JPH0342465A - 紙折り良否判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、紙折り手段によって折られた紙の折りの良
否を判別する装置に関する。

従来の技術 搬送される紙を１対の折りローラからなる紙折り手段に
よって、ループ状にしたうえ２つ折１゜ ３゜ りにしてさらに搬送する装置は複写機や印刷機等に多く
用いられている。ところでこのような装置にあっては、
紙の中央で折られなかったりすることがあるので、これ
を判別する装置として、折られた紙の通過時間を１個の
検知センナで検知し、この検知時間により前記のことを
判別する装置が、例えば特開昭６２−１９６２４９号公
報にみられるようにすでに公知となっている。

発明が解決しようとする課題 ところでこのような良否判別装置は、紙が中央で折られ
なかったことを検知することはできるが、折り目が斜め
の場合にはこれを検知することができないという問題が
ある。

そこでこの発明の目的は、前記のような従来の良否判別
装置のもつ問題を解決し、紙が中央で折られなかったこ
とを検知するのは勿論、折り目が斜めになっていること
も検知することのできる紙折り良否判別装置を提供する
ことである。

課題を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために、検知手
段を紙の搬送方向と直交する直線上で、紙の縦方向中央
線に対してその両側に１対設けたものである。

作　　　用 前記のようなこの発明の紙折り良否判別装置において、
紙が中央で折られていないと、１対の検知手段がいずれ
も中央で折られた紙を検知する時間よりち長く検知し、
また紙の折り目が斜めの場合は、一方の検知手段が中央
で折られた紙を検知する時間よりも長く、他方の検知手
段が短く検知し、これらにより紙が中央で折られておら
ず、また折り目が斜めとなっていることを検知し、この
ようにして紙折りの良否を判別することとなる。

実施例 第１図にはこの発明が適用された紙折り装置１の概略が
示されており、これは折り検知センサ２０．２０’を除
いては従来の紙折り装置とほぼ同様であるので、これの
概略説明をする。

２は記録紙２１の搬入口を示し、ここから搬入された記
録紙２１は搬入口・−ラ３、搬送ローラ５を介して搬送
路６に搬送される。そして２つ折りモードでは記録紙２
１は、その先端がストッパ８に当接して停止し、ループ
状と々ったその中央部が折りローラ対９．１０にくわえ
こまれて、２つ折りにされたうえ搬送路１３に搬送され
てストッパ１２にその折り目が当接して停止し、折りロ
ーラ対１０．１１にくわえこまれて搬送路１４、搬送口
・−ラ１５．搬出ローラ１６を介して排出口１７から排
紙される。

この場合折りローラ対１０．１１と搬送ローラ１５との
中間において、搬送路１４に第２図に示すように記録紙
２１の縦方向中央線Ｘ−Ｘと直交する直線Ｙ−Ｙ上で、
中央線Ｘ−Ｘの両側に】対の折り検知センサ２０．２０
’が設けられていて、この折り検知センナ２０．２０’
は記録紙２１の有無を検知しているものであり、図示し
ないマイクロコンビ、１−夕が発生する第３図（Ｂ）に
示すようなりロックパルスから、折り検知センサ２０．
２０’が紙有りを検知している期間のパルス数を計数し
、検知された記録紙２１の長さをマイクロコンピュータ
で判断して、折りの良否を判断するものである。

この良否判断作用について説明する。

折られていない記録紙２１が折り検知センサ２０゜２０
′を通過すると、第３図（Ａ）に示すように検知してい
る期間に対応する同じ長さの信号Ｔａ。

Ｔａ’が発信される。

そして同じサイズの記録紙２Ｉが第４図（ａ）に示すよ
うに中央の折り目２２で正しく２つ折りとされて折り検
知センサ２０．２０’を通過すると、第３図（ａ）に示
すような検知している期間に対応する同じ長さの信号Ｔ
ｂ、　Ｔｂ’が発信され、この信号Ｔｂ、　Ｔｂ’の長
さは信号Ｔａ、　Ｔａ’の長さの半分となる。

また同じサイズの記録紙２１につき、第４図（ｂ）に示
すように折り目２２は傾斜していないが、中央で折られ
ていないで折り検知センサ２０．２０’を通過すると、
第３図（ｂ）に示すような検知している期間に対応する
同じ長さの信号Ｔｃ、　Ｔｃ’が発信されるが、この信
号Ｔｃ、　Ｔｃ’の長さはＴａ。

Ｔａ’　）Ｔｃ、　Ｔｃ’　）Ｔｂ、　Ｔｂ’となる。

さらに同じサイズの記録紙２１につき、第４図（Ｃ）に
示すように傾斜した折り目２２で折られて折り検知セン
サ２０．２０’を通過すると、第３図（ｃ）に示すよう
な検知している期間に対応する信号Ｔｄ、　Ｔｄ’が発
信され、これらの信号はＴｄ（Ｔｄ’となり、したがっ
てかりにＴｄ　＃　Ｔｂであったとしても、Ｔｄ’　）
Ｔｂ’となる。

前記のようにして発信された各信号はいずれもマイクロ
コンピュータに入力され、この入力された信号が同コン
ピュータ内に設定された基準値と比較され、どちらかの
信号が基準値を超えた場合、紙折りが不良であると判定
することになる。

発明の効果 この発明は前記のようであって、折られた紙の通過時間
を検知する手段が、紙の搬送方向と直交する直線上で、
紙の縦方向中央線をこ対してその両側に１対設けられて
いるので、紙が正しい部所で折られているか否かを判別
するのに加えて、その折り目が正しい向きとなっている
か否かを、同じ検知操作により容易に判断することがで
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用した紙折り装置の概略図、第２
図は同上の折り検知手段の配置図。 第３図は同上の検知手段の出り信号の態様図、第４図は
紙の折り目の異る態様を示゛ｔ。 １・・・紙折り装置　　　　　１０・・・折り０−ラ１
１・・・折りローラ　　　　　１４・・・搬送路２０、
２０″・・・折り検知センサ　２し・記録紙２２・・折
り目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、紙折り手段と、この紙折り手段によって折られて搬
   送される紙の通過時間を検知する手段と、この検知手段
   からの検知時間によって折られた紙の良否を判別する手
   段とを具えている紙折り良否判別装置において、前記検
   知手段は紙の搬送方向と直交する直線上で、紙の縦方向
   中央線に対してその両側に設けられた１対の検知手段か
   らなることを特徴とする紙折り良否判別装置。