JPH0790092B2 - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JPH0790092B2
JPH0790092B2 JP63233919A JP23391988A JPH0790092B2 JP H0790092 B2 JPH0790092 B2 JP H0790092B2 JP 63233919 A JP63233919 A JP 63233919A JP 23391988 A JP23391988 A JP 23391988A JP H0790092 B2 JPH0790092 B2 JP H0790092B2
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JP
Japan
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iron
tank
vaporization chamber
iron body
control device
Prior art date
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隆久 辻
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衣類等のしわ伸しを行うスチームアイロンに関
するものである。
従来の技術 従来、スチームアイロンは、例えば特開昭60−203300号
公報に示されているように第4図のような構造になって
いた。すなわち、アイロン掛け作業において、衣類の移
動等でアイロン本体1を使用していない時は、アイロン
本体1を載置台2に載置していた。この時、スチームを
止める手段は、タンク3内からベース4に設けた気化室
4′への給水を電動アクチュエータ5によって開閉桿6
を動作させ、滴下ノズル7を閉じていた。
発明が解決しようとする課題 上記の構造のものでは、アイロン本体1が載置台2に載
置された際、給電端子8と載置台2に設けた電源端子9
が接続して電動アクチュエータ5を動作させることで滴
下ノズル7を閉じ、スチームを止める。しかしアイロン
本体1を載置台2に載置しても給電端子8と電源端子9
が接続するまでスチームが出続けるため、載置台2上に
水滴が溜まり、さらにその水滴が載置台2から流れ出し
たり、載置台2内に入りこむというものであった。
そこで本発明は、アイロン本体を載置台に載置した時
に、瞬時にタンクから気化室への給水を制御してスチー
ムを止めることを第1の目的としている。第2の目的
は、タンクからの給水の制御装置をなくすことである。
第3の目的は、アイロン本体を載置台に載置する前にス
チームを止めることである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、アイロン本体と、
ベース面を下にして傾斜状態でこのアイロン本体を載置
する給電用の載置台とからなるスチームアイロンにおい
て、上記アイロン本体は、ヒーターによって加熱される
ベースに形成した気化室と、この気化室への水を貯留し
ておくためのタンクと、前記タンクから気化室への給水
を制御する制御装置と、載置台への載置状態を検知して
タンクから気化室への給水を停止するように前記制御装
置を作動させる検知装置と、この制御装置の電池電源と
を備えたものである。
また本発明は、アイロン本体と、ベース面を下にして傾
斜状態でこのアイロン本体を載置する給電用の載置台と
からなるスチームアイロンにおいて、上記アイロン本体
は、ヒーターによって加熱されるベースに形成した気化
室と、この気化室への水を貯留しておくためのタンク
と、前記タンクから気化室への水通路に設けた弁装置と
を具備し、この弁装置は、前記載置台にアイロン本体を
ベース面を下にして傾斜状態で載置させたとき、その傾
斜に応動して弁体が水通路を閉じるように構成したもの
である。
さらに本発明は、アイロン本体と、ベース面を下にして
傾斜状態でこのアイロン本体を載置する給電用の載置台
とからなるスチームアイロンにおいて、上記アイロン本
体は、ヒーターによって加熱されるベースに形成した気
化室と、この気化室への水を貯留しておくためのタンク
と、前記タンクから気化室への給水を制御する制御装置
と、載置台への載置動作を検知してタンクから気化室へ
の給水を停止するように前記制御装置を作動させる検知
手段と、この制御装置の電池電源とを備え、かつ検知手
段は載置台に配置した送信装置の無線信号を受ける受信
装置により構成したものである。
作 用 本発明のスチームアイロンは、上記構成によりアイロン
本体を載置台に載置したことを検知する検知装置を設け
ると共にこの検知装置により、タンクから気化室への給
水を制御する制御装置を動作させて給水を制御してスチ
ームを止める。この結果、アイロン本体を載置台に載置
した時、瞬時にスチームが止まるため、載置台に水滴が
留まることもなく、また留まった水が載置台内に入るこ
ともなくなる。さらに、タンク内の水を気化室へ導く水
通路に設けた検知装置によって給水を制御することによ
り一体化することができ、スペース的にコンパクトにす
ることができると共に安価なものにすることができる。
さらにアイロン本体が載置台に接近したことを検知して
制御装置を動作させることにより、載置台にアイロンが
置かれる前にスチームの噴出が停止されるので、水滴が
留まることがなくなると共に、アイロン本体がコードレ
スアイロンの時にはベースの温度の低下を妨げるもので
ある。
実施例 以下その実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図において、コードレスタイプのアイロン本体11
と、ベース12を下にして傾斜状態でこのアイロン本体11
を載置する給電用の載置台13とからスチームアイロンが
構成されている。
上記アイロン本体11は、ヒータ14によって加熱されるベ
ース12に気化室15を形成し、またこの気化室15に対して
滴下ノズル16を介して供給する水を貯留するためのタン
ク17をベース12の上方に配置している。滴下ノズル16は
スチームボタン18によって上下する開閉弁19で開閉され
る。
20は上記タンク17と滴下ノズル16とを結ぶ水通路21の途
中に介在させた電磁弁等の制御装置で、コンデンサーあ
るいは電池等の電源電池22によって駆動されるものであ
る。載置台13には電源コード23がつながれている。
そして、アイロン本体11には載置台13への載置状態を検
知して前記制御装置20を閉作動させる検知装置24が設け
られている。
上記構成において、載置台13へアイロン本体11を載置し
ているとき、載置台13の給電端子25、アイロン本体11の
受電端子26を介してヒーター14に通電され、ベース12の
温度が上昇していく。このとき、滴下ノズル16が開閉弁
19で開成していても、制御装置20で水通路21が閉じられ
ているため、タンク17の水が不用意に気化室15から流出
することがない。
ベース12の温度が十分上昇したところでアイロン本体11
は載置台13から外され、自由にアイロン掛けすることが
できるものである。もちろん、制御装置20は水通路21を
開いているので、滴下ノズル16を開閉弁19で開閉するこ
とによってスチームとドライの仕様切換ができる。
すなわち、滴下ノズル16が開かれているスチーム仕様時
にあって、タンク17の水は滴下ノズル16から気化室15へ
滴下される。気化室15へ滴下された水はベース温度によ
って気化され、スチームとなって所定の通路を介してベ
ース下面の噴出噴出部に案内されるものである。
次に、アイロン本体11を載置台13に載置した場合には、
検知装置24がこの状態を検知し、制御装置20に水通路21
を閉じる信号を出す。したがって、滴下ノズル16の開閉
に関係なくその後の給水が停止されるものである。
第2図は、機械的な実施例を示すもので、タンク17から
気化室15への水通路21に弁装置27を介在させたものであ
る。この弁装置27は、水通路21の途中に形成した弁座28
と、球状の弁体29とより構成されており、前記載置台13
にアイロン本体11をベース12側を下にして傾斜状態で載
置させたとき、その傾斜に応動して弁体29が弁座28に接
して水通路21を閉じるようにしてある。
この実施例のものでは、ベース12の状態によって弁装置
27が自動的に作動するため、第1の実施例のような電源
電池が不要となる。
第3図は、載置台13へのアイロン本体11の載置動作を検
知してタンク17から気化室15への給水を停止するように
制御装置20を作動させる検知手段30を設け、この検知手
段30を載置台13に配置した送信装置31と、この送信装置
31よりの無線信号を受けるためにアイロン本体11側に配
置した受信装置32により構成したものである。
この実施例のものでは、ベース12が載置台13に接近した
時点で送信装置31からの無線信号を受信装置32が受け、
制御装置20を閉じるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、アイロン本体が載置台に載置し
たことを検知する検知装置を設けると共に、この検知装
置によって、タンクからベースに設けた気化室への給水
を制御する制御装置を動作させることによって、アイロ
ン本体を載置台に載置した時に、スチームが出続けて載
置台に水滴が留まることがなくなり、また載置台に留ま
った水が内部に入り、内部に設けた回路や充電部に触れ
ることがなく、より安全性を向上させるものである。さ
らに、アイロン本体がコードレスアイロンの場合には載
置台に載置した時にスチームを止めることによりベース
の温度低下を防止することができるものである。
また本発明は、検知装置と制御装置を一体化することに
より、よりコンパクトにすることができると共に安価な
ものにすることができる。
さらに、アイロン本体が載置台に接近したことを検知す
ることによって制御装置を動作させることによって、上
記検知装置により制御装置を動作させることによる効果
をより向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスチームアイロンを示す縦断面図、第
2図〜第3図は同スチームアイロンの他の実施例を示す
縦断面図、第4図は従来のスチームアイロンの縦断面図
である。 11……アイロン本体、12……ベース、13……載置台、14
……ヒーター、15……気化室、17……タンク、20……制
御装置、21……水通路、22……電源電池、24……検知装
置、27……弁装置、29……弁体、30……検知手段、31…
…送信装置、32……受信装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体と、ベース面を下にして傾斜
    状態でこのアイロン本体を載置する給電用の載置台とか
    らなるスチームアイロンにおいて、上記アイロン本体
    は、ヒーターによって加熱されるベースに形成した気化
    室と、この気化室への水を貯留しておくためのタンク
    と、前記タンクから気化室への給水を制御する制御装置
    と、載置台への載置状態を検知してタンクから気化室へ
    の給水を停止するように前記制御装置を作動させる検知
    装置と、この制御装置の電池電源とを備えたスチームア
    イロン。
  2. 【請求項2】アイロン本体と、ベース面を下にして傾斜
    状態でこのアイロン本体を載置する給電用の載置台とか
    らなるスチームアイロンにおいて、上記アイロン本体
    は、ヒーターによって加熱されるベースに形成した気化
    室と、この気化室への水を貯留しておくためのタンク
    と、前記タンクから気化室への水通路に設けた弁装置と
    を具備し、この弁装置は、前記載置台にアイロン本体を
    ベース面を下にして傾斜状態で載置させたとき、その傾
    斜に応動して弁体が水通路を閉じるように構成したスチ
    ームアイロン。
  3. 【請求項3】アイロン本体と、ベース面を下にして傾斜
    状態でこのアイロン本体を載置する給電用の載置台とか
    らなるスチームアイロンにおいて、上記アイロン本体
    は、ヒーターによって加熱されるベースに形成した気化
    室と、この気化室への水を貯留しておくためのタンク
    と、前記タンクから気化室への給水を制御する制御装置
    と、載置台への載置動作を検知してタンクから気化室へ
    の給水を停止するように前記制御装置を作動させる検知
    手段と、この制御装置の電池電源とを備え、かつ検知手
    段は載置台に配置した送信装置の無線信号を受ける受信
    装置により構成したスチームアイロン。
JP63233919A 1988-09-19 1988-09-19 スチームアイロン Expired - Lifetime JPH0790092B2 (ja)

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JP63233919A JPH0790092B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 スチームアイロン

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JPH0280098A JPH0280098A (ja) 1990-03-20
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JPS6359999A (ja) * 1986-08-29 1988-03-15 松下電器産業株式会社 コ−ドレスアイロン
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