は比
較部170,171にそれぞれ供給される。
号B0,B1は比較部140,141にそれぞれ供給されるととも
に、搬送方向長さ検出部130,131にもそれぞれ供給され
る。搬送方向長さ検出部130,131はエッジ位置信号B0,B1
が供給されている期間、サブタイミング信号J1を計数す
ることにより、折丁の搬送方向長さを検出する。搬送方
向長さ検出部130,131から発生された長さ信号F0,F1は比
較部170,171にそれぞれ供給される。
サブタイミング信号J1毎にエッジ位置検出部110,111か
ら出力されるエッジ位置信号B0,B1はそれぞれ比較部14
0,141で第1基準値記憶部220より出力された第1基準信
号K1と比較され、差に応じた信号が発生される。第1基
準信号K1は折丁の側端エッジ位置に対応した信号であ
り、折丁の大きさに応じて設定される。比較部140,141
の出力D0,D1は判別部160,161に供給される。
ら出力されるエッジ位置信号B0,B1はそれぞれ比較部14
0,141で第1基準値記憶部220より出力された第1基準信
号K1と比較され、差に応じた信号が発生される。第1基
準信号K1は折丁の側端エッジ位置に対応した信号であ
り、折丁の大きさに応じて設定される。比較部140,141
の出力D0,D1は判別部160,161に供給される。
搬送方向長さ検出部130,131の出力F0,F1は比較部170,17
1で第2基準値記憶部221より出力された第2基準信号K2
と比較され、差に応じた信号が発生される。第2基準信
号K2は折丁の搬送方向長さに対応した信号であり、折丁
の大きさに応じて設定される。比較部170,171の出力H0,
H1は判別部180,181に供給される。
1で第2基準値記憶部221より出力された第2基準信号K2
と比較され、差に応じた信号が発生される。第2基準信
号K2は折丁の搬送方向長さに対応した信号であり、折丁
の大きさに応じて設定される。比較部170,171の出力H0,
H1は判別部180,181に供給される。
判別部160,161,180,181は各測定値と基準値との差が所
定の許容値以下かどうかにより折りが正常か不良かを判
定し、折不良の場合は折不良信号I0,I1,I2,I3を表示部2
00に供給する。この許容値は可変であり、折丁の折品質
に対する要求や検査の精度等により自由に設定できる。
表示部200はこれにより折不良を警告する。
定の許容値以下かどうかにより折りが正常か不良かを判
定し、折不良の場合は折不良信号I0,I1,I2,I3を表示部2
00に供給する。この許容値は可変であり、折丁の折品質
に対する要求や検査の精度等により自由に設定できる。
表示部200はこれにより折不良を警告する。
ここで、エッジセンサ100,101による側端エッジ位置の
測定は多数(n)箇所で行われているので、側端の傾き
も検出でき確実な検査が可能である。もし、1ケ所のみ
しか検出しないとチョッパ折のずれは検出できるが、チ
ョッパ折または咥折の曲がりは検出できない場合もあ
る。何故ならば、このようなチョッパ折または咥折の曲
がりの場合は、測定をしているエッジの位置が偶然に正
常な折丁の位置と等しくなることがあるからである。し
かしながら、この実施例によればチョッパ折のずれとと
もにチョッパ折または咥折の曲がりも確実に検出でき
る。
測定は多数(n)箇所で行われているので、側端の傾き
も検出でき確実な検査が可能である。もし、1ケ所のみ
しか検出しないとチョッパ折のずれは検出できるが、チ
ョッパ折または咥折の曲がりは検出できない場合もあ
る。何故ならば、このようなチョッパ折または咥折の曲
がりの場合は、測定をしているエッジの位置が偶然に正
常な折丁の位置と等しくなることがあるからである。し
かしながら、この実施例によればチョッパ折のずれとと
もにチョッパ折または咥折の曲がりも確実に検出でき
る。
さらに、単に前端、後端エッジの位置を基準位置と比較
するのではなく、前後端エッジ位置の間隔(搬送方向長
さ)を求め、これを基準長さと比較しているのは、折丁
は静止しているのではなく移動しているので、前端エッ
ジと後端エッジの検出のタイミングのずれがあり、差を
取ることによりこれを補償できるからである。
するのではなく、前後端エッジ位置の間隔(搬送方向長
さ)を求め、これを基準長さと比較しているのは、折丁
は静止しているのではなく移動しているので、前端エッ
ジと後端エッジの検出のタイミングのずれがあり、差を
取ることによりこれを補償できるからである。
なお、表示部200での折不良の警告表示はチョッパ折不
良、咥折不良の場合でそれぞれ別の警告を発生してもよ
い。また、警告態様としては表示に限らずブザー音やラ
ンプ点灯による報知でもよいし、さらに、警告のみなら
ず不良の種類や発生回数に応じた情報信号を発生し、折
機の調整制御部にフィードバックして折機の自動調整を
行なわしたり、あるいは不良折丁にスプレーを吹付け、
不良折丁が誤って使用されないようにしてもよい。
良、咥折不良の場合でそれぞれ別の警告を発生してもよ
い。また、警告態様としては表示に限らずブザー音やラ
ンプ点灯による報知でもよいし、さらに、警告のみなら
ず不良の種類や発生回数に応じた情報信号を発生し、折
機の調整制御部にフィードバックして折機の自動調整を
行なわしたり、あるいは不良折丁にスプレーを吹付け、
不良折丁が誤って使用されないようにしてもよい。
このように、この実施例によればロータリ折機から排出
されチョッパ折機へ搬送される折丁の両側の側端のエッ
ジ位置を複数回検出するとともに、両側の側端における
搬送方向長さを検出し、これらを基準値と比較すること
により、折丁の折位置のずれや曲りを確実に検出でき
る。
されチョッパ折機へ搬送される折丁の両側の側端のエッ
ジ位置を複数回検出するとともに、両側の側端における
搬送方向長さを検出し、これらを基準値と比較すること
により、折丁の折位置のずれや曲りを確実に検出でき
る。
なお、この発明は上述した実施例に限定されず、各部の
詳細な構成等は種々変更可能である。例えば、基準値と
しては、あらかじめ計算により求めた値を用いたが、正
常な折丁の測定値を用いてもよい。
詳細な構成等は種々変更可能である。例えば、基準値と
しては、あらかじめ計算により求めた値を用いたが、正
常な折丁の測定値を用いてもよい。
〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によれば、簡単な構成で各
種の折不良を精度良く検出でき、印刷物の品質の安定、
損紙の減少等に貢献できる折不良検査装置を提供でき
る。
種の折不良を精度良く検出でき、印刷物の品質の安定、
損紙の減少等に貢献できる折不良検査装置を提供でき
る。
第1図はこの発明による折不良検査装置の一実施例が設
けられた輪転印刷機の折機の構成を示す概略図、第2図
はこの実施例におけるエッジセンサの配置を示す平面
図、第3図はこの実施例におけるエッジセンサの視野を
示す図、第4図(a)〜(f)は折不良の種々の形態を
示す図、第5図はこの実施例の検査装置本体の回路構成
を示すブロック図である。 1……チョッパテーブル、2……チョッパブレード、5
……搬送ベルト、10……検査装置本体、15……三角板、
17……差込み胴、18……咥胴、19……受渡し胴、100,10
1……エッジセンサ、110,111……エッジ位置検出部、13
0,131……搬送方向長さ検出部、140,141,170,171……比
較部、160,161,180,181……判定部、200……表示部、21
0……メインタイミング信号発生器、211……サブタイミ
ング信号発生器、220,221……基準値記憶部。
けられた輪転印刷機の折機の構成を示す概略図、第2図
はこの実施例におけるエッジセンサの配置を示す平面
図、第3図はこの実施例におけるエッジセンサの視野を
示す図、第4図(a)〜(f)は折不良の種々の形態を
示す図、第5図はこの実施例の検査装置本体の回路構成
を示すブロック図である。 1……チョッパテーブル、2……チョッパブレード、5
……搬送ベルト、10……検査装置本体、15……三角板、
17……差込み胴、18……咥胴、19……受渡し胴、100,10
1……エッジセンサ、110,111……エッジ位置検出部、13
0,131……搬送方向長さ検出部、140,141,170,171……比
較部、160,161,180,181……判定部、200……表示部、21
0……メインタイミング信号発生器、211……サブタイミ
ング信号発生器、220,221……基準値記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−136870(JP,A) 特開 昭61−136868(JP,A) 特開 昭62−211247(JP,A) 特開 昭62−211246(JP,A) 実公 昭52−33291(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】ロータリ折機から排出されチョッパ折機へ
搬送される折丁の両側の側端位置に設けられた第1、第
2エッジセンサと、折機が1折丁を作るのに同期して1
つのメインタイミング信号を発生する第1タイミング発
生器と、折機の動作速度に同期してメインタイミング信
号より高周波数のサブタイミング信号を発生する第2タ
イミング発生器と、メインタイミング信号の1周期の間
で前記第1、第2エッジセンサが折丁の前端を検出して
から折丁の後端を検出するまでの時間間隔に応じて折丁
の両側の側端における搬送方向長さを検出する手段と、
前記サブタイミング信号毎に折丁の両側の側端エッジ位
置を検出する手段と、検出された前記搬送方向長さと側
端エッジ位置に応じて折り不良を検査する手段とを具備
する折不良検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417287A JPH0790945B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 折不良検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7417287A JPH0790945B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 折不良検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63242851A JPS63242851A (ja) | 1988-10-07 |
JPH0790945B2 true JPH0790945B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=13539471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7417287A Expired - Fee Related JPH0790945B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 折不良検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790945B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2799216B2 (ja) * | 1990-03-20 | 1998-09-17 | 東芝機械株式会社 | チョッパ折り装置 |
JPH0342465A (ja) * | 1989-07-10 | 1991-02-22 | Ricoh Co Ltd | 紙折り良否判別装置 |
JPH083419Y2 (ja) * | 1990-10-08 | 1996-01-31 | 株式会社小森コーポレーション | 折丁検査装置 |
JPH06318281A (ja) * | 1993-03-10 | 1994-11-15 | Toshiba Corp | 紙葉類処理装置 |
JPH092704A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-07 | Fujitsu Ltd | 斜行検出機能を有する媒体搬送装置 |
JP2786617B2 (ja) * | 1996-05-16 | 1998-08-13 | 三菱重工業株式会社 | 折機のシート等の搬送装置 |
JP2009091157A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-30 | Komori Corp | 帯状体印刷機の制御装置及び制御方法 |
EP3406553B1 (en) * | 2007-09-20 | 2020-05-13 | Komori Corporation | Control method and apparatus for strip-shaped material printing press |
JP5129026B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2013-01-23 | 株式会社小森コーポレーション | シート状物搬送装置のシート状物監視装置 |
US7990528B2 (en) * | 2009-09-29 | 2011-08-02 | Xerox Corporation | High resolution linear image sensing using multi-row low resolution image sensor |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP7417287A patent/JPH0790945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63242851A (ja) | 1988-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |