JPH079048Y2 - 指示用計器のモール部構造 - Google Patents

指示用計器のモール部構造

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JPH079048Y2
JPH079048Y2 JP8038591U JP8038591U JPH079048Y2 JP H079048 Y2 JPH079048 Y2 JP H079048Y2 JP 8038591 U JP8038591 U JP 8038591U JP 8038591 U JP8038591 U JP 8038591U JP H079048 Y2 JPH079048 Y2 JP H079048Y2
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JP
Japan
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groove
molding
light
indicating instrument
glass
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JP8038591U
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JPH0672021U (ja
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勲 小川
健 後藤
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Jeco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のコンソールパネ
ルに設けられるスピードメータ、フューエルゲージ等の
各種計器を一体的に組み込んだコンビネーションメータ
に適用して好適な指示用計器のモール部構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のコンソールパネルに
取付けられるスピードメータ、フューエルゲージ等の各
種計器を一体的に組み込んだコンビネーションメータと
しては、図2〜図4に示すものが知られている。このコ
ンビネーションメータは、1つの計器本体1内に、タコ
メータ(回転計)2、スピードメータ3、水温計4およ
びフューエルゲージ5を一体的に組み込み、ランプ6a
〜6cから出た光を導光板7a〜7cによって前記各計
器の文字板8〜11に表示された意匠部Aと指針12〜
15に導き、これらを透過照明すると共に、水温計4に
バッテリの電圧を表示する電圧計16を一体的に組込
み、またフューエルゲージ5にオートマチィックのシフ
トパターンを表示する表示装置17をそれぞれ組み込ん
だものであり、計器本体1の前面にはウインドプレート
18が取り付けられ、さらにウインドプレート18の前
面には透明なガラス19が取り付けられている。ガラス
19の表面で左右両側縁部および下縁部にはモール部
(図1斜線部)20と、モール部20の見切りを良くす
る溝21がモール部20の内側縁に沿って形成されてい
る。モール部20は、黒色塗装が施されることにより非
透光部を形成している。塗装に際しては、マスキング塗
装治具22の端縁を溝21に挿入してガラス19の透明
部19aを覆い、黒色塗料をモール部20に吹き付けて
行なう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のモール
部構造にあっては、塗装時における塗料のガラス透明部
19aへの回り込みを溝21によって防止し得るもの
の、夜間照明時、文字板8〜11の意匠部Aを透過した
透過照明光およびポインタの照明光の一部が、ガラス1
9の板厚内を反射しながら進行し、塗装見切り部の溝2
1より直光23として外部に出光するため、本来の意匠
ではないにも拘らず1本の線となって(エッジ状)見え
るという問題があった。また、指針12〜15の指示位
置により溝21の明るい範囲が変化し、見栄えが悪いと
いった問題もあった。
【0004】したがって、本考案は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、見切り溝部が照明光によりエッジ状に光ったり溝
の明るさが指針位置によって変化したりすることがな
く、モール部の見栄えを向上させるようにした指示用計
器のモール部構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、計器本体の前面を覆うガラスの表面にモー
ル部を塗装によって形成すると共に、塗装の見切りのた
めの溝を形成してなり、この溝は開口端が面取りされて
湾曲面を形成し、この湾曲面の始点位置から溝底面にい
たる溝内壁面を拡散面に形成したものである。
【0006】
【作用】本考案において、モール部の見切り溝は内壁面
が拡散面とされ、ガラス板厚内を進行し溝から出光する
照明光を拡散し、エッジ状の直光であったものを、帯状
にすると共に、目に入る光量を減少させる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1(a) 、(b) は本考案に係る指示用
計器のモール部構造の一実施例を示す断面図および要部
拡大断面図である。なお、図中図2〜図4と同一構成部
品のものに対しては同一符号を以て示し、その説明を省
略する。同図において、本実施例はモール部20に沿っ
て形成されている塗装の見切り溝21の開口端を適宜半
径Rにて面取りして湾曲面24を形成し、この湾曲面2
4の始点aから溝底面bにいたる溝内壁面をシボ加工し
て拡散面25としたものである。その他の構成は上記し
た従来構造と同様である。
【0008】かくしてこのような構成からなるモール部
構造においては、ガラス19内を反射、進行し見切り溝
21から出る光23が、拡散面25によって乱反射し、
拡散されるので、エッジ状に光っていたものが帯状に広
がった光となり、目に入る光量を減少させることができ
る。また、拡散面25のため、明暗差が減り、指針の位
置による明るさの変化も目立たず、モール部20の見栄
えを向上させることができる。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る指示用
計器のモール部構造は、塗装見切り溝の開口端に湾曲面
を設け、この湾曲面の始点から溝底面にいたる溝内壁面
を拡散面とし、これによってガラス内部を進行して溝か
ら出る光を拡散させるように構成したので、溝から出る
光の明るさが低下し、目に入る光量および指針位置によ
る明暗差を減少させることができ、モール部の意匠を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 、(b) は本考案に係る指示用計器のモール
部構造の一実施例を示す断面図および要部拡大断面図で
ある。
【図2】コンビネーションメータの正面図である。
【図3】同メータの横断面図である。
【図4】従来のモール部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 計器本体 19 ガラス 20 モール部 21 見切り溝 24 湾曲面 25 拡散面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器本体の前面を覆うガラスの表面にモ
    ール部を塗装によって形成すると共に、塗装の見切りの
    ための溝を形成してなり、この溝は開口端が面取りされ
    て湾曲面を形成し、この湾曲面の始点位置から溝底面に
    いたる溝内壁面を拡散面に形成したことを特徴とする指
    示用計器のモール部構造。
JP8038591U 1991-09-09 1991-09-09 指示用計器のモール部構造 Expired - Lifetime JPH079048Y2 (ja)

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JPH0672021U JPH0672021U (ja) 1994-10-07
JPH079048Y2 true JPH079048Y2 (ja) 1995-03-06

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ID=13716826

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JP6760171B2 (ja) * 2017-03-28 2020-09-23 株式会社デンソー 車両用表示装置
JP7167773B2 (ja) * 2019-03-01 2022-11-09 日本精機株式会社 表示装置

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Publication number Publication date
JPH0672021U (ja) 1994-10-07

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